JPH037946B2 - - Google Patents

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JPH037946B2
JPH037946B2 JP58187000A JP18700083A JPH037946B2 JP H037946 B2 JPH037946 B2 JP H037946B2 JP 58187000 A JP58187000 A JP 58187000A JP 18700083 A JP18700083 A JP 18700083A JP H037946 B2 JPH037946 B2 JP H037946B2
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Satoru Haneda
Hisafumi Shoji
Seiichiro Hiratsuka
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Konica Minolta Inc
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Priority to DE3486297T priority patent/DE3486297T2/de
Priority to US06/656,582 priority patent/US4599285A/en
Priority to EP84306683A priority patent/EP0143535B1/en
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラー画像記録方法に関し、特に、
像形成体の表面に帯電と少くとも繰返される像露
光とその都度現線器によるシアン、マゼンタ、イ
エロー、黒のトナーでの現像とを行つて、像形成
体上で4色の色トナー像を重合するカラー画像記
録方法に関する。
〔従来技術〕
上述のようなカラー画像記録方法として、特開
昭56−144452号公報や特開昭58−116553号公報及
び同58−116554号公報に記載された方法が知られ
ている。これらの方法は、いずれも、繰返される
像露光がそれぞれ別個の装置によつて行われて、
先の像露光位置に対して後の像露光位置を重なら
ないようにずらす必要がある方法であり、現像が
背景部電位に対して露光部に当る電位の低い静電
像に同極性に帯電するトナーを付着させる現像法
による方法である。そのため、像露光を例えばレ
ーザービームスキヤナによるスポツト分布露光と
して、風景画のようなカラー画像を記録するよう
にした場合、色別の像露光のスポツト位置が互い
に重ならないようにずらされるから、いきおいス
ポツト分布密度が粗となり、荒れて色あせて見ら
れるカラー画像しか記録できないと云つた問題が
あり、また記録装置が大型化してコスト高とな
り、像形成体に対する像露光の同期制御も像露光
装置の位置が関係するので複雑になると云う問題
もある。
〔発明の目的〕
本発明は、風景画のようなカラー画像が色濃く
精細に記録でき、さらには、記録装置を小型、低
コストに構成でき、像露光の同期制御も簡単に行
い得るカラー画像記録方法を提供するものであ
る。
〔発明の構成〕
本発明は、像形成体の表面に帯電と少くとも繰
返される像露光とその都度現像器によるシアン、
マゼンタ、イエロー、黒トナーでの現像とを行つ
て、像形成体上で4色の色トナー像を重ね合わせ
るカラー画像記録方法において、前記像露光をス
ポツト分布露光として、先の像露光のスポツト位
置と後の像露光のスポツト位置を重ねるようにし
たことを特徴とするカラー画像記録方法にあり、
さらには、繰返される像露光が同一の装置によつ
て行われる構成によつて上記目的を達成したもの
である。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明の方法を実施する記録装置の一
例を示す構成概要図、第2図は像露光のためのレ
ーザービームスキヤナの概要構成図、第3図は現
像器の一例を示す部分断面図、第4図乃至第7図
はそれぞれ第1図の記録装置によつて実施される
本発明の方法の実施フローチヤート、第8図は記
録装置の他の一例を示す構成概要図、第9図は第
8図の記録装置における静電像の形成過程を模式
的に示した像形成体の帯電状態変化図、第10図
は同じく像形成体の表面電位変化チヤート、第1
1図乃至第14図はそれぞれ第8図の記録装置に
よつて実施される本発明の方法の実施フローチヤ
ートである。
第1図の記録装置において、1はSe等の光導
電性感光体表層を有し、矢印方向に回転するトラ
ム状の像形成体、2は像形成体1の表面を一様帯
電する帯電器、3は後述する第5図、第7図の例
において用いられる像形成体1の表面を弱い光で
一様に露光する露光ランプ、4は像露光装置、5
〜8はイエロ、マゼンタ、シアン、黒と云つたそ
れぞれ異なる色のトナーが現像剤として用いられ
ている現像器、9および10は像形成体1上に複
数の色トナー像が重ね合わされて形成されたカラ
ー画像を記録体Pに転写し易くするために、必要
に応じて設けられる転写前帯電器および転写前露
光ランプ、11は転写器、12は記録体Pに転写
されたトナー像を定着させる定着器、13は除電
ランプと除電用コロナ放電器の一方または両方の
組合せから成る除電器、14は像形成体1のカラ
ー画像を転写した後の表面に接触して表面の残留
トナーを除去し、第1回の現像が行われた表面が
到達するときまでには像形成体1の表面から離れ
るクリーニングブレードやフアーブラシを有する
クリーニング装置である。
こゝで、帯電器2には、既に帯電している像形
成体1の表面に重ねて帯電するものにあつては特
に、先の帯電の影響が少なく安定した帯電を与え
ることができる図示のようなスコロトロンコロナ
放電器を用いることが好ましい。そして、像露光
装置4には、第2図に示したようなレーザービー
ムスキヤナが用いられる。
第2図のレーザービームスキヤナは、He−Ne
レーザーのようなレーザー15から出たレーザー
ビームを音響光学変調器16によりON/OFFし
て、八面体の回転多面鏡から成るミラースキヤナ
17により偏向させ、結像用f−θレンズ18を
通して像形成体1の表面を定速度で走査する像露
光を色別に形成するものである。なお、19,2
0はミラー、21は、像形成体1上でのビームの
直径を後述するように変化させるために、結像用
f−θレンズ18に入射するビームの直径を変化
させるレンズ装置である。
また、現像器5〜8には第3図に示したような
構造のものが好ましく用いられる。
第3図において、22はアルミニウムやステン
レス鋼等の非磁性材料から成る現像スリーブ、2
3は現像スリーブ22の内部に設けられた周方向
に複数の磁極を有する磁石体、24は現像スリー
ブ22上に形成される現像剤層の厚さを規制する
層厚規制ブレード、25は現像スリーブ22上か
ら現像後の現像剤層を除去するスクレーパブレー
ド26は現像剤溜り27の現像剤を撹拌する撹拌
回転体、28はトナーホツパー、29はトナーホ
ツパー28から現像剤溜り27にトナーを補給す
る表面にトナーの入り込む凹みを有するトナー補
給ローラ、30は保護抵抗31を介して現像スリ
ーブ22に振動成分を有する場合もあるバイアス
電圧を印加し、現像スリーブ22と像形成体1の
間にトナーの運動を制御する電界を形成するため
の電源であり、図は現像スリーブ22と磁石体2
3がそれぞれ矢印方向に回転するものであること
を示しているが、現像スリーブ22が固定であつ
ても、磁石体23が固定であつても、あるいは現
像スリーブ22と磁石体23が同方向に回転する
ようなものであつてもよい。磁石体23を固定と
する場合は、通常、像形成体1に対向する磁極の
磁束密度を他の磁極の磁束密度よりも大きくする
ために、磁化を強くしたり、そこに同極あるいは
異極の2個の磁極を近接させて設けたりすること
が行われる。
このような現像器は、磁石体23の磁極が通常
500〜1500ガウスの磁束密度に磁化されていて、
その磁力によつて現像スリーブ22の表面に現像
剤溜り27の現像剤を吸着し、吸着された現像剤
が層厚規制ブレード24によつて厚さを規制され
て現像剤層を形成し、その現像剤層が像形成体1
の回転矢印方向と同方向あるいは逆方向に移動し
て、現像スリーブ22の表面が像形成体1の表面
に対向した現像域において像形成体1の静電像を
現像し、残りがスクレーパブレード25によつて
現像スリーブ22の表面から外されて現像剤溜り
27に戻されるようになるものである。そして現
像は、色トナー像を重ね合わせるために繰返され
る少くとも第2回以降の現像については、先の現
像で像形成体1に付着したトナーを後の現像でず
らしたりすること等がないように、非接触ジヤン
ピング現像条件によることが好ましい。第3図は
非接触ジヤンピング現像条件によつて現像する状
態を示している。
さらに、現像器5〜8には、トナーに黒色乃至
は褐色の磁性体を含ませる必要がなくて色の鮮明
なトナーを得ることができ、トナーの帯電制御も
容易に行われる、非磁性トナーと磁性キヤリアと
の混合から成る、所謂二成分現像剤を用いること
が好ましい。特に、磁性キヤリヤがスチレン系樹
脂、ビニル系樹脂、エチル系樹脂、ロジン変性樹
脂、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ
樹脂、ポリエステル樹脂等の樹脂に四三酸化鉄、
γ−酸化第二鉄、二酸化クロム、酸化マンガン、
フエライト、マンガン−銅系合金等の強磁性体乃
至は常磁性体の微粒子を分散含有させたもの、あ
るいはそれら磁性体の粒子の表面を上述のような
樹脂で被覆したものから成る、抵抗率が108Ωcm
以上、好ましくは1013Ωcm以上の絶縁性キヤリヤ
であることが好ましい。この抵抗率が低いと、現
像スリーブ22にバイアス電圧を印加した場合
に、キヤリヤ粒子に電荷が注入されて、像形成体
1面にキヤリヤ粒子が付着し易くなるという問題
や、バイアス電圧が充分に印加されないという問
題が生ずる。特に、像形成体1にキヤリヤが付着
するようになると、カラー画像の色調に悪影響を
及ぼす。
なお、抵抗率は、粒子を0.50cm2の断面積を有す
る容器に入れてタツピングした後、詰められれた
粒子上に1Kg/cm2の荷重を掛け、荷重体を兼ねた
電極と底面電極との間に1000V/cmの電界が生じ
る電圧を印加したときの電流値を読み取ることで
得られる値である。
また、キヤリヤは、平均粒径が5μm未満では磁
化が弱くなりすぎ、50μmを越えると画像が改善
されず、又ブレークダウンや放電が起り易く、高
電圧が印加できなくなる傾向を生ずるので、平均
粒径が5μm以上50μm以下であることが好ましく、
必要に応じて、疎水性シリカ等の流動剤等が添加
剤として適量加えられる。
トナーは、黒色のものは従来の二成分現像剤に
おけると同様のものが用いられ、シアン色のもの
は黒色のカーボンブラツクの代りに銅フタロシア
ニンを添加したようなもの、マゼンタ色のものは
同じくポリタングストリン酸を添加したようなも
の、イエロー色のものは同じくベンジジン誘導体
を添加したようなものが用いられる。しかし、こ
のような顔料による着色トナーに限らず、染料に
よる着色トナーを用いてもよいし、また、必要に
応じて帯電制御剤等を添加し得ることは勿論であ
る。そして、トナーは、平均粒径が1〜20μmの
ものが好ましく、また、平均帯電量が3〜
300μc/g、特に10〜100μc/gのものが好まし
い。トナーの平均粒径が1μmを下まわるとキヤリ
ヤから離れにくくなり、20μmを超えると画像の
解像度が低下するようになる。
以上のような絶縁性キヤリヤとトナーとの混合
から成る現像剤を用いると、第3図の現像スリー
ブ22に印加するバイアス電圧を、トナーが十分
に静電像に付着して、しかも、かぶりが生じない
ように、設定することがリークの惧れなく容易に
行われるようになる。なお、このようなバイアス
電圧の印加によるトナーの現像移動制御がより効
果的に行われるように、トナーにも色の鮮明性が
損われない範囲で磁性キヤリヤに用いられるよう
な磁性体を含有させてもよい。
以上が本発明の方法に好ましく用いられる現像
器並びに現像剤の構成であるが、本発明はこれに
限られるものではなく、特開昭56−144452号、同
58−116553〜116554号各公報に記載されているよ
うな現像器や現像剤を用いてもよく、さらに好ま
しくは、本願出願人が先に出願した特願昭58−
57446号、同58−96900〜96903号、同58−97973号
各明細書に記載しているような現像器や現像剤を
用いて、二成分現像剤による非接触ジヤンピング
現像を行うのがよい。
以上のような記録装置によつて、第4図乃至第
7図に示したような本発明の方法を実施すること
ができる。なお、第4図乃至第7図は総べて第2
回の現像が行われた段階までを示している。
第4図は、第1図の記録装置により、除電器1
3で除電され、クリーニング装置14でクリーニ
ングされて、電位が0となつている初期状態の像
形成体1の表面に、1回目に帯電器2によつて一
様に第1回帯電を施し、その帯電面に第2図に示
したような像露光装置4によつて色別の第1回像
露光を施して非露光部DAの背景電位に対し露光
部PHの電位の低下した静電像を形成し、その静電
像を現像器5〜8のうちの第1回像露光に対応し
た色トナーを現像剤に用いている現像器によつて
第1回現像し、像形成体1の帯電と同極性に摩擦
帯電した色トナーが付着することによつて第1回
像露光による静電像の電位は背景電位近くまで上
昇するが、それは、その部分に再び像露光を行つ
ても静電像を形成することができない状態である
ため、像形成体1を除電器13で除電するかある
いは除電することなしに2回転目に再び帯電器2
で一様に第2回帯電し、そして、前と同じ像露光
装置4によつて前の像露光と同じスポツト密度で
位置が少くとも一部は重なるように第2回像露光
し、次いで第2回像露光に対応した色トナーを現
像剤に用いている別の現像器によつて第2回現像
し、以下同様に、第3回、第4回の帯電、像露光
及び現像を繰返して像形成体1上に複数の色トナ
ー像が重合したカラー画像を形成し、第4回現像
が行われるようになつた段階からカラー画像が通
過し了えるまで必要に応じて転写前帯電器9と転
写前露光ランプ10の一方もしくは両方を作動
し、そして転写器11によつてカラー画像を像形
成体1の回転に同期して送られる記録体Pの転写
し、転写されたカラー画像は定着器12によつて
記録体Pに定着され、カラー画像を転写した像形
成体1の表面は除電器13によつて除電されて、
クリーニング装置14によりクリーニングされる
ことによつて初期状態に戻ることによりカラー画
像記録の1サイクルが完了する本発明記録方法の
実施例を示している。このように、毎回の像露光
をスポツト位置が少くとも一部は重なるようにし
たことによつて、形成されるカラー画像の画素密
度の低下を防ぐことができ、したがつて、カラー
画像を色濃く精細に記録することができる。な
お、第2回像露光で先にトナーTが付着した位置
とは別の位置に非露光部DAの背景電位よりも露
光部PHの低電位の静電像が形成されているのは、
こゝにはカラー画像にトナーTの色の画素がなか
つた場合を示しているためである。T′は第2回
現像で付着したトナーである。図は毎回の像露光
のスポツト位置を完全に重ねた場合を示している
が、一部が重なるようなものであつてもよい。ま
た、本発明の方法においては、上述のように毎回
の静電像形成を同一の装置によつて行えるから、
記録装置が小型に構成できて、コストも安価にで
き、さらに像露光の同期制御が容易にできる。
第5図は、第1回現像までは第4図の例と同じ
であるが、第1回現像後に、転写前露光ランプ1
0または除電器13の除電ランプを用いて先に像
形成体1の表面を一様露光してから帯電器2で第
2回帯電するか、あるいは先に帯電器2で第2回
帯電してから露光ランプ3により一様弱露光する
かして、先のトナーTが付着した静電像形成部分
を背景部よりも電位の若干高い静電像の形成され
易い状態にし、そこで、第4図の例と同様に、第
2回像露光と第2回現像を施し、以下、第3回、
第4回の像露光、現像を同様に繰返してカラー画
像を形成するようにしている点が第4図の例とは
異なる本発明の実施例を示している。この例は先
のトナーTの上に後のトナーT′を付着させたく
ないときに好適である。即ち、一般の画像の多く
は、黒い文字の再現性が要求されるがこの方法を
用いると、最初に黒い文字部の書き込みを行うこ
とにより次に重なるカラートナーを付着させない
ようにできるため、色のにごりや位置ずれを防止
できる。このように優先された色を強調した画像
が得られる。また、第4図の例と組み合せて、特
定の色画像を強調したり、弱くすることができ
る。むろん、第1回現像後、次のプロセスに入る
前に、除電と帯電工程を入れてもよい。
第6図及び第7図は、第4図や第5図における
ように先のトナーTの上に後のトナーT′を重ね
て付着すると、定着法や色重ねの順序によつてカ
ラートナーの混合具合が変化し、カラーバランス
が変化したりするので、先のトナーTの周りに後
のトナーT′を付着させるようにして混合の問題
を改良した本発明の実施例を示している。第6図
及び第7図の例は、それぞれ第4図及び第5図の
例に対応しており、第2回像露光すなわち後の像
露光のスポツトを、像露光装置4すなわち第2図
のレーザービームスキヤナのレンズ装置20によ
つて、第1回像露光すなわち先の像露光のスポツ
トの周りを囲む大きなものとした点が、それぞれ
第4図及び第5図の例と異なる。なお、第2回像
露光における非露光部DAと露光部PHの区分を
上、下の2通り示しているのは、上の区分のPH
が第2回像露光スポツトの大きさの露光域であ
り、下の区分のPHが先のトナーTで遮ぎられず
に像形成体面に入射したリング状の露光域であつ
て、このリング状の露光域にしたがつて像形成体
表面の電位変化がリング状に強く生じる。第6図
や第7図の例においても形成されるカラー画像の
画素密度の低下を防ぐことができ、したがつて、
カラー画像を色濃く精細に記録できるし、また、
トナーの混合の問題もなくなつて、これらの例で
はさらに、澄んだ色のカラー画像が記録できる。
特に第7図の例は、第6図の例に比較して、先の
スポツトと後のスポツトが重なつた部分には先の
トナTの上に後のトナーT′が付着しないか付着
しにくく、先のスポツトのまわりにのみ後のトナ
ーT′が付着するため、スポツトが重なつた部分
でトナーTとT′が混合して濁つた混色を示すよ
うになることが起らず、したがつて美しい配合色
を得ることができる。
なお、第4図や第5図の例においては、トナー
の混合が生ずるから、現像の色の順序がカラー画
像の鮮明性に大きく影響して、したがつて現像の
順序を決定することが重要であるが、第6図や第
7図の例においては、現像の順序の重要性は第4
図や第5図の例程ではなくなる。しかし、それで
も、中央部から外側にどのように色を配するかは
カラー画像の調子に影響する。
以上は、現像器5〜8による現像が総べて、背
景部電位よりも低電位の露光部に対応する静電像
に背景部電位と同極性に帯電したトナーを付着さ
せる現像法によつて行われる例を示しているが、
第8図に示した記録装置によると、本発明の方法
における現像を静電像と逆極性に帯電したトナー
を静電像に付着させる現像法によつても行うこと
ができる。
第8図の記録装置が第1図の記録装置と異なる
点は、ドラム状の像形成体1′が第1図の現形成
体1の表面にさらに透明絶縁体表層を設けたよう
な構成である点、および第1図の帯電器2の代り
に、露光ランプとコロナ放電器の組合せから成る
一次帯電器32(電荷注入し得る感光体である場
合は露光ランプを省略し得る。)とコロナ放電器
から成る二次帯電器33を設けた点であり、その
他は第1図の記録装置におけると同様である。し
たがつて、第1図におけると同一機能部材は同一
符号で示している。なお、一次帯電器32および
二次帯電器33のコロナ放電器には、図示のよう
にスコロトロンコロナ放電器を用いるのが好まし
い。
この記録装置においては、除電された像形成体
1′の表面を一次帯電器32の露光ランプで照射
しながら(先に触れたように、露光ランプの照射
を必要としない場合もある。)コロナ放電器で帯
電させると、像形成体1′は、光導電性感光層
1′bおよび透明絶縁表層1′cの表面が第9図A
に見るように電荷をもつ。この帯電した像形成体
1′の表面に対して、二次帯電器33がコロナ放
電を行うと、今度は光導電性感光層1′bが絶縁
性であるから、透明絶縁表層1′cの表面の電荷
のみが減少して、像形成体1′の帯電は第9図B
に見るように変化する。この二次帯電した像形成
体1′の表面に像露光が入射すると、露光部PH
における光導電性感光層1′bの表面電荷が減少
し、非露光部DAにおいては依然として元のまゝ
電荷が残るから、像形成体1′の帯電は第9図C
に見るように変化する。この間の像形成体1′の
表面電位の変化を示したのが第10図であり、第
10図におけるA,B,Cの状態の電位はそれぞ
れ第9図A,B,Cの帯電状態に対応する。すな
わち、像露光が入射した露光部PHの電位は第1
0図にC(PH)で示す表面電位となるのに対し
て、像露光が入射しなかつた非露光部DAの電位
は第10図にBで示す表面電位とほゞ同じC
(DA)であるから、この背景電位に対して像露
光によりC(PH)で示す表面電位の静電像が形
成されたことになる。この静電像は、通常の電子
写真複写機におけると同様、露光部PHを潜像と
逆極性に帯電する現像剤によつてクーロン引力に
より現像することができる。なお、1′aはアル
ミニウム等から成る導電性基体である。
以上のような第8図の記録装置によつて、現像
がクーロン引力により行われる第11図乃至第1
4図に示したような本発明の方法を実施すること
ができる。なお、第11図乃至第14図も第2回
の現像が行われた段階までを示している。
第11図は、第8図の記録装置により、除電器
13で除電され、クリーニング装置14でクリー
ニングされて、電位が0となつている像形成体
1′の表面に一次帯電器32によつて前述のよう
に一次帯電を施し、次いでその表面に二次帯電器
33によつて二次帯電を施した後、第1図におけ
ると同様の像露光装置4によつて第1回像露光を
行い、そして形成された露光部PHの電位の絶対
値が非露光部DAの背景部電位のそれよりも大な
る静電像を第1回像露光に対応した色の静電像と
逆極性に帯電するトナーが現像剤として用いられ
ている現像器5〜8のうちのいずれかの現像器に
よつて第1回現像し、この現像された静電像形成
部分は逆極性に帯電したトナーが付着して表面電
位が低下し、そこには像露光だけを行つても静電
像の形成はされないから、2回転目の像露光の前
に再び二次帯電器33によつて像形成体1′の表
面に放電を行つて前の現像された静電像形成部分
にも静電像が形成されるようにし、そきで、再び
同じ像露光装置4によつて、前の像露光と同じス
ポツトで位置が少くとも一部は重なるように第2
回像露光し、次いで第2回像露光に対応した色の
帯電特性は第1回現像におけると同じトナーを現
像剤として用いている別の現像器によつて現像
し、以下同様に第3回、第4回静電像形成並びに
現像を繰返して、カラー画像が形成された後は第
4図乃至第7図の例におけると同様にカラー画像
記録の1サイクルが完了する本発明記録方法の実
施例を示している。この例によれば、現像が総べ
て静電像に逆極性に帯電するトナーを付着させる
ことによつて行われるから、各色の現像濃度を制
御することが第4図乃至第7図の例に較べて容易
である。
第12図は、第1回現像後第2回像露光を行う
までの間に、二次帯電器33による二次帯電を行
うだけではなく、その前に一次帯電器32によつ
て一次帯電を行うようにしている点、あるいはさ
らに、一次帯電の前に除電器13によつて除電も
行うようにしている点が第11図の例とは異なる
本発明の実施例を示している。この例によれば、
先に付着したトナーTの上に同じような濃度で後
からトナーT′を付着させることができるように
なる。
第13図及び第14図は、第2回像露光を第6
図や第7図の例におけると同様スポツト径を変化
させて行うようにした点がそれぞれ第11図及び
第13図の例と異なる本発明方法の例を示してい
る。これらの例によれば、第6図や第7図の例に
おけると同様、色混合による濁りがなくなる等の
結果が得られる。
次に、以上述べた第4図乃至第7図の実施例と
第11図乃至第14図の実施例をより具体的にそ
れぞれ実施例1〜8として説明する。
実施例 1 第1図の記録装置を用いた。但し、露光ランプ
3は用いず像形成体1はSe感光体表層を有する
ものであり、その周速は180mm/secとした。この
像形成体1の表面をスコロトロンコロナ放電器を
用いた帯電器2により+500Vに帯電し、その帯
電面にHe−Neレーザーを用いた第2図のレーザ
ービームスキヤナにより16スポツト/mmの密度で
第1回像露光を行つた。
その結果、像形成体1には背景部電位+500V
に対して露光部の電位が+30Vの静電像が形成さ
れた。この静電像を第3図に示したような現像器
5により第1回現像した。
現像器5には、マグネタイトを樹脂中に50wt
%分散含有した平均粒径が30μm、磁化が
30emu/g、抵抗率が1014Ωcm以上のキヤリヤ
と、スチレン−アクリル樹脂にイエロー顔料とし
てベンジジン誘導体10重量部とその他荷電制御剤
とを加えた平均粒径が10μmの非磁性トナーとか
ら成る現像剤をトナーのキヤリヤに対する比率が
20wt%になる条件で用いた。また、現像スリー
ブ22の外径は30mm、その回転数は100rpm、磁
石体23のN,S磁極の磁束密度は1000ガウス、
回転数は1000rpm、現像域での現像剤層の厚さ
0.7mm、、現像スリーブ22と像形成体1との間隙
0.8mm、現像スリーブ22には+400Vの直流電圧
と1.5kHz,1000Vの交流電圧の重畳電圧を印加す
る非接触ジヤンピング現像条件によつた。
現像器5で静電像を現像している間は、他の同
じく第3図に示したような現像器6〜8を現像を
行わない状態に保つた。それは、現像スリーブ2
2を電源30から切離してフローテイング状態と
すること、あるいは接地すること、または積極的
に現像スリーブ22に像形成体1の帯電と逆極性
すなわちトナーの帯電とも逆極性の直流バイアス
電圧を印加することによつて達成され、中でも直
流バイアス電圧を印加することが好ましい。現像
器6〜8も現像器5と同じく非接触ジヤンピング
現像条件で現像するものとしているから、現像ス
リーブ22上の現像剤層は特に除去しなくてもよ
い。この現像器6には現像器5の現像剤のトナー
がイエロー顔料の代りにマゼンタ顔料としてポリ
タングストリン酸を含むトナーに変えられた構成
の現像剤を用い、現像器7には同じくトナーがシ
アン顔料として銅フタロシアニンを含むトナーに
変えられた構成の現像剤を用い、現像器8には同
じくトナーが黒色顔料としてカーボンブラツクを
含むトナーに変えられた構成の現像剤を用いた。
勿論、カラートナーとして他の顔料や染料による
ものを用いることもできるし、また、先にも触れ
たように、現像する色の順番したがつて現像器の
順番も適当に決定し得る。
第1回現像の行われた像形成体1の表面に対し
ては、転写前露光ランプ1を作用させる一方、除
電器13、クリーニング装置14を作用させるこ
となく、2回転目にまた帯電器2で+500Vに第
2回帯電を行つてから、再び同じレーザービーム
スキヤナによりスポツト位置を重ね同じスポツト
密度で第2回像露光を行い、次いで現像器6によ
りマゼンタトナーの第2回現像を行つた。同様に
現像器7によるシアントナーの第3回現像と現像
器8による黒色トナーの第4回現像を繰返した。
なお、上記各現像については、像形成体1の表面
電位の変化や現像特性あるいは色再現性等に合わ
せて、適当に現像スリーブ22に印加する電圧の
直流バイアス成分や交流成分の振幅、周波数、時
間選択変換の選択時間等を変え、各色の現像濃度
を調整するようにできる。
第4回現像が行われて像形成体1上に4色のカ
ラー画像が形成されたら、それを転写前帯電器9
や転写前露光ランプ10で転写され易くして、転
写器11で記録体Pに転写し、定着器12によつ
て定着した。カラー画像を転写した像形成体1
は、除電器13によつて除電され、クリーニング
装置14のクリーニングブレードやフアーブラシ
の当接によつて表面から残留トナーを除かれて、
カラー画像形成の行われた面がクリーニング装置
14を通過した時点で完全にカラー画像記録の一
サイクル工程を終了した。
以上によつて記録されたカラー画像は、混色に
よる色の濁は見られたが、スポツト画素の密度が
高く、繊細に図柄の表現されたものであつた。
実施例 2 実施例1と同じ第1図の記録装置を用いた。但
し、この場合は、露光ランプ3が設けられてい
る。そして、現像において現像スリーブ21に+
400Vの直流電圧と2kHz,100Vの交流電圧の重畳
電圧を印加するようにした以外は、実施例1と全
く同じ条件で、第1回現像までを行つた。次いで
2回転目に、第1回現像の行われた像形成体1の
表面に帯電器2で+600Vに第2回帯電を行い、
さらにその表面に露光ランプ3で一様弱露光を行
い、表面電位を+500Vにした。それによつて第
1回現像でトナーTの付着した部分の表面電位は
+500Vよりも若干高い状態となつた。そこで、
この像形成体1の表面に実施例1と同様に第2回
像露光と第2回現像を行つた。以上の帯電、一様
弱露光、像露光および現像を第3回、第4回と繰
返して、実施例1と同様にカラー画像記録を行つ
た。
記録されたカラー画像は、混色部分における色
調が実施例1のものに比較すると先に現像された
色が些かに強調されているように見られる以外
は、実施例1のものと変らない繊細に表現された
ものであつた。
なお、この例で帯電と一様弱露光の代りに、転
写前露光ランプ10や除電器13の露光ランプを
利用して一様露光を行つてから帯電器2により帯
電するようにしても同様の効果が得られる。
実施例 3 実施例1と同じ記録装置を用いた。そして、レ
ーザービームスキヤナのレンズ装置21による切
換えにより第1回像露光は直径20μmのスポツト、
第2回像露光は直径が30μmのスポツト、第3回
像露光は直径が40μmのスポツト、第4回は直径
が50μmのスポツトで、同じくスポツト位置、同
じ16スポツト/mmの密度で行い、それによつて+
600Vの背景部電位に対して+50Vの静電像を形
成して、現像において現像スリーブ22に+
450Vの直流電圧と1.5kHz、1000Vの交流電圧の
重畳電圧を印加するようにし、黒、シアン、マゼ
ンタ、イエロートナーの順に重ね合わせるように
した以外は、実施例1と全く同様にカラー画像の
記録を行つた。
記録されたカラー画像は、混色による濁りが殆
んど見られず、繊細で鮮明な色調のものであつ
た。
なお、この例では、第1回現像と第2回像露光
の間の帯電、すなわち先の現像と次の像露光の間
の帯電を省略しても変らないカラー画像を得るこ
とができる。
実施例 4 実施例2と同じ記録装置を用いた。そして、像
露光を実施例3と同じに行つて同じに静電像を形
成するようにし、現像において現像スリーブ22
に+450Vの直流電圧と2kHz、500Vの交流電圧の
重畳電圧を印加するようにした以外は、実施例2
と全く同じ条件でカラー画像の記録を行つた。
記録されたカラー画像は実施例3によるものと
殆んど変らない、繊細で鮮明な色調のものであつ
た。
実施例 5 第8図の記録装置を用いた。像形成体1′は、
厚さ30μmのCdS感光体層上に厚さ20μmの透明絶
縁体表層を設けたものであり、その周速を
180m/secとした。この像形成体1′に一次帯電
器32の露光ランプで一様露光を行いながら直流
のスコロトロンコロナ放電器で表面電位が+
1000Vになるように一次帯電を行つた。次に交流
成分をもつスコロトロンコロナ放電器から成る二
次帯電器33で像形成体1′の表面電位が−100V
になるように帯電した。この帯電面にHe−Neレ
ーザーを用いた第3図のレーザービームスキヤナ
で16スポツト/mmの密度で第1回像露光を行い、
−100Vの背景部電位に対して+200Vの電位を示
す静電像を形成した。この静電像を現像スリーブ
22に1.5kHz、1000Vの交流電圧成分のみを印加
するようにし、トナーの帯電極性が静電像と逆極
性である以外は実施例1におけると同じ条件で現
像器5により第1回現像し、そして、この場合
は、像形成体1′の2回転目に再び二次帯電器3
3による二次帯電を行つてから、実施例1におけ
ると同様に第2回像露光および第2回現像を行つ
た。以下同様に二次帯電、像露光および現像を第
3図、第4図と繰返して、後は実施例1における
と同様にカラー画像の記録を行つた。
この例では、現像がクーロン引力によつて行わ
れるから、記録カラー画像の濃度調整が静電像に
同極性に帯電するトナーを付着させる現像法によ
る実施例1〜4の場合よりも容易に行うことがで
き、記録されたカラー画像は実施例1によるもの
と同じ様な色調のものであつた。
実施例 6 像形成体1′が厚さ10μmのα−Si感光体層上に
厚さ10μmの透明絶縁体表層を設けたものであり、
一次帯電器32では+700Vに一次帯電し、二次
帯電器33ではそれを0Vに二次帯電してレーザ
ービームスキヤナによる像露光においては、背景
部電位0Vに対して、第1回が+300V、第2回以
降も同様の静電像が形成されるようにし、現像に
おける現像スリーブ22に印加する電圧を+
100Vの直流電圧と500Hz、400Vの交流電圧の重
畳電圧として、第2回以降の像露光の前にも除電
器13による除電と、一次帯電器32による上述
の一次帯電、および二次帯電器33による上述の
二次帯電を施すようにした以外は実施例5と同じ
条件でカラー画像の記録を行つた。
この例では、記録されたカラー画像の色調は実
施例1によるものと以ており、さらに各色の濃度
を一層調整することができた。
実施例 7 レーザービームスキヤナによる像露光を、実施
例3におけると同様に、第1回は直径20μmのス
ポツト、第2回は直径が30μmのスポツト、第3
回は直径が40μmのスポツト、第4回は直径が
50μmのスポツトで、同じスポツト位置、同じ16
スポツト/mmの密度で行つて、背景部電位−
100Vに対して+400Vの電位の静電像を形成し、
黒、シアン、マゼンタ、イエロートナーの順に重
ね合わせるようにした以外は実施例5と全く同じ
条件でカラー画像の記録を行つた。
記録されたカラー画像は、実施例3によるもの
と同様の色調のものであつたが、よりトーンの明
瞭なものであつた。
この例においても勿論各色の濃度調整は容易に
できる。
実施例 8 レーザービームスキヤナによる像露光を実施例
7におけると同じスポツトおよびスポツト密度等
によるものとして、背景部電位の0Vに対して毎
回+300Vの電位の静電像を形成するようにした
以外は全く実施例6と同じ条件でカラー画像の記
録を行つた。
記録されたカラー画像は、実施例7によるもの
と殆んど変らないようなものであつた。
この例においても各色の濃度調整が容易に行わ
れることは勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スポツト密度を細かくするこ
とができて、精細なカラー画像を記録することが
でき、また、色混合を生ぜしめないようにもでき
て、澄んだ色調のカラー画像を記録することもで
き、さらに、静電像の形成が同一の装置によつて
行われるから、記録装置を小型に安価に構成する
ことができるし、像露光の像形成体に対する同期
制御が行い易いと云う優れた効果が得られる。
なお、本発明は、像形成体がベルト状やシート
状のものに対しても適用できるし、あるいは、像
形成体がエレクトロフアツクス紙のように基体上
に取付けられるものであつて、その上に形成され
たトナーによるカラー画像を転写することなく定
着するようなものであつてもよい。その場合は、
カラートナーの重ね合わせ順を考慮する必要性が
高いが、一方、転写前ランプや転写器、さらには
クリーニング装置等も不要となると云う利点があ
る。尤も、転写前ランプや除電器は、トナーが特
定の極性と帯電量をもつていて転写されるような
場合には、省略することができる。また、転写
は、コロナ転写以外に、バイアスローラ転写や粘
着転写あるいは中間転写体を介する圧力転写でも
よい。定着も熱ローラ定着に限られるものでもな
いこと勿論である。
本発明における実施例5〜8に示した方法は、
一次帯電と二次帯電の強さのバランスにより、画
像部と非画像部の電位の極性を逆にできることは
大きな利点であるが、それを同極性とし、かつ、
現像バイアス条件を変化させることによつても現
像することはむろん可能である。このときの電位
は、第7〜12図における0電位を上あるいは下
にシフトした関係がそのまま成立する。それに応
じて現像バイアスを変化すれば、同様な現像が可
能である。また、これらの方法は、NP法、KIP
法にも適用できることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する記録装置の一
例を示す構成概要図、第2図は像露光のためのレ
ーザービームスキヤナの概要構成図、第3図は現
像器の一例を示す部分断面図、第4図乃至第7図
はそれぞれ第1図の記録装置によつて実施される
本発明の方法の実施フローチヤート、第8図は記
録装置の他の一例を示す構成概要図、第9図は第
8図の記録装置における静電像の形成過程を模式
的に示した像形成体の帯電状態変化図、第10図
は同じく像形成体の表面電位変化チヤート、第1
1図乃至第14図はそれぞれ第8図の記録装置に
よつて実施される本発明の方法の実施フローチヤ
ートである。 1,1′……像形成体、2……帯電器、3……
露光ランプ、4……像露光装置、5〜8……現像
器、9……転写前帯電器、10……転写前露光ラ
ンプ、11……転写器、12……定着器、13…
…除電器、14……クリーニング装置、15……
レーザー、16……音響光学変調器、17……ミ
ラースキヤナ、18……結像用f−θレンズ、1
9,20……ミラー、21……レンズ装置、22
……現像スリーブ、23……磁石体、24……層
厚規制ブレード、25……スクレーパブレード、
26……撹拌回転体、27……現像剤溜り、28
……トナーホツパー、29……トナー補給ロー
ラ、30……電源、31……保護抵抗、32……
一次帯電器、33……二次帯電器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 像形成体の表面に帯電と少くとも繰返される
    像露光とその都度現像器によるシアン、マゼン
    タ、イエロー、黒のトナーでの現像とを行つて、
    像形成体上で4色の色トナー像を重ね合わせるカ
    ラー画像記録方法において、前記像露光をスポツ
    ト分布露光として、先の像露光のスポツト位置と
    後の像露光のスポツト位置を重ねるようにしたこ
    とを特徴とするカラー画像記録方法。 2 前記先の像露光のスポツト径と後の像露光の
    スポツト径を変えるようにした特許請求の範囲第
    1項記載のカラー画像記録方法。 3 前記繰返される像露光が同一の装置によつて
    行われる特許請求の範囲第1項または第2項記載
    のカラー画像記録方法。 4 前記繰返される像露光の前にその都度帯電が
    行われる特許請求の範囲第1項乃至第3項記載の
    カラー画像記録方法。 5 前記現像を現像器で形成した現像剤層を像形
    成体の表面に接触させない条件で行う特許請求の
    範囲第1項乃至第4項記載のカラー画像記録方
    法。
JP58187000A 1983-10-03 1983-10-07 カラ−画像記録方法 Granted JPS6095456A (ja)

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