JP3144502B2 - 自動車のフレーム構造 - Google Patents

自動車のフレーム構造

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JP3144502B2
JP3144502B2 JP07545692A JP7545692A JP3144502B2 JP 3144502 B2 JP3144502 B2 JP 3144502B2 JP 07545692 A JP07545692 A JP 07545692A JP 7545692 A JP7545692 A JP 7545692A JP 3144502 B2 JP3144502 B2 JP 3144502B2
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逸郎 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のフレーム構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のフレーム構造としては各種のも
のが提案されており、例えば車体左右のサイドシルを車
体幅方向に延出するミドルクロスメンバーで連結すると
ともに左右のリヤフレームをリヤクロスメンバーで連結
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで自動車のフレ
ーム構造は剛性が高いものが好ましく、そこで構造を複
雑にすることなく、簡単な構造でより剛性を高くするこ
とが望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、車幅方向に配設されたミドルクロスメンバー
26の左右端部に後方に延びる左右のリヤフレーム2
7,27を設け、このミドルクロスメンバー26にフロ
アトンネル33の後端部を接合し、前記ミドルクロスメ
ンバー26の前記フロアトンネル33の後端部の接合部
の左右には、フロアトンネル33後端部とミドルクロス
メンバー26との接合を補強する左右のスティフナー4
3,43又はフロアトンネル33の左右に配設したフロ
アフレーム25,25と該ミドルクロスメンバー26と
を接続する接続フレーム35,35の少なくとも一方を
設け、前記ミドルクロスメンバーと左右のリヤフレーム
との間には、前記スティフナー43,43又は前記接続
フレーム35,35の少なくとも一方を介して前記フロ
アフレーム25,25からほぼ連続する連結フレーム2
9,29を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】ミドルクロスメンバー26とリヤフレーム
7,27との間に連結フレーム29,29を設けたの
で、車体フレームの剛性を高めることができる。そし
て、フロアフレーム25、接続フレーム35、スティフ
ナー43、連結フレーム29はほぼ連続するのでこの構
造からも車体フレームの剛性を向上させることができ
る。
【0006】
【実施例】以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1はルーフ開閉装置を備えた自動車
の斜視図を示す。図中、1,1はフロントピラー、2は
フロントピラーに一体に連結するフロントクロスメンバ
ーでこれらフロントピラー1、1、フロントクロスメン
バー2でフロントガラス3を支持する。シート4,4の
後にはロールバー5を設け、このロールバー5の下端は
トランク6に連結する。
【0007】前記フロントクロスメンバー2とロールバ
ー5の間にはルーフ8を設け、このルーフ8は車体とは
別体になっている。ルーフ8は通常時にはピン9,9が
フロントクロスメンバー2に、又、ピン10,10がロ
ールバー5に夫々係止することで固定され、固定状態で
は通常の自動車のルーフとして機能する。その一方で、
ルーフ8を取外せばフロントクロスメンバー2とロール
バー5の間には空間が広がり大きな解放感が得られるよ
うになっている。
【0008】トランク6内にはトランクルーム13が形
成されており、このトランクルーム13は上面側が開口
しこの開口部13aにトランクリッド14を配置する。
このトランクリッド14は昇降装置16を介して上下に
移動できるようになっており、トランクリッド14は最
も下に下がった状態で前記開口部13aを塞ぐようにな
っている。昇降装置16は、車体側に固定される固定フ
レーム18,18に対して移動フレーム19,19を上
下移動自在に取付けるとともにこの移動フレーム19の
上端をトランクリッド14に取付けることで構成し、モ
ータの作動により移動フレーム19,19が固定フレー
ム18,18に対して移動し、トランクリッド14が上
下動するようになっている。
【0009】トランクリッド14は最も高い位置ではル
ーフ8とほぼ同じ高さとなりこの状態で、ルーフ8の固
定を解除し(ピン9,9,10,10を引っ込める)、
トランクリッド14側からピン21,21を延ばしてこ
のピン21,21をルーフ8内のルーフサイドロック2
2,22内に入れるとともにピン21、21をこのルー
フサイドロック22で固定し、ピン21,21を引込め
ることでルーフ8をトランクリッド14内に収納する。
そしてこの状態からトランクリッド14を下降させてこ
のトランクリッド14を開口部13aまで下げれば、ル
ーフ8を開放状態とし且つこのルーフ8をトランク側に
収納することが可能となる。
【0010】図2は車体後部のフレームの平面図、図3
は図2の3ー3線断面図、図4は車体後部のフレームの
斜視図、図5は後述するスティフナー等を省略して描い
た図4と同様の図、図6は図5の6ー6線断面図、図7
は図2の7ー7線断面図、図8は図5の8ー8線断面
図、図9は車体後部フレームの分解斜視図を示す。
【0011】図2中、24、24は左右のサイドシル、
25、25はフロアフレームで、前記サイドシル24、
24は車体幅方向に延出するミドルクロスメンバー26
で連結する。27、27はミドルクロスメンバー26か
ら後方へ延出する一対のリヤフレームで、このリヤフレ
ーム27、27のほぼ中央部はリヤクロスメンバー28
で連結する。前記ミドルクロスメンバー26とリヤフレ
ーム27の間には連結フレーム29を設け、この連結フ
レーム29は図4、図9に示すように上面側が開放され
た断面コ字状を成し、且つ前端側と後端側が屈曲した形
状となっている。又、前端側、後端側、上面側には夫々
フランジ29a、29b、29cを形成し、フランジ2
9aをミドルクロスフレーム26の略中央部後面側に溶
着するとともにフランジ29bをリヤフレーム27の内
側面に溶着する。
【0012】図4に示すように前記ミドルクロスメンバ
ー26は、水平部30と垂直部31とから成り、夫々に
はフランジ30a、31aが形成されている。又、図5
に示すようにミドルクロスメンバー26の中央前方には
フロアトンネル33が位置し、図6に示すようにフロア
トンネル33の両側部33a、33aは下方に延出し、
フロア34の下方で横方向に伸びその端部33bが上方
に延出してフロア34の下面に固定される。
【0013】前記フロアフレーム25は断面コ字状を成
し、このフロアフレーム25の後端には接続フレーム3
5の前端を固着する。接続フレーム35は水平部36と
起立部37からなり、起立部37は前記ミドルクロスメ
ンバーム26の下面に固定し、接続フレーム35はフロ
アフレーム25とミドルクロスメンバー26を接続す
る。前記ミドルクロスメンバー26の水平部30上には
バルクヘッドクロスメンバー40を設け、このバルクヘ
ッドクロスメンバー40は、下面側が開放された断面コ
字状を成し、その前端側を図5に示すように前記フロア
トンネル33の後端側に溶着する。又、バルクヘッドク
ロスメンバー40の内部にはバルクヘッド41を固設
し、このバルクヘッド41でバルクヘッドクロスメンバ
ー40とフロアトンネル33の内部とを遮断する。
【0014】前記バルクヘッドクロスメンバー40の左
右にはスティフナー43を配設し、このスティフナー4
3は、上面部44と、前面部45と、側面部46と、斜
面部47とから成り、斜面部47の中央には開口48を
形成する。又、上面部44にはフランジ44a、44a
を、前面部45にはフランジ45a、45aを、側面部
46には46a、46aを夫々形成し、フランジ44
a、44aを前記バルクヘッドクロスメンバー40上面
とフランジ31aに夫々溶着し、フランジ45a、45
aをバルクヘッドクロスメンバー40側面、フランジ3
0aに夫々溶着し、更にフランジ46a、46aを水平
部30、垂直部31に夫々溶着する。これによりスティ
フナー43はミドルクロスメンバー26とバルクヘッド
クロスメンバー40との間に固定される。
【0015】以上に於いて、本実施例では、前記ミドル
クロスメンバー26とリヤフレーム27の間に連結フレ
ーム29を設け、この連結フレーム29でミドルクロス
メンバー26の略中央部とリヤフレーム27の内側面と
を連結するので車体フレームの剛性を向上させることが
できる。又、図4、図7に示すようにフロアフレーム2
5、接続フレーム35、スティフナー43、連結フレー
ム29はほぼ連続するのでこの構造からも車体フレーム
の剛性を向上させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、車幅
方向に配設されたミドルクロスメンバー26の左右端部
に後方に延びる左右のリヤフレーム27,27を設け、
このミドルクロスメンバー26にフロアトンネル33の
後端部を接合し、ミドルクロスメンバー26のフロアト
ンネル33の後端部の接合部の左右には、フロアトンネ
ル33後端部とミドルクロスメンバー26との接合を補
強する左右のスティフナー43,43又はフロアトンネ
ル33の左右に配設したフロアフレーム25,25と該
ミドルクロスメンバー26とを接続する接続フレーム3
5,35の少なくとも一方を設け、ミドルクロスメンバ
ーと左右のリヤフレームとの間には、スティフナー4
3,43又は接続フレーム35,35の少なくとも一方
を介してフロアフレーム25,25からほぼ連続する連
結フレーム29,29を設けた従って、ミドルクロス
メンバー26とリヤフレーム27,27との間に連結フ
レーム29を設けたので、車体フレームの剛性を高める
ことができる。特に本発明は、フロアフレーム25,2
5、接続フレーム35,35又はスティフナー43,4
3の少なくとも一方と、連結フレーム29,29はほぼ
連続するので、この構造からも車体フレームの剛性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーフ開閉装置を備えた自動車の斜視図。
【図2】車体後部の平面図
【図3】図2の3ー3線断面図
【図4】車体フレーム後部の斜視図
【図5】スティフナー等を省略して描いた図4と同様の
【図6】図5の6ー6線断面図
【図7】図2の7ー7線断面図
【図8】図5の8ー8線断面図
【図9】車体後部フレームの分解斜視図
【符号の説明】25…フロアフレーム 26…ミドルクロスメンバー 27…リヤフレーム 29…連結フレーム 33…フロアトンネル 35…接続フレーム 43…スティフナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 浩司 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 実開 昭63−104182(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/02 B62D 25/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車幅方向に配設されたミドルクロスメン
    バー26の左右端部に後方に延びる左右のリヤフレーム
    27,27を設け、このミドルクロスメンバー26にフ
    ロアトンネル33の後端部を接合し、 前記ミドルクロスメンバー26の前記フロアトンネル3
    3の後端部の接合部の左右には、フロアトンネル33後
    端部とミドルクロスメンバー26との接合を補強する左
    右のスティフナー43,43又はフロアトンネル33の
    左右に配設したフロアフレーム25,25と該ミドルク
    ロスメンバー26とを接続する接続フレーム35,35
    の少なくとも一方を設け、 前記ミドルクロスメンバーと左右のリヤフレームとの間
    には、前記スティフナー43,43又は前記接続フレー
    ム35,35の少なくとも一方を介して前記フロアフレ
    ーム25,25からほぼ連続する連結フレーム29,2
    9を設けた、 とを特徴とする自動車のフレーム構造。
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