JPH04204670A - フルカラー画像形成装置 - Google Patents

フルカラー画像形成装置

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JPH04204670A
JPH04204670A JP2333829A JP33382990A JPH04204670A JP H04204670 A JPH04204670 A JP H04204670A JP 2333829 A JP2333829 A JP 2333829A JP 33382990 A JP33382990 A JP 33382990A JP H04204670 A JPH04204670 A JP H04204670A
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toner
weight
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JP2333829A
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Takahiro Kubo
貴裕 久保
Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
Akio Suzuki
章雄 鈴木
Toshimitsu Danzuka
俊光 弾塚
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機やファクシミリ等に用いられている電
子写真方法を用いたフルカラー画像形成装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、トナーを用いたフルカラー画像形成装置として、
マゼンタ、シアン及びイエローの3色の現像器を有する
もの、又は、この3色にブラックを加え4色の現像器を
有するものが提案、実施されている。又、これらのフル
カラー画像形成装置は、形成画像の画質を均一ならしめ
るため、形成画像上での各トナーの光沢度がほぼ等しく
なるようになっていた。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、上記従来例の如きフルカラー画像形成装
置を用いて画像を形成すると、どのトナーも形成画像上
でほぼ均一の光沢性を有するため、形成された画像は一
様で涼味のない画像になってしまうという問題点があっ
た。又、そのため定着温度を遂時コントロールして光沢
度を変化させることにより画質を変化させる方法が提案
されているが、コントロールが困難な上、−枚の画像上
で領域を完全に分離してまでその光沢性を変えることが
出来なかった。
特に、画像部と文字部とを領域分離した場合、文字部で
は、光沢性のあまり高くない文字を使った方が好ましい
場合も多かったが、これに対しても従来例の如きフルカ
ラー画像形成装置では対応することが出来なかった。
従って本発明の目的は、−枚の形成画像上で光沢性が異
なる所望の画質の画像を形成することのできるフルカラ
ー画像形成装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上述のような問題点に鑑みなされたものであり
、有彩色トナーとしてマゼンタ、シアン及びイエローの
3色のトナーを用いかつ無彩色トナーとして透明、白色
及び黒色のうち少なくとも1つのトナーを用いてフルカ
ラー画像を形成するための画像形成装置において、前記
無彩色トナーのうち少なくとも1つのトナーは形成画像
上の光沢度が、前記有彩色トナーの形成画像上の光沢度
と異なることを特徴とするフルカラー画像形成装置であ
る。
〔作用〕
本発明によれば、有彩色トナーとしてマゼンタ、シアン
及びイエローの3色のトナーを用い、かつ無彩色トナー
として透明、白色及び黒色のうちの少なくとも1つのト
ナーは形成画像上の光沢度が、前記有彩色トナーの形成
画像上の光沢度と好ましくは光沢度が±20°以上より
好ましくは±250以上、より一層好ましくは±40°
以上異以上上ナーを用いて画像を形成することにより画
質を変化させ、より涼味がありユーザーの好みに対応し
た画像を形成できるようになる。
〔実施例〕
実施例としては、表1に示すように、無彩色トナーとし
て透明、白色及び黒色の3種類のトナーを用い、さらに
該無彩色トナーの形成画像上での光沢度をマゼンタ、シ
アン及びイエローの3色の有彩色トナーと比べて高いト
ナー及び低いトナーの2種類のトナーを用い、計6種類
のトナーを用いて行った。
以下、表1で示すI乃至■それぞれのトナーを用いて画
像を形成した場合について実施例を詳細に説明する。
〈実施例I〉 本実施例は無彩色トナーとして透明でかつ有彩色トナー
よりも形成画像上で光沢度の高いIのトナーを用いた場
合の実施例である。
○無彩色トナー ・透明トナー:数平均分子量的3500のポリエステル
系のメインバインダー100重量部に荷電制御剤を4重
量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約30°
) ○有彩色トナー(この実施例ではブラックトナーも有彩
色トナーとして用いる) ・マゼンタトナー:数平均分子量的10000のポリエ
ステル系のメインバインダー100重量部に顔料c、1
.  ソルベントレット49を4重量部、染料C,1,
ピグメントレッド122を0.7重量部、荷電制御剤を
4重量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約5
°)・シアントナー:数平均分子量的10000のポリ
エステル系のメインバインダー100重量部にフタロシ
アニン顔料を5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添
剤を添加して調製した。(光沢度約5°) ・イエロートナー:数平均分子量的10000のポリエ
ステル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1
,ピグメントイエロー17ヲ5重量部、荷電制御剤を4
重量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約5°
) ・ブラックトナー:数平均分子量的10000のポリエ
ステル系メインバインダー100重量部にカーボンブラ
ックを5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添
加して調製した。(光沢度約5°) 上記の5種類のトナーを磁性キャリア粒子と混合して二
成分系現像剤としたものを用いて、画出し実験を行った
第1図は、本発明を実験した実験装置の簡略図である。
第1図において、10は感光ドラムであり、OPC感光
ドラムを用いている。感光ドラム10は、帯電器11に
より一様に一700Vに帯電され、露光12により先ず
マゼンタ(M)の潜像を形成する。なお、本実験では反
転現像方式を用いたため、露光部が画像部となる。潜像
は感光ドラム10の矢印A方向の回転により、現像器群
21〜25の存在する現像部へと搬送され、マゼンタの
現像器である21によって現像される。(このとき現像
器群は図示されていない駆動系により図中で左右に適宜
スライドする。)ドラム10上に現像されたトナーは、
さらに矢印A方向の回転により、転写ドラム30との最
近接部である転写部へと搬送され、給紙部51又は52
から給紙され転写ドラム30上に吸着している転写紙上
に転写帯電器31の電界により転写紙上に転写される。
残った潜像は、前露光13で消却されて再び帯電部へと
搬送され、シアン、イエロー、ブラック透明の順に以上
の動作を繰り返し、透明トナーが転写された後、転写紙
は転写ドラム30から分離して、搬送部60へと搬送さ
れ定着ローラ40により定着され画像が最終的に形成さ
れ排紙部70に排紙される。この場合、透明トナーは他
の4つのトナーよりも数平均分子量が低いためトナーの
融点が低く形成画像上での平滑性が上がり光沢度も高く
なる。そのため、上記動作によって形成された画像と、
透明トナーだけを現像しなかった画像とを比較すると、
前者の方が全体の光沢度が上がった画像となるので、透
明トナーの現像の有無により全体の光沢度を変化させる
ことが出来た。又、画像上の領域を指定し、その部分だ
けに透明トナーを重ねて現像することにより、特定の領
域、特定の色の光沢度を上げてそこを際立たせることも
出来た。
〈実施例■〉 本実施例は、無彩色トナーとして、透明でかつ有彩色ト
ナーよりも形成画像上で光沢度の低いHのトナーを用い
た場合の実施例である。
○無彩色トナー ・透明トナー:数平均分子量的10000のポリエステ
ル系のメインバインダー100重量部に荷電制御剤を4
重量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約5°
) ○有彩色トナー(この実施例ではブラックトナーも有彩
色トナーとして用いる。) ・マゼンタトナー二数平均分子量的3500のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部に顔料c、1.
  ソルベントレッド49を4重量部、染料C,1,ピ
グメントレッド122を0.7重量部、荷電制御剤を4
重量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約30
°)・シアントナー:数平均分子量的3500のポリエ
ステル系のメインバインダー100重量部にフタロシア
ニン顔料を5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤
を添加して調製した。(光沢度約30°) ・イエロートナー:数平均分子量的3500のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1,
ピグメントイエロー17を5重量部、荷電制御剤を4重
量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約30°
) ・ブラックトナー:数平均分子量的3500のポリエス
テル系メインバインダー100重量部にカーボンブラッ
クを5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添加
して調製した。(光沢度約30°) 上記の5種類のトナーを磁性キャリア粒子と混合して二
成分系現像剤としたものを用いて画出し実験を行った。
なお、実験装置及びその実験プロセスは〈実施例I〉の
ときと同様である。この場合、透明トナーは他の4つの
トナーよりも数平均分子量が高いためトナーの融点が高
く形成画像上での平滑性が下がり光沢度も低くなる。そ
のため、上記動作によって形成された画像と、透明トナ
ーだけを現像しなかった画像とを比較すると、前者の方
が全体的に光沢度が下がり落ち付いた感じの画像となっ
た。
特に文字部においてこの透明トナーを重ねて現像すると
、文字の光沢度が下がり読み易(なった。
〈実施例■〉 本実施例は、無彩色トナーとして白色で、かつ有彩色ト
ナーよりも形成画像上で光沢度の高い■のトナーを用い
た場合の実施例である。
○無彩色トナー ・白色トナー:数平均分子量的3500のポリエステル
系のメインバインダー100重量部に白色剤として二酸
化チタンを10重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添
剤を添加して調製した。
(光沢度約30°) ○有彩色トナー(この実施例ではブラックトナーも有彩
色トナーとして用いる) ・マゼンタトナー二数平均分子量的10000のポリエ
ステル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1
,ソルベントレッド49を4重量部、染料C,1,ピグ
メントレッド122を0.7重量部、荷電制御剤を4重
量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約5°)
・シアントナー:数平均分子量的10000のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部にフタロシアニ
ン顔料を5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を
添加して調製した。(光沢度約5°) ・イエロートナー:数平均分子量的10000のポリエ
ステル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1
,ピグメントイエロー17を5重量部、荷電制御剤を4
重量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約5°
) ・ブラックトナー:数平均分子量的10000のポリエ
ステル系メインバインダー100重量部にカーボンブラ
ックを5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添
加して調製した。(光沢度約5°) 上記の5種類のトナーを磁性キャリア粒子と混合して、
二成分系現像剤としたものを用いて画出し実験を行った
なお、実験装置及びその実験プロセスは〈実施例■〉の
ときと同様であるが、色順においては、白色、マゼンタ
、シアン、イエロー、ブラックの様に、白色が一番最初
に現像されて、転写紙上では一番下になるようにした。
以上の条件の元に形成された画像は、白色トナーの方が
他の4つのトナーよりも数平均分子量が低いため、トナ
ーの融点が低く形成画像上での光沢度が高くなるので白
地部が明るくなり、ハイライト部が冴え、光沢性の高い
コート紙上に形成したが如くなった。又、特にハーフト
ーン調をきれいに出したい領域にこの白色トナーを白地
にして適当量現像してやるとより一層淡い感じが再現さ
れた。さらに、白色トナーを下地に用いれば、転写紙の
色を気にすることなく使用できるというメリットもある
〈実施例■〉 本実施例は、無彩色トナーとして白色でかつ有彩色トナ
ーよりも形成画像上で光沢度の低い■のトナーを用いた
場合の実施例である。
○無彩色トナー ・白色トナー:数平均分子量的10000のポリエステ
ル系のメインバインダー100重量部に白色剤として二
酸化チタンを10重量部、荷電制御剤を4重量部及び外
添剤を添加して調製した。(光沢度約5°) ・有彩色トナー(この実施例ではブラックトナーも有彩
色トナーとして用いる) ・マゼンタトナー二数平均分子量的3500のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1,
ソルベントレッド49を4重量部、染料C,1,ピグメ
ントレッド122を0゜7重量部、荷電制御剤を4重量
部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約30°)
・シアントナー:数平均分子量的3500のポリエステ
ル系のメインバインダー100重量部にフタロシアニン
顔料を5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添
加して調製した。(光沢度約30°) ・イエロートナー:数平均分子量的3500のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部t:顔料c、1
.  ピグメジトイエロー17を5重量部、荷電制御剤
を4重量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約
30°) ・ブラックトナー:数平均分子量的3500のポリエス
テル系メインバインダー100重量部にカーボンブラッ
クを5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添加
して調製した。(光沢度約30°) 上記の5種類のトナーを磁性キャリア粒子と混合して、
二成分系現像剤としたものを用いて画出し実験を行った
なお、実験装置、実験プロセス、及び色順においては、
〈実施例■〉のときと全く同様である。
以上の条件の元に形成された画像は、白色トナーの方が
他の4つのトナーよりも数平均分子量が高いためトナー
の融点が高く形成画像上での光沢度が低くなるのでバッ
クが白地部となる画像の場合、その−画像部が際立って
特に浮いた感じに見えた。
又、〈実施例■〉と同様に、白色トナーを下地に用いれ
ば、転写紙の色を気にすることなく使用出来るというメ
リットもある。
〈実施例V〉 本実施例は、無彩色トナーとして黒色(ブラック)でか
つ有彩色トナーよりも形成画像上で光沢度の高いVのト
ナーを用いた場合の実施例である。
○無彩色トナー ・黒色トナー:数平均分子量的3500のポリエステル
系のメインバインダー100重量部にカーボンブラック
5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添加して
調製した。(光沢度約30○有彩色トナー 、マゼンタトナー:数平均分子量的10000のポリエ
ステル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1
,ソルベントレッド49を4重量部、染料C,1,ピグ
メントレッド122を0.7重量部、荷電制御剤を4重
量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約5°)
・シアントナー:数平均分子量的10000のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部フタロシアニン
顔料を5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添
加して調製した。(光沢度約5°) ・イエロートナー:数平均分子量10000のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1,
ピグメントイエロー17を5重量部、荷電制御剤を4重
量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約5°) 上記の4種類のトナーを磁性キャリア粒子と混合して、
二成分系現像剤としたものを用いて画出し実験を行った
なお、実験装置及び実験プロセスは〈実施例I〉のとき
と同様であるが透明トナーを用いず、色順においては、
マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの順に現像した
以上の条件に基づいて形成された画像は、ブラックトナ
ーの方が他の4つのトナーよりも数平均分子量が低いた
め、トナーの融点が低い形成画像上での光沢度が高くな
るので、黒味がかった物、特に黒い物体を全体画像の中
で際立たせることが出来る。
〈実施例■〉 本実施例は、無彩色トナーとして黒色(ブラック)でか
つ有彩色トナーよりも形成画像上で光沢度の低い■のト
ナーを用いた場合の実施例である。
O無彩色トナー ・黒色トナー:数平均分子量的10000のポリエステ
ル系のメインバインダー100重量部にカーボンブラッ
ク5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外添剤を添加し
て調製した。(光沢度約5°) ○有彩色トナー 、マゼンタトナー二数平均分子量的3500のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1,
ソルベントレッド49を4重量部、染料c、  r、 
 ピグメントレッド122を0゜7重量部、荷電制御剤
を4重量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約
30°)・シアントナー:数平均分子量的3500のポ
リエステル系のメインバインダー100重量部にフタロ
シアニン顔料を5重量部、荷電制御剤を4重量部及び外
添剤を添加して調製した。(光沢度約30°) ・イエロートナー:数平均分子量的3500のポリエス
テル系のメインバインダー100重量部に顔料C,1,
ピグメントイエロー17を5重量部、荷電制御剤を4重
量部及び外添剤を添加して調製した。(光沢度約30°
) 上記の4種類のトナーを磁性キャリア粒子と混合して、
二成分系現像剤としたものを用いて画出し実験を行った
なお、実験装置、実験プロセス及び色順においては、〈
実施例■〉のときと全く同様である。
以上の条件に基づいて形成された画像は、ブラックトナ
ーの方が他の4つのトナーよりも数平均分子量が高いた
め、l・ナーの融点が高く形成画像上での光沢度が低く
なるので、黒色の部分が沈み、影が影らしく見え、明暗
のコントラストがはっきりした。又、バックが黒地部と
なる様な画像の場合画像が際立って特に浮いた感じに見
えた。
さらに、文字部においては、文字の光沢度が下がり読み
易くもなった。
〈実施例■〉 上記実施例では、〈実施例I〉〜〈実施例■〉までの6
つのパターンについての説明をしたが、もちろんこれら
6つの構成を適宜組み合わせても本発明の効果は当然有
効である。
第2図は、そうした場合の説明を行うための形成画像の
1簡略図であり、W−Zはそれぞれ画像上の領域を示し
ている。
以下、W−Zについて、どのような条件で現像を行った
かについて説明する。
W;文字部であるが見出しのため〈実施例■〉の如く、
黒文字に光沢を持たせ目立たせた。
X:全体の光沢度を高めたい図であるので、〈実施例I
〉の如く透明トナーを用いて光沢度を上げた。
Y;金属光沢等ハイライト部をよく出したいため、〈実
施例■〉の如く光沢度の高い白色トナーを用いた。
Z;説明文であるので、〈実施例■〉の如く黒文字の光
沢度を下げ読み易くした。
以上の例の様に、本発明の効果を応用すれば特定の領域
毎に質感の異なった画像を提供することが出来る。
〈実施例■〉 〈実施例I〉乃至〈実施例■〉の構成を同時に同一画像
領域に使用すると、本発明の効果はより有効的となる。
つまり、〈実施例■〉と〈実施例■〉の構成を同時に同
一画像領域において適用すると、光沢度のない白地のバ
ックに対し、光沢度のより高くなった画像が載ることに
なるので、より一層画像を際立たせるのに効果がある。
又、〈実施例■〉と〈実施例■〉の構成を同時に同一画
像領域において適用すると、光沢度のより高い白地に光
沢度のより低い黒が用いられることになるので白と黒の
コントラストが大きくなり、画像全体のコントラストま
でも広がった見ばえのする画像が得られた。
〈実施例■〉 上記実施例においては、トナーの光沢度を変える方法と
して、メインバインダーの数平均分子量を変えることに
よってトナーの融点を変化させる方法を採ったが、これ
に代えて、メインバインダーの数平均分子量が同一であ
ってもトナーに内添する無機物の種類及びメインバイン
ダーに対する重量部比率を変えることによって光沢度を
変化させても本発明の効果は有効である。
表2は、メインパインダニを同一(数平均分子量350
0)とし、内添する無機物を下記の条件で、さらに下記
の現像条件でそれぞれ現像し、温度150℃で定着した
ときの形成画像上での光沢度を示した表である。なお、
光沢度の測定方法はrJ I 5−Z8741光沢度測
定方法(75°)」によって行った。
・トナー■(ポリエステル系メインバインダー100重
量部に対して、カーボンブラック5重量部が内添され、
さらに荷電制御剤4重量部及び外添剤を有する)を磁性
粒子と混合して二成分系現像剤とし、該二成分系現像剤
を用いて静電荷像を現像して現像画像を形成し、転写材
に該現像画像を転写した後、転写材上の未定着のトナー
画像を温度150℃で定着し画像を得た。
・トナー■(ポリエステル系メインバインダー100重
量部に対して、マグネタイト80重量部が内添され、さ
らに荷電制御剤4重量部及び外添剤を有する)を磁性粒
子と混合して二成分現像剤とし、該二成分系現像剤を用
いて静電荷像を現像して現像画像を形成し、転写材に該
現像画像を転写した後、転写材上の未定着のトナー画像
を温度150℃で定着し画像を得た。
表2 この様にしてメインバインダーに対して内添する無機物
の種類及び添加率を変えることによって黒色トナーの光
沢度を変化させることができ第1実施例乃至第3実施例
と同様の効果が得られた。
又、他の無彩色トナーに対しても同様にして二酸化チタ
ン等の無機物質をトナーに内添させる場合に、内添量を
適宜変えることにより形成画像上の光沢度を変化させて
所望の光沢性を得ることができた。
〔他の実施例〕
さらに本発明は実施例I乃至■の如きメインバインダー
の分子量の異なるトナーや上述の実施例■の如きトナー
に添加する添加物質の添加条件の異なるトナーを用いる
ことによって形成画像上で光沢度が変化することを説明
したが、同一条件で画像を形成した場合に形成画像上で
光沢度が変化するならば他の構成によるトナーを用いる
ことができることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のフルカラー画像形成装置
は、マゼンタ、シアン、イエローの3つの有彩色トナー
と、これらとは形成画像上の光沢度が異なる透明、白色
、黒色の3つの無彩色トナーのうち少なくとも1つを、
同時に用いて画像を形成するので一枚の形成画像上で光
沢度の異なる所望の画質の画像を適宜得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した実験装置の1簡略図であり、
第2図は本発明の構成を複数組み合わせた場合の説明を
行う1簡略図である。 10・・・感光ドラム 11・・・1次帯電器 12・・・露光 13・・・前露光 21乃至25・・・現像器 30・・・転写ドラム 40・・・定着器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有彩色トナーとしてマゼンタ、シアン及びイエロ
    ーの3色のトナーを用いかつ無彩色トナーとして透明、
    白色及び黒色のうち少なくとも1つのトナーを用いてフ
    ルカラー画像を形成するための画像形成装置において、 前記無彩色トナーのうち少なくとも1つのトナーは形成
    画像上の光沢度が、前記有彩色トナーの形成画像上の光
    沢度と異なることを特徴とするフルカラー画像形成装置
  2. (2)形成画像上の光沢度の違いは、トナーの融点の温
    度が異なることにより行うことを特徴とする請求項(1
    )記載のフルカラー画像形成装置。
  3. (3)トナーの融点の違いはトナー中のメインバインダ
    ーの分子量の違いによって行うことを特徴とする請求項
    (2)記載のフルカラー画像形成装置。
  4. (4)トナーの融点の違いはトナー中に内添する添加物
    の添加条件の違いによって行うことを特徴とする請求項
    (2)記載のフルカラー画像形成装置。
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Cited By (19)

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