JPH087475B2 - カラー画像形成装置及びその使用方法 - Google Patents

カラー画像形成装置及びその使用方法

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JPH087475B2
JPH087475B2 JP2016174A JP1617490A JPH087475B2 JP H087475 B2 JPH087475 B2 JP H087475B2 JP 2016174 A JP2016174 A JP 2016174A JP 1617490 A JP1617490 A JP 1617490A JP H087475 B2 JPH087475 B2 JP H087475B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、カラー画像形成装置及びその使用方法に
係り、特に、潜像担持体上に複数のカラー画像を形成
し、この複数のカラー画像を記録シートに一括転写する
カラー画像形成装置及びその使用方法の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来におけるカラー画像形成装置として例えばプリン
タを例に挙げると、複数回転する感光ドラムの各回転サ
イクルにおいて感光ドラム上に対応する系統のトナー像
を夫々形成し、感光ドラムに接触転動する転写ドラムに
巻き付けた記録シートに感光ドラム上の各系統のトナー
像を各回転サイクル毎に重ねて転写させる所謂転写ドラ
ム方式と称するものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、このタイプにあっては、フルカラー画像を
形成することができるものの、顧客の要求の比較的多い
二色カラー画像(例えば黒と赤等)を形成する際におい
ても、感光ドラムを複数回転させなければならず、画像
形成時間が他のフルカラー画像と同様に嵩んでしまうと
いう課題を生ずる。
このような課題を解決するために、感光ドラム上に複
数系統のトナー像を形成した後に、これらのトナー像を
記録シートに一括転写するようにしたものが既に提供さ
れている(特開昭58−57139号,同60−247650号)。
このタイプにあっては、二色若しくは三色カラー画像
については感光ドラムを一回転させるだけで得られるた
め、これらの画像については確かに画像形成時間の短縮
化を図ることができるが、四色以上のカラー画像を得る
ことができないばかりか、再現画像色としては使用して
いる現像器のトナーの色に制限されてしまい、顧客の好
みの色画像を再現することは現像器内のトナーを交換し
ない限り困難なものであった。
この発明は、以上の課題に着目してなされたものであ
って、二色カラー画像については、画像形成時間の短縮
化という要求を満足させながら、顧客の好みの色画像再
現を可能にすることができ、しかも、四色以上のカラー
画像をも形成することができるカラー画像形成装置及び
その使用方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、この発明に係るカラー画像形成装置は、第
1図(a)に示すように、n(n≧2)系統のカラー画
像形成時にn−1回転し且つ静電潜像が担持される潜像
担持体1と、この潜像担持体1上に画像部電位が背景部
電位よりも絶対値で低いネガ潜像Zn若しくは画像部電位
が背景部電位よりも絶対値で高いポジ潜像Zpを形成する
単色系潜像形成手段2と、この単色系潜像形成手段2に
て形成された潜像Zn若しくはZpを単一トナーTsにて現像
する単色現像手段3と、上記単色系潜像形成手段2の後
段若しくは前段に配設され、上記潜像担持体1上に単色
系潜像形成手段2と異なる形式の潜像Zp若しくはZnを形
成する多色系潜像形成手段4と、黒以外の相互に異なる
色トナーTa,Tb,Tcを有する複数の現像器5a,5b,5cが選択
自在に配設され、上記多色系潜像形成手段4にて形成さ
れた潜像Zp若しくはZnを選択された現像器の一若しくは
二つの色トナーにて現像する多色現像手段5と、単色現
像手段3、多色現像手段5にて現像された複数のトナー
像の極性を揃える転写前処理手段6と、極性の揃った各
トナー像を記録シート8に一括転写する転写手段7とを
備えたことを特徴とするものである。
このような装置発明において、潜像担持体1として
は、光により静電潜像を形成する際には感光体、イオン
により静電潜像を形成する際には誘電体を用いる等、潜
像形成手段の種類に応じて適宜設計変更して差し支えな
い。また、潜像担持体1の構成についても、ドラム状、
ベルト状を問わず、帯電型についても正負を問わない。
また、単色系潜像形成手段2,多色系潜像形成手段4と
しては、潜像担持体1上に静電潜像を形成するための潜
像書込み手段を具備し、静電潜像を書き込む上で潜像担
持体1表面を予め帯電する必要がある場合には帯電手段
を具備させるように構成することが必要である。
この場合において、上記潜像書込み手段としては、光
ビームによるタイプにあっては、露光ランプ及び光学結
像系、レーザ、LED、液晶シャッタ等適宜選択すること
ができ、また、イオンによるタイプにあっては、放電ヘ
ッド等適宜選択することができる。
更に、単色現像手段3については、主として黒トナー
等の単色トナーTSを用いた現像剤であれば現像方式、現
像剤の種類等適宜選択して差し支えなく、多色現像手段
5についても、黒トナー以外の複数のカラートナー(例
えば3種類)が用いられる複数の現像器5a,5b,5cを有
するものであれば、現像方式、現像剤の種類等適宜設計
変更して差し支えないが、少なくとも、単色現像手段3
と多色現像手段5との間で使用されるトナーの帯電極性
を逆に設定することが必要であり、しかも、現像効率を
考慮すると、二成分現像剤を用いた現像バイアス方式タ
イプが好ましい。
そして、後段側に配設される単色現像手段3若しくは
多色現像手段5又は前段側に配設された多色現像手段5
の二段目以降の現像器について、現像済トナー像の乱れ
を防止するという観点からすれば、例えば、二成分現像
剤を用いた現像バイアス方式を採用する場合には、現像
剤のキャリアとして低密度のものを使用したり、現像剤
担持体の現像部位に反発磁極を設けたり、現像剤担持体
と潜像担持体1との相対速度比を少なくする等(特開昭
63−142363号,特開平1−287581号,特願昭63−168696
号)して、現像剤による磁気ブラシをソフトなものにす
ることが好ましく、あるいは、非接触現像方式を採用す
ることが好ましい。
また、多色現像手段5については、二つのトナーによ
る重ね現像を実現し得るように構成することが必要であ
り、例えば、現像バイアス方式の各現像器5a〜5cの二つ
のトナー、例えばTa,Tbにて対象潜像を重ねて現像する
場合には、選択された各現像器5a,5bに異なる現像バイ
アスを印加した状態にて二つのトナーTa,Tbの現像度合
を調整するようにすればよい。
更にまた、上記多色現像手段5で使用されるトナーに
ついては適宜選定して差支えないが、再現画像色として
フルカラー画像をも再現しようとすれば、シアン、マゼ
ンタ、イエロの各トナーTa〜Tcが収容される三つの現像
器5a〜5cを具備させ、再現画像色に応じて一若しくは二
つの現像器を選択するように設計することが好ましい。
また、上記転写前処理手段6としては、少なくとも、
潜像担持体1上の各トナー像の極性を揃えるものであれ
ば適宜設計変更して差し支えないが、各トナー像の転写
効率を考慮すると、例えば潜像担持体1が感光体である
ような場合には、帯電工程と同時にあるいは帯電工程の
後工程として露光工程を行う等、各トナー像部の潜像担
持体1の電位を低くするような手段を施すことが好まし
い。
また、転写手段7についても、潜像担持体1上のトナ
ー像を記録シート8側へ転写させるものであれば、潜像
担持体1上の各トナー像を静電的に記録シート側へ転写
させるものに限られるものではなく、熱転写等他の方式
によって記録シート8側へ転写させるものも包含する。
また、上記カラー画像形成装置を使用して二系統のカ
ラー画像を得る場合の画像形成プロセスは、第1図
(b)に示すように、潜像担持体1が一回転する一サイ
クル目において、上記潜像担持体1上に単色系潜像形成
手段2にて所定形式の潜像を形成し、この潜像を単色現
像手段3にて現像する一回の単色系トナー像形成工程A1
と、潜像担持体1が一回転する一サイクル目において、
上記潜像担持体1上に多色系潜像形成手段4にて単色系
潜像形成手段2と異なる形式の潜像を形成し、この潜像
を多色現像手段5の二つの色トナーにて現像する一回の
多色系トナー像形成工程A2と、上記潜像担持体1が一回
転する一サイクル目において、転写前処理手段6にて上
記単色系及び多色系トナー像の極性を揃え、転写手段7
にて各トナー像を記録シート8へ一括転写するトナー像
転写工程A3とを備えたことを特徴とするものである。
更に、上記カラー画像形成装置を使用してn(n≧
3)系統のカラー画像を得る場合の画像形成プロセス
は、第1図(c)に示すように、潜像担持体1がn−1
回転するn−1サイクルのいずれかのサイクルにおい
て、上記潜像担持体1上に単色系潜像形成手段2にて所
定形式の潜像を形成し、この潜像を単色現像手段3にて
現像する一回の単色系トナー像形成工程B1と、潜像担持
体1がn−1回転するn−1サイクルの各サイクルにお
いて、上記潜像担持体1上に多色系潜像形成手段4にて
単色系潜像形成手段2と異なる形式の潜像を夫々形成
し、各潜像を多色現像手段5にて夫々異なる系統の色に
現像するn−1回の多色系トナー像形成工程B2と、上記
潜像担持体1がn−1回転したn−1サイクル目におい
て、転写前処理6にて上記単色系及び多色系トナー像の
極性を揃え、転写手段7にて各トナー像を記録シート8
へ一括転写するトナー像転写工程B3とを備えたことを特
徴とするものである。
そして、上記第1図(c)に示す画像形成プロセスに
おいて、各潜像形成手段2,4が光ビーム方式を採用し、
単色現像手段3のトナーTSが非透過性である場合には、
トナー像の形成を確実に行うという観点から、上記単色
系トナー像形成工程B1を潜像担持体1のn−1サイクル
目に行うようにすることが好ましい。
〔作用〕
上記カラー画像形成装置を使用して二系統のカラー画
像を形成する場合には、単色系トナー像形成工程A1にて
潜像担持体1上の単色系画像に対応する例えばネガ潜像
Znが単色トナーTSにより現像され、多色系トナー像形成
工程A2にて潜像担持体1上の多色系画像に対応する例え
ばポジ潜像Zpが例えば二つのカラートナーTa,Tbにて重
ね現像され、トナー像転写工程A3にて単色系トナー像及
び多色系トナー像が記録シート8に一括転写される。
このような画像形成プロセスにおいては、潜像担持体
1が一回転する一サイクルにおいて二系統のカラー画像
が形成される。
このとき、単色系トナー像形成工程A1若しくは多色系
トナー像形成工程A2のうち、先に形成されたトナー像が
後のトナー像形成工程にて夫々のトナーに接触したとし
ても、単色系トナーと多色系トナーとは極性が異なるた
め、先に形成されたトナー像に接触トナーが不必要に混
ざることはない。また、先に形成されたトナー像のトナ
ーが後のトナー像形成工程の現像手段のハウジング内に
混入したとしても、極性の相違からハウジング内に混入
したトナーとハウジング内のトナーとは反発するため、
先に形成されたトナー像のトナーは現像手段のハウジン
グから容易に排出され、ハウジング内に蓄積されること
はない。
更に、上記多色系トナー像は複数のトナーを重ね現像
したものになっているため、上記多色系トナー像の色は
夫々のトナーとは異なるものに調整される。
また、上記カラー画像形成装置を使用して三系統のカ
ラー画像を形成する場合には、単色系トナー像形成工程
B1にて潜像担持体1のいずれかのサイクルで潜像担持体
1上の単色系画像に対応する例えばネガ潜像Znが単色ト
ナーTSにより現像され、多色系トナー像形成工程B2にて
潜像担持体1の各サイクルで潜像担持体1上の複数の多
色系画像に対応する例えばポジ潜像Zpが例えば一若しく
は二つのカラートナーにて夫々現像され、トナー像転写
工程A3にて潜像担持体1上の最後のサイクルで単色系ト
ナー像及び複数の多色系トナー像が記録シート8に一括
写される。
このような画像形成プロセスにおいては、潜像担持体
1をn−1サイクル回転させることにより、n系統のカ
ラー画像が形成される。
〔実施例〕
以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳
細に説明する。
実施例1 ◎基本構成 第2図はカラープリンタにこの発明を適用した一実施
例を示す。
同図において、符号20は負帯電型のOPC(Organic Pho
to Conductor)系の感光ドラム、21は感光ドラム20を予
め帯電する帯電スコロトロン、22は感光ドラム20上に単
色系画像に対応する単色系ネガ潜像を形成する単色系レ
ーザ、23は単色系ネガ潜像を単色トナーである黒色トナ
ーTB(負極性)にて反転現像する二成分磁気ブラシ現像
方式の単色系現像器、24は感光ドラム20上に多色系画像
に対応する多色系ポジ潜像を形成する多色系レーザ、25
は多色系ポジ潜像をイエロトナー(正極性)TYにて正規
現像する二成分磁気ブラシ現像方式の多色系第一現像
器、26は多色系ポジ潜像をマゼンタトナー(正極性)TM
にて正規現像する二成分磁気ブラシ現像方式の多色系第
二現像器、27は多色系ポジ潜像をシアントナー(正極
性)TCにて正規現像する二成分磁気ブラシ現像方式の多
色系第三現像器、28は感光ドラム20上に形成された各ト
ナー像の極性を例えば正極性に揃える転写前コロトロ
ン、29は記録シート30を帯電し、感光ドラム20上の各ト
ナー像を記録シート30側へ一括して静電転写させる転写
コロトロン、31は感光ドラム20上の各トナー像が転写さ
れた記録シート30を除電し、この記録シート30を感光ド
ラム20から剥離するディタックコロトロン、32は感光ド
ラム20上の残留トナーを除去するクリーナ、33は感光ド
ラム20上の残留電荷を除去する除電ランプである。
この実施例において、上記多色系現像器25ないし27
は、第3図及び第4図に示すように、ハウジング41内に
現像ロール42を配設したもので、現像ロール42として
は、回転スリーブ43内に7極(N1ないしN4,S1ないしS
3)非対称着磁構成のマグネットロール44を固定的に設
け、主極(N2,N3からなる反発磁極)45の磁束密度を120
0ガウス程度、その山と谷との差を500ガウス程度に設定
し、更に、他の磁極46の磁束密度を800ガウス程度に設
定したものである。更にまた、上記多色系現像器25ない
し28の現像剤としては、いずれのものも樹脂バインダ中
に磁性粉を分散させた密度が4g/cm3以下のキャリアが使
用されている。
◎装置の作動 次に、この実施例に係るカラープリンタの各画像形成
モードにおける作動について説明する。
尚、この実施例における感光ドラム20のプロセス速度
は150mm/secである。
(1)2色規定カラー画像モード(第5図参照) このモードは、単色系画像を黒色トナーTBにて可視像
化し、多色系画像を既存の一つのトナー、例えばイエロ
トナーTYにて可視像化するものである。
一様帯電工程(ステップa) 感光ドラム20表面を−600Vに一様帯電する。
単色系露光工程(ステップb) 単色系レーザ22(画像信号はパターンジェネレータを
使用、以下の多色系レーザにおいても同様)にて画像部
電位が背景部電位よりも低い単色系ネガ潜像Znを形成す
る。この実施例においては、画像部電位を−100V,背景
部電位を−600Vに設定する。
単色系現像工程(ステップc) 単色系現像器23の現像バイアスVBBを−400Vとし、上
記ネガ潜像Znを黒色トナーTB(負極性)にて反転現像す
る。
多色系露光工程(ステップd) 多色系レーザ24にて画像部電位が背景部電位よりも高
い多色系ポジ潜像Zpを形成する。このとき、単色系トナ
ー像電位VTBについては絶対値にて背景部電位よりも小
さくなるように設定する。この実施例では、背景部電位
を−200V、画像部電位を−580V、単色系トナー像電位V
TBを−130V程度に設定する。
多色系第一現像工程(ステップe) 多色系第一現像器25の現像バイアスVBYを−300Vと
し、上記ポジ潜像ZpをイエロトナーTY(正極性)にて正
規現像する。
この場合、上記単色系トナー像は井戸型電位パターン
により抱き込み保持されるため、単色系トナー像は破壊
され難く、また、イエロトナーTYが単色系トナー像中に
混ざることもほとんどなく、しかも、単色系トナー像の
剥離トナーTBが多色系第一現像器25内に混入することも
ない。
転写前処理工程(ステップf) 転写前コロトロン28の放電ワイヤに400Hz,Vp−p 8.5K
VのAC成分が重畳されたDC成分+1.5KVを印加し、各系統
のトナー像のトナー極性を正極性に揃える。
転写工程(図示せず) 転写コロトロン29の放電ワイヤに400Hz,Vp−p 8.5KV
のAC成分が重畳されたDC成分−1.5KVを印加したとこ
ろ、記録シート30側に感光ドラム20上の各系統のトナー
像が一括転写され、黒及びイエロの2色規定カラー画像
が得られた。
(2)2色カスタムカラー画像モード(第6図参照) この画像形成モードは使用しているトナーの色と異な
る色で顧客がある程度任意に選択できる色を含む2色画
像を形成できるものであり、以下のような工程を経て画
像形成が行われる。
一様帯電工程(ステップa)、単色系露光工程
(ステップb)、単色系現像工程(ステップc)、
多色系露光工程(ステップd)は上記2色規定カラー画
像モードと同様に行われる。
多色系第一現像工程(ステップe) 多色系第一現像器25の現像バイアスVBYを−450Vと
し、上記ポジ潜像ZpをイエロトナーTY(正極性)にて正
規現像する。
多色系第二現像工程(ステップf) 多色系第三現像器27の現像バイアスVBCを多色系第一
現像器25の現像バイアスVBYと異なる−300Vとし、上記
ポジ潜像ZpをシアントナーTC(正極性)にて正規現像す
る。すると、イエロトナーTYの上にシアントナーTCが重
なった状態で現像がなされ、イエロトナーTY及びシアン
トナーTCからなる多色系トナー像(緑色トナー像)が形
成される。
このような多色系第一、第二現像工程においては、上
記単色系トナー像は井戸型電位パターンにより抱き込み
保持されるため、単色系トナー像は破壊され難く、ま
た、イエロトナーTY,シアントナーTCが単色系トナー像
中に混ざることもほとんどなく、しかも、単色系トナー
像の剥離トナーTBが多色系第一、第三現像器25,27内に
混入することもない。
転写前処理工程(ステップg)、転写工程(図示
せず)は上記2色規定カラー画像モードと同様に行わ
れ、感光ドラム20上の各トナー像が正極性に揃えられた
後、記録シート30に一括転写され、記録シート30上に黒
並びにイエロ、シアンの重ねによる緑からなる二系統の
カラー画像が得られた。
(3)3色カラー画像形成モード(第7図参照) 今、シアン、赤及び黒の三系統のカラー画像を得る場
合を例に挙げて説明する。
感光ドラム20:1サイクル目 一様帯電工程(ステップa) 感光ドラム20表面を−600Vに一様帯電する。
第一サイクル多色系露光工程(ステップb) 多色系レーザ24にて画像部電位が背景部電位よりも高
い第一多色系ポジ潜像Zpを形成する。この実施例におい
ては、画像部電位を−600V,背景部電位を−100Vに設定
する。
第一サイクル多色系第一現像工程(ステップc) 多色系第一現像器25の現像バイアスVBYを−450Vと
し、上記ポジ潜像ZpをイエロトナーTY(正極性)にて正
規現像する。
第一サイクル多色系第二現像工程(ステップd) 多色系第二現像器26の現像バイアスVBMを−200Vと
し、上記ポジ潜像ZpをマゼンタトナーTM(正極性)にて
重ねて正規現像する。
この段階において、上記感光ドラム20上にはイエロト
ナーTY及びマゼンタトナーTMを重ねた赤色の第一多色系
トナー像が形成される。
尚、この過程においては、転写前処理、転写工程をオ
フとし、単色系現像器23及びクリーナ32のブレードを感
光ドラム20から退避させるようにしている。
感光ドラム20:2サイクル目 一様帯電工程(ステップe) 感光ドラム20表面を−600Vに一様帯電する。
単色系露光工程(ステップf) 単色系レーザ22にて画像部電位が背景部電位よりも低
い単色系ネガ潜像Znを形成する。この実施例において
は、画像部電位を−100V,背景部電位を−600V,多色系第
一トナー像電位VTYMを−580Vに設定する。
単色系現像工程(ステップg) 単色系現像器23の現像バイアスVBBを−400Vとし、上
記ネガ潜像Znを黒色トナーTB(負極性)にて反転現像す
る。
第二サイクル多色系露光工程(ステップh) 多色系レーザ24にて画像部電位が背景部電位よりも高
い第二多色系ポジ潜像Zpを形成する。この実施例におい
ては、画像部電位を−600V,背景部電位を−250V,多色系
第一トナー像電位VTYMを−350V,単色系トナー像電位VTB
を−150Vに設定する。
第二サイクル多色系現像工程(ステップi) 多色系現像器27の現像バイアスVBCを−450Vとし、上
記第二多色系ポジ潜像ZpをシアントナーTC(正極性)に
て正規現像する。
転写前処理工程(ステップi)、転写工程は上記2
色規定カラー画像モードと同様に行われ、感光ドラム20
上の各トナー像が正極性に揃えられた後、記録シート30
に一括転写され、記録シート30上にイエロ、マゼンタの
重ねによる赤、黒並びにシアンからなる三系統のカラー
画像が得られた。
このような画像形成過程において、単色系トナー像か
ら剥離した黒色トナーTBが多色系現像器25〜27のハウジ
ング内に混入したとしても、極性の相違から、ハウジン
グ内にそのまま蓄積されることはない。
(4)n(n≧4)系統カラー画像形成モード この画像形成モードは、感光ドラム20をn−1サイク
ル回転させ、各サイクル毎に多色系現像器25〜27の一若
しくは二つのカラートナーにて対応する多色系ポジ潜像
Zpを現像し、n−1サイクル目において、単色系現像器
23の黒色トナーにて単色系ネガ潜像Znを現像し、感光ド
ラム20上の各トナー像を記録シート30に一括転写するよ
うにしたものである。
そして、このモードにおいては、各カラートナーに対
応したイエロ、マゼンタ、シアンのほかに、シアンとイ
エロとを組み合わせて緑、シアンとマゼンタを組み合わ
せて青、イエロとマゼンタとを組み合わせて赤の色再現
を行うことができ、黒を含めて全体で7色が再現され
る。
◎装置の画像形成特性 プリンタの場合には、データを黒、フォームを黒以外
のカラーで印字するのが一般的であり、一サイクルにお
いては、ネガ潜像を黒色トナーTBにて反転現像すること
により黒画像を先に形成し、ポジ潜像を黒以外のカラー
トナーにて正規現像することにより黒以外のカラートナ
ーを形成するようにしているので、黒画像領域に黒以外
のカラー画像領域に対応したポジ潜像が形成されたとし
ても、当該黒画像領域が黒以外のカラートナーにて現像
されることはなく、黒画像からなるデータが欠落する虞
れはない。
実施例2 ◎基本構成 第8図はディジタルカラー複写機にこの発明を適用し
たものである。
このカラー複写機は、図示外の原稿走査系からの光学
情報をカラーセンサにて検出し、このカラーセンサ出力
に基づいて画像信号生成装置から黒以外の多色系画像信
号及び単色系(黒)画像信号を生成するようにしたもの
である。
同図において、符号50は負帯電型のOPC系の感光ドラ
ム、51は感光ドラム50を予め帯電する帯電スコロトロ
ン、52は感光ドラム50上に多色系画像に対応する多色系
ネガ潜像を形成する多色系レーザ、53は多色系ネガ潜像
をイエロトナー(負極性)TYにて反転現像する二成分磁
気ブラシ現像方式の多色系第一現像器、54は多色系ネガ
潜像をマゼンタトナー(負極性)TMにて反転現像する二
成分磁気ブラシ現像方式の多色系第二現像器、55は多色
系ネガ潜像をシアントナー(負極性)TCにて反転現像す
る二成分磁気ブラシ現像方式の多色系第三現像器、56は
感光ドラム20上に単色系画像に対応する単色系ポジ潜像
を形成する単色系レーザ、57は単色系ポジ潜像を単色ト
ナーである黒色トナーTB(正極性)にて正規現像する二
成分磁気ブラシ現像方式の単色系現像器、58は感光ドラ
ム50上に形成された各トナー像の極性を例えば正極性に
揃える転写前コロトロン、59は記録シート60を帯電し、
感光ドラム50上の各トナー像を記録シート60側へ一括し
て静電転写させる転写コロトロン、61は感光ドラム50上
の各トナー像が転写された記録シート60を除電し、この
記録シート60を感光ドラム50から剥離するディタックコ
ロトロン、62は感光ドラム50上の残留トナーを除去する
クリーナ、63は感光ドラム50上の残留電荷を除去する除
電ランプである。
◎装置の作動 (1)2色カスタムカラー画像形成モード (第9図参照) 以下、イエロとマゼンタとを組み合わせた赤及び黒か
らなる2色カラー画像を形成する場合を例に挙げて説明
する。
一様帯電工程(ステップa) 感光ドラム20表面を−600Vに一様帯電する。
多色系露光工程(ステップb) 多色系レーザ52にて画像部電位が背景部電位よりも低
い多色系ネガ潜像Znを形成する。この実施例において
は、画像部電位を−100V,背景部電位−600Vに設定す
る。
多色系第一現像工程(ステップc) 多色系第一現像器53の現像バイアスVBYを−300Vと
し、上記ネガ潜像ZnをイエロトナーTY(負極性)にて反
転現像する。
多色系第二現像工程(ステップd) 多色系第二現像器54の現像バイアスVBMを多色系第一
現像器53の現像バイアスVBYと異なる−450Vとし、上記
ネガ潜像ZnをマゼンタトナーTM(負極性)にて反転現像
する。すると、イエロトナーTYの上にマゼンタトナーTM
が重なった状態で現像がなされ、イエロトナーTY及びマ
ゼンタトナーTMからなる多色系トナー像(赤色トナー
像)が形成される。
単色系露光工程(ステップe) 単色系レーザ56にて画像部電位が背景部電位よりも高
い単色系ポジ潜像Zpを形成する。この実施例において
は、画像部電位を−580V,背景部電位を−250V,多色系ト
ナー像電位VTMYを−150Vに設定する。
単色系現像工程(ステップf) 単色系現像器57の現像バイアスVBBを−350Vとし、上
記ポジ潜像Zpを黒色トナーTB(正極性)にて正規現像す
る。
このような単色系現像工程においては、上記多色系ト
ナー像は井戸型電位パターンにより抱き込み保持される
ため、多色系トナー像は破壊され難く、また、黒色トナ
ーTBが多色系トナー像中に混ざることもほとんどなく、
しかも、多色系トナー像の剥離トナーTY,TMが単色系現
像器57のハウジング内に混入することもない。
転写前処理工程(ステップg)、転写工程(図示
せず)は実施例1の2色規定カラー画像モードと同様に
行われ、感光ドラム50上の各トナー像が正極性に揃えら
れた後、記録シート60に一括転写され、記録シート60上
に黒並びにイエロ、マゼンタの重ねによる赤からなる二
系統のカラー画像が得られた。
尚、2色規定カラー画像形成モードにあっては、多色
系現像工程を一回行うようにすればよく、他は2色カス
タムカラー画像形成モードと同様の行うようにすればよ
い。
(2)3色カラー画像形成モード(第10図参照) 今、赤、イエロ及び黒の三系統のカラー画像を得る場
合を例に挙げて説明する。
感光ドラム50:1サイクル目 一様帯電工程(ステップa) 感光ドラム50表面を−600Vに一様帯電する。
第一サイクル多色系露光工程(ステップb) 多色系レーザ52にて画像部電位が背景部電位よりも低
い第一多色系ネガ潜像Znを形成する。この実施例におい
ては、画像部電位を−100V,背景部電位を−600Vに設定
する。
第一サイクル多色系第一現像工程(ステップc) 多色系第一現像器53の現像バイアスVBYを−300Vと
し、上記ネガ潜像ZnをイエロトナーTY(負極性)にて反
転現像する。
第一サイクル多色系第二現像工程(ステップd) 多色系第二現像器54の現像バイアスVBMを−450Vと
し、上記ネガ潜像ZnをマゼンタトナーTM(負極性)にて
重ねて反転現像する。
この段階において、上記感光ドラム50上にはイエロト
ナーTY及びマゼンタトナーTMを重ねた赤色の第一多色系
トナー像が形成される。
尚、この過程においては、転写前処理、転写工程をオ
フとし、単色系現像器57及びクリーナ62のブレードを感
光ドラム50から退避させるようにしている。
感光ドラム20:2サイクル目 一様帯電工程(ステップe) 感光ドラム20表面を−600Vに一様帯電する。
第二サイクル多色系露光工程(ステップf) 多色系レーザ52にて画像部電位が背景部電位よりも低
い第二多色系ネガ潜像Znを形成する。この実施例におい
ては、画像部電位を−100V,背景部電位を−600V,多色系
第一トナー像電位VTYMを−550Vに設定する。
第二サイクル多色系現像工程(ステップg) 多色系第一現像器53の現像バイアスVBYを−450Vと
し、上記第二多色系ネガ潜像ZnをイエロトナーTY(負極
性)にて反転現像する。
単色系露光工程(ステップh) 単色系レーザ56にて画像部電位が背景部電位よりも高い
単色系ポジ潜像Zpを形成する。この実施例においては、
画像部電位を−580V,背景部電位を−250V,多色系第一ト
ナー像電位VTYMを−150V,多色系第二トナー像電位VTY
−130Vに設定する。
単色系現像工程(ステップi) 単色系現像器57の現像バイアスVBBを−350Vとし、上
記ポジ潜像Zpを黒色トナーTB(正極性)にて正規現像す
る。
転写前処理工程(ステップj)、転写工程(図示
せず)は上記2色規定カラー画像モードと同様に行わ
れ、感光ドラム50上の各トナー像が正極性に揃えられた
後、記録シート60に一括転写され、記録シート60上にイ
エロ、マゼンタの重ねによる赤、イエロ並びに黒からな
る三系統のカラー画像が得られた。
このような画像形成過程において、多色系トナー像に
黒色トナーが接触したとしても、極性の相違から、黒色
トナーが多色系トナー像に混ざることはなく、また、多
色系トナー像から剥離した多色トナーTYTMが単色系現像
器57のハウジング内に混入したとしても、ハウジング内
にそのまま蓄積されることもない。
(3)n(n≧4)系統カラー画像形成モード この画像形成モードは、感光ドラム50をn−1サイク
ル回転させ、各サイクル毎に多色系現像器53〜55の一若
しくは二つのカラートナーにて対応する多色系ネガ潜像
Znを現像し、n−1サイクル目において、単色系現像器
57の黒色トナーにて単色系ポジ潜像Zpを現像し、感光ド
ラム50上の各トナー像を記録シート60に一括転写するよ
うにしたものである。
そして、このモードにおいては、実施例1と同様に、
シアン、イエロ、マゼンタ、緑、青、赤、黒の7色が再
現される。
◎装置の画像形成特性 このカラー複写機においては、黒画像が最後の工程で
形成されるので、黒色トナーTBが多色系画像に混入する
という事態は実施例1に比べて確実に回避され、カラー
画像品質は極めて良好に保たれ、カラー複写機として有
効である。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、請求項1記載のカラー画像
形成装置によれば、複数系統のカラー画像を記録シート
に一括転写する方式を採用し、二系統のカラー画像を潜
像担持体が一回転する一回のサイクルで実現でき、三系
統以上、すなわち、n(n≧3)系統のカラー画像形成
を潜像担持体がn−1回転するn−1サイクルで実現で
きるようにしたので、比較的顧客の要求の高い二系統の
カラー画像については、画像形成時間の短縮化を図りな
がら、二系統のカラー画像を迅速に得ることができ、し
かも、三系統以上のカラー画像については、装置の小型
化という要請を満たしながら、n−1サイクルでn系統
のカラー画像を容易に得ることができる。更に、使用す
る黒以外の複数のカラートナーを重ねて現像するように
すれば、使用するトナーの色そのものと異なる顧客があ
る程度任意に選択できる色のカスタムカラー画像を容易
に得ることができる。
また、この発明によれば、単色系現像手段と多色系現
像手段とのトナー極性が異なるため、単色系トナーと多
色系トナーとの間で混色現象や混入現象が起こる事態を
有効に回避でき、その分、カラー画像品質を良好に保つ
ことができる。
更に、請求項2記載のカラー画像形成装置によれば、
現像バイアス方式のものにおいて、カスタムカラー画像
を形成する上で二つのトナーを潜像の画像部に確実に重
ねることができるので、カスタムカラー画像品質を良好
に保つことができる。
更にまた、請求項3記載のカラー画像形成装置によれ
ば、多色現像手段の構成を工夫することにより、三つの
現像器を使用して6つの色画像を再現することができ
る。
また、請求項4記載のカラー画像形成装置の使用方法
によれば、画像形成時間の短縮化を図りながら、顧客が
ある程度任意に選択できる色を含む二系統のカラー画像
を容易に得ることができる。
また、請求項5記載のカラー画像形成装置の使用方法
によれば、もともとのカラートナーの色及び顧客がある
程度任意に選択できる色を含む三系統のカラー画像を容
易に得ることができる。
特に、請求項6記載の方法によれば、光ビーム方式の
潜像形成手段を採用し、単色現像手段3のトナーが非透
過性であるとしても、上記非透過性のトナーが潜像形成
手段の潜像形成を邪魔することはないので、画像品質を
良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの発明に係るカラー画像形成装置の概
略を示す説明図、第1図(b)(c)はこの発明に係る
カラー画像形成装置の使用方法を示す説明図、第2図は
カラープリンタにこの発明を適用した実施例1を示す説
明図、第3図は多色系現像器の構成を示す要部説明図、
第4図はその磁極特性を示す説明図、第5図は2色規定
カラー画像モードの画像形成プロセスを示す説明図、第
6図は2色カスタムカラー画像モードの画像形成プロセ
スを示す説明図、第7図は3色カラー画像モードの画像
形成プロセスを示す説明図、第8図はディジタルカラー
複写機にこの発明を適用した実施例2を示す説明図、第
9図は2色カスタムカラー画像モードの画像形成プロセ
スを示す説明図、第10図は3色カラー画像モードの画像
形成プロセスを示す説明図である。 〔符号の説明〕 TS……単色トナー Ta,Tb,Tc……カラートナー 1……潜像担持体 2……単色系潜像形成手段 3……単色現像手段 4……多色系潜像形成手段 5……多色現像手段 5a〜5c……現像器 6……転写前処理手段 7……転写手段 8……記録シート
フロントページの続き (72)発明者 古谷 信正 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (56)参考文献 特開 昭58−57139(JP,A) 特開 昭57−2047(JP,A) 特開 昭63−142363(JP,A) 特開 平1−183675(JP,A) 特開 平2−85873(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n(n≧2)系統のカラー画像形成時にn
    −1回転し且つ静電潜像が担持される潜像担持体(1)
    と、 この潜像担持体(1)上に画像都電位が背景都電位より
    も絶対値で低いネガ潜像(Zn)若しくは画像都電位が背
    景都電位よりも絶対値で高いポジ潜像(Zp)を形成する
    単色系潜像形成手段(2)と、 この単色系潜像形成手段(2)にて形成された潜像(Z
    n)若しくは(Zp)を単一トナー(Ts)にて現像する単
    色現像手段(3)と、 上記単色系潜像形成手段(2)の後段若しくは前段に配
    設され、上記潜像担持体(1)上に単色系潜像形成手段
    (2)と異なる形式の潜像(Zp)若しくは(Zn)を形成
    する多色系潜像形成手段(4)と、 黒以外の相互に異なる色トナー(Ta,Tb,Tc)を有する複
    数の現像器(5a,5b,5c)が選択自在に配設され、上記多
    色系潜像形成手段(4)にて形成された潜像(Zp)若し
    くは(Zn)を選択された現像器の一若しくは二つの色ト
    ナーにて現像する多色現像手段(5)と、 単色現像手段(3)、多色現像手段(5)にて現像され
    た複数のトナー像の極性を揃える転写前処理手段(6)
    と、 極性の揃った各トナー像を記録シート(8)に一括転写
    する転写手段(7)とを備えたことを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、 多色現像手段(5)の各現像器(5a,5b,5c)は現像バイ
    アス方式のものであり、二つのトナー(例えばTa,Tb)
    にて対象潜像を重ねて現像する場合、選択された各現像
    器(5a,5b)に異なる現像バイアスを印加した状態にて
    二つのトナー(Ta,Tb)の現像度合を調整するようにし
    たことを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1若しくは2いずれかに記載のもの
    において、 多色現像手段(5)はシアン、マゼンタ、イエロの各ト
    ナー(Ta,Tb,Tc)が収容される三つの現像器(5a,5b,5
    c)を具備し、再現画像色に応じて一若しくは二つ選択
    されるようになっていることを特徴とするカラー画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3いずれかに記載のカラー
    画像形成装置を使用して二系統のカラー画像を形成する
    に際し、 潜像担持体(1)が一回転する一サイクル目において、
    上記潜像担持体(1)上に単色系潜像形成手段(2)に
    て所定形式の潜像を形成し、この潜像を単色現像手段
    (3)にて現像する一回の単色系トナー像形成工程(A
    1)と、 潜像担持体(1)が一回転する一サイクル目において、
    上記潜像担持体(1)上に多色系潜像形成手段(4)に
    て単色系潜像形成手段(2)と異なる形式の潜像を形成
    し、この潜像を多色現像手段(5)の二つの色トナーに
    て現像する一回の多色系トナー像形成工程(A2)と、 上記潜像担持体(1)が一回転する一サイクル目におい
    て、転写前処理手段(6)にて上記単色系及び多色系ト
    ナー像の極性を揃え、転写手段(7)にて各トナー像を
    記録シート(8)へ一括転写するトナー像転写工程(A
    3)とを備えたことを特徴とするカラー画像形成装置の
    使用方法。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4いずれかに記載のカラー
    画像形成装置を使用してn(n≧3)系統のカラー画像
    を形成するに際し、 潜像担持体(1)がn−1回転するn−1サイクルのい
    ずれかのサイクルにおいて、上記潜像担持体(1)上に
    単色潜像形成手段(2)にて所定形式の潜像を形成し、
    この潜像を単色現像手段(3)にて現像する一回の単色
    系トナー像形成工程(B1)と、 潜像担持体(1)がn−1回転するn−1サイクルの各
    サイクルにおいて、上記潜像担持体(1)上に多色系潜
    像形成手段(4)にて単色系潜像形成手段(2)と異な
    る形式の潜像を夫々形成し、各潜像を多色現像手段
    (5)にて夫々異なる系統の色に現像するn−1回の多
    色系トナー像形成工程(B2)と、 上記潜像担持体(1)がn−1回転したn−1サイクル
    目において、転写前処理手段(6)にて上記単色系及び
    多色系トナー像の極性を揃え、転写手段(7)にて各ト
    ナー像を記録シート(8)へ一括転写するトナー像転写
    工程(B3)とを備えたことを特徴とするカラー画像形成
    装置の使用方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の方法において、 各潜像形成手段(2)(4)が光ビーム方式を採用し、
    単色現像手段(3)のトナー(Ts)が非透過性である場
    合に、上記単色系トナー像形成工程(B1)を潜像担持体
    (1)のn−1サイクル目に行うことを特徴とするカラ
    ー画像形成装置の使用方法。
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