JP2001092044A - 画像読取装置の原稿押え部材 - Google Patents

画像読取装置の原稿押え部材

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JP2001092044A
JP2001092044A JP26390999A JP26390999A JP2001092044A JP 2001092044 A JP2001092044 A JP 2001092044A JP 26390999 A JP26390999 A JP 26390999A JP 26390999 A JP26390999 A JP 26390999A JP 2001092044 A JP2001092044 A JP 2001092044A
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JP26390999A
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Masato Koshimizu
正人 越水
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カールやしわのある原稿に対しても、最適な
画像の読取を可能とした画像読取装置の原稿押え部材を
提供することを目的とする。 【解決手段】 原稿圧板の圧接シート部材の貼り付け面
をコンタクトガラスに対して、なだらかな凸形状にし、
かつ原稿圧板を所定の位置で固定するための固定手段を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やイメージ
スキャナー等の画像読取装置の原稿押え部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読取装置の概略構成を図5
(a)に示す。また、図5(b)は、図5(a)に示し
た画像読取装置に原稿を載置した状態を示す図である。
【0003】図5(b)において、コンタクトガラス3
面に載置された原稿Pは、圧接シート部材2bと連泡性
発泡体からなる弾性部材2aを介して、原稿圧板1によ
りコンタクトガラス3面に圧接される。
【0004】原稿は、コンタクトガラス3下のランプ等
の光源5により線状に照射され、その反射光がミラー
6、レンズ7を経て光電変換素子8に結像される。
【0005】上記光源5、ミラー6、レンズ7及び光電
変換素子8はユニット化され、これを光電変換素子8の
長手方向と直交する方向に、原稿に対して相対的に移動
させることで、原稿の画像を読み取る構成となってい
る。
【0006】近年では、光源5としてLEDを、レンズ
としてロッドレンズアレイを使用した密着型のイメージ
センサが用いられた装置もある。
【0007】原稿圧板1は、一般に樹脂等で形成され、
弾性部材2aは、連泡性発泡体であるスポンジが用いら
れている。
【0008】また、圧接シート部材2bには、樹脂シー
トが使用されている。
【0009】そして、弾性部材2aに両面テープ等の粘
着テープを貼り、圧接シート部材2bを貼り合せた後、
原稿圧板1の裏面側に圧板シート部材2bと一体となっ
た弾性部材2aを固着して原稿押え部材が形成されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の原稿押え部材においては、原稿圧板に樹脂を使用し
ているため、圧板自体の重量がそれほど重くならないの
で、読み取るべき原稿にカールやしわ等が存在している
と、原稿をコンタクトガラス3面に密着させることが困
難となり、図7に示すような原稿の浮きが生じてしまっ
ていた。
【0011】このような原稿の浮きは、読取画像のピン
ぼけや原稿の反射角度の変化による濃度ムラといった画
像劣化を引き起こすという問題があった。特に、密着型
イメージセンサを使用する場合、これらの問題は顕著に
現われ、問題となっていた。
【0012】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、常に原稿前面をコンタクトガラス3全面に密着で
き、最適の読取画像を得ることができる画像読取装置の
原稿押え部材を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、原稿圧板の圧接シート部材の貼り付け面
をコンタクトガラスに対して、なだらかな凸形状にし、
かつ原稿圧板を所定の位置で固定するための固定手段を
有することで、圧接シート部材が原稿全面を原稿ガラス
に押圧することが可能となり、カールやしわのある原稿
に対しても、最適な原稿の画像の読み取りが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の態様1)以下、図面に基
づいて本発明に実施の態様1の原稿押え部材である原稿
圧板について説明する。
【0015】図1は、本発明の特徴を最も良く表す断面
図であり、画像読取装置の原稿押え部材である原稿圧板
1は樹脂で構成されており、図2に示すように、原稿圧
板1の支軸1aが装置本体の嵌合穴10aと嵌合するこ
とにより、回動可能に軸支されている。
【0016】また、原稿圧板1は圧接シート部材2の貼
り付け面が、図3に示すように、原稿圧板支軸1aの軸
と直交する方向の複数のリブ1bで構成されており、前
記リブ1bは原稿ガラス面に対してなだらかな凸形状で
あり、原稿圧板1の支軸1aと対向する側には、原稿圧
板1を弾性部材2aが所定量つぶれる位置に固定する手
段であるマグネット4を有する。
【0017】圧接シート部材2は、図4に示すように、
モルトプレン等の弾性部材2aと十分な平面性と剛性を
持ったシート部材2bとで両面テープ等で固定されてお
り、この圧接シート部材2は、さらに原稿圧板1の複数
のリブ1bに両面テープ等で固定されている。
【0018】次に、原稿Pをコンタクトガラス3上に置
いて、原稿Pの画像を読み取るとき、原稿が図5(a)
の如くカール及びしわになっている場合、原稿圧板1を
閉じたときに、図1に示すように原稿圧板1は支軸1a
とマグネット4で支持され、圧接シート部材2が原稿P
を原稿ガラス3に密着させる。
【0019】この時、図6に示すように、原稿圧板1
は、支軸1aとマグネット4による両端支持により中央
部が反力によって矢印A方向にある程度逃げてしまうた
め、原稿Aへの押圧力が小さくなるが、リブ1bの形状
が原稿ガラス3に対してなだらかな凸形状であるため、
中央部で押圧力を補正することができ、原稿P全体をコ
ンタクトガラス3に押圧することが可能である。
【0020】又、リブの湾曲量やマグネットの保持力と
のバランスで原稿押圧力を決めることができる。
【0021】以上述べたことにより原稿のカールやしわ
になっている部分もコンタクトガラス3に密着させるだ
けの押圧力を得ることが可能であり、最適の画像を読み
取ることができる。
【0022】(実施の態様2)図8は、本発明の実施の
態様2に係る原稿押え部材である原稿圧板について説明
するための図である。
【0023】実施の態様2では、実施の態様1の画像読
取装置において、原稿押え部材である原稿圧板1のリブ
面1bと圧接シート部材2の弾性部材2aの間に、十分
な剛性を持ったシート材9を配することにより、図9
(a)のように各々のリブ1bが弾性部材2aを局所的
に押圧するのではなく、図9(b)のように、十分に剛
性のあるシート部材9を有することによって、全体的に
弾性部材2aを押圧することにより、原稿Pをコンタク
トガラス3に押圧することが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿圧板の圧接シート部材の貼り付け面をコンタクトガ
ラスに対して、なだらかな凸形状にし、かつ装置本体に
嵌合した原稿圧板の回動支軸と対向する側をマグネット
等で所定の位置に固定することによって、圧接シート部
材が原稿全面を原稿ガラスに押圧することが可能であ
り、原稿にカールやしわが存在する場合でも、最適の画
像を読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様1に係る画像読取装置の原
稿押え部材である、原稿圧板の構成を示す断面図。
【図2】本発明の実施の態様1に係る画像読取装置の原
稿押え部材である、原稿圧板の構成を示す斜視図。
【図3】本発明の実施の態様1に係る原稿圧板の構成を
示す断面図及び斜視図。
【図4】本発明の実施の態様1に係る圧接シート部材の
構成を示す斜視図。
【図5】従来の原稿圧板の構成を示す斜視図及び概略
図。
【図6】本発明の実施の態様1に係る原稿圧板の構成を
示す概略図。
【図7】従来の原稿圧板を示す概略図。
【図8】本発明の実施の態様2に係る原稿圧板の構成を
示す断面図。
【図9】本発明の実施の態様2に係る原稿圧板の構成を
示す概略図。
【符号の説明】
1 原稿圧板 1a 原稿圧板支軸 1b 圧接シート部材貼り付けリブ 2 圧接シート部材 2a 弾性部材 2b シート部材 3 コンタクトガラス 4 マグネット 5 光源 6 ミラー 7 レンズ 8 光電変換素子 9 シート材 10 本体 10a 本体嵌合穴 P 原稿

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に回動可能に軸支されており、
    原稿ガラス面上に載置された原稿を押圧する原稿圧板
    と、原稿をコンタクトガラス面に圧接させるために、弾
    性部材とシート部材で一体からなる圧接シート部材を有
    する画像読取装置の原稿押え部材において、 前記原稿圧板の圧接シートの貼り付け面がコンタクトガ
    ラスに対して、なだらかな凸形状で構成されており、原
    稿圧板を閉じたときに当該原稿圧板を所定の位置に固定
    する固定手段を有することを特徴とする画像読取装置の
    原稿押え部材。
  2. 【請求項2】 前記圧接シートの貼り付け面は、複数の
    リブで形成されており、前記複数のリブは、コンタクト
    ガラス面に対してなだらかな凸形状であることを特徴と
    する請求項1記載の画像読取装置の原稿押え部材。
  3. 【請求項3】 前記圧接シート部材と原稿圧板の貼り付
    け面との間に、剛性を有するシート材を有することを特
    徴とする請求項1記載の画像読取装置の原稿押え部材。
  4. 【請求項4】 前記原稿圧板は、前記コンタクトガラス
    面に対して、マグネットにより固定されることを特徴と
    する請求項1記載の画像読取装置の原稿押え部材。
JP26390999A 1999-09-17 1999-09-17 画像読取装置の原稿押え部材 Withdrawn JP2001092044A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100353738C (zh) * 2004-08-05 2007-12-05 光宝科技股份有限公司 文件固定装置
CN100459642C (zh) * 2004-11-26 2009-02-04 兄弟工业株式会社 成像装置的图像阅读器

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Effective date: 20061205