JPH05134532A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
- Publication number
- JPH05134532A JPH05134532A JP29703191A JP29703191A JPH05134532A JP H05134532 A JPH05134532 A JP H05134532A JP 29703191 A JP29703191 A JP 29703191A JP 29703191 A JP29703191 A JP 29703191A JP H05134532 A JPH05134532 A JP H05134532A
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- JP
- Japan
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- toner
- photosensitive drum
- developing device
- light
- potential difference
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
く、消耗品の寿命を長くする。 【構成】現像器14と感光ドラム11間には、現像器1
4から画像部にトナー17を付着させ、かつ、非画像部
に付着したトナー17aを現像器14に吸引することが
できるように電位差が形成される。上記現像器14は、
電位差によるクーロン力によって画像部にトナー17を
付着させ、現像を行う。光ヘッド13は可視領域以外の
波長の光を発光し、上記トナー17は可視領域以外の波
長の光に対しては透過率が高く、可視領域の波長の光に
対しては透過率が低い特性を有する。したがって、光ヘ
ッド13から照射された可視領域以外の波長の光はトナ
ーを通過して感光ドラム11に至り露光を行う。転写後
の非画像部に残留したトナー17aは、現像器14に至
ると電位差によるクーロン力で現像器14に吸引され、
回収される。
Description
に利用され、クリーニングプロセスを省略した電子写真
装置に関するものである。
像を形成する場合、一般にカールソン方式による電子写
真記録方法が用いられている。図3はカールソン方式の
電子写真装置の概念図である。図において、まず帯電器
1のコロナ放電によって帯電された感光ドラム2が露光
装置3によって露光され、光学手段によって読み取られ
た原稿上の像は、静電潜像として形成される。該静電潜
像は、現像器4によって現像された後、転写器5によっ
て用紙8上に転写され、定着装置6によって定着される
ようになっている。
め、転写後の残留トナーはクリーニング装置7によって
清掃される。上記露光装置3において、プリンタの場合
はレーザスキャナやLEDアレイヘッドなどの光ヘッド
によって情報としての光を感光ドラム2上に結像して光
書込みを行い、複写機の場合はハロゲンランプなどによ
って原稿を照射し、その反射光を感光ドラム2上に露光
する。
来の電子写真装置においては、クリーニング装置7に残
留トナー収納部を設け、クリーニングプロセスにおいて
感光ドラム2上から除去したトナーを回収し、定期的に
装置外に廃棄する作業が必要になる。そのため、回収し
たトナーを消耗品の交換と同時に廃棄するようにしてい
るが、その分、消耗品の寿命を短く設定することにな
る。
点を解決して、未転写のトナーを回収して廃棄する必要
がなく、消耗品の寿命を短くすることのない電子写真装
置を提供することを目的とする。
子写真装置においては、感光ドラムの周囲に帯電器、露
光装置、現像器及び転写装置が配設され、帯電器によっ
て感光ドラムの表面を帯電させ、該感光ドラムを露光装
置によって露光して静電潜像の画像部を形成する。
現像を行い、次に上記感光ドラム上のトナーは転写器に
よって用紙に転写される。上記露光装置は、可視領域以
外の波長の光を発光し、上記トナーは、可視領域以外の
波長の光に対しては透過率が高く、可視領域の波長の光
に対しては透過率が低い特性を有するものを使用する。
像器から画像部にトナーを付着させ、かつ、非画像部に
付着したトナーを現像器に吸引することができるように
電位差が形成される。
囲に帯電器、露光装置、現像器及び転写装置が配設さ
れ、帯電器によって感光ドラムの表面が帯電され、帯電
された感光ドラムが露光装置によって露光されて静電潜
像の画像部が形成される。露光されない部分は非画像部
となる。
像器から画像部にトナーを付着させ、かつ、非画像部に
付着したトナーを現像器に吸引することができるように
電位差が形成される。上記現像器は、電位差によるクー
ロン力によって画像部にトナーを付着させ、現像を行
う。現像で形成されたトナーによる可視像は、転写器に
よって用紙に転写される。
を発光し、上記トナーは、可視領域以外の波長の光に対
しては透過率が高く、可視領域の波長の光に対しては透
過率が低い特性を有する。したがって、露光装置によっ
て発光された可視領域以外の波長の光はトナーを通過し
て感光ドラムに至り露光を行うことができる。可視領域
の波長の光はトナーに吸収され、人間の目にはトナーは
黒く見える。
トナーは、現像器に至ると、感光ドラムと現像器間の電
位差が発生したクーロン力によって現像器内に吸引さ
れ、回収される。また、画像部においては、残留したト
ナーを通して感光ドラムが露光され、現像器のトナーが
クーロン力によって感光ドラムに付着する。そして、残
留したトナーと新しいトナーによって可視像が形成され
る。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の電子写真装置の
概略断面図、図2は本発明の電子写真装置で使用される
トナーの分光透過率を示す図である。図において、11
は感光ドラム、12は帯電器、13は露光装置としての
光ヘッド、14は現像器、15は転写器、16は用紙、
17はトナーである。上記感光ドラム11の周囲に帯電
器12、光ヘッド13、現像器14及び転写器15が配
設される。トナー17は上記転写器15によって用紙1
6に転写されるが、感光ドラム11上に未転写のまま残
留したトナー17aが付着されている。
帯電器が使用される。帯電ローラを使用した場合は、転
写後の感光ドラム11上に残留したトナー17aがあっ
てもトナー17aの層が薄ければ、実用上問題のない程
度に均一に感光ドラム11を帯電させることができる。
また、上記光ヘッド13はレーザスキャナやLEDアレ
イヘッドなどで構成され、データ信号によって光を変調
し、感光ドラム11上に露光する。
以上の赤外線領域において透過率が高く、可視領域では
透過率が低いものを使用する。波長が700nm以上の
光は人間の目には感じられない領域に属し、この領域の
波長の光はトナー17を通過するが、可視光はトナー1
7に吸収されてしまう。したがって、トナー17は人間
の目にはほとんど黒く見える。したがって、光ヘッド1
3の半導体レーザやLEDが発光する光の波長を800
〜1000nmの領域にすれば、感光ドラム11の表面
にトナー17が付着していても感光ドラム11を露光す
ることができる。トナー17に上述したような透過率特
性を与えるためには、ニグロシンなどの染料を着色材と
して加えるとよい。一方、感光ドラム11を赤外線領域
で動作させるためにフタロシアニン系の感光体を使用す
るとよい。
として一成分非磁性トナーを使用し、現像ローラ14a
と感光ドラム11が接触する方式を採用する。現像ロー
ラ14aには電圧が印加され、感光ドラム11の表面と
の間に電位差が形成される。感光ドラム11上の非画像
部に残留したトナー17aは、現像器14において現像
ローラ14aと感光ドラム11間の電位差で現像ローラ
14a側にクーロン力によって吸引されてクリーニング
される。一方、画像部においては、残留したトナー17
aを通して感光ドラム11が露光されるため、現像ロー
ラ14aと感光ドラム11間の電位差によるクーロン力
は、残留したトナー17aを感光ドラム11側に吸引す
る方向に作用する。したがって、現像時に新しいトナー
17が付着するが、残留したトナー17aの存在する部
分と存在しない部分で濃度差は発生しない。仮に、残留
したトナー17aが光ヘッド13の発光に対して透過性
がない場合は、トナー17aが残留した部分は露光が十
分に行われず、残留していない部分よりトナー17の付
着量が減り、結果的には白抜け印字となってしまう。
ロナ放電器を使用することができるが、転写ローラの方
が転写効率が高く、好ましい。用紙16に転写されたト
ナー17は図示しない定着器によって定着される。上記
実施例においては、露光装置として光ヘッド13を使用
しているが、複写機においては原稿部からの反射光によ
って露光を行うため、ハロゲンランプなどが光源として
使用される。ハロゲンランプは、赤外線を多く含むた
め、本発明の電子写真装置に適用することができる。ま
た、カラートナーを使用する場合、赤外線領域以外でも
透過するので、光ヘッド13が発光する光の波長を透過
領域に合わせる。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
れば、現像器から画像部にトナーを付着させ、非画像部
に付着したトナーを現像器に吸引する電位差が現像器と
感光ドラム間に形成され、露光装置は可視領域以外の波
長の光を発光し、トナーは、可視領域以外の波長の光に
対しては透過率が高く、可視領域の波長の光に対しては
透過率が低い特性を有するものを使用する。
部に残留したトナーは、現像器に至ると、感光ドラムと
現像器間の電位差によるクーロン力によって現像器内に
吸引され、回収される。また、画像部においては、残留
したトナーを通して感光ドラムが露光されるため、現像
器のトナーがクーロン力によって感光ドラムに付着す
る。そして、残留したトナーと新しいトナーによって可
視像が形成される。 画像部に残留したトナーが露光を
妨げることがなくなるので、感光ドラムと現像器間で十
分な電位差を形成することができる。したがって、画像
部に十分な量のトナーを付着させることができ、白抜け
印字になることがない。
によって回収することができるので、トナーの使用効率
が向上し、消耗品の寿命を長くすることができる。
光透過率を示す図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)感光ドラムと、(b)該感光ドラ
ムの表面を帯電する帯電器と、(c)帯電された感光ド
ラムを露光して静電潜像の画像部を形成する露光装置
と、(d)上記画像部にトナーを付着して現像を行う現
像器と、(e)上記感光ドラム上のトナーを用紙に転写
する転写器とを有しており、(f)上記露光装置は、可
視領域以外の波長の光を発光するものから成り、(g)
上記トナーは、可視領域以外の波長の光に対しては透過
率が高く、可視領域の波長の光に対しては透過率が低い
特性を有し、(h)上記現像器と感光ドラム間には、現
像器から画像部にトナーを付着させ、非画像部に付着し
たトナーを現像器に吸引するための電位差を形成するこ
とを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29703191A JP2863357B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29703191A JP2863357B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134532A true JPH05134532A (ja) | 1993-05-28 |
JP2863357B2 JP2863357B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=17841331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29703191A Expired - Lifetime JP2863357B2 (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2863357B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63144360A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | Konica Corp | 電子写真用トナ−および像形成方法 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP29703191A patent/JP2863357B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63144360A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-06-16 | Konica Corp | 電子写真用トナ−および像形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2863357B2 (ja) | 1999-03-03 |
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