JPH0812497B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0812497B2
JPH0812497B2 JP62169205A JP16920587A JPH0812497B2 JP H0812497 B2 JPH0812497 B2 JP H0812497B2 JP 62169205 A JP62169205 A JP 62169205A JP 16920587 A JP16920587 A JP 16920587A JP H0812497 B2 JPH0812497 B2 JP H0812497B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像形成装置、例えば電子写真複写、静電記
録等に好適な画像形成装置に関するもので、特に単色の
カラー画像を作成可能とした画像形成装置に関するもの
である。
〔発明の背景〕
例えば走査露光型の電子写真複写機においては、原稿
台上に複写原稿を載置し、複写釦を押すと、露光ランプ
が原稿を照射しながら、反射ミラー等を有する光学系と
ともに所定方行に走行する。原稿の濃淡に対応した反射
光が、前記光学系を介して、一様に帯電された像担持体
(例えば感光体ドラム)上に照射され、像担持体上に静
電潜像が形成される。さらに、現像剤によって感光体ド
ラムの原稿の濃度に対応したトナー像が形成されること
になる。一方、給紙装置から被記録体(例えば複写紙)
がトナー像担持体上のトナー像の位置と一致すべく送ら
れ、トナー像担持体に接触せしめられる。そして、像担
持体の表面に形成されたトナー像が、複写電極によって
複写紙に転写される。この間、像担持体は所定方向に回
転し続け、複写紙には前記トナー像が次第に転写され
る。その後、トナー像を転写された複写機がトナー像担
持体から分離され、複写紙はローラ定着装置に送られ
る。ローラ定着装置は、少なくとも1本は加熱されたロ
ーラからなる2本のローラによって構成され、現像剤に
よって形成された像を複写紙に加熱定着する。この後、
複写紙は、複写機本体外へ排紙される。像担持体はトナ
ーによる可視像が複写紙に転写された後、余分なトナー
粉を除くためクリーニングされ、記録をするたびにこれ
を繰り返す。
こうした複写機は、得られる画像がモノクロマティッ
クであるが、カラーの複写が得られる第12図に示すよう
なカラー複写機も提案されている。
第12図に示すカラー複写機は、原理的にはモノクロマ
ティックの複写機とそれ程異なるものではない。モノク
ロマティックの複写機の場合、露光ランプが原稿を照射
し、原稿の濃淡に対応した反射光が、反射ミラー等を有
する光学系を介してトナー像担持体上を照射し、像担持
体上に静電潜像を形成するが、カラー複写機の場合、原
稿からの反射光を分解し、単一の色の光を取り出すため
にフィルターが設けられ、フィルターを通過した光のみ
がトナー像担持体を照射する。第12図に示すカラー複写
機には、色の異なる3種のフィルターを内蔵するフィル
ターバック2が設けられており、夫々のフィルターによ
り、原稿の反射光から単一の色の光が取り出される。例
えば、最初にグリーンのフィルターで色分解し、このフ
ィルターの通過光で露光装置12により像担持体上に静電
潜像を形成し現像装置3内のマゼンタのトナーが収納さ
れている現像器3Bで現像する。ここで、像担持体1に
は、マゼンタのトナーにより可視像が形成される。この
可視像は、給紙箱8から搬送され、転写ドラム4に巻き
付いている複写紙7に転写極10により転写される。
像担持体1は、上記転写後に除電極11により除電さ
れ、残留トナー粉がクリーニング装置5により取除かれ
た後、再び帯電極9により帯電される。今後は、ブルー
のフィルターの通過光により像露光が行なわれ、イエロ
ーのトナーが収納されている現像器3Aにより現像が行な
われ、像担持体1にはイエローの可視像が形成され、こ
の可視像は、前記したと同様に複写紙7に転写される。
そして、次に、レッドのフィルターの通過光により像露
光が行なわれ、シアンのトナーが収納されている現像器
3Cにより、像担持体1にはシアンの可視像が形成され、
この可視像も複写紙7に転写される。
複写紙7は、全部の色の可視像について、転写が終了
するまでは転写ドラム4に巻き付いており転写終了後
に、定着装置6に送られ、定着後に機外に排紙される。
上記の如く、このカラー複写機は、原稿からの反射光
を、フィルターにより分解して単一の色の光を取り出
し、この単一の色の光により形成された静電潜像を、そ
の光の色に対応する色に着色されたトナーを収納した現
像器により現像し、これを複写紙に転写することを繰り
返して、カラーの複写を行なっているのである。
このカラー複写機によれば、カラーの複写を行なうこ
とが出来るが、次の如き問題点がある。
(1).現像剤の色以外の任意の色で複写を行なうとき
には、転写ドラム(第12図の4)上の複写紙に各現像剤
の着色トナーを順次転写する必要があるが、各色につい
ての複写のタイミングをとらねばならず、位置ずれが生
じ易い。
(2).この位置ずれの問題と共に、カラーバランスを
とるための画像処理が困難であり解像力の低下を引起こ
してしまう。
(3).また、各色毎に、帯電→露光→現像→転写を繰
返して行なう必要があるため、これらの制御を正確に行
なわねばならず、かつコピー時間も長くなってしまう。
(4).色の3原色に対応して最低現像器を3台必要と
し、黒を用意すると4台となり、これに加えて転写ドラ
ム4も設けなければならない。そして、現像器、及び転
写ドラム4は、その役割から、像担持体1の周面上に配
置しなければならない。従って、像担持体1の周面近傍
は、これらを配置するためのスペースを必要とし、モノ
クロマティックの複写機と比較し、必然的に大型にしな
ければならない。
以上に挙げた問題点に加えて、従来のカラー複写機で
は、画像の色調の選択性、色の組合せの面で自由度に乏
しいという欠点がある。
〔発明の目的〕
そこでカラートナー像を像形成体上に重ね合わせたの
ち之を一挙に複写紙上に転写するようにしたカラー画像
形成装置の提案が本出願人等によってなされている。か
かるカラー画像形成装置で単色画像を作成する方法とし
ては、例えば特開昭61−18976号公報に開示されている
ように同一潜像に対してトナー像を重ね合わせて希望の
単色画像を得る方法で、例えば帯電状態にある画像成体
上に1回の像露光を行った後、イエロー(Y)とマゼン
タ(M)のトナーを収納した現像器により順次現像して
イエロー像とマゼンタ像とを重ね合せて赤画像の単色画
像を得る方法である。
上記の単色画像作成方法は1回の潜像形成によって高
速プリントが位置ズレ無く得ることができるという長所
を有する。しかし像形成体上の潜像電位のコントラスト
は現像毎に減少することから次のような欠点を伴う。
(1)後段の現像になるに従い、トナーの付着量が低下
する。
(2)文字部(細線部)とベタ部とではトナーの付着量
が異なり色ムラが出る。特に文字部では後段の現像での
トナー付着量が少なく色ムラが起こり易い。
(3)上記の色ムラを若干でも減ずるためには、各現像
器での現像バイアスの設定を各々大幅に変更する必要が
ある。
本発明は、上記の事情にふまえて、画像ズレのない且
つ色ムラのない良好な単色画像を得るようにした画像形
成装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は上記目的を達成しようとするもので、それは
像形成体上に単一の画像データに基づき、帯電と像露光
とカラートナーによる反転現像とを複数回繰返して単色
のトナー画像を形成し、転写材に転写する画像形成装置
において、前記画像データの画像処理を行うか、又は前
記反転現像において現像性の制御を行って、前記像形成
体上への各色トナーの付着を制御することを特徴とする
画像形成装置によって達成される。
〔構成の説明〕
本発明のプロセスを示したものが第1図(a)であ
る、即ち同一の画像データを用いて第1回現像後一様帯
電を行い、像露光を行ったのち第2回現像を行うように
したものである。このようにすることによって、第1図
(b)に示す従来プロセスよりも高い電位コントラスト
が得られ、重ねて得られる第2回現像でも第1回現像と
同じように良好なトナー像が得られ付着ムラを生じな
い、第1図(c)は第1回現像後再度像露光を行うこと
で高い電位コントラストが得られる理由を図示したもの
で、像形成体11上に+の電荷をもったトナーTがトナー
像として付着した状態で、対向電荷が導電層11bにある
場合(c−1)と、感光層11aにある場合(c−2)と
では、トナー層電位が同じであっても表面電位は相違す
る。トナー層電位に対する対向電荷が導電層11bにある
場合の(c−1)に表面電位V1と、対向電荷が感光層11
aにある場合(c−2)の表面電位V2との間ではV1>V2
の関係にある。第2回現像で良好なトナー付着を得るた
めには表面電位を下げる必要があり、即ち対向電荷を感
光層にあるようにするには、トナー付着(現像)後露光
することによってなされる。(c−3)は露光によって
感光層に対向電荷があるようになることを示す説明図で
ある。以上のことから明らかなように本発明では付着ト
ナー像上に露光することから位置精度とトナー像を露光
光が透過する条件が重要となる。
露光は第1図(a)の様に画像データに基づく像露光
に限らず、第1図(d)の様に一様露光による感光体の
除電(この時の像露光・一様露光ともトナーを実質的に
透過する露光光を用いる。)でも良い。後者の場合は次
の像露光の前に再度像形成体11を帯電することが必要と
なる。
この帯電を行わない場合には、感光体の受容電位の変
動があることや、再度像露光される時に位置ずれがある
と一回目の像露光部へもトナーが付着し易い画像ムラを
生じ易いこと等の問題があり、再度帯電することが好ま
しい。
又、再度の像露光後の電位コントラストは先にトナー
が付着していることにより低下する。このことは次の現
像におけるトナー付着量が低下することを意味する。そ
れ故、カラー画像形成時と単色画像形成時とでは各々に
場合に応じて像露光すなわち像の書き込みに用いられる
画像データが作成されている。
又単色画像形成においても一色、二色あるいは三色の
トナーを用いて単色画像を形成する場合の各々に応じて
画像データが作成されることが望ましい。二色や三色の
トナーを用いる場合、先のトナー付着量を低く制限する
ことが次のトナーの付着をさせ易くすることから特に多
量のトナーが付着する領域について、先のトナー付着量
をおさえるべく閾値を変えたり階調性を変化させて補正
するのが好ましい。
この補正は、外部からも制御可能として中間色(Y、
M、C、B、G、R以外の色)を得る場合の画像処理に
も用いることができる。
即ち、前記の同一画像データは画像読取装置により毎
回入力されたものでもメモリに収納されたものでもよい
が、均一な単色像を得るには画素ズレ・色ズレが最小で
あることが望ましいことから特定の色分解成分や無彩色
成分のみを繰返し用いる。また黒成分はB、G、R成分
の平均(人間の可視感度に合わせる)を用いてもよい。
色調の調整はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、黒色(BK)等のトナー付着量を制御すること
により行う。トナー付着量の制御はデータの閾値や現像
バイアスを変えることによって行うこととなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第2図〜第12図について詳細
に説明する。
まず、第2図〜第4図で、本例による画像形成装置の
構成を説明する、第2図の装置において、11は、Se等の
光導電性感光体を有し矢印方向に回転するドラム状の像
担持体;12は、像担持体:11の表面を一様に帯電する帯電
器;14は、カラー画像用の色別の像露光;15、16、17、18
は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒と云ったそれぞれ
異なる色の着色トナーが現像剤として用いられる各現像
器である。また、19および20は夫々、像担持体1上に複
数の着色トナーが付着されて形成されるカラー画像を複
写紙Pに転写し易くするために必要に応じて設けられる
転写前帯電器および転写前露光ランプ;21は、転写器及
び分離器;22は、複写紙Pに転写されたトナー像を定着
させる定着器;23は、除電ランプと除電用コロナ放電器
の一方または両者の組合せから成る除電器;24は、像担
持体11のカラー画像を転写した後にその表面に接触して
表面の残留トナーを除去し、第1回の現像が行われた表
面が到達するときまでには像担持体11の表面から離れる
クリーニングブレード25やファーブラシを有するクリー
ニング装置である。
ここで、帯電器12としては、既に帯電している像担持
体11の表面を更に帯電するものにあっては特に、先の帯
電の影響が少なくて安定した帯電を与えることができる
図示の如きスコロトロンコロナ放電器を用いることが好
ましい。また、この画像形成装置のように、ドラム状の
像担持体11を用いるものにあっては、像露光14は、通常
のモノカラーの電子写真複写機におけるようなスリット
露光をフィルターで色別に濾波したようなものでもよい
(但、本発明によるモノカラーを得る場合は必ずしも必
要でない)が、鮮明なカラー画像を記録するためには、
第3図に示したようなレーザービームスキャナによるも
のが好ましい。
第3図のレーザービームスキャナは、半導体レーザー
等のレーザー31から出たレーザービーム30をON/OFFし
て、八面体の回転多面鏡から成るミラースキャナ33によ
り偏向させ、結像用f−θレンズ34を通して像担持体11
の表面を定速度で走査する像露光14に形成する。なお、
35、36はミラー、37は像担持体11上でのビームの直径を
小さくするために結像用f−θレンズ34に入射するビー
ムの直径を拡大するためのレンズである。像露光14の形
成に第3図のようなレーザービームスキャナを用いれ
ば、後に述べるように色別についての静電潜像を独立に
形成して合成することが容易となり、したがって鮮明な
フルカラー画像を記録することができる。しかし、像露
光14は、前述のようなスリット露光やレーザービームに
よるドット露光に限られるものではなく、例えば発光ダ
イオード、陰極線管や液晶シャッターあるいは光ファイ
バ伝送体を用いて得られるものでもよい。そして、像担
持体がベルト状のように平面状態をとり得る記録装置と
することもできる。
次に本実施例のカラー画像形成システムの概要を第9
図(a)により説明する。CPUからの制御信号により記
録装置、ドットパターンメモリ及び像形成プロセスが制
御駆動され、例えば露光系の移動に伴ないカラースキャ
ナの一種であるCCDイメージセンサが原稿の横方向のB,
G,Rの色情報を読み取り、アナログビデオ信号を出力す
る。この信号はA/D変換後色情報及び光学系等による歪
を除去するためシエイディング補正がなされ、かつバッ
ファメモリに一時的に入力されて各B,G,Rを同一画像位
置に対応させる。対いで該バッファメモリからのB,G,R
信号はY,M,Cに補色変換され、かつ階調補正がなされた
後、Y,M,Cの各データから黒成分の抽出(UCR)を行な
い、有彩色成分と無彩色成分とに分離する。ここで有彩
色成分であるY,M,Cが色修正され、かつ黒成分(BK)と
共に階調補正された後、パターンジェネレータ(PG)に
入力される。ここでは例えばディザ法に基づくデジタル
ドットパターン信号に変化され、色別にページメモリに
格納されるが、第1に書き込みが行なわれるYドットパ
ターン信号はページメモリに格納されると同時にバッフ
ァとして必要なラインメモリーを介して記録装置へと出
力され、読み取りとほぼ同期して書き込み及び像形成が
行なわれる。しかしMドットパターン、Cドットパター
ン、BKドットパターン等はページメモリに格納され書き
込みタイミングに合せて順次とり出される。
次に本実施例に用いられる現像器について説明する。
現像器15〜18には第4図に示したような構造のものが
好ましく用いられる。
第4図において、41は、アルミニウムやステンレス鋼
等の非磁性材料から成る現像スリーブ;42は、現像スリ
ーブ41の内部に設けられかつ周方向に複数の磁極を有す
る磁石体;43は、現像スリーブ41上に形成される現像剤
層の厚さを規制する磁性又は非磁性の層厚規制ブレー
ド;44は、現像スリーブ41上から現像後の現像剤層を除
去するスクレーパブレード;45は、現像剤溜り46の現像
剤Dを攪拌する攪拌回転体;47は、トナーホッパー;48
は、表面にトナーTの入り込む凹みを有し、トナーホッ
パー47から現像剤溜り46にトナーを補給するトナー補給
ローラである。また、49は、保護抵抗50を介して現像ス
リーブ41に、場合によっては振動電圧成分(交流成分)
を含むバイアス電圧を印加して、現像スリーブ41と像担
持体11との間におけるトナーの運動を制御する電界を形
成するための電源である。第4図では、現像スリーブ41
と磁石体42がそれぞれ矢印方向に回転するように示して
いるが、現像スリーブ41が固定であっても、磁石体42が
固定であっても、あるいは現像スリーブ41と磁石体42が
同方向に回転するようにしてもよい。磁石体42を固定と
する場合は、通常、像担持体11に対向する磁極の磁束密
度を他の磁極の磁束密度よりも大きくするために、磁化
を強くしたり、そこに同極あるいは異極の2個の磁極を
近接させて設けることができる。
このような現像器においては、磁石体42の磁極が通常
500〜1500ガウスの磁束密度に磁化されていて、その磁
力によって現像スリーブ41の表面に現像剤溜り46の現像
剤を吸着し、吸着された現像剤が層厚規制ブレード43に
よって厚さを規制されて現像剤層を形成し、この現像剤
層が像担持体11の回転矢印方向と同方向あるいは逆方向
(第4図では同方向)に移動して、現像スリーブ41の表
面が像担持体11の静電潜像を現像し、残りがスクレーパ
ブレード44によって現像スリーブ41の表面から外されて
現像剤溜り46に戻されるようになっている。そして、現
像に際しては、着色トナー像を像担持体上に付着させる
ために繰返される少くとも第2回以降の現像について
は、先の現像で像担持体11に付着したトナーを後の現像
でずらしたりすること等がないように、非接触現像条件
を採用することが好ましい(但、現像スリーブ41上の現
像剤層厚は、現像スリーブ41と像担持体11との間隔より
も小さい−これら両者間に電位差のない状態で)。
次に、本発明に従って画像を形成するプロセスを第5
図〜第8図について説明する。本発明に従って選択され
る画像形成時のモードは、次の第1のモード又は第2の
モード、或いはこれら両モードの組合せからなり、これ
らは画像情報に基いて適宜選択可能となっている。
第1のモード:異なる色の複数の着色トナーを同一トナ
ー像上に順次重ね合せて付着せしめる単色画像モード
(第5図)。
第2のモード:異なる色の複数の着色トナーを異なる潜
像上に夫々付着せしめるカラー画像モード(第6図)。
第1のモードと第2のモードとの組合せ(第7図)。
第5図〜第7図の例は、反転現像法に基いて、像露光
部が背景部よりも低電位の静電潜像となり、この静電像
が背景部電位と同極性に帯電するトナーの付着によって
現像されるものであり、第5図ではモノカラー画像が、
第6図及び第7図ではフルカラー画像が形成される。こ
れらを以下に具体的に説明する。
第5図の例では、第2図に示した装置において、初期
状態の像担持体11の表面に、その1回転目に帯電器12に
よって一様に帯電を施し、その帯電面に第3図のレーザ
ービームスキャナによる色別の像露光14を投影して静電
潜像部の電位が充分に低くなる第1回像露光を行い、得
られた静電潜像51を現像器15〜18のうちの像露光14に対
応した着色トナーT1の現像剤(但し、この場合はトナー
が像担持体11の帯電と同極性に帯電する現像剤)を用い
る現像器によって必要ならば、第1回現像する。そし
て、次の像担持体11の2回転目も帯電器2を用い同じ像
露光14を行い、同じ静電潜像51をそれに対応した着色ト
ナーT2現像剤を用いる別の現像器によって現像し、以下
同様に必要ならば第3回、第4回現像を繰返して、同一
トナー像上に重ね合わせた各カラー現像剤により任意の
モノカラー画像を形成し、記録の1サイクルを完了する
ものである。勿論、工程の中で、必要な各現像剤のトナ
ーを順次、同一トナー像に重ね合わせることは、青
(B),緑(G),赤(R)では2回の現像によって済
むのでこの方が時間的な節約ができる。なお、この例で
は、電位が充分に低い静電潜像51は、現像によって像担
持体11の帯電と同極性に帯電するトナーT1が付着して
も、帯電、像露光によって電位が図示のように背景部電
位に等しくならずに充分な電位コントラストを保持して
いるから、後に形成された静電像に色違いのトナーT2
付着させる現像の際に、先にトナーT1の付着した静電潜
像部に、トナーT2が積重なって付着する。この場合、同
一トナー像上での重ね合わせ現像における直流バイアス
あるいは交流バイアスを順次変化させるように設定する
ことによって、重なりの程度を好ましくコントロールす
ることができ、これにより鮮明性に優れた任意のモノカ
ラー画像を得ることができる。
第5図の例においては、像担持体1上に形成された重
ね合せトナーによるトナー像は、次に第2図で述べたよ
うに複写紙P上に転写され、更に定着される。従って、
画像形成プロセスが容易であり、装置も小型化し、かつ
任意の色調の画像形成は同一データの露光によって行な
えるために更にプロセス制御が容易となる。即ち、上述
の例によれば、共通の像担持体1の周囲に各カラー用の
現像器15、16、17を配し、これらを組合わせて動作さ
せ、像担持体上に現像剤を供給し、重ね合わせて現像、
転写するものであるから、任意の色調のコピー画像を得
ることのできる転写ドラム等の占有面積を減少させた小
型の複写装置を提供できる。また、各色の現像を、同一
の画像データによって行なえるために、カラー複写機に
おいてみられる位置ずれが生じない。また、本例による
非接触現像の際には特定の現像剤のみが像担持体11に対
向せしめられるので、従来のカラー現像装置のように他
の現像装置については像担持体11との位置を非接触状態
にする(或いは移動させる)とか、現像剤層を穂切板に
より送られないようにすることは必ずしも考慮すること
はない。本方式に用いられる非接触式の現像器は全ての
現像器に用いられることが好ましいが、第1回目に現像
を行なう現像器は接触式の現像器であっても、予めトナ
ー像が形成されていないために用いることができる。
勿論、この現像器による現像を行なわない場合は、感
光体ドラムと非接触状態にするとか、移動させるとか、
現像剤層を穂切板により送られないようにするとか、或
いはトナーが付着しないように同極性の電気的バイアス
をスリーブに印加することを行なう。
また、本例における第2図に示した装置によれば、第
12図に示した従来装置の如き転写ドラム4を用いた色重
ねを行なう必要もなくなる。
なお、第2図において更に、黒色トナー用の現像器18
を(上記3つの現像器に対し4番目として)追加すれ
ば、この追加の現像器を使用して例えばイエロー、マゼ
ンタ、シアン色の重ね合わせを用いなくとも黒色画像を
得ることができる。
また、本発明に基けば、第5図に示したように同一ト
ナー像上に各カラートナーを順次重ね合わせて特定色の
モノカラー画像を得るのに代え、第6図のように各静電
潜像上に対応する着色トナーを夫々付着させる工程をく
り返すことにより、フルカラー画像を得ることもでき
る。
すなわち、第6図の例は、初期から第1回現像までは
第5図の第1回現像までと同じであるが、次いで、除電
器(除電ランプのみを用いてもよい)によって除電を行
い、あるいは除電は省略して、2回転目に再び停電器12
により一様に第2回帯電し、その帯電面に第2回像露光
を行って1回目の潜像51とは別に潜像52を形成する。そ
して、潜像52に対し第2回現像を行なって、別のトナー
T2を付着せしめ、以下同様に第3回、第4回の静電潜像
形成及び現像を繰返すようにしている点が第5図の例と
異なる。このように、先の現像後、像担持体1の表面を
再び一様帯電して、後の静電潜像形成及び現像を行うよ
うにしている第6図の例では、第5図の例と異なり、次
の像露光がなされないが限り、後の色違いトナーが付着
することはない。
第7図は、第5図と第6図の両例によるプロセスを組
合した例を示す。
即ち、単色画像領域では同一画像データを用いて像露
光4を行い、カラー画像領域では色分解画像データを行
いて像露光14を行う。この結果、一方の潜像51には第5
図の如き重ね合せトナーによる色調の画像が、他方の潜
像にはトナーT1、トナーT2によるカラー画像が得られ
る。勿論、トナーの重ね合せ回数によっては、更に多様
のカラー画像が得られる。又画像データによっては同一
位置にトナーが重なる場合もある。
以上に説明したように、本発明に基いて画像形成時の
モードを選択することによって、種々の色調又はその組
合せからなるカラー画像を種々形成することができる。
このために、次に述べるように、画像情報に基いて上記
のモード(及びその具体的な複写プロセス)を選択でき
るように構成されている。
第8図はディジタイザを有するカラー画像形成装置の
操作部を示したもので、複写すべきカラー画像領域およ
び単色画像領域を指定しうる。
モード選択手段は、第8図に示すように、上記カラー
複写機のキャビネット外面の操作部62に設けられてい
る。第8図において、60はコピー濃度表示部、60Aはコ
ピー濃度表示器、61はクリアー釦、63はコピー釦、64は
コピー濃度選択部、64A及び64Bはコピー濃度選択釦、65
はコピー枚数指定釦、72はコピー枚数表示器である。そ
して、モード選択部66には、上記第1のモード(モード
1)の選択釦66Aと上記第2のモード(モード2)の選
択釦66Bとが設けられ、これらモードの少なくとも一方
をディジタイザと共に指定し、かつ現像に供される着色
トナーの指定釦Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)、b(黒)を選択的にあるいは組合せわせて
押せば、上述した例えば第5図〜第7図に示したコピー
プロセスを実行することができる。原理的には、前記三
原色で任意の色を作り出すことができるが、さらに青、
緑、赤等の他の選択釦も設けてもよい。
第9図(b)は、上記のモード選択を行なうための回
路系を概略図示するものであって、選択釦66A及び66B、
トナー指定釦Y、M、C、bからの信号はCPU67に入力
され、ここで信号処理されることによって、帯電、露
光、現像の各工程が所望通り制御されるようになってい
る。
なお、上述した複写機において、現像器15〜18では、
トナーに黒色乃至は褐色の磁性体を含ませなくても色の
鮮明なトナーを得ることができ、トナーの帯電制御も容
易にできる。このためには、非磁性トナーと磁性キャリ
ヤとの混合物から成る、所謂二成分現像剤を用いること
が好ましい。特に、磁性キャリヤが、スチレン系樹脂、
ビニル系樹脂、エチル系樹脂、ロジン変性樹脂、アクリ
ル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステ
ル樹脂等の樹脂に、四三酸化鉄、γ−酸化第二鉄、二酸
化クロム、酸化マンガン、フェライト、マンガン−銅系
合金等の強磁性体乃至は常磁性体の微粒子を分散含有さ
せたもの、あるいはそれら磁性体の粒子の表面を上述の
ような樹脂で被覆したものから成る、抵抗率が108Ω−c
m以上、好ましくは1013Ω−cm以上の絶縁性キャリヤで
あることが好ましい。この低効率が低いと、現像スリー
ブ41にバイアス電圧を印加した場合に、キャリヤ粒子に
電荷が注入されて、像担持体11面にキャリア粒子が付着
し易くなったり、バイアス電圧が充分に印加されないと
いう問題が生じ易い。特に、像担持体11にキャリアが付
着するようになると、カラー画像の色調に悪影響を及ぼ
す。
なお、抵抗率は、粒子を0.50cm2の断面積を有する容
器に入れてタッピングした後、詰められた粒子上に1kg/
cm2の荷重を掛け、このときのキャリア粒子は1mm位の厚
さであるようにして、荷重体を兼ねた電極と低面電極と
の間に1000V/cmの電界が生じる電圧を印加したときの電
流値を読み取ることで得られる値である。
また、キャリアは、平均粒径が5μm未満では磁化が
弱くなりすぎ、50μmを越えると画像が改善されず、又
ブレークダウンや放電が起り易く、高電圧が印加できな
くなる傾向を生ずるので、平均粒径が5μm以上、50μ
m以下であることが好ましく、また必要に応じて、疎水
性シリカ等の流動化剤等が添加剤として適当に加えられ
る。キャリアの平均粒径は重量平均粒径で、オムニコア
ルファ(ボシュロム社製)とか、コールカウンタ(コー
ルタ社製)で測定する。
トナーは、樹脂に各種顔料及び必要に応じて帯電制御
剤等を加えた平均粒径が1〜20μmのものが好ましく、
また平均帯電量が3〜300μc/g、特に、5〜30μc/gの
ものが好ましい。トナーの平均粒径が1μmを下まわる
とキャリアから離れにくくなり、20μmを越えると画像
の解像度が低下するようになる。
上記のような絶縁性キャリアとトナーとの混合物から
成る現像剤を用いる場合、トナーが十分に静電潜像に付
着してしかもかぶりが生じないように、第4図の現像ス
リーブ41に印加するバイアス電圧を設定すると、リーク
を起こすおそれがない。このようなバイアス電圧の印加
によるトナーの現像移動制御がより効果的に行われるよ
うに、トナーには、色の鮮明性が損われない範囲で磁性
キャリアに用いられるような磁性体を含有させてもよ
い。
以上が本発明に好ましく用いられる現像器並びに現像
剤であるが、これに限られるものではなく、特開昭50−
30537号、同55−18656〜18659号、同56−144452号、同5
8−116553〜116554号各公報に記載されているような現
像器や現像剤を用いてもよい。さらに好ましくは、本出
願人が先に出願した特願昭58−57446号、同58−96900〜
96903号、同58−97973号各明細書等に記載されているよ
うな二成分現像剤による非接触ジャンピング現像条件に
よるのがよい。
特に、特願昭58−238296号による現像方式が望まし
い。この二成分現像剤を用いた現像方式によれば、上述
の重ね合せ現像時に各現像工程で、現像バイアスの交流
成分の振幅VAC(V)、周波数を(Hz)、像担持体と
現像剤を搬送する現像剤搬送体との間隙をd(mm)とす
るとき、 0.2≦Vc/(d・) {(VAC/d)−1500}/≦1.0 を満たすようにしたものである。
このように、交流バイアス、及び周波数等の現像条件
を選ぶことによって、画像の乱れや混色を起こすことな
く、高画質の画像を得ることができる。
この現像プロセスを具体的に述べると、第4図におい
てなず第1の現像器で1回目の現像を行ない、次に第2
の現像器で同一潜像上又は別の潜像上に2回目の現像を
行なうが、この際現像剤として磁性キャリアと非磁性ト
ナーから成る二成分現像剤を用いる。該キャリアは、平
均粒径30μm、磁化30emu/g、低効率1014Ω−cm以上の
樹脂中にフェライト粒子を分散したキャリヤである。該
トナーは熱可塑性樹脂90wt%、顔料10wt%に荷電制御剤
を少量添加し混練粉砕し、平均粒径10μmとしたものを
用いた。該キャリヤ80wt%に対し該トナーを20wt%の割
合で混合し、現像剤とした。なお、トナーはキャリヤと
の摩擦により正に帯電する。ここで、感光体ドラム(像
担持体)とスリーブとの間隙dを1.0mm、現像剤層厚を
0.5mm、感光体の帯電電位を600V、現像バイアスの直流
成分を500V、交流線分の周波数は1KHzに設定したときの
交流成分の振幅と感光体ドラム上の露光部(電位は0V)
に反転現像によって形成されるトナー像の画像濃度との
関係を測定した。トナーの平均帯電量が夫々30μc/g、2
0μc/g、15μc/gに荷電制御されたものを用いた場合に
いずれも、電界の交流成分の振幅が200V/mm以上で交流
成分の効果が現われ、2500V/mm以上にすると感光体ドラ
ム上に予め形成してあるトナー像が一部破壊されている
のが観測された。また、現像バイアスの交流成分の周波
数を2.5KHzとし、上記の実験時と同一の条件により、交
流の電界強度EACを変化させたときの画像濃度の変化を
測定したところ、前記交流電界強度の振幅EACが500V/mm
を越えると画像濃度が大きく、4KV/mm以上になると、感
光体ドラム上に予め形成されたトナー像の一部が破壊さ
れた。
これらの効果からわかるように画像濃度がある振幅を
境にして大きく変化するが、このある振幅の値はトナー
の平均帯電量にあまり依存せず得られるものである。そ
の理由は次のように考えられる。すなわち、二成分現像
剤では、トナーはキャリヤとの摩擦やトナー同志の相互
摩擦により帯電し、トナーの帯電量は広い範囲にわたっ
て分布していると予想され、大きな帯電量をもつトナー
が優先的に現像されると考えられる。荷電制御剤によ
り、平均帯電量を制御しても、これらの大きな帯電量を
もつトナーの占める割合は大きく変化せず、その結果、
現像特性の変化は一応見られるものの大きくは観測され
ないと考えられる。
さて、上記と同様な実験を条件を変えながら行なった
ところ、交流電界強度の振幅Ecと、周波数の関係につ
いて整理出来、第10図に示すような結果を得た。第10図
において、で示した領域は現像ムラが起こりやすい領
域、で示した領域は交流成分の現れない領域、で示
した領域はトナーの逆戻りが起こりやすい領域、、
は交流成分の効果が現われトナーの逆戻りが起こらない
領域でEは特に好ましい領域である。
この結果は、感光体ドラム上に前段で形成されたトナ
ー像を破壊することなく、次の(後段の)トナー像を適
切な濃度で現像するには、交流電界強度の振幅、及びそ
の周波数につき、適正領域があることを示しており、そ
の原因は以下に記載する理由によるものと考えられる。
画像濃度が交流電界強度の振幅EACに対し、増加傾向
にある領域については、交流電界強度の振幅EACが0.2〜
1.2KV/mmとなる領域では現像バイアスの交流成分が、ス
リーブからトナーを飛翔する閾値を越え易くする働きを
し、小さな帯電量のトナーでも感光体ドラムに付着さ
れ、現像に供される。従って、交流電界強度の振幅が大
きくなるに従い、画像濃度が大きくなるのである。
一方、画像濃度が交流電界強度の振幅EACに対し飽和
する領域では交流電界強度の振幅がEACが、1.2KV/mm以
上の領域については、以下のようにこの現象を説明する
ことができる。すなわち、この領域では交流電界強度の
振幅が大きくなるに従ってトナーは強く振動し、トナー
が凝集して形成しているクラスターが壊れ易くなり、大
きな電荷をもつトナーだけが選択的に感光体ドラムに付
着され、小さな電荷をもつトナー粒子は現像されにくな
る。また、小さな電荷をもつトナーは、一度感光体ドラ
ムに付着しても鏡像力が弱いため、交流バイアスにより
スリーブに戻りやすい。さらに交流成分の電荷強度の振
幅が大きすぎることにより感光体ドラム表面の電荷がリ
ークすることによって、トナーが現像されにくくなると
いう現象も起こりやすくなる。実際にはこれらの要因が
重なって画像濃度が交流成分の増加に対し、一定になっ
ていると考えられる。
さらに交流電界強度を大きくし、例えば上記の条件
で、振幅を2.5KV/mm以上にすると、前述したように、予
め感光体ドラム上に形成しておいたトナー像が破壊さ
れ、交流成分が大きいほど破壊の程度は大きいことがわ
かった。この原因は、感光体ドラム上に付着しているト
ナーに対し、交流成分によりスリーブに引戻す力が働く
ためであると考えられる。
感光ドラム上にトナー像を順次重ね合わせて現像する
場合、既に形成されであるトナー像が後段の現像の際に
破壊されることは致命的な問題である。
また、上記の結果を比較してもわかるように交流成分
の周波数を変化させて実験したところ周波数が高くなる
程、画像濃度が小さくなるが、これは、トナー粒子が、
電界の変化に対し追随することが出来ないために振動す
る範囲が狭められ、感光体ドラムに付着されにくくなる
ことが原因となっている。
以上の実験結果に基づき、各現像工程で、現像バイア
スの交流成分の振幅をVAC(V)周波数を(Hz)、感
光ドラムとスリーブの間隙をd(mm)とするとき、 0.2≦VAC/(d・) {(VAC/d)−1500}/≦1.0 を満たす条件により現像を行なえば、既に感光体ドラム
上に形成されたトナー像を乱すことなく、後の現像を適
切な濃度で行なうことができるとの結論を得たのであ
る。十分な画像濃度が得られ、かつ前段までに形成した
トナー像を乱さないためには、上記の条件の中でも、 0.5≦VAC/(d・) {(VAC/d)−1500}/≦1.0 を満たすことが好ましい。さらにこの中でも特に 0.5≦VAC/(d・) {(VAC/d)−1500}/≦0.8 を満たすと、より鮮明で色にごりのない多色画像が得ら
れ、多数回動作させても現像装置への異色のトナーの混
入を防ぐことができる。
また、交流成分による現像ムラを防止するため、交流
成分の周波数は200Hz以上とし、現像剤を感光ドラムに
供給する手段として、回転する磁気ロールを用いる場合
には、交流成分と磁気ロールの回転により生じるなりの
影響をなくすため、交流成分の周波数は500Hz以上にす
ることが、更に望ましい。
感光ドラムに形成されたトナー像を破壊することな
く、後のトナー像を一定の濃度で順次感光体ドラム上に
現像するには、現像を繰り返すに従って 順次帯電量の大きいトナーを使用する。
現像バイアスの交流成分の電界強度の振幅を順次小
さくする。
現像バイアスの交流成分の周波数を順次高くする。
という方法をそれぞれ単独にか又は任意に組合わせて採
用することが、更に好ましい。
即ち、帯電量の大きなトナー粒子程、電界の影響を受
け易い。したがって、初期の現像で帯電量の大きなトナ
ー粒子が感光体ドラムに付着すると、後段の現像の際、
このトナー粒子がスリーブに戻る場合がある。そのため
前記したは、帯電量の小さいトナー粒子を初期の現像
に使用することにより、後段の現像の際に前記トナー粒
子がスリーブに戻るのを防ぐというものである。は、
現像が繰り返されるに従って(即ち、後段の現像になる
ほど)順次電界強度を小さくすることにより、感光体ド
ラムに既に付着されているトナー粒子の戻りを防ぐとい
う方法である。電界強度を小さくする具体的な方法とし
ては、交流成分の電圧を順次低くする方法と、感光体ド
ラムとスリーブとの間隙dを後段の現像になるほど広く
していく方法がある。また、前記は、現像が繰り返さ
れるに従って順次交流成分の周波数を高くすることによ
り、感光体ドラムにすでに付着しているトナー粒子の戻
りを防ぐという方法である。これらは単独で用い
ても効果があるが、例えば、現像を繰り返すにつれてト
ナー帯電量を順次大きくするとともに交流バイアスを順
次小さくする、などのように組み合わせて用いるとさら
に効果がある。また、以上の三方式を採用する場合は、
直流バイアスをそれぞれ調整することにより、適切な画
像の濃度あるいは色バランスを保持することができる。
なお、上記において、更に好ましい画像を得るために
これらのトナー粒径は、解像力との関係から通常平均粒
径が50ミクロン程度以下であることが望ましい。本手段
ではトナー粒径に対して原理的な制限はないが、解像
力、トナー飛散や搬送の関係から通常1〜30ミクロン程
度が好ましく用いられる。
また、繊細な点や線を良好に再現し、あるいは階調性
をあげるために磁性キャリヤ粒子は磁性体粒子と樹脂と
から成る粒子例えば磁性粉と樹脂との樹脂分散系や樹脂
コーティングされた磁性粒子であって、さらに好ましく
は球形化されている、平均粒径が好ましくは50μm以
下、特に好ましくは30μm以下、5μm以上の粒子が好
適である。
また、良好な画像形成の妨げになるキャリヤ粒子にバ
イアス電圧によって電荷が注入されやすくなって像担持
体面にキャリヤが付着し易くなるという問題やバイアス
電圧が充分に印加されなくなるという問題点を発生させ
ないために、キャリヤの抵抗率は108Ω−cm以上好まし
くは1013Ω−cm以上、更に好ましくは1014Ω−cm以上の
絶縁性のものがよく、更にこれの抵抗率で、粒子が上述
したものがよい。
このような微粒子化されたキャリヤの製造方法は、ト
ナーについて述べた磁性体と熱可塑性樹脂を用いて、磁
性体の表面を樹脂で被覆するかあるいは磁性体微粒子を
分散含有させた樹脂で粒子を作るかして、得られた粒子
を従来公知の平均粒径選別手段で粒径選別することによ
って得られる。そして、トナーとキャリヤの攪拌性及び
現像剤の搬送性を向上させ、また、トナーの荷電制御性
を向上させてトナー粒子同志やトナー粒子とキャリヤ粒
子の凝集を起こりにくくするために、キャリヤを球形化
することが望ましいが、球形の磁性キャリヤ粒子は、樹
脂被覆キャリヤ粒子では、磁性体粒子にできるだけ球形
のものを選んでそれに樹脂の被覆処理を施すこと、磁性
体微粒子分散系のキャリヤでは、できるだけ磁性体の微
粒子を用いて、分散樹脂粒子形成後に熱風や熱水による
球形化処理を施すこと、あるいはスプレードライ法によ
って直接球形の分散樹脂粒子を形成すること等によって
製造される。
なお、上述した複写機において、反転現像に代えて、
非露光部を現像する正規現像を行なってもよい。また、
本発明は、像担持体がドラム状の装置を用いるものに限
られるものでないことは勿論、カラー画像が複写紙等の
記録体に転写されるものに限られるものでもない。すな
わち、感光体表面に絶縁層を形成した感光体を用いた画
像形成法、磁気潜像を用いた画像形成法、静電記録によ
る画像形成法をはじめ、像担持体がエレクトロファック
ス紙のように基体上に取付けられるものであってその上
に形成されたカラー画像を転写せずに定着するようなも
のにも適用し得る。この後者の場合は、転写前帯電器や
転写前露光ランプ、転写器、さらにはクリーニング装置
等も不要になる。また、転写は直接の圧力転写でも、中
間転写体を媒介する転写でもよいし、このときは、転写
前帯電器、転写前露光ランプあるいは除電器は転写する
場合にも省略し得る。また定着も熱ローラ定着に限られ
ないことは勿論である。
次に本実施例の像形成プロセスについて説明する。第
11図はタイミングチャートを示したもので、CCDイメー
ジセンサを用いてY基準信号及びY画像信号の読み取り
を行い、第9図(a)と同様の信号系統を通るがドット
パターンメモリにストックすることなく、あるいはドッ
トパターンメモリを有せず、他に関しては第9図(a)
に示したものと同様のシステムを用いて第3図に示した
構造のレーザビームスキャナ14に入力し、帯電器12によ
ってVyの一様な帯電が付与された像形成体11の表面に基
準像露光Ey1及び画像像露光Ey2が行なわれる。得られた
静電像を現像器15により現像してY基準トナー像Dy1
びY画像トナー像Dy2を形成する。ここで必要により除
電装置23で除電したのち、次の像形成体11の回転により
帯電器12でVmに再帯電し、レーザビームスキャナ14で基
準像露光Em1及びEm2が行なわれる。得られた静電像を現
像器16により現像してM基準トナー像Dm1及びM画像ト
ナー像Dm2を形成する。以下同様にして帯電器12による
再帯電、レーザビームスキャナ14による基準及び画像像
露光、現像器17及び18による処理が像形成体11の3及び
4回転によりくり返えされて、基準トナー像Dc1及びD
k1、画像トナー像Dc2及びDk2が形成されY,M,C,BKの4色
トナー像が重ね合せて形成される。基準トナー像は、そ
の付着量を反射濃度により検知し、その結果に基づいて
トナー濃度や現像バイアスが制御される如く画像を安定
化させる役目を有する。
次に、上述した実施例をより具体的に説明する。
具体例1(第6図の例に対応) 第2図に示したようなカラープリンターを用い、イメ
ージセンサによる画像読取装置によって画像読取を行っ
た。像担持体11はセレン感光層を表面に有するものであ
り、その周速は100mm/secとした。この像担持体11の表
面をスコロトロンコロナ放電器を用いた帯電器12により
+600Vに帯電し、その帯電面にレーザーを用いた第3図
のレーザービームスキャナにより16dot/mmの密度で第1
回シアン像露光を行った。その結果、像担持体11には露
光部の背景部電位+10Vに対して非露光部の電位が+600
Vの静電潜像が形成された。この静電潜像を第4図に示
したように現像器15により第1回現像した。
現像器15では、マグネタイトを樹脂中に50wt%分散含
有した平均粒径が20μm磁化が30emu/g、抵抗率が1014
Ω−cm以上のキャリヤと、スチレン−アクリル樹脂にシ
アン顔料として銅フタロシアニン10重量部及びその他荷
電制御剤を加えた平均粒径が10μmの非磁性トナーとか
ら成る現像剤を、トナーのキャリヤに対する比率が25wt
%になる条件で用いた。また、現像スリーブ41の外径は
30mm、その回転数は100rpm、磁石体42のN、S磁極の磁
束密度は1000ガウス、回転数は1000rpm、現像域での現
像剤層の厚さ0.5mm、現像スリーブ41と像担持体11との
間隙0.8mmとし、現像スリーブ41には+500Vの直流電圧
と2KHz、1000Vの交流電圧(VAC)の重量電圧を印加して
非接触ジャンピング現像で現像した。
現像器15で静電潜像を現像している間は、他の現像器
16〜18を現像を行わない状態に保持した。これは、現像
スリーブ41を電源49から切離してフローティング状態と
すること、あるいは接地すること、または、積極的に現
像スリーブ41に像担持体11の帯電と同極性、トナーの帯
電とは逆極性の直流バイアス電圧を印加することによっ
て達成され、中でも直流バイアス電圧を印加することが
好ましい。現像期16〜18も現像器15と同じく非接触ジャ
ンピング現像条件で現像するものとしているから、現像
スリーブ41上の現像剤層は特に除去したりあるいは現像
器を静電像から退避させなくてもよい。現像器16には、
現像器15の現像剤のトナーがシアン顔料の代わりにマゼ
ンタ顔料としてポリタングストリン酸を含むトナーに代
えられた組成の現像剤を用いた。現像器17には、同じく
トナーがイエロー顔料としてベンジジン誘導体を含むト
ナーに変えられた組成の現像剤を用い、現像器18には、
同じくトナーが黒色顔料としてカーボンブラックを含む
トナーに変えられた組成の現像剤を用いた。勿論、カラ
ートナーとして他の顔料や染料によるものを用いること
もできるし、また、現像する色の順番や現像器の順番も
適当に選択し得る。
第1回現像の行われた像担持体11の表面に対しては帯
電器12を作用させて+600Vに再帯電した(除電器は動作
させなくてもよい。)その帯電面にレーザービームによ
るマゼンタ像露光により第2回像露光を行い、次いで、
現像スリーブ41には+500Vの直流電圧と、2KHz、900Vの
交流電圧(VAC)との重量電圧を印加する非接触ジャピ
ング現像条件で、現像器16によりマゼンタトナーの第2
回現像を行った。同様に、帯電とレーザービームによる
イエロー像露光と現像器17によるシアントナーの第3回
現像、及び、帯電とレーザービームによる黒成分像露光
と現像器18による黒色トナーの第4回現像を繰返した。
なお、第2回現像以降の現像においては、像担持体11の
表面電位の変化や現像特性、色再現性に合せて、適当に
現像スリーブ41に印加する電圧の直流バイアス成分や交
流成分の振幅、周波数、特願昭58−145031号の時間選択
変換の選択時間等を変えるようにした。また、帯電電位
を順次大きくしていく一方、バイアスの交流成分の振幅
を小さく、周波数を大きくするよう順次変化させること
は、トナーの混色を防ぐ効果がある。
第4回現像が行われて像担持体11上に4色のカラー画
像が形成されたら、これを転写前帯電器19と転写前露光
ランプ20で転写され易くして、転写器21で複写紙Pに一
度に転写し、定着器22によって定着した。カラー画像を
転写した像担持体11は、除電器23によって除電され、ク
リーニング装置24のクリーニングブレード25やファーブ
ラシの当接によって表面から残留トナーが除かれて、カ
ラー画像形成の行われた面がクリーニング装置24を通過
した時点で、完全にカラー画像記録の一サイクル工程を
終了した。
以上によって記録されたフルカラー画像は、各カラー
が十分な濃度を示し、鮮明なものであった。
具体例2(第5図の例に対応) 具体例1の記録装置を用いた。像担持体11はSe感光層
を表面層として有するものとして、その周速は180mm/se
cとした。この像担持体11の表面をスコロトロンコロナ
放電器を用いた帯電器12により+600Vに帯電し、その帯
電面にレーザーを用いた第3図のレーザービームスキャ
ナにより16ドット/mmの密度で第1回黒成分像露光を行
った。その結果、像担持体11には背景部電位+600Vに対
して露光部の電位が+10Vの静電潜像が形成された。こ
の静電潜像を第4図に示したような現像器15により第1
回シアン現像した。このとき現像の表面電位は+250Vで
あった。次に+600Vに再帯電後、同様に黒成分像露光を
行った。この時の露光部の表面電位は+150Vであり、こ
の潜像を現像器16により第2回のイエロー現像を行っ
た。
なお、現像器15〜18による現像条件は、具体例1と同
じとした。又この場合も、現像に供されない現像器を非
現像状態に保持するバイアス電圧は、トナーの帯電と逆
極性で、像担持体11の帯電とも逆極性としている。
なお、現像においては、指定色に対して像担持体11の
表面電位の変化や現像特性、色再現性に合せて、適当に
現像スリーブ41に印加する電圧の直流バイアス成分や交
流成分の振幅、周波数、時間選択変換の選択時間等を変
えるようにした。
第2回現像が行われて、像担持体11上にイエローとシア
ンの重ね合わせによるグリーン色のモノカラー像を形成
できた。これを転写定着した。
こうすることにより、必要なサイクルによってモノカ
ラー画像を形成でき、感光体の電位変化も少なくなる。
すなわち、色を表現する回数だけくり返すことにより、
高い解像力を有する鮮明な単色カラー画像を得ることが
できる。
具体例3 この例では、具体例1と具体例2を用いた混合画像形
成モードを示す。
通常のユーザーの要求としては、従来のモノ黒画像や
カラー画像の編集要求が増大している。しかしながら、
カラー画像の要求の中には、 モノカラー画像→部分的にカラー変換 フルカラー画像→部分的にモノカラー変換 が考えられる。
ここでは、具体例1,2と同一構成の画像形成装置を用
いて、プロセスのみを変えることにより、両者を次のよ
うに併用することができる。
(1).情報がモノカラーの場合 原稿情報あるいは、電気信号がモノカラーであると判断
した場合、あるいはモノカラーの出力で良いと命令があ
った場合、モード1(具体例2)のプロセスが選定され
た。
特定領域を異なる単色画像にしたい場合、例えば黒原稿
の特定領域を緑、その他の領域をシアンに変換したい場
合には、黒成分像露光と以下のような現像を組合わせ、
画像データの領域を選択して用いる。
黒成分の像露光−シアン現像 特定領域の黒成分の像露光−イエロー現像 これにより 特定領域をシアンとイエローから緑 その他領域をシアン とから成る各領域が単色画像からなる画像を形成した。
(2).情報がフルカラーの場合 原稿情報あるいは、電気信号がフルカラーであると判断
した場合、あるいはフルカラーの出力命令があった場
合、 モード2(具体例1)のプロセスが選定された。
(3).情報の特定領域が単色、特定領域がカラーの場
合 原稿情報あるいは、電気信号が単色、あるいはカラーの
混合と判断した場合、あいるは、ディジタイザで指定さ
れた場合に応じて、 モード1及びモード2が画像領域に応じて選択された。
特定領域を単色画像に他をカラー画像に形成したい場
合、例えば特定領域は赤、その他の領域はカラー画像に
変換したい場合には、画像データの色と領域を選択し、
像露光と現像を以下のように組合わせる。
これによって特定領域を黒成分データから成る赤画像で
その他の領域をカラー画像から成る画像を得ることがで
きる。この場合の黒成分は、マゼンタ及びイエロー現像
時は閾値を低く設け、低濃度部まで再現させる一方、黒
現像時のカラー画像に用いられる黒成分は閾値を高く設
けている。勿論、単色時の黒データはUCRによって形成
されたデータに限らず、Y、M、Cの合成から形成して
もよい。
〔発明の作用効果〕
本発明によれば、フルカラー、モノカラー、多色カラ
ーの像形成を同一の装置で行なうので、装置が小型、低
コストに構成され、その動作時の同期制御も容易に正確
に行われるという優れた効果が得られ、特にモノカラー
については画像ズレのなくかつ色ムラのない単色画像が
得られるという効果が生じる。従って、任意のカラー画
像を高色調・高解像度に形成することができる。
また本発明は像形成体周囲に複数の書き込み手段を有
した特開昭59−121348号、特願昭61−15750号にも同様
に適用しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプロセスを示す説明図である。 第2図〜第10図は本発明の実施例を示すものであって、 第2図はカラープリンターの要部概略図、 第3図は像露光用レーザービームスキャナの概略図、 第4図は現像器の断面図、 第5図、第6図、第7図は夫々画像形成プロセスを示す
ポテンシャル図、 第8図は操作部の平面図、 第9図(a)はシステムブロック図、 第9図(b)はモード選択回路のブロック図、 第10図は各現像条件において電界強度と周波数とを変化
させたときの濃度特性を示した図、 第11図はタイミングチャート、 第12図は従来のカラー複写機の概略断面図である。 まお、図面に示した符号において、 11……像形成体(感光体ドラム) 12……帯電器、14……像露光 15、16、17、18……現像器 21……転写、分離器 22……定着器、24……クリーニング装置 P……複写紙、41……現像スリーブ 42……マグネット(磁石体) 49……バイアス電源 T,T1,T2,T′1,T′2……トナー 66……モード選択部 66A,66B……モード選択釦 Y,M,C,b……トナー指定釦 67……CPU である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像形成体上に単一の画像データに基づき、
    帯電と像露光とカラートナーによる反転現像とを複数回
    繰返して単色のトナー画像を形成し、転写材に転写する
    画像形成装置において、 前記画像データの画像処理を行うか、又は前記反転現像
    において現像性の制御を行って、 前記像形成体上への各色トナーの付着を制御することを
    特徴とする画像形成装置。
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