JP3520478B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP3520478B2 JP08559295A JP8559295A JP3520478B2 JP 3520478 B2 JP3520478 B2 JP 3520478B2 JP 08559295 A JP08559295 A JP 08559295A JP 8559295 A JP8559295 A JP 8559295A JP 3520478 B2 JP3520478 B2 JP 3520478B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクトガラス上の
原稿の原稿情報を読取体の移動により読み取る原稿読取
装置に係り、特に、原稿をコンタクトガラスに押圧する
圧板の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンタクトガラス上の原稿の原稿
情報を読取デバイスの移動により読み取る原稿読取装置
(原稿固定型読取装置)においては、一般的に、読取デバ
イスとしてCCD(電荷結合素子)を用いている。CCD
型読取デバイスでは、その焦点距離特性の良さのため、
圧板の原稿押さえが弱くて原稿が多少浮いた状態であっ
ても、圧板下面に白シートを設けておくならば、その読
み取りに影響を与えるようなことはない(その縮小光学
系における焦点距離に対する白シートの1〜2mmの浮き
は問題とならない)。
【0003】しかし、読取デバイスとして焦点深度の短
い密着型イメージセンサを用いると、その焦点深度が短
いことに由来して圧板の浮いた部分を、その距離如何に
よっては黒と読んでしまうことがあり得る。例えば、図
4に示すように、圧板1にスポンジ等の弾性体2を介し
て設けられた白シート3の端部を外方に延出して、コン
タクトガラス4上の所定の位置に原稿を位置決めするた
めの原稿セットスケール5の上部に対して白シート3の
端部が重なるように設置すると、必然的に白シート3
は、原稿セットスケール5の高さ分だけ、コンタクトガ
ラス4あるいは原稿から浮くことになる。すると、規定
原稿サイズより小さい原稿を読み取った場合、原稿の外
側に浮いた白シート3部分を黒として読んで、黒ライン
を画像としてアウトプットしてしまう。
【0004】そこで、従来では、図5に示すように、圧
板1に設けられた白シート3の端部と、コンタクトガラ
ス4に設けられた原稿セットスケール5の内周とが隙間
なく接触するように、圧板1を調整組み付けしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、白シートの端部と原稿セットスケールの内周と
を隙間なく組み付けるようにしても、圧板は、一般的に
は、装置本体に対してヒンジ結合されているため、その
組み付け精度を維持することが困難であるという問題が
あった。
【0006】本発明の目的は、前記問題を解決し、従来
のような調整組み付けが不要であり、しかも簡単な構成
によって、白シートの端部とコンタクトガラスおよび原
稿セットスケールとの隙間を小さくすることができ、適
正な原稿の読み取りが行われる原稿読取装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、上面に原稿を載置するコ
ンタクトガラスと、前記コンタクトガラスの周部に設置
された原稿セットスケールと、前記コンタクトガラス上
面に載置された前記原稿を押圧する圧板とを備え、押圧
された状態の前記原稿の原稿情報を読取体の移動により
読み取る原稿読取装置において、前記原稿セットスケー
ルの内側に低突出部を形成し、前記低突出部に対応する
前記圧板に設けた弾性体の側部部分の高さを、前記コン
タクトガラスに対応する前記圧板に設けた弾性体と比べ
て低くし、前記各弾性体の下面にそれぞれ独立した白シ
ートを接着固定して、前記各白シートが前記コンタクト
ガラスと前記低突出部とに密接するようにし、さらに前
記原稿セットスケールに接合する前記白シートの柔軟性
を、前記コンタクトガラスに接合する前記白シートの柔
軟性よりも高くしたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の原稿読取装置において、コンタクトガラスと接合
する白シートの原稿セットスケール側を延出して、この
延出部分を原稿セットスケールの低突出部と接合する白
シートの一部と重なるようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】前記構成の本発明に係る原稿読取装置では、白
シートは原稿セットスケールの低突出部分において、原
稿セットスケールと接合するため、白シートとコンタク
トガラスとの隙間が小さくなり、しかも白シートのコン
タクトガラスと接触する部分が原稿セットスケール側に
近づき、白シートのコンタクトガラスおよび原稿セット
スケールとの接触状態が良好になり、したがって、原稿
のコンタクトガラスへの押圧が良好になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は本発明の第1実施例の概略構成を示
す斜視図であり、11は装置本体12の上部に回動可能にヒ
ンジ結合された圧板、13は圧板11の内面に固定されたス
ポンジ等からなる平板状の弾性体、14は弾性体13に接着
された白シート、15は装置本体12の上面に設置されたコ
ンタクトガラス、16はコンタクトガラス15上の所定の位
置に原稿を位置決めするための原稿セットスケールであ
り、装置本体12内のコンタクトガラス15下方には、図示
しない密着型イメージセンサ等からなる光学式画像読取
デバイスが設置され、この光学式画像読取デバイスによ
るコンタクトガラス15上に載置された原稿に対する走査
により原稿情報を読み取る。
【0012】図2は本発明の第1実施例における要部の
断面図であり、この第1実施例では、原稿セットスケー
ル16の内側に低突出部16bを形成し、下面が平坦な圧板1
1の原稿セットスケール16の低突出部16bに対応する弾性
体13の側部部分13dの高さを他の部分(コンタクトガラ
ス15に対する弾性体部分)13bと比べて低くし、弾性体1
3の側部部分13dと他の部分13bとの下面にそれぞれ独立
した白シート14a,14bを接着固定してある。弾性体13の
各部分13b,13dの高さは、コンタクトガラス15,低突出
部16bに密接するように設定されている。
【0013】第1実施例のコンタクトガラス15と接合す
る白シート14aは、剛性が必要であるため、ある程度の
厚みのものを使用し、低突出部16bと接合する白シート1
4bは、密接性をよくするため柔軟性が高くなるように、
軟質材料を使用したり、あるいは肉厚を薄くするとよ
い。また同様の理由から低突出部16bにおける弾性体13d
を他の部分13bより弾性の高いものを使用するとよい。
【0014】図3は本発明の第2実施例における要部の
断面図であり、この第2実施例は、基本的には第1実施
例と同じであるが、コンタクトガラス15と接合する白シ
ート14aの原稿セットスケール16側を延出し、この延出
部分が原稿セットスケール16の低突出部16bと接合する
白シート14bの一部と重なるようにしており、コンタク
トガラス15に対して両白シート14a,14b間の隙間部分C
を露出しないようにしている。
【0015】なお、前記第1実施例,第2実施例におい
ては、弾性体13における側部部分13dを他の部分13bとは
別部材にした構成例を説明したが、弾性体13の側部部分
13dと他の部分13bとを一体成形してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の原稿読取
装置は、請求項1記載の構成によれば、白シートを原稿
セットスケールの低突出部で接合させることにより、白
シートがコンタクトガラスに良好に接合し、白シートの
浮きが抑制され、原稿のコンタクトガラスへの押圧性も
よくなり、より良好な原稿情報の読み取りが可能にな
り、しかも、白シートにおける原稿セットスケールとの
接合部分を、他の部分よりも柔軟性が高いものにしたこ
とによって、前記接合,押圧状態を向上させることがで
きる。
【0017】請求項2記載の構成によれば、白シートに
おける原稿セットスケールとの接合部分が、他の部分の
一部と重なるように設置したことによって、白シートの
隙間をコンタクトガラスに対して露出させないようにで
き、より良好な原稿情報の読み取りが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取装置の第1実施例の概略構成
を示す斜視図である。
【図2】本発明の原稿読取装置の第1実施例における要
部の拡大断面図である。
【図3】本発明の原稿読取装置の第2実施例における要
部の拡大断面図である。
【図4】従来の原稿読取装置における圧板部分の断面図
である。
【図5】従来の他の原稿読取装置における圧板部分の断
面図である。
【符号の説明】
11…圧板、 13,13b,13d…弾性体、 14,14a,14
b…白シート、 15…コンタクトガラス、 16…原稿セ
ットスケール、 16b…低突出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/04 - 1/207 G03B 27/58 - 27/64 G03G 13/04 - 13/056 G03G 15/00 550 G03G 15/04 - 15/056

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に原稿を載置するコンタクトガラス
    と、前記コンタクトガラスの周部に設置された原稿セッ
    トスケールと、前記コンタクトガラス上面に載置された
    前記原稿を押圧する圧板とを備え、押圧された状態の前
    記原稿の原稿情報を読取体の移動により読み取る原稿読
    取装置において、前記原稿セットスケールの内側に低突
    出部を形成し、前記低突出部に対応する前記圧板に設け
    た弾性体の側部部分の高さを、前記コンタクトガラスに
    対応する前記圧板に設けた弾性体と比べて低くし、前記
    各弾性体の下面にそれぞれ独立した白シートを接着固定
    して、前記各白シートが前記コンタクトガラスと前記低
    突出部とに密接するようにし、さらに前記原稿セットス
    ケールに接合する前記白シートの柔軟性を、前記コンタ
    クトガラスに接合する前記白シートの柔軟性よりも高く
    したことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトガラスと接合する前記白
    シートの前記原稿セットスケール側を延出して、この延
    出部分を前記原稿セットスケールの前記低突出部と接合
    する前記白シートの一部と重なるようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の原稿読取装置。
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