JP3536499B2 - テストドライヤー - Google Patents

テストドライヤー

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は,ライスセンター
やカントリーエレベーターといった米麦共同調整施設の
試料穀物(サンプル穀粒)の精選・調整行程の前行程に
設けられる穀物試料乾燥機(テストドライヤー)に関す
る。 【0002】 【従来の技術】近時のライスセンター等においては、収
穫期に一時的に集中する刈り取り籾の搬入事務を能率化
するため、加入農家に農家コードを付した農家カードを
持ってもらうと共に、荷受けホッパーから粗選機、自動
水分計測器、計量器及び品種別または水分別に貯蔵する
荷受けタンクに至る作業を機械的に自動化して、その制
御ならびにフローの途中で得られる各種データ、荷受け
穀粒の品種別データ、農家カードデータの処理、記憶な
らびに伝票へのプリントなどをコンピューターで集中的
に処理することが行われており、これにより、事務及び
作業の能率化が達成される。 【0003】一方、搬入された穀物は、これを仕上げ水
分、例えば15.0%の整粒玄米重量に換算して、各農
家の荷受け搬入持分を算出している。各農家の持ち分計
算処理を行うため、ライスセンター等のオペレーター
は、搬入穀物から試料を採取すると共に、テストドライ
ヤーによって所定の水分までの乾燥を行う。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】実公昭59−3039
号公報に記載のテストドライヤーは、乾燥作業中にオペ
レーターがドライヤーに配置する試料箱(サンプル容
器)の数を調整したり、内部の試料の状態を監視してい
る必要があり、乾燥が夜間作業となることが多いにも関
わらず、オペレーターがドライヤーから離れられない難
点がある。 【0005】特公平6−46135号公報に記載された
テストドライヤーは、試料箱の底部が開放可能とされ、
また、試料箱を個別に取り扱える利点があるものの一平
面構造を基本とし、さらに、試料箱を個々に移動させる
もので、多数の試料箱を収納して一挙に乾燥する大型の
乾燥装置とするのが困難である。また、試料箱の底部を
開放して内部の試料を自動的に取り出す具体的な構成に
ついて開示していない。 【0006】特開平1−239377号公報に記載のテ
ストドライヤーは、回転円板上に多数のサンプル容器を
回転軸を中心として配列し、このような円板を多段に組
み付けて全体として一基の乾燥装置にまとめられた構造
となっている。円板を多段とすることで比較的多数のサ
ンプル容器を収納することができるが、一枚の円板の径
を大きくするには限度があり、また、多段の円板全体を
収容する乾燥機の高さが大きなものとなる。さらに、従
来のこのタイプのものは大きな乾燥室空間の底部に全体
としての熱風発生装置が配置されているのですべてのサ
ンプル容器を均一に乾燥させるのが難しい。 【0007】特開平2−21184号公報には、上下に
スプロケットを配置してチェーンを掛け、チェーンに多
数の試料容器を懸架して縦方向に循環させるものが開示
されている。チェーンは試料容器の数に合わせて収容力
を調整することが容易であるし、また、試料容器が乾燥
室内部を縦方向に移動するので、乾燥むらが少ない。し
かし、チェーンを縦方向に回動させる関係から、やはり
ドライヤーの高さが大きくなる。 【0008】高さの大きなドライヤーは、底面積が小さ
い利点があるが、建屋の入り口よりも高くなることがあ
り、施設完成後、内部へテストドライヤーを搬入するこ
とができず、建屋を建設する初期に設置したりしてい
る。また、縦長であるためにメインテナンスで高所に上
る必要がある。そこで、この発明は、装置高さを低く、
しかし、十分に多数のサンプル容器を収容することがで
きると共にサンプル穀物の自動取り出し機構を備え、乾
燥効率が高いテストドライヤーの提供を課題とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】2つのスプロケット間を
回転面をほぼ水平にして配置し、スプロケット間にチェ
ーンを掛け、設定されたほぼ水平な面で循環するチェー
ンに複数のサンプル容器を取付け、サンプル容器の移動
路に沿って投入装置、熱風通風装置、水分判定装置およ
び排出装置を配置する。この構造を1ユニットとして、
複数ユニットを多段に重設することがある。 【0010】複数ユニットを多段に重設した場合、各段
に設けられることとなる投入装置と排出装置は、それぞ
れ各段のものが切換弁を介して接続され、一つの投入装
置、排出装置として構成されることがある。サンプル容
器は、上方の開口(上開口)を受入口、下方の開口(下
開口)を排出口とし、下開口を覆う位置に多数の通気孔
を有する底壁を、常時下方へ開放可能に付勢して取付け
る。サンプル容器は底面を機枠側の支持面上に摺接して
移動させ、サンプル排出個所に排出装置を配置する。排
出装置は支持面の一部を下方へ移動し、サンプル容器の
底壁を下方へ移動させることにより試料を排出する。 【0011】熱風通風装置は、相互に隣り合った複数の
サンプル容器に熱風を一挙に送り込み通風させる機能を
有すると共に、各サンプル容器ごとに対応するシャッタ
ーを備えて、通風が不適当なサンプル容器への通風を遮
断する機能を有する。サンプル容器の移動路に沿ってさ
らに、冷風の噴出によってサンプル容器内のサンプルを
攪拌する攪拌装置を設けることがある。 【0012】 【発明の実施の形態】図1〜図3は、テストドライヤー
1の全体を示し、いわゆるカントリーエレベーターのよ
うな集中乾燥処理施設に付属して設けられ、かつ、その
制御装置の管理下に置かれている。なお、このテストド
ライヤー1は、本発明でいう1ユニット2で構成されて
いる。ユニット2は、直方形の外形を維持する機枠3、
サンプル容器4の搬送機構5、投入装置6、熱風通風装
置7、水分測定装置8および排出装置9を有している。 【0013】機枠3は、アングル材を直方体に組み付け
て頑丈に構成され、上下方向寸法の中間に上面が平らで
ほぼ水平な盤面に形成された支持部10(図3)が構成
されている。また、下面側にキャスター11が取り付け
られて全体の移動が容易にされている。 【0014】搬送機構5は、駆動側スプロケット12、
従動側スプロケット13、モーター14及びレール15
で構成される。スプロケット12、13は支持部10の
上面に盤面とほぼ水平に、また、その軸16、17を支
持部10の長手方向における両端部として配置され、両
スプロケット間にチェーン18が掛け回されている。駆
動側スプロケット12はモーター14と連動連結され、
チェーン18には隣接するようにして多数のサンプル容
器4が一連に取り付けられている。 【0015】レール15は、サンプル容器4の移動軌跡
に沿って帯状に盤面上に構成されており、排出装置9の
箇所に切欠き19が、熱風通風装置7の吹き出し口の位
置に3個の孔20が形成されている(図2)。なお、レ
ール15の切欠き19の箇所では支持部10も切り欠か
れている。また、レール15の上面はサンプル容器4の
支持面で移動路であり、容器底面との摺接が滑らかなよ
うに滑面とされている。サンプル容器4の構造について
は後述する。 【0016】投入装置6は、接続口21、投入口22、
連絡ダクト23及びホッパー24を備える(図3)。投
入口22と連絡ダクト23の間には切換弁25が配置さ
れていて接続口21から流れ込む穀粒をいずれかに切換
えるようになっている。図3では多段用の投入装置6が
図示されており、サンプル穀粒の投入路、排出路がそれ
ぞれ装置として統一されており、他の段においてもホッ
パー24の下部には同様に接続口21、投入口22、連
絡ダクト23及び切換弁25が繰り返し配置されてい
る。 【0017】したがつて、最上部の接続口21は、図で
は省略されているが、集中乾燥処理施設の荷受けホッパ
ーから分岐した移送ダクトに接続されている。投入口2
2は搬送機構5に取り付けられたサンプル容器4の上方
に配置され、チェーン18と共に移動してくる各サンプ
ル容器4と対応するようになっている。熱風通風装置7
(図9、図10)は、機枠3の内側で支持部10の下部
に配置される装置で(図1、図3)、風洞部26とシャ
ッター機構27を備える。風洞部26は、機枠3に対し
て横方向に配置され、一端を空気の導入部28、他端を
熱風の送出部29とし、内部にヒーター30とファン3
1を備えている。風洞部26の送出部29は、支持部1
0に形成された孔20(3個)の各個に対応して上方に
屈曲して構成され、上端の開口部が孔20に接続されて
いる。すなわち、熱風通風装置7は、3個の孔20に熱
風を一挙に送り込む機能を有する。 【0018】シャッター機構27は3個の孔20に対応
してそれぞれに設けられたエアシリンダ32とそのアー
マチュア33に取り付けられたシャッター板34からな
り、シャッター板34は、送出部29に進入及び退出し
て孔20への通風路をそれぞれに開閉することができ
る。図では開かれた位置が実線で示されている。水分測
定装置8はサンプル容器4の上方から2枚の電極板を差
し込み、水分量に応じて変化する静電容量を利用したも
のを採用している。 【0019】排出装置9(図7、図8)は、レール15
及び支持部10の切欠き19に配置された落し板35、
エアシリンダー36、排出案内板37を備え、エアシリ
ンダー36と落し板35はアーマチュア38とクランク
リンク39で連結されている。クランクリンク39は中
央の折曲部が支持部10に回動自在に取り付けられ、一
方のリンク部に落し板35が固定され、他方のリンク部
の先端にシリンダー36のアーマチュア38が連結され
ている。したがって、エアシリンダー36を作動して、
落し板35を一端縁を中心に他端縁を下方へ回動させる
ことができる。 【0020】サンプル容器4は、上方が開口されて受入
口40(図4)とされ、下方は底壁41が設けられて、
下方の開口が底壁41で覆われている。底壁41には多
数の穀粒が漏出しない大きさの通気孔42が形成されて
いる。底壁41は進行方向の後方側で蝶番式に下方へ開
放可能に取付けられており、自重で常時開放方向に付勢
されている。底壁41は、支持部10における切欠き1
9の大きさよりも小さく、従って、排出装置9の落し板
35上に載ることができる。 【0021】図6において、符号43は攪拌装置で、サ
ンプル容器4の移動路に沿って配置され、支持部10の
下面側に位置した冷風の噴出装置44と支持部の上面側
に位置した施蓋装置45を備えている。噴出装置44は
2基あり、また、施蓋装置45は、2個のサンプル容器
4の上開口を一挙に閉じることができる。これらはサン
プル容器4の移動に伴って作動されるリミットスイッチ
などにより、タイミングを持って作動される。図6では
2個のサンプル容器が施蓋され、下方から冷風が噴出さ
れており、容器4内部の穀粒が攪拌されている状態にあ
る。 【0022】一ユニット2の構成要素は以上の通りであ
り、支持部10の上面側でチェーン18が駆動側及び従
動側スプロケット12、13に掛け回され、ほぼ水平面
に沿って回動する。このチェーン18には、複数(実施
例において30個)のサンプル容器4が装着される。各
サンプル容器4はチェーン側の角部で相互に回動可能に
連結され(図1、図7)、底面をレール15の上面に載
せて間欠的に所定の速度で移動され、投入箇所Aをスタ
ート点として加熱乾燥点B、冷風攪拌点C、水分測定点
D及びサンプル排出箇所Eをそれぞれ順次に通過する。 【0023】テストドライヤー1は、集中乾燥施設の稼
働と共に作動され、サンプル容器4が移動され、投入箇
所Aでサンプルとしての穀粒(生籾など)を受ける。穀
粒を受け入れた容器4にはドグ(機械式の場合)または
フラグ(ソフト式の場合)が立てられる。ついで、加熱
乾燥点Bで下方から熱風を受け、乾燥される。さらに、
サンプル容器4は、水分の発散とテンパリングのため
に、従動スプロケット13を回り込んで水分測定点Dに
至る比較的長い経路を移動する。そして、サンプル排出
箇所Eに至るが、水分測定装置8によるサンプルの水分
測定結果が所定値(例えば、15%)以上であれば、こ
のサンプルを納めたサンプル容器4に対して排出装置9
は作動されず、サンプル容器4は排出箇所Eを通過し、
1回目の乾燥課程を終了する。今回の水分の測定結果は
各サンプル容器4毎に制御装置に記憶される。 【0024】 2回目以降の乾燥過程では、ドグが立っ
ているサンプル容器4及び空ではあるが投入が禁止され
たサンプル容器4(サンプル穀粒の均一な配分のために
制御装置に設定される)に対して投入装置6は作動せ
ず、容器4はそのまま投入箇所Aを通過する。また、加
熱乾燥点Bでは3個連続して並んだサンプル容器4のう
ち通風が不適当な容器4に対して、シャッター機構27
が作動する。すなわち、穀粒を収容していない空のサン
プル容器4が孔20上にあるときは熱風が無駄に通過
するのを防止するためにシャッター板34で送り出し部
29の熱風通路を閉じる。また、収容している穀粒の水
分値が所定値に近く、熱風を通過させると過乾燥となる
恐れがある穀粒を収容したサンプル容器4に対してもシ
ャッター板27を閉じる。風洞部26に、風洞内部が一
定の圧力以上になると、それにともなって開く逃し蓋
(破線部)を設けるかまたは送出部29の開口数に応じ
てファン31の風量を変えることにより、一つの送出部
29から常に一定の風量をサンプル容器4に供給する。 【0025】攪拌装置43は 同じサンプル容器4が何
回目かの設定された乾燥過程にあるときに作動され、ま
ず、サンプル容器4の上開口が施蓋されて閉じられ、つ
いで、底壁41の通気孔42を通じて容器4の内部に噴
出装置44から冷風が吹き込まれる。これによって、サ
ンプル容器4内部の穀粒は外部に飛び出すことなく、攪
拌され、穀粒の乾燥が均一化される。 【0026】そして、何回目かの乾燥工程の後、サンプ
ル穀粒の水分が所定値に達したサンプル容器4がサンプ
ル排出箇所Eに位置すると、排出装置9が作動して落し
板35が下方に移動され、このため、サンプル容器4の
底壁41が下方に開き、内部の乾燥済み穀粒が排出案内
板37を通って外部に排出される。この際、落し板35
を駆動するシリンダー36、アーマチュア38、クラン
クリンク39はサンプル容器4の底壁41を下方の開き
方向へ移動させる機構である。 【0027】空になったサンプル容器4は、投入箇所A
で再びサンプル穀粒を受け入れるか、制御装置からの指
令で空のまま次の加熱乾燥点Bに移動する。乾燥の完了
したサンプル穀粒は次工程で籾摺、選別、計量され、記
録された後、袋詰めされ、保存される。このように、一
ユニット2からなるテストドライヤー1であっても、サ
ンプル容器4はチェーン18に取り付けられるので、多
数のサンプル容器4を備えることができ、高さを小さく
小型化することができる。しかも、その作動を自動化す
ることができる。さらに、サンプル容器4の移動路に沿
って熱風通風装置7が配置されているので、サンプル容
器4に対して個別に熱風を供給することができ、熱風が
無駄に使用されず消費する熱量に対する乾燥効率が向上
する。 【0028】以上に説明したユニット2は、図11のユ
ニット2a〜2bのように、ユニット2を多段に積み上
げることが容易で、簡単に大容量のテストドライヤー1
を構築することができる。しかも、多段としても高さが
それほど大きくならない。施設への搬入に際しては、ユ
ニット2ごとに分解して搬入することもできるので、施
設が完了した後でも搬入に支障を来さない。また、工場
でユニットを組立、実働調整もすませておくことができ
るので、工場搬入後はユニットを連結し、また、その調
整をするだけなので、短期間に施工を完了することがで
きる。なお、図11において、投入装置6と排出装置9
に関して、ユニット2a、2bでは投入装置6の部分
を、ユニット2c、2dでは排出装置9の部分を主とし
て表示している。 【0029】 【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、チェー
ンを用いて多数のサンプル容器を収容でき、また、受入
から乾燥処理及び排出を自動化しやすい。さらに、多数
のサンプル容器を収容するにも関わらず、熱風の供給を
少数のサンプル容器に限定することができるので、均一
な乾燥を行え、さらに、供給エネルギーに対する乾燥効
率が向上する。 【0030】 請求項2に記載の構成によれば、個々に
テストドライヤーとして機能するユニットを複数段に重
設することで、サンプル容器の収容量を簡単に大きくす
ることができ、しかも、装置全体としての高さの増加を
抑制することができるため、高さ寸法が小さなテストド
ライヤーとして構成することができる。また、施設への
搬入をユニット単位に分解した状態でできるので、施設
入口の通過に支障を来すことがない。さらに、ユニット
は工場で組み立て、機能の調整をしておくことができる
ので、施設ではユニットを重設するだけとなり、施工期
間を短縮することができる。 【0031】請求項3に記載の構成によれば、ユニット
を重設した構造のテストドライヤーにおいて、サンプル
穀粒の投入装置、排出装置をそれぞれ1系統に統一し、
集中乾燥施設との連携構造を簡素なものにすることがで
きる。請求項4に記載の構成によれば、サンプル穀粒の
取り出しを簡単な構造で自動的に、かつ、確実に行うこ
とができる。これにより、テストドライヤーの作動を自
動化しやすい。 【0032】請求項5に記載の構成によれば、サンプル
穀粒の過乾燥を防止し、また、熱風の無駄な消費を抑制
して効率よく乾燥することができる。請求項6に記載の
構成によれば、サンプル穀粒の乾燥がさらに均一に行わ
れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】全体の平面図(一部を省略している) 【図2】主としてレールの配置を示す平面図 【図3】一部を断面として示す正面図 【図4】サンプル容器の斜視図(底壁が閉じ) 【図5】サンプル容器の斜視図(底壁が開き) 【図6】攪拌装置を示す正面図(一部を省略) 【図7】排出装置を示す正面図(閉じ状態) 【図8】排出装置を示す正面図(開き状態) 【図9】熱風装置の平面図 【図10】熱風装置の側面図 【図11】多段とした実施形態を示す正面図(一部省
略) 【符号の説明】 1 テストドライヤー 2 ユニット 3 機枠 4 サンプル容器 5 搬送機構 6 投入装置 7 熱風通風装置 8 水分測定装置 9 排出装置 10 支持部 11 キャスター 12 駆動側スプロケット 13 従動側スプロケット 14 モーター 15 レール 16 軸(駆動側) 17 軸(従動側) 18 チェーン 19 切欠き 20 孔 21 接続口 22 投入口 23 連絡ダクト 24 ホッパー 25 切換弁 26 風洞部 27 シャッター機構 28 導入部 29 送出部 30 ヒーター 31 ファン 32 エアシリンダー 33 アーマチュア 34 シャッター板 35 落し板 36 エアシリンダー 37 排出案内板 38 アーマチュア 39 クランクリンク 40 受入口 41 底壁 42 通気孔 43 攪拌装置 44 噴出装置 45 施蓋装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−163590(JP,A) 特開 平1−239377(JP,A) 特開 昭61−159073(JP,A) 実開 昭60−162894(JP,U) 特公 平6−46135(JP,B2) 実公 昭43−15898(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 15/04 F26B 25/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 2つのスプロケット間をほぼ水平に設定
    された面内で循環するチェーンに複数のサンプル容器が
    取付けられ、サンプル容器の移動路に沿って投入装置、
    熱風通風装置、水分判定装置および排出装置が配置され
    ており、サンプル容器は、上開口を受入口、下開口を排
    出口とし、下開口を覆う位置に多数の通気孔を有する底
    壁が常時下方へ開放可能として取付けられ、底壁の底面
    を機枠側の支持面上に摺接して移動されると共に排出装
    置はサンプル排出個所に配置され、支持面の一部を下方
    へ移動してサンプル容器の底壁を下方の開き方向へ移動
    させる機構を備えていることを特徴としたテストドライ
    ヤー。
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