JPH02208674A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH02208674A
JPH02208674A JP1030482A JP3048289A JPH02208674A JP H02208674 A JPH02208674 A JP H02208674A JP 1030482 A JP1030482 A JP 1030482A JP 3048289 A JP3048289 A JP 3048289A JP H02208674 A JPH02208674 A JP H02208674A
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JP
Japan
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image
toner
image forming
photoreceptor
exposure
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Application number
JP1030482A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hiroyuki Nomori
野守 弘之
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電潜像に則して画像を形成する画像形成装置
に関し、更に詳しくは球形トナー粉末を用いる非接触現
像を行う画像形成装置に関する。
〔発明の背景〕
従来電子写真法に用いられる光導電性半導体としては、
例えば、セレン、酸化亜鉛、硫化カドミウム、セレン化
カドミウムなどの無機光導電性材料、フタロシアニン、
銅フタロシアニン、コバルトフタロシアニン、ニッケル
フタロシアニンなどの光導電性顔料又はポリ−N−ビニ
ルカルバゾール、アントラセン、トリアリルアミン誘導
体などの有機光導電性材料が知られており、これらはバ
インダ樹脂中に分散含有せしめて感光体を形成すること
ができる。
又転写式複写機によって、短時間内に多数枚の高速複写
を行、うには、光減衰の早い感光体が必要となるが、感
光体には光減衰速度と帯電、暗減衰、階調性、画質及び
疲労劣化等の特性との間に相反性が現れ、実用的に望ま
しい感光体が得られていないのが実情である。
転写複写の際の画像露光の方式には非画像部分に露光し
て感光体の帯電電荷を消去し潜像を形成する淡明部(ポ
ジ部)露光方式と、画像部分の電荷を消去する濃暗部(
ネガ部)露光方式のいづれも用いることができる。
一方画像の自由な変換、調整及び画像電送等の利便を有
するデジタル画像形成法が用いられる趨勢にあるが、デ
ジタル画像形成法のドツト露光に用いるスポット光は、
たとえパルス幅変調を行ったとしても、その光エネルギ
ー分布はスポットの中心をピークとする正規分布曲線に
近似し、かつその曲線の裾には回折により光の強弱の波
紋を付帯し、長い裾を引く。特にポジ部露光方式では該
波紋は著しく、ノイズとしてカブリの原因となるのでド
ツト露光にはネガ部露光方式が適している。
但しネガ部露光方式には反転現像を組合せることが必要
であり、感光体の帯電極性とと同極性に帯電するトナー
の準備が必要である。
更に亦、光減衰曲線に関して感光体を構成する光導電性
半導体の選択が必要となる。一般に該半導体の光減衰曲
線の微分係数は少光量領域で大きく、急激な電荷の減衰
が起り、成る光量以上の領域に入って急速に小となり曲
線はなだらかな裾を弓1 く 。
従って感光体帯電を消去するスポット光(一般には画像
光)の光エネルギー分布の前記した裾の弱光を、半導体
の鋭敏な少光量領域の電荷消去作用が拾上げると、形成
される潜像の電位分布は縁がm々に平にまで払ったブロ
ードなロート状分布となり、トナー現像によって周縁の
ぼけた不鮮明な画像となり、又カプリも誘発する。
従って鮮明な周縁を与える感光体の設計が必要とされる
更にカラー画像形成には工程の簡略化上定着されること
なく画像露光−現像が多重される形成が多く、もし生成
した潜像を接触現像に委ねると、先行して形成されたト
ナー像が毀損されるので非接触現像法を採らざるをえな
い。
またカラー多色現像においては、先行付着トナーの光吸
収により、表面電位の減衰が非現像レベルまで下らない
ことがあり、色濁り、鮮鋭度の低下を招き、可視光域の
画像露光に問題を提示している。
翻って現像トナーの面から本技術分野をみれば、トナー
の帯電性を向上させる流動性、大粒子から漸次小粒子が
消費される歪を排除したトナー消費の正則性、高濃度画
像を招来する良好な転写率及び再現性のよい複写反復を
保証するクリーニング性等が問題にされる。
トナーの流動性を高め、摩擦効率、帯電の均一安定性を
図る手段としてトナー粒子の球状化が行われる。
しかし球状化必ずしも利あらず、球状化によってトナー
の感光体或は現像スリーブへの付着性が高まり、転写率
の低下、クリーニング不良を惹き起こす。本発明者等の
知見によれば、その付着性は球状性が進むにつれて大き
くなる。
前記付着は物理的及び/又は電気的な相互力によるが、
感光体、スリーブ等の表面の硬さ、平坦さにも左右され
、感光体については、コロナ放電、酸化等による感光体
面の変質軟化、粘着性増大に原因の一斑があり、又接触
現像を行う場合には擦り付けによる強制フィルミング更
に順現像においては感光体帯電極性とトナー帯電極性の
正負によるクーロン力による。
又この付着量は、カラー画像形成法のように、−括クリ
ーニングに到るまでの帯電トナーの付着時間が長く、又
付着回数が多い場合には当然多くかつ強固になる。
付着量及び付着強度の増大は、転写率の低下であり、又
クリーニング不良を生ずる原因でもある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、 (1)  球状トナーを用いる画像形成法において、転
写率が高く、かつクリーニング性のよい画像形成装置並
びに目的(1)に則った (2)非接触、反転現像を行う画像形成装置、及び (3)カラー多色画像形成装置 の提供にある。
〔発明の構成及び作用効果〕
前記した本発明の目的は、光導電性半導体装置を熱硬化
性樹脂中に分散させた感光層を導電性支持体に設けた感
光体を装備し、該感光体への一様帯電工程と画像露光に
よる静電潜像形成工程と前記静電潜像の球形トナーによ
る非接触現像工程とを画像形成工程中に有する画像形成
装置によって達成される。
尚本発明の態様においては、非接触現像に反転現像を選
ぶことが好ましく、球形トナーの平均粒径を1〜7μm
とすることが好ましい。更に感光層にはフタロシアニン
を分散、含有させると鮮鋭性のよい画像をうろことがで
きる。
本発明に用いられる光導電性半導体としては、特公昭4
8−34189号、同49−4338号、同49−17
535号、同47−30328号、同47−30329
号、同50−38543号及び同51−23738号な
どに記載されるフタロシアニン系光導電性顔料が挙げら
れる。
具体的には一般式(Cs)l*Nx)aRnで示される
フタロシアニン系顔料であって、Rは水素原子、ジュー
チリウム、リチウム、ナトリウム、カリウム、銅、銀、
ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、カドミ
ウム、バリウム、水銀、アルミニウム、ガリウム、イン
ジウム、ランタン、ネオジ9ム、サマリウム、ユーロピ
ウム、カドリウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エル
ビウム、ツリウム、イッテルビウム、ルテチウム、チタ
ン、錫、ハフニウム、鉛、トリウム、バナジウム、アン
チモン、クローム、モリブデン、ウラン、マンガン、鉄
、コバルト、ニッケル、ロジウム、パラジウムオスミウ
ム及び白金であり、nはθ〜2であり、このうちで特に
無金属フタロシアニン及びα、β、γ、χ、Kもしくは
C型の鋼フタロシアニンが好ましく、更に平均粒径は0
.1〜0,01μmのものが好ましい。
前記フタロシアニンの電荷光減衰曲線は、低照度に対し
ては鈍感であって、少露光量域では電荷の減衰が少なく
、平にプラトーをなし、ある露光量域から急峻に断ち下
った曲線である。
従って画像露光面で光の回折等で生ずる画像周縁の低照
度部分、典型的にはドツト露光における画像に差掛る露
光強度の立ち上り域及び画像終端の断ち下り域の裾の光
によって電荷を失うことなく、画像の周縁部には鋭い電
荷の立ち上りと断ち下りを生じ、鮮鋭な画像を与えるこ
とができる。
次に本発明の感光体のバインダに用いられる熱硬化樹脂
としては、フェノール樹脂、ユリア樹脂、エポキシ樹脂
、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、シリコーン
樹脂、ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フ
ラン樹脂等を挙げることができる。この中で電気絶縁性
、被膜形成性その他物性、化学耐性等の良好なものが選
ばれるが、本発明においては、下記一般式で示される構
成単位を有するフェノール樹脂が好ましい。
一般式 式中、RoRlは水素原子又はメチル基、R8は水素原
子又はエポキシ基、Rs、R4及びR,はハロゲン原子
、水素原子、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、アミ
ノ基、カルボキシ基又はスルホン酸基もしくはその塩、
又は置換基を有してもよい炭素原子数1〜3の飽和もし
くは不飽和の鎖状炭化水素基である。
これらの樹脂の重合度は2〜10,000であり、好ま
しくは2〜100である。
又、前記一般式で示されるフェノール樹脂がメラミン、
リグニン、クロマン、インデン、炭化水素、ポリビニル
アルコール、脂肪酸アミド、アセテート、ラクトン、ア
セタール、クロールフェノール、チオフェン又はスチレ
ン化フェノールなどの各樹脂又はそれらの単量体で変性
されたものも有効に用いられる(特開昭54−1230
35号等)。
本発明に係る感光体は、前記光導電性微粉末と樹脂、必
要に応じて、ローズベンガル、オーラミン、ブロムフェ
ノールブルー ブロムチモールブルー アクシンなどの
増感染料、その他の増感剤として2,4.7−ドリニト
ロー9・フルオレノン、2.4;5゜7−テトラニトロ
フルオレノンをベンゼン、トルエン、キシレン、トリク
ロルエチレン、ft[エチル、アセトン、メチルエチル
ケトン等の有機溶剤に例えば光導電性粉末100重量部
(以後W【と標記する)に対し、樹脂1”1000wt
、増感染料0.05〜10wt、有機溶剤50〜500
0wtの割合で混合分散して得られる感光層塗料を作成
し、この感光層塗料を、例えば銅、鉄、ニッケル、アル
ミニウムもしくはステンレスなどの金属板、又は紙もし
くはプラスチックフィルムにアルミニウム、金、銀、銅
ニッケルなどの金属もしくは酸化錫などの金属酸化物を
蒸着もしくはラミネートして得られる支持体、又は紙も
しくはプラスチックフィルムに、前記金属もしくは金属
酸化物の粉末もしくはカーボンブラックの粉末を樹脂中
に分散含有せしめた層を塗設して得られる支持体など、
種々の導電性支持体の上に乾燥後の膜厚が5〜30μm
こなるよう塗布、乾燥して感光層を設けて作成される。
又必要に応じて有機高分子化合物又は整流性半導体層な
どの中間層を設けることができる。
前記のように調えられた感光体を装備することによって
、帯電工程に統いてアナログ画像露光によっては勿論の
こと、パルス幅変調スポット光のドツト露光によっても
良好な潜像を与える潜像形成工程が組まれ、接触、非接
触現像のいづれにも適用が可能であり、特に非接触現像
に適した反転現像工程を組込んだ画像形成工程及び該工
程からなる画像形成装置が構成される。
本発明はカラー多色画像形成には著しいメリットを与え
るが、着色トナーの吸収スペクトルを勘案し、着色トナ
ーに吸収の少ない波長光による露光が好ましく、この煮
豆視光領域より一般に波長の長いレーザ光が幸いする。
ドツト露光に用いるレーザには、He−Ne、 He−
Cd或はA「等のガスレーザ、GaAQAs等の半導体
レーザが用いられ、その波長は一般に700nm以上で
あるので感光体には前記した材料によっては分光増感処
理が一般的に必要である。
本発明において、トナーの流動性を向上させ、帯電能率
を上げる球形トナーの球形化の技術としては、例えば熱
的球形化処理方法(特開昭56−52758号、同59
−127662号等)、樹脂粒子を気流中に分散し表面
を熔融し球形化する方法(特開昭58−134650号
等)、温度を加え微粉砕と同時に球形化する方法(特開
昭61−61627号等)等のトナー表面を熔融する熟
的球形化方法(特開昭56−121048号等)や造粒
型合法等溶液中で球形トナーを形成する方法を用いても
よい。
球形トナーの平均粒径は1〜7μ園に特定するものであ
って、lμ識未満のときはクリーニング不良を起こし、
7μ−を超えるときは、トナー像を重ねる時のトナー層
電位の影響や、露光しゃへいする悪影響がみもれ、カラ
ー画像形成が不安定になったり色再現が低下するという
不都合を起す。
本発明の球形トナーに用いる樹脂の例としてはスチレン
等のスチレン系単量体とブチルアクリレート等のアクリ
ル酸エステル類単量体及び/又はメチルメタクリレート
等のメタクリル酸エステル類単量体との共重合により得
られるスチレン−アクリル系共重合体樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂又はポリウ
レア樹脂等を挙げることができる。
本発明に係る現像剤のキャリア或いは磁性トナーに用い
られる磁性体としては、フェライト、マグネタイトを始
めとする鉄、コバルト、ニッケル、などの強磁性を示す
金属若しくは合金又はこれらの元素を含む化合物、その
他を挙げることができる。
次にトナーのバインダ樹脂中に混合される着色剤として
は、 ベンジジン・イエロー(BenzidineYe
llow)G(C,1,21090)、ベンジジン・イ
エローGR(C,1,21100)、パーマネント・イ
エロー(Per+aanentYellow) DHG
(ヘキスト社の製品)、ブリリアント・カーマイン(B
rilliant Car+aine)6 B (C,
1,15850)、ローダミン6Gレーク(LaKe)
 (C,1,45160)、ローダミンBレーク(C,
!、45170)、フタロシアニン・ブルー・ノン・ク
リスタル (PhLhalocyanjne Blue
 n。
n Crystal)(C,1,74160)、フタロ
シアニン・グリーン(C,1,74260)、カーボン
ブラック、7アツト(Fa)・イエ0−5G、7アツト
・イエ0−3G、7アツト・1/ツFG、  ファツト
・レッF HRR,ファツト・レッド5B、ファツト・
ブラックHB、ザポン・ファースト(ZaponFas
t)・ブラックRE、ザポン・ファースト・ブラックB
、ザポン・ファースト・ブルーHFL、ザポン・ファー
スト・レットBB、fホン・ファースト・レッドGE、
ザポン・ファースト・イエローG1キナクリドン・レッ
ド(C,1,465000)等が挙げられ、これらの顔
料はバインダ樹脂100vt当り1〜20vt含有され
る。
更にトナーの摩擦帯電性を制御する荷電制御剤を用いて
もよい。
荷電制御剤としては、例えばニグロシン系染料、金属錯
体系染料、アンモニウム塩系化合物、アミノトリフェニ
ルメタン系染料等を用いることができる。
かかる荷電制御剤はトナーのバインダ樹脂100璽tに
対してθ〜5冒を含有される。
又オフセット性改良のためにポリオレフィン等を添加し
てもよい。
更に本発明のトナーには、流動性向上剤等の無機微粒子
を混合して用いてもよい。このような無機微粉末として
は例えば、シリカ粉末、アルミナ、酸化チタン、チタン
酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸化セリウ
ム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、珪砂、クレー
、雲母、珪灰石、珪藻土、酸化クロム、酸化セリウム、
ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、酸化
ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸カル
シウム、炭化珪素、窒化珪素などが挙げられるが、シリ
カ微粉末が特に好ましい。
又ブレードを用いたクリーニング方式のクリーニング性
を向上するためにステアリン酸亜鉛のごとき脂肪酸金属
塩を現像剤に0.01〜5wt%の割合で添加混合して
もよい。
〔実施例〕
第1図は本発明に基づいて構成された実施例であるカラ
ー多色画像形成装置である。尚、該装置による現像は二
成分現像剤を用いた反転、非接触方式によっている。図
中1は矢印方向に回転する本発明に係る感光体、21は
コロナ帯電器、Lはレーザ光学系26より照射される画
像露光光、5A、 5B。
5C,5Dはイエロー マゼンタ、シアン、黒のトナー
を有する現像装置、33は転写電極、34は分離電極、
Pは転写紙、35は消去露光ランプ、又36はクリーニ
ング装置で36aはファーブラシ、36bはトナー回収
ローラで36oはスクレーパである。
感光体lは消去露光ランプ35により均一露光された後
、スコロトロン帯電極よりなるコロナ帯電器21により
表面が均一に帯電される。続いてレーザ光学系26から
記録データに従った画像露光光りが感光体l上に照射さ
れる。このようにして潜像が形成される。この潜像は第
1のトナーT、が収容されている現像装置5Aにより現
像される。
トナー像を形成された感光体は、再び消去露光ランプ3
5により均一に露光され、コロナ帯電器21により均一
に帯電され、別の色成分の記録データに従った画像露光
光りを受ける。形成された潜像は第2のトナーT、が収
納されている現像装置5Bにより現像される。
この結果、感光体l上に第1のトナーT1と第2のトナ
ーT!による2色トナー像が形成される。
以下同様にしてトナーT1、トナーT4が重ねて現像さ
れ、感光体l上に4色トナー像が形成される。
このようにして感光体上に得られたカラー多色トナー像
は必要に応じて転写前露光ランプ30により均一に照射
された後、転写極33により転写紙Pに転写される。転
写紙Pは分離極34により感光体lから分離され、定着
器31で定着される。一方、感光体lはクリーニング装
置36により清掃される。
クリーニング装置36のファーブラシ36aは画像形成
中は感光体lとは非接触に保たれていて、感光体lにカ
ラー多色像が形成されるとその転写後に感光体lと接触
し、矢印方向に回転しながら転写残トナーを掻取る。な
お、ファブラシに代り、弾性ゴムブレード等を用いるこ
ともできる。特に熱硬化型のバインダを有する感光層は
、クリーニング性が良好のみならず、硬いことからファ
プラシやブレードで傷つきにくくクリーニング力を従来
より高めに設定して容易にクリーニング性を向上させる
ことができる利点を有する。
クリーニングが終るとファーブラシ36aは再び感光体
lから離れる。トナー回収ローラ36bは矢中方向に回
転しながら適当なバイアスが印加されて、ファーブラシ
36bよりトナーTなどを回収する。それは更にスクレ
ーバ36cで掻取られる。
実施例でのレーザ光学系26を第2図に示す。図中、3
7は波長800mmの半導体レーザダイオード、38は
回転多面鏡、39はfθレンズである。
第3図は現像装置5の断面図である。図中51はハウジ
ング、53はスリーブ、54は現像剤搬送体即ちスリー
ブ内に設けられた磁界発生手段でありN。
S極を有する磁気ロール、55は層形成部材、56は該
部材の固定部材、57は第1の撹拌部材、58は第2の
撹拌部材である。59はスリーブクリーニング部材、6
0は現像バイアス電源、18は現像域即ちスリーブ53
により搬送されたトナーが感光体に静電的な力を受けて
移行しうる領域、Dは現像剤を表す。かかる現像装置に
おいて、二つの撹拌部材57゜58はスクリュー状のも
ので、図の矢印方向に回転することにより現像剤の撹拌
および搬送を行う。
撹拌部材57は紙面手前方向へ、撹拌部材58は紙面奥
側へ搬送されるような形状をしている。両者の中間部〒
現像剤が滞留しないように壁52が設けられていて、こ
のためこの領域で紙面左右方向に現像剤の交換が行われ
る。
この現像装置5へのトナー補給は第3図の手前側から行
なわれ、撹拌部材58により紙面奥側へ、撹拌部材57
により紙面手前側へと概略循環し、トナーとキャリアが
均一に混合される。しかし、トナー補給の位置は特にこ
れに限定されるものではなく、例えば第3図右側からス
リーブ軸に対し一様に補給するような方法でもよい。
このようにして現像剤りは十分撹拌混合され、矢印方向
に回転するスリーブ53と磁気ロー254の搬送力によ
りスリーブ53の回転方向と同方向に搬送される。前記
スリーブ53表面にはハウジング51から延びる固定部
材56により保持された層形成部材55が圧接されてい
て、搬送される現像剤りの量を規制し、現像剤層を形成
する。
尚本実施例の現像を実施するに際して現像剤層を形成す
る他の手段としては、例えばスリーブと一定の間隙をへ
だてて配置された磁性または非磁性の規制板、スリーブ
に近接して配置された磁気ロープなど従来公知のいずれ
を使用してもよい。
現像剤を構成するキャリア及びトデーは小粒径の方が画
質の解像力及び階調再現性の点から有利である。例えば
現像剤層のキャリアを50μ醜以下の小粒径とした場合
でも前記した層形成部材55のような手段を用いること
により現像剤中の不純物や粒塊等を自動的に排除して均
一な長さの磁気ブラシを形成することができる。しかも
前記キャリアがトナーと同程度の小粒径とされた場合で
も同様不純物の混入が排除されて均一な長さの磁気ブラ
シ形成が可能である。
スリーブクリーニングローラ59は矢印方向に回転しく
第3図)現像領域18を通過してトナーTを消費した現
像剤をスリーブ53から掻取る。このために現像領域に
搬送されるトナーTの量を一定に保つことができ、現像
条件が安定する。
次に本実施例の現像方法に用いられる現像剤の構成につ
いて述べる。
(現像剤処方) トナー ポリスチレン            451Lポリメ
チルメタクリレート44// バリフアースト(荷電制御剤)    0.2//着 
 色  μ                    
10.5  //上記組成物を混合、練肉、分級後、熱
風処理して球形化したトナーを得るようにしている。
キャリア(樹脂被覆キャリア) コア:球形フェライト コーティング樹脂:スチレン・アクリル(4:6) 磁化    27emu/g 粒径      30μ麿 比重    5.2g/cm” 比抵抗   IQI3Ω・C11以上 上記コアをコーティング樹脂でスプレードライによりキ
ャリアを形成した。
第4図はトナーの分光特性のデータを示したもので、こ
のトナー分光特性は、OHPシートの一方の面に透過性
の良好な両面テープを貼り、粘着面を作る。この粘着面
にトナーを均一に塗布し、分光透過率を測定する。これ
をOHPのみノ分光透過率で補正してトナーの分光透過
率としたものである。
尚、この測定には日立製作所製分光光度計(旧TAC8
1330りを用い、波長域は360〜850n−の範囲
とする。
このような分光特性をトナーに持たせるには前記した薯
色剤を用いればよい。
消去露光ランプ35としては、赤外光を発する各種の光
源、あるいは白色光源などを赤外透過フィルタで覆った
ものを用いることができる。
本実施例では (1)  GaA4As赤外発光ダイオード(松下電器
製LN172;第5図の分光分布はその発光スペクトル
特性を示している。) (2)ハロゲンランプと赤外透過フィルタ (東芝硝子
製IR−D70)の組合せ (第6図にはその分光透過率特性を示している。
上記の(1)、(2)を消去露光ランプとして用いた。
)表1は第1図に示したカラー多色像形成装置における
作像条件を示したものである。
表1 書き込み解像度: 11)dot/龍、書き込みレベル
:2値〔発明の効果〕 本発明によって、転写性やクリーニング性が良好で画像
にノイズや色濁りのない高画質のカラー多色像が安定し
て形成されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多色画像形成方法を適用する多色像形
成装置の構成図、 第2図はレーザ光学系の構成図、 第3図は現像装置の断面図、 第4図はトナーの分光透過率、 第5図はGaAffAs赤外発光ダイオードの発光スペ
クトル特性、 第6図はハロゲンランプと赤外透過フィルタの組合せに
よる分光透過率特性。 1・・・感光体     5A、5B、50,5D・・
・現像装置21・・・コロナ帯電器  26・・・レー
ザ光学系33・・・転写電極    34・・・分離電
極35・・・消去露光ランプ 36・・・クリーニング
装置T t 、 T !・・・トナー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光導電性半導体粉末を熱硬化性樹脂中に分散させ
    た感光層を導電性支持体に設けた感光体を装備し、該感
    光体への一様帯電工程と画像露光による静電潜像形成工
    程と前記静電潜像の球形トナーによる非接触現像工程と
    を画像形成工程中に有する画像形成装置。
  2. (2)前記非接触現像が反転現像である請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. (3)前記球形トナーの平均粒径が1〜7μmである請
    求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. (4)前記感光層にフタロシアニンを含有する請求項1
    、2又は3に記載の画像形成装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59222853A (ja) * 1983-06-02 1984-12-14 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 現像方法
JPS616665A (ja) * 1984-06-20 1986-01-13 Canon Inc 画像形成方法

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