JP2004035631A - 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2004035631A
JP2004035631A JP2002191694A JP2002191694A JP2004035631A JP 2004035631 A JP2004035631 A JP 2004035631A JP 2002191694 A JP2002191694 A JP 2002191694A JP 2002191694 A JP2002191694 A JP 2002191694A JP 2004035631 A JP2004035631 A JP 2004035631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrocarbon group
parts
monovalent hydrocarbon
weight
organopolysiloxane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002191694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4088764B2 (ja
Inventor
Takafumi Sakamoto
坂本 隆文
Nobuyoshi Kameda
亀田 宜良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2002191694A priority Critical patent/JP4088764B2/ja
Priority to US10/608,365 priority patent/US6809136B2/en
Publication of JP2004035631A publication Critical patent/JP2004035631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4088764B2 publication Critical patent/JP4088764B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/14Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/14Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • C08G77/16Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to hydroxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/14Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • C08G77/18Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups to alkoxy or aryloxy groups

Abstract

【解決手段】(A)オルガノオキシシリル基を一分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン                 100重量部
(B)水酸基を末端に有する直鎖状オルガノポリシロキサン1〜30重量部
(C)オルガノオキシシラン又はその部分加水分解縮合物 0.5〜15重量部
(D)チタンキレート触媒               0.1〜10重量部
を含有する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
【効果】本発明によれば、密封条件下での保存安定性に優れ、難接着の樹脂に対して良好に接着する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物が得られる。
【選択図】   なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物に関するものであり、特にシーリング材あるいは電気電子部品の接着・固定などに使用される難接着の樹脂に対する接着性に優れたオルガノポリシロキサン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気中の水分と接触することにより室温でエラストマー状に硬化する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、種々のタイプのものが公知であるが、とりわけアルコールを放出して硬化するタイプのものは不快臭がないこと、金属類を腐食しないことが特徴となって、電気・電子機器等のシーリング用、接着用、コーティング用に好んで使用されている。かかるタイプの代表例としては、特公昭39−27643号公報に記載のものが挙げられ、これには水酸基末端封鎖オルガノポリシロキサンとアルコキシシランと有機チタン化合物からなる組成物が開示されている。また、特開昭55−43119号公報には、アルコキシシリル末端封鎖オルガノポリシロキサンとアルコキシシランとアルコキシチタンからなる組成物が開示されている。また、特公平7−39547号公報には、シルエチレン基を含むアルコキシシリル末端封鎖オルガノポリシロキサンとアルコキシシランとアルコキシチタンからなる組成物が開示されている。更に、特開昭62−207369号公報には、アルコキシシリル末端封鎖オルガノポリシロキサンと水酸基末端オルガノポリシロキサン、アルコキシシランとチタンからなる組成物が開示されており、耐油膨潤性、シェルフ・ライフ(保存性)が改良されるとしている。これらアルコールを放出して硬化するタイプについては、製造方法、保存安定性(経時変化の抑制)、耐油膨潤性といった種々の特性改良が検討されてきており、実質的に類似の組成であっても、目的とする要求特性をクリアーするためには、前述の開示された組成自体が重要な意味を持っている。
【0003】
一方、電気・電子製品の筐体等に使用されている樹脂は、樹脂の耐久性の技術が向上するとともに、従来のシーリング材では接着できないケースが増えてきており、電気・電子機器等のシーリング用、接着用、コーティング用として使用されている上記組成物は、このような樹脂に対して十分な接着性は得られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、シーリング材あるいは電気電子部品の接着・固定などに使用される難接着の樹脂に対する接着性に優れる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、オルガノオキシシリル基を一分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサンをベースポリマーとし、これに、特定量の末端を水酸基で封鎖されたオルガノポリシロキサン、オルガノオキシシラン又はその部分加水分解縮合物、及びチタンキレート触媒を添加することにより、保存安定性に優れると共に、難接着とされていた樹脂に対する接着性が飛躍的に向上するオルガノポリシロキサン組成物となり得ることを見出し、本発明をなすに至った。
【0006】
従って、本発明は、
(A)下記一般式(1)、下記平均式(2)又は(3)
【化4】
Figure 2004035631
(式中、Rは一価炭化水素基、Rは一価炭化水素基又はアルコキシ基置換一価炭化水素基、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基、Yは酸素原子又は炭素数1〜8の二価炭化水素基、bは1〜3の整数であり、c,d,e,mは1以上の整数、kは2以上の整数であり、各式においてc,d+m,e+kは25℃におけるオルガノポリシロキサンの粘度を20〜1,000,000センチポイズとする整数である。)
で表されるオルガノオキシシリル基を一分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン                      100重量部
(B)下記一般式(4)
【化5】
Figure 2004035631
(式中、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基、fは25℃における粘度が20〜1,000,000センチポイズとなるような整数である。)
で表わされる水酸基を末端に有する直鎖状オルガノポリシロキサン1〜30重量部
(C)一般式R Si(OR4−a(式中、Rは一価炭化水素基、Rは一価炭化水素基又はアルコキシ基置換炭化水素基、aは0又は1である。)で示されるオルガノオキシシラン又はその部分加水分解縮合物   0.5〜15重量部
(D)チタンキレート触媒              0.1〜10重量部
を含有する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は、本組成物の基材(ベースポリマー)となる成分に、酸素原子又は二価炭化水素基を介して、オルガノオキシ基結合のケイ素原子を1分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサンを使用し、これに特定量の水酸基で封鎖されたオルガノポリシロキサン、オルガノオキシシラン又はその部分加水分解縮合物、及び触媒としてチタンキレート化合物を配合することによって得ることができる。
【0008】
本発明に使用される(A)成分は、本組成物の基材(ベースポリマー)となるものであり、酸素原子又は二価炭化水素基を介して、オルガノオキシ基、特にアルコキシ基結合のケイ素原子を1分子中に少なくとも2個、好ましくは2〜10個有するオルガノポリシロキサンであることが必要であり、(A)成分は、下記一般式(1)、下記平均式(2)及び(3)で表わされるオルガノオキシシリル基を有するオルガノポリシロキサンから選ばれる1種又は2種以上である。なお、平均式(2),(3)の平均式とは、側鎖にアルコキシ基を有するシロキサン単位がまとまってブロック化していなくてもよく、1つずつ分散していてもよいことを意味する。
【0009】
【化6】
Figure 2004035631
(式中、Rは一価炭化水素基、Rは一価炭化水素基又はアルコキシ基置換一価炭化水素基、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基、Yは酸素原子又は炭素数1〜8の二価炭化水素基、bは1〜3の整数であり、c,d,e,mは1以上の整数、kは2以上の整数であり、各式においてc,d+m,e+kは25℃におけるオルガノポリシロキサンの粘度を20〜1,000,000センチポイズとする整数である。)
【0010】
上記一般式(1)、上記平均式(2)又は(3)で表わされるオルガノポリシロキサンにおいて、R、Rの一価炭化水素基の例としては、炭素数1〜12、特に1〜10の非置換又はハロゲン置換、シアノ置換等の置換一価炭化水素基が好ましく、メチル,エチル,プロピル,ブチル,ヘキシル,オクチル,デシル,オクタデシルなどのアルキル基、シクロペンチル,シクロヘキシルなどのシクロアルキル基、ビニル,アリルなどのアルケニル基、フェニル,トリル,ナフチルなどのアリール基、ベンジル,フェニルエチル,フェニルプロピルなどのアラルキル基などが挙げられ、ハロゲン化炭化水素基としてはクロロメチル,トリフロロメチル,クロロプロピル,3,3,3−トリフロロプロピル,クロロフェニル,ジブロモフェニル,テトラクロロフェニル,ジフルオロフェニル基などが例示され、シアノアルキル基としてはβ−シアノエチル,γ−シアノプロピル,β−シアノプロピル基などが例示され、メチル基が特に好ましい。
【0011】
また、Rとしては炭素数1〜10、特に1〜4のものが好ましい。一価炭化水素基としては上記と同様のものが挙げられるが、メチル,エチル,プロピル,ブチル,ヘキシル,オクチルなどのアルキル基、メトキシエチル,エトキシエチル,メトキシプロピル,メトキシブチルなどのアルコキシ基置換アルキル基が例示され、メチル基、エチル基が特に好ましい。
、R、Rはそれぞれ炭素原子数1〜3を持つことが好適であり、更に好適にはメチル基である。
【0012】
Yは酸素原子又は二価炭化水素基であり、二価炭化水素基としては−CHCH−、−CHCHCH−、−CHC(CH)H−などの炭素数1〜8、特に1〜6のアルキレン基が例示され、−CHCH−が特に好ましい。
【0013】
b、m、kは上記の通りであるが、bは好適には2又は3であり、mは好ましくは1〜10、特に好ましくは1〜5、とりわけ好ましくは1〜3、kは好ましくは2〜10、特に好ましくは2〜6、とりわけ好ましくは2〜4である。m,kが大きすぎると硬化物のゴム弾性が不十分となることがある。
【0014】
(A)成分の25℃での粘度は20〜1,000,000センチポイズの範囲であり、これは20センチポイズより小さいと硬化後のエラストマーに優れた物理的性質、特に柔軟性と高い伸びを与えることができず、また、1,000,000センチポイズより大きいと組成物の粘度が高くなり、施工時の作業性が著しく悪くなる。より好ましくは100〜500,000センチポイズの範囲であり、従って、n,d+m,e+kはオルガノポリシロキサンの粘度をこの範囲にするように選定される。
【0015】
(A)成分の酸素原子又は二価炭化水素基を介してオルガノオキシシリル基を一分子中に少なくとも2個含有するオルガノポリシロキサンの製造方法は、従来公知の方法で製造され得る。例えば、対応するアルケニル基末端オルガノポリシロキサンと下記式(6)
【化7】
Figure 2004035631
(式中、R、R及びbとも前記と同じである。)
で示されるオルガノオキシシランをPt触媒存在下で付加反応させるか、又は対応するSiH末端オルガノポリシロキサンと下記式(7)
【化8】
Figure 2004035631
(式中、Rは、アルケニル基であり、R、R及びbは前記と同じである。)で示されるシランとの付加反応などにより(A)成分を製造することができる。
【0016】
次に、本発明に使用される(B)成分は、本発明の目的である樹脂接着性を付与するための重要な成分であり、下記一般式(4)で表わされる水酸基を末端に有する直鎖状オルガノポリシロキサンである。
【化9】
Figure 2004035631
(式中、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基であり、fは25℃における粘度が20〜1,000,000センチポイズとなるような整数である。)
【0017】
ここで、Rは上述した(A)成分のRと同様のものを例示することができる。また、(B)成分の25℃における粘度は20〜1,000,000センチポイズ、好ましくは100〜500,000センチポイズの範囲であり、粘度がこの範囲より小さいと接着性の付与が不十分となり、この範囲より大きいと組成物の作業性が悪くなる。
【0018】
(B)成分の添加量は、(A)成分100重量部に対して通常1〜30重量部であり、好ましくは5〜20重量部である。多すぎると組成物の保存安定性(経時変化)が悪くなり、また、少なすぎると目的である難接着の樹脂への接着性が悪くなる。
【0019】
本発明に使用される(C)成分は、本組成物の架橋剤として作用し、組成物が硬化してゴム弾性体となるための成分である。これには下記一般式で示されるオルガノオキシシラン又はその部分加水分解縮合物が使用される。
Si(OR4−a
(式中、Rは一価炭化水素基、Rは一価炭化水素基又はアルコキシ基置換一価炭化水素基、aは0又は1である。)
【0020】
なお、上記R,Rの一価炭化水素基及びアルコキシ基置換一価炭化水素基は、上述した(A)成分の説明で挙げたものと同様のものが例示される。
【0021】
(C)成分の具体例としては、テトラメトキシシラン,テトラエトキシシラン,メチルセロソルブオルソシリケートなどの4官能アルコキシシラン類,メチルトリメトキシシラン,メチルトリエトキシシラン,エチルトリメトキシシラン,ビニルトリメトキシシラン,フェニルトリメトキシシラン,メチルトリメトキシエトキシシランなどの3官能アルコキシシラン類及びその部分加水分解縮合物などが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、また2種以上を混合してもよい。また、硬化後のゴム弾性体に低モジュラス性を付与するために、ジフェニルジメトキシシラン、ジメチルジメトキシシランなどの2官能アルコキシシラン類を付加的に添加してもよい。
【0022】
(C)成分の添加量は、(A)成分100重量部に対して通常0.5〜15重量部の範囲であり、好ましくは1〜10重量部の範囲である。添加量が少なすぎると組成物が十分に硬化しなかったり、カートリッジ内に保存中に増粘・ゲル化し易くなる。また、多すぎると硬化が遅くなったり、十分なゴム物性が出なかったり、経済的に不利益となる。
【0023】
本発明に使用される(D)成分は、本組成物を硬化せしめるための触媒であり、テトライソプロポキシチタン、テトラ−t−ブトキシチタン、チタニウムジ(イソプロポキシ)ビス(エチルアセトアセテート)、チタニウムジ(イソプロポキシ)ビス(アセチルアセトナート)等の有機チタン化合物;ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズビスアセチルアセトナート、オクチル酸スズ等の有機スズ化合物;ジオクチル酸鉛等の金属のジカルボン酸塩;ジルコニウムテトラアセチルアセトナート等の有機ジルコニウム化合物;アルミニウムトリアセチルアセトナート等の有機アルミニウム化合物;ヒドロキシルアミン、トリブチルアミン等のアミン類等が挙げられる。これらの中でも、有機チタン化合物が好ましく、本組成物の改善された保存安定性を得るためにはチタンキレート触媒であることが特に好ましい。チタンキレート触媒としては、下記一般式(8)及び(9)から選ばれた少なくとも1種のチタンキレート触媒であることが好ましい。
【化10】
Figure 2004035631
(式中、Xは一価炭化水素基、アルコキシ基、アミノ基から選ばれる基を表し、R、R、Rは前記と同じである。pは1〜8の整数である。)
【0024】
この場合、Xの一価炭化水素基としては、R、Rと同様の炭素数1〜12、特に1〜10の一価炭化水素基が例示され、アルコキシ基としては炭素数1〜8、特に1〜6のものが挙げられる。なお、RとRとは互いに結合して、これらが結合するC=Cと共に合計炭素数5〜8の環を形成してもよい。
【0025】
(D)成分の具体例は、ジイソプロポキシビス(アセト酢酸エチル)チタン、ジイソプロポキシビス(アセチルアセトン)チタン、ジブトキシビス(アセト酢酸メチル)チタンや下記式で示されるものなどが例示される。
【化11】
Figure 2004035631
【0026】
(D)成分の添加量は触媒量であり、通常(A)成分100重量部に対して0.1〜10重量部の範囲、好ましくは0.2〜7重量部の範囲である。添加量が少なすぎると本組成物の硬化が遅くなり、多過ぎると硬化が早すぎたり、保存安定性が悪くなる。
【0027】
更に、本発明の組成物には、(E)成分として、本組成物の硬化前の流動性を調整したり、硬化後のゴム弾性体のモジュラスを調整するために、下記一般式(5)で表わされるトリメチルシロキシ基を末端に有する直鎖状オルガノポリシロキサンを配合することが好ましい。
【化12】
Figure 2004035631
(式中、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基、gは25℃における粘度が20〜1,000,000センチポイズとなるような整数であり、Meはメチル基を示す。)
【0028】
ここで、Rの非置換又は置換の一価炭化水素基としては、上述した(A)成分の説明で挙げたRと同様のものが例示される。
【0029】
(E)成分の25℃での粘度は20〜1,000,000センチポイズの範囲であり、これは20センチポイズより小さいと硬化後のエラストマーに優れた物理的性質、特に柔軟性と高い伸びを与えることができない場合があり、また、1,000,000センチポイズより大きいと組成物の粘度が高くなり、施工時の作業性が著しく悪くなる場合がある。より好ましくは100〜500,000センチポイズの範囲であり、従って、nはオルガノポリシロキサンの粘度をこの範囲にするように選定される。
【0030】
(E)成分の添加量は、通常(A)成分100重量部に対して1〜50重量部、特に5〜40重量部配合することが好ましい。配合量が少なすぎると上記添加効果が不十分となる場合があり、多すぎると接着性の付与に悪影響を与える場合がある。
【0031】
本発明においては、更に(F)成分として煙霧状シリカを配合することが好ましい。本発明に使用される(F)成分は、硬化後のゴム弾性体の機械的強度を補強するために使用される。
【0032】
本発明においては、煙霧状シリカ、好ましくはBET比表面積が10m/g以上、特に好ましくは50〜400m/gである煙霧状シリカを(A)成分100重量部に対して1〜40重量部、好ましくは2〜30重量部配合することが好ましい。
【0033】
ここで、煙霧状シリカとしては、疎水性シリカ、親水性シリカが挙げられ、これらは単独あるいは併用してもよい。疎水性シリカとしては、ジアルキルシリル基やトリアルキルシリル基を有する有機珪素化合物で処理されたものが用いられる。中でも、ヘキサメチルジシラザン等を用い、シリカ表面にトリメチルシリル基を結合させたものが特に好ましいが、ジメチルジクロロシラン、環状ジメチルシロキサン、水酸基含有ジメチルオリゴシロキサン等で表面処理されているものであってもよい。更に、複数の疎水性シリカを併用して用いてもよい。
【0034】
本発明の組成物には、前記した(A)〜(F)成分の他に、更に必要に応じて、硬化前の流れ特性を改善し、硬化後のゴム状弾性体に必要な機械的性質を付与するために、微粉末状の無機質充填剤を添加することもできる。無機質充填剤としては石英微粉末、炭酸カルシウム、煙霧質二酸化チタン、けいそう土、水酸化アルミニウム、微粒子状アルミナ、マグネシア、酸化亜鉛、炭酸亜鉛及びこれらをシラン類、シラザン類、低重合度シロキサン類、有機化合物などで表面処理したものなどが例示される。
【0035】
更に、本発明の組成物には、本発明の目的を損なわない範囲において、有機溶剤、防カビ剤、難燃剤、耐熱剤、可塑剤、チクソ性付与剤、接着促進剤、硬化促進剤、顔料などを添加することができる。
【0036】
本発明の組成物は、(A)〜(F)成分、及び必要に応じて各種添加剤を、湿気を遮断した状態で混合することにより得られる。得られた組成物は密閉容器中でそのまま保存し、使用時に空気中の水分にさらすことにより、ゴム状弾性体に硬化する、いわゆる1液型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物として用いることができる。
【0037】
本発明のオルガノポリシロキサン組成物は、シーリング材あるいは電気電子部品の接着・固定などに使用される難接着の樹脂に対する接着性に優れるものである。
【0038】
また、本組成物は、優れた耐水性、耐湿性を有することから、船底塗料、発電所海水導入管用塗料、魚網塗料等の耐水性が必要なコーティング材料、LCDやPDP等の耐湿性が必要な防湿コーティング材料、電線と樹脂被覆間の接着シール、樹脂ケース、又は樹脂コネクタと電線の間の接着シール、減圧、又は加圧チャンバーの接着シール等の用途に対する適合性が高いものである。
【0039】
更に、建築用として耐湿、耐水性が必要な、ゴムガスケットとガラス面の接着シール、複層ガラス用目地シール、防水シート接合面、端面の接着シール、太陽熱温水器と屋上防水シートの接着シール、太陽電池パネルと瓦の接着シール、建築用サイディングパネルの壁材への面接着へも有効である。
【0040】
また、メーター等のガラス、透明樹脂板と窓枠の接着シール材等の用途に対しても適用することが期待できる。
【0041】
【実施例】
以下、合成例、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において、部は重量部を示し、粘度は25℃における値を示す。
【0042】
[合成例1]
粘度が30,000センチポイズのα,ω−ジメチルビニル−ジメチルポリシロキサン100部と、トリメトキシシラン7部及び触媒として塩化白金酸の1%イソプロパノール溶液1部を添加し、N気流下、80℃で8時間混合した。その後、10mmHgの減圧下で50℃に加熱して、余剰のトリメトキシシランを留去した。
得られたポリマーは、粘度が30,500センチポイズであり、テトラブチルチタネートと100:1の比率で混合したところ、直ちには増粘せず、1日後には硬化した。このことからポリマー末端のビニル基にトリメトキシシランが付加したことが確認できる。このポリマーをポリマーAとする。ポリマーAの平均式を下記に示す。
【0043】
【化13】
Figure 2004035631
【0044】
[合成例2]
粘度が20,000センチポイズのα,ω−ジメチルヒドロキシ−ジメチルポリシロキサン100部と、テトラメトキシシラン10部及び触媒としてイソプロピルアミン0.1部を添加し、N気流下、100℃で6時間混合した。その後、10mmHgの減圧下で50℃に加熱して、余剰のテトラメトキシシランを留去した。
得られたポリマーは、粘度が21,000センチポイズであり、テトラブチルチタネートと100:1の比率で混合したところ、直ちには増粘せず、1日後には硬化した。このことからポリマー末端がトリメトキシシリル基で置換したことが確認できる。このポリマーをポリマーBとする。ポリマーBの平均式を下記に示す。
【0045】
【化14】
Figure 2004035631
【0046】
[合成例3]
粘度が30,000センチポイズであって、側鎖に1個のビニル基を有し、両末端にビニル基を有する末端−ジメチルビニル−ジメチルポリシロキサン100部と、トリメトキシシラン7部及び触媒として塩化白金酸の1%イソプロパノール溶液1部を添加し、N気流下、80℃で8時間混合した。その後、10mmHgの減圧下で50℃に加熱して、余剰のトリメトキシシランを留去した。
得られたポリマーは、粘度が31,000センチポイズであり、テトラブチルチタネートと100:1の比率で混合したところ、直ちには増粘せず、1日後には硬化した。このことからポリマー末端及び側鎖のビニル基にトリメトキシシランが付加したことが確認できる。このポリマーをポリマーCとする。ポリマーCの平均式を下記に示す。
【0047】
【化15】
Figure 2004035631
【0048】
[合成例4]
粘度が29,000センチポイズであって、側鎖に3個のビニル基を有し、両末端にビニル基を有する末端−ジメチルビニル−ジメチルポリシロキサン100部と、トリメトキシシラン15部及び触媒として塩化白金酸の1%イソプロパノール溶液1部を添加し、N気流下、80℃で8時間混合した。その後、10mmHgの減圧下で50℃に加熱して、余剰のトリメトキシシランを留去した。
得られたポリマーは、粘度が31,500センチポイズであり、テトラブチルチタネートと100:1の比率で混合したところ、直ちには増粘せず、1日後には硬化した。このことからポリマー末端及び側鎖のビニル基にトリメトキシシランが付加したことが確認できる。このポリマーをポリマーDとする。ポリマーDの平均式を下記に示す。
【0049】
【化16】
Figure 2004035631
【0050】
[実施例1]
ポリマーA65部と、粘度が700センチポイズのα,ω−ジメチルヒドロキシ−ジメチルポリシロキサン5部、比表面積が130m/gの煙霧状シリカ5部を均一に混合し、150℃で2時間加熱減圧混合した。これにビニルトリメトキシシラン4部とジイソプロポキシ−ビス(アセト酢酸エチル)チタン2部を減圧下で均一になるまで混合し、更にγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン1部を減圧下で均一になるまで混合して組成物を調製した。これをポリカートリッジに入れて密封した。
【0051】
[実施例2]
ポリマーAの代わりにポリマーBを使用した以外は、実施例1と同様の手法で組成物を調製した。
【0052】
[実施例3]
実施例1に粘度が300センチポイズのα,ω−トリメチルシロキシ−ジメチルポリシロキサン10部を添加した以外は、実施例1と同様の手法で組成物を調製した。
【0053】
[実施例4]
ポリマーAの代わりにポリマーCを使用した以外は、実施例1と同様の手法で組成物を調製した。
【0054】
[実施例5]
ポリマーAの代わりにポリマーDを使用した以外は、実施例1と同様の手法で組成物を調製した。
【0055】
[比較例1]
実施例1において、粘度が700センチポイズのα,ω−ジメチルヒドロキシ−ジメチルポリシロキサン5部を配合しなかった以外は、実施例1と同様の手法で組成物を調製した。
【0056】
[比較例2]
実施例2において、粘度が700センチポイズのα,ω−ジメチルヒドロキシ−ジメチルポリシロキサン65部にした以外は、実施例2と同様の手法で組成物を調製した。
【0057】
[比較例3]
実施例1において、ポリマーAの代わりに粘度が700センチポイズのα,ω−ジメチルヒドロキシ−ジメチルポリシロキサン65部を配合した以外は、実施例1と同様の手法で組成物を調製した。
【0058】
上記で得られた組成物を、下記の評価方法により、ゴム物性及び接着性を評価した。また、保存安定性を下記に示す方法により測定した。これらの結果を表1,2に示す。
【0059】
ゴム物性:
上記で得られた組成物を用いて厚さ2mmのシートを作製し、23℃、50%RHの雰囲気下で7日間硬化させ、このシートについて、JIS−K6249に準じて、硬さ、引張り強さ及び切断時伸びを測定した。
接着性:
各種被着体に上記組成物を接着面25×10mm、厚み2mmになるように塗布し、23℃、50%RHの雰囲気下で7日間硬化させて試験体を作製し、次いでこの試験体を剪断方向に引っ張り、接着力を測定した。
【0060】
保存安定性:
実施例及び比較例で得られた未硬化の組成物をカートリッジの荷姿で70℃の乾燥機中で加熱養生し、7日後の組成物について、初期の組成物と同様にゴム物性及び接着性の測定を行った。
【0061】
【表1】
Figure 2004035631
【0062】
【表2】
Figure 2004035631
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、従来の1液型脱アルコールタイプの室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物に比べ、密封条件下での保存安定性にも優れ、特に難接着であったPPS、PBTといった樹脂に対して良好に接着する室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物が得られる。

Claims (3)

  1. (A)下記一般式(1)、下記平均式(2)又は(3)
    Figure 2004035631
    (式中、Rは一価炭化水素基、Rは一価炭化水素基又はアルコキシ基置換一価炭化水素基、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基、Yは酸素原子又は炭素数1〜8の二価炭化水素基、bは1〜3の整数であり、c,d,e,mは1以上の整数、kは2以上の整数であり、各式においてc,d+m,e+kは25℃におけるオルガノポリシロキサンの粘度を20〜1,000,000センチポイズとする整数である。)
    で表されるオルガノオキシシリル基を一分子中に少なくとも2個有するオルガノポリシロキサン                      100重量部
    (B)下記一般式(4)
    Figure 2004035631
    (式中、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基、fは25℃における粘度が20〜1,000,000センチポイズとなるような整数である。)
    で表わされる水酸基を末端に有する直鎖状オルガノポリシロキサン1〜30重量部
    (C)一般式R Si(OR4−a(式中、Rは一価炭化水素基、Rは一価炭化水素基又はアルコキシ基置換一価炭化水素基、aは0又は1である。)で示されるオルガノオキシシラン又はその部分加水分解縮合物 0.5〜15重量部
    (D)チタンキレート触媒              0.1〜10重量部
    を含有することを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  2. 更に、(E)下記一般式(5)
    Figure 2004035631
    (式中、Rは非置換又は置換の一価炭化水素基であり、gは25℃における粘度が20〜1,000,000センチポイズとなるような整数であり、Meはメチル基を示す。)
    で表わされるトリメチルシロキシ基を末端に有する直鎖状オルガノポリシロキサンを(A)成分100重量部に対して1〜50重量部含有する請求項1記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  3. 更に、(F)煙霧状シリカを(A)成分100重量部に対して1〜40重量部含有する請求項1又は2記載の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
JP2002191694A 2002-07-01 2002-07-01 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Expired - Fee Related JP4088764B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002191694A JP4088764B2 (ja) 2002-07-01 2002-07-01 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US10/608,365 US6809136B2 (en) 2002-07-01 2003-06-30 Room temperature curable organopolysiloxane compositions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002191694A JP4088764B2 (ja) 2002-07-01 2002-07-01 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004035631A true JP2004035631A (ja) 2004-02-05
JP4088764B2 JP4088764B2 (ja) 2008-05-21

Family

ID=29774416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002191694A Expired - Fee Related JP4088764B2 (ja) 2002-07-01 2002-07-01 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6809136B2 (ja)
JP (1) JP4088764B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005290330A (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2006265529A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2010037457A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Nitto Denko Corp 無機微粒子を含有するシリコーン樹脂組成物
JP2011099070A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Shin-Etsu Chemical Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2015523456A (ja) * 2012-07-30 2015-08-13 ダウ コーニング コーポレーションDow Corning Corporation 熱伝導性縮合反応硬化型ポリオルガノシロキサン組成物、並びに該組成物の調製及び使用のための方法
KR20190046849A (ko) 2016-08-26 2019-05-07 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 탈알코올형 실온 경화성 오가노폴리실록세인 조성물 및 이 조성물의 경화물로 실링된 물품
JP2020029525A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社オリジン 塗料組成物、塗装品及び塗装品の製造方法
JP2021515066A (ja) * 2018-02-22 2021-06-17 ヘンケル アイピー アンド ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 湿気硬化性シリコーンポリマー、及びその使用
US11090253B2 (en) 2016-08-03 2021-08-17 Dow Silicones Corporation Cosmetic composition comprising silicone materials
WO2023032745A1 (ja) * 2021-09-03 2023-03-09 信越化学工業株式会社 オルガノポリシロキサン化合物、室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物、及び物品

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006131824A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
DE602005009971D1 (de) * 2004-11-19 2008-11-06 Dow Corning Zusammensetzung aus organohydrogenpolysiloxanharz und silizium
JP2006265485A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4569765B2 (ja) * 2005-05-13 2010-10-27 信越化学工業株式会社 電気・電子部品保護用室温硬化型シリコーンゴム組成物、並びに実装回路板、銀電極及び銀チップ抵抗器
JP4811562B2 (ja) * 2005-05-13 2011-11-09 信越化学工業株式会社 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US7527838B2 (en) * 2006-04-06 2009-05-05 Momentive Performance Materials Inc. Architectural unit possessing translucent silicone rubber component
JP2007321122A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4798396B2 (ja) * 2008-07-07 2011-10-19 信越化学工業株式会社 水中生物付着防止塗料組成物及びそれを用いた水中構造物
WO2012157225A1 (ja) 2011-05-13 2012-11-22 モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
CN113773505A (zh) * 2013-12-27 2021-12-10 陶氏东丽株式会社 室温下可固化的有机硅橡胶组合物及其用途以及修复电子设备的方法
CN107207860B (zh) 2015-01-28 2021-03-30 美国陶氏有机硅公司 弹性体组合物及其应用
CN105111443B (zh) * 2015-09-25 2018-05-08 成都硅宝科技股份有限公司 高透光率单组份缩合型室温硫化硅橡胶组合物及制备方法
GB201613399D0 (en) 2016-08-03 2016-09-14 Dow Corning Cosmetic composition comprising silicone materials
GB201707439D0 (en) 2017-05-09 2017-06-21 Dow Corning Lamination Process
GB201707437D0 (en) 2017-05-09 2017-06-21 Dow Corning Lamination adhesive compositions and their applications
WO2019148341A1 (en) * 2018-01-31 2019-08-08 Dow Global Technologies Llc Polysiloxane resin composition

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1304362A (ja) * 1969-04-25 1973-01-24
JPS5543119A (en) 1978-09-20 1980-03-26 Sws Silicones Corp Titanium ester contained vulcanizable organopolysiloxane composition and its manufacture
JPS6121157A (ja) * 1984-07-09 1986-01-29 Toshiba Silicone Co Ltd 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
US4652624A (en) 1986-03-03 1987-03-24 Dow Corning Corporation Room-temperature-curing silicone sealants
JP2998505B2 (ja) 1993-07-29 2000-01-11 富士写真光機株式会社 ラジアル超音波走査装置
US5936032A (en) * 1997-02-26 1999-08-10 General Electric Company Two component fast-curing-RTV adhesive sealant suitable for low-ratio packaging

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005290330A (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4530136B2 (ja) * 2004-04-06 2010-08-25 信越化学工業株式会社 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物及びその製造方法
KR101127368B1 (ko) 2004-04-06 2012-03-30 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 실온 경화성 오르가노폴리실록산 조성물
JP2006265529A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2010037457A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Nitto Denko Corp 無機微粒子を含有するシリコーン樹脂組成物
JP2011099070A (ja) * 2009-11-09 2011-05-19 Shin-Etsu Chemical Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2015523456A (ja) * 2012-07-30 2015-08-13 ダウ コーニング コーポレーションDow Corning Corporation 熱伝導性縮合反応硬化型ポリオルガノシロキサン組成物、並びに該組成物の調製及び使用のための方法
US9752007B2 (en) 2012-07-30 2017-09-05 Dow Corning Corporation Thermally conductive condensation reaction curable polyorganosiloxane composition and methods for the preparation and use of the composition
US11090253B2 (en) 2016-08-03 2021-08-17 Dow Silicones Corporation Cosmetic composition comprising silicone materials
KR20190046849A (ko) 2016-08-26 2019-05-07 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 탈알코올형 실온 경화성 오가노폴리실록세인 조성물 및 이 조성물의 경화물로 실링된 물품
US11401419B2 (en) 2016-08-26 2022-08-02 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Dealcoholization room-temperature curable organopolysiloxane composition, and article sealed by cured product of same
JP2021515066A (ja) * 2018-02-22 2021-06-17 ヘンケル アイピー アンド ホールディング ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 湿気硬化性シリコーンポリマー、及びその使用
JP2020029525A (ja) * 2018-08-23 2020-02-27 株式会社オリジン 塗料組成物、塗装品及び塗装品の製造方法
WO2023032745A1 (ja) * 2021-09-03 2023-03-09 信越化学工業株式会社 オルガノポリシロキサン化合物、室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物、及び物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4088764B2 (ja) 2008-05-21
US20040002571A1 (en) 2004-01-01
US6809136B2 (en) 2004-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4088764B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
EP1227133B1 (en) Room temperature curable silicone rubber composition
JP2010126575A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP3900267B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP5398952B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2007106944A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH05262989A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP3962926B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4494543B2 (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP4912754B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2010084062A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP3824071B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH07113086B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2003221506A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2010084063A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP5009042B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP4530177B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2003073553A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2007177032A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2005162974A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH07113082B2 (ja) 1包装型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2010143993A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2003049072A (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP2005213487A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2002348476A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4088764

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees