JP3534528B2 - スケジュール管理装置 - Google Patents
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Description
記憶して表示するスケジュール管理装置に関する。
この種のスケジュール管理装置としては、例えば特開平
5−174033号公報に記載のものや、特開昭57−
3076号公報に記載されているようなものなどが知ら
れている。
る期間のスケジュール(期間スケジュール)の入力にお
いて、日付と予定データを入力した後、各種の表示フォ
ーマットの設定により1回の入力で各種表示に対応でき
るという機能を有したものが知られている。
の期間内にあたる1日単位の表示や週単位の表示にも該
当期間スケジュールの期間や内容がフォーマットの設定
なしに表示されるものは存在しなかった。
を指定(カレンダの日付が表示されたタブレット画面を
ペンで指定)して特定日を設定するという方法は存在し
たが、期間スケジュールの設定を行う場合に、開始日か
ら終了日までを連続した座標で入力すると、その期間を
算出し、その期間の日付を反転表示するものは存在しな
かった。
に、座標の指定だけでは設定不可能であったため、一度
の連続する座標指定で月のまたがった期間を設定できる
ものは存在しなかった。
は、複数の設定日からなる期間を一度で入力できるとい
う機能や、無期間の決まった曜日だけに同じ予定を一度
で入力できるという機能を持つスケジュール管理装置は
知られている。
けに同じ予定がある場合に、そのスケジュールを一度で
入力できるものは存在しなかった。また、このような従
来のスケジュール管理装置では、期間スケジュールの設
定を連続した座標(ペンによる日付の指定)で入力する
際、日付やスクロール以外の座標を指定して終了してし
まった場合にも、エラーとならずに最後に座標指定した
日付を終了日と設定するものは存在しなかった。
においては、ある期間にスケジュールがある時、カレン
ダー上では、内容とグラフが表示されるのでスケジュー
ルを確認できるが、1日単位や週間単位の表示でスケジ
ュールを確認した場合、その日やその週における期間ス
ケジュールの設定期間や予定内容を見ることができず、
確認の度にカレンダー表示に切り換えなければならなか
った。
座標(日付)を指定して、期間スケジュールの設定期間
を入力する時、どの日から設定を開始したかが視覚でわ
かりにくく、誤入力をおこしやすかった。
またがった長期間を設定したいときは、座標からの入力
(ペンによる日付指定)の手段がなく、設定期間の終了
日などを手入力しなければならず、煩わしさが伴ってい
た。
に予定がある場合は、一度で入力する手段がなかったの
で、1件1件入力するなどしなければならなかった。
座標から設定する際、誤って日付やスクロール以外の座
標を指定して終了してしまうとエラーとなり、再度設定
し直さなければならず煩わしさが伴っていた。
されたもので、1日単位や週間単位の表示でスケジュー
ルを確認した場合でも、その日やその週における期間ス
ケジュールの設定期間や予定内容を見ることができるよ
うにしたスケジュール管理装置を提供するものである。
レンダー、1ヵ月のカレンダー、または、スケジュール
を表示するスケジュール表示手段と、前記スケジュール
表示手段で1ヵ月のカレンダーを表示した状態におい
て、カレンダーの日付を指定することによって期間情報
の開始日と終了日の指定を行う期間情報入力手段と、前
記期間情報入力手段によって入力された期間情報に対応
するスケジュール内容を入力するスケジュール入力手段
と、前記期間情報の開始日と終了日とスケジュール内容
を対応させてスケジュール情報として記憶する記憶手段
と、前記期間情報入力手段によって指定された前記期間
情報と前記スケジュール入力手段で入力されたスケジュ
ール内容とを対応させてスケジュール情報として前記記
憶手段に記憶させると共に、前記期間情報入力手段によ
って期間情報が指定されると、前記スケジュール表示手
段の表示を前記指定された期間情報の開始日と終了日を
含む予定内容入力画面に切り替える制御を行う制御手段
と、を備えたことを特徴とするスケジュール管理装置で
ある。この発明によれば、カレンダーを使用して期間ス
ケジュールを入力することができる。また、カレンダー
を使用して期間スケジュールを入力すると自動的にスケ
ジュール入力表示の画面となるので、その後のスケジュ
ールの入力が容易となる。図1はこの発明を適用したス
ケジュール管理装置の一構成例を示すブロック図であ
り、本スケジュール管理装置は、例えば、開始日と終了
日との指定により期間情報を入力する期間情報入力手段
901と、期間情報入力手段901にて入力された期間
情報に対応するスケジュールを入力するスケジュール入
力手段902と、期間情報とスケジュールを対応させて
記憶する記憶手段903と、特定の日付を指定する日付
特定手段904と、日付特定手段904にて特定された
日付を含む期間情報を記憶手段903から検索する検索
手段905と、検索手段905にて検索された期間情報
の開始日と終了日を少なくとも表示するスケジュール表
示手段906を備えてなるスケジュール管理装置として
構成することができる。
1、スケジュール入力手段902及び日付特定手段90
4としては、通常はキーボード、または、ペン、マウ
ス、もしくはトラックボールなどの各種のポインティン
グデバイスが用いられる。
M,RAM等からなるマイクロプロセッサを用いるのが
便利であり、記憶手段903としては、通常、その中の
RAMが用いられる。
RTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、ELデ
ィスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置等の各種の
表示装置を用いることができる。
合、その日付がすでに設定された期間スケジュールに含
まれるときには、期間スケジュールの開始日と終了日が
表示される。したがって、スケジュールの確認が容易と
なる。
段906を、検索手段905にて検索された期間情報の
開始日と終了日に対応するスケジュール内容もさらに表
示するように構成することが好ましい。
した場合、その日付がすでに設定された期間スケジュー
ルに含まれるときには、期間スケジュールの開始日と終
了日が表示され、さらにその開始日と終了日に対応する
スケジュール内容が表示される。
定する週特定手段をさらに設け、検索手段905を、週
特定手段にて特定された週に含まれる期間情報を記憶手
段903から検索する機能をさらに有した構成とし、ま
た、スケジュール表示手段906を、検索手段905に
て検索された期間情報の開始日から終了日までの間を図
形で表示するとともに、その間のスケジュール内容も表
示する機能をさらに有した構成とすることが好ましい。
た場合、その週の一部又は全部がすでに設定された期間
スケジュールに含まれるときには、期間スケジュールの
開始日から終了日までの間が図形で表示され、さらにそ
の間のスケジュール内容が表示される。
表示するカレンダ表示手段と、表示されたカレンダをス
クロールさせるスクロール手段をさらに設け、期間情報
入力手段901を、開始日と終了日との指定の間にスク
ロール手段によるスクロールがおこなわれてもそれらの
開始日と終了日までを連続した期間情報として入力する
機能をさらに有した構成とすることが好ましい。
との指定の間にスクロールがおこなわれても、開始日と
終了日までを連続した期間情報として入力することがで
きる。
指定する曜日特定手段をさらに設け、スケジュール入力
手段902を、期間情報入力手段901にて入力された
期間情報の内の前記特定の曜日に対応するスケジュール
のみを入力する機能をさらに有した構成とすることが好
ましい。
った曜日だけスケジュールある場合、その期間と曜日
(単数または複数)を入力することにより特定期間の曜
日スケジュールを設定することが可能となる。
てこの発明を詳述する。なお、これによってこの発明が
限定されるものではない。
に適用した一実施例の外観を示す説明図である。この図
に示すように、本発明の小型スケジュール管理装置は、
本体キャビネット1と蓋部3から主として構成されてい
る。
この装置全体の制御を行う制御回路と、必要箇所に電源
を供給する電源部等が内蔵されている。蓋部3は、本体
キャビネット1の背面に接続され入出力部2を覆うよう
になっており、携帯時など入出力部2を保護する役目を
果たすようになっている。
である。この図に示すように、入出力部2は、液晶表示
部201とモード選択キー202と機能選択キー203
と座標入力手段としての透明タブレット204とを備え
ている。また、入出力部2は、データ入力手段としての
図示しない数字及び文字入力キーを備えている。
能なマトリックス方式のものであり、必要に応じてカラ
ーであったり、バックライトを背面に有していてもよ
い。透明タブレット204は、例えば透明なシート2枚
の内側に透明電極を設け、通常状態にてそれぞれの電極
が接触しないように小さな突起状のスペーサーを介して
その透明な2枚のシートを対向させて構成したものであ
る。
201の上部にモード選択キー202を配置し、下部に
機能選択キー203を配置した状態で、それら全てを覆
う大きさを有している。
管理するスケジュールモード、電話番号を管理するアド
レス帳モード、電卓による計算を行う電卓モード、世界
各地の時刻などを確認できる世界時計モード等の各種の
モードの内から使用者が任意のモードを選択するための
キーである。
任意に選択されたモードにおけるクリア機能、カーソル
の制御機能などのように、各モードで共通に使用される
機能を使用者が選択するためのキーである。
03は、シートに各種モードや各種機能の名称(シンボ
ルと称す)を印刷したものであり、透明タブレット20
4と組み合わせることによってスイッチとして機能す
る。
や機能選択キー203に印刷されているシンボルをペン
で指示すると、透明タブレット204の透明電極が接触
してその位置が検出される。
路の全体構成を概略的に示した説明図である。この図に
示すように、制御回路100は、入出力部2と、タブレ
ット制御部4と、液晶駆動回路部5と、コモン回路6
と、セグメント回路7と、CPU(中央処理装置)8
と、RTC(時計部)9と、メモリとしてのROM10
と、RAM11から構成されている。
04より座標情報を取り出すためのものである。このタ
ブレット制御部4は、透明タブレット204の一方の透
明シートに設けられている透明電極と、他方の透明シー
トに設けられている透明電極とに接続されており、ペン
で指示された位置を両透明電極の接触により検出する。
ット位置をビットマップとして記憶しており、必要に応
じてコモン回路6とセグメント回路7とに信号を送る。
コモン回路6及びセグメント回路7は、液晶駆動回路部
5からの信号によって液晶表示部201に表示を行わせ
る。
のであり、日付の比較等を行う比較部801と、特定の
日よりある日付を算出する等の演算を行う演算部802
と、座標記憶エリア115に送られた座標値を命令に変
換する座標命令変換部803と、その命令に基づいてカ
レンダーを表示するためのカレンダー表示情報を作成し
て液晶駆動回路5に送出するカレンダー表示部804を
有しており、各種の命令により入力情報または出力情報
を制御する。
の時間を計時して出力する。ROM10は、CPU8を
動作させる制御プログラムを記憶しているプログラムエ
リア101と、カレンダーを作成するときに必要な月別
の日にち等の情報を記憶しているカレンダー情報エリア
102と、液晶表示部201に表示する文字のフォント
を記憶しているフォント情報エリア103とを有し、さ
らに液晶表示部201の表示内容の位置と、モード選択
キー202、機能選択キー203の各キーの位置とを座
標として記憶している座標情報エリア104を有してい
る。この座標情報エリア104の記憶内容は、タブレッ
ト制御部4にて検出された座標がどのキーに対応するか
等を判断するために使われる。
力した年月日・時刻・予定内容をスケジュール情報とし
て記憶するスケジュール情報エリア111と、期間スケ
ジュールの種類・開始日・終了日・予定内容を記憶する
期間スケジュール情報エリア112と、スケジュール情
報を一時的に保持するバッファエリア113と、期間ス
ケジュール情報を一時的に保持する期間スケジュールバ
ッファエリア117と、座標の入力設定を通常か曜日単
位であるかを切り換えるフラグを記憶する切換フラグ1
18と、入力されているXY座標値を記憶する座標記憶
エリア115と、年月日を保持する日付記憶エリア11
6とを有している。
晶表示部201に表示されたカレンダーを使用者が透明
タブレット204上でペンにより指示したとき、その座
標を読み込み、その座標に基づいてCPU8が特定した
スケジュールの内容などである。
保持するのは、期間スケジュール情報エリア112より
抽出したデータなどである。日付記憶エリア116が保
持するのは、液晶表示部201に表示されたカレンダー
を使用者が透明タブレット204上でペンにより指示し
たとき、その座標を読み込み、その座標より算出された
年月日である。
力した状態でペンを他の日付に移動させると、上記バッ
ファエリア113の内容は変化しないが、日付記憶エリ
ア116の内容はペンを他の日付に移動することにより
リアルに更新される。
タ格納状態の例を示す説明図であり、期間スケジュール
情報エリア112に1データに1つのブロック形式で記
憶する期間スケジュール内容の格納方式を具体的に示し
た1データ例である。
報エリア112には、先頭に、通常の期間スケジュール
であるのか特定曜日だけの曜日期間スケジュールである
のかを示すコードが記憶され、続いて期間の設定開始年
月日及び曜日と、設定終了年月日及び曜日とが記憶さ
れ、次にスケジュール内容が記憶されている。記憶方法
は各種のコード方式を用いることができるが、図中では
分かりやすくするために、漢字などをコード化せずにそ
のまま用いている。
する。 (1)まず、スケジュール表示時の予定期間表示処理に
ついて説明する。この処理は、期間スケジュールとして
1日あるいは2日以上にまたがるスケジュールを設定し
た後、しばらくして、ある1日のスケジュールを表示し
た際、その日が期間スケジュールとして設定した期間に
含まれている時に、その日のスケジュール内容とは別
に、期間スケジュールの開始日と終了日とを表示させる
処理であり、以下、この処理動作について、図6及び図
7のフローチャートに沿って説明する。
在の日付は1995年5月29日(月曜日)で、期間ス
ケジュールとして期間が「5月30日〜6月1日」、予
定内容が「出張(福岡)」というデータが期間スケジュ
ール情報エリア112にすでに記憶されているものとす
る。
ド選択キー202でスケジュールが選択されると、タブ
レット204にてこれを検出し、スケジュールモードと
なる。装置がスケジュールモードになると、RTC9よ
り現在の年月日である1995年5月29日(月曜日)
が抽出され、カレンダー表示部804によってROM1
0のカレンダー情報エリア102の情報に基づいて、カ
レンダー表示情報が液晶駆動回路部5に送られる。
報エリア112にデータが存在するかどうかを判断し、
データが存在する時にはステップS103へ、データが
存在しない時にはステップS10Aへ進む。上記の例で
は、データが存在するのでステップS103へ進む。
い場合には、例えば、RTC9より抽出した日付を含む
1ヵ月分のカレンダーを液晶表示部201に表示する。
この時の例では、5月のカレンダーを表示する。
5年5月)のスケジュールデータを記憶しているかどう
かを、RTC9より抽出した現在の年月と期間スケジュ
ール情報エリア112に記憶されているデータの年月と
を比較して検索する。この検索は開始年月、終了年月と
前回の年月との大小関係を比較することにより検索する
ことが可能である。この例では、「1995年5月30
日〜6月1日」「出張(福岡)」という期間スケジュー
ルが該当する。
該当した期間スケジュールデータの年月日情報を期間ス
ケジュールバッファエリア117へ記憶する。
報エリアに記憶している全データがステップS103で
比較されたどうかを判断する。この判断方法としては、
例えばデータ数を記憶させておき、その回数分の比較を
行う等の公知の方法により行う。この方法については説
明を省略する。
の期間スケジュール情報エリア112に記憶している全
てのデータとの比較が終了後、液晶表示部201に、図
11に示す様に、1ヵ月(この例では5月)のカレンダ
ーと、検出された期間スケジュールとを共に表示する。
月30日の表示部上の透明タブレット204がペンで指
示されると、その位置のXY座標をタブレット制御部4
より検出し、その座標値を座標記憶エリア115に送
る。
4の情報を参照することにより、座標記憶エリア115
に送られた座標値がカレンダー上であるか否かを判断
し、それ以外の座標であれば、その座標位置の意味する
他の処理を行う。
テップS107にてタブレット204で指示された座標
に対するカレンダー日付を特定する。この例では、日付
上の1995年5月30日の位置であることを判断し、
日付記憶エリア116へ記憶する。
た日(1995年5月30日)に予定が記憶されている
かを調べる。すなわち、期間スケジュール情報エリア1
12に記憶されたデータの日付と日付記憶エリア116
へ記憶された日付「1995年5月30日」を比較部8
01にて比較する。
期間スケジュール情報エリア112には、1995年5
月30日〜6月1日に出張する旨の期間スケジュールが
記憶されているので、比較の結果、該当するデータ有り
として、この期間スケジュール情報エリア112の情報
が期間スケジュールバッファエリア117へ保持され
る。
該当するデータが無かったときは、期間スケジュールの
表示の無い5月30日の予定内容入力画面へ移行する。
令変換部803の指示により5月30日の予定内容入力
画面へ移行する時、期間スケジュールバッファエリア1
17にデータが存在するかどうかを判断し、データがあ
れば、図12に示すように、その期間スケジュールの開
始日と終了日をRAM11より呼び出して設定期間表示
を行う。また、予定内容を入力完了した後のスケジュー
ルにも表示する。上記の処理においては、期間スケジュ
ールの開始日と終了日を表示するとともに、その期間ス
ケジュールの内容も表示するようにしてもよい。
ジュール表示時の予定期間及び内容表示処理について説
明する。この処理は、ある1日のスケジュール表示の
際、その日が以前に期間スケジュールで設定した期間に
含まれている時に、期間スケジュールの開始日と終了日
を表示させるとともに、その期間スケジュールの内容も
表示させる処理であり、以下、この処理動作について、
上記と同じフローチャートを用いて説明する。
付は1995年5月29日(月曜日)で、期間スケジュ
ールとして期間が「5月30日〜6月1日」、予定内容
が「出張(福岡)」というデータが期間スケジュール情
報エリア112にすでに記憶されているものとする。
では、ステップS101〜110までは、前述の処理と
同じ処理を行う。ステップS111で、期間スケジュー
ル情報エリア112に記憶されたデータの日付と日付記
憶エリア116へ記憶された日付「1995年5月30
日」を比較部801にて比較する。
の比較の結果、日付「1995年5月30日」が、期間
スケジュール情報エリア112に記憶されている5月3
0日の期間スケジュールデータに含まれるので、期間ス
ケジュールバッファエリア117へ期間スケジュールの
開始日及び終了日と、スケジュール内容が保持される。
は、5月の1ヵ月のカレンダー表示から5月30日の1
日の予定入力画面へ移行する。CPU8は、画面移行を
実行するとき、期間スケジュールバッファエリア117
にデータが存在するかどうかを判断して、データがあれ
ば、その期間スケジュールの設定期間(開始日及び終了
日)と予定内容を、図13に示すように表示する。
定期間及び内容表示処理について説明する。この処理
は、ある1週間のスケジュール表示の際、その1週間の
いづれか1日または複数日が以前に期間スケジュールで
設定した期間に含まれている時に、その1週間のスケジ
ュール内容とは別に、期間スケジュールの設定期間(開
始日及び終了日)とスケジュール内容を表示させる処理
であり、以下、この処理動作について、上記と同じフロ
ーチャートを用いて説明する。
付は1995年5月29日(月曜日)で、期間スケジュ
ールとして期間が「5月30日〜6月1日」、予定内容
が「出張(福岡)」というデータが期間スケジュール情
報エリア112にすでに記憶されているものとする。
S101〜ステップS106まで進み、5月のカレンダ
ーを表示する。
レット204より、1995年5月30日を含む1週間
のスケジュール表示がペンで指示されると、タブレット
のXY座標が検出され、座標記憶エリア115に送られ
る。例えば、透明タブレット204上では、週間表示の
指示位置は各週の最も左側の曜日のさらに左に設けてあ
る(図中、Wで示す位置)。
5に送られた座標値は、座標情報エリア104の情報に
基づいて、1995年5月30日の週間表示へ移行する
指示であると判断する。
指定された日から、その週の始まりの日と終わりの日
(ここでは日曜日の5月28日が始まりの日で6月3日
の土曜日が終わりの日)を演算部802で算出し、日付
記憶エリア116へ記憶する。
日にするかは、使用者が任意に設定でき、その情報に応
じて演算部802が算出するが、ここでは日曜日に設定
されている。
週に期間スケジュールが記憶されているかどうかを検索
するため、期間スケジュール情報エリア112の日付デ
ータと、日付記憶エリア116へ記憶された日付199
5年5月28日から6月3日までの7日間とを、比較部
801において比較する。
比較で、期間スケジュール情報エリア112に記憶され
ている5月30日の期間スケジュールデータが該当する
ので、期間スケジュールバッファエリア117へ期間ス
ケジュールの期間と予定内容が保持される。
示部804は、ステップS301の週間表示以降の座標
入力により受けた命令を実行し、液晶表示部201は5
月の1ヵ月カレンダー表示から5月28日を先頭とする
5月30日を含む7日間の週間予定表示へ移行する。
間スケジュールバッファエリア117にデータが存在す
るかどうかを判断して、データがあれば、図14に示す
ように、その期間スケジュールの設定期間をバーで表示
し、予定内容を表示する。
期間スケジュールの他にステップS111で通常の1日
単位のスケジュール情報エリア111のデータとも比較
され、該当するデータを表示する。
設定処理について説明する。この処理は、カレンダー表
示画面をペンで指示することによりその期間を反転表示
して、期間スケジュールの期間などを設定する処理であ
る。
どをカレンダー表示画面から透明タブレット204を介
して設定するとき、連続する座標入力により指定された
日付の表示部分を反転表示させる処理であり、以下、こ
の処理動作について、図8のフローチャートに沿って説
明する。ここでは、1995年5月30日〜6月1日の
期間を設定する場合を例に挙げて説明する。
トのステップS101〜S10Aを経由して、図15に
示すように、5月のカレンダーが表示された状態で、5
月30日の表示部上の透明タブレット204がペンで指
示されると、その位置のXY座標をタブレット制御部4
より検出し、その座標値を座標記憶エリア115に送
る。
エリア104の情報に基づいて、座標記憶エリア115
に送られた座標値がカレンダー上の1995年5月30
日の位置であると判断し、その日付を日付記憶エリア1
16へ記憶する。また、その日付を期間スケジュールバ
ッファ117にも開始日として記憶する。
令変換部803からの指示により、液晶表示部201の
5月30日の日付部分を反転表示させる。
日付記憶エリア116に記憶した日付以外の座標へ、ペ
ンが移動したかどうかを判断する。
6の日付以外の座標へ移動していなければ、ペンが透明
タブレット204から離されると入力が終了したと見な
さなければならないので、ペンが離れたかどうかを判断
する。
ると、座標位置を読み取り、移動先がカレンダーの日付
上であるか否かを判断する。例えば6月1日の座標上ま
でペンが移動された場合には、座標が日付上であると判
断して、日付記憶エリア116の情報を変更する。ペン
の移動先が日付上でない場合については後ほど詳述す
る。
期間スケジュールバッファ117へ記憶した開始日19
95年5月30日とステップS407で更新した日付記
憶エリア116の情報1995年6月1日より、その間
に含まれる日付をCPU8の演算部802で算出して、
期間スケジュールバッファ117へ記憶する。
ッファ117の日付情報からCPU8の座標命令変換部
803で座標情報へ変換して、液晶表示部201の5月
30日から6月1日の日付の範囲を反転表示させる。ペ
ンが他の日付に移動している間は、ステップS407〜
ステップS409を繰り返す。
標上で離れると、タブレット入力は解除され、図16に
示すように、期間の反転表示と設定が終了する。
て指示しなくても、終了日の座標指定をするだけで、期
間の設定が行える。このようにして、図17に示すよう
に、期間スケジュールの開始日と終了日を自動的に設定
し、画面表示から期間スケジュールの内容入力へと移行
することができる。
この他にもカレンダー表示上の座標指定から図17で示
す日付未入力の画面を用いて入出力部2の文字や数値の
入力キーで設定する事も可能である。
の期間設定処理について説明する。この処理は、上記の
ステップS401〜ステップS409の方法で期間スケ
ジュールの設定を連続する座標入力で行う時に、カレン
ダー表示を前や後ろへスクロールさせてペンを離すこと
なく、一度で長期の期間を設定できる処理であり、以
下、この処理動作について、上記と同じフローチャート
を用いて説明する。ここでは、「1995年5月30日
〜1995年8月31日の海外出張」の予定を入力する
場合を例に挙げて説明する。
ステップS407まで進んで、座標記憶エリア115に
送られた座標値が、座標情報エリア104の情報に基づ
いて1995年5月30日の位置であることを判断し、
5月30日の表示部分を反転表示する。続けて、カレン
ダーを次の月の表示にスクロールさせる「順送り命令」
の座標が指定されると、ステップS407で日付上でな
いことを判断し、次にスクロール上の座標かどうかを判
断する。
面をスクロールさせる命令の座標をさしていると判断す
ると、その座標が、順送り(次の月表示)であるのか、
逆送り(前の月表示)であるのかを判断する。
座標がカレンダー表示の順送り上であることを判断した
場合には、CPU8は、座標命令変換部803により、
その座標情報を、カレンダー画面を次月へスクロールす
る命令に変換し、カレンダー表示部804によって、液
晶表示部201に5月のカレンダー表示の5月30日か
らの期間設定を継続させたまま、6月のカレンダーを表
示する。
プS407、ステップS501〜ステップS503を繰
り返し、6月のカレンダーから7月のカレンダーへ、7
月のカレンダーから8月のカレンダーを表示させる。
6へ戻り、ペンが8月31日の座標にくると、日付の座
標であることを判断して、日付記憶エリア116の情報
を8月31日に更新して、ステップS408へ進む。
期間スケジュールバッファ117へ記憶した開始日19
95年5月30日とステップS407で更新した日付記
憶エリア116の情報1995年8月31日より、その
間に含まれる日付をCPU8の演算部802で算出し
て、期間スケジュールバッファ117へ記憶する。
ッファ117の日付情報からCPU8の座標命令変換部
803で座標情報へ変換して、液晶表示部201のその
日付の範囲を反転表示させる。
座標上で離れると、タブレット入力は解除され、期間の
反転表示と設定が終了する。
説明する。この処理は、ある一定期間の決まった曜日の
予定内容を、一度の入力で記憶する処理であり、以下、
この処理動作について、図9のフローチャートに沿って
説明する。ここでは、「1995年5月10日から19
95年10月31日までの毎週水曜日の18:00から
英会話」という予定を入力する時の例を挙げて説明す
る。
トのステップS101〜S10Aを経由して、図15に
示すように、5月のカレンダーが表示された状態で、5
月のカレンダー表示から曜日期間スケジュールを入力す
るための切り換えボタンの座標をペンで指定すると、そ
の位置のXY座標がタブレット制御部4より検出され、
座標記憶エリア115に送られる。
は、座標命令変換部803において、座標情報エリア1
04を参照することにより、この座標値を曜日スケジュ
ールの入力指示に変換し、この画面がカレンダー表示部
804によって表示された後、曜日期間スケジュール入
力画面に設定するための切換フラグ118をセットす
る。そのフラグを判断して、液晶表示部201に、図1
8に示すように、曜日期間スケジュール入力画面が表示
され、次の座標入力の待機でステップS601へ戻る。
表示画面上から「水曜日」の座標が指定される。なお、
この曜日は複数設定が可能である。曜日は、例えば日曜
から土曜までを0〜6というようなコード等で記憶して
おく。表示画面上で指定された曜日が水曜日であると、
期間スケジュールバッファエリア117に、まず先頭の
曜日記憶部分に水曜日を示す「3」が記憶される。曜日
の格納数は1週間の曜日にあたる7日分あり、複数の曜
日指定の場合は入力の順番等で格納される。
2より、スケジュールの時刻と内容「1995年5月1
0日から1995年10月31日までの毎週水曜日の1
8:00から英会話」を入力し、設定完了の座標をペン
で指定すると、データを記憶する命令に変換されて、ス
テップS606において、開始時刻、終了時刻、予定内
容の順に記憶される。
後、例えば図18で示した曜日期間スケジュール入力画
面上にある「登録」ボタンを座標で指定することで、入
力終了処理へ進む。
S607で入力された曜日期間スケジュールに必要な入
力内容(曜日の設定や日付など)に不足や誤りがないか
を比較し、それらがあればその旨のエラーを表示する。
入力が正しければ、次のステップで比較を行うために日
付を日付記憶エリア116へ記憶する。
07で指定された期間1995年5月10日〜1995
年10月31日までの各水曜日の18:00〜の予定が
別の予定と重複していないかを調べるために、スケジュ
ール情報エリア111のデータと、期間スケジュールバ
ッファエリア117のデータとを、比較部801で比較
する。重複があれば、該当する日付とスケジュールの内
容と重複メッセージを表示し、その水曜日には、18:
00からの英会話の予定は記憶できないことを使用者に
伝える(ステップS611)。このような場合、どちら
の予定を記憶するかを表示して、使用者に決定させるよ
うにしてもよい。
るスケジュールがなければ期間スケジュール情報エリア
112に、例えば図5の格納フォーマットに従って記憶
する。
画面で行う処理について説明する。この処理は、曜日期
間スケジュールをカレンダー画面から座標を用いて設定
する処理であり、以下、この処理動作について、図10
のフローチャートに沿って説明する。
ローチャートのステップS101〜S10Aを経由し
て、図15に示すように、5月のカレンダーの表示状態
で、5月のカレンダー表示から曜日期間スケジュールを
入力するための切り換えボタンの座標をペンで指定す
る。
がタブレット制御部4より検出され、座標記憶エリア1
15に送られ、CPU8は、座標情報エリア104よ
り、その座標値が入力の切り換え位置であることを判断
し、切換フラグ118をセットする。
レンダーの曜日表示上の「水」の座標が指示されると、
ステップS606と同様の手法で水曜日のコードの例え
ば「3」が、バッファエリア113に記憶される。
日の表示部上の透明タブレット204がペンで指示され
ると、1995年5月10日の位置であることを日付記
憶エリア116へ記憶し、ステップS704〜ステップ
S705でバッファに記憶した曜日情報が存在するか否
かを確認する。曜日情報が存在しなければ、曜日が設定
されていない内容のエラー表示を行い、ステップS70
1に戻ってペンによる座標指定を持つ。
エリア116へ座標指定された5月10日の日付を記憶
し、ステップS705でバッファエリア113に記憶し
た水曜日のコードと一致するか否かを比較部801で比
較する。ステップS710の比較で曜日が同じとなれ
ば、座標指定された日の5月10日の位置を反転表示す
る。
比較で一致しない場合には、ペンが離されたか(連続入
力が終了されたか)どうかの判断へ進む。離れていない
場合は、引き続きステップS701〜ステップS711
の流れに戻る。
り返し、10月31日の座標でペンが離された時、10
月31日の日付を日付エリア116へ記憶し、以後、ス
テップS610へ戻って処理を行い、曜日期間スケジュ
ールの入力が完了する。
設定における終了日の自動設定処理について説明する。
この処理は、期間スケジュールの設定期間の開始日から
終了日までを反転表示する際、最後の座標指定が日付上
でなかった場合、日付以外の座標に移動する前に指定し
た日付を終了日として設定する処理であり、以下、この
処理動作について、図8のフローチャートに沿って説明
する。ここでは、1995年5月30日〜6月3日の期
間を設定する場合に、日付以外の座標で入力を終了した
場合の例を挙げて説明する。
S401〜ステップS407まで同じ流れで進む。 《ステップS801》引き続き連続して座標を移動して
6月3日まで指定した後、移動し過ぎて6月3日の日付
座標上を、例えば右へ越えてしまった場合、ステップS
407で座標がカレンダーの日付上であるか否かを判断
し、カレンダーの日付上でない場合には、次にカレンダ
ー表示のスクロール上であるかどうかを判断する。ここ
では、スクロール上でないので、一番最後に座標指定し
た日付が記憶されている日付記憶エリア116から、そ
の最後の日付を呼び出す。
期間スケジュールバッファ117へ記憶した開始日19
95年5月30日と、ステップS407で更新した日付
記憶エリア116の情報1995年6月3日より、その
間に含まれる日付を、CPU8の演算部802で算出し
て、期間スケジュールバッファ117へ記憶する。
ッファ117の日付情報からCPU8の座標命令変換部
803で座標情報へ変換して、その日付の範囲を反転表
示させる。
うかを判断して、ペンが離されれば座標指定は終了し、
反転処理も終了し、期間スケジュールの内容入力画面へ
移行する。
示画面でスケジュールを表示する場合に、指定した日が
期間スケジュールの期間内であった時には、期間スケジ
ュールの期間内であることだけでなく、その予定がいつ
からいつまでなのかを表示することにより、1ヵ月のカ
レンダー画面へ戻ることなく、直ちにスケジュールを確
認できるので、日程の把握が容易となる。
間の他にスケジュール内容を表示することができるの
で、期間スケジュールとしてその日に何の予定が入って
いるのかを1ヵ月のカレンダー画面へ戻ることなく、直
ちに、その日のスケジュール内容をすべて1つの画面で
確認できるので、スケジュール管理の効率アップを行う
ことが出来る。
でスケジュールを表示する場合、指定した週のいづれか
の日が期間スケジュールの期間内であった時には、期間
スケジュールの期間内であることだけでなく、その予定
の期間と内容を表示することにより、1ヵ月のカレンダ
ー画面へ戻ることなく、直ちにスケジュールを確認でき
るので、日程の把握とスケジュール管理の効率アップを
行うことが出来る。
る際、座標の入力を始めた日付と入力中の日付が離れて
しまっても、指定した日の表示が反転するので、入力し
た範囲が視覚的に分かりやすく、誤入力や入力の失敗の
確率を大幅に小さくすることが出来る。
ー画面をスクロールさせて期間を設定できるので、複数
月にまたがる期間スケジュールの入力効率を大幅に上げ
ることが出来る。
ケジュールを一度に入力できるので、長期間に及ぶスケ
ジュール設定の場合などは、特に1件1件入力する手間
が省け、入力効率を大幅に上げることが出来る。
った曜日のスケジュールの期間の設定を連続した座標入
力からでき、座標の開始位置からの特定曜日だけを反転
表示するので、入力範囲と特定の曜日が視覚的にわかり
やすく、誤入力や入力の失敗の確率を大幅に小さくする
ことが出来る。
日から終了日までを反転表示する際、最後の座標指定が
日付上でなかった場合、日付以外の座標に移動する前に
指定した日付を最終日として設定するので、誤って日付
以外の座標上で座標指定を終了しても、エラーとならず
に入力を完了させることができ、これにより再設定の手
間が省け、入力効率を上げることが出来る。
て期間スケジュールを入力することができる。また、カ
レンダーを使用して期間スケジュールを入力すると自動
的にスケジュール入力表示の画面となるので、その後の
スケジュールの入力が容易となる。
構成例を示すブロック図である。
た一実施例の外観を示す説明図である。
る。
説明図である。
格納状態の例を示す説明図である。
表示処理の内容を示すフローチャートである。
表示処理の内容を示すフローチャートである。
定処理の内容を示すフローチャートである。
すフローチャートである。
画面で行う処理の内容を示すフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 1週間のカレンダー、1ヵ月のカレンダ
ー、または、スケジュールを表示するスケジュール表示
手段と、 前記スケジュール表示手段で1ヵ月のカレンダーを表示
した状態において、カレンダーの日付を指定することに
よって期間情報の開始日と終了日の指定を行う期間情報
入力手段と、前記期間情報入力手段によって入力された期間情報に対
応するスケジュール内容を入力するスケジュール入力手
段と、 前記期間情報の開始日と終了日とスケジュール内容を対
応させてスケジュール情報として記憶する記憶手段と、 前記期間情報入力手段によって指定された前記期間情報
と前記スケジュール入力手段で入力されたスケジュール
内容とを対応させてスケジュール情報として前記記憶手
段に記憶させると共に、前記期間情報入力手段によって
期間情報が指定されると、前記スケジュール表示手段の
表示を前記指定された期間情報の開始日と終了日を含む
予定内容入力画面に切り替える制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とするスケジュール管理装置。 - 【請求項2】 前記スケジュール表示手段は、前記期間
情報入力手段により期間情報の開始日と終了日とを指定
したとき、前記開始日から終了日までの日付の表示と前
記開始日から終了日以外の日付の表示とを異なる表示形
態で表示することを特徴とする請求項1記載のスケジュ
ール管理装置。 - 【請求項3】 前記スケジュール表示手段は、前記入力
された期間情報をカレンダーで表示するとき、前記期間
情報の開始日から終了日にわたるバーを前記カレンダー
に付加して表示することを特徴とする請求項1記載のス
ケジュール管理装置。
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