JP3538460B2 - 乗用車の上部構造 - Google Patents
乗用車の上部構造Info
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- JP3538460B2 JP3538460B2 JP24638394A JP24638394A JP3538460B2 JP 3538460 B2 JP3538460 B2 JP 3538460B2 JP 24638394 A JP24638394 A JP 24638394A JP 24638394 A JP24638394 A JP 24638394A JP 3538460 B2 JP3538460 B2 JP 3538460B2
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- Japan
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- superstructure
- upper structure
- frame
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/04—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
- B60J7/053—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels sliding with final closing motion having vertical component to attain closed and sealed condition, e.g. sliding under the roof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60J7/047—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels movable to overlapping or nested relationship
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ルーフフロントキャン
トレールと、このルーフフロントキャントレールの後方
に延在している線状部と、この線状部より上に延在して
いる側窓と、上部構造とを有する様式の乗用車用上部構
造に関する。
トレールと、このルーフフロントキャントレールの後方
に延在している線状部と、この線状部より上に延在して
いる側窓と、上部構造とを有する様式の乗用車用上部構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】屋根が閉じられ乗員の視界を妨げるよう
な上部構造を有する乗用車は知られている（ドイツ連邦
共和国特許第８２２ ６５８号公報）。このような上部
構造はドイツ連邦共和国特許第１１ ３１ ５２８号公
報によるクーペ−上部構造に言えることである。
な上部構造を有する乗用車は知られている（ドイツ連邦
共和国特許第８２２ ６５８号公報）。このような上部
構造はドイツ連邦共和国特許第１１ ３１ ５２８号公
報によるクーペ−上部構造に言えることである。
【０００３】更に、可動な屋根部分が上部構造内に挿入
されている自動車−屋根構造も公知である（ドイツ連邦
共和国特許第３４ ３９ ８８０号公報）。
されている自動車−屋根構造も公知である（ドイツ連邦
共和国特許第３４ ３９ ８８０号公報）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、乗員の戸外に対する視界を改善し、比較的大きく
屋根領域を開くことができるように、乗用車の上部構造
を改善することである。
題は、乗員の戸外に対する視界を改善し、比較的大きく
屋根領域を開くことができるように、乗用車の上部構造
を改善することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、ルーフフロントキャントレールと、このルーフフロ
ントキャントレールの後方に延在している線状部と、こ
の線状部より上に延在している側窓と、上部構造とを有
する様式の乗用車用上部構造であって、前記上部構造
は、線状部に向けて下方に傾斜する曲線で前記側窓の上
を後方に延びるようにルーフフロントキャントレールに
取付けることができる、一対の側方に間隔を置いた側方
の屋根枠と、側方の屋根枠の前方部分の間で側方に延在
していてかつ前記側方の屋根枠の前方部分で支持され
る、第一の角運動可能な風防屋根部分と、第一の屋根部
分の後方に配置された第二の可動な屋根部分と、第二の
屋根部分の後方に配置された第三の屋根部分とを有し、
この第三の屋根部分は、側方の屋根枠のそれぞれの後方
部分の間に延在しかつ側方の屋根枠のそれぞれの後方部
分により固定支持され、また側方の屋根枠に直接配置さ
れた側方の案内レールを有し、この案内レールは、第三
の屋根部分の前の閉じられた上部構造位置と、少なくと
も一部が第三の屋根部分の下に配置される開いた上部構
造位置との間で第二の屋根部分の移動を支持案内するた
めに使用されている上部構造において、前記第一、第二
および第三の屋根部分はすべて、乗用車の全乗員の良好
な視野を確保するために透明な材料で造られていること
によって解決される。
り、ルーフフロントキャントレールと、このルーフフロ
ントキャントレールの後方に延在している線状部と、こ
の線状部より上に延在している側窓と、上部構造とを有
する様式の乗用車用上部構造であって、前記上部構造
は、線状部に向けて下方に傾斜する曲線で前記側窓の上
を後方に延びるようにルーフフロントキャントレールに
取付けることができる、一対の側方に間隔を置いた側方
の屋根枠と、側方の屋根枠の前方部分の間で側方に延在
していてかつ前記側方の屋根枠の前方部分で支持され
る、第一の角運動可能な風防屋根部分と、第一の屋根部
分の後方に配置された第二の可動な屋根部分と、第二の
屋根部分の後方に配置された第三の屋根部分とを有し、
この第三の屋根部分は、側方の屋根枠のそれぞれの後方
部分の間に延在しかつ側方の屋根枠のそれぞれの後方部
分により固定支持され、また側方の屋根枠に直接配置さ
れた側方の案内レールを有し、この案内レールは、第三
の屋根部分の前の閉じられた上部構造位置と、少なくと
も一部が第三の屋根部分の下に配置される開いた上部構
造位置との間で第二の屋根部分の移動を支持案内するた
めに使用されている上部構造において、前記第一、第二
および第三の屋根部分はすべて、乗用車の全乗員の良好
な視野を確保するために透明な材料で造られていること
によって解決される。
【０００６】可動の屋根部分はスライド屋根の様式で構
成されており、その際第一の屋根部分は風防部であり、
第二の屋根部分は本来のスライド屋根を形成している。
後者は適当な運動機構および案内機構により第三の屋根
部分の下方で摺動可能に形成されている。
成されており、その際第一の屋根部分は風防部であり、
第二の屋根部分は本来のスライド屋根を形成している。
後者は適当な運動機構および案内機構により第三の屋根
部分の下方で摺動可能に形成されている。
【０００７】上部構造は製造容易な枠体と担持体とから
成り、これらは鋼、合成物質或いは軽金属から造られて
いる。第三の屋根部分−この第三の屋根部分は他の屋根
部分と同様にガラス部分である−と後方の側窓は上部構
造の開口内に挿入されており、接着により固定されてい
る。この構造様式により、上部構造は重量が許容範囲を
越えることがなく、しかも十分な強度を有する。
成り、これらは鋼、合成物質或いは軽金属から造られて
いる。第三の屋根部分−この第三の屋根部分は他の屋根
部分と同様にガラス部分である−と後方の側窓は上部構
造の開口内に挿入されており、接着により固定されてい
る。この構造様式により、上部構造は重量が許容範囲を
越えることがなく、しかも十分な強度を有する。
【０００８】上部構造はその主要な部分が既製の単位構
造要素であり、この単位構造要素は−これはカブリオレ
−枠構造を有していてもよい−とねじ結合によりボディ
に保持される。これにより、上部構造は著しい改変を加
える必要がなくカブリオレ−ボディに固定可能であり、
従ってこのカブリオレは比較的僅かな経費で他の型式に
改造される。
造要素であり、この単位構造要素は−これはカブリオレ
−枠構造を有していてもよい−とねじ結合によりボディ
に保持される。これにより、上部構造は著しい改変を加
える必要がなくカブリオレ−ボディに固定可能であり、
従ってこのカブリオレは比較的僅かな経費で他の型式に
改造される。
【０００９】以下に添付した図面に図示した実施例につ
き本発明を詳細に説明する。
き本発明を詳細に説明する。
【００１０】
【実施例】乗用車１は車輪３により担持されているボデ
ィ２を備えている。ボディ２はウインドシールド５と窓
との境界を区画する線状部６とを備えた基体４によって
形成されている。この基体４は上方のルーフフロントキ
ャントレール７′と窓との境界を区画する線状部６とに
連なっている上部構造７を備えており、客室９を屋根８
で覆っている。乗用車のほぼ中央縦面に沿って延在して
いる屋根線１０はルーフフロントキャントレール７′と
リヤハッチドア１１間において走行方向Ｂに沿って降下
するように、しかし連続したアーチ形状に経過してお
り、従ってボディ２はファストバックのクーペの様式を
有している。
ィ２を備えている。ボディ２はウインドシールド５と窓
との境界を区画する線状部６とを備えた基体４によって
形成されている。この基体４は上方のルーフフロントキ
ャントレール７′と窓との境界を区画する線状部６とに
連なっている上部構造７を備えており、客室９を屋根８
で覆っている。乗用車のほぼ中央縦面に沿って延在して
いる屋根線１０はルーフフロントキャントレール７′と
リヤハッチドア１１間において走行方向Ｂに沿って降下
するように、しかし連続したアーチ形状に経過してお
り、従ってボディ２はファストバックのクーペの様式を
有している。
【００１１】基体４は乗用車縦側面にそれぞれ扉１２を
備えており、これらの扉は扉本体１３、三角形窓１４お
よびスライド可能な側窓１５を備えている。この側窓１
５の後方の扉窓境界部１６は大体垂直方向に起立してい
るが、走行方向Ｂとは反対方向で幾分傾いている。他方
の側窓１７は扉側の側窓１５の後方で窓との境界を区画
している線状部６に沿って設けられている。この側窓１
７は三角形の基本形状を有しており、走行方向Ｂとは反
対方向に先細りに形成されている。
備えており、これらの扉は扉本体１３、三角形窓１４お
よびスライド可能な側窓１５を備えている。この側窓１
５の後方の扉窓境界部１６は大体垂直方向に起立してい
るが、走行方向Ｂとは反対方向で幾分傾いている。他方
の側窓１７は扉側の側窓１５の後方で窓との境界を区画
している線状部６に沿って設けられている。この側窓１
７は三角形の基本形状を有しており、走行方向Ｂとは反
対方向に先細りに形成されている。
【００１２】上部構造７は側窓１５，１７を区画してい
る側方の屋根枠１８を備えており、これらの屋根枠間に
おいて−車両縦方向Ｃ−Ｃで見て−相前後して第一の屋
根部分２０、第二の屋根部分２１および第三の屋根部分
２２が設けられている。第一の屋根部分２０は使用位置
ＢｓｔＩとＢｓｔＩＩ間において、−図１と図２参照−
において傾斜して立上がり可能に形成されており、その
取付けられた使用位置ＢｓｔＩＩにおいて屋根枠１８或
いはルーフフロントキャントレール７′に枢着状態で固
定される風防部として働く。第二の屋根部分２１はスラ
イド屋根の様式で−使用位置ＢｓｔＩＩとＢｓｔＩＶ間
で縦方向で第三の屋根部分２２の下方で摺動可能に、し
かも使用位置ＢｓｔＩＶへと、可動に構成されており、
この場合第三の屋根部分２２は上部構造７内にしっかり
と挿入固定されている。
る側方の屋根枠１８を備えており、これらの屋根枠間に
おいて−車両縦方向Ｃ−Ｃで見て−相前後して第一の屋
根部分２０、第二の屋根部分２１および第三の屋根部分
２２が設けられている。第一の屋根部分２０は使用位置
ＢｓｔＩとＢｓｔＩＩ間において、−図１と図２参照−
において傾斜して立上がり可能に形成されており、その
取付けられた使用位置ＢｓｔＩＩにおいて屋根枠１８或
いはルーフフロントキャントレール７′に枢着状態で固
定される風防部として働く。第二の屋根部分２１はスラ
イド屋根の様式で−使用位置ＢｓｔＩＩとＢｓｔＩＶ間
で縦方向で第三の屋根部分２２の下方で摺動可能に、し
かも使用位置ＢｓｔＩＶへと、可動に構成されており、
この場合第三の屋根部分２２は上部構造７内にしっかり
と挿入固定されている。
【００１３】屋根部分２０，２１と２２は組立位置或い
は基本位置において互いに表面が一体的にな形状を呈す
るするように設けられており、その際屋根部分２０と２
１との間にパッキン２３が設けられている（図９参
照）。この領域内において屋根部分２１の下側にはレー
ル２４が設けられており、このレールはそのウエッブ２
５により第一の屋根部分２０を下方から支持しており、
この場合ウエッブ２５とこの第一の屋根部分２０との間
でパッキン２６が介在されている。
は基本位置において互いに表面が一体的にな形状を呈す
るするように設けられており、その際屋根部分２０と２
１との間にパッキン２３が設けられている（図９参
照）。この領域内において屋根部分２１の下側にはレー
ル２４が設けられており、このレールはそのウエッブ２
５により第一の屋根部分２０を下方から支持しており、
この場合ウエッブ２５とこの第一の屋根部分２０との間
でパッキン２６が介在されている。
【００１４】第二の屋根部分２１を使用位置ＢｓｔＩＩ
Ｉから使用位置ＢｓｔＩＶに運動させるには、屋根枠１
８に設けられている案内レール２７が使用される（図６
参照）。この案内レール２７と第二の屋根部分２１との
間には、一つ或いは多数の結合装置Ｖｖが設けられてい
る。図６には、屋根枠１８が外構え２８と内構え２９を
有しており、この場合案内レール２７が内構え２９に保
持されているのが示されている。第二の屋根部分２１は
パッキン３０を介してフランジ３２の内側３１と協働
し、このフランジは外構え２８と内構え２９によって形
成されている。パッキン３０は成形された担持体３５の
フランジ３４を収容部３３により収容し、この担持体は
第二の屋根部分２１の下側３６に適当な方法で、その下
側に固定されて比較的大きな表面を有する第二の屋根部
分２１を固定する働きを行う。結合装置Ｖｖはレバー機
構を備えており、このレバー機構は第二の屋根部分２１
を一方では車両縦方向Ｃ−Ｃで、他方では使用位置Ｂｓ
ｔＩＶに運動させるために働く。
Ｉから使用位置ＢｓｔＩＶに運動させるには、屋根枠１
８に設けられている案内レール２７が使用される（図６
参照）。この案内レール２７と第二の屋根部分２１との
間には、一つ或いは多数の結合装置Ｖｖが設けられてい
る。図６には、屋根枠１８が外構え２８と内構え２９を
有しており、この場合案内レール２７が内構え２９に保
持されているのが示されている。第二の屋根部分２１は
パッキン３０を介してフランジ３２の内側３１と協働
し、このフランジは外構え２８と内構え２９によって形
成されている。パッキン３０は成形された担持体３５の
フランジ３４を収容部３３により収容し、この担持体は
第二の屋根部分２１の下側３６に適当な方法で、その下
側に固定されて比較的大きな表面を有する第二の屋根部
分２１を固定する働きを行う。結合装置Ｖｖはレバー機
構を備えており、このレバー機構は第二の屋根部分２１
を一方では車両縦方向Ｃ−Ｃで、他方では使用位置Ｂｓ
ｔＩＶに運動させるために働く。
【００１５】乗用車１の乗員のために良好な視野を確保
するために、全屋根部分２０，２１および２２は透視ガ
ラスから造られている。その際、この透視ガラスは多層
の光線保護ガラスである。更に屈光性のガラスも使用可
能である。また、屋根部分２０，２１の内側に日除け３
７（図６参照）を設けることも可能であり、この日除け
は例えば車両が止まっている際閉じられた位置或いは覆
い位置に移動させることができる。また、屋根部分２１
の外側において担持体３５の領域内で位置３８において
ガラスを、例えば黒色に着色し、これにより一方では担
持体３５が覆われ、他方では本来の美的効果を達するこ
とが可能である。着色はすべての屋根部分一体にわたっ
て縁部を形成するように行われていてもよい。
するために、全屋根部分２０，２１および２２は透視ガ
ラスから造られている。その際、この透視ガラスは多層
の光線保護ガラスである。更に屈光性のガラスも使用可
能である。また、屋根部分２０，２１の内側に日除け３
７（図６参照）を設けることも可能であり、この日除け
は例えば車両が止まっている際閉じられた位置或いは覆
い位置に移動させることができる。また、屋根部分２１
の外側において担持体３５の領域内で位置３８において
ガラスを、例えば黒色に着色し、これにより一方では担
持体３５が覆われ、他方では本来の美的効果を達するこ
とが可能である。着色はすべての屋根部分一体にわたっ
て縁部を形成するように行われていてもよい。
【００１６】本発明による実施例による乗用車にあっ
て、第二の屋根部分２１を扉窓境界部１６もしくは前部
座席の乗員Ｊｖの後ろに座している後部座席乗員Ｊｈの
上部領域に達するまで案内した際、−車両縦方向Ｃ−Ｃ
で見て−屋根部分２０，２１，２２の長さが好都合であ
る。この場合、第二の屋根部分２１と第三の屋根部分２
２間の長さＤＬＩＩとＤＬＩＩＩは第一の屋根部分２０
の長さＤＬＩよりもほぼ四倍長い（図１参照）。更に屋
根部分２０と２１は可能な限り幅広く形成され、これに
より比較的狭いかつ軽量な屋根構え構造が達せられる。
て、第二の屋根部分２１を扉窓境界部１６もしくは前部
座席の乗員Ｊｖの後ろに座している後部座席乗員Ｊｈの
上部領域に達するまで案内した際、−車両縦方向Ｃ−Ｃ
で見て−屋根部分２０，２１，２２の長さが好都合であ
る。この場合、第二の屋根部分２１と第三の屋根部分２
２間の長さＤＬＩＩとＤＬＩＩＩは第一の屋根部分２０
の長さＤＬＩよりもほぼ四倍長い（図１参照）。更に屋
根部分２０と２１は可能な限り幅広く形成され、これに
より比較的狭いかつ軽量な屋根構え構造が達せられる。
【００１７】ピラー３９が屋根部分２０，２１，２２を
区画している屋根枠１８から遠ざかるように、しかも後
方の扉窓境界部の領域内で設けられており、このピラー
は上部構造７の窓との境界を区画する線状部６の上方を
走る支持体４０で終わっており（図７参照）、支持体は
窓との境界を区画する線状部６に沿って相対しているピ
ラー３９を間を走っている。この支持体４０は断面がＵ
−字形に形成されており、接着材４１により側窓１７を
その位置に保持する（図７参照）。即ち、この側窓１７
は、ピラー３９の側方の屋根枠１８と支持体４０とによ
って区画されている開口４２内に挿入されている。
区画している屋根枠１８から遠ざかるように、しかも後
方の扉窓境界部の領域内で設けられており、このピラー
は上部構造７の窓との境界を区画する線状部６の上方を
走る支持体４０で終わっており（図７参照）、支持体は
窓との境界を区画する線状部６に沿って相対しているピ
ラー３９を間を走っている。この支持体４０は断面がＵ
−字形に形成されており、接着材４１により側窓１７を
その位置に保持する（図７参照）。即ち、この側窓１７
は、ピラー３９の側方の屋根枠１８と支持体４０とによ
って区画されている開口４２内に挿入されている。
【００１８】図１に示したように走行方向Ｂと反対方向
で断面が拡大されていて、相対して設けられている−こ
のことは線ＤＬｏとＤＬｕで示した−屋根枠１８は第三
の屋根部分２２の領域内で、しかも第二の屋根部分２１
に隣接して横担持体４３と結合されており、この横担持
体上に第三の屋根部分２２が載っている。横担持体は接
着により上部構造７にその位置で保持されている。屋根
線１０と線ＤＬｏはほぼ互いに同じ間隔で走っている。
で断面が拡大されていて、相対して設けられている−こ
のことは線ＤＬｏとＤＬｕで示した−屋根枠１８は第三
の屋根部分２２の領域内で、しかも第二の屋根部分２１
に隣接して横担持体４３と結合されており、この横担持
体上に第三の屋根部分２２が載っている。横担持体は接
着により上部構造７にその位置で保持されている。屋根
線１０と線ＤＬｏはほぼ互いに同じ間隔で走っている。
【００１９】上部構造７は屋根部分２０，２１，２２と
共に側方の担持体１８，１９、ピラー３９、横担持体４
３、支持体４０および後方の側窓１７とを既製の単位構
造要素として形成しており、この単位構造要素はボディ
２もしくは基体４と一つ或いは多数のねじ結合部４４を
介して結合されている。
共に側方の担持体１８，１９、ピラー３９、横担持体４
３、支持体４０および後方の側窓１７とを既製の単位構
造要素として形成しており、この単位構造要素はボディ
２もしくは基体４と一つ或いは多数のねじ結合部４４を
介して結合されている。
【００２０】ねじ結合部４４の実施例は図８に示した。
この図により、支持体４０はアングル部材４５を備えて
おり、このアングル部材はボディ２の他方のアングル４
６に沿って案内されている。両アングル部材４５，４６
の間にはねじ４７が設けられている。
この図により、支持体４０はアングル部材４５を備えて
おり、このアングル部材はボディ２の他方のアングル４
６に沿って案内されている。両アングル部材４５，４６
の間にはねじ４７が設けられている。
【００２１】更に、支持体４０は一方では接着材４８を
介して第三の屋根部分２２と結合されており、他方では
パッキン４９を介しボディ２の内横担持体５１のフラン
ジ５０に沿って案内されている。第三の屋根部分２２は
パッキン５２により外横担持体５３に接続されている。
介して第三の屋根部分２２と結合されており、他方では
パッキン４９を介しボディ２の内横担持体５１のフラン
ジ５０に沿って案内されている。第三の屋根部分２２は
パッキン５２により外横担持体５３に接続されている。
【００２２】
【発明の効果】本発明により得られる主たる利点は、そ
のガラスから成りかつ部分的に開くことが可能な屋根部
分を有する上部構造が、閉じられたボディ或いは開かれ
たボディとして、目的にかなった組合せ可能な車両を形
成することができることである。その際、上方への乗員
の、例えば屋根を介して周囲の光景および風景を観察す
ることが可能であるように、視野が優れているのみなら
ず、屋根部分が可動であることにより車室の良好な換気
が可能となり、乗員は開いている車両から走る周囲の雰
囲気を味わえる。
のガラスから成りかつ部分的に開くことが可能な屋根部
分を有する上部構造が、閉じられたボディ或いは開かれ
たボディとして、目的にかなった組合せ可能な車両を形
成することができることである。その際、上方への乗員
の、例えば屋根を介して周囲の光景および風景を観察す
ることが可能であるように、視野が優れているのみなら
ず、屋根部分が可動であることにより車室の良好な換気
が可能となり、乗員は開いている車両から走る周囲の雰
囲気を味わえる。
【図１】本発明による上部構造を備えた乗用車の側面図
である。
である。
【図２】図１の部分図である。
【図３】図１の矢印Ａ方向で見た図である。
【図４】図３の切断線ＩＶ−ＩＶに沿った断面図であ
る。
る。
【図５】図４に相当する図である。
【図６】図１の切断線ＶＩ−ＶＩに沿った拡大図であ
る。
る。
【図７】図１の切断線ＶＩＩ−ＶＩＩに沿った拡大図で
ある。
ある。
【図８】図１のＸ部分の詳細図である。
【図９】図１のＹ部分の詳細図である。
１ 乗用車
２ ボディ
３ 車輪
４ 基体
５ ウインドシールド
６ 窓との境界を区画する線状部
７ 上部構造
７′ ルーフフロントキャントレール
８ 屋根
９ 車室
１０ 屋根線
１１ バッチバックドア
１２ 扉
１３ 扉本体
１４ 三角形窓
１５ 側窓
１６ 扉窓境界部
１７ 側窓
１８ 屋根枠
２０ 第一の屋根部分
２１ 第二の屋根部分
２２ 第三の屋根部分
２３ パッキン
２４ レール
２５ ウエッブ
２７ 案内レール
２８ 外構え
２９ 内構え
３０ パッキン
３３ 収容部
３４ フランジ
３５ 担持体
３７ 日除け
３９ ピラー
４０ 支持担持体
４２ 開口
４３ 横担持体
４４ 結合ねじ
フロントページの続き
(72)発明者 ユルゲン・バイヤー
ドイツ連邦共和国、71287 ヴアイスザ
ッハ、ヒルシユストラーセ、21
(56)参考文献 特開 平３−121926（ＪＰ，Ａ)
特開 昭60−71327（ＪＰ，Ａ)
実開 昭63−123317（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B60J 7/02
Claims (19)
- 【請求項０１】 ルーフフロントキャントレールと、こ
のルーフフロントキャントレールの後方に延在している
線状部と、この線状部より上に延在している側窓と、上
部構造とを有する様式の乗用車用上部構造であって、前
記上部構造は、 線状部に向けて下方に傾斜する曲線で前記側窓の上を後
方に延びるようにルーフフロントキャントレールに取付
けることができる、一対の側方に間隔を置いた側方の屋
根枠と、 側方の屋根枠の前方部分の間で側方に延在していてかつ
前記側方の屋根枠の前方部分で支持される、第一の角運
動可能な風防屋根部分と、 第一の屋根部分の後方に配置された第二の可動な屋根部
分と、 第二の屋根部分の後方に配置された第三の屋根部分とを
有し、この第三の屋根部分は、側方の屋根枠のそれぞれ
の後方部分の間に延在しかつ側方の屋根枠のそれぞれの
後方部分により固定支持され、また側方の屋根枠に直接
配置された側方の案内レールを有し、この案内レール
は、第三の屋根部分の前の閉じられた上部構造位置と、
少なくとも一部が第三の屋根部分の下に配置される開い
た上部構造位置との間で第二の屋根部分の移動を支持案
内するために使用されている上部構造において、 前記第一、第二および第三の屋根部分はすべて、乗用車
の全乗員の良好な視野を確保するために透明な材料で造
られていることを特徴とする上部構造。 - 【請求項０２】 各側方の屋根枠は外構えと内構えとを
有し、側方の案内レールはそれぞれの側方の屋根枠のそ
れぞれの内構えに保持されることを特徴とする請求項１
に記載の上部構造。 - 【請求項０３】 前記第二と第三の屋根部分は前記第一
の屋根部分の長さのほぼ４倍であることを特徴とする請
求項１に記載の上部構造。 - 【請求項０４】 前記上部構造の各側は、 車両後方の側窓と、 頂部が前記側方の屋根枠の一方に結合されかつ底部が、
線状部に沿って延在するようになっている、後方に延在
する支持体に結合されたピラーとを有し、前記ピラーと
支持体は車両後方の側窓のそれぞれの前部および底部側
を区画しかつ支持することを特徴とする請求項１に記載
の上部構造。 - 【請求項０５】 前記側方の屋根枠は、線状部に向けて
連続的に下方に傾斜してフアストバックのクーペ乗用車
の形状を形成する曲線で、乗用車のルーフフロントキャ
ントレール枠の頂部と、乗用車の最も後方の側窓の後ろ
側との間に延在していることを特徴とする請求項１に記
載の上部構造。 - 【請求項０６】 ３つの屋根部分は、前記第二の屋根部
分が閉じられた位置にあるときに、表面が一体的な形状
を呈するように互いに整向されていることを特徴とする
請求項１に記載の上部構造。 - 【請求項０７】 第二の屋根部分が閉じられた位置にあ
るときに、第二の屋根部分と第三の屋根部分の間だけで
はなく第一の屋根部分と第二の屋根部分の間の空間を密
封するためにパッキンが設けられていることを特徴とす
る請求項１に記載の上部構造。 - 【請求項０８】 屋根部分の各々は、遮光特性を有する
透明なガラスからなることを特徴とする請求項１に記載
の上部構造。 - 【請求項０９】 上部構造は、それぞれの後方の扉窓境
界部の領域内で側方屋根枠から導出されるそれぞれのピ
ラーを有し、これらのピラーは線状部の上方を走ってい
る上部構造の支持体に導かれていることを特徴とする請
求項１に記載の上部構造。 - 【請求項１０】 第二の屋根部分に隣接する第三の屋根
部分は、第三の屋根部分の前部を支持するための、側方
の屋根枠の間に延在している横ビーム上に載っているこ
とを特徴とする請求項１に記載の上部構造。 - 【請求項１１】 第三の屋根部分と後方の側窓は上部構
造と接着により結合されていることを特徴とする請求項
１に記載の上部構造。 - 【請求項１２】 上部構造は、３つの屋根部分、側方の
案内レールおよび屋根枠、ピラー、横ビーム、支持体お
よび車両後方の側窓と共に既製の単位構造要素を形成す
ることを特徴とする請求項１に記載の上部構造。 - 【請求項１３】 上部構造は１つまたは複数のねじ結合
により車両ボデイに保持されることを特徴とする請求項
１２に記載の上部構造。 - 【請求項１４】 前記第二と第三の屋根部分は長さが前
記第一の屋根部分のほぼ４倍であることを特徴とする請
求項１３に記載の上部構造。 - 【請求項１５】 前記上部構造の各側は、 車両後方の側窓と、 頂部が前記側方の屋根枠の一方に結合されかつ底部が、
線状部に沿って延在するようになっている、後方に延在
する支持体に結合されたピラーとを有し、前記ピラーと
支持体は車両後方の側窓のそれぞれの前部および底部側
を区画しかつ支持することを特徴とする請求項１４に記
載の上部構造。 - 【請求項１６】 前記側方の屋根枠は、線状部に向けて
連続的に下方に傾斜してフアストバックのクーペ乗用車
の形状を形成する曲線で、乗用車のルーフフロントキャ
ントレール枠の頂部と、乗用車の最も後方の側窓の後ろ
側との間に延在していることを特徴とする請求項１５に
記載の上部構造。 - 【請求項１７】 ３つの屋根部分は、前記第二の屋根部
分が閉じられた位置にあるときに、表面が一体的な形状
を呈するように互いに整向されていることを特徴とする
請求項１６に記載の上部構造。 - 【請求項１８】 第二の屋根部分に隣接する第三の屋根
部分は、第三の屋根部分の前部を支持するための、側方
の屋根枠の間に延在している横ビーム上に載っているこ
とを特徴とする請求項１７に記載の上部構造。 - 【請求項１９】 上部構造は、３つの屋根部分、側方の
案内レールおよび屋根枠、ピラー、横ビーム、支持体お
よび車両後方の側窓と共に既製の単位構造要素を形成す
ることを特徴とする請求項１８に記載の上部構造。
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|---|---|---|---|
| DE4335653A DE4335653A1 (de) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | Aufbau für Personenwagen |
| DE4335653:2 | 1993-10-15 |
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-
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