JP2532502B2 - カラ−電子写真装置 - Google Patents
カラ−電子写真装置Info
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- JP2532502B2 JP2532502B2 JP62213587A JP21358787A JP2532502B2 JP 2532502 B2 JP2532502 B2 JP 2532502B2 JP 62213587 A JP62213587 A JP 62213587A JP 21358787 A JP21358787 A JP 21358787A JP 2532502 B2 JP2532502 B2 JP 2532502B2
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- Japan
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- toner
- photoconductor
- charging belt
- developing
- developing tank
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静電転写型複写機や、レーザプリンタ等の
カラー電子写真装置に関するものである。
カラー電子写真装置に関するものである。
カラー電子写真装置には、例えば、感光体である帯電
ベルトが設けられ、この帯電ベルトに複写原稿や画像デ
ータに基づく露光を行うことによって帯電潜像が形成さ
れるようになっている。この帯電潜像は、例えば、3原
色であるイエロー、マゼンタ、シアンなどの各色に対応
して形成され、それぞれの色を呈するトナーを付着させ
ることによって現像されるようになっている。
ベルトが設けられ、この帯電ベルトに複写原稿や画像デ
ータに基づく露光を行うことによって帯電潜像が形成さ
れるようになっている。この帯電潜像は、例えば、3原
色であるイエロー、マゼンタ、シアンなどの各色に対応
して形成され、それぞれの色を呈するトナーを付着させ
ることによって現像されるようになっている。
トナーを収容する現像槽は、それぞれの色のトナーご
とに設けられている。現像槽には、混色を防止するため
のトナー付着防止手段であるシャッタが設けられ、それ
ぞれの現像槽が収容するトナーの色に対応した帯電潜像
を現像するときにだけ開いて帯電ベルトにトナーを現像
し得るようになっている。
とに設けられている。現像槽には、混色を防止するため
のトナー付着防止手段であるシャッタが設けられ、それ
ぞれの現像槽が収容するトナーの色に対応した帯電潜像
を現像するときにだけ開いて帯電ベルトにトナーを現像
し得るようになっている。
それぞれの色のトナーによって現像された像は順次被
転写手段に転写される。このときに、帯電ベルトに付着
したトナーのうち、一部は被転写手段に転写されずに帯
電ベルトに付着したまま残る。そのまま新たな露光、お
よび現像を行うと、画像が汚れて画像品質が低下するた
め、帯電ベルトの表面に当接するクリーナブレードを設
けて、帯電ベルトに残存付着しているトナーを除去する
ようになっていた。
転写手段に転写される。このときに、帯電ベルトに付着
したトナーのうち、一部は被転写手段に転写されずに帯
電ベルトに付着したまま残る。そのまま新たな露光、お
よび現像を行うと、画像が汚れて画像品質が低下するた
め、帯電ベルトの表面に当接するクリーナブレードを設
けて、帯電ベルトに残存付着しているトナーを除去する
ようになっていた。
上記従来のカラー電子写真装置では、帯電ベルトにお
ける帯電潜像の形成された部分が、露光位置から現像槽
の位置にまで移動する間や、現像槽の位置から被転写手
段への転写位置にまで移動する間などには、何れのシャ
ッタも閉じているので、帯電ベルトにはトナーが全く付
着しない。
ける帯電潜像の形成された部分が、露光位置から現像槽
の位置にまで移動する間や、現像槽の位置から被転写手
段への転写位置にまで移動する間などには、何れのシャ
ッタも閉じているので、帯電ベルトにはトナーが全く付
着しない。
ところが、帯電ベルトに付着したトナーが完全に除去
されて帯電ベルトが清浄になり過ぎると、今度は、帯電
ベルトとクリーナブレードとが密着しやすくなる。その
ために、帯電ベルトとクリーナブレードとの摩擦による
異音、いわゆる鳴きが生じたり、クリーナブレードの先
端が帯電ベルトにつられて引っ張られ、反り返ってしま
ったりすることがあるという問題点を有していた。
されて帯電ベルトが清浄になり過ぎると、今度は、帯電
ベルトとクリーナブレードとが密着しやすくなる。その
ために、帯電ベルトとクリーナブレードとの摩擦による
異音、いわゆる鳴きが生じたり、クリーナブレードの先
端が帯電ベルトにつられて引っ張られ、反り返ってしま
ったりすることがあるという問題点を有していた。
本発明に係るカラー電子写真装置は、上記の問題点を
解決するために、露光されることによって帯電潜像を形
成する感光体と、それぞれ異なる色のトナーを収容し、
感光体にそれぞれのトナーを付着させることにより帯電
潜像を現像する複数の現像槽と、それぞれの現像槽内に
設けられ、マグネットローラにおけるトナーの穂立ちの
形成を阻止してトナーが感光体に付着するのを防ぐトナ
ー付着防止手段と、現像により感光体に付着したトナー
を被転写手段に転写した後に、感光体に残存付着してい
るトナーを除去するクリーナブレードとを備えたカラー
電子写真装置において、感光体が回転し、感光体におけ
る現像のなされない部分が、何れかの現像槽を通過する
ときに、その現像槽におけるトナー付着防止手段の付着
防止状態を解除してトナーが感光体に付着し得るように
制御する制御手段を備えたことを特徴としている。
解決するために、露光されることによって帯電潜像を形
成する感光体と、それぞれ異なる色のトナーを収容し、
感光体にそれぞれのトナーを付着させることにより帯電
潜像を現像する複数の現像槽と、それぞれの現像槽内に
設けられ、マグネットローラにおけるトナーの穂立ちの
形成を阻止してトナーが感光体に付着するのを防ぐトナ
ー付着防止手段と、現像により感光体に付着したトナー
を被転写手段に転写した後に、感光体に残存付着してい
るトナーを除去するクリーナブレードとを備えたカラー
電子写真装置において、感光体が回転し、感光体におけ
る現像のなされない部分が、何れかの現像槽を通過する
ときに、その現像槽におけるトナー付着防止手段の付着
防止状態を解除してトナーが感光体に付着し得るように
制御する制御手段を備えたことを特徴としている。
上記の構成により、例えば、感光体における帯電潜像
の形成された部分が、露光位置から現像槽の位置にまで
移動する間や、現像槽の位置から被転写手段への転写位
置にまで移動する間などでも、感光体が回転し、感光体
における現像のなされない部分が何れかの現像槽を通過
するときに、その現像槽に設けられるトナー付着防止手
段の付着防止状態が制御手段によって解除される。すな
わち、マグネットローラにおけるトナーの穂立ちの形成
の阻止が解除される。
の形成された部分が、露光位置から現像槽の位置にまで
移動する間や、現像槽の位置から被転写手段への転写位
置にまで移動する間などでも、感光体が回転し、感光体
における現像のなされない部分が何れかの現像槽を通過
するときに、その現像槽に設けられるトナー付着防止手
段の付着防止状態が制御手段によって解除される。すな
わち、マグネットローラにおけるトナーの穂立ちの形成
の阻止が解除される。
この場合、感光体における帯電潜像の形成された部分
以外は除電されているので、トナーが多量に付着するこ
とはないが、ごく微量のトナーだけが感光体の表面に付
着する。この微量のトナーが潤滑剤として作用し、感光
体とクリーナブレードとの間の摩擦係数が小さくなる。
以外は除電されているので、トナーが多量に付着するこ
とはないが、ごく微量のトナーだけが感光体の表面に付
着する。この微量のトナーが潤滑剤として作用し、感光
体とクリーナブレードとの間の摩擦係数が小さくなる。
したがって、感光体とクリーナブレードとの摩擦によ
る異音、いわゆる鳴きの発生や、クリーナブレードの先
端が感光体につられて引っ張られることによる反り返り
を防止することができる。
る異音、いわゆる鳴きの発生や、クリーナブレードの先
端が感光体につられて引っ張られることによる反り返り
を防止することができる。
本発明の一実施例としてカラー複写機に適用した場合
の例について第1図ないし第4図に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
の例について第1図ないし第4図に基づいて説明すれ
ば、以下の通りである。
露光されることによって帯電潜像を形成する感光体で
ある帯電ベルト11は、第1図に示すように、ドライブロ
ーラ12とドリブンローラ13との間に張り渡されている。
ある帯電ベルト11は、第1図に示すように、ドライブロ
ーラ12とドリブンローラ13との間に張り渡されている。
帯電ベルト11の上方には、ドリブンローラ13からドラ
イブローラ12に向けて、帯電ベルト11に電荷を帯電させ
るメインチャージャ14と、帯電ベルト11を複写原稿に基
づいで露光する露光装置15と、イエロー、マゼンタ、シ
アン、および黒色を呈するトナーをそれぞれ収容し、露
光によって形成された帯電潜像を現像する現像槽16〜19
とが、順に設けられている。
イブローラ12に向けて、帯電ベルト11に電荷を帯電させ
るメインチャージャ14と、帯電ベルト11を複写原稿に基
づいで露光する露光装置15と、イエロー、マゼンタ、シ
アン、および黒色を呈するトナーをそれぞれ収容し、露
光によって形成された帯電潜像を現像する現像槽16〜19
とが、順に設けられている。
また、ドライブローラ12の近傍には、帯電ベルト11に
付着したトナーを被転写手段である複写紙21に転写させ
る転写チャージャ22が設けられている。
付着したトナーを被転写手段である複写紙21に転写させ
る転写チャージャ22が設けられている。
帯電ベルト11の下方には、帯電ベルト11に当接し、複
写紙21に転写されず帯電ベルト11に残存付着しているト
ナーを除去するクリーナブレード23が設けられている。
帯電ベルト11の下方におけるドリブンローラ13の近傍に
は、帯電ベルト11を除電する除電ランプ24が設けられて
いる。
写紙21に転写されず帯電ベルト11に残存付着しているト
ナーを除去するクリーナブレード23が設けられている。
帯電ベルト11の下方におけるドリブンローラ13の近傍に
は、帯電ベルト11を除電する除電ランプ24が設けられて
いる。
上記現像槽16には、第2図に示すように、本体31の下
部に磁性を帯びたマグネットローラ32が回動自在に設け
られている。このマグネットローラ32の周囲には、マグ
ネットローラ32の磁力により現像剤が付着して穂立ちと
しての穂41を形成し、この穂41が帯電ベルト11に接触す
ることによって帯電ベルト11の帯電部分にトナーが付着
するようになっている。
部に磁性を帯びたマグネットローラ32が回動自在に設け
られている。このマグネットローラ32の周囲には、マグ
ネットローラ32の磁力により現像剤が付着して穂立ちと
しての穂41を形成し、この穂41が帯電ベルト11に接触す
ることによって帯電ベルト11の帯電部分にトナーが付着
するようになっている。
マグネットローラ32の側方には、半円筒状のシャッタ
33が回動自在に設けられている。このシャッタ33は、回
動してマグネットローラ32との隙間を閉じたときに、マ
グネットローラ32に付着した現像剤が下方に運ばれない
ようにすることにより、穂41の形成を阻止してトナーが
帯電ベルト11に付着するのを防止するトナー付着防止手
段として作用するようになっている。
33が回動自在に設けられている。このシャッタ33は、回
動してマグネットローラ32との隙間を閉じたときに、マ
グネットローラ32に付着した現像剤が下方に運ばれない
ようにすることにより、穂41の形成を阻止してトナーが
帯電ベルト11に付着するのを防止するトナー付着防止手
段として作用するようになっている。
マグネットローラ32の上方には、シャッタ33が閉じた
ときに、マグネットローラ32の表面に付着している現像
剤を汲み上げるマグネットローラ34が設けられている。
マグネットローラ34の上方には、本体31の上部に設けら
れたホッパ35から供給ローラ36によって供給されたトナ
ーを現像剤と混合する撹拌ローラ37・38が設けられてい
る。
ときに、マグネットローラ32の表面に付着している現像
剤を汲み上げるマグネットローラ34が設けられている。
マグネットローラ34の上方には、本体31の上部に設けら
れたホッパ35から供給ローラ36によって供給されたトナ
ーを現像剤と混合する撹拌ローラ37・38が設けられてい
る。
上記マグネットローラ32、マグネットローラ34、供給
ローラ36、および撹拌ローラ37・38は、それぞれ、図示
しない駆動手段によって矢印A〜Eで示す方向に回転す
るようになっている。また、シャッタ33は、図示しない
駆動手段に駆動されて開閉するようになっている。
ローラ36、および撹拌ローラ37・38は、それぞれ、図示
しない駆動手段によって矢印A〜Eで示す方向に回転す
るようになっている。また、シャッタ33は、図示しない
駆動手段に駆動されて開閉するようになっている。
一方、現像槽17〜19は、ともに上記現像槽16と同様の
構成を成し、それぞれの現像槽16〜19におけるシャッタ
33は、開閉を制御する制御手段39に接続されている。
構成を成し、それぞれの現像槽16〜19におけるシャッタ
33は、開閉を制御する制御手段39に接続されている。
制御手段39は、帯電ベルト11における帯電潜像の形成
された部分が現像槽16〜19の下方を通過するときに、帯
電潜像に対応する色のトナーを収容する現像槽16〜19の
シャッタ33を開いて現像するとともに、帯電ベルト11に
おける何れの色のトナーによっても現像されない部分が
通過するときには、何れかの現像槽のシャッタ33を開い
てトナーが帯電ベルト11に付着し得るように制御するよ
うになっている。
された部分が現像槽16〜19の下方を通過するときに、帯
電潜像に対応する色のトナーを収容する現像槽16〜19の
シャッタ33を開いて現像するとともに、帯電ベルト11に
おける何れの色のトナーによっても現像されない部分が
通過するときには、何れかの現像槽のシャッタ33を開い
てトナーが帯電ベルト11に付着し得るように制御するよ
うになっている。
上記の構成において、複写機に電源が投入されると、
第4図に示すように、ドライブローラ12が回転して複写
機の各部を初期状態に設定する。そこで帯電ベルト11
は、第3図に示すように、aとbとで示す位置間の距離
だけ移動し、bで示す部分が現像槽19の下方に到る。こ
の間、制御手段39は現像槽19のシャッタ33を開いて黒色
のトナーを帯電ベルト11におけるa−b間の部分に付着
させる。
第4図に示すように、ドライブローラ12が回転して複写
機の各部を初期状態に設定する。そこで帯電ベルト11
は、第3図に示すように、aとbとで示す位置間の距離
だけ移動し、bで示す部分が現像槽19の下方に到る。こ
の間、制御手段39は現像槽19のシャッタ33を開いて黒色
のトナーを帯電ベルト11におけるa−b間の部分に付着
させる。
この場合、帯電ベルト11におけるa−b間の部分は帯
電していないので、トナーが多量に付着することはない
が、ごく微量のトナーだけが帯電ベルト11の表面に付着
する。
電していないので、トナーが多量に付着することはない
が、ごく微量のトナーだけが帯電ベルト11の表面に付着
する。
次に、図示しない複写開始スイッチが操作されると、
複写開始信号に基づいてドライブローラ12が回転し、帯
電ベルト11が移動する。そこで、帯電ベルト11における
c−d、e−f、およびg−h間の部分は、メインチャ
ージャ14の下方を通過するときに帯電し、露光装置15に
よる露光位置を通過するときに、それぞれ、イエロー、
マゼンタ、およびシアンに対応した露光がなされて帯電
潜像が形成される。
複写開始信号に基づいてドライブローラ12が回転し、帯
電ベルト11が移動する。そこで、帯電ベルト11における
c−d、e−f、およびg−h間の部分は、メインチャ
ージャ14の下方を通過するときに帯電し、露光装置15に
よる露光位置を通過するときに、それぞれ、イエロー、
マゼンタ、およびシアンに対応した露光がなされて帯電
潜像が形成される。
また、制御手段39は、上記帯電ベルト11におけるc−
dの部分が現像槽16の下方を通過するときに、現像槽16
のシャッタ33を開いてイエローの現像を行う。同様に、
制御手段39は、帯電ベルト11におけるe−f、およびg
−hの部分が現像槽17、および現像槽18の下方を通過す
るときに、それぞれのシャッタ33を開いてマゼンタ、お
よびシアンの現像を行う。
dの部分が現像槽16の下方を通過するときに、現像槽16
のシャッタ33を開いてイエローの現像を行う。同様に、
制御手段39は、帯電ベルト11におけるe−f、およびg
−hの部分が現像槽17、および現像槽18の下方を通過す
るときに、それぞれのシャッタ33を開いてマゼンタ、お
よびシアンの現像を行う。
このようにして現像されたイエロー、マゼンタ、およ
びシアンの像は、順次複写紙21に重ねて転写され、複写
像が形成される。ドライブローラ12は、それぞれの像の
転写が完了した後、複写機の各部が初期状態に復帰し、
帯電ベルト11におけるiの部分が現像槽19の下方に到っ
た位置で停止する。
びシアンの像は、順次複写紙21に重ねて転写され、複写
像が形成される。ドライブローラ12は、それぞれの像の
転写が完了した後、複写機の各部が初期状態に復帰し、
帯電ベルト11におけるiの部分が現像槽19の下方に到っ
た位置で停止する。
この間に、現像によって帯電ベルト11に付着したトナ
ーのうち、複写紙21に転写されずに帯電ベルト11に残存
付着しているトナーは、クリーナブレード23によっで除
去される。
ーのうち、複写紙21に転写されずに帯電ベルト11に残存
付着しているトナーは、クリーナブレード23によっで除
去される。
一方、帯電ベルト11におけるb−c間、d−e間、f
−g間、およびh−i間の部分が、現像槽19の下方を通
過するときには、制御手段39が現像槽19のシャッタ33を
開いて、前記a−b間の部分と同様に微量のトナーを付
着させる。それゆえ、帯電ベルト11の表面には、現像さ
れない部分であっても、上記黒色の微量のトナーが付着
している。
−g間、およびh−i間の部分が、現像槽19の下方を通
過するときには、制御手段39が現像槽19のシャッタ33を
開いて、前記a−b間の部分と同様に微量のトナーを付
着させる。それゆえ、帯電ベルト11の表面には、現像さ
れない部分であっても、上記黒色の微量のトナーが付着
している。
そこで、帯電ベルト11とクリーナブレード23との間に
は、常に多少のトナ一が介在し、このトナーが潤滑剤と
して作用する。したがって、帯電ベルト11とクリーナブ
レード23との間の摩擦係数が小さくなるので、帯電ベル
ト11とクリーナブレード23との摩擦による異音、いわゆ
る鳴きの発生や、クリーナブレード23の先端が帯電ベル
ト11につられて引っ張られることによる反り返りを確実
に防止することができる。
は、常に多少のトナ一が介在し、このトナーが潤滑剤と
して作用する。したがって、帯電ベルト11とクリーナブ
レード23との間の摩擦係数が小さくなるので、帯電ベル
ト11とクリーナブレード23との摩擦による異音、いわゆ
る鳴きの発生や、クリーナブレード23の先端が帯電ベル
ト11につられて引っ張られることによる反り返りを確実
に防止することができる。
なお、上記のように黒色のトナーを収容する現像槽19
を備えることにより、通常最も多く行われる白黒画像の
複写をも行うことができるうえ、帯電ベルト11における
現像されない部分に、黒色のトナーを付着させることに
より、イエロー、マゼンタ、およびシアンの色を呈した
トナーを収容するそれぞれの現像槽16〜18における現像
剤の疲労度合を同等に保つことが容易にできるという効
果をも得られる。
を備えることにより、通常最も多く行われる白黒画像の
複写をも行うことができるうえ、帯電ベルト11における
現像されない部分に、黒色のトナーを付着させることに
より、イエロー、マゼンタ、およびシアンの色を呈した
トナーを収容するそれぞれの現像槽16〜18における現像
剤の疲労度合を同等に保つことが容易にできるという効
果をも得られる。
一方、帯電ベルト11における現像されない部分に付着
させるトナーは、黒色に限らず、いずれかの色のトナー
でも同じ効果を得ることができる。それゆえ、イエロ
ー、マゼンタ、およびシアンの色を呈するトナーを収容
する現像槽のみを傭えて、いずれかの色のトナーを付着
させるようにすることにより、製造コストを低減するこ
ともできる。
させるトナーは、黒色に限らず、いずれかの色のトナー
でも同じ効果を得ることができる。それゆえ、イエロ
ー、マゼンタ、およびシアンの色を呈するトナーを収容
する現像槽のみを傭えて、いずれかの色のトナーを付着
させるようにすることにより、製造コストを低減するこ
ともできる。
また、帯電ベルト11とクリーナブレード23との間に
は、常に一定量以上のトナーが介在していればよいの
で、必ずしも、上記のように帯電ベルト11における現像
されない部分全てにトナーを付着させる必要はない。例
えば第4図に‖で示すように、制御手段39によって、帯
電ベルト11におけるa−c間、およびh−i間の部分が
現像槽19の下方を通過するときにだけ、現像槽19におけ
るシャッタ33を開くように制御してもよい。
は、常に一定量以上のトナーが介在していればよいの
で、必ずしも、上記のように帯電ベルト11における現像
されない部分全てにトナーを付着させる必要はない。例
えば第4図に‖で示すように、制御手段39によって、帯
電ベルト11におけるa−c間、およびh−i間の部分が
現像槽19の下方を通過するときにだけ、現像槽19におけ
るシャッタ33を開くように制御してもよい。
本発明に係るカラー電子写真装置は、以上のように、
露光されることによって帯電潜像を形成する感光体と、
それぞれ異なる色のトナーを収容し、感光体にそれぞれ
のトナーを付着させることにより帯電潜像を現像する複
数の現像槽と、それぞれの現像槽内に設けられ、マグネ
ットローラにおけるトナーの穂立ちの形成を阻止してト
ナーが感光体に付着するのを防ぐトナー付着防止手段
と、現像により感光体に付着したトナーを被転写手段に
転写した後に、感光体に残存付着しているトナーを除去
するクリーナブレードとを備えたカラー電子写真装置に
おいて、感光体が回転し、感光体における現像のなされ
ない部分が、何れかの現像槽を通過するときに、その現
像槽におけるトナー付着防止手段の付着防止状態を解除
してトナーが感光体に付着し得るように制御する制御手
段を備えた構成である。
露光されることによって帯電潜像を形成する感光体と、
それぞれ異なる色のトナーを収容し、感光体にそれぞれ
のトナーを付着させることにより帯電潜像を現像する複
数の現像槽と、それぞれの現像槽内に設けられ、マグネ
ットローラにおけるトナーの穂立ちの形成を阻止してト
ナーが感光体に付着するのを防ぐトナー付着防止手段
と、現像により感光体に付着したトナーを被転写手段に
転写した後に、感光体に残存付着しているトナーを除去
するクリーナブレードとを備えたカラー電子写真装置に
おいて、感光体が回転し、感光体における現像のなされ
ない部分が、何れかの現像槽を通過するときに、その現
像槽におけるトナー付着防止手段の付着防止状態を解除
してトナーが感光体に付着し得るように制御する制御手
段を備えた構成である。
これにより、感光体における現像のなされない部分の
表面には、ごく微量のトナーが付着する。この微量のト
ナーは潤滑剤として作用するので、感光体とクリーナブ
レードとの間の摩擦係数が小さくなる。
表面には、ごく微量のトナーが付着する。この微量のト
ナーは潤滑剤として作用するので、感光体とクリーナブ
レードとの間の摩擦係数が小さくなる。
したがって、感光体とクリーナブレードとの摩擦によ
る異音、いわゆる鳴きの発生や、クリーナブレードの先
端が感光体につられて引っ張られることによる反り返り
を防止することができるという効果を奏する。
る異音、いわゆる鳴きの発生や、クリーナブレードの先
端が感光体につられて引っ張られることによる反り返り
を防止することができるという効果を奏する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図はカラー複写機の構成を示す構成説明図、
第2図は現像槽の構成を示す縦断面図、第3図は複写プ
ロセスの説明図、第4図はカラー複写機各部の作動タイ
ミングを示すタイミングチャートである。 11は帯電ベルト(感光体)、15は露光装置、16〜19は現
像槽、21は複写紙(被転写手段)、23はクリーナブレー
ド、32はマグネットローラ、33はシャッタ(トナー付着
防止手段)、39は制御手段である。
って、第1図はカラー複写機の構成を示す構成説明図、
第2図は現像槽の構成を示す縦断面図、第3図は複写プ
ロセスの説明図、第4図はカラー複写機各部の作動タイ
ミングを示すタイミングチャートである。 11は帯電ベルト(感光体)、15は露光装置、16〜19は現
像槽、21は複写紙(被転写手段)、23はクリーナブレー
ド、32はマグネットローラ、33はシャッタ(トナー付着
防止手段)、39は制御手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−56455(JP,A) 特開 昭63−186276(JP,A) 特開 昭62−63975(JP,A) 特開 昭60−95456(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】露光されることによって帯電潜像を形成す
る感光体と、 それぞれ異なる色のトナーを収容し、感光体にそれぞれ
のトナーを付着させることにより帯電潜像を現像する複
数の現像槽と、 それぞれの現像槽内に設けられ、マグネットローラにお
けるトナーの穂立ちの形成を阻止してトナーが感光体に
付着するのを防ぐトナー付着防止手段と、 現像により感光体に付着したトナーを被転写手段に転写
した後に、感光体に残存付着しているトナーを除去する
クリーナブレードとを備えたカラー電子写真装置におい
て、 感光体が回転し、感光体における現像のなされない部分
が、何れかの現像槽を通過するときに、その現像槽にお
けるトナー付着防止手段の付着防止状態を解除してトナ
ーが感光体に付着し得るように制御する制御手段を備え
たことを特徴とするカラー電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213587A JP2532502B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | カラ−電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62213587A JP2532502B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | カラ−電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6456454A JPS6456454A (en) | 1989-03-03 |
JP2532502B2 true JP2532502B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=16641670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62213587A Expired - Fee Related JP2532502B2 (ja) | 1987-08-27 | 1987-08-27 | カラ−電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532502B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6095456A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-28 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | カラ−画像記録方法 |
JP2604714B2 (ja) * | 1985-10-31 | 1997-04-30 | 松下電器産業株式会社 | カラー電子写真装置 |
-
1987
- 1987-08-27 JP JP62213587A patent/JP2532502B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6456454A (en) | 1989-03-03 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |