JPH02271371A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02271371A
JPH02271371A JP1092660A JP9266089A JPH02271371A JP H02271371 A JPH02271371 A JP H02271371A JP 1092660 A JP1092660 A JP 1092660A JP 9266089 A JP9266089 A JP 9266089A JP H02271371 A JPH02271371 A JP H02271371A
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JP
Japan
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toner
image
exposure
photoreceptor
image forming
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Pending
Application number
JP1092660A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hiroyuki Nomori
野守 弘之
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電潜像に則して画像を形成するコンパクトな
画像形成装置に関し、更に詳しくは画像露光光に透明な
トナー粉末を用いる画像形成装置に関する。
〔発明の背景〕
電子写真複写装置はOA機器の一つとして広く普及し重
宝されているが、その嵩及び重量は近代オフィスの形態
には馴染みにくくなっており、更に端末機器として少な
くとも受信機能が必要になって来ている。
複写装置のコンパクト化は鋭意進められているが、従来
の感光体−周の中に一原稿画像を収める形態では既に極
限にきているかに見える。
この事態に対して小周長の感光体を用い、かつ一連の画
像形成工程の手段のうち、トナー現像部分で残留トナー
を電気的に除去するコンパクトな記録装置が提案されて
いる(特開昭63−133179号、同63−1331
80号、同63−133171号等)。
しかしながら転写残トナーによる帯電工程での帯電の不
均一 露光工程での光減衰障害、ゴースト画像或は多色
画像形成時の色濁り等の障碍が認められ。多少の転写残
トナーによっては支障の起こらぬ画像形成システムが望
まれる。
翻って現像トナーの面から本技術分野をみれば、トナー
の帯電性を向上させる流動性、大粒子から漸次小粒子が
消費される歪みを排除したトナー消費の正則性、高濃度
画像を招来する良好な転写率及び再現性のよい複写反復
を保証するクリーニング性等が問題にされる。
特に前記したような刷出しトナー画像長に満たない短い
周長の感光体を用いる場合には、感光体のある間長部分
を繰返し使用して、トナー画像の幾つかの画像区画を周
期的に刷出すことになるので、クリーニングに取残され
て前記感光体のある周長部分に残存するトナー粒子の画
像形成に対する障碍が問題になる。
特に画像露光にコヒーレントなレーザ光を用いる場合に
は、不透明な残存トナーで遮蔽された陰影部に画像欠損
が生じ易く、特に残存トナーが斑点状に小面積を占める
場合には画質が著しく損われる。
(発明の目的) 本発明の目的は、全創出しトナー画像長より短い小周長
の感光体を用いる画像形成装置において、先行画像削出
し跡に残存するトナーの新規画像形成区画への後遺障害
を排除したコンパクトな画像形成装置の提供にある。
(発明の構成) 前記本発明の目的は、現像と不要な残存トナーの排除を
併せ行う現像装置を備え、感光体周長より長いトナー画
像を形成する画像形成装置において、現像に使用するト
ナーが画像露光に用いる光に対して透過性であることを
特徴とする画像形成装置によって達成される。
又本発明の態様としては前記画像露光に用いる光が波長
750nm以上の赤外光であることが好ましい。
(発明の作用効果) 従来感光体表面に静電潜像を形成する際には、感光体表
面を清浄無垢の状態にまでクリーニングしてはじめて、
帯電・画像露光・現像・転写の工程が進められていた。
しかし、感光体表面に残存在するトナーについては、次
に新たに形成する画像部分には新たにトナーが静電的に
吸着させられる訳であるから、トナーが同じならば、何
も画像部分に当たる部分の残存トナーを取除く必要はな
い。
更に残存トナーが、新たに行う帯電、−像露光及び現像
に支障を来さなければ、現像時に先行画像の遺した不要
な若しくは画質に有害な残存トナーを除去して転写工程
に廻せば充分である。
新規に感光体に帯電を行う場合、残存トナーを感光体面
に置いたまま新たにスコロトロン等のコロナ放電でイオ
ンを感光体面に供給する場合、イオン流は方向性をもっ
て表面に吊着するとしても、その途次空気分子との衝突
やトナー粒子上での再放電によりイオンは残存トナー粒
子の陰蔽部に廻り込み、トナーの接触点を除きほぼ均一
に感光体表面に吸着しうる。
又残存トナーの生残り電荷による均一帯電に対する障害
は、発生イオンの濃厚な電荷雰囲気の中に埋もれて殆ど
問題にならない。
従って残存トナーによる均一帯電への障害はあまり大き
くはない。
又画像露光においては、トナー粒子が著しい大粒子でな
い限り周縁による光回折により陰影部に光が廻り込み、
又露光光が完全な集光性でなく散光性を有する場合には
、不充分ながら露光効果は感光体面に及ぶと考えられる
。しかし画像露光にコヒーレントなレーザ光を用いる場
合、更にトナー粒子が露光光に対して不透明である場合
、特に残存トナーが斑状小面積を占めている場合には、
露光障害を排除することは困難である。
更に現像工程にまで生残ってきた残存トナーは、新たに
形成される画像部分に位置しそのまま活用可能なトナー
と、非画像部分に・位置し、その存在が画質を損う不要
、有害なトナーとに分たれる。
ここで取除かるべき不要粒子と感光体表面間のクーロン
力は既に減衰しており、現像磁気ブラシ等の柔かい摺擦
によって容易に取除かれると思われる。特に反転現像の
場合は感光体の帯電極性とトナーの帯電極性が同じであ
り、新たに帯電させられた新規トナーでさえ付着できな
い程度に現像バイアスが利いている非画像部分には残存
トナーは付着を維持することはできない。
即ち制ぎ落し作用をもつ磁気ブラシ現像方式でかつ反転
現像法においては、新規画像部分以外には殆ど残存トナ
ーの形骸をみることはできない。
この観点に立ち、残存トナーの露光障害が排除されれば
、−原稿画像のトナー画像を、その刷り出し長さより短
い小周長の感光体を用いて、成る周長部分に何返か繰返
してトナー画像の幾つかの画像区分を担当させて刷り出
し全体トナー画像を完成させる、小周長感光体を用いた
5返り刷出し“方式の画像形成装置が可能になる。
本発明においては、使用トナーに画像露光光に対する透
明性を与え残存トナーを貫いて露光効果を及ぼし、残存
トナーによる露光障害を消去するものであり、透明なト
ナーの調製自由度の高い画像露光光として波長750n
m以上の赤外光を好ましく選定するものである。
更4こ本発明においては、電位の光減衰感度に低照度不
軌を有し低照度光に対しては寧ろ低減度であり、中照度
に及んで急峻に減衰する光減衰曲線を示す光導電性半導
体(感光体)を用い、特にドツト露光、反転現像によっ
てシャープな画像を形成しうる゛返り刷出し“画像形成
装置を指向するものである。
更に本発明においては、好ましくは流動性、帯電均一性
、トナー消費の正則性を備えた球形トナーを用い、又好
ましくは感光体感光層の硬さを高めて球形トナーの感光
体表面への非静電的係止性を抑えて転写率を向上し、更
に磁気ブラシ現像法によって良質画像を保証するもので
ある。
次に本発明を具体的に詳しく説明する。
本発明に係るトナーの着色は、着色トナーの吸収スペク
トルを勘案し、着色トナーに吸収の少ない波長光による
露光が好ましく、残存トナーを透過して静電像を安定し
て形成することができる。
この点可視光領域より一般に波長の長いレーザ光が幸い
する。
特に、半導体レーザに代表される長波長のレーザ光を用
いると、トナーが着色していても、赤外域では透過率が
大になる様に設計することができる。
例えばY、M、Cトナーなどに用いる顔料をブレンドし
て黒トナーをつくることができる。この黒トナーは、赤
外光に対して透過率が大である。
この為に、露光時トナーが付着していたとしても、電荷
の光減衰に支障を与えることが少ない。
次にトナーのバインダ樹脂中に混合される着色剤として
は、ベンジジン・イエロー(BenzidineYe−
11ov) G (C,1,21090) 、ベンジジ
ン・イエローGR(c、+、21100)、パーマネン
ト・イエロー(Permanen tYellow) 
DHG(ヘキスト社の製品)、ブリリアント・カーマイ
ン(Brilliant Carmine)6 B (
C,1,15850)、ローダミン6Gレーク(LaK
e) (C,r、45160)、ローダミンBレーク(
c、 r、45170)、フタロシアニン・ブルー・ノ
ン・クリスタル(Phthalocyanine Bl
ue nonCrystal)(C,[74160)、
フタロシアニン・グリーン(c、 !、74260)、
カーボンブラック、ファツト(Fa)イエロー5G1フ
アツト・イエロー3G、7アツト・レッドG、−yアッ
ト・レッFHRR,−yアット・レッド5B57アツト
・ブラックHB1 ザポン・ファースト(ZaponF
ast)・ブラックRE、ザポン・ファースト・ブラッ
クB、ザポン・7アースト・ブルーFIFL、ザポン・
ファースト・レッドBB、ザポン・ファースト・レッド
GE、ザポン・ファースト・イエローG、キナクリドン
・レッド(C,1,465000)等が挙げられ、これ
らの顔料はバインダ樹脂100重量部(wtと表す)当
り1〜20v を含有される。
本発明のトナーに用いる樹脂の例としてはスチレン等の
スチレン系単量体とブチルアクリレート等のアクリル酸
エステル類単量体及び/又はメチルメタクリレート等の
メタクリル酸エステル類単量体との共重合により得られ
るスチレン−アクリル系共重合体樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂又はポリウレア
樹脂等を挙げることができる。
本発明において、トナーの流動性を向上させ、帯電能率
を上げる好ましい球形トナーの球形化の技術としては、
例えば熱的球形化処理方法(特開昭56−52758号
、同59−127662号等)、樹脂粒子を気流中に分
散し表面を熔融し球形化する方法(特開昭58−134
650号等)、温度を加え微粉砕と同時に球形化する方
法(特開昭61−61627号等)等のトナー表面を熔
融する熱的球形化方法(特開昭56−121048号等
)や造粒型合法等溶液中で球形トナーを形成に対しても
その影響を少なくすることができる。
する方法を用いることができる。
球形トナーの平均粒径は1〜7μmが好ましく、lpm
未満のときはクリーニング不良を起こし、7μlを超え
るときは、露光光エネルギー吸収の悪影響がみられる。
反転現像を適用する場合の現像剤は二成分現像剤が汎用
性があり、又転写残トナーの支障を除去するには好都合
である。反転現像では感光体とトナーは同極性に帯電す
るのでクリーニングの障害になることが少ない。
さらにこの反転現像時の現像バイアスとして直流バイア
スに交流成分を重畳して用いることが望ましい。
この交流成分は、現像領域で交番電界を形成し、トナー
が過剰に感光体に付着している場合は現像スリーブに戻
す効果を有し、トナーが感光体に不足して付着している
場合は現像を促進する効果を有している。
このことから、トナーが予め付着していた場合このよう
Jこして本発明においては転写残トナーの害を回避する
ことができる。
先に記した露光光に対して、トナーの透過率を大とする
ことと、この現像バイアスに交流成分を重畳することに
より、更に磁気ブラシ現像法を用いることにより転写残
トナーの悪影響をより回避することができる。
本発明において、トナーの帯電量及び帯!極性の制御に
は荷電制御剤を用いることが好ましい。
荷電制御剤としては、例えばニグロシン系染料、金属錯
体系染料、アンモニウム塩系化合物、アミノトリフェニ
ルメタン系染料等を用いることができる。
かかる荷電制御剤はトナーのバインダ樹脂100vtに
対して0〜5wt含有される。
更Iこ電荷制御剤の外にアミン化合物で処理されたシリ
カ微粒子その他の流動化剤(特願昭62−103213
号、同62−119482号等)の混合等の従来技術が
流用される。
又、オフセット性改良のためにポリオレフィン等を添加
してもよい。
更に本発明のトナーには、流動性向上剤等の無機微粒子
を混合して用いてもよい。このような無機微粉末として
は例えば、シリカ粉末、アルミナ、酸化チタン、チタン
酸バリウム、チタン酸化セリウム、チタン酸カルシウム
、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、珪砂、クレー 
雲母、珪灰石、珪藻土、酸化クロム、酸化セリウム、ベ
ンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化ジ
ルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カルシ
ウム、炭化珪素、窒化珪素などが挙げられるが、シリカ
微粉末が特に好ましい。
本発明に係る現像剤のキャリア或いは磁性トナーに用い
られる磁性体としては、フェライト、マグネタイトを始
めとする鉄、コバルト、ニッケル、などの強磁性を示す
金属若しくは合金又はこれらの元素を含む化合物、その
他を挙げることができる。
次に本発明の感光体のバインダに用いられる熱硬化樹脂
としては、フェノール樹脂、ユリア樹脂、エボキン樹脂
、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、シリコーン
樹脂、ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、7
ラン樹脂等を挙げることができる。この中で電気絶縁性
、被膜形成性その他物性、化学耐性等の良好なものが選
ばれるが、本発明においては、下記−形成で示される構
成単位を有するフェノール樹脂が好ましい。
−形成 式中、R,R,は水素原子又はメチル基、R2は水素原
子又はエポキシ基、R、、R4及びR6はハロゲン原子
、水素原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アミ
ノ基、カルボキシ基又はスルホン酸基もしくはその塩、
又は置換基を有してもよい炭素原子数1〜3の飽和もし
くは不飽和の鎖状炭化水素基である。
これらの樹脂の重合度は2〜10,000であり、好ま
しくは2〜100である。
又、前記−形成で示されるフェノール樹脂がメラミン、
リグニン、クロマン、インデン、炭化水素、ポリビニル
アルコール、脂肪酸アミド、アセテート、ラクトン、ア
セタール、クロールフェノール、チオフェン又はスチレ
ン化フェノールなどの各樹脂又はそれらの単量体で変性
されたものも有効に用いられる(特開昭54−1230
35号等)。
本発明に用いられる光導電性半導体(感光体)としては
、従来公知、常用の光導電性半導体を用いることができ
るが、特公昭48・34189号、同49−4338号
、同、49−17535号、同47−30328号、同
47−30329号、同50−38543号及び同51
−23738号などに記載されるフタロシアニン系光導
電性顔料が好ましい。
具体的には一般式(Cat(*Nz)tR口で示される
フタロシアニン系顔料であって、このうちで特に無金属
フタロシアニン及びα、β、γ、χ、にもしくはε型の
銅フタロシアニンが好ましく、更に平均粒径は0.1〜
0.011tQlのものが好ましい。
前記フタロシアニンの電位光減衰曲線は、低照度に対し
ては鈍感であって、少露光量域では電位の減衰が少なく
、平にプラトーをなし、ある露光量域から急峻に断ち下
った曲線である。
従って画像露光面で光の回折等で生ずる画像周縁の低照
度部分、典型的にはドツト露光における画像に差掛る露
光強度の立ち上り域及び画像終端の断ち下り域の裾の光
によって電位を失うことなく、画像の周縁部には鋭い電
位の立ち上りと断ち下りを生じ、鮮鋭な画像を与えるこ
とができる。
本発明に係る感光体は、前記光導電性微粉末と樹脂、必
要に応じて、ローズベンガル、オーラミン、ブロムフェ
ノールブルー ブロムチモールブルー 7クシンなどの
増感染料、その他の増感剤として2.4.7− トリニ
トロ−9−フルオレノン、2.4,5゜7−チトラニト
ロフルオレノンをベンゼン、トルエン、キシレン、トリ
クロルエチレン、酢酸エチル、アセトン、メチルエチル
ケトン等の有機溶剤に例えば光導電性粉末100vtに
対し、樹脂1〜1000wt。
増感染料0.05〜l0vt、有機溶剤50〜5000
vtの割合で混合分数して得られる感光層塗料を作成し
、この感光層塗料を、例えば銅、鉄、ニッケル、アルミ
ニウムもしくはステンレスなどの金属板、又は紙もしく
はプラスチックフィルムにアルミニウム、金、銀、銅ニ
ッケルなどの金属もしくは酸化錫などの金属酸化物を蒸
着もしくはラミネートして得られる支持体、又は紙もし
くはプラスチックフィルムに、前記金属もしくは金属酸
化物の粉末もしくはカーボンブラックの粉末を樹脂中に
分散含有せしめた層を塗設して得られる支持体など、種
々の導電性支持体の上に乾燥後の膜厚が5〜30μmに
なるよう塗布、乾燥して感光層を設けて作成される。又
必要に応じて有機高分子化合物又は整流性半導体層など
の中間層を設けることができる。
前記のように調えられた感光体を装備することによって
、帯電工程に続いてアナログ画像露光によっては勿論の
こと、パルス幅変調スポット光のドツト露光によっても
良好な潜像を与える潜像形成工程が組まれ、反転現像工
程を組込んだ画像形成工程及び該工程からなる画像形成
装置が構成される。
本発明はトナーの吸収スペクトルを勘案し、トナーに吸
収の少ない750nm以上の波長光による露光が好まし
く、この点可視光領域より一般に波長の長いレーザ光が
幸いする。勿論フィルタによって前記波長域を取出して
もよい。
露光に用いるレーザには、He−Ne、 He−Cd或
はAr等のガスレーザ、GaAQAs等の半導体レーザ
が用いられ、その波長は一般に700nm以上であるの
で感光体には前記した感光体材料によっては分光増感処
理が一般的に必要である。
〔実施例〕
以下、本発明を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の画像形成装置の概要を示す図である。
この画像形成装置は半導体レーザを用いて画像露光を行
い、二成分現像剤を磁気ブラシを用い接触現像法により
、又トナー現像と感光体のクリーニングは同部位で行わ
れる。
本装置は電子計算機、ワードプロセッサーなどの外部装
置であるホストシステム(図示しない)や画像読取装置
とインターフェース回路等の伝送コントロール(図示し
ない)を介して結合することもできる。
印字開始信号を受けると、感光体21が回転し、感光体
21は帯電器22により帯電させられる。次に変調され
た波長800nmのレーザビームをポリゴンスキャナ2
3を含む光学系24を用いて上記帯電された感光体2I
を走査露光し、静電潜像を形成する。
静電潜像は現像器25によって現像され、トナー像が形
成される。次いで、カセット26より搬送された転写材
27上に転写帯電器22を用いてトナー像を転写し、定
着器29により、転写部材27上にトナー像を定着し、
トレイ30上に排出する。
上記現像器25は第1図に示すように、磁石体78と現
像スリーブ79とからなる現像ローラ25aと、この現
像ローラ25aの表面に形成された現像磁気ブラシと感
光体2Iとの摺接部である現像位置よりも、回転方向の
上流に設けられ、現像剤磁気ブラシの厚みを規制する磁
性棒74と、現像剤収容部75に収容された現像剤撹拌
体76とを収容する。さらに現像器25と感光体21は
ケーシング77内に内蔵された構成となっている。
前記現像剤収容部75内には7μmのトナーtと80μ
mのフェライトに樹脂コーティングを行ったキャリア(
磁性粉)とからなる現像剤が収容されている。
反転現像バイアスとしては直流成分として+500V1
交流成分として3 KHzll KTIを重畳して用い
ている。
又、上記現像ローラ25aは磁気ロール78と、この磁
気ロール78に嵌合、自由回転するスリーブ79とから
構成されている。感光体21の表面電位及び感光体21
上のトナー状況等は工程の進行と共に順次変貌していく
即ち感光体21は帯電器22により、例えば+600V
に帯電される。この時、前回のコピー動作で転写しきれ
なかった感光体21上のトナーtも同時に帯電されると
ともに、トナーtの下の感光体21も帯電される。
本実施例の装置ではスコロトロンチャージャを用いて表
面電位を均一化したため、トナーtの下の感光体21の
部分の電位はトナーtがない部分に比べ若干低くなって
いるが、この電位差は実用上全く問題にならないレベル
に均一化されている。
又、上記感光体21は光学系24により走査するパルス
幅変調されたレーザビームを受けて表面電位がrJR衰
され、静電潜像を形成する。
ここに形成された静電潜像は、前記フタロシアニンの光
V、衰特性によって、その潜像周縁は電荷の鮮鋭な立上
り、断下りをもつ矩形に近似する。
この静電潜像は現像器25によって、現像されるわけで
あるが、このとき、転写残りとして感光体21上に付着
してきた画像にとって不要なトナーtは同時に現像器2
5によってクリーニングされる。
又、感光体2I上の静電潜像は現像器25によってトナ
ーtが供給されてトナー画像とされた後、ベルト28上
の転写材27上に転写帯電器22によって転写される。
転写帯電器22には、プラス帯電しているトナー【とは
逆極性の高電圧が印加され、マイナスのコロナ放電をベ
ルト28の裏から行い、負帯電させ、プラスのトナーt
を転写材27に引き付ける役をしている。このようにし
て、画像が転写されたのち、ベルト28は除電器101
によって隊電される。
上記動作に加えて、第1図に示した帯電器22の上流に
一様露光ランプ31を設け、帯T器22による帯電前に
感光体電位を均一にすべく光照射を行うことが有効であ
る。この光照射光は露光光と同じくトナーに対し透光性
を有していることが望ましい。
又、転写残のトナーが現像域で現像とクリーニングと同
時に行うことの設定条件の困難さを防止するために、圧
着、解除自在なりリーニングブレード32を設けること
も有効である。
このクリーニングブレード32は画像形成時圧着してお
き転写残トナーを一旦かきとって留めておく、次に画像
形成終了後解除する。留めておかれたトナーは現像器に
より容易1こクリーニングすることかでさる。
次に、上記感光体21について詳述する。
感光体21は外径30+amの両切りのアルミニウムの
筒(肉厚0 、8mm)と、この筒キャリアの表面に塗
布された感光層とによって構成されている。
上記感光層は、前記フタロシアニン(東洋インキ1K)
と、フェノール樹脂を重量比l:2で厚さ20μmこ塗
布したものである。帯電〜光減衰に亘る電位特性のエレ
クトロメータによる測定結果を第2図に示す。
このキャリア輸送層は透光性で、又トナー粒子の平均粒
径は20.us以下であることが好ましい。
20μn以下のトナー粒子tが転写残トナーとして表面
に存在していても光吸収による支障はなく、更に感光体
21が露光された時の粒子縁の回折光とキャリア輸送層
内での反射散乱光に助けられてトナー粒子tの陰影によ
る障碍は実用上殆ど問題がない。
しかし、トナー粒子tの径が20μm以上になると、黒
ベタ上に白斑のメモリとして画像不良を発生することが
ある。
更に感光層厚みは帯電、像露光後のトナー層の残留電位
特性から30μm厚以下が望ましい。
次に本実施例の現像方法に用いられる現像剤の構成につ
いて述べる。
(現像剤処方) トナー ポリスチレン            45v【ポリメ
チルメタクリレート      44 ttバリファー
スト(荷電制御剤)0.211着  色  剤    
                10.5//上記組
成物を混合、練肉、分級後、熱風処理して球形化したト
ナーを得るようにしている。
キャリア (樹脂被覆キャリア) コア:球形フェライト コーティング樹脂:スチレン・アクリル(4:6) 磁化     45emu/g 粒径     50μm 比重     5.2g/cn+3 比抵抗    to13Ω・Cl11以上上記コアをコ
ーティング樹脂でスプレードライによりキャリアを形成
した。
第3図は本発明に好ましく用いられるトナーの分光特性
のデータを示したもので、このトナー分光特性は、白板
の面に透過性の良好な両面テープを貼り、粘着面を作る
。この粘着面にトナーをなすりつけ、1〜2層のトナー
層を均一に塗布し、分光反射率を測定する。これをトナ
ー層を有しない場合の分光反射率で補正してトナーの分
光反射率としt;ものである。なお黒トナーは複数の着
色剤をブレンドして用いている。
尚、この測定には日立製作所製分光光度計(旧TACH
+ 330型)を用い、波長域は360〜850nmの
範囲とする。
このような分光特性をトナーに持たせるには前記した着
色剤を用いればよい。
又、像露光と前記トナーの分光反射率との関係において
は、像露光光が、十分トナー粒子を透過するために、分
光反射率が50%を越える条件であることが特に好まし
い。
露光ランプとしては、赤外光を発する各種の光源、ある
いは白色光源などを赤外透過フィルタで覆ったものを用
いることができる。
本実施例では (1)  GaAl2As赤外発光ダイオード(松下電
器製LN172;第4図の分光分布はその発光スペクト
ル特性を示している。) (2)ハロゲンランプと赤外透過フィルタ (東芝硝子
製IR−070)の組合せ (第5図にはその分光透過率特性を示している。)〔発
明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、感光体上に残留
した現像剤を現像手段により、現像と同時に摺擦除去す
るから、従来のように回収ボックスを必要とすることが
なく、小形軽量化が可能になるとともに、汚れを生じる
惧れもなく、更に感光体にクリーニングブレードを当接
させないため、感光体の寿命も長くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は画像形成装置を示す概略的構成図、第2図は感
光体の電位特性を示す図である。 第3図はトナーの分光反射率、 第4図はGaA12As赤外発光ダイオードの発光スペ
クトル特性、 第5図はハロゲンランプと赤外透過フィルタの組合せに
よる分光透過率特性を示す図である。 21・・・感光体(像担持体) 24・・・光学系(像形成手段) 25・・・現像器(現像手段) 27・・・被転写材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)現像と不要な残存トナーの排除を併せて行う現像
    装置を備え、感光体周長より長いトナー画像を形成する
    画像形成装置において、現像に使用するトナーが画像露
    光に用いる光に対し透過性であることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. (2)前記画像露光に用いる光が波長750nm以上の
    赤外光である請求項1に記載の画像形成装置。
JP1092660A 1989-02-08 1989-04-11 画像形成装置 Pending JPH02271371A (ja)

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