JPH0437780Y2 - - Google Patents

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JPH0437780Y2
JPH0437780Y2 JP1986132970U JP13297086U JPH0437780Y2 JP H0437780 Y2 JPH0437780 Y2 JP H0437780Y2 JP 1986132970 U JP1986132970 U JP 1986132970U JP 13297086 U JP13297086 U JP 13297086U JP H0437780 Y2 JPH0437780 Y2 JP H0437780Y2
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deflector
canvas
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vehicle
roof
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JP1986132970U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車体のルーフに可撓性キヤンバスに
て開閉される開口部が形成され、該開口部の前縁
付近にデフレクターが設けられた車両用キヤンバ
ストツプのデフレクター構造に関する。
(従来の技術) 従来より、自動車等の車両において、第4図に
示すように、車体101のルーフに開口部102
が形成され、該開口部102が可撓性キヤンバス
103によつて開閉自在に覆われるキヤンバスト
ツプは知られている(例えば実開昭61−78020号
公報参照)。
そのような車両のキヤンバストツプは、例えば
第5図乃至第7図に示すような構造となつてい
る。すなわち、車体101のルーフに形成された
開口部102が可撓性キヤンバス103によつて
開閉されるようになつている。該キヤンバス10
3の前端縁には硬質の板状部材104が設けら
れ、後端縁はフレーム105に連結され、しかし
て板状部材104が、開口部102の閉鎖時には
ルーフ前部に位置し、開放時には、開口部102
の両側に配設され車体前後方向に延びるガイドレ
ール106に案内されて後方へ移動して前記キヤ
ンバス103を折りたたみ、ルーフ後部に位置す
るようになつている。
前記ガイドレール106はキヤンバストツプフ
レーム105に支持されており、該フレーム10
5の下端にはトツプ・シーリング107、リヤ・
レインフオースメント108、サイド・レインフ
オースメント109、コーナー・レインフオース
メント110、フロント・レインフオースメント
111及びシールパツキング112が、その上側
にはシールパツキンインナ113がそれぞれ取付
けられている。
さらに、ガイドレール106上にはレールカバ
ー114、セツトプレート115が設けられ、モ
ータ(図示せず)の作動により駆動ユニツト11
6が、板状部材104に固着されたフロントガイ
ドアツセンブリ117をドライブワイヤ118を
介して動かし、該板状部材104を進退すること
で、可撓性キヤンバス103の折りたたみ及び伸
展を行うようになつている。なお、上記可撓性キ
ヤンバス103は、左右方向の張りを付与しかつ
折りたたみ可能とするためにキヤンバス骨組にて
支持されている。
また、上記開口部102の前縁付近には、第4
図に示すように、合成樹脂製のデフレクター11
9が固着されている。なお、デフレクター119
は、ごみ、水等を含む走行風が、開口部102を
通じて車室内へ侵入するのを防止するために設け
られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、デフレクター119は、走行風の侵
入を防止するためには、できるだけ高いことが望
ましいが、デフレクター119の高さが高いと、
該デフレクター119が、走行中に、空気抵抗と
なる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、デ
フレクターによる空気抵抗を小さくした車両用キ
ヤンバストツプのデフレクター構造を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、車体の
ルーフに、水平方向に移動可能な可撓性キヤンバ
スにて開閉される開口部が形成され、該開口部の
前縁付近にデフレクターが設けられた車両用キヤ
ンバストツプのデフレクター構造を前提とし、上
記デフレクターは、前縁が執着されて起伏可能に
設けられるとともに車体のルーフとの間に支持部
材が介設され、上記デフレクターはスプリング部
材にて起立方向に常時付勢され、該支持部材は、
デフレクター側の第1リンク部材と、該第1リン
ク部材にヒンジ結合されたルーフ側の第2リンク
部材とにより構成され、可撓性キヤンバスの閉時
に、可撓性キヤンパスの前縁が第2リンク部材を
押圧することで第2リンク部材を前方へ傾斜さ
せ、デフレクターを倒伏させるように構成されて
いる。
(作用) 可撓性キヤンバスの閉時には、スプリング部材
のスプリング力によつてデフレクターが起立位置
となり、閉時には、可撓性キヤンバスの前縁にて
第2リング部材が押圧されて該第2リング部材を
前方に傾斜させ、デフレクタヲ倒伏させる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に沿つて説明す
る。
第1図乃至第3図において、1はキヤンバスト
ツプ車で、その車体2のルーフ3の開口部4が、
水平方向に移動可能な可撓性キヤンバス5にて開
閉されるようになつている。該開口部4の前縁付
近には、下縁がルーフパネル6上面に固設され車
体左右方向の固定部材7が設けられ、該固定部材
7の上縁部に対し、車体左右方向に延びるデフレ
クター8の下縁部が枢着されている。
すなわち、ルーフパネル6の前部においては、
第2図及び第3図に示すように、下側にインナパ
ネル9が接合されて閉断面構造のフロントヘツダ
10が形成され、該フロントヘツダ10の前縁付
近に板状の固定部材7の下縁部が固着されてい
る。該固定部材7は後上りに傾斜しており、上縁
部にはヒンジ11を介してデフレクター8の下縁
が設けられ、該デフレクター8が起伏可能となつ
ている。上記ヒンジ11の部位には、デフレクタ
ー8を起立方向に常時付勢するスプリング12が
設けられている。
デフレクター8は、起立位置において、固定部
材7に連続して後上りに傾斜するようになつてい
る。なお、デフレクター8の上縁部8aは、下向
きに湾曲した形状となつている。
また、上記デフレクター8の中間部分は、ルー
フパネル6に支持部材13を介して連結されてい
る。支持部材13は、上端がデフレクター8に回
動可能に連結された第1リンク部材13aと、該
第1リンク部材13aの下端に上端がヒンジ結合
され下端がルーフパネル6に回動可能に連結され
た第2リンク部材13bとからなり、可撓性キヤ
ンバス5の閉時に該キヤンバス5の前縁部が第2
リンク部材13bを押圧してそれを前方へ押し倒
すことで、デフレクター8を倒伏方向へ変位させ
るようになつている。
上記のように構成すれば、可撓性キヤンバス5
の開時には、スプリング12のスプリング力によ
つてデフレクター8が固定部材7に対して起立方
向に付勢され、デフレクター8が起立位置(第2
図実線参照)に保持される。これによつて、走行
風の車室内への侵入が阻止される。
一方、可撓性キヤンバス5の閉時には、可撓性
キヤンバス5の前縁にて支持部材13の第2リン
ク部材13bを車体前方向へ押圧されるので、両
リンク部材13a,13bが、ヒンジ結合部分が
前方へ移動するように屈曲変形し、デフレクター
8を倒伏方向へ、スプリング12のスプリング力
に抗して引き下げ、デフレクター8を倒伏位置
(第2図鎖線参照)とする。これによつて、デフ
レクター8による空気抵抗が小さくなるのに加え
て、デフレクター8が外観上目立たなくなり、見
栄えが向上する。この場合、可撓性キヤンバス5
が開口部4を閉鎖しているので、走行風が侵入す
るおそれはない。なお、可撓性キヤンバス5の閉
時から開時に移行する際には、可撓性キヤンバス
5の前端による支持部材13(第2リンク部材1
3b)の押圧が解除されるので、スプリング12
のスプリング力によりデフレクター8が起立せし
められる。
上記実施例においては、デフレクター8を固定
部材9を介してルーフパネル6に取付けている
が、上記固定部材を省略してデフレクター8をル
ーフパネル6に対し起伏可能に取付けるようにし
てもよい。
(考案の効果) 本考案は、上記のように、可撓性キヤンバスの
水平方向の移動動作を利用して走行風の侵入のお
それのない可撓性キヤンバスの閉時にデクレクタ
を倒伏するようにしたので、簡単な構造でかつ、
走行風の侵入防止というデフレクターの機能を損
なうことなく、空気抵抗の低減が図れ、また、可
撓性キヤンバスの閉時におけるデフレクターの見
栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図はキヤンバストツプ車の斜視図、第2
図は車体のルーフ前部の斜視図、第3図は第2図
のA方向矢視図、第4図乃至第7図は従来例を示
し、第4図は車体のルーフの斜視図、第5図は第
4図の−線断面図、第6図は第4図の−
線断面図、第7図は車両用キヤンバストツプの一
部分解斜視図である。 1……キヤンバスストツプ車、2……車体、3
……ルーフ、4……開口部、5……可撓性キヤン
バス、8……デフレクター、12……スプリン
グ、13……支持部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体のルーフに、水平方向に移動可能な可撓性
    キヤンバスにて開閉される開口部が形成され、該
    開口部の前縁付近にデフレクターが設けられた車
    両用キヤンバストツプのデフレクター構造におい
    て、 上記デフレクターは、前縁が執着されて起伏可
    能に設けられるとともに車体のルーフとの間に支
    持部材が介設され、 上記デフレクターはスプリング部材にて起立方
    向に常時付勢され、 該支持部材は、デフレクター側の第1リンク部
    材と、該第1リンク部材にヒンジ結合されたルー
    フ側の第2リンク部材とにより構成され、 可撓性キヤンバスの閉時に、可撓性キヤンパス
    の前縁が第2リンク部材を押圧することで第2リ
    ンク部材を前方へ傾斜させ、デフレクターを倒伏
    させるように構成されていることを特徴とする車
    両用キヤンバストツプのデフレクター構造。
JP1986132970U 1986-08-30 1986-08-30 Expired JPH0437780Y2 (ja)

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JP1986132970U JPH0437780Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986132970U JPH0437780Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS6339030U JPS6339030U (ja) 1988-03-14
JPH0437780Y2 true JPH0437780Y2 (ja) 1992-09-04

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JP1986132970U Expired JPH0437780Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH038490Y2 (ja) * 1984-10-29 1991-03-01

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JPS6339030U (ja) 1988-03-14

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