JPS63144360A - 電子写真用トナ−および像形成方法 - Google Patents

電子写真用トナ−および像形成方法

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JPS63144360A
JPS63144360A JP61294291A JP29429186A JPS63144360A JP S63144360 A JPS63144360 A JP S63144360A JP 61294291 A JP61294291 A JP 61294291A JP 29429186 A JP29429186 A JP 29429186A JP S63144360 A JPS63144360 A JP S63144360A
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Hisafumi Shoji
尚史 庄司
Satoru Haneda
羽根田 哲
Kunihisa Yoshino
吉野 邦久
Takeki Okuyama
雄毅 奥山
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/01Electrographic processes using a charge pattern for multicoloured copies

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野1 本発明は、電子写真法を用いて記録材上に画像を形成す
る電子写真用トナーおよびそのトナーを用いた像形成方
法に関する。 【発明の背量1 電子写真法あろいは静電記録法を用いた像形成装置にお
いては、像形成体上に静電潜像を形成し、それを荷電粒
子であるトナーで現像する。この装置は複写機やプリン
ターなどとして製品化されている。さらに多色像や合成
像(複数の原稿や画像情報と原稿の像の重ね合わせ)を
得るため次のようにして上述の原理が利用される。すな
わち、導電性基板上に光導電層を有する像形成上で■帯
電■像露光■現像を1サイクルとしてこれを2回以上行
うことにより実現される(例えば特願昭58−1843
81号)、あるいは像形成体として光導電層の外側に透
過性の絶縁層を設けたものを用いて、■−次帯電■二次
帯電同時像露光■一様露光■現像を1サイクルとして2
回以上行う方法、または■−次帯電■二次帯電■像露光
■現像を1サイクルとして2回以上行う方法(例えば特
願昭58−183152号)などがある。これらの方法
はいずれも像形成体上での多色現像や像の合成を可能と
するもので、これらの重ね合わせ像は1度の転写プロセ
スで転写体に転写できるので、簡単な構成で、多色像や
合成像が得られる装置となる。このための現像方法とし
ては、例えば非磁性トナーと磁性キャリアの混合物から
なる現像剤を用いて特願昭58−57446号あるいは
同60−192712号明細訂に記載された条件の下で
現像を行うことが必要である。二の現像方法は磁気プラ
ン現像法の一種であるが、 磁気ブラシを像形成体に接
触させず、交流バイアスによりトナーのみを像形成体の
)U像面へ旭川させることを特徴とする。 上述のような像形成装置の一例としては潜像形成手段が
色別に潜像を形成し、それぞれの潜像を対応した色のト
ナーを用いている現像装置で現像するものがある。 このような多色像形成¥C置においては、導電性基板上
に光導電性物質を有する像形成体(以下感光体という場
合らある)にレーザーなどの光線を照射して静電潜像を
形成するものが代表的である。 このような装置においては、第4図の70−チャートに
示すようにして多色像が形成される。 PJ4図は像形成体の表面電位の変化を示したものであ
り、P)1は像形成体の露光部、D^は像形成体の非露
光部、T、は第1回目の現像で像形成体上に付着したト
ナー、T2は第2回目の現像で像形成体上に付着したト
ナーで、DUPは露光部Pl+に第1回目の現像でトナ
ーT、が付着したrこめ生じた電位の上柱分を示す。説
明のため潜像の極性を正とする。 ■ 像形成体は帯電器により一様な帯電が施されて、一
定の正の表面電位Eとなる。 ■ レーザー・陰極線管・LEDなど露光源とする第一
の像露光が与えられ、露光部pHの電位はその光量に応
じて低下する。 ■ このようにして形成された静電潜像を、未露光部の
表面電位Eにほぼ等しい正のバイアスを引加された現像
装置が現像する。その結果、正帯電トナーT1が相対的
に電位の低い露光部pHに付着し、第一のFナーイ↑が
形成される。このトナー像が形成された領域は、正帯電
トナーT1が付着したことにより電位がDUPだけ上柱
するが、通常は未露光部D^と同電位にはならない。 ■ 次に第一のトナー像が形成された像形成体表面は帯
電器により2回目の帯電が施され、その結果、トナーT
、の有無にかかわらず、均一な表面電位Eとなる。 ■ この像形成体の表面に第二の像露光が施されて静電
潜像が形成される。 ■ 前記■と同様にしてトナーT1とは異なる色の正帯
電トナーT2の現像が行なわれ第二のトナー像が得られ
る。 以下同様のプロセスを必要回数行って像形成体上に多色
トナー像を得る。これを転写材に転写し、さらにこれを
加熱または加圧して定着すること1こより多色記録画像
が得られる。この場合には像形成体の表面に残留するト
ナーおよび電荷をクリーニングして次の多色像形成に用
いられる。 上記プロセスは多色像に限らず、像形成体上でトナー像
を合成し、それを一括して転写して記録像を形成するv
cr¥tに採用することら可能である。 【発明が解決しようとする問題点】 以上に説明したような方法で様々な色を表現する場合、
次の二つの方式がある。 ■、色の異なるトナー同士を直接重ねない方式。 ■、色の異なるトナー同士を重ねる方式。 ■は、第5図(A)の如く多色のトナーTI、T2を像
形成体1上で原則的に重ねずに分布させることにより、
擬似的に記録紙上で色を発生(加法混色)させるもので
ある。 ■は、CB)のように潜像電位と現像バイアスを制御す
るなどして、ある色のトナー像の上に異なる色のトナー
を重ねて現像し色を発生(減法混色)させるものである
。 ところが、■においては、各色トナー像が同(立置で爪
ならないように像露光の位置合わせを1画素以下の精度
で厳密に行なう必要があり、像露光りの位ra精度が不
完全であれば11(1段のトナー像T1が一部像露光り
を遮ぎっでしまい、後段で現像されるトナーT2の付着
量が第5図(C)のように者しく少なくなるという問題
がある。これでは、所望の色調の混色を生ゼしぬること
ができない。 また、■においては、先に現像したトナーT、の上から
光を照射しても、トナーTll:吸収されて光導電層ま
で充分届かず、潜像が完全に形成されないので、第5図
(D)のように後に現像したトナーT2の付着量が者し
く少なくなってしまう。 以上は反転現像を行なう場合であるが、正規現像を行な
うときは反対に非選択的に後のトナーT2が先のトナー
TI上に付着してしまい、色のにごりが生じる。 この問題点を回避するため、像露光手段として長波長の
レーザー尤などを用い、イエロー、マゼンタを先に現像
する方法が提案されている(特願昭59−181087
、同181550など)。この方法によればイエロー像
は像形成体上で他の色の下になり、転写材上では池の色
の上になる。ところがイエローは他の色に比べて表面反
射が太き(、上記の方法で得た多色像は、特に緑、赤な
どのイエローが加わっている色において、黄色が必要以
上に強調されている。このため、色のコントロールが非
常に困難であるという問題があった。特にイエロー、マ
ゼンタ、シアンのトナーから黒色を表現しようとする場
合にこの問題点は大きな障害となる。したがって黒を表
現するだめの専用のトナーを使ルすることが好ましい。 イエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーから多色像を
形成する場合、従来の黒トナーは可視光、非可視光にか
がわらずほとんどの光を吸収するので黒トナーの現像を
後にしなければならないが、後に現像されるトナーはど
現像量が少なくなるため、記録像中の黒部分が少なくな
り、濃度が低く、文字部分が不明瞭になる。
【発明の目的] 本発明は常に黒色を鮮明に記録できるとともに、バランスよく色を表現できるトナーおよび像形成方法を提供することを目的とする。 【発明の構成】
上記目的は、 (1)全可視光域の光を実質的に吸収し、750 n 
m以上の波長域の光を透過するような分光透過率特性を
もつ電子写真用トナー。 (2)光導電層を有する像形成体に像露光を行なって潜
像を形成し、全可視光域の光を実質的に吸収し、750
■以上の波長域の光を透過するような分光透過率特性を
もつトナーで前記潜像を現像し、前記トナーを透過する
光で前記像形成体を(′Rn光して潜像を形成し、前記
潜像をトナーで現像する像形成方法。 によって達成される。
【(1ミ用] 本発明では、黒色をカーボンブラックなど単一の着色剤
で作成するのではなく、イエロー、マゼンタ、シアンな
ど複数の着色剤を合成して得る。 これらの着色剤はそれぞれ非可視光域に透過成分を有し
ているものを選択し、その結果、得られた黒色の合成着
色剤も非可視光域に透過をするようにする。また可視光
を実質的に完全に吸収させるようにする。このようにし
て得た着色剤を使用してトナーを作製する。このトナー
は黒トナーとなる。 このトナーを先に説明した多色像形成方法に利用すると
、思トナーを先に現像することができる。 このとき、像露光に用いる光源は、上述の非可視光域中
の透過波長域に分光分布を有するものを用いる。この結
果、前記黒トナーに重畳して潜像を形成することができ
、黒トナー像上に他の色のトナーを現像することができ
る。この結果、像形成体上に重畳されたトナー像を転写
材に転写した際、転写材上では思トナーが上部に形成さ
れ黒色部分は鮮明に、有彩色部分はバランスよく現像で
きる。 【実施例】 第1図は本発明に基づいて構成された実施例である多色
像形成装置である。図中1は矢印方向に回転する像形成
体、21はコロナ帯電器、Lはレーザー光学系26より
照射される像露光光、5^、5[1,5C。 5D1.tイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーを
有する現像装置、33は転写電極、34は分離電極、P
は記録紙、また36はクリーニング装置で36aは7T
−ブラシ、36t+はトナー回収ローラーで36cはス
クレーパである。これは次のようにして多色像を形成す
る。 像形成体1はスフロトロン帯電甑よりなるコロす帯電器
21により表面が均一に帯電される。続いてレーザー光
学系26から記録データに従った像露光光りが像形成体
1上に照射される。このようにしく静電潜像が形成され
る。この静電i)?像は第1のトナーT、が収容されて
いる現像装置5Dにより現像される。 トナー像を形成された像形成体は、再びコロナ帯電器2
1により均一に帯?lされ、別の色成分の記録データに
従った像露光光りを受ける。形成された静電潜像はtt
S2のトナーT2が収納されている現(宋装置5Cに上
り現像される。この結果、像形成体1上に第1のトナー
T1と0′S2のトナーT2による2色トナー像が形成
される。以下同様にしてトナーT、(現像装置1ff5
B)、トナーT、(現像Vc置録)が重りて現像され、
像形成体1上に4色トナー像が形成される。 このようにして像形成木1上に得られた多色トナー像は
転写極33により記録紙Pに転写される。 記録紙Pは分B極34により像形成体1がら分離され、
定着器31で定着される。−力、像形成体1はクリーニ
ング装置36によT)!直掃される。クリーニング装置
36の7アープラン36aは像形成中は像形成体1とは
非接触に保ヒれていて、像形成体1に多色像が形成され
るとその転写後に像形成体1と接触し、矢印方向に回転
しながら転写残トナーを掻き取る。 クリーニングが終わると71−ブラシ36aは再び像形
成体1から離れる。トナー回収ローラ381+は矢印方
向に回転しながら適当なバイアスが印加されて、ファー
ブラシ36aよりトナーTなどを回収する。それはさら
にスクレーパ36cで掻き取られる。 実施例でのレーザー光学系26を第2図に示干。し4中
、37は半導体レーザーダイオード、38は回転多面鏡
、39はrθレンズである。 第3図は現像装置5^の断面図である。図中51はハウ
ソング、53はスリーブ、54は現像剤搬送体すなわち
スリーブ内に設けられた磁界発生手段でありN、S極を
有する磁気ロール、55は層形成部材、56は該部材の
固定部材、57は第1の攪拌部材、 58は第2の攪拌
部材である。59はスリーブクリーニング部材、60は
現像バイアス電源、15は現像域すなわちスリーブ53
により搬送されたトナーが像形成体に0電的な力を受け
て移行しうる領域、Tはトナー、Dは現像剤を表す。か
かる現像装置において、二つの攪拌部材57.58はス
クリュー状のもので、図の矢印方向に回転することによ
り現像剤の攪拌および搬送を行う。攪拌部材57は紙面
手直方向へ、攪拌部材58は紙面奥側へ搬送されるよう
な形状をしている。両者の中間部で現像剤Iが滞留しな
いように!!!52が設けられていて、このためこの領
域で紙面左右方向に現像剤の交換が行われる。 この現像装置5へのトナー補給は第3図の手助側から行
なわれ、攪拌部材58により紙面1%側へ、攪拌部材5
7により紙面手前側へと概略循環し、トナーとキャリア
が均一に混合される。しかし、トナー補給の位置は特に
これに限定されるものではなく、例えば第3図右側から
スリーブ紬に対し一様に補給するような方法でもよい。 このようにして現像剤りは十分攪拌混合され、矢印方向
に回転するスリーブ53と磁>10−ル54の搬送力に
よりスリーブ53の回転方向と同方向に搬送される。前
記スリーブ53表面にはハウソング52から延びる固定
部材56により保持された層形成部材55が圧接されて
いて、搬送される現像剤りの量を規制し、現像ル1層を
形成する。 なお本実施例の現像を実施するに際して現像剤層を形成
rる他の手段としては、例えばスリーブと一定の間隙を
へだでて配置ffされた磁性または非磁性の、規制板、
スリーブに近接して配置された磁気ロールなど従来公知
のいずれを使用してもよい。 現像剤をtIYt成するキャリア及びトナーは小粒径の
方が画質の解像力及び階調再現性の点から有利である。 例えば現像剤層のキャリアを40μlブ、下の小粒径と
したJlj介でも1肖記した層形成部材55のような手
段を用いる二とにより現像剤中の不純物や粒凡等を自動
的に排除してふ二ノーな良さの磁気ブラシを形成するこ
とができる。しがも前記キャリアがトナーと同程度の小
粒ぜ〉とさFLだ場合で6同様不純物の混入が排除され
て均一なL′cさの磁気ブラシ形成が可能である。 スリーブクリーニングローラ59は矢印方向に回転しく
第3図)現像領域18を通過してトナーTを消費した現
像剤をスリーブ53がら掻き取る。このために現像領域
に搬送されるトナーTの量を一定に保つことができ、現
像条件が安定する。 次に本実施例の現像方法に用いられる現像剤の構成につ
いて述べる。 (現像剤処方) トナーMLt、物:ボリスチレン   45gX量部ポ
リ/チルメタクリ レート44〃 パリファースト  0.2〃 (荷電制御剤) 着色剤      10.5  、。 上記組f&物を混合、練肉、分級して所望のトナーをう
るようにしている。 キャリア(樹脂波覆キャリア)を且成物:コア:7エラ
イト コーティング樹脂二スチレン・アクリル(4:6 ) 磁化  27脂mu/g 粒径  30μl 比重  5.2部7cmコ 比抵抗 10’コΩcm以上 上記組成物を混合、練肉、分級後熱風処理して球形化し
たものをキヤ、リアとした。 有彩色(イエロー、マゼンタ、シアンなど)トナーの着
色剤としては従来公知のものが用いられる。 思トナーの着色剤としては複数種の着色剤を混合して用
いる。混合される複数種の着色剤の条件としては、以下
のことが挙げられる。 (1)可視域(波長360−75On+n )で互いに
吸収域を補ない合うこと (2)750旧n以上の波長域で透過する共通波長域が
あること 条件(1)により、黒色が表現できる。また条件(2)
により共通波長域の光は黒トナーを透過するので前述の
ようにこのような光を像露光としで用いると潜像形成が
良好にイテなえる。 発明者は以下のような顔料を混合して吸光度を測定した
。 ■  Pigment  Yel lom   97 
 ;  3.5  部■  Pigment  fle
d     146  ;    4  部■  Pi
gment  Blue   15:3  ;   3
  fil上記顔料を メイン”34脂(ポリエステルV!脂):100部離型
ル1(ワックス)       ; 6部顔料 ; 5
〜10部 13(脂;100部 これを、混合して、熔融練肉・粉砕分級する。 測定方法は以下のとおりである。 ■ 溶媒を樹脂に対して、5倍の重量を加え、かつ〃ラ
スビーズを入れて攪拌羽根で分散させた。 ■ これを011Pシート上に5〜10μ臭の厚さlこ
なるように塗布する。 ■ これを切り出し、分光光度計(It rTAcll
 1330型)で吸光度を測定する。 波長は360〜85011I11の範囲で測定した。 なすj吸光度は log(1/T) (Tは反射率(=反射光17入射光
量))で定義される。 結果を第6図に示す。図から明らかなように、可視光域
でほぼ均一な吸収があり、赤外域は透過性が大きいこと
を示している。 次に ■:PigmeuL Red  57 : 1 8B■
:PigtaenL Blue  15 : 3 6部
を用いて同様にトナーを試作し、吸光度を測定した。結
果を第7図に示す。 発明者はこのほか様々な着色剤を用いてトナーを試作し
たが、以下のことが明らかになった。 (1)全可視域にわたり、吸光度が0.8以上であると
きに良好な黒色が得られる。 (2)可視域の各波長において各着色剤単独の吸光度の
うちの最大値が0.9以上あるとき(1)が達成される
。 さらにこのようなトナーを第1図の装置で第1表に示す
条件下に使用すると、像露光の主波長において吸光度が
0.4以下、好ましくは062以下であるときに、何色
口であるかにかかわらずコントラストの大きい潜像が得
られた。しrこがってこのような黒トナーを先に現像す
ると、反転現像の場合、その上に他の色のトナーを重畳
することができるようになり、色バランスのよい多色像
が得られるとともに、転写材上で黒色が適度に強調され
る。 第  1  表 書き込み解像度: 16dat/目、書き込みレベル=
2値
【発明の効果】
本発明によって、常に黒色を鮮明に記録できるとともに
、バランスよく色を表現できるトナーおよび像形成方法
が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の像形成方法を用いる多色像形成装置の
概略構成図、 第2図はレーザー光学系の構成図、 第3図は現像装置の断面図、 第4図は像形成体上の表面電位の変化を示す図、第5図
は像形成体上のトナーの付着状態を示す構成図、 第6図及び第7図は本発明の実施例を示すトナーの吸光
度を示すグラフである。 1・・・像形成体 5^、5B、5C,5D・・・現像装置 21・・・コ
ロナ帯電器26・・・レーザー光学系  33・・・転
写電極34・・・分離電極      36・・・クリ
ーニング装置T、T2・・・トナー 出願人 小西六写真工業株式会社 第5図 第6図 第7図 Jt(nm)(D■111弧 を昆合声2捜n混合肺菜   ゛ 手続補正書 昭和63年 3月 9日 1、事件の表示 昭和61年待時顕画294291号 2、発明の名称 電子写真用トナーおよび像形成方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号連絡先 〒191 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式会社 (電話0425−83−1521)5
、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 6、補正の内容 発明の詳細な説明を次のように補正する。 (2)明細書第6頁8行〜9行目 「■は、(B)のように・・・の上に異な」をr■は、
詔5図(B)のように、ある色のトナー像の上に異な」 と補正する。 (3)同第6頁12行〜第7頁4行目全文を「 ■、■
による色再現性は、同じトナーを用いたとしても、通常
具なったものになる。実際には、■と■とが混在するよ
うな方法が、色再現領域が広くなり、多くの色を再現で
きるので、採用されることが多い。 ところで、像形成体上に形成されたトナーT1によるト
ナー像に対し像露光光を照射するとき、その光がトナー
に吸収されると、光導電層は絶縁状態のままで、その位
置の電位は下がらない。したかって、第5図CD)のよ
うに、後に現像したトナーT2はその位置には付着しづ
らくなる。この結果、■の方法による色再現領域は大き
く歪み、■の方法でも、第5図(C)のように、各色像
の位置が厳密に合っていなければ、色再現性か狂う。」
と補正する。 (4)同第7頁6行目 「行なうときは反対にJを 「行なうときは像露光光がトナーT1に吸収されると反
対に」 と補正する。 (5)同第8頁4行〜IO行目全文を [ところで、カーボンブラックを用いた従来の黒トナー
は吸収波長域が広く、可視光のみならず、像形成体の光
導電層が感度を有する波長域の光をほとんど吸収する。 イエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーから多色像を
形成する場合、黒トナーによる現像を他のトナーによる
現像に先立って行うと、すでに説明したように、黒トナ
ーの付着した位置に他の色のトナーが現像されなくなる
。このため、明度や彩度の低い色などが再現できなくな
る。逆に黒[・ナーによる現像を他のトナーによる現像
より後に行うと、潜像ポテンシャルのコントラストが小
さくなって黒トナーか付着しにくくなる。このため、黒
濃度が低下し、文字部分が不明瞭になりl;す、中間色
部分における陰影が出にくくなるなどの影響が現れる。 」 と補正する。 (6)同第1O頁5行目 「この結果、像形成」を 「この結果、現像時には黒トナーを積極的に現像でき、
また像形成」 と補正する。 (7)同第1O頁8行目の後Iこ、 「従来、着色材にカーボンブラック以外のものを用いた
黒トナーとして、特開昭48−63727、同57−1
19363、同58−150967、同60−2397
69ナトi:開示されたものが知られている。これらに
おいて、単色トナー像の転写、像形成体のクリーニング
、あるいはトナー濃度検知のために上記黒トナーを使用
することが提案されている。本発明においては、2色目
以降の像露光光が先に現像された黒トナーを透過するこ
とが必要であり、この条件を満たす限りにおいて、上記
の公開公報に記述された黒トナーを用いることができる
。また、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナ
ーで多色像を形成する場合、像露光光は、同様の理由に
より、黒トナー以外に、イエロー、マゼンタ、シアンの
うち最後に現像されるトナーを除くトナーを透過する必
要がある。実箕例で説明するように、全てのトナーに共
通して透過波長域を持ちうるのは750nm以上の近赤
外光である。すなわち赤外成分を持つ像露光光を赤外成
分を透過するトナーの組合せが本発明の条件を満たす。 」 を挿入=≠会する。 (8)同第15頁18行〜20行目全文を「キャリア(
樹脂被覆キャリア)組成物:コア:フェライト コーティング樹脂:スチレン・アクリル」と補正する。 (9)同第16頁9行目の後に、 「例を挙げると以下のようなものである。 ベンジジン・イエロー(Benzidine Yell
ow) G(c 、  r 、 21090) 、ベン
ジジン・イエローGR(C。 I 、 21100)、パーマネント・イエロ(Per
manentYellow) DHG (ヘキスト社の
製品)、ブリリアント・カーマイン(Brillian
t Carmine) 6 B (C。 1 、15850) 、ローダミ76Gレーク(Lak
e) (C。 1 、.15160) 、ローダミンBレーク(c 、
 ■、45170)、フタロシアニン・ブルー・ノン・
クリスタル(Phthalocyanine Blue
 non Crystal)  (C、1。 74160)、フタロシアニン・グリーン(C,1゜7
4260) 、ファ/ト(Fa)・イエロー5G、ファ
ツト・イエロー3G、ファツト・レッドG1ファツト・
レッドHRR,7アツト・レッド5B、  ファツト・
ブラックB1ザポン・ファースト(ZaponFast
)  ・ブラックB1ザポン・ファースト・ブラックB
1ザポン・ファースト・ブルーHFL、ザポン・ファー
スト・レッドBB、fホン・ファースト・レッドGE、
ザポン・ファースト・イエローG1キナクリドン・レッ
ド(c 、  I 、 465000)。」と刊1尺す
る。 (10)同第17頁3行〜18行目全文を[黒トナーの
顔料として、以下のような顔料を混合した。 ■ Pigment Yellow  97 ; 3.
5部■ Pigment Red   146;  4
部■ Pigment Blue  15:3;  4
部上記顔料を メイン樹脂(ポリエステル樹脂);100部離型剤(ワ
ックス)       ; 6部顔料        
     :5〜10部上記の重量比で混合して、熔融
練肉・粉砕分級し黒トナーとした。 測定方法は以下のとおりである。 ■樹脂に対して5倍の重量の溶媒を加え、撹拌用のがラ
スビーズと撹拌羽根とにより、トナーを溶融し分散させ
る。 ■この液体をOHPンート上に塗布し、5〜IOμmの
厚さにする。 ■これを乾燥させた後に日立社製の分光光度計()II
TAC旧330型)で吸光度を測定する。」と補正する
。 (11)同第19頁6行目の後に、 「なお、本実施例において像露光に用いる半導体レーザ
ーは従来公知のものでその主渡長は780nmである。 この波長の光は上記の黒トナーのみならず、イエロー、
マゼンタ、シアンの各トナーをも透過する。」 と子牛人する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全可視光域の光を実質的に吸収し、750nm以
    上の波長域の光を透過するような分光透過率特性をもつ
    電子写真用トナー。
  2. (2)光導電層を有する像形成体に像露光を行って潜像
    を形成し、全可視光域の光を実質的に吸収し、750n
    m以上の波長域の光を透過するような分光透過率特性を
    もつトナーで前記潜像を現像し、前記トナーを透過する
    光で前記像形成体を像露光して潜像を形成し、前記潜像
    をトナーで現像する像形成方法。
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