JP2003049072A - 室温硬化性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

室温硬化性シリコーンゴム組成物

Info

Publication number
JP2003049072A
JP2003049072A JP2002156942A JP2002156942A JP2003049072A JP 2003049072 A JP2003049072 A JP 2003049072A JP 2002156942 A JP2002156942 A JP 2002156942A JP 2002156942 A JP2002156942 A JP 2002156942A JP 2003049072 A JP2003049072 A JP 2003049072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silicone rubber
weight
curable silicone
room temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002156942A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yoshitake
誠 吉武
Kazutoshi Okabe
一利 岡部
Yukinari Harihara
志成 張原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Dow Corning Asia Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Corning Toray Silicone Co Ltd, Dow Corning Asia Ltd filed Critical Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
Priority to JP2002156942A priority Critical patent/JP2003049072A/ja
Publication of JP2003049072A publication Critical patent/JP2003049072A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材への接着性、屋外使用における接着耐久
性に優れ、適度なモジュラスを有するシリコーンゴムと
なり得る室温硬化性シリコーンゴム組成物を提供する。 【解決手段】 (A−1)アルコキシ基またはアルコキ
シアルコキシ基がケイ素原子に2〜3個結合したポリジ
オルガノシロキサン、(A−2)分子鎖片末端にアルコ
キシ基またはアルコキシアルコキシ基がケイ素原子に2
〜3個結合した基を有し、他方の分子鎖末端には、1個
の水素原子もしくはアルコキシ基がケイ素原子に結合し
た基を有するポリジオルガノシロキサン、および(A−
3)分子鎖両末端に水素原子またはアルコキ基を有する
ポリジオルガノシロキサンからなるポリジオルガノシロ
キサン混合物、(B)アルコキシシランまたはその部分
加水分解縮合物および(C)有機チタン化合物からなる
室温硬化性シリコーンゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は室温硬化性シリコー
ンゴム組成物に関し、詳しくは、硬化後、適度なモジュ
ラスを有するシリコーンゴムとなり、また、硬化途上で
接触している基材への接着性、特に、接着耐久性に優
れ、屋外で長期間使用しても接着力を保持するシリコー
ンゴムとなり得る室温硬化性シリコーンゴム組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気中の水分と接触し室温で硬化
してシリコーンゴムになり得る室温硬化性シリコーンゴ
ム組成物としては数多くの組成物が知られている。これ
らの中でも、分子鎖両末端にアルコキシシリル基を含有
するポリジオルガノシロキサンとアルコキシシランを主
成分とし、有機チタン化合物触媒の存在下に、アルコー
ルを放出して硬化する室温硬化性シリコーンゴム組成物
(脱アルコール硬化型室温硬化性シリコーンゴム組成
物)は、硬化に際して不快臭を発生することがなく、ま
た、接触する金属類を腐食しないので、電気・電子機器
類のシーリング材や接着剤、建築用基材のシーリング材
として多用されている(例えば、特公昭39−2764
3号公報、特開昭55−43119号公報、特開昭62
−252456号公報参照)。しかし、この種の組成物
は基材への接着性に劣り、特に、接着耐久性に劣り、屋
外で長期間使用すると、屋外で長期間使用すると経時的
に接着力が低下するという欠点があり、建築用シーリン
グ材としては十分に満足できるものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は上記問題点
を解消するために鋭意検討した結果、脱アルコール硬化
型室温硬化性シリコーンゴム組成物の主剤として特定の
ポリジオルガノシロキサン混合物を使用すれば上記問題
点が解消することを見出し、本発明に至った。即ち、本
発明の目的は、硬化後、適度なモジュラスを有するシリ
コーンゴムとなり、また、硬化途上で接触している基材
への接着性、特に、接着耐久性に優れ、屋外で長期間使
用しても接着力を保持するシリコーンゴムとなり得る室
温硬化性シリコーンゴム組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)(A−
1)一般式(1):
【化4】 (式中、R1およびR2はアルキル基またはアルコキシア
ルキル基、R3は一価炭化水素基、ハロゲン化炭化水素
基およびシアノアルキル基から選ばれる基であり、aは
0または1であり、Yは酸素原子または二価炭化水素基
であり、nは25℃における粘度が20〜1,000,
0000mPa・sとなるような数を表わす。)で示さ
れるポリジオルガノシロキサン (20〜95重量
%)、(A−2)一般式(2):
【化5】 (式中、R1、R2、R3、Y、a、nは前記と同じであ
り、R4は水素原子またはアルコキシ基であり、Zは酸
素原子または二価炭化水素基である。)で示されるポリ
ジオルガノシロキサン(5〜80重量%)、および(A
−3)一般式(3):
【化6】 (式中、R3、R4、Z、nは前記と同じである。)で示されるポリジオルガノシ ロキサン(0〜30重量%)からなるポリジオルガノシロキサン混合物 100重量部、 (B)一般式(4):R5 bSi(OR64-b(式中、R5は一価炭化水素基、R6 はアルキル基またはアルコキシアルキル基であり、bは0または1である。)で 示されるアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合物 1〜25重量部、 および (C)有機チタン化合物 0.5〜10重量部 からなることを特徴とする室温硬化性シリコーンゴム組
成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】これを説明すると、本発明に使用
される(A)成分のポリジオルガノシロキサンは、本発
明組成物の主剤となるものである。この(A)成分を構
成する(A−1)成分は、分子鎖両末端に、アルコキシ
基またはアルコキシアルコキシ基がケイ素原子に2個あ
るいは3個結合したポリジオルガノシロキサンであり、
下記一般式(1)で示される化合物である。 一般式(1):
【化7】 式中、R1およびR2はアルキル基またはアルコキシアル
キル基であり、アルキル基としてはメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基等が例示される。アルコキシ
アルキル基としてはメトキシエチル基、エトキシエチル
基、メトキシプロピル基、メトキシブチル基が例示され
る。また、R3は一価炭化水素基、ハロゲン化炭化水素
基およびシアノアルキル基から選ばれる基であり、一価
炭化水素基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等のシクロアルキル基;ビニル基、アリル基等
のアルケニル基;フェニル基、トリル基、ナフチル基等
のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基、フェニ
ルプロピル基等のアラルキル基が例示される。ハロゲン
化炭化水素基としてはクロロメチル基、トリフルオロプ
ロピル基、クロロプロピル基が例示される。シアノアル
キル基としてはβ−シアノエチル基、γ−シアノプロピ
ル基、γ―シアノプロピル基が例示される。これらの中
でも、メチル基が好ましい。Yは酸素原子または二価炭
化水素基であり、二価炭化水素基としてはアルキレン基
が好ましく、メチレン基、プロピレン基、ブチレン基が
例示される。aは0または1であり、nは25℃におけ
る粘度が20〜1,000,000mPa・sとなるよ
うな数である。このようなポリジオルガノシロキサンの
製造方法はよく知られており、例えば、分子鎖両末端に
ヒドロシリル基を有するポリジオルガノシロキサンとア
ルケニルトリアルコキシシランもしくはアルケニルアル
キルジアルコキシシランとを付加反応させる方法;分子
鎖両末端にアルケニルシリル基を有するポリジオルガノ
シロキサンとトリアルコキシシランもしくはアルキルジ
アルコキシシランとを付加反応させる方法;分子鎖両末
端にヒドロキシシリル基を有するポリジオルガノシロキ
サンとテトラアルコキシシランもしくはアルキルトリア
ルコキシシランとを脱アルコール縮合反応させる方法が
例示される。本成分は、(A)成分中に占める(A−
1)成分の含有量が20〜95重量%となる量である。
【0006】(A−2)成分は、本発明組成物の硬化物
であるシリコーンゴムのモジュラスを適度に低下させ、
その値を調整する働きをするとともに、その接着耐久性
を向上させる働きをする。このような(A−2)成分は
分子鎖片末端のみにアルコキシ基またはアルコキシアル
コキシ基がケイ素原子に2個あるいは3個結合した基を
有し、もう一方の分子鎖片末端には、1個のケイ素原子
結合の水素原子もしくはケイ素原子結合のアルコキシ基
を有するポリジオルガノシロキサンであり、下記一般式
(2)で示される化合物である。 一般式(2):
【化8】 式中、R1、R2、R3、Y、a、nは上記と同じであ
り、R4は水素原子またはアルコキシ基であり、アルコ
キシ基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基
が例示される。Zは酸素原子または二価炭化水素基であ
り、二価炭化水素基としてはメチレン基、プロピレン
基、ブチレン基等のアルキレン基が例示される。このよ
うなポリジオルガノシロキサンの製造方法はよく知られ
ており、例えば、分子鎖片末端にモノアルコキシシリル
基を有し、もう一つの分子鎖末端にヒドロシリル基を有
するポリジオルガノシロキサンとアルケニルトリアルコ
キシシランもしくはアルケニルアルキルジアルコキシシ
ランとを付加反応させる方法;分子鎖片末端にモノアル
コキシシリル基を有し、もう一つの分子鎖末端にビニル
シリル基を有するポリジオルガノシロキサンとトリアル
コキシシランもしくはアルキルジアルコキシシランとを
付加反応させる方法;分子鎖片末端にモノアルコキシシ
リル基を有し、もう一つの分子鎖末端にシラノール基を
有するポリジオルガノシロキサンとテトラアルコキシシ
ランもしくはアルキルトリアルコキシシランとを脱アル
コール縮合反応させる方法が例示される。尚、この原料
として用いられる分子鎖片末端にモノアルコキシシリル
基を有し、もう一つの分子鎖末端にヒドロシリル基、ビ
ニルシリル基もしくはシラノール基を有するポリジオル
ガノシロキサンは、例えば、ジアルキルアルコキシシロ
キシリチウムを開始剤としてヘキサアルキルシクロトリ
シロキサンを開環重合した後、それぞれ、ジアルキルク
ロロシラン、アルケニルジアルキルクロロシラン、もし
くはカルボン酸で中和することによって得られる。本成
分の量は、(A)成分中に占める(A−2)成分の含有
量が5〜80重量%となる量である。
【0007】(A−3)成分は必要に応じて配合される
成分であり、本発明組成物の硬化物であるシリコーンゴ
ムのモジュラスを低下させ、その値を適度に調整する働
きをする。このような(A−3)成分は分子鎖両末端に
各1個の水素原子またはアルコキシ基を有するポリジオ
ルガノシロキサンであり、下記一般式(3)で示される
化合物である。一般式(3):
【化9】 式中、R3、R4、Z、nは上記と同じである。このよう
なポリジオルガノシロキサンとしては、分子鎖両末端に
ヒドロシリル基を有する公知のポリジオルガノシロキサ
ンがそのまま使用される。また、分子鎖末端にアルコキ
シ基を有するポリジオルガノシロキサンは、従来公知の
方法に準じて製造でき、例えば、分子鎖両末端にビニル
シリル基を有するポリジオルガノシロキサンとジアルキ
ルアルコキシシランとを付加反応させる方法、分子鎖両
末端にシラノール基を有するポリジオルガノシロキサン
とジアルキルジアルコキシシランとを脱アルコール縮合
反応させる方法、分子鎖両末端にヒドロシリル基を有す
るポリジオルガノシロキサンとアルコールとを脱水素縮
合反応させる方法が例示される。本成分の配合量は、
(A)成分中に占める(A−3)成分の含有量が、0〜
30重量%となる量であり、好ましくは0.5〜15重
量%となる量である。
【0008】(A)成分は、上記のような(A−1)成
分と(A−2)成分、あるいは(A−1)成分と(A−
2)成分と(A−3)成分各所定量を均一に混合するこ
とにより容易に得られる。
【0009】また、このような(A)成分は、(A−
1)成分(A−2)成分および(A−3)成分の混合物
として一括して容易に合成することもできる。例えば、
下記[化10]で示されるポリジオルガノシロキサン81
重量%と[化11]で示されるポリジオルガノシロキサン
18重量%と[化12]で示されるポリジオルガノシロキ
サン1重量%からなるポリジオルガノシロキサン混合物
(1)は、下記[化13]で示される両末端がヒドロシリ
ル基で封鎖されたポリジオルガノシロキサンにビニルト
リエトキシシラン{CH2=CH−Si(OC253
を、ヒドロシリル化触媒の存在下に、該ポリジオルガノ
シロキサンのヒドロシリル基に対して0.9当量反応さ
せることにより合成できる。
【0010】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【0011】また、下記[化14]で示されるポリジオル
ガノシロキサン81重量%と[化15]で示されるポリジ
オルガノシロキサン18重量%と[化16]で示されるポ
リジオルガノシロキサン1重量%からなるポリジオルガ
ノシロキサン混合物(II)は、脱水素縮合触媒存在
下、前記のポリジオルガノシロキサン混合物(I)に、
エタノールを反応させてヒドロシリル基をエトキシシリ
ル基に転化させることにより合成できる。
【化14】
【化15】
【化16】
【0012】また、下記[化17]で示されるポリジオル
ガノシロキサン64重量%と[化18]で示されるポリジ
オルガノシロキサン32重量%と[化19]で示されるポ
リジオルガノシロキサン4重量%からなるポリジオルガ
ノシロキサン混合物(III)は、下記[化20]で示さ
れる両末端がヒドロシリル基で封鎖されたポリジオルガ
ノシロキサンに、ビニルトリエトキシシラン{CH2
CH−Si(OC253}とジメチルビニルエトキシ
シラン{CH2=CH−Si(CH32(OC2 5)}
をヒドロシリル化触媒の存在下、前記ヒドロシリル基に
対してそれぞれ0.8当量、0.2当量反応させること
により合成できる。あるいは、下記[化21]で示される
両末端がビニルシリル基で封鎖されたポリジオルガノシ
ロキサンに、トリエトキシシラン{H−Si(OC
253}とジメチルエトキシシラン{H−Si(C
32(OC25)}とを、ヒドロシリル化反応触媒の
存在下、前記ビニルシリル基に対してそれぞれ0.8当
量、0.2当量反応させることにより合成できる。
【化17】
【化18】
【化19】
【化20】
【化21】
【0013】また、下記[化22]で示されるポリジオル
ガノシロキサン49重量%と[化23]で示されるポリジ
オルガノシロキサン42重量%と[化24]で示されるポ
リジオルガノシロキサン9重量%からなるポリジオルガ
ノシロキサン混合物(IV)は、下記[化25]で示され
る両末端がヒドロキシシリル基で封鎖されたポリジオル
ガノシロキサンに、メチルトリメトキシシラン{CH3
−Si(OCH33 }とジメチルジメトキシシラン
{(CH32−Si(OCH32}を、脱アルコール触
媒の存在下、前記ヒドロキシシリル基に対してそれぞれ
0.7当量、0.3当量反応させることにより合成でき
る。
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【0014】(B)成分は(A)成分の架橋剤であり、
一般式:R5 bSi(OR64-bで示されるアルコキシシ
ランまたはその部分加水分解縮合物である。上式中、R
5は一価炭化水素基であり、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基等のアルキル基;ビニル基、アリル基
等のアルケニル基;フェニル基等のアリール基が例示さ
れる。R6はアルキル基またはアルコキシアルキル基で
あり、アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基が例示され、アルコキシアルキル基と
しては、メトキシエチル基、エトキシエチル基、メトキ
シプロピル基、メトキシブチル基が例示される。bは0
または1である。アルコキシシランの部分加水分解縮合
物は上記のアルコキシシランに水を加えて加水分解する
ことによって得られるものである。このような(B)成
分としては、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエ
トキシシラン、エチルトリメトキシラン、ビニルトリメ
トキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メチルト
リメトキシエトキシシラン等の3官能性アルコキシシラ
ン;テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等の
4官能性アルコキシシランおよびこれらの部分加水分解
縮合物が挙げられる。(B)成分はこれらの化合物を単
独で用いてもよく、また2種類以上を混合して用いても
よい。本成分の配合量は(A)成分100重量部に対し
て1〜25重量部の範囲であり、好ましくは2〜10重
量部の範囲である。これは配合量が少なすぎると本発明
組成物の硬化が不十分となったり、保存中に増粘してゲ
ル化し易くなり、また、多すぎると硬化が遅くなった
り、コスト的に不利となるからである。
【0015】(C)有機チタン化合物は本組成物を硬化
させるための触媒である。このようなチタン化合物とし
ては、テトラ(i−プロポキシ)チタン、テトラ(n−
ブトキシ)チタン、テトラ(t−ブトキシ)チタン等の
チタン酸エステル;ジ(i−イソプロポキシ)ビス(ア
セト酢酸エチル)チタン、ジ(i−プロポキシ)ビス
(アセト酢酸メチル)チタン、ジ(i−プロポキシ)ビ
ス(アセチルアセトン)チタン等のチタンキレートが例
示される。本成分の配合量は(A)成分100重量部に
対して0.5〜10重量部の範囲であり、好ましくは1
〜5重量部の範囲である。これは配合量が少なすぎると
本発明の組成物の硬化が遅くなったり、多すぎると保存
安定性が悪くなったり、コスト的に不利となったりする
からである。
【0016】本発明組成物は上記(A)成分〜(C)成
分からなるが、これらの成分に加えて、本発明組成物を
粘稠にし、硬化後のシリコーンゴムの機械的強度を高め
るために補強性充填剤として(D)シリカ微粉末を配合
することが好ましい。シリカ微粉末は、通常、BET法比
表面積が50m2/g以上であり、煙霧質シリカ、ヒュ
ームドシリカ等と呼称されている乾式法シリカ微粉末;
沈殿シリカ、沈降シリカ等と呼称されている湿式法シリ
カ微粉末;これらのシリカ微粉末の表面が、ヘキサメチ
ルジシラザン,テトラメチルジビニルジシラザン、ジメ
チルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、トリメ
チルシラノール、メチルハイドロジエンポリシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、シラノール
末端ジメチルシロキサンオリゴマー等の疎水化剤で処理
された疎水性シリカ微粉末が例示される。これらの中で
も、乾式法シリカ微粉末が好ましく、この乾式法シリカ
微粉末の表面が疎水化された疎水性乾式法シリカ微粉末
が特に好ましい。このようなシリカ微粉末の配合量は、
通常、(A)成分100重量部に対して1〜20重量部
である。
【0017】さらに、本発明組成物には、硬化途上で接
触している基材に対する接着性を向上させるために
(E)接着促進剤を配合することが好ましい。このよう
な接着促進剤としては、γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルト
リメトキシシラン等のアミノ基含有オルガノアルコキシ
シラン;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
等のエポキシ基含有オルガノアルコキシシラン;γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン等のメルカプト含
有オルガノアルコキシシラン;アミノ基含有オルガノア
ルコキシシランとエポキシ基含有オルガノアルコキシシ
ランとの反応混合物が例示される。これらの中でも、ア
ミノ基含有オルガノアルコキシシラン、およびアミノ基
含有オルガノアルコキシシランとエポキシ基含有オルガ
ノアルコキシシランとの反応混合物が好ましい。本成分
の配合量は、通常、(A)成分100重量部に対して
0.1〜5重量部である。
【0018】さらに、本発明組成物には、硬化途上接触
している基材に対する接着耐久性を向上させるために
(F)光安定剤を配合することが好ましい。光安定剤と
してはヒンダードアミン系化合物が好ましい。このよう
なヒンダードアミン系化合物としては、例えば、旭電化
工業株式会社の商品名アデガスタブLA−52、アデガ
スタブLA−57、アデガスタブLA−62、アデガス
タブLA−67、LA−77、アデガスタブLA−63
PおよびアデガスタブLA−68LD;チバ・スペシャ
リティー・ケミカルズ株式会社製の商品名CHIMAS
SORB 944およびCHIMASSORB 119
が挙げられる。本成分の配合量は、通常、(A)成分1
00重量部に対して0.1〜5重量部である。
【0019】本発明の組成物には上記成分に加えて、硬
化後のシリコーンゴムのモジュラスを低くするために、
ジメチルジメトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラ
ン等の2官能性アルコキシシラン類、両末端トリメチル
シロキシ基封鎖ポリジメチルシロキサン、両末端トリメ
チルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサンオリゴマー等の
従来公知のモジュラスコントロール剤を配合すること
は、本発明の目的を損なわない限り差支えない。また、
一般の室温硬化性シリコーンゴム組成物に配合すること
が公知とされる各種添加剤、例えば、有機溶剤;防カビ
剤;難燃剤;耐熱剤;可塑剤;チクソ性付与剤;硬化促
進剤;顔料;炭酸カルシウム粉末およびその表面を樹脂
酸や高級脂肪酸等で表面処理したもの、珪藻土粉末等の
増量充填剤;煙霧質二酸化チタン、水酸化アルミニウム
粉末、アルミナ粉末、酸化マグネシウム粉末、酸化亜鉛
粉末、炭酸亜鉛粉末およびこれらの表面をオルガノアル
コキシシラン類、ヘキサオルガノジシラザン類、オルガ
ノシロキサンオリゴマー等で表面処理して疎水化したも
の等の金属酸化物もしくは金属塩の粉末を配合すること
は、本発明の目的を損なわない限り差支えない。
【0020】本発明の組成物は、(A)成分〜(C)成
分および必要に応じて各種添加剤を湿気遮断下で均一に
混合することにより容易に製造できる。そして得られた
本発明の組成物は密閉容器中に封入して保存し、使用に
際して空気中に放出すれば、空気中に存在する水分によ
って硬化して、シリコーンゴムとなる。
【0021】以上のような本発明の組成物は、室温で硬
化後、適度なモジュラスを有するシリコーンゴムとな
り、特に、基材に対する接着性に優れ、屋外において長
期間暴露しても、その接着力を保持するというが特徴を
有するので、かかる特性の要求される用途、例えば建築
用シーリング材、特に、ガラスのような光を透過する建
材用基材に適用される建築用シーリング材として極めて
有効である。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。
実施例中、粘度は25℃において測定した値である。
尚、室温硬化性シリコーンゴム組成物の初期接着性と接
着耐久性の評価は次に示す方法にしたがって行なった。 ○室温硬化性シリコーンゴム組成物の接着耐久性の評価 JIS A 1439 建築用シーリング材の試験方法
に規定する方法に準じて接着耐久性試験体を作成した。
即ち、室温硬化性シリコーンゴム組成物を2枚のフロー
トガラス板(JIS R3202に規定されたフロート
板ガラス)の間に充填して、後記する図1に示した接着
耐久性試験体(通称、H形試験体)を作製した。続い
て、この試験体を温度23℃、湿度50%の条件下で2
8日間放置して室温硬化性シリコーンゴム組成物を硬化
させた。この試験体について、JIS A1439に基
づく引張試験を行い、その時のシリコーンゴムの破断状
態を観察した(初期接着性)。次いで、上記で得られた
接着耐久性試験体を、蛍光紫外線強化型促進暴露試験機
(アトラス社製、商品名 ユブコン UC−1)に入
れ、ASTM G154に基づき、UVA−340蛍光
ランプを使用し、接着耐久性試験体のガラス越しに10
00時間、2000時間、3000時間および5000
時間蛍光紫外線を照射した。その後、接着耐久性試験体
を取出し、JIS A1439に基づく引張試験を行
い、その時のシリコーンゴムの破断状態を観察した(接
着耐久性)。結果は次のようにして表した。 ○印…シリコーンゴム層で破断した(凝集破壊率100
%)。 △印…一部界面剥離した(凝集破壊率50〜99%)。 ×印…界面剥離した(凝集破壊率0〜49%)。
【0023】
【合成例1】攪拌装置を備えたフラスコに、下記[化2
6]で示される分子鎖両末端がヒドロシリル基で封鎖さ
れたポリジメチルシロキサン500gとビニルトリエト
キシシラン{CH2=CH−Si(OC253} 2.
88gを仕込み、均一になるまで混合した。そこへ、白
金−1,3−ジメチル−1,1,3,3−テトラビニル
ジシロキサン錯体の10%トルエン溶液39mgを加え
て混合した後、内容物を攪拌しながら100℃まで加熱
した。100℃で1時間攪拌後、フラスコ内を10to
rrの減圧にし、30分間攪拌した。室温に冷却後、常
圧に戻し、フラスコ内の粘性オイルを取り出した。29
i−核磁気共鳴スペクトル分析の結果、得られた反応生
成物は下記[化27]で示されるポリジメチルシロキサン
{以下、ポリジメチルシロキサン(P−1)}81重量
%と[化28]で示されるポリジメチルシロキサン18重
量%と[化29]で示されるポリジメチルシロキサン1重
量%からなるポリジメチルシロキサン混合物{以下、ポ
リジメチルシロキサン混合物(I)}であることが確認
された。ポリジメチルシロキサン混合物(I)の粘度は
60,000mPa・sであった。
【化26】
【化27】
【化28】
【化29】
【0024】
【合成例2】攪拌装置を備えたフラスコに、合成例1で
得られたポリジメチルシロキサン混合物(I)200
g、エタノール3.88gおよびトルエン200gを仕
込み均一になるまで混合した。そこへ、パラジウム炭素
5gを加えて攪拌しながら、100℃まで加熱した。1
00℃で1時間攪拌した後、室温に冷却し、フラスコ内
容液を濾過し、パラジウム炭素を除去した。濾液をフラ
スコに入れ、ロータリーエバポレーターで減圧濃縮し、
過剰のエタノールとトルエンを完全に除去した。冷却
後、フラスコより粘性オイルを取り出した。29Si−核
磁気共鳴スペクトル分析の結果、得られた反応生成物は
下記[化30]で示されるポリジメチルシロキサン81重
量%と[化31]で示されるポリジメチルシロキサン18
重量%と[化32]で示されるポリジメチルシロキサン1
重量%からなるポリジメチルシロキサン混合物{以下、
ポリジメチルシロキサン混合物(II)}であることが
確認された。なお、このポリジメチルシロキサン混合物
(II)の粘度は60,000mPa・sであった。
【化30】
【化31】
【化32】
【0025】
【合成例3】攪拌装置を備えたフラスコに、下記[化3
3]で示される両末端がヒドロシリル基で封鎖されたポ
リジメチルシロキサン500g、ビニルトリエトキシシ
ラン{CH2=CH−Si(OC253}5.47gお
よびジメチルビニルエトキシシラン{CH2=CH−S
i(CH32(OC25)}0.83gを仕込み、均一
になるまで混合した。そこへ、白金−1,3−ジメチル
−1,1,3,3−テトラビニルジシロキサン錯体の1
0%トルエン溶液39mgを加えて、混合した後、内容
物を攪拌しながら100℃まで加熱した。100℃で2
時間攪拌後、フラスコ内を10torrの減圧にし、3
0分攪拌した。室温に冷却後、常圧に戻し、フラスコ内
の粘性オイルを取り出した。29Si−核磁気共鳴スペク
トル分析の結果、得られた反応生成物は下記[化34]で
示されるポリジメチルシロキサン{以下、ポリジメチル
シロキサン(P−2)}64重量%と[化35]で示され
るポリジメチルシロキサン32重量%と[化36]で示さ
れるポリジメチルシロキサン4重量%からなるポリジメ
チルポリシロキサン混合物{ポリジメチルポリシロキサ
ン混合物(III)}であることが確認された。なお、
このポリジメチルシロキサン混合物(III)の粘度は
12,500mPa・sであった。
【化33】
【化34】
【化35】
【化36】
【0026】
【実施例1】合成例1で得たポリジメチルシロキサン混
合物(I)100重量部に、ジメチルジメトキシシラン
およびヘキサメチルジシラザンで表面処理されたBET
法比表面積130m2/gの乾式法シリカ12重量部を
混合してシリコーンゴムベースコンパウンドを調製し
た。次に、このシリコーンゴムベースコンパウンドに、
メチルトリメトキシシラン4.5重量部、テトラ(t−
ブトキシ)チタン3.0重量部、γ−アミノプロピルト
リメトキシシランとγ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシランの反応混合物(γ−アミノプロピルトリメト
キシシランとγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシ
ランをモル比で1:2の割合で混合した後、温度25
℃、湿度50%の条件下に4週間放置したもの)0.5
重量部、ヒンダードアミン系光安定剤{旭電化工業株式
会社製、商品名:アデガスタブLA−67(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジノールとトリデシ
ルアルコールと1,2,3,4−ブタンテトラカルボン
酸との縮合物)}0.3重量部を湿気遮断下で均一にな
るまで混合して、室温硬化性シリコーンゴム組成物を製
造した。この室温硬化性シリコーンゴム組成物の初期接
着性、接着耐久性を測定した。また、引張伸びが50%
となったときのモジュラス(50%モジュラス)を測定
した。これらの測定結果を表1に示した。
【0027】
【実施例2】実施例1において、ポリジメチルシロキサ
ン混合物(I)100重量部の替わりに、合成例2で得
られたポリジメチルシロキサン混合物(II)100重
量部を配合した以外は、実施例1と同様にして、室温硬
化性シリコーンゴム組成物を製造した。この室温硬化性
シリコーンゴム組成物の特性を実施例1と同様にして測
定して、その結果を表1に示した。
【0028】
【実施例3】実施例1において、ポリジメチルシロキサ
ン混合物(I)の替わりに、合成例3で得られたポリジ
メチルシロキサン混合物(III)100重量部を配合
した以外は、実施例1と同様にして、室温硬化性シリコ
ーンゴム組成物を製造した。この室温硬化性シリコーン
ゴム組成物の特性を実施例1と同様にして測定して、そ
の結果を表1に示した。
【0029】
【比較例1】実施例1において、ポリジメチルシロキサ
ン混合物(I)100重量部の替わりに、[化27]で示
されるポリジメチルシロキサン(P−1)100重量部
を配合した以外は、実施例1と同様にして、室温硬化性
シリコーンゴム組成物を製造した。この室温硬化性シリ
コーンゴム組成物の特性を実施例1と同様にして測定し
て、その結果を表1に併記した。
【0030】
【比較例2】実施例1において、ポリジメチルシロキサ
ン混合物(I)の替わりに、[化27]で示されるポリジ
メチルシロキサン(P−1)70重量部と粘度100m
Pa・sの両末端トリメチルシリル基封鎖ポリジメチル
シロキサン30重量部を配合した以外は実施例1と同様
にして、室温硬化性シリコーンゴム組成物を製造した。
この室温硬化性シリコーンゴム組成物の特性を実施例1
と同様にして測定して、その結果を後記する表1に併記
した。
【0031】
【比較例3】実施例3において、ポリジメチルシロキサ
ン混合物(III)の替わりに、[化34]で示されるポ
リジメチルシロキサン(P−2)100重量部を配合し
た以外は、実施例1と同様にして、室温硬化性シリコー
ンゴム組成物を製造した。この室温硬化性シリコーンゴ
ム組成物の特性を実施例1と同様にして測定して、その
結果を表1に併記した。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明の硬化性組成物は、(A)成分〜
(C)成分からなり、特に(A)成分中の(A−2)成
分を含有しているので、硬化後、適度なモジュラスを有
するシリコーンゴムとなり、また、硬化途上で接触して
いる基材への接着性、特に、接着耐久性に優れ、屋外で
長期間使用しても接着力を保持するシリコーンゴムとな
るという特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の実施例において、室温硬化
性シリコーンゴム組成物の接着耐久性の評価に使用した
接着耐久性試験体(通称、H型試験体)の慨略図であ
る。
【符号の説明】
1.接着耐久性試験体 2.フロート板ガラス 3.シリコーンゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉武 誠 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 (72)発明者 岡部 一利 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 (72)発明者 張原 志成 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 Fターム(参考) 4H017 AA03 AA24 AA27 AA31 AB15 AC07 AC17 AC19 AD03 AE03 4J002 CP03W CP03X CP03Y CP03Z CP05W CP05X CP08W CP08X CP08Y CP09W CP09X CP09Y CP19W CP19X CP19Y EZ006 FD146 GJ02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)(A−1)一般式(1): 【化1】 (式中、R1およびR2はアルキル基またはアルコキシア
    ルキル基、R3は一価炭化水素基、ハロゲン化炭化水素
    基およびシアノアルキル基から選ばれる基であり、aは
    0または1であり、Yは酸素原子または二価炭化水素基
    であり、nは25℃における粘度が20〜1,000,
    000mPa・sとなるような数を表わす。)で示され
    るポリジオルガノシロキサン (20〜95重量%)、
    (A−2)一般式(2): 【化2】 (式中、R1、R2、R3、Y、a、nは前記と同じであ
    り、R4は水素原子またはアルコキシ基であり、Zは酸
    素原子または二価炭化水素基である。)で示されるポリ
    ジオルガノシロキサン(5〜80重量%)、および(A
    −3)一般式(3): 【化3】 (式中、R3、R4、Z、nは前記と同じである。)で示されるポリジオルガノシ ロキサン(0〜30重量%)からなるポリジオルガノシロキサン混合物 100重量部、 (B)一般式(4):R5 bSi(OR64-b(式中、R5は一価炭化水素基、R6 はアルキル基またはアルコキシアルキル基であり、bは0または1である。)で 示されるアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合物 1〜25重量部、 および (C)有機チタン化合物 0.5〜10重量部 からなることを特徴とする、室温硬化性シリコーンゴム
    組成物。
  2. 【請求項2】 R1がメチル基である請求項1記載の室
    温硬化性シリコーンゴム組成物。
  3. 【請求項3】 R4が水素原子である請求項1記載の室
    温硬化性シリコーンゴム組成物。
  4. 【請求項4】 さらに、(D)シリカ微粉末1〜20重
    量部を配合することを特徴とする請求項1記載の室温硬
    化性シリコーンゴム組成物。
  5. 【請求項5】 さらに、(E)接着促進剤0.1〜5重
    量部を配合することを特徴とする請求項1または請求項
    4に記載の室温硬化性シリコーンゴム組成物。
  6. 【請求項6】 さらに、(F)光安定剤0.1〜5重量
    部を配合することを特徴とする請求項5記載の室温硬化
    性シリコーンゴム組成物。
  7. 【請求項7】 建築用シーリング材である請求項1、請
    求項4、請求項5、請求項6のいずれか1項に記載の室
    温硬化性シリコーンゴム組成物。
JP2002156942A 2001-05-30 2002-05-30 室温硬化性シリコーンゴム組成物 Withdrawn JP2003049072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156942A JP2003049072A (ja) 2001-05-30 2002-05-30 室温硬化性シリコーンゴム組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-161703 2001-05-30
JP2001161703 2001-05-30
JP2002156942A JP2003049072A (ja) 2001-05-30 2002-05-30 室温硬化性シリコーンゴム組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003049072A true JP2003049072A (ja) 2003-02-21

Family

ID=26615915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002156942A Withdrawn JP2003049072A (ja) 2001-05-30 2002-05-30 室温硬化性シリコーンゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003049072A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004269819A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Ge Toshiba Silicones Co Ltd 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2006022278A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Dow Corning Toray Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物、および電気・電子機器
JP2007321122A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2012219113A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Dow Corning Toray Co Ltd 室温硬化性シリコーンゴム組成物
US8372936B2 (en) 2007-12-27 2013-02-12 Dow Corning Toray Company, Ltd. Silicone-type pressure-sensitive adhesive composition, pressure-sensitive adhesive sheet, and silicone rubber laminate
JP2013221135A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Adeka Corp ポリシロキサン化合物および湿気硬化性樹脂組成物
WO2015098118A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Dow Corning Toray Co., Ltd. Room-temperature-curable silicone rubber composition, the use thereof, and method for repairing electronic device
WO2015098119A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Dow Corning Toray Co., Ltd. Room-temperature-curable silicone rubber composition, and the use thereof

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004269819A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Ge Toshiba Silicones Co Ltd 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2006022278A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Dow Corning Toray Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物、および電気・電子機器
JP2007321122A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US8372936B2 (en) 2007-12-27 2013-02-12 Dow Corning Toray Company, Ltd. Silicone-type pressure-sensitive adhesive composition, pressure-sensitive adhesive sheet, and silicone rubber laminate
JP2012219113A (ja) * 2011-04-04 2012-11-12 Dow Corning Toray Co Ltd 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP2013221135A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Adeka Corp ポリシロキサン化合物および湿気硬化性樹脂組成物
WO2015098118A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Dow Corning Toray Co., Ltd. Room-temperature-curable silicone rubber composition, the use thereof, and method for repairing electronic device
WO2015098119A1 (en) * 2013-12-27 2015-07-02 Dow Corning Toray Co., Ltd. Room-temperature-curable silicone rubber composition, and the use thereof
US10066138B2 (en) 2013-12-27 2018-09-04 Dow Corning Toray Co., Ltd. Room-temperature-curable silicone rubber composition, the use thereof, and method for repairing electronic device
US10072151B2 (en) 2013-12-27 2018-09-11 Dow Corning Toray Co., Ltd. Room-temperature-curable silicone rubber composition, and the use thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6566443B2 (en) Room temperature curable silicone rubber composition
JP4088764B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP4494543B2 (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
US6756425B2 (en) Room temperature curable silicone rubber composition
EP1104787A2 (en) Room temperature curable silicone rubber composition
JPH05262989A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US6784241B2 (en) Room temperature curable organopolysiloxane compositions
JP2010084062A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US6878769B2 (en) Room temperature curable organopolysiloxane compositions
JP2006265485A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
EP1392773B1 (en) Room-temperature-curable silicone rubber composition
JP4864318B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2004182942A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2003049072A (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JP2003221506A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP2001192641A (ja) シーリング材組成物
JP5009042B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2002356616A (ja) 室温硬化性シリコーンゴム組成物
JPH07113082B2 (ja) 1包装型室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JP5547037B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2002348476A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP4061360B2 (ja) 難燃性の室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP5734567B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2022190755A (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の製造方法
JP5734568B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050418

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050802