JPH05197256A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents

画像形成方法及び装置

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JPH05197256A
JPH05197256A JP4230280A JP23028092A JPH05197256A JP H05197256 A JPH05197256 A JP H05197256A JP 4230280 A JP4230280 A JP 4230280A JP 23028092 A JP23028092 A JP 23028092A JP H05197256 A JPH05197256 A JP H05197256A
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JP
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toner
image
color
developing
developing device
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JP4230280A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawai
川井  隆
Takahiro Kubo
貴裕 久保
Toshimitsu Danzuka
俊光 弾塚
Tetsuya Atsumi
哲也 渥美
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光沢度の低いトナーと光沢度の高いトナーを
使用して加熱定着画像を形成する際、画像の光沢ムラを
防止すること。 【構成】 転写紙上で、光沢度の低いトナーによる画像
に、光沢度の高いトナーによる画像を重畳して形成し、
一括して加熱溶融定着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転写材上に重ねて転写さ
れた複数色のトナー像を一括して加熱定着するようにし
た画像形成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真式のカラー複写装置は、カ
ラー画像原稿を光電変換装置によりレッド(R)、グリ
ーン(G)、ブルー(B)の3色に色分解して読み取
り、RGB各色の補色であるシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の画像信号を形成するととも
に、黒(Bk)の画像信号を形成し、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの4色のカラートナーによって画
像形成がなされる。つまり、ブラックを加えることによ
って、YMC3色混色で得る黒色と置換する下色除去が
行われている。このようなブラックトナーを加え、下色
除去する効果として、一般に、 画像高濃度部での濃度再現性の向上、 画像無彩色領域での色再現性の安定化、 画像のシャープネスの向上、 トナー消費量の軽減によるランニングコストの軽減、 などが知られている。
【0003】そして、従来は、黒トナー像が最後に形成
され、転写材上では、Y,M,Cのトナー像の上にBk
トナー像が重畳されていた。
【0004】一方、近年、カラー複写機はオフィスにお
いて、カラー原稿のみならず白黒原稿の複写にも使用さ
れ、従って、カラー複写機は従来の白黒コピーとしての
機能及びコストパフォーマンスが要求されている。
【0005】ところで、このような場合、一般にカラー
コピーのなされる頻度よりも白黒コピーのなされる頻度
の方が高い。即ち、Y,M,Cの現像器の稼働時間より
もBkの現像器の稼働時間の方が、一般的に長い。
【0006】その為、Bkの現像器に収容されている黒
色トナーの耐久性は、Y,M,Cの現像器に収容されて
いる色トナーのそれよりも高いことが要求される。従っ
て、Y,M,Cの現像器で使用される色トナーは、加熱
定着されたカラー像の現像性を向上する為に、比較的低
融点のトナーが使用されるのであるが、黒トナーには上
記の理由により比較的高い融点のものが使用される。
【0007】また、Y,M,Cの現像器で使用される現
像剤は色再現性の点で一成分磁性現像剤にできないが、
Bkの現像器では一成分磁性現像剤を使用でき、かつこ
の方がランニングコストも低くて済む。しかし、黒色の
磁性トナーは、Y,M,Cの非磁性トナーに比べ、磁性
粉を含んでいる為に、融点が高い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】いずれにせよ、転写材
上で融点の高い黒トナーの像が、融点の低い各色トナー
の像の上に形成され、最上層となった場合、加熱溶融定
着後、画像合体に光沢度の相違する部分が混在し、著し
く見苦しい像となってしまう。
【0009】即ち、転写材にカラー画像を加熱定着させ
る定着プロセスにおいて、Y,M,Cのカラートナーは
熱により溶解するが、ブラックトナーは十分には溶解し
ない。それによって、ブラックトナー画像が最上層に形
成されている領域表面は微視的に見ると凹凸が存在し表
面に入射する光は拡散反射し画像表面の光沢が少なく、
一方、他のカラートナーのみの画像領域表面は微視的に
見ると平滑で、表面に入射する光は正反射成分が多く光
沢が多い。
【0010】また、黒トナーが磁性トナーの場合、微細
な磁性粒子により画像表面が粗面となって、この理由に
よっても高い光沢度が得られない。
【0011】以上の理由により、例えば人物写真を複写
した場合、頭髪領域と肌の領域の光沢度の相違する、見
苦しい複写像が形成されてしまう。
【0012】一方、文字原稿を白黒複写する場合は、即
ち黒トナーのみで複写画像を形成する場合は、光沢度の
低い複写画像の方が好ましい。
【0013】そこで本発明の目的は、光沢度の異なる複
数のトナーを使用しても、光沢ムラの少ない画像を形成
できる方法及び装置を提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、1つ又は複数の色ト
ナーと、色トナーより融点の高い黒トナーを使用して光
沢ムラの少ない画像を形成できる方法、及び装置を提供
することである。
【0015】
【課題を解決する為の手段】本発明では光沢度の高いト
ナーによる像を形成するより先に光沢度の低いトナーに
よる像を形成し、転写材上では光沢度の低いトナーによ
る像に光沢度の高いトナーによる像が重畳するようにす
る。そしてこれらのトナー像を括して加熱定着する。こ
うすることによって定着された画像表面での光沢ムラの
発生を防止する。
【0016】
【実施例】図1を参照すると、本実施例にて、電子写真
感光ドラムとされる像担持体1が矢印方向に回転され、
帯電器2にて一様に帯電された後、レーザービーム露光
手段3にて該感光ドラム1上に被記録面像信号に対応し
て変調された光ビームが照射され静電潜像が形成され
る。
【0017】つまり、露光手段3について更に説明する
と、D/A変換器101は図示されないカラー画像処理
回路からの出力信号であるC,M,Y,Bk色分解画像
信号を受け取る。このC,M,Y,Bkデジタル画像信
号は1色ずつD/A変換器101でデジタル/アナログ
変換され、次いでV/T変換器102で電圧/時間変換
された後、半導体レーザー104を駆動するレーザード
ライバ103に入力する。ドライバ103は画像信号に
対応してレーザー104の発光時間を制御し、コリメー
タレンズ、回転ポリゴンミラー105等からなるレーザ
ー走査光学系によって各色の画像信号に応じた静電潜像
が感光ドラム1に順に形成される。
【0018】該潜像は軸41を中心に回転する回転現像
装置40に取り付けられた4つの現像器、つまり、イエ
ロー現像器4Y、マゼンタ現像器4M、シアン現像器4
C、ブラック現像器4Bkの中の形成された潜像に対応
する現像器を、各色に共通の現像位置に回転してもたら
すことにより現像され可視化される。該可視画像(トナ
ー像)は、転写ドラム5上に静電吸着されて搬送される
記録紙Pへと転写帯電器6により転写される。
【0019】一方、転写後の感光ドラム1はクリーニン
グ手段10にて残留トナーが清掃され、次の画像形成プ
ロセスへと供される。
【0020】以後同様にて、感光ドラム1上に各色のト
ナー像が順に形成され、同一の記録紙P上に2色目、3
色目、4色目のトナー像が重ねて転写される。多重転写
された記録紙は、分離帯電器7により転写ドラム5より
分離され、定着器11による4色トナーの一括加熱溶融
定着を経て機外へと排出される。
【0021】本発明によれば、上記カラー画像形成工程
は、光沢度の低いトナーを使用するものから順番に行な
われる。即ち、トナーの光沢度が、低い順にブラック
(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)トナーであるとすると、回転現像装置4は、図1
に図示するように、回転方向に関して上流に向って順
に、ブラック現像器4Bk、シアン現像器4C、マゼン
タ現像器4M、イエロー現像器4Yと配置され、感光ド
ラム1上の潜像現像プロセスはブラック(Bk)から開
始し、順次シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)について行われる。
【0022】尚、本明細書でトナーの光沢度というの
は、トナー粒子個々の光沢度を言うのではなく、各色の
トナーを、夫々単独で、転写材に、単位面積当り互いに
等しい量だけ付着させ、それらを画像形成装置に使用さ
れている定着装置で加熱溶融定着して得られた、各色の
ベタのサンプル像の光沢度を言うものとする。上記ベタ
のサンプル像の光沢度は、JIS−Z7841(60°
法)によって測定される。
【0023】以上のように形成された画像(トナー像)
の混色の様子を図2(B)に示す。図2(A)、(B)
は、或る無彩色(グレー)を色再現したときのトナーの
混色状態を微視的に見た図で、スケルトンブラック方式
による黒生成及び下色除去によりブラックトナーと若干
のCMYトナーの混色で無彩色が再現されている。
【0024】図2(A)及び(B)共に、シアン
(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック
(Bk)トナーの混色により同じ色を再現しているが、
従来例の図2(A)は紙面下層よりイエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の順に
トナーが重ね合わされており、逆に、図2(B)はブラ
ックトナー(Bk)を下層に配置し、他のカラートナー
を上層に重ね合わせている。
【0025】前述のように、図2(A)に示すトナー重
ね合わせによると、定着プロセス後もブラックトナー
(Bk)は充分溶解せずに画像表面に存在し、そのため
に画像表面は微細に凹凸ができ、画像表面に入射する光
Lを拡散し光沢度を低下させることとなる。一方、図2
(B)はブラックトナー(Bk)を下層に配置し上層に
カラートナーを重ね、それによって、定着後のブラック
トナー上にカラートナーのトナー層が形成されているの
で、画像表面が滑らかとされる。従って、この場合に
は、形成画像表面の光沢性は単色のカラートナー像と等
しくなる。
【0026】なお、本実施例で用いたトナーは以下の通
りである。
【0027】ブラックトナー:数平均分子量約1000
0ポリエステル系のメインバインダー100重量部に、
カーボンブラック5重量部、電荷制御剤(以下「CA
剤」と記す。)4重量部、及び外添剤からなるトナー。
【0028】イエロートナー:数平均分子量約3500
のポリエステル系のメインバインダー100重量部に、
C.I.ピグメントイエロー17を5重量部、CA剤4
重量部及び外添剤からなるトナー。
【0029】マゼンタトナー:数平均分子量約3500
のポリエステル系のメインバインダー100重量部に、
顔料C.I.メルベントレッド49を4重量部、染料
C.I.ピグメントレッド122を0.7重量部、CA
剤4重量部及び外添剤からなるトナー。
【0030】シアントナー:数平均分子量約3500の
ポリエステル系のメインバインダー100重量部に、フ
タロシアニン顔料を5重量部、CA剤4重量部及び外添
剤からなるトナー。
【0031】以上4種類のトナーを夫々磁性キャリア粒
子と混合した2成分現像剤を用いて各色に対応する静電
潜像を現像する。
【0032】現像器4Bkは黒トナーを、4Cはシアン
トナーを、4Mはマゼンタトナーを、4Yはイエロート
ナーを使用するが、各現像器としては機械的構成が同じ
ものが使用できる。図1に使用できる現像器の一例を図
3に示す。
【0033】現像器4は現像容器101、現像剤担持体
としての現像スリーブ102、現像剤層規制部材として
のブレード83などを有する。
【0034】現像容器101の感光ドラム1に近接する
位置には開口部が形成されており、この開口部に前記現
像スリーブ102が回転可能に設けられており、該現像
スリーブ102の上方に前記ブレード83が所定隙間を
設けて取り付けられている。
【0035】現像スリーブ102は非磁性材料で構成さ
れ、現像動作時には、図3矢印方向に回転し、その内部
には磁石84が固定されている。磁石84は、現像剤8
0を感光ドラム1に付与する現像部に現像剤の磁気ブラ
シを形成する現像磁極S1 と、現像剤搬送用の搬送磁極
1 、N2 、S2 、N3 を有している。
【0036】又、前記ブレード4はアルミニウム(A
l)などの非磁性材料にて構成され、これは磁極S2
磁力が及ぶ位置で現像スリーブ3の表面との間に所定の
隙間を設けて取り付けられ、この隙間は現像スリーブ3
上を現像部へと搬送される現像剤80の量を規制する。
【0037】本実施例においては、現像剤として非磁性
トナー81と磁性粒子(キャリア)82とが混合された
2成分現像剤が使用されるので、ブレード83の先端部
と現像スリーブ102の表面との間を非磁性トナーと磁
性粒子の双方が通過して現像部へ送られる。現像部で磁
極S1 により形成された現像剤の磁気ブラシは感光ドラ
ム1に接触する。
【0038】図3において、搬送磁極N1 とそのすぐ下
流の搬送磁極N2 は同極性であり両者の間には反発磁界
が発生している。従ってスリーブ102に保持されたま
ま、搬送磁極N1 へと搬送された現像剤はこの反発磁界
の作用により、スリーブ3から取り除かれ、後述する第
1スクリュー85により、攪拌混合され、磁極N2 近傍
で、新たに現像剤がスリーブに供給される。
【0039】ところで、上記現像容器101の内部は、
図3の紙面垂直方向に延在する隔壁87によって現像室
(第1室)S-1と攪拌室(第2室)S-2とに区画され、
攪拌室S-2の上方には隔壁86を隔ててトナー収容室S
-3が形成され、該トナー収容室S-3内には補給用トナー
(非磁性トナー)81が収容されている。尚、隔壁86
には補給口86aが開口しており、該補給口86aを経
て現像に消費されたトナー量に見合った量の補給用トナ
ー81が攪拌室S-2内に切欠き付きローラ86bの回転
制御により補給される。又、上記現像室S-1及び攪拌室
-2内には現像剤8が収容されている。尚、現像容器1
01の図3における手前側と奥側の端部においては前記
隔壁87が形成されておらず、この両端部においては現
像室S-1と攪拌室S-2とを相連通せしめる開口部(図示
せす)が形成されている。
【0040】而して、現像室S-1内には現像スリーブ1
02近傍の現像容器101内の底部にあって図示矢印方
向(反時計方向)に回転し、現像剤8を図3の奥側から
手前側に搬送する第1スクリュー85aと、該第1スク
リュー85aの上方にあって図示矢印方向(反時計方
向)に回転し、現像剤を図3の手前側から奥側に搬送す
る第2スクリュー88とが設けられている。
【0041】又、攪拌室S-2内には上記第1スクリュー
85aと略同一水平位置にあって図示矢印方向(時計方
向)に回転し、現像剤80を図3の手前側から奥側に攪
拌搬送する第3スクリュー85bが設けられている。
【0042】90は現像スリーブ102に交番バイアス
電圧を印加する電源である。この交番バイアス電圧のス
リーブ102への印加により、現像部には交番電界が形
成される。交番バイアス電圧としては、潜像の明部電位
と暗部電位の間の値を有する直流電圧が重畳されたもの
がものが好ましい。との波形は矩形波、三角波、サイン
波等が利用できる。また、正極性、負極性交互に振動す
るものに限らず、正極性、又は負極性内だけで振動する
交番電圧も利用できる。
【0043】図3の現像器では現像部に於いて現像剤の
磁気ブラシを感光ドラム1に接触させたが現像部で現像
剤の磁気ブラシを感光ドラムに接触させない所謂非接触
型現像器も本発明に使用できる。
【0044】非接触型現像器の一例を図4に示す。図3
と共通の部材には同一符号をなした。図4では磁石84
の互いに異なる極性で、かつ互いに隣り合う2つの磁極
3、S1 が、現像部を間にして配置されている。その
為、現像部に於いては現像剤の磁気ブラシがスリーブ1
02の表面に寝て、この位置での現像剤層の厚みが、ス
リーブ102と感光ドラム1の最小間隙よりも薄くなっ
ている。
【0045】ところで黒トナーを使用するBk現像器4
Bkとしては、前述の2成分現像剤使用の現像器ではな
く、1成分磁性現像剤を使用する現像器も使用でき、そ
の一例を図5に示す。
【0046】図5で、図3、図4と同様の機能を有する
ものには同一符号を付した。
【0047】図5では容器101には1成分磁性現像剤
81′が収容されている。この現像剤81′はマグネタ
イト等の磁性材の微粉を樹脂で結着した磁性トナーに、
少量のシリカ微粉を外添したものである。磁性材の微粉
が黒色を呈するので、他の着色剤を添加しなくても磁性
トナーは黒色を呈するが、勿論他の着色材も併用してよ
い。いずれにせよ、加熱定着器の作用では熱溶融しない
磁性微粉を含む為、この黒色磁性トナーは、Y,M,C
の非磁性トナーよりも溶融温度が高く、また磁性トナー
のみで形成された定着画像の表面は磁性微粉により粗面
状となるので、光沢性が低い。
【0048】さて、非磁性現像スリーブ102は、容器
101によって供給された一成分磁性現像剤としての磁
性トナー81′を担持して、矢印方向に回転することに
より、現像スリーブ102と感光ドラム1とが対向した
現像部にトナーを搬送する。現像スリーブ102内に
は、磁性トナー81′を現像スリーブ102上に磁気的
に吸引、保持するために、磁石84が配置されている。
トナー81′は現像スリーブ102との摩擦により、感
光ドラム1上の静電潜像を現像可能な摩擦帯電電荷を得
る。
【0049】現像部に搬送される磁性トナー81′の層
厚を規制するために、鉄等の強磁性金属からなる規制ブ
レード83′が、現像スリーブ102の表面から微小の
ギャップ幅を持って現像スリーブ102に臨むようにス
リーブに対向されている。磁石84の磁極N1 からの磁
力線がブレード83′に集中することにより、現像スリ
ーブ102上に磁性トナー81′の薄層が形成される。
磁性ブレード83′の代りに、ゴムや金属性の弾性ブレ
ードをスリーブ102に圧接して磁性トナーの薄層を形
成してもよい。
【0050】現像スリーブ102上に形成される磁性ト
ナー81′の薄層の厚みは、現像部において現像スリー
ブ102と感光ドラム1との間の最小間隙よりも更に薄
いものであることが好ましい。しかし、本発明には、現
像部においてトナー層の厚みが現像スリーブ102と感
光ドラム1との間の最小間隙以上の厚みである現像装
置、即ち接触現像型現像装置も、利用できる。
【0051】棒状攪拌部材103は矢印方向に回転して
容器内の現像剤を攪拌し、その凝固を防止する。
【0052】いずれにせよ、スリーブ102には前述と
同様、電源90から振動バイアス電圧が印加される。
【0053】なお本実施例においては、ブラックトナー
として例えば数平均分子量約3500のポリエステル系
のメインバインダー100重量部に、マグネタイト60
重量部、CA剤2重量部及び外添剤からなるトナーを用
いることができる。
【0054】図6の実施例では、電子写真感光ドラム1
(1Bk,1C,1M,1Y)は各単色画像形成プロセ
ス毎に配置され、各感光ドラム1の周囲には、先の実施
例と同様に、帯電器2(2Bk,2C,2M,2Y)、
レーザービーム露光手段3(3Bk,3C,3M,3
Y)及び現像器4(4Bk,4C,4M,4Y)が配置
され、各感光ドラムに単色画像が形成される。各感光ド
ラム1Bk,1C,1M,1Y上に形成された単色画像
は、転写ベルト5にて搬送される記録紙Pに順に転写さ
れ、定着器11にて一括して加熱定着され、機外へと排
出される。一方、感光ドラム1(1Bk,1C,1M,
1Y)はクリーニング手段10(10Bk,10C,1
0M,10Y)にて残留トナーが清掃される。
【0055】本発明に従えば、転写材Pへの各トナー像
の転写はトナーの光沢度の低い順に、ブラック(Bk)
から開始し、順次シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)について行われる。これによって、先の実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0056】尚、露光手段3Bk,3C,3M,3Y
は、夫々黒、シアン、マゼンタ、イエロー画像に対応す
る画像信号で変調されたレーザービームを射出する。
【0057】また、各現像器には、図3、図4で説明し
た現像器が使用できる。更に現像器4Bkには、図5で
説明した現像器も使用できる。
【0058】また、シアントナー、マゼンタトナー、イ
エロートナーとしては、それらの光沢度が実質的に同じ
となるトナーを使用してもよい。
【0059】次に図7の実施例では、1つの電子写真感
光ドラム1の周囲に、4つの現像器が固定配置されてい
る。図示例に於いては、矢印で示すドラム1の回転方向
に関して、下流側に向って順に現像器4M、4C、4
Y、4Bkが配置されている。
【0060】ここで現像器4M,4C,4Yは非磁性ト
ナーと磁性キャリアを混合した2成分現像剤を使用する
現像器であり、現像器4Bkは1成分磁性現像剤を使用
する現像器である。マゼンタ、シアン、イエロートナー
は同様の光沢度を示し、黒トナーの融点は他の3つのト
ナーよりも高くて、光沢度も低い。
【0061】そしてドラム回転方向に関して最上流側の
位置に固定された現像器4Mは図3、図4に示した接触
型、非接触型のいずれの現像器でも良いが、現像器4
C,4Yは図4に示した様な非接触型現像器であり、現
像器4Bkも図5に示したような非接触型現像器であ
る。これにより、現像器4C,4Y,4Bkの各々は、
各々より上流側にある現像器がドラム1上に形成したト
ナー像を機械的に破壊してしまうことがなくなる。
【0062】また、現像器4Bkはドラム1上に磁性ト
ナー像を形成するが、この現像器4Bkは最下流の位置
に固定配置されている。一方、2成分現像剤を使用する
現像器4M,4C,4Yは、夫々非磁性トナー像をドラ
ム1上に形成する。従って、現像器4C,4Y,4Bk
は、各々それより上流側に配置された現像器によってド
ラム上に形成されたトナー像を、スリーブ内の磁石によ
る磁気吸引力で破壊することもない。
【0063】これらによって、現像器4C,4Y,4B
kの各々に、それより上流側で形成されたトナー像のト
ナーが混入することも防止される。
【0064】さて、図7で、一次帯電器2により一様帯
電された感光ドラム1上に前述の露光手段3からブラッ
ク画像情報に基づき変調されたレーザービームが露光さ
れると、この感光ドラム1上には静電潜像が形成され
る。該静電潜像はブラック現像器4Bkによって黒トナ
ー像として顕像化される。そして、この黒トナー像は転
写ドラム5の転写紙P上に転写帯電器6を介して転写さ
れ、転写の終了した感光ドラム1はクリーニング器10
にてその残留トナーがクリーニングされた後、再び一次
帯電器2により一様帯電される。
【0065】この感光ドラム1には再び露光手段3を介
してマゼンタ画像情報に基づき変調されたレーザービー
ムが露光されて静電潜像が形成され、該静電潜像はマゼ
ンタ現像器3Mによってマゼンタトナー像として顕像化
される。そして、このマゼンタトナー像は前述のブラッ
クトナー像が転写された転写紙P上にブラックトナー像
上に重ねて転写される。同様に、シアントナー画像がド
ラム1に形成され、これが上記の転写紙Pに上記のマゼ
ンタトナー像に重ねて転写される。そして最後にイエロ
ートナー像がドラム1に形成されて、このイエロートナ
ー像が上記シアントナー像に重ねて転写紙Pに転写され
る。
【0066】従って、転写紙P上では4色のトナー像の
内、黒の磁性トナー像が最下層になっている。
【0067】4色のトナー像が転写された転写紙は加熱
定着器11に送られ、ここで4色のトナー像が一括して
加熱溶融定着される。
【0068】ところで図7の実施例では、1つの駆動モ
ータ12で各現像器を駆動している。即ち、モータ12
の駆動力はギア列13、及び各現像器に対応するクラッ
チ14M,14C,14Y,14Bkを介して、各現像
器に伝達される。クラッチ14M,14C,14Yが付
勢されると、図3、図4のスリーブ102、スクリュー
85a、85b、88がモータ12の駆動力を受けて回
転し、クラッチ14Bkが付勢されると図5のスリーブ
102、攪拌棒103がモータ12の駆動力を受けて回
転する。
【0069】ところで、2成分現像剤を使用する現像器
を駆動するのに要する駆動力は、1成分現像剤を使用す
る現像器を駆動するのに要する駆動力よりも大である。
これは、現像剤の層厚を規制する際に生ずる現像剤の磁
気的拘束力が、2成分現像剤の場合の方が、1成分現像
剤の場合よりも大であるからであると考えられる。
【0070】また、図3、又は図4に示される2成分現
像剤を使用する現像器では、スクリュー85a、85b
の如く、容器101内で現像剤を攪拌しつつ、スリーブ
長手方向に沿って、かつ互いに逆方向に搬送する手段が
設けられ、斯かる手段を駆動するのに要する力も大であ
るのに対して、図5に示される1成分現像剤を使用する
現像器では容器内の現像剤は1つの攪拌部材103で十
分に攪拌できる為、攪拌部材の駆動に要する力も小であ
る。従って図3、或いは図4に示されるような現像器の
駆動に要する力は、図5に示されるような現像器の駆動
に要する力よりも、この意味でも大となる。
【0071】いずれにせよ、上述したような理由によ
り、2つ以上の2成分現像剤用現像器に、モータ12の
駆動力を同時に伝達することは、モータ12に大駆動力
のものが必要となる為、好ましくない。
【0072】しかしながら、前述の図7の実施例で、現
像器4M,4C,4Yに関し、感光ドラム1の回転方向
の最上流側にあるマゼンタ現像器4Mから下流側のシア
ン、イエロー現像器4C,4Yの順に現像作業を行なう
こととしたのは、2つの2成分現像器で同時に現像作業
を行なうことを防止するためである。即ち、感光ドラム
1の回転方向の上流側にある現像器から下流側にある現
像器に向かって順次現像作業を行なうようにすれば、2
つの現像器どうしで同時に現像作業を行なうことはあり
得ないからである。
【0073】つまり、クラッチ14M,14C,14Y
は、この順に付勢され、2つのクラッチ或いは3つのク
ラッチを同時に付勢する時間帯を設ける必要はない。
【0074】一方、前記の如く黒画像に対応する潜像を
形成後、次にマゼンタ画像に対応する潜像を形成した場
合、黒現像器4Bkとマゼンタ現像器4Mが同時に現像
動作する時間帯が生ずる場合があり得る。
【0075】このことにつき説明する。
【0076】尚、図7の実施例では、感光ドラム1、転
写ドラム5の直径を夫々160mmとし、各現像器によ
る各現像部は、図7に示すように、ドラム1の回転中心
から見て、35度宛離れているものとする。
【0077】黒画像に対応する潜像域の後端と、マゼン
タ画像に対応する潜像域の先端との間の潜像非形成域の
感光ドラム1上でのドラム回転方向についての距離K
は、転写ドラム5上に保持される転写紙の後端と先端間
の転写ドラム回転方向についての距離K′と実質的に同
じ距離に設定される。本実施例における転写ドラム4の
サイズ(直径160mm)に対し、転写紙の先後端の距
離K′が最も小さくなるのは、レターサイズの転写紙を
2枚転写ドラム4に吸着させた場合の一方の転写紙の後
端と他方の転写紙の先端間の距離で、その大きさK′
(≒K)は K′=(160×π−216×2)/2=35.33m
m≒K となる。一方、ブラック現像器4Bkの現像部とマゼン
タ現像器4Mの現像部の配設位置間の感光ドラム1の周
長Lは、 L=160×π×35×3/360=146.61mm となり、L>K≒Kとなるため、ブラック現像器4Bk
とマゼンタ現像器4Mは同時に現像作業を行なう場合が
生じる。
【0078】即ち、黒画像に対応する潜像の黒現像器4
Bkによる現像が終了しない内に、マゼンタ画像に対応
する潜像のマゼンタ現像器4Mによる現像が開始され、
前記クラッチ14Bk,4Mが夫々付勢される時間帯が
一部オーバーラップする。
【0079】しかしながら、前記の如く1成分現像剤用
現像器4Bkの駆動に要する力は、他の現像器の駆動に
要する力よりも小さい為、現像器4M,4Bkを同時に
駆動するのに要する力は、現像器4M,4C或いは現像
器4C,4Yを同時に駆動するのに要する力よりも小さ
くて済む。従って、モータ12の駆動力の大幅な増大を
必要とせず、モータ12の小型化が可能となるし、また
現像画像の画質劣化を防止することができる。
【0080】図8に上述の場合の各クラッチの作動のタ
イミングチャートを示す。クラッチ14M,14C,1
4Yについては、付勢時間帯がオーバーラップしていな
い。
【0081】一方、図9は、図7とは現像器の配列順序
が異なり、感光ドラム1、転写ドラム4の直径を夫々1
80mmとした以外、図7のものと同様である。
【0082】但し、図9の実施例では、最下流の現像器
から上流側に向って順に現像器を作動させている。しか
し、各現像器の作動時間帯がオーバーラップすることは
ない。
【0083】本実施例でも、先に形成される潜像の後端
と、その次に形成される潜像の先端間のドラム1の回転
方向についての距離、即ち潜像非形成域の距離Kは、転
写ドラム5上に保持される転写紙の後端と先端間の転写
ドラム回転方向についての距離K′と実質的に等しく設
定される。
【0084】そして、本実施例でも転写ドラム5に対し
転写紙Pの先後端の距離が最も小さくなるのは、レター
サイズの転写紙Pを2枚転写ドラム5に吸着させた場合
であり、その際の一方の転写紙の後端と他方の転写紙の
先端間のドラム5上での周長K′は、 K′=(180×π−216×2)/2=66.74m
m≒K 一方、互いに隣り合った現像器の各現像部の間のドラム
1上での周長Lは、 L=180×π×35×/360=54.98mm となり、L<K′≒Kなるため、隣り合った2つの現像
器が同時に現像作業を行なう場合は生じない。
【0085】即ち、隣り合う現像器の各現像部間の感光
ドラム1の周長よりも、該感光ドラム1に形成される潜
像間の画像非形成域の長さを長くしたため、現像器の使
用順序が感光ドラム1の回転方向下流側のものから上流
側のものに移っても、2台の現像器が同時に使用される
場合はない。従って、現像器の駆動源の大きさは現像器
を1台のみを駆動できるものであればよく、図7の実施
例のそれより小さなものですますことができる。
【0086】図10にクラッチ14Bk,14M,14
C,14Yの付勢のタイミングチャートを示す。図の如
く、この実施例では各クラッチの付勢時間は、いずれも
オーバーラップしていない。
【0087】図11は、図7の装置で、3つの現像器4
M,4C,4Yを、2つの現像器4R,4Tに置換した
ものである。
【0088】現像器4Rは赤の非磁性トナーと磁性キャ
リアを混合した2成分現像剤を使用する図3又は図4に
示す現像器であり、現像器4Tは透明な非磁性トナーと
磁性キャリアを混合した2成分現像剤を使用する図4に
示す現像器である。
【0089】クラッチ14Bk,14R,14Tは夫々
図8のクラッチ14Bk,14M,14Cのタイミング
で作動する。
【0090】図12は、図9の装置で、3つの現像器4
Y,4C,4Mを、2つの現像器4T,4Rに置換した
ものである。
【0091】現像器4T,4Rは上述した通りのもので
ある。
【0092】クラッチ14Bk,14R,14Tは夫々
図14のクラッチ14Bk,14M.14Cのタイミン
グで作動する。
【0093】図11、図12の装置で、転写紙P上では
黒トナー像上に赤トナー像が重なるので、例えば赤文字
が黒トナー像に隠されて読みにくくなるという不都合は
ない。
【0094】また、透明トナーは転写紙に定着された画
像全面に艶を与えるものである。従って、露光手段3T
は、現像器4Tが作用する感光ドラム1の潜像域全面を
トナー付着電位とする。透明トナーは転写紙Pの全面に
転写される。それ故、透明現像器4Tは黒現像器4Bk
より遅れて作動せしめられる。
【0095】尚、図1、図6、図7、図9の装置は所謂
フルカラー画像が形成可能であり、図11、図12の装
置は2色画像が形成可能なものであるが、いずれも文字
等の黒画像のみも形成可能である。黒画像形成モードで
は、黒現像器4Bk以外の現像器は作動させない。そし
て黒現像器4Bkによってドラム1上に形成された黒ト
ナー像が転写紙Pに転写されると、転写紙Pは直ちに転
写ドラム5から分離されて定着器11に送られ、転写ド
ラム5は余分に回転しない。
【0096】従って黒画像形成モードでは単位時間当り
形成可能な複写像の数が、フルカラー画像形成モード、
或いは2色画像形成モードでのそれよりも多くなる。而
して、一般的オフィスでは、黒画像形成モードでの装置
の使用頻度の方が、フルカラー画像形成モード、或いは
2色画像形成モードでのそれよりも多い。
【0097】図13に示す装置は黒画像のみが形成可能
な装置であるが、透明トナーによる艶出しモードが選択
可能なものである。
【0098】図13の装置は図9の装置で3つの現像器
4Y,4C,4Mを1つの透明現像器4Tと置換したも
ので、艶出しモードの場合、クラッチ14Bk,14T
は夫々図10の14Bk,14Mと同じタイミングで付
勢される。
【0099】艶出しモードでない場合、現像器4Tは作
動せず、現像器4Bkのみ作動させて、転写材P上に黒
トナー画像のみを形成する。
【0100】尚、黒トナーとしては融点が180℃〜1
90℃のものが、黒トナー以外の非磁性色トナーとして
は融点140℃〜150℃のものが好適に使用できる。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、複数の色のトナー像を
重ねて形成、加熱定着して得られる画像の光沢ムラを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の説明図。
【図2】従来法で形成されたトナー像と本発明で形成さ
れたトナー像の説明図。
【図3】本発明に利用できる現像器の一例の説明図。
【図4】本発明に利用できる現像器の他の例の説明図。
【図5】本発明に利用できる黒現像器の一例の説明図。
【図6】本発明の他の実施例の説明図。
【図7】本発明の更に他の実施例の説明図。
【図8】図7の装置のクラッチの作動タイミング説明
図。
【図9】本発明の更に他の実施例の説明図。
【図10】図9の装置のクラッチの作動タイミング説明
図。
【図11】本発明の更に他の実施例の説明図。
【図12】本発明の更に他の実施例の説明図。
【図13】本発明の更に他の実施例の説明図。
【符号の説明】
1 電子写真感光ドラム 4Bk 黒現像器 4C シアン現像器 4M マゼンタ現像器 4Y イエロー現像器 5 転写ドラム 11 加熱定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渥美 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の色のトナー像を形成する第1トナ
    ー像形成工程と、 第1の色のトナー像を転写材に転写する第1転写工程
    と、 第2の色のトナー像を形成する第2トナー像形成工程
    と、 上記転写材の同一表面に、第1の色のトナー像上に重ね
    て第2の色のトナー像を転写する第2転写工程と、 第1の色のトナー像と第2の色のトナー像を上記転写材
    に同時に加熱定着する定着工程と、 を有し、第1の色のトナーの光沢度は第2の色のトナー
    の光沢度よりも低いことを特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 第1の色のトナーの溶融温度は第2の色
    のトナーの溶融温度よりも高い請求項1の画像形成方
    法。
  3. 【請求項3】 第1の色のトナーは磁性トナーであり、
    第2の色のトナーは非磁性トナーである請求項1又は2
    の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 第1の色のトナーは黒トナーである請求
    項1、2、又は3の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 像担持体と、 像担持体に、第1の色に対応する第1の静電潜像と第2
    の色に対応する第2の静電潜像を、この順に形成する潜
    像形成手段と、 第1の静電潜像を第1の色のトナーで現像して第1のト
    ナー像を形成する第1の現像器と、 第2の静電潜像を第2の色のトナーで現像して第2のト
    ナー像を形成する第2の現像器と、 第1のトナー像と第2のトナー像を、転写材の同一表面
    に、この順に重ねて転写する転写手段と、 転写材に転写された第1と第2のトナー像を、同時に加
    熱定着する定着手段と、 を備え、第1の色のトナーの光沢度は第2の色のトナー
    の光沢度よりも低いことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 第1の色のトナーの溶融温度は第2の色
    のトナーの溶融温度よりも高い請求項5の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 第1の色のトナーは磁性トナーであり、
    第2の色のトナーは非磁性トナーである請求項5又は6
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 第1の色のトナーは黒トナーである請求
    項5、6又は7の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 第1の像担持体と、 第1の像担持体に第1の静電潜像を形成する第1の潜像
    形成手段と、 第1の静電潜像を第1の色のトナーで現像して第1のト
    ナー像を形成する第1の現像器と、 第2の像担持体と、 第2の像担持体に第2の静電潜像を形成する第2の潜像
    形成手段と、 第2の静電潜像を第2の色のトナーで現像して第2のト
    ナー像を形成する第2の現像器と、 転写材の同一表面に、第1のトナー像と第2のトナー像
    を、この順で重ねて転写する転写手段と、 第1と第2のトナー像を転写材に同時に加熱定着する定
    着手段と、 を備え、第1の色のトナーの光沢度は第2の色のトナー
    の光沢度よりも低いことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 第1の色のトナーの溶融温度は第2の
    色のトナーの溶融温度よりも高い請求項9の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 第1の色のトナーは磁性トナーであ
    り、第2の色のトナーは非磁性トナーである請求項9又
    は10の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 第1の色のトナーは黒トナーである請
    求項9、10、又は11の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227442A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Sharp Corp 画像形成装置、プログラム、記録媒体
JP2015217542A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227442A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Sharp Corp 画像形成装置、プログラム、記録媒体
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