JP3518257B2 - 多色画像形成方法 - Google Patents

多色画像形成方法

Info

Publication number
JP3518257B2
JP3518257B2 JP16172397A JP16172397A JP3518257B2 JP 3518257 B2 JP3518257 B2 JP 3518257B2 JP 16172397 A JP16172397 A JP 16172397A JP 16172397 A JP16172397 A JP 16172397A JP 3518257 B2 JP3518257 B2 JP 3518257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image
transparent toner
color
transparent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16172397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH117174A (ja
Inventor
収 井出
真 新倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP16172397A priority Critical patent/JP3518257B2/ja
Priority to US09/099,418 priority patent/US5915144A/en
Publication of JPH117174A publication Critical patent/JPH117174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3518257B2 publication Critical patent/JP3518257B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
    • G03G13/013Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers
    • G03G13/0133Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers developing using a step for deposition of subtractive colorant developing compositions, e.g. cyan, magenta and yellow
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies
    • G03G13/013Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers
    • G03G13/0139Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies characterised by the developing step, e.g. the properties of the colour developers developing using a step for clear toner deposition, e.g. for regulating gloss or supplying protective coatings
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0167Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
    • G03G2215/0174Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member plural rotations of recording member to produce multicoloured copy
    • G03G2215/0177Rotating set of developing units

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等によって、カラー画像を形成する方法に関
し、特に粒状性、色再現性、滑らかさを損なうことな
く、かつ定着ロールへのオフセットなく、しかも、画像
濃度に依存することなく、高い光沢度を転写材上に一様
に再現できるカラー画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、電子写真方式で転写材
上にカラー画像を形成する場合、例えばカラーコピーを
取る場合には、以下のようにしていた。即ち、原稿に照
明を当て、その反射光をカラーCCDにより色分解し、
画像処理装置で画像処理、色補正を施してえられる複数
色の画像信号を、色別に、例えば半導体レーザーなどを
いて変調されたレーザー光線とする。このレーザー光線
を、Se、アモルファスシリコンなどの無機感光体、ま
たはフタロシアニン顔料、ビスアゾ顔料などを電荷発生
層として用いた有機感光体に一色ずつ複数回照射するこ
とで、複数個の静電潜像を形成する。これら複数個の静
電潜像を例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)、及びK(黒)の4色のカラートナーで順番
に現像する。そして、現像されたトナー像を無機または
有機感光体から用紙等の転写材に転写し、熱定着ロール
等で加熱定着する。こうして、転写材上にカラー画像を
形成していた。
【0003】なお、上記場合において、前記カラートナ
ーは、例えばポリエステル樹脂、スチレン/アクリル共
重合体、スチレン/ブタジエン共重合体等などの結着樹
脂中に、着色剤を分散させてなる平均粒径1〜15μm
の粒子に、平均粒径が5〜100μm程度の微粒子、例
えば酸化けい素、酸化チタン、酸化アルミニウム等の無
機微粒子、またはPMMA(ポリメチルメタクリレー
ト)、PVDF(ポリビニリデンフルオライド)等の樹
脂微粒子を付着させたものである。また、前記着色剤
は、例えば、Y(イエロー)としてベンジジンイエロ
ー、キノリンイエロー、ハンザイエロー等、M(マゼン
タ)としてローダミンB、ローズベンガル、ピグメント
レッド等、C(シアン)としてフタロシアニンブルー、
アニリンブルー、ピグメントブルー等、K(黒)として
カーボンブラック、アニリンブラック、カラー顔料のブ
レンド等である。
【0004】上述したようにして形成されたカラートナ
ーによるカラー画像は、加熱定着の際にその表面が平滑
化されるため、用紙表面と異なった光沢度を有してい
る。また、カラートナーにおける結着樹脂の種類、加熱
定着の方式等により、加熱定着の際のトナーの粘度が変
化し、カラー画像の光沢度が変化することが知られてい
る。
【0005】ところで、カラー画像の光沢度に対する好
みは、画像の種類、使用目的等によって異なり多様であ
るが、人物や風景などの写真原稿の場合には、鮮明な画
像を得る観点から高光沢な画像が好まれている。例え
ば、特開平5−142963号公報、特開平3−276
5号公報、特開昭63−259575号公報等には、カ
ラー複写機を用い、トナーの材質、定着条件等を選択す
ることにより、高光沢な画像を得る旨が記載されてい
る。しかし、これらの公報に記載された技術の場合、ト
ナーによる画像部の光沢度は高くできるものの、非画像
部の光沢度は高くできず、転写材上の光沢度を均一にす
ることはできない。
【0006】上記問題を解決するために、例えば、特開
昭63−58374号公報、特開平4−278967号
公報、特開平4−204670号公報、特開平5−23
2840号公報、特開平7−72696号公報等には、
カラートナーの他に透明トナーを転写材に転写、定着す
る方法が提案されている。しかしながら、これらの方法
では透明トナーの現像量が十分に制御されていない。こ
のため、例えば、現像量が多すぎる場合には、加熱定着
時に加熱定着ロールへのトナーのオフセットが発生した
り、画像がカールしたりする。また、現像量が少なすぎ
る場合には、転写材にトナーがしみ込んでしまって、十
分な光沢が得られなかったり、また、粒状性が悪化して
しまったりする。
【0007】また、樹脂が塗布されて比較的表面の平滑
な印刷用アート紙と、樹脂の塗布がなく表面が粗いコピ
ー用の普通紙を併用して同一量の透明トナーを転写、定
着した場合には、印刷用アート紙では高い光沢が得ら
れ、粒状性が良い画像が得られるものの、加熱定着ロー
ルへのトナーのオフセットが発生しやすい。また、普通
紙では、加熱定着ロールへのトナーのオフセットはおこ
りにくいものの、基材への透明トナーのしみ込みの発生
があるため、高い光沢を得ることが難しく、また、粒状
性も低下してしまうことが多い。さらに、画像濃度の高
い画像に透明トナーを転写、定着すると、加熱定着ロー
ルへのトナーのオフセットが発生しやすい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来にお
ける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題
とする。即ち、本発明は、粒状性、色再現性、滑らかさ
を損なうことなく、かつ定着ロールへのオフセットがな
く、しかも、画像濃度に依存することなく、高い光沢度
を転写材上に一様に再現できるカラー画像形成方法及び
カラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の発明者が鋭意検討を重ねた結果、有色トナーの
他に透明トナーを用い、該透明トナーの現像量を、転写
材の粗さをもとに決定することで、粒状性、色再現性、
滑らかさを損なうことなく、かつ定着ロールへのオフセ
ットなく、しかも、画像濃度に依存することなく、高い
光沢度を転写材上に一様に再現できるカラー画像が得ら
れることを見いだした。さらに、後述のカラー画像現像
用のデジタル信号情報を加味して該透明トナー現像用デ
ジタル信号を算出することが好ましいことを見いだし
た。本発明は本発明の発明者による上記の知見に基づく
ものである。
【0010】前記課題を解決するための手段は以下の通
りである。即ち、 (1)少なくともシアントナー、マゼンタトナー、イエ
ロートナーを使用する多色のカラートナー、および透明
なトナーを用いてカラー画像を作製する電子写真方式の
多色画像形成方法において、転写材の表面粗さ情報をも
とに透明トナーの現像量を決定することを特徴とする多
色画像形成方法である。(但し、透明トナー現像量は、
ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
面積当たりの重量を意味する。)
【0011】(2)少なくともシアントナー、マゼンタ
トナー、イエロートナーを使用する多色のカラートナ
ー、および透明なトナーを用いてカラー画像を作製する
電子写真方式の多色画像形成方法において、転写材の表
面粗さ情報をもとに透明トナーの現像量を決定し、カラ
ー画像現像用のデジタル信号情報をもとに透明トナー現
像用のデジタル信号を決定することを特徴とする多色画
像形成方法である。
【0012】(3)透明トナーの現像量が、下記式
(1)を満足するように決定する多色画像形成方法。
【数4】 0.15×Rz×W>M>0.06×Rz×W ・・・(1) 但し、Mは透明トナー現像量(mg/cm2 )であり、
ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
面積当たりの重量を意味し、Rzは十点平均表面粗さ
(μm)を、またWは透明トナーの比重(g/cm3
を意味する。
【0013】(4)透明トナーの現像量(M)が、下記
式(1)を満足するように調節し、かつ透明トナーの1
画素あたりの画像信号(C)が下記式(2)を満足する
ように調節する、多色画像形成方法。
【数5】 0.15×Rz×W>M>0.06×Rz×W・・・(1) 但し、Mは透明トナー現像量(mg/cm2 )であり、
ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
面積当たりの重量を意味し、Rzは十点平均表面粗さ
(μm)を、また、Wは透明トナーの比重(g/c
3 )を意味する。
【数6】 C=[100−a/M(M1 ×C1 +・・・+Mi ×Ci )] (2) ここで、1>a>0.3であり、C<0の場合はC=0
とする。但し、Cは、透明トナーの1画素あたりの画像
信号であり、M1 〜Mi はソリッド画像の感光体上に現
像された各カラートナーの単位面積当たりの重量を、C
1 〜Ci は、各カラートナーの1画素あたりの画像信号
を意味する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のカラー画像形成方法は画
像形成工程と加熱定着工程とを少なくとも含む。これら
の工程について以下に詳細に説明する。なお、本発明の
カラー画像形成方法は、後述するカラー画像形成装置を
用いて好適に実施することができる。このカラー画像形
成装置は、現像手段と加熱定着手段を少なくとも有す
る。
【0015】(画像形成工程)前記画像形成工程は、透
明トナーと、有色トナーとによるカラー画像を転写材上
に形成する工程である。前記画像形成工程は、透明トナ
ーと有色トナーとを用いること以外に特に制限はなく、
公知の帯電、像露光、現像、転写等の操作を行うことを
含む。さらに、必要に応じて適宜その他の操作、例えば
転写前帯電等を行ってもよい。
【0016】−透明トナー− 前記透明トナーは、少なくとも結着樹脂を含有してな
る。本発明において『透明トナー』とは、光吸収や光散
乱による着色を目的とした色材(着色顔料、着色染料、
黒色カーボン粒子、黒色磁性粉など)を含まないトナー
粒子であることを意味する。本発明における透明トナー
は、通常、無色透明であるが、その中に含まれる流動化
剤や離型剤の種類や量によっては、透明度が若干低くな
っていることがあるが、実質的には無色透明であり、そ
のようなトナーも本発明の透明トナーに包含される。前
記結着樹脂としては、実質的に透明であればよく、目的
に応じて適宜選択することができるが、例えば、ポリエ
ステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアクリル系樹
脂、その他のビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、
ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、エポキシ系樹
脂、ポリウレア系樹脂などの一般トナー用に用いられる
公知の樹脂とその共重合体があげられる。これらの中で
も、低温定着性、定着強度、保存性などのトナー特性を
同時に満足し得る点でポリエステル系樹脂が好ましい。
【0017】なお、前記透明トナーにおいて、高い光沢
度をムラなく均一に得るためには、トナーの流動性と帯
電性の制御が必要になる。前記透明トナーの流動性と帯
電性を制御する観点から、前記透明トナーのトナー表面
に、無機微粒子及び/又は樹脂微粒子を外添ないし付着
させることが好ましい。前記無機微粒子としては、本発
明の効果を害しない限り特に制限はなく、外添剤として
用いられている公知の微粒子の中から目的に応じて適宜
選択することができるが、例えば、シリカ、二酸化チタ
ン、酸化すず、酸化モリブデンなどを材質とする無機微
粒子が挙げられる。また、帯電性などの安定性を考慮し
て、これらの無機微粒子を、シランカップリング剤、チ
タンカップリング剤等を用いて疎水化処理したものも使
用できる。前記有機微粒子としては、本発明の効果を害
しない限り特に制限はなく、外添剤として用いられてい
る公知の微粒子の中から目的に応じて適宜選択すること
ができるが、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ビニル系樹脂、ポリカ
ーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹
脂、エポキシ系樹脂、ポリウレア系樹脂、フっ素系樹脂
などを材質とする樹脂微粒子が挙げられる。無機微粒子
及び有機微粒子の平均粒径は0.005〜1μmである
のが特に好ましい。前記平均粒径が0.005μm未満
であると、透明トナーの表面に該無機微粒子及び/又は
樹脂微粒子を付着させたときに凝集が起こり所望の効果
が得られないことがある一方、1μmを越えたときには
より高光沢な画像を得ることが困難になる。
【0018】また、加熱定着における定着ロールへのオ
フセットを防ぐためには、離型剤を添加することが好ま
しい。前記離型剤としては、本発明の効果を害しない限
り特に制限はなく、離型剤として用いられている公知の
材料の中から目的に応じて適宜選択することができる
が、その材質として例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂などが挙げられる。
【0019】−有色トナー− 前記有色トナーは、少なくとも結着樹脂と着色剤を含有
してなり、シアントナー、マゼンタトナー、イエロート
ナー、ブラックトナー等が挙げられる。前記有色トナー
の組成、平均粒径等については、本発明の目的を害しな
い範囲の中から適宜選択される。前記結着樹脂として
は、前記透明トナーにおける結着樹脂として例示したも
のが挙げられる。また、前記着色剤としては、トナー用
として通常用いられている着色剤であれば特に制限はな
く、それ自体公知のシアン顔料または染料、マゼンタ顔
料または染料、イエロー顔料または染料、ブラック顔料
または染料の中から選択できる。高光沢が得られる効果
を高めるためには、好ましくは、着色剤の顔料とバイン
ダーの界面での乱反射を抑えることが重要であり、特開
平4−242752に示された小粒径の顔料を高分散し
た着色剤との組合せが有効である。本発明において、前
記有色トナーは適宜作製したものであってもよいし、市
販品であってもよい。なお、前記透明トナー及び前記有
色トナーは、適宜選択したそれ自体公知のキャリアと組
み合わされて現像剤とされた後で使用される。また、一
成分系現像剤として、現像スリーブまたは帯電部材と摩
擦帯電して、帯電トナーを形成して、静電潜像に応じて
現像する方法も適用できる。
【0020】−画像形成− 前記画像形成工程における各操作は、以下のとおりであ
る。帯電は、電子写真感光体表面を帯電させる操作であ
り、例えば、導電性または半導電性のローラー、ブラ
シ、フィルム、ゴムブレード等を用いた接触帯電、コロ
ナ放電を利用したコロトロン帯電やスコロトロン帯電な
どが挙げられる。前記電子写真感光体としては、特に制
限はなく公知のもので良く、単層構造のものであっても
良いし、多層構造で機能分離型のものであっても良い。
また、材質としては、セレン、アモルファスシリコン等
の無機のものであっても良いし、有機のものであっても
良い。前記帯電器としては、例えば、導電性または半導
電性のローラー、ブラシ、フィルム、ゴムブレード等を
用いた接触帯電、コロナ放電を利用したコロトロン帯電
やスコロトロン帯電などのそれ自体公知の帯電器が挙げ
られる。
【0021】像露光は、帯電がなされた電子写真感光体
表面を像様に露光して静電潜像を形成する操作であり、
像露光器としては、例えば、半導体レーザー光の他、L
ED光等の公知の光源を利用した、所望の像様に露光で
きるそれ自体公知の光学系機器が挙げられる。
【0022】現像は、トナーを用いて静電潜像を現像し
てカラー画像を形成する操作であり、例えば、トナーを
前記感光体に非接触または接触させて現像する現像器を
用いて行うことができる。この時に、キャリアを用いた
二成分系現像剤による現像方法あるいは一成分系現像剤
による現像方法を適用することができる。また、本発明
においてはトナーとして後述のものを用いることができ
る。現像器としては、例えば、トナーをブラシ、ローラ
ー等を用いて電子写真感光体に付着させる機能を有する
公知の現像器が挙げられる。ただし、本発明のカラー画
像形成装置における現像器は、透明トナー及び有色トナ
ー(C,M,Y,K)を用いて現像を行うことができる
機能を有する。このような現像器としては、例えば透明
トナー現像器とシアントナー現像器とマゼンタトナー現
像器とイエロートナー現像器とブラックトナー現像器と
を回転体の周上部に備えてなる現像器等が挙げられる。
【0023】転写は、カラー画像を転写材上に転写させ
る操作であり、例えば、コロナ放電により転写、転写ベ
ルト、転写ローラー等を用いた接触転写等が挙げられ
る。転写器としては、例えば、転写ベルト、転写ローラ
ー等を用いた接触転写器、コロナ放電を利用したコロト
ロン転写器、スコロトロン転写器等の公知の転写帯電器
が挙げられる。なお、電子写真感光体上に形成されたカ
ラー画像は、そのまま転写材上に転写されてもよいし、
いったん中間転写体上に転写された後、転写材上に転写
されてもよい。
【0024】定着は、転写材上に転写されたカラートナ
ー画像を転写材上に定着させる操作であり、例えば、加
熱ロールと加圧ロールを用い、熱と圧力を利用してトナ
ーを溶融変形させて定着する加熱ロール定着、熱を利用
してトナーを溶融させて定着するオーブン定着やラジア
ント定着等の公知の定着器を用いて行うことができる。
定着器は、例えば、加熱ロールと加圧ロールを用いる溶
融変形させて定着する加熱ロール定着器、オーブン定着
器やラジアント定着器等が挙げられる。なお、転写材と
しては、その表面上にトナーを保持し、画像を保持でき
る機能を有する限り特に制限はなく、それ自体公知の市
販コピー用紙や印刷用アート紙等が挙げられる。
【0025】前記画像形成工程は、本発明のカラー画像
形成装置における現像手段を用いて好適に実施すること
ができる。前記現像手段は、トナーによるカラー画像を
転写材上に現像する機能を有し、電子写真感光体、帯電
器、画像露光器、現像器、転写帯電器、定着器等を有す
る。さらに、必要に応じてその他の機器、例えば転写前
帯電器等を有してもよい。
【0026】公知のキャリアと混合、帯電された前記透
明トナー及び有色トナーを用いてカラー画像を前記転写
材上に形成するには、例えば、特開昭63−58374
号公報に記載されているような公知の方法に従って行う
ことができる。例えば、まず帯電器により電子写真感光
体を帯電する。該電子写真感光体を画像露光器により像
様に露光して、該電子写真感光体上に静電潜像を形成す
る。透明トナー及び有色トナーを充填した現像器により
該静電潜像が現像され、前記電子写真感光体上に該透明
トナー及び該有色トナーによるカラー画像が形成され
る。そして、該カラー画像が転写材上に転写される。ま
た、キャリアを用いない一成分現像剤による現像方法を
採用してカラー画像を形成してもよい。このとき、電子
写真感光体上に形成されたカラー画像は、そのまま転写
材上に転写されてもよいし、いったん中間転写体上に転
写された後、転写材上に転写されてもよい。
【0027】カラー画像における前記透明トナーと有色
トナーの転写材上の層構成の順番は特に制限はなく、目
的に応じて適宜選択できる。例えば、透明トナーについ
て帯電、露光、現像を行って、前記電子写真感光体又は
前記中間転写体上に、まず前記透明トナーを付着させた
後、有色トナーについて、帯電、露光、現像等の操作を
行い、透明トナーが付着した電子写真感光体或いは前記
中間転写体の上に、有色トナーを重ねる。この操作を有
色トナーの数だけ繰り返して行い、電子写真感光体又は
中間転写体の上に複数のトナーによる現像像を形成した
後、これらの複数のトナーを一括して前記転写材上に転
写する。この場合において、中間転写体を用いないと、
カラー画像の最表面が透明トナーとなり、中間転写体を
用いると、カラー画像の最下層が透明トナーとなる。ま
た、初めに前記有色トナーによる現像像を前記転写材上
に転写した後、該転写材上に透明トナーを転写させても
よい。この場合、これらの転写材上に転写されたカラー
画像の最表面は透明トナーによる層になっている。
【0028】−透明トナー現像量の制御− 透明トナーの現像量の制御は、転写材の表面粗度情報を
もとに変化させることによって、好ましい画質を得るこ
とができる。表面粗度の粗い転写材を用いる場合には、
透明トナーの現像重量を増加させ、表面粗度の小さな転
写材を用いる場合には、透明トナーの現像量を減らすこ
とで、画像濃度によらず光沢度が一様で、粒状性の良
い、色再現性の良い画像を定着ロールへのトナーのオフ
セットなく提供することができる。
【0029】前記転写材の表面粗度は、触針式表面粗さ
測定器等のあらかじめ公知の表面粗度計によって測定し
たデータを用いることができる。また、測定方法とRz
の算出方法はJISに記載された方法等に従って行うこ
とができる。なお、ここでいう透明トナー現像量とは、
ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
面積当たりの重量を意味し、より実際的には、画像信号
C=100%の露光データを露光装置に入力した際の、
感光体上に現像された透明トナーの単位面積当たりの重
量を示している。なお、本明細書における「画像信号
C」とは、1画素あたりの透明トナーの現像量を制御す
るために、レーザー点灯時間または強度などを変調する
ときの、1画素中の点灯時間率(%)または点灯強度比
(%)に対応する画像信号のことである。Cを変化させ
ることで、1画素中のレーザーの露光面積や強度が変わ
り、実質的には、1画素あたりに現像される透明トナー
を制御することができる。
【0030】転写体の表面粗さに基づいてトナー現像量
を変える本発明の多色画像形成は、好ましくは、透明ト
ナーの現像量(M)が、以下の式(1)を満足するよう
に制御される。
【数7】 0.15×Rz×W>M>0.06×Rz×W・・・(1) 但し、Mは透明トナー現像量(mg/cm2 )であり、
ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
面積当たりの重量を意味し、Rzは十点平均表面粗さ
(μm)を、また、Wは透明トナーの比重(g/c
3 )を意味する。
【0031】Mが0.15×Rz×W以上の場合には、
高濃度画像のときに定着ロールへのトナーのオフセット
が発生してしまう。また、Mが0.06×Rz×W以下
の場合には、低濃度画像では転写材の表面構造が画像上
に残るため、光沢度が画像濃度より変化し、粒状性が悪
化し、色再現性も低下する。
【0032】本発明は、さらに好ましくは、透明トナー
の現像量(M)が、下記式(1)を満足し、かつ透明ト
ナーの1画素あたりの画像信号(C)が下記式(2)を
満足するように制御される。
【数8】 0.15×Rz×W>M>0.06×Rz×W・・・(1) 但し、Mは透明トナー現像量(mg/cm2 )であり、
ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
面積当たりの重量を意味し、Rzは十点平均表面粗さ
(μm)を、また、Wは透明トナーの比重(g/c
3 )を意味する。
【数9】 C=[100−a/M(M1 ×C1 +・・・+Mi ×Ci )] (2) ここで、1>a>0.3であり、C<0の場合はC=0
とする。Cは、透明トナーの1画素あたりの画像信号で
あり、その意味は前記で説明したとおりであり、Mは、
上記式(1)におけると同じ意味である。M1 〜Mi
ソリッド画像の感光体上に現像された各カラートナーの
単位面積当たりの重量を、C1 〜Ci は、各カラートナ
ーの1画素あたりの画像信号を意味する。ここで、M1
〜Mi はより実際的には、C=100%の露光データを
露光装置に入力した際の、感光体上に現像された透明ト
ナーの単位面積当たりの重量を示している。なお、ここ
でいうC1 からCi (%)とは、1画素あたりの各カラ
ートナーの現像量を制御するために、レーザー点灯時間
または強度などを変調するときの、1画素中の点灯時間
率(%)または点灯強度比(%)に対応する画像信号の
ことである。C1 ないしCi を変化させることで、1画
素中のレーザーの露光面積や強度が変わり、実質的には
1画素あたりに現像される各カラートナー量を制御する
ことができる。
【0033】例えば、シアントナー、マゼンタトナー、
イエロートナー、ブラックトナーの、ソリッド画像の感
光体上に現像された単位面積当たりの各重量を、M
c (mg/cm2 )、Mm (mg/cm2 )、My (m
g/cm2 )、Mk (mg/cm 2 )とし、シアントナ
ー、マゼンタトナー、イエロートナー、ブラックトナー
の1画素あたりの画像信号(画像データ)をそれぞれC
c (%)、Cm (%)、C y (%)、Ck (%)とする
と、透明トナーの1画素あたりの画像信号は、下記式
(3)
【数10】 C=[100−a/M(Mc ×Cc +Mm ×Cm +My ×Cy +Mk ×Ck )] ・・・(3) ただし、1>a>0.3、C<0の場合はC=0とす
る、を満足するように制御される。
【0034】Mが0.15×Rz×W以上の場合には、
定着ロールへのトナーのオフセットが発生しやすい。ま
た、Mが0.06×Rz×W未満の場合には、転写材の
表面構造が画像上に残るため、光沢度が画像濃度より変
化し、粒状性が悪化し、色再現性も低下する。また、a
が0.3以下になると高濃度画像部で定着ロールへのト
ナーのオフセットが起こりやすい。また、aが1以上の
場合には、転写材の表面構造や有色トナーの画像構造が
画像上に残るため、光沢度が画像濃度より変化し、粒状
性が悪化し、色再現性も低下する。
【0035】転写体の表面粗さに基づく透明トナー現像
量の制御方法としては、例えば、現像バイアス及び/ま
たは帯電電位及び/または露光光量等を変更して、感光
体表面電位と現像スリーブとの静電コントラストを変更
する方法がある。また、現像スリーブと感光体の表面速
度比を変更する方法もある。また、二成分現像方式の場
合はトナーとキャリアの濃度比率を変更する方法があ
る。なお、現像量の制御方法としては、現像量が任意に
変更できるという機能を有する限り特に制限はなく、そ
れ自体公知の現像量の制御方法をすべて利用できる。
【0036】実際には、ユーザーが使う転写材の種類を
入力すると、あらかじめ測定して登録されている表面粗
度データに基づき、最適な透明トナーの現像量を算出す
るようにする。また、好ましくは、あらかじめ設定した
有色トナーの、ソリッド画像の感光体上に現像された単
位面積当たりの各重量や、有色トナーの一画素中に占め
る面積率(%)(画像データ)に基づいて、画像処理工
程で透明トナーの最適なCin(露光データ)を算出す
るとよい。また、前記C、C1 〜Ci の制御は、単位時
間当たりの露光時間又は露光強度等を変えることによっ
てなされる。
【0037】以下に、本発明のカラー画像形成方法の一
例を、カラー画像形成装置を用いて実施した場合につい
て図面を参照しながら説明する。図1は、カラー画像形
成装置の一例を説明するための概略説明図である。
【0038】図1に示されるカラー画像形成装置におけ
る画像形成手段は、前記帯電器として、帯電器7を、前
記電子写真感光体として有機感光体8を、前記画像露光
器として照明1を、カラーCCD3、画像処理装置4、
レーザーダイオード5及び光学系(ROS)6を、前記
現像器としてイエロー現像器9、マゼンタ現像器10、
シアン現像器11、ブラック現像器12、及び透明トナ
ー現像器16を、前記転写帯電器として前記有機感光体
8に対し転写ドラム13を介して配置された転写コロト
ロン15を、前記加熱定着装置として熱ロール定着器1
7をそれぞれ有してなる。
【0039】図1に示すカラー画像形成装置を用いてカ
ラーコピーをとる場合、まずコピーをとる原稿に照明1
を当て、その反射光をカラーCCD3により色分解し、
画像処理装置4で画像処理して、色補正を施して得られ
る複数色の有色トナーの画像データと、有色トナーの現
像量、画像データ(画像信号)及び透明トナーの現像量
をもとに数式3などによって画像処理装置によって決定
される透明トナーの画像データ(画像信号)を色別にレ
ーザーダイオード5を用いて、変調されたレーザー光線
とする。ここで、有色トナーの現像量は、現像量検出装
置からの情報をもとにトナーの補給量を制御してトナー
とキャリアの濃度比率を変化させるという、通常のAC
olorの現像量制御手段により決定される。透明トナ
ーの現像量は、画像処理装置によってあらかじめ入力さ
れた転写材の粗さ情報に基づき、数式1などによって決
定し、現像バイアスの変更、またはトナーとキャリアの
濃度比の変更などを行って制御される。このレーザー光
線を有機感光体8に一色づつ複数回照射して複数個の静
電潜像を形成する。これら複数個の静電潜像をイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の前記有色トナ
ー及び透明トナーを用い、これらを、イエロー現像器
9、マゼンタ現像器10、シアン現像器11、ブラック
現像器12、及び透明トナー現像器16にて順番に現像
する。そして、現像されたカラートナー画像を有機感光
体8上から用紙等の転写材14上に転写コロトロン15
にて転写し、熱ロール定着器17にて加熱定着する。以
上により、転写材14上にカラー画像が形成される。
【0040】以下に、本発明の具体的な実施例を説明す
るが、本発明はこれらの実施例になんら限定されるもの
ではない。
【0041】
【実施例】
実施例1 −有色トナー現像剤− 以下の実施例において有色トナー現像剤は、富士ゼロッ
クス(株)製 : A−Color用のシアン現像剤、
マゼンタ現像剤、イエロー現像剤、ブラック現像剤を用
いた。ここで、有色トナーの比重は1.1(g/cm
3)だった。
【0042】−透明トナー現像剤− 透明トナーは、結着樹脂にテレフタル酸/ビスフェノー
ルAエチレンオキサイド付加物/シクロヘキサンジメタ
ノールから得た線状ポリエステル(モル比=5:4:
1、Tg=62度、Mn=4500、Mw=1000
0)を用い、これをジェットミルで粉砕した後、風力式
分級機で分級することで、d50=7μmの透明微粒子
を作製し、この透明微粒子100重量部に、下記の2種
類の無機微粒子A及びBを高速混合機で付着させること
により得た。なお分子量の測定はゲルパーミエーション
クロマトグラフィを用いた。溶剤にはテトラヒドロフラ
ンを用いた。無機微粒子AはSiO2 (シランカップリ
ング剤で表面を疎水化処理、平均粒径0.05μm、添
加量 1.1重量部)である。無機微粒子B はTiO
2(シランカップリング剤で表面を疎水化処理、平均粒
径0.02μm、屈折率2.5、添加量 1.4重量
部)である。ここで、透明トナーの比重は1.1(g/
cm3)だった。なお、トナーの平均粒径はコールター
カウンターを用いて測定して、重量平均のd50を適用
した。このようにして得た透明トナー8重量部を、スチ
レンメチルメタクリレート共重合体で被覆した粒径約5
0μmの球形フェライト粒子のキャリア100重量部に
添加し、ターブラーシェイカーミキサーで混合すること
により、透明トナー用の二成分現像剤を調整した。
【0043】−カラー画像作製方法− 画像形成装置として、富士ゼロックス(株)製のA−c
olor630を改造したものを使用した。これは、上
述した図1のカラー画像形成装置と同じである。この図
1に示す画像形成装置の動作は上述の通りである。
【0044】−転写材− カラー画像作製に用いた転写材としては、J紙(富士ゼ
ロックス(株)製カラー用紙、Rz=8.0μm)R紙
(富士ゼロックス(株)製再生紙、Rz=11.0μ
m)、OK特アート紙(新王子製紙(株)製、Rz=
3.0μm)を用いた。
【0045】−有色トナーのソリッド画像の感光体上に
現像された重量(Mi )、及び1画素あたりの画像信号
(Ci )− 現像する有色トナー重量は、各色ともC=100%部分
で0.7(mg/cm 2 )とした。下記の、オフセット
評価、粒状性の評価、色再現性の評価、光沢度の測定の
各項目で示すように、有色トナーの1画素あたりに画像
信号Ci を設定した。また、官能評価においては、後述
する原稿をAColorのプラテンにのせて、通常のA
Colorの画像入力装置で色分解して、画像処理装置
で通常のAColorと同様に画像処理を施して得られ
た画像信号によって、有色トナーの1画素あたりの画像
信号Ci を設定した。
【0046】−透明トナーのソリッド画像の感光体上に
現像された重量(M)、及び1画素あたりの画像信号
(C)− C=100%部分の透明トナーの現像量は、J紙、R
紙、OK特アート紙でそれぞれ、0.80、1.10、
0.30(mg/cm2 )とした。また、透明トナーの
1画素あたりの画像信号を、上記(3)式のaを0.5
として以下の式で計算した。
【数11】C=[100−a/M(Mc ×Cc +Mm ×
m +My ×Cy +Mk ×Ck )] 但し、 a=0.5であり、また C<0の場合はC=
0とする、
【0047】次に、得られた画像の評価方法を示す。 <オフセット評価>定着ロールへのオフセット評価は、
シアントナー、マゼンタトナー、イエロートナーの各ト
ナーのCi を100%として作製したプロセスブラック
画像上に、前述の方法で透明トナーの現像量と画像信号
を算出して透明トナーを現像した画像で評価した。オフ
セットが未発生のものを○、オフセットが少々発生して
いるが画像上に欠陥が観察されないものを△、オフセッ
トが発生して、画像上も欠陥が観察されるものをXとし
た。
【0048】<粒状性の評価>粒状性の評価は、2x2
cmの画像信号(Cc )が10%、50%、100%の
均一シアン画像を使って、目視評価することにより行っ
た。20人の評価者を対象として、以下の5段評価を行
った。 1....非常にきめが粗い、 2....きめが粗い、 3....普通 4....きめが細かい、 5....非常にきめが細かい 次に、その平均値を求め、以下の基準で評価した。 X....平均値が2未満の場合 △....2以上4未満の場合 ○....4以上の場合
【0049】<色再現性の評価>色再現性の測定はX−
rite 404(X−rite社製)を用いて、マゼ
ンタ画像信号100%のマゼンタ画像上に、前述の方法
で求められた透明トナー画像信号により透明トナーを現
像した画像の画像濃度を測定して、以下の基準で評価し
た。 ×....1.4未満 △....1.4以上1.7未満 ○....1.7以上
【0050】<画像の官能評価>官能評価は人物写真を
原稿として、これを複写した画像の目視評価によって行
った。20人の評価者を対象として、以下の5段階評価
を行った。 1.非常悪い 2.悪い 3.普通 4.良い 5.非常に良い 次に、その平均値を求めて、下記の基準で評価した。 X....平均値が2未満の場合 △....2以上4未満の場合 ○....4以上の場合
【0051】<光沢度の測定>画像の光沢度(グロス)
の測定にはGloss Meter GM−26D(村
上色彩技術研究所)を用いた。画像に対しての光の入射
角度は75度とした。評価した画像には、シアン画像信
号(Cc )が10%、50%、100%の均一シアン画
像に前述の方法で求められた透明トナー画像信号により
透明トナーを現像したもの、シアン画像信号、マゼンタ
画像信号、イエロー画像信号を各50%として有色トナ
ーを現像し、前述の方法で求められた透明トナー画像信
号により透明トナーを現像したのプロセスグレー画像、
シアン画像信号、マゼンタ画像信号、イエロー画像信号
を各100%として有色トナーを現像し、前述の方法で
求められた透明トナー画像信号により透明トナーを現像
したプロセスブラック画像、有色トナーの画像信号がす
べて0%で、前述の方法で求められた透明トナー画像信
号により透明トナーのみを現像した画像を用いた。そし
て、これらの画像の光沢度差の最大値を求め、以下の基
準に従い、評価を行った。 X....光沢度の差が30以上の場合 △....光沢度の差が15以上30未満の場合 ○....光沢度の差が15以下の場合
【0052】実施例2 透明トナーの一画素中で占める面積率を、すべての画像
上でC=100%としたこと以外は実施例1と同様な方
法でカラー画像を作製した。
【0053】実施例3 有色トナー及び透明トナーの、ソリッド画像の感光体上
に現像された重量(M 1 〜Mi 、M)、及び透明トナー
の1画素あたりの画像信号(C)を、以下のように変更
したこと以外は実施例1と同様の方法でカラー画像を形
成した。(有色トナーの画像信号Ci は実施例1と同様
に設定した。) −有色トナーのMi − 現像する有色トナーのMi は、各色とも、C=100%
部分で0.5(mg/cm2 )とした。 −透明トナーのM及びC− C=100%部分の透明トナーのMは、J紙、R紙、O
K特アート紙でそれぞれ、1.15、1.60、0.4
5(mg/cm2 )とした。また、画像処理により透明
トナーの1画素あたりの画像信号Cを、上記(3)式に
おいてaを0.7として以下の式で計算した。
【数12】C=[100−a/M(Mc ×Cc +Mm ×
m +My ×Cy +Mk ×Ck )] 但し、a=0.7であり、またC<0の場合はC=0と
する、
【0054】比較例1 透明トナーを用いなかったこと以外は実施例1と同様の
方法でカラー画像を作製した。
【0055】比較例2 透明トナーのソリッド画像の感光体上に現像された重量
(M)、及び透明トナーの1画素あたりの画像信号
(C)を以下のように変更したこと以外は実施例1と同
様の方法でカラー画像を作製した。 −ソリッド画像の感光体上に現像された重量(M)− 転写材がJ紙、R紙、OK特アート紙とも、C=100
%部分の透明トナーの現像量を1.5(mg/cm2
とした。 −1画素あたりの画像信号(C)− 画像全域でC=100%とした。
【0056】比較例3 透明トナーのソリッド画像の感光体上に現像された重量
(M)、及び透明トナーの1画素あたりの画像信号
(C)を以下のように変更したこと以外は実施例1と同
様の方法でカラー画像を作製した。 −ソリッド画像の感光体上に現像された重量(M)− 転写材がJ紙、R紙、OK特アート紙とも、C=100
%部分の透明トナーの現像量を0.5(mg/cm2
とした。 −1画素あたりの画像信号(C)− 画像全域でC=100%とした。
【0057】以上の実施例及び比較例のカラー画像の評
価結果を表1に示した。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明によって、電子写真方式で、画像
濃度に依存せず光沢度が均一で、粒状性の良い、色調の
高い、滑らかな高画質カラー画像を再現することができ
るようになった。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多色画像形成方法を実施するための、
カラー画像形成装置の一例の概略図を示す。
【符号の説明】
1 照明 2 原稿 3 CCD 4 画像処理装置 5 レーザーダイオード 6 光学系 7 帯電器 8 感光体 9 イエロー現像器 10 マゼンタ現像器 11 シアン現像器 12 ブラック現像器 13 転写ドラム 14 転写材 15 転写 コロトロン 16 透明トナー現像器 17 熱ロール定着器 18 正反射強度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともシアントナー、マゼンタトナ
    ー、イエロートナーを包含する多色カラートナー及び透
    明なトナーを用いてカラー画像を作製する電子写真方式
    の多色画像形成方法において、該透明トナーの現像量
    を、転写体の表面粗さにより変化させてなることを特徴
    とする多色画像形成方法。(但し、透明トナー現像量
    は、ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの
    単位面積当たりの重量を意味する。)
  2. 【請求項2】 デジタル信号を用いて、透明トナーの現
    像量を転写体の表面粗さにより変化させてなることを特
    徴とする、請求項1に記載の多色画像形成方法。
  3. 【請求項3】 転写体の表面粗さが、十点平均表面粗さ
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    多色画像形成方法。
  4. 【請求項4】 透明トナーの現像量を、転写体の十点平
    均表面粗さに基づき、下記式(1)を満足させるように
    変化させてなることを特徴とする、請求項1に記載の多
    色画像形成方法。 【数1】 0.15×Rz×W>M>0.06×Rz×W ・・・ (1) 但し、Mは透明トナー現像量(mg/cm2 )であり、
    ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
    面積当たりの重量を意味し、Rzは十点平均表面粗さ
    (μm)を、またWは透明トナーの比重(g/cm3
    を意味する。
  5. 【請求項5】 透明トナーを非画像部に現像させること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1に記載の多
    色画像形成方法。
  6. 【請求項6】 透明トナーの現像量が、転写体の十点平
    均表面粗さに基づき、下記式(1)を満足し、かつ透明
    トナーの1画素あたりの画像信号(C)が下記式(2)
    を満足するように変化させてなることを特徴とする、請
    求項1に記載の多色画像形成方法。 【数2】 0.15×Rz×W>M>0.06×Rz×W・・・(1) 但し、Mは透明トナー現像量(mg/cm2 )であり、
    ソリッド画像の感光体上に現像された透明トナーの単位
    面積当たりの重量を意味し、Rzは十点平均表面粗さ
    (μm)を、また、Wはトナーの比重(g/cm3 )を
    意味する。 【数3】 C=[100−a/M(M1 ×C1 +・・・+Mi ×Ci )] (2) ここで、1>a>0.3であり、C<0の場合はC=0
    とする。但し、Cは、透明トナーの1画素あたりの画像
    信号であり、M1 〜Mi はソリッド画像の感光体上に現
    像された各カラートナーの単位面積当たりの重量を、C
    1 〜Ci は、各カラートナーの1画素あたりの画像信号
    を意味する。
  7. 【請求項7】 透明トナーが、無機微粒子及び/又は樹
    脂微粒子を含有してなることを特徴とする、請求項1な
    いし6のいずれか1に記載の多色画像形成方法。
  8. 【請求項8】 無機微粒子及び/又は樹脂微粒子の平均
    粒子径が0.005ないし1μmであることを特徴とす
    る、請求項7に記載の多色画像形成方法。
JP16172397A 1997-06-18 1997-06-18 多色画像形成方法 Expired - Fee Related JP3518257B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16172397A JP3518257B2 (ja) 1997-06-18 1997-06-18 多色画像形成方法
US09/099,418 US5915144A (en) 1997-06-18 1998-06-18 Multicolor image forming method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16172397A JP3518257B2 (ja) 1997-06-18 1997-06-18 多色画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH117174A JPH117174A (ja) 1999-01-12
JP3518257B2 true JP3518257B2 (ja) 2004-04-12

Family

ID=15740665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16172397A Expired - Fee Related JP3518257B2 (ja) 1997-06-18 1997-06-18 多色画像形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5915144A (ja)
JP (1) JP3518257B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8947732B2 (en) 2012-04-18 2015-02-03 Ricoh Company, Limited Print control device and print control method

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4775831B2 (ja) * 2000-10-19 2011-09-21 新世代株式会社 メモリカートリッジシステム
JP2002202645A (ja) * 2000-10-30 2002-07-19 Ricoh Co Ltd カラー画像形成方法
US7097898B2 (en) 2001-09-21 2006-08-29 Seiko Epson Corporation Printed article and production method of the same
JP3708889B2 (ja) 2002-03-20 2005-10-19 株式会社東芝 画像形成装置
JP2004004574A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US6608641B1 (en) * 2002-06-27 2003-08-19 Nexpress Solutions Llc Electrophotographic apparatus and method for using textured receivers
US7110686B2 (en) * 2003-07-31 2006-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of changing usage ratio among multiple toners
JP4845343B2 (ja) 2004-03-26 2011-12-28 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005283653A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Fuji Xerox Co Ltd 透明トナー及びこれを用いた現像剤、光沢付与装置並びに画像形成装置
US7502582B2 (en) * 2004-12-22 2009-03-10 Eastman Kodak Company Method and apparatus for printing using a tandem electrostatographic printer
US7468820B2 (en) * 2005-02-22 2008-12-23 Eastman Kodak Company Profile creation for texture simulation with clear toner
JP4423220B2 (ja) * 2005-03-02 2010-03-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4630693B2 (ja) * 2005-03-07 2011-02-09 キヤノン株式会社 画像形成方法
US7592117B2 (en) 2005-06-16 2009-09-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for transferring features to a substrate
US8086124B2 (en) 2005-12-06 2011-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7945177B2 (en) * 2006-09-29 2011-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with first and second settable resolution grades
KR101330635B1 (ko) * 2006-12-26 2013-11-25 삼성전자주식회사 투명토너를 채용한 전자사진방식 화상형성장치
US20090154943A1 (en) * 2007-12-12 2009-06-18 Andrew Ciaschi On demand fuser and related method
US20090169277A1 (en) * 2007-12-27 2009-07-02 Fowlkes William Y On-demand print finishing system using surface detection and replication
JP2009294309A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法、プログラムおよび記憶媒体
JP4661936B2 (ja) 2008-10-20 2011-03-30 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用透明トナー、静電荷像現像用現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成方法および画像形成装置
JP5447817B2 (ja) 2009-01-22 2014-03-19 株式会社リコー トナー
US8497058B2 (en) 2009-03-24 2013-07-30 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming method and method of recycling image forming material
US8574806B2 (en) 2009-04-13 2013-11-05 Konica Minolta Business Technology, Inc. Image forming method
US8475991B2 (en) 2009-12-01 2013-07-02 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Transparent toner and image forming method
JP5526768B2 (ja) * 2009-12-25 2014-06-18 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用白色トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2011175099A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Canon Inc 画像形成装置及びその制御方法
JP2012032774A (ja) 2010-07-07 2012-02-16 Ricoh Co Ltd 電子写真画像形成方法及びプロセスカートリッジ
JP2012078382A (ja) 2010-09-30 2012-04-19 Konica Minolta Business Technologies Inc 光沢画像形成方法
JP2012083665A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US8768231B2 (en) * 2010-11-22 2014-07-01 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming method and image forming apparatus
US8867979B2 (en) * 2011-01-12 2014-10-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming method and image forming apparatus
US8867978B2 (en) 2011-01-12 2014-10-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming method and image forming apparatus
JP5962081B2 (ja) * 2011-03-17 2016-08-03 株式会社リコー 印刷制御装置、印刷制御システム、印刷制御方法及び印刷制御プログラム
JP5785914B2 (ja) * 2012-08-02 2015-09-30 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2016009028A (ja) 2014-06-23 2016-01-18 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP6574643B2 (ja) * 2015-08-26 2019-09-11 株式会社沖データ 画像形成装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738084B2 (ja) * 1986-08-29 1995-04-26 富士ゼロックス株式会社 画像形成方法
JPS6392965A (ja) * 1986-10-07 1988-04-23 Fuji Xerox Co Ltd カラ−画像出力方法
JPS63138084A (ja) * 1986-11-28 1988-06-10 富士重工業株式会社 自動車用ドアアウタハンドル
JP2595239B2 (ja) * 1987-04-17 1997-04-02 株式会社リコー 電子写真現像用トナー
JP2841332B2 (ja) * 1989-05-30 1998-12-24 株式会社リコー フルカラー電子写真方法
US5104765A (en) * 1990-03-05 1992-04-14 Eastman Kodak Company Transfer technique for small toner particles
DE69119549T2 (de) * 1990-11-14 1996-11-28 Konishiroku Photo Ind Farbbilderzeugungsverfahren
JPH04278967A (ja) * 1990-11-16 1992-10-05 Konica Corp カラー画像形成方法
JPH04204670A (ja) * 1990-11-30 1992-07-27 Canon Inc フルカラー画像形成装置
JPH05142963A (ja) * 1991-11-21 1993-06-11 Tomoegawa Paper Co Ltd フルカラー電子写真方法
US5234783A (en) * 1991-12-16 1993-08-10 Eastman Kodak Company Method of selectively glossing toner images
JP3066995B2 (ja) * 1992-02-18 2000-07-17 日本電信電話株式会社 記録装置
JP3358027B2 (ja) * 1992-03-18 2002-12-16 コニカ株式会社 カラー画像形成装置
EP0629921B1 (en) * 1993-06-18 1997-04-02 Xeikon Nv Electrostatographic printing including the use of colourless toner
JP3119047B2 (ja) * 1993-09-03 2000-12-18 ミノルタ株式会社 画像形成装置
JP3461994B2 (ja) * 1996-01-18 2003-10-27 富士ゼロックス株式会社 多色画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8947732B2 (en) 2012-04-18 2015-02-03 Ricoh Company, Limited Print control device and print control method

Also Published As

Publication number Publication date
US5915144A (en) 1999-06-22
JPH117174A (ja) 1999-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3518257B2 (ja) 多色画像形成方法
US7321449B2 (en) Gloss-imparting device and color image-forming apparatus
JP3526149B2 (ja) カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置
JP3461994B2 (ja) 多色画像形成方法
JPH04278967A (ja) カラー画像形成方法
JP3994688B2 (ja) カラー画像形成装置
JP3846121B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH11249375A (ja) カラー画像形成装置
JP2004012716A (ja) 画像構造及びこれを作成する画像形成装置
JPH056033A (ja) 平坦面画像形成方法
JP3255104B2 (ja) 画像形成方法
JP3478278B2 (ja) 多色画像形成方法
JP2001312166A (ja) 多色画像形成方法
JP2006337603A (ja) 画像形成方法
JP3802123B2 (ja) 多色画像形成方法
JP2004341242A (ja) 画像構造及びこれを作製する画像形成装置
JP2002328502A (ja) カラー画像形成装置
JP4120183B2 (ja) カラー画像形成装置
JP2004020861A (ja) 画像形成装置
US7097898B2 (en) Printed article and production method of the same
JPH11149187A (ja) フルカラー画像形成用トナーキット及びフルカラー画像形成方法
JP3148942B2 (ja) カラー画像形成方法
US7063888B2 (en) Image supporting member and image forming apparatus using the same
JP3646473B2 (ja) 多色画像形成方法
JPH05104868A (ja) カラー画像転写体およびカラー画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090206

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100206

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110206

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140206

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees