JPH01282583A - 電子写真装置の現像装置 - Google Patents

電子写真装置の現像装置

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JPH01282583A
JPH01282583A JP63112764A JP11276488A JPH01282583A JP H01282583 A JPH01282583 A JP H01282583A JP 63112764 A JP63112764 A JP 63112764A JP 11276488 A JP11276488 A JP 11276488A JP H01282583 A JPH01282583 A JP H01282583A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば複写機やレーザプリンタ等の電子写真
装置に用いられ、感光体に形成された静電潜像を現像す
るための現像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば複写機等の電子写真装置においては、従来、感光
体に形成された静電潜像に着色顔料より成るトナーを付
着させて可視像化することにより、静電潜像の現像を行
うようになっている。
この場合、静電潜像を黒色に可視像化するだけでなく、
各色にカラー化するために、種々の色のトナーを収容し
て成る複数の現像装置を複写機の内部に備え、これらの
現像装置を選択して使用し得るように構成されているも
のもある。例えば、フルカラーの画像を形成する場合に
は、シアン、マゼンタ、イエロー、さらに必要に応じて
ブランクのトナーを収容した現像装置を個別に備え、複
数の所定の色のフィルタを通して色分解した光の露光に
より感光体上に静電潜像を形成する。この静=i像をそ
れぞれのフィルタに対応する色のトナーにて現像した後
に、各色のトナーを重ね合わせてフルカラーの複写画像
を得ている。
上記のように複数の現像装置に収容された種々の色のト
ナーのうち、特定の色のトナーだけを感光体に付着させ
るためには、現像に供されない現像装置ではトナーが感
光体に付着しないように構成する必要がある。そこで、
例えは現像ギャップすなわち感光体と現像装置の現像部
との間隔を変更し得るように構成し、現像装置が現像に
供されないときには上記現像ギャップが大きくなるよう
に切り換えて、感光体にトナーが付着しないようになっ
ている。
しかし上記のように、現像装置が現像に供されないとき
に現像ギャップ等を切り換えると、現像条件にばらつき
を生じ、画像濃度の変化等を将来しがちになる。特に、
現像ギャップの位置決めが正確に行われなければ、常に
正常な画像を形成することができなくなる。
また、磁気ブラシ現像方式を採用している現像装置にあ
っては、非現像時には現像部を構成する磁石における磁
極の位置をずらして、磁極の付近に形成される磁気ブラ
シと感光体との接触を阻止し得るように構成されている
ものもあるが、この種の現像装置では、特に2成分系の
現像剤を使用する場合に、磁極の位置決めが正確に行わ
れなければ、画像濃度の変化を招くばかりでな(、キャ
リヤが記録媒体に付着する結果、画質が著しく低下する
ことになる。
そこで、磁気ブラシが形成される現像部に至る現像剤の
通路に閉塞板を設け、この閉塞板を開閉することにより
、現像部への現像剤の供給を制御して、現像装置が現像
に供されるか否かを切り換え得るようにしたものもある
ところで、上記のような磁気ブラシ現像方式を用いる現
像装置の現像部は、通常、円柱状マグネットの外周に回
転自在に嵌合するスリーブを備えたマグネットローラが
、静電潜像の形成される感光体に対向して設けられて構
成されている。
また、現像剤が、現像装置内部でスムーズに循環するよ
うに、円柱状マグネットの外周に回転自在に嵌合するス
リーブを備え、現像用マグネットローラと近接して配置
されて、静電潜像の現像に供された後の現像剤を現像用
マグネットローラから受け渡されて搬送する搬送ローラ
と、この搬送ローラと上記現像用マグネットローラとの
間を仕切るセパレータとが設けられたものもある。
上記セパレータは、現像用マグネットローラにおけるス
リーブとの間の隙間が極力狭(なるように設けられ、現
像用マグネットローラのスリーブの表面に付着している
、現像に供された後の現像剤をかき取ることにより、現
像剤が確実に搬送用マグネットローラに受け渡されるよ
うになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の電子写真装置の現像装置では、現
像剤が現像用マグネットローラから搬送用マグネットロ
ーラに受け渡されるときに、現像剤の移動方向が変化す
ることに起因して圧力が発生する。この圧力によって、
現像用マグネットローラと搬送用マグネットローラと、
セパレータとで囲まれる領域付近番こ存在する現像剤に
過大なストレスが加わりがちになり、現像剤の劣化を引
き起すという問題点を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る電子写真装置の現像装置は、上記の課題を
解決するために、円柱状マグネ−/ )の外周に回転自
在に嵌合するスリーブを備え、静電潜像が形成される感
光体と対向して配置された現像用マグネットローラと、
円柱状マグネットの外周に回転自在に嵌合するスリーブ
を備え、上記現像用マグネットローラと近接して配置さ
れて、静電潜像の現像に供された後の現像剤を現像用マ
グネットローラから受け渡されて搬送する搬送用マグネ
ットローラと、現像用マグネットローラと搬送用マグネ
ットローラとの間に設けられてこれらのローラを仕切る
セパレータとが設けられた電子写真装置の現像装置にお
いて、上記現像用マグネットローラのスリーブとセパレ
ータとの間の隙間が、現像用マグネットローラから搬送
用マグネットローラに受け渡されなかった現像剤によっ
て現像用マグネットローラのスリーブの表面に形成され
る現像剤層の厚さよりも大きくなるように設定されてい
ることを特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成により、現像用マグネットローラのスリーブ
とセパレータとの間の隙間が、現像用マグネットローラ
から搬送用マグネットローラに受け渡されなかった現像
剤によって現像用マグネットローラのスリーブの表面に
形成される現像剤層の厚さよりも大きくなるように設定
されているので、現像剤が現像用マグネットローラから
搬送用マグネットローラに受け渡されるときに、現像剤
の移動方向が変化することによって発生する圧力は、上
記現像用マグネットローラのスリーブとセパレータとの
間から逃げるようになる。
それゆえ、現像用マグネットローラと搬送用マグネット
ローラと、セパレータとで囲まれる領域付近に存在する
現像剤に過大なストレスが加わらないようにすることが
できる。
〔実施例〕
本発明の一実施例として、複写機に用いられる場合の例
を第1図ないし第5図に基づいて説明すれば、以下の通
りである。
複写機の内部には、例えば第2図に示すように、一対の
駆動ローラド2が設けられ、これら駆動ローラド2の間
には、露光されることにより静電潜像が形成される無端
ベルト状の感光体3が張り渡されている。この感光体3
の上方には、該感光体3に対向して配置され、現像姿勢
と非現像姿勢とに切り換え可能な複数の現像槽4〜7が
設けられている。これらの現像槽4〜7の上部には、ト
ナーを収容する補給槽20・・・が配されている。また
、感光体3の下側には、クリーニングブレード16が設
けられている。
上記駆動ローラ1の近傍には、3本のローラ8・9・1
0が設けられ、これらのローラ8・9・10には、感光
体3に接触する無端ベルト状の中間転写体11が設けら
れている。また、駆動ローラ2の近傍には、主帯電器1
2が設けられる一方、ローラ8の近傍には、第1転写帯
電器13が設けられるとともに、ローラ10の下方には
、第2転写帯電器15が設けられている。
複写機の下部における一方側には、転写紙14・・・を
供給する給紙装置17・・・が設けられる一方、他方側
には転写紙14・・・に転写されたトナーを定着する定
着装置18が設けられている。また、複写機の上部には
、感光体3を露光して静電潜像を形成させるための露光
装置19が設けられている。
上記現像槽4〜7は何れも同様の構成を成し、例えば現
像槽4について第1図に示すように、円柱状マグネット
22aの外周に回転自在に嵌合するスリーブ22bを備
え、感光体3へのトナー転移用の開口部21に面して現
像部を構成する現像用マグネットローラ22が設けられ
ている。
上記円柱状マグネット22aは現像槽4に固定されてい
る。この円柱状マグネット22aの外周部における感光
体3に対向する位置には磁極N11が形成され、さらに
、矢印Aで示す方向に順に磁極311、N12、および
S12が形成されている。円柱状マグネット22aに回
転自在に嵌合するスリーブ22bは、例えばアルミニウ
ム等の非磁性体から成り、円筒形状を成している。
現像用マグネットローラ22の上方には、現像用マグネ
ットローラ22と同様に、円柱状マグネット23aの外
周に回転自在に嵌合するスリーブ23bを備え、現像に
供された後の現像剤を現像用マグネットローラ22から
受け渡されて上方に搬送する搬送用マグネットローラ2
3が設けられている。
この搬送用マグネットローラ23を構成する円柱状マグ
ネット23aは現像槽4に固定されている。この円柱状
マグネット23aの外周部における現像用マグネットロ
ーラ22に最も近接する位置には磁極S21が形成され
、さらに、矢印Bで示す方向に順ニ磁極N21、S22
、N22、およびS23が形成されている。また、スリ
ーブ23bは、上記現像用マグネットローラ22の搬送
用マグネットローラ23と同様にアルミニウム等の非磁
性体から成り、円筒形状を成している。
上記搬送用マグネットローラ23を構成する円柱状マグ
ネット23aの磁極S21が上記のように現像用マグネ
ットローラ22に最も近接する位置に形成されているの
に対し、現像用マグネットローラ22を構成する円柱状
マグネット22aの磁+mNl2は、搬送用マグネット
ローラ23に最も近接した位置よりも、矢印Aで示す方
向と反対の方向にずれた位置に形成されている。また、
現像用マグネットローラ22を構成する円柱状マグネッ
ト22aの磁極N12の磁力は、搬送用マグネットロー
ラ23を構成する円柱状マグネット23aのfi掻s2
1の磁力よりも小さくなるように設定されている。
搬送用マグネットローラ23の斜め上方には、搬送用マ
グネットローラ23によって搬送された現像剤と、後述
するトナー濃度センサ28からの信号に基づいて補給槽
20から補給されるトナーとを攪拌する第1攪拌ローラ
24が設けられている。搬送用マグネ・ノドローラ23
の斜め下方、すなわち、第1攪拌ローラ24の下方には
、上記第1攪拌ローラ24によって攪拌された現像剤を
さらに攪拌して前記現像用マグネットローラ22に供給
する第2Pj、拌ローラ25が設けられている。
これらの攪拌ローラ24・25は、それぞれ、現像槽4
に回転自在に支承された中心軸30・30に、複数の攪
拌フィン31・・・が螺旋状に設けられて成っている。
第2攪拌ローラ25における中心軸30の一端側には、
第3図に示すように、ボス部材46が取りつけられる一
方、中心軸30の他端側には、駆動ギヤ54が取りつけ
られている。この駆動ギヤ54には、図示しない駆動手
段から駆動力が伝達され、上記攪拌フィン31、および
ボス部材46が回転駆動されるようになっている。
また、第2撹拌ローラ25には、第4図に示すように、
閉塞装置35が取りつけられている。この閉塞装置35
は、第2攪拌ローラ25の中心軸30における両端付近
にそれぞれ回動自在に貫通支持されるフランジ部材61
・62と、これらのフランジ部材61・62間に取りつ
けられ、円弧状の断面形状を有する閉塞板38・38と
から成っている。この閉塞板38・38は、第2攪拌ロ
ーラ25の中心軸30に対して互いに点対称位置に配置
され、スリット状の開口部63・63が形成されている
閉塞装置35におけるフランジ部材62の外方側には、
現像槽4の外側に突出する軸部62aが形成されている
。この軸部62a、および上記第2攪拌ローラ25の中
心軸30に取りつけられるボス部材46の外周には、円
筒形状を成すクラッチカバー40が遊嵌されている。ク
ラッチカバー40の一端部には、切り欠き40aが形成
され、コイルスプリング47の一端側が固定されている
上記コイルスプリング47の他端側は、フランジ部材6
2における軸部62aに固定されている。このコイルス
プリング47は、外力が加わっていないときの内径が、
フランジ部材62の軸部62a、およびボス部材46の
外径よりも小さくなるように設定されている。また、コ
イルスプリング47の螺旋方向は、ボス部材46に駆動
手段から伝達される所定の方向の回転力によって、コイ
ルスプリング47が、ボス部材46、およびフランジ部
材62Φ軸部62aをさらに締めつけるように内径が縮
まる方向に設定されている。
すなわち、後述する切り換え手段36の作動に応じて、
クラッチカバー40がボス部材46と同体的に回転し搏
るときには、コイルスプリング47によってボス部材4
6、およびフランジ部材62の軸部62aが締めつけら
れるので、中心軸30からボス部材46に伝達される回
転力が、さらに、コイルスプリング47、および軸部6
2aを介してフランジ部材62に伝達される一方、クラ
ッチカバー40の回転が規制されているときには、コイ
ルスプリング47におけるボス部材46の外周付近に位
置する部分で、コイルスプリング47によるボス部材4
6の締付は力が緩むので、ボス部材46とコイルスプリ
ング47との間にすべりが生じ、ボス部材46からフラ
ンジ部材62への駆動力の伝達が遮断されるようになっ
ている。
スプリングクラッチ39におけるクラッチカバー40の
外周には、第5図に示すように、等分4ヵ所、すなわち
中心角90°ごとに爪40b〜40eが突設されている
。また、クラッチカバー40の外周における爪40b〜
40eの近傍には、2つの突片40「・40gが、第2
攪拌ローラ25の中心軸30に対して点対称位置に配置
されて形成されている。
上記フランジ部材62の軸部G2a、ボス部材46、コ
イルスプリング47、およびクラッチカバー40によっ
てスプリングクラッチ39が構成されている。
現像槽4におけるスプリングクラッチ39が設けられて
いる側の外方には、さらに、スプリングクラッチ39に
よる駆動力の伝達、遮断を制御して閉塞装置35の開閉
状態を切り換える切り換え手段36が設けられている。
この切り換え手段36は、一端側にストッパ部49が形
成され、このストッパ部49をクラッチカバー40にお
ける爪4ob〜40eに係合させてクラッチカバー40
の回転を阻止するアーム43、このアーム43の中央部
付近を回動自在に支持する支軸4日、ソレノイド本体4
4aとプランジャ44bとから成り、上記アーム43.
のストッパ部49とクラッチカバー40の爪40b〜4
0eとの係合を解除する方向にアーム43を回動させる
ソレノイド44、アーム43とソレノイド44のソレノ
イド本体44aとの間に介装され、アーム43のストッ
パ部49とクラッチカバー40の爪40b〜40eとを
係合させる方向にアーム43を付勢するスプリング45
、およびクラッチカバー40の突片40f・40gによ
って、図示しない可り3片が押圧されたときにON状態
になることにより、閉塞装置35の開閉状態を検出する
回動位置検出スイッチ53が設けられて構成されている
上記現像用マグネットローラ22、搬送用マグネットロ
ーラ23、第1攪拌ローラ24、および第2攪拌ローラ
25の間には、これらのローラを互いに仕切るセパレー
タ29が設けられている。
このセパレータ29と現像用マグネットローラ22のス
リーブ22bとの間の隙間dは、現像用マグネットロー
ラ22から搬送用マグネットローラ23に受け渡されな
かった現像剤によって現像用マグネットローラ22のス
リーブ22bの表面に形成される現像剤層の厚さよりも
大きくなるように設定されている。
セパレータ29の上部における搬送用マグネットローラ
23側の端部は、鋭角状に形成され、搬送用マグネット
ローラ23によって搬送された現像剤をスリーブ23b
からかき取るようになっている。また、セパレータ29
の上面は、上記搬送用マグネットローラ23側の鋭角端
部から第2攪拌ローラ25側の端部まで下り傾斜面に形
成されている。
セパレータ29における搬送用マグネットローラ23、
および第2攪拌ローラ25に対向する部分には、それぞ
れ、搬送用マグネットローラ23のスリーブ23b1お
よび第2攪拌ローラ25の外周に設けられる閉塞装置3
5の閉塞板38との隙間が小さく保たれるように、円弧
状の円弧面32・33が形成されている。一方、現像槽
4の壁面における第2攪拌ローラ25に対向する部分も
、同様に、閉塞装置35の閉塞板38との隙間が小さく
保たれ鳴ように、円弧状に形成されている。
上記のようにセパレータ29および現像槽4の壁面が形
成されていることにより、第1攪拌ローラ24と第2f
W拌ローラ25との間には、現像槽4の壁面とセパレー
タ29とによって現像剤通路64が形成される一方、第
2攪拌ローラ25と現像用マグネットローラ22との間
には、現像剤通路65が形成されている。また、この現
像剤通路64・65は、閉塞装置35の回動に伴って連
通、または閉塞され、現像用マグネットローラ22への
現像剤の供給を制御することにより、現像槽4を現像状
態と非現像状態とに切り換えることができるようになっ
ている。
現像剤通路65の下部には、現像剤中に含まれるトナー
の濃度を検出するトナー濃度センサ28が設けられてい
る。また、現像剤通路65におけるトナー濃度センサ2
8よりもさらに下方側には、現像用マグネットローラ2
2のスリーブ22bとの間に所定の間隙を形成するドク
タ27が設けられている。
上記の構成において、図示しないコピースイッチのON
操作により、駆動ローラド2は、それぞれ矢印C−Dで
示す方向に一定速度で回転する。そこで、感光体3にお
ける駆動ローラド2の上方側の部分は矢印Eで示す方向
に移動し、主帯電器12で一様に帯電された後、露光装
置19からの露光により静電潜像が形成される。この静
電潜像は、現像槽4〜7のうち現像状態にある現像槽に
よってトナーの付着による現像が行われる。
現像されたトナー像は、感光体3の移動に伴って矢印E
で示す方向に移動し、第1転写帯電器13によって中間
転写体11に転写される。中間転写体11に転写された
トナー像は、さらに第2転写帯電器15によって給紙装
置17・・・から送られる転写紙14に転写され、定着
装置18によって定着される。
上記のように、現像槽4〜7によって感光体3に形成さ
れた静電潜像の現像が行われる場合、現像槽4〜7の内
部では次のような動作が行われる。
第1攪拌ローラ24では、補給槽20から供給されるト
ナーと搬送用マグネットローラ23によって搬送された
現像剤とが攪拌され、混合される。ここで、現像槽が現
像状態にあるときには、第2攪拌ローラ25に取りつけ
られる閉塞装置35の回動位置は、スリット状の開口部
63・63が現像剤通路64および現像剤通路65に臨
むように設定されている。そこで、第1攪拌ローラ24
によって攪拌された現像剤は、現像剤通路64を通過し
て第2攪拌ローラ25に到り、第2攪拌ローラ25によ
って、さらに攪拌された後、現像剤通路65を通過して
現像用マグネットローラ22へと供給される。
現像剤が現像剤通路65を通過するときには、トナー濃
度センサ28によって、現像剤中に含まれるトナーの濃
度が検出される。この現像剤中に含まれるトナーの濃度
が所定の濃度以下になると、補給槽20から新たなトナ
ーが供給される。
現像剤通路65の現像剤は、現像用マグネットローラ2
2のスリーブ22bとドクタ27との間に形成される隙
間によって、スリーブ22bに付着する現像剤の量が適
正になるように規制される。スリーブ22bに付着した
現像剤は、スリーブ22bの、矢印Aで示す方向の回転
に伴って下方に移動し、現像用マグネットローラ22の
円柱状マグネット22aに形成された磁極Nilの下方
付近に至る。
磁極Nilの下方付近では、現像剤は、磁力線の方向に
応じてブラシ状になり、いわゆる穂立ちが形成される。
この穂立ちが感光体3に摺接することにより、感光体3
における電荷が存在している帯電部分にだけトナーが付
着し、静電潜像が現像される。
現像に供された後の現像剤は、スリーブ22bに付着し
たまま、スリーブ22bの回転に伴って上昇し、搬送用
マグネットローラ23の下方付近に至る。搬送用マグネ
ットローラ23の下方付近では、まず、現像用マグネッ
トローラ22の円柱状マグネット22aに形成された磁
極N12の磁力線の方向に応じて°穂立ちが形成される
。そして、スリーブ22bがさらに回転すると、今度は
搬送用マグネットローラ23の円柱状マグネット23a
に形成された磁極S21の磁力線の影響が現像剤に強(
作用するようになる。
そこで、特に、円柱状マグネット23aの磁極S21の
磁力は、円柱状マグネット22aの磁極N12の磁力よ
りも強くなるように設定されているので、現像用マグネ
ットローラ22のスリーブ22bに付着していた現像剤
は、大部分が円柱状マグネット23aの磁極S21の影
響によって搬送用マグネットローラ23におけるスリー
ブ22bの表面に形成される穂立ちに吸収され、スリー
ブ23bの矢印Bで示す方向の回転に伴って上方に搬送
される。
このとき、現像用マグネットローラ22と、搬送用マグ
ネットローラ23と、セパレータ29で囲まれる領域付
近では、現像剤の流れる方向が変わることになる。しか
し、現像用マグネットローラ22のスリーブ22bとセ
パレータ29との隙間dは、現像用マグネットローラ2
2から搬送用マグネットローラ23に受け渡されなかっ
た現像剤によって現像用マグネットローラ22のスリー
ブ22bの表面に形成される現像剤層の厚さよりも大き
くなるように設定されており、現像剤の圧力はこの隙間
から逃げるので、現像剤の圧力があまり高くなることは
ない。
それゆえ、現像用マグネットローラ22におけるスリー
ブ22bの回転に伴って、円柱状マグネット22aに形
成される磁極N12の位置まで搬送された現像剤は、搬
送用マグネットローラ23のスリーブ22bに効率的に
移送され、しかも、現像剤に過大なストレスを与えるこ
とな(、現像剤のスムーズな搬送、循環が行われる。
したがって、搬送段階で現像剤に過大なストレスが加わ
ることによる現像剤の劣化は大幅に抑えられる。
一方、搬送用マグネットローラ23のスリーブ23bに
付着した現像剤は、スリーブ23bの矢印Bで示す方向
の回転に伴って、さらに上方に搬送され、セパレータ2
9の上部における搬送用マグネットローラ23例の鋭角
端部でかき取られる。セパレータ29でかき取られた現
像剤は、セパレータ29の上面を成す傾斜面に沿って下
方に移動しなから、前記のように、第1攪拌ローラ24
によって補給槽20・・・から供給されるトナーと混合
、攪拌される。以下、各ローラ22〜25の回転に伴っ
て、現像剤のWfflが繰り返され、感光体3に形成さ
れた静電潜像の現像が行われる。
上記のようにして、感光体3に形成された静電潜像の現
像が終了すると、次に、他の現像槽による現像を行い得
るようにするため、非現像状態、すなわち、トナーが感
光体3に付着しない状態にする必要がある。そこで、切
り換え手段36によって、次のような閉塞装置35の閉
塞動作が行われる。
まず、ソレノイド44への通電が行われ、プランジャ4
4bが、スプリング45の付勢力に抗して後退駆動する
。そこで、アーム43は矢印Pで示す方向に回動し、ア
ーム43のストー/バ部49と、スプリングクラッチ3
9におけるクラッチカバー40の爪40bとの保合が解
除され、クラッチカバー40は、第2攪拌ローラ25の
中心軸30に取りつけられるボス部材46と同体的に回
転し得るようになる。
すると、ボス部材46、およびクラッチカバー40の回
転力によって、コイルスプリング47の内径が縮まろう
とし、ボス部材46、および閉塞装置35のフランジ部
材62に形成された軸部62aが締めつけられる。そこ
で、中心軸30からボス部材46に伝達される回転力は
、さらに、コイルスプリング47、および軸部62aを
介してフランジ部材62に伝達され、閉塞装置35が回
動する。
一方、ソレノイド44への通電は、クラッチカバー40
が回動し始めた後に停止され、アーム43はスプリング
45の付勢力によって矢印Qで示す方向に回動する。そ
こで、上記のようにクラッチカバー40が約90°回動
したときに、今度はクラッチカバー40の爪40cがア
ーム43のストッパ部49と係合し、クラッチカバー4
0の回動が再び規制される。
そのために、コイルスプリング47におけるボス部材4
6の外周付近に位置する部分で、コイルスプリング47
によるボス部材46の締付は力が緩むので、ボス部材4
6からフランジ部材62へは駆動力が伝達されず、閉塞
装置35の回動が停止する。すなわち、閉塞装置35は
、クラッチカバー40とともに約90°回動した位置で
停止し、現像剤通路64・65が閉塞装置35の閉塞板
38・38によって塞がれた状態になる。
そこで、第1攪拌ローラ24によって攪拌された現像剤
は、現像用マグネットローラ22に到らないようになる
とともに、現像用マグネットローラ22に吸着されてい
た現像剤は、やがて搬送用マグネットローラ23によっ
て全て搬送された後、各ローラ22〜25が停止する。
それゆえ、現像用マグネットローラ22における円柱状
マグネッ)22aに形成された6flJEiN 11の
下方付近に形成されていた現像剤の穂立ちは消失し、そ
の現像槽のトナーによる感光体3の現像が行われないよ
うになって、次の現像が行われるまで待機状態となる。
また、上記のように、閉塞装置35が現像剤通路64・
65を閉塞する状態にあるときには、タラソチ力バー4
0に形成された突片40f・40gの何れによっても、
回動位置検出スイッチ53の可動片が押圧されなくなっ
て回動位置検出スイッチ53がOFF状態になるので、
図示しない制御装置によって、その現像装置が現像状態
にないことが検知される。
一方、上記のように待機状態になった現像槽によって、
再度感光体3の現像が開始されるときには、上記のよう
に現像が終了した場合と同様に、ソレノイド44が通電
され、スプリングクラッチ39を介して、閉塞板38が
約90°回動する。
そして、現像剤通路64・65が閉塞装置35のスリッ
ト状の開口部63・63を介して連通されるようになっ
て再び現像用マグネットローラ22に現像剤が供給され
るようになり、現像剤の穂立ちが形成されて感光体3の
現像が行われる。
以上のように、現像用マグネットローラ22の上方に搬
送用マグネットローラ23を設けることによって現像槽
4〜7の幅方向の寸法を小さくして現像槽4〜7の小型
化を図りつつ、現像剤のスムーズな循環を行わせ得るよ
うになる。特に、搬送用マグネットローラ23の円柱状
マグネット23aに形成される磁極S21の磁力が、現
像用マグネットローラ22の円柱状マグネット22aに
形成される磁極N12の磁力よりも大きくなるように設
定されていることにより、現像用マグネットローラ22
によって搬送された現像剤は効率よく搬送用マグネット
ローラ23に受け渡される。
しかも、現像剤が現像用マグネットローラ22から搬送
用マグネットローラ23に受け渡されるときに、現像剤
の移動方向が変化することによって発生する圧力は、上
記現像用マグネットローラ22のスリーブ22bとセパ
レータ29との間から逃げるので、現像用マグネットロ
ーラ22と搬送用マグネットローラ23とセパレータ2
9とで囲まれる領域付近に存在する現像剤に過大なスト
レスが加わらないようになり、現像剤の劣化が確実に防
止される。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
例えば、現像用マグネットローラ22と搬送用マグネッ
トローラ23とは上記実施例において縦方向に配置した
が、これに限らず横方向に並設した場合であっても本発
明を適用できる。
また、円柱状マグネット22a・22bに形成される磁
極の数や配列順序も、上記実施例に限るものではない。
さらに、感光体3は上記実施例の如きベルト状のものに
限らず、ドラム状のものであってもよい。また、現像槽
の数も複数個に限らず、1個のものに適用してもよい。
そして上記実施例における閉塞装置35の閉塞板38・
38の幅が現像槽4〜7の壁面とセパレータ29との間
の距離よりも大きくなるように設定することにより、閉
塞装置35の回転停止位置のバラツキによる現像用マグ
ネットローラ22への現像剤の流出を確実に防止するよ
う構成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明に係る電子写真装置の現像装置は、以上のように
、円柱状マグネットの外周に回転自在に嵌合するスリー
ブを備え、静電潜像が形成される感光体と対向して配置
された現像用マグネットローラと、円柱状マグネットの
外周に回転自在に嵌合するスリーブを備え、上記現像用
マグネットローラと近接して配置されて、静電潜像の現
像に供された後の現像剤を現像用マグネットローラから
受け渡されて搬送する搬送用マグネットローラと、現像
用マグネットローラと搬送用マグネットローラとの間に
設けられてこれらのローラを仕切るセパレータとが設け
られた電子写真装置の現像装置において、上記現像用マ
グネットローラのスリ−プとセパレータとの間の隙間が
、現像用マグネ・7トローラから搬送用マグネットロー
ラに受け渡されなかった現像剤によって現像用マグネッ
トローラのスリーブの表面に形成される現像剤層の厚さ
よりも太き(なるように設定されている構成である。
これにより、現像剤が現像用マグネットローラから搬送
用マグネットローラに受け渡されるときに、現像剤の移
動方向が変化することによって発生ずる圧力は、上記現
像用マグネットローラのスリーブとセパレータとの間か
ら逃がすことができるので、現像用マグネットローラと
搬送用マグネットローラと、セパレータとで囲まれる領
域付近に存在する現像剤に過大なストレスが加わること
はない。
したがって、現像剤の劣化を容易に防止することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は現像槽の構成を示す縦断面図、第2図は
複写機の構成を示す縦断面図、第3図は第2攪拌ローラ
、およびスプリングクラッチの構成を示す縦断面図、第
4図は第2攪拌ローラの構成を示す斜視図、第5図は閉
塞装置の切り換え手段の構成を示す正面図である。 3は感光体、4〜7は現像槽、22は現像用マグネット
ローラ、22aは円柱状マグネット、22bはスリーブ
、23は搬送用マグネットローラ、23aは円柱状マグ
ネット、23bはスリーブ、29はセパレータである。 第1図 第4閃 第5 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、円柱状マグネットの外周に回転自在に嵌合するスリ
    ーブを備え、静電潜像が形成される感光体と対向して配
    置された現像用マグネットローラと、円柱状マグネット
    の外周に回転自在に嵌合するスリーブを備え、上記現像
    用マグネットローラと近接して配置されて、静電潜像の
    現像に供された後の現像剤を現像用マグネットローラか
    ら受け渡されて搬送する搬送用マグネットローラと、現
    像用マグネットローラと搬送用マグネットローラとの間
    に設けられてこれらのローラを仕切るセパレータとが設
    けられた電子写真装置の現像装置において、上記現像用
    マグネットローラのスリーブとセパレータとの間の隙間
    が、現像用マグネットローラから搬送用マグネットロー
    ラに受け渡されなかった現像剤によって現像用マグネッ
    トローラのスリーブの表面に形成される現像剤層の厚さ
    よりも大きくなるように設定されていることを特徴とす
    る電子写真装置の現像装置。
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