JPH10240004A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10240004A
JPH10240004A JP9043805A JP4380597A JPH10240004A JP H10240004 A JPH10240004 A JP H10240004A JP 9043805 A JP9043805 A JP 9043805A JP 4380597 A JP4380597 A JP 4380597A JP H10240004 A JPH10240004 A JP H10240004A
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JP
Japan
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image
photoconductor
photoreceptor
image forming
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Application number
JP9043805A
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English (en)
Inventor
Yukiko Iwasaki
有貴子 岩▲さき▼
Katsuhiro Aoki
勝弘 青木
Ryuta Takechi
隆太 武市
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニングレス方式の画像形成に際して感
光体の劣化、例えば残留トナーや異物の付着、それらに
伴う化学変化等を防止する。 【解決手段】 電子写真プロセスを利用してクリーニン
グレス方式の画像形成を行なう際、感光体6の表面を異
物除去に必要な程度研磨する。これにより、感光体6の
表面から残留トナー等の異物が除去され、画像品質の低
下が防止される。この際、感光体6の表面の研磨は異物
除去に必要な程度しかなされず、例えば、ブレードクリ
ーニング方式でクリーニングする場合に生ずるような顕
著な感光層の膜削れが起こらない。したがって、ブレー
ドクリーニング方式の画像形成装置に比べ、感光体6の
寿命が長くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を利用した画像形成をクリーニングレス方式で実行する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成は、感光体
表面を一様に帯電し、これを露光して静電潜像を形成
し、静電潜像にトナーを付着させて現像し、トナー像を
記録媒体に転写するという電子写真プロセスを利用して
行なわれる。この際、転写過程後の感光体上に残留する
トナーは、後の電子写真プロセスに際してトナーの白抜
けや記録媒体の地汚れを生じさせる原因となるため、そ
のような残留トナーを除去するクリーニング処理が必要
となる。このようなクリーニング処理としては、従来よ
り、転写過程後の感光体にウレタンゴムブレード等を当
接させて残留トナーを掻き取るようないわゆるブレード
クリーニング方式が最も広く普及している。ところが、
ブレードクリーニング方式を用いたクリーニング処理で
は、感光体に膜削れを生じさせるため、感光体の寿命を
縮めてしまうという問題がある。また、感光体の膜削れ
は感光体の静電容量を変動させるため、電子写真プロセ
スにおける画像形成条件の変動をもたらし、画像品質の
低下を招くという問題もある。さらに、感光体回りにウ
レタンゴムブレード等を含むクリーニング装置を設置す
るためのスペースが必要であるため、近年急速に進んで
いる感光体の小径化に対応し切れなくなってきていると
いう現状もある。
【0003】このようなことから、現像同時クリーニン
グという新たな概念に基づくクリーニングレス方式の画
像形成装置が研究開発され、例えば、特開平5−210
300号公報や電子写真学会誌第31巻第3号(199
2)の第190頁〜第195頁に紹介されている。この
ようなクリーニングレス方式は、感光体上の露光部分に
トナーを付着させると共に非露光部分に残留するトナー
を現像ローラに回収するという原理で感光体のクリーニ
ングを行なう。これを図11に基づいてより詳細に説明
する。
【0004】まず、帯電後電位が−800V、露光後電
位が−100V、そして現像バイアスが−500Vであ
ると仮定する。感光体101の表面を帯電器102が帯
電すると、感光体101の表面電位は一様に−800V
になる(図11(a))。その後、一様帯電後の感光体
101を露光すると、露光後の黒電位部分は−100V
となる。露光されない白電位部分は−800Vのままで
ある(図11(b))。そして、これを−500Vの現
像バイアスで現像すると、黒電位部分には感光体101
方向への電界が働き、白電位部分には現像ローラ103
方向への電界が働く。これにより、黒電位部分では、現
像ローラ103からトナーが感光体101に移り、ある
いは、感光体101に残留するトナーはそのまま留ま
り、白電位部分では、感光体101に残留するトナーが
現像ローラ103に移る(図11(c))。こうして、
現像同時クリーニングというプロセスが実行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリー
ニングレス方式の画像形成装置では、感光体表面の劣化
が進みやすいという問題がある。つまり、感光体表面に
ファンデルワース力等の物理的な力でトナーが固着して
フィルミングしたり、帯電装置や転写装置で生成された
硝酸化合物等のような放電生成物が付着して感光体の表
面抵抗が低下し画像流れが引き起こされたり、そのよう
な放電生成物が感光体表面を化学的に侵蝕して感光体の
静電特性が劣化したりするようなことが起こる。ブレー
ドクリーニング方式では感光体表面を削り取って常に新
しい面を感光体表面に出すためにそのような感光体表面
の劣化が抑制されるが、クリーニングレス方式はそのよ
うな感光体の劣化に対して弱いという欠点を有する。
【0006】また、クリーニングレス方式で画像形成を
行なう場合、感光体に残留トナー等の異物が付着してい
ると、この異物が転写部から現像部に至る間に少なくと
も帯電装置と露光装置とを通過することになるため、こ
れらの各部で問題を生じさせる。つまり、帯電装置とし
て接触帯電方式を採用する場合、帯電装置に残留トナー
等の異物が付着し、帯電電位が不安定になったり画像ム
ラが生じたりするという問題がある。また、露光位置で
は、残留トナー等の異物がある部分が十分に露光されな
いので、その部分に白抜け等が生じやすいという問題が
ある。
【0007】本発明の目的は、クリーニングレス方式の
画像形成を行ないながら感光体表面の劣化を防止するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
感光層を表面に有する感光体と、この感光体の表面を一
様に帯電する帯電装置と、一様帯電後の感光体を露光し
て静電潜像を形成するイメージ露光装置と、感光体に形
成された静電潜像を現像する機能と感光体上の残留トナ
ーを回収する機能とを併せ持つ現像装置と、感光体から
記録媒体に現像像を転写する転写装置と、感光体の表面
を異物除去に必要な程度研磨する研磨手段とを備える。
したがって、現像装置では現像同時クリーニングが行な
われる。このため、残留トナー等の異物の付着等という
感光体表面の劣化が生じやすくなるのに対し、本発明で
は研磨手段によって感光体の表面が研磨され、これによ
って感光体表面から残留トナー等の異物が除去される。
しかも、研磨手段は感光体表面から残留トナー等の異物
を除去できる程度感光体表面を研磨するため、感光体表
面の削れ過ぎが生じない。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、研磨手段を、現像装置における現
像剤担持体の線速を作像時と非作像時とで変更する制御
を行なう手段とした。したがって、非作像時には現像剤
担持体によって感光体表面が研磨されるように現像剤担
持体の線速を調節すれば、感光体表面が研磨される。具
体的には、感光体に対してACを重畳しない条件下で
は、現像剤担持体は感光体の2〜3倍の線速で回転する
のが一般的であり、この時には感光体に現像剤が当たる
圧力が小さいために感光体は摩耗しない。これに対し、
感光体に対する現像剤担持体の線速が1.1〜1.5倍
となる程度に現像剤担持体の線速を落すと、感光体に当
たる現像剤の圧力が最も高くなり、感光体表面が研磨さ
れる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、転写装置として非作像時も接触転
写部材が感光体に当接する接触転写装置を用い、研磨手
段を、その接触転写装置における接触転写部材の線速を
作像時と非作像時とで変更する制御を行なう手段とし
た。したがって、非作像時には接触転写部材によって感
光体表面が研磨されるように接触転写部材の線速を調節
すれば、感光体表面が研磨される。具体的には、接触転
写部材は感光体との間に十分なニップ幅を確保しながら
等速で回転しているのが一般的である。これに対し、感
光体に対する現像剤担持体の線速を変更することで、ニ
ップ部で感光体と接触転写部材とがこすられるようにな
り、感光体表面が研磨される。
【0011】請求項4記載の発明は、記録媒体を搬送す
る転写搬送ベルトに沿って複数個のクリーニングレス方
式の電子写真プロセス部が配列されてカラー画像形成を
行なう画像形成装置において、非作像時に転写搬送ベル
トを停止させたまま電子写真プロセス部の感光体を回転
させる制御を行なう研磨手段を設けた。したがって、非
作像時には、転写搬送ベルトと電子写真プロセス部の感
光体表面との間に相対的な摺動が生じ、これによって感
光体表面が研磨される。この時の研磨は、感光体表面か
ら残留トナー等の異物を除去できる程度の研磨であるた
め、感光体表面の削れ過ぎが生じない。また、感光体の
研磨処理時には、感光体から除去された残留トナー等の
異物は感光体と転写搬送ベルトとの当接部入り口側に溜
るので、このような異物が研磨粒子として機能し、感光
体がより短時間で研磨される。さらに、感光体の研磨時
には転写搬送ベルトが停止しているため、除去された残
留トナー等の異物が上流側から下流側に流れず、各電子
写真プロセス部でのトナーの混色や損傷が防止される。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、転写搬送ベルトに設けられたマー
クの検出信号に基づいて転写搬送ベルトの回転位置を検
出する手段を備え、研磨手段は、検出された転写搬送ベ
ルトの回転位置に基づいて電子写真プロセス部の感光体
に接触する位置が毎回異なるように転写搬送ベルトを停
止させる。請求項4記載の画像形成装置では、感光体の
研磨に伴い転写搬送ベルトも研磨され、1ヶ所の研磨が
進むと部分的に転写異常が生ずる。これに対し、請求項
5記載の画像形成装置では、感光体に接触する位置が毎
回異なるように転写搬送ベルトが停止するため、転写搬
送ベルトの局所的な摩耗が防止される。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、転写搬送ベルトと電子写真プロセ
ス部とを接離させる接離機構と、電子写真プロセス部の
感光体の研磨処理後に転写搬送ベルトと電子写真プロセ
ス部とを離間させる処理を行なう手段と、転写搬送ベル
トと電子写真プロセス部との離間後に転写搬送ベルトを
クリーニングする処理を行なうベルトクリーニング手段
とをさらに備える。したがって、感光体の研磨処理後、
転写搬送ベルトと電子写真プロセス部とが離間され、続
いて転写搬送ベルトがクリーニング手段によってクリー
ニングされる。これにより、感光体と転写搬送ベルトと
の当接部入り口側に溜った感光体からの除去異物が他の
電子写真プロセス部に付着することなくクリーニングさ
れる。
【0014】請求項7記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5又は6記載の画像形成装置において、一様帯
電後の感光体をその明減衰特性の飽和領域で露光する。
つまり、感光体を飽和露光する。このような飽和露光
は、例えば、一様帯電後の感光体に対し、露光径内での
最大露光量が感光層の微分感度を十分に小さくする値に
設定された光ビームで露光したり、露光径内での最大露
光量が感光層の微分感度をその最大値の1/3以下の値
に低下させる値に設定された光ビームで露光したりする
ことにより行なわれる。「微分感度」は、イメージ露光
装置が照射する光ビームと同等の波長の光ビームで感光
体を均一露光したときに得られる感光体の表面電位V
(E)と露光量Eとの関係で定義される。具体的には、
感光体をある露光量Eで露光し、ここから露光量Eを微
小な値△Eだけ増やした時の感光体の表面電位をV(E
+△E)とした場合、微分感度は、 |V(E+△E)−V(E)|/△E として定義される。一般に、微分感度は、露光量Eが増
加するに従い低減する。「微分感度を十分に小さくする
値」というのは、求める安定性を得るのに十分な感光体
の減衰特性の領域を使用することができるような露光量
の値を意味する。この場合の「求める安定性」というの
は、感光体の感光層が経時変化により膜削れして静電容
量が増大した場合にも画像品質が低下しないような安定
性を意味する。このような「微分感度を十分に小さくす
る値」は、例えば、感光層の微分感度がその最大値の1
/3以下の値に低下する値である。
【0015】したがって、感光体の研磨により生ずる感
光層の膜削れが生じて感光体の静電容量が増大しても、
これによる画像形成状態の不安定さが感光体の飽和露光
により吸収され、画像品質が維持される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、デジ
タル複写機としても機能する複合機的な画像形成装置で
ある。
【0017】図1は、画像形成装置の模式図である。図
1に示すように、記録媒体としての転写紙1を収納する
給紙装置2と図示しない排紙部とを連絡する通紙経路3
が設けられ、この通紙経路3中には定着装置4を含む電
子写真プロセス部としての画像プロセス部5が設けられ
ている。
【0018】画像プロセス部5は、感光ドラム構成の感
光体6を主体として構成される。この感光体6の周囲に
は、帯電装置7、現像装置8、転写装置9が順に配設さ
れている。そして、帯電装置7と現像装置8との間が露
光位置EXとなり、画像プロセス部5には、その露光位
置EXにレーザビームである光ビームを照射する図示し
ないイメージ露光装置が設けられている。
【0019】このような画像プロセス部5では、帯電装
置7による帯電によって感光体6を一方の極性に一様に
帯電する。そして、感光体6は露光位置EXにおいて一
様に帯電されているため、この露光位置EXにイメージ
露光装置から画像情報に応じて光ビームを照射すること
で、感光体6に静電潜像が形成される。つまり、感光体
6では、その帯電電位との電位差が光ビームの照射部分
に生じ、この部分が静電潜像となる。現像装置8は、露
光位置EXで感光体6に形成された静電潜像にこの静電
潜像と電位差を持つトナーを付着させて顕像化する機能
と、感光体6に残留するトナーを回収して感光体6をク
リーニングする機能とを併せ持つ。この場合の現像同時
クリーニングの原理は図11に基づいて説明した原理と
同一である。したがって、その説明は省略する。転写装
置9は、顕像化された感光体6上のトナー像を電位差に
よって吸引し、そのトナー像をレジストローラ10でタ
イミングを合わされて搬送された転写紙1に転写させ
る。定着装置4は、通紙経路3中において転写装置9の
下流側に配置されており、転写装置9を通過した後の転
写紙1に付着する未定着トナーを加熱・加圧作用によっ
て定着する。
【0020】図2は、各部の電気的接続を示すブロック
図である。本実施の形態の画像形成装置は、各部を制御
するマイクロコンピュータ構成のコントローラ11とエ
ンジン制御部12とを基本構成として備える。コントロ
ーラ11は、画像メモリ13やフォントバンク14等の
記憶装置を備えるマイクロコンピュータである。コント
ローラ11にはホストコンピュータ15が双方向セント
ロニクスを介して接続されており、コントローラ11は
ホストコンピュータ15からの画像情報の送信を受けて
プリンタ機能のための処理を行なう。また、エンジン制
御部12からの駆動信号を受けて動作するスキャナ16
が設けられ、このスキャナ16により読み取られた画像
情報はコントローラ11に送信され、これによってコン
トローラ11がデジタル複写機機能のための処理を行な
う。つまり、ホストコンピュータ15やスキャナ16か
ら画像信号を受けたコントローラ11は、これを画像メ
モリ13に展開し、操作パネル17からの駆動信号に応
じてエンジン制御部12に制御・書込データを送信す
る。この際、画像信号がホストコンピュータ15からの
テキストデータであれば、必要に応じてフォントバンク
14から適切なフォントを呼び出し、呼び出されたフォ
ントに従った画像データ(文字データ)を画像メモリ1
3に展開する。一方、コントローラ11から制御・書込
データの送信を受けたエンジン制御部12は、給紙装置
2や感光体6等の各種の可動部の駆動源となる駆動モー
タ、クラッチ及びソレノイド、つまり駆動部18に駆動
信号を付与してそれらを駆動制御し、帯電装置7や現像
装置8等のための高圧電源回路19に駆動信号を付与し
てそれらを駆動制御する。
【0021】ここで、エンジン制御部12のマイクロコ
ンピュータ動作により実行される処理の一部を説明す
る。この処理は、感光体6の表面を異物除去に必要な程
度研磨する研磨手段のための処理である。つまり、エン
ジン制御部12は、その各種の管理機能によって感光体
6を研磨処理すべき条件を検索する。この条件は、所定
枚数の画像形成が終了したという条件と非作像時という
条件とのAND条件である。このような条件が整ったこ
とをエンジン制御部12の図示しないCPUが認識する
と、感光体6の研磨処理がなされる。具体的には、エン
ジン制御部12より現像装置8の現像剤担持体としての
現像ローラ8aに通常よりも遅い線速となるような駆動
信号を付与する。つまり、現像ローラ8aの通常の線速
は感光体6の2〜3倍の線速であるのに対し、感光体6
の1.1〜1.5倍の線速となるように現像ローラ8a
が駆動される。これは、駆動部18に設けられた現像ロ
ーラ8aを回転駆動するための駆動モータ(ステッピン
グモータ)に対する駆動パルス数を変更設定することに
より容易になされる。
【0022】図3は、感光体6の感光層20の断面図で
ある。この感光体6は有機感光体であり、感光体6の感
光層20は、感光体6の基部側に配置された電荷発生層
22aと表面側に配置された電荷輸送層22bとよりな
る。このような感光層20は、膜厚Tpが13μmに形
成されている。そして、感光層20の膜厚Tpと光ビー
ムの露光径Dbとは、 2Tp<Db<8Tp の関係に設定されている。ここで、光ビームの露光径D
bは、感光体6の表面座標を(x,y)としたとき、感
光体6上での光ビームのエネルギー分布P(x,y,
t)[watt/m2 ]を露光時間で積分した値として定義さ
れる露光量分布E(x,y)[jule/m2 ]、つまり、 E(x,y)=∫P(x,y,t)dt のピーク値より1/e2 での最小直径として定義され
る。図4は、感光体6に照射する光ビームのエネルギー
分布(ビームプロファイル)を示すグラフであり、図5
は、感光体6上での露光量分布を示すグラフである。本
実施の形態では、ビームプロファイルにおいて、露光量
分布のピーク値より1/e2 での光ビームの直径が、例
えば、主走査方向で30μm、副走査方向で38μmで
ある(図4(b)参照)。つまり、光ビームのエネルギ
ー分布は、主走査方向で30μm、副走査方向で38μ
mのガウス分布を示す。そして、1画素分の静電潜像を
感光体6に形成するために、副走査方向に感光体6の長
さ約20μmだけ露光するとすると、露光量分布におけ
る光ビームの露光径は、主走査方向及び副走査方向共に
約38μmとなる(図5(b)参照)。つまり、主副走
査方向共、近似的に38μmのガウス分布を示す。した
がって、露光量分布のピーク値より1/e2 での最小直
径として定義される光ビームの露光径Dbは、38μm
である。
【0023】図6は、露光量に対する感光体6の明減衰
特性を示すグラフである。本実施の形態では、イメージ
露光装置は、その光ビームの波長が670nmであり、
露光パワーが感光体6の表面で0.23mWとなるよう
に調節されている。これにより、イメージ露光装置は感
光体6をその明減衰特性の飽和領域で露光する。つま
り、露光量分布のピーク値での露光量、つまり、露光径
Db内での最大露光量が感光層20の微分感度を十分に
小さくする値となる。「微分感度」は、イメージ露光装
置が照射する光ビームと同等の波長(670nm)の光
ビームで感光体6を均一露光したときに得られる感光体
6の表面電位V(E)と露光量Eとの関係で定義され
る。具体的には、感光体6をある露光量Eで露光し、こ
こから露光量Eを微小な値△Eだけ増やした時の感光体
6の表面電位をV(E+△E)とした場合、微分感度
は、 |V(E+△E)−V(E)|/△E として定義される。また、「微分感度を十分に小さくす
る値」というのは、求める安定性を得るのに十分な感光
体の明減衰特性の領域を使用することができるような露
光量Eの値を意味する。この場合の「求める安定性」と
いうのは、感光体6の感光層20が経時変化により膜削
れして静電容量が増大した場合にも画像品質が低下しな
いような安定性を意味する。このような「微分感度を十
分に小さくする値」は、例えば、感光層20の微分感度
がその最大値の1/3以下の値に低下する値である。参
考までに述べると、図4に例示する感光体6の明減衰特
性では、露光量分布のピーク値(ピーク露光量)の露光
量Eが21mJ/m2 であり、これに対応する微分感度
は5V・m2 /mJである。したがって、最大微分感度
の約1/5となっている。
【0024】このような構成において、帯電装置7によ
り感光体6の感光層20が帯電され、露光位置EXにお
いて帯電後の感光体6に画像情報に基づく静電潜像が形
成され、この静電潜像に現像装置8から供給されるトナ
ーが付着することで静電潜像が現像されて顕像化され
る。同時に、現像装置8では感光体6に残留するトナー
が回収される。そして、所定のタイミングで電子写真プ
ロセス部5に搬送された転写紙1に対し、顕像化された
現像画像、つまりトナー像が転写される。その後、転写
画像は定着装置4で定着され、これによって転写紙1に
画像が形成される。
【0025】そして、所定枚数の画像形成が終了したこ
とがエンジン制御部12に認識されると、非作像時とい
う条件の下、感光体6の研磨処理がなされる。つまり、
感光体6の1.1〜1.5倍の線速となるように現像ロ
ーラ8aが駆動される。これにより、感光体6の表面が
研磨され、感光体6の表面から残留トナー等の異物が除
去される。これにより、クリーニングレス方式の画像形
成が行なわれたとしても、作像状態が安定化し、画像品
質の低下が防止される。
【0026】この際、感光体6の研磨は感光体6から残
留トナー等の異物を除去できる程度の力で行なわれ、例
えばブレードクリーニング方式に比べて感光体6の研磨
量が遥かに少ない。したがって、感光体6の感光層20
の膜削れ量が必要最小限となり、感光体6の耐久性が損
なわれない。しかも、感光体6の感光層20が僅かでは
あるが膜削れすることにより、感光体6の静電容量が増
大するが、これが作像状態に与える影響は感光体6の飽
和露光によって吸収される。つまり、感光体6は飽和露
光されるために感光体6の露光後帯電電位が安定し、作
像状態が安定する。これにより、画像品質が維持され
る。
【0027】本発明の第二の実施の形態を図7に基づい
て説明する。図7は、画像形成装置の模式図である。な
お、第一の実施の形態と同一部分は同一符号で示し、説
明も省略する(以下の実施の形態において同様)。
【0028】本実施の形態では、現像装置8の現像ロー
ラ8aに代えて、接触転写方式の接触転写装置9におけ
る接触転写部材としての転写ローラ9aによって感光体
6の表面の研磨処理を行なう。つまり、エンジン制御部
12より接触転写装置9の転写ローラ9aにその線速が
作像時とは異なる線速となるような駆動信号を付与す
る。これは、駆動部18に設けられた転写ローラ9aを
回転駆動するための駆動モータ(ステッピングモータ)
に対する駆動パルス数を変更設定することにより容易に
なされる。
【0029】このような構成において、感光体6と転写
ローラ9aとは所定のニップ幅で当接しているため、感
光体6の研磨処理のために転写ローラ9aの線速の変更
処理がなされると、感光体6の表面が研磨され、感光体
6の表面から残留トナー等の異物が除去される。これに
より、クリーニングレス方式の画像形成が行なわれたと
しても、作像状態が安定化し、画像品質の低下が防止さ
れる。この際、変更される転写ローラ9aの線速は、転
写ローラ9aによって感光体6から残留トナー等の異物
が除去される程度の力で行なわれるように設定される。
したがって、感光体6の感光層20の膜削れ量が必要最
小限となり、感光体6の耐久性が損なわれない。
【0030】図8は、変形例を示す画像形成装置の模式
図である。この変形例では、接触転写装置9を接触転写
部材としての転写搬送ベルト9aを備えた接触転写方式
とし、この転写搬送ベルト9aの線速を変更して感光体
6の表面から残留トナー等の異物を除去するようにし
た。なお、転写搬送ベルト9aは一対の支持ローラ3
1,32の間に張設され、転写中間ローラ9bより転写
バイアスを付与される。
【0031】本発明の第三の実施の形態を図9及び図1
0に基づいて説明する。図9は画像形成装置の模式図、
図10は転写搬送ベルトの斜視図である。
【0032】本実施の形態は、カラー画像形成装置への
適用例である。すなわち、本実施の形態の画像形成装置
は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック用の4つ
の画像プロセス部5が接触転写部材としての転写搬送ベ
ルト9aに沿って配設されたタンデム型を基本とするカ
ラー画像形成装置である。転写搬送ベルト9aは一対の
支持ローラ41,42の間に張設され、各画像プロセス
部5における各感光体6に対応する位置には転写ブラシ
9bが設けられている。転写搬送ベルト9aは、それら
の転写ブラシ9bより転写バイアスを付与される。
【0033】ここで、転写搬送ベルト9aは、図示しな
い接離機構によって各画像プロセス部5より接離自在と
なっており、接離機構はエンジン制御部12により駆動
制御される駆動部18中のクラッチや駆動モータ等に駆
動されて転写搬送ベルト9aと画像プロセス部5とを選
択的に接離させる。
【0034】また、転写搬送ベルト9aの端部にはクリ
ーニング装置43が設けられている。このクリーニング
装置43は、ブレードクリーニング方式で転写搬送ベル
ト9aの表面をクリーニングする。
【0035】図10に示すように、転写搬送ベルト9a
の縁部近傍には等間隔でマーク44が形成されており、
このマーク44は図9に示す光反射センサ45の位置で
その出力に基づきエンジン制御部12に認識される。
【0036】ここで、エンジン制御部12のマイクロコ
ンピュータ動作により実行される処理の一部を説明す
る。この処理は、感光体6の表面を異物除去に必要な程
度研磨する研磨手段、及び、転写搬送ベルト9aの表面
をクリーニングするクリーニング手段のための処理であ
る。
【0037】研磨手段のための処理として、エンジン制
御部12は、その各種の管理機能によって感光体6を研
磨処理すべき条件を検索する。この条件は、所定枚数の
画像形成が終了したという条件と非作像時という条件と
のAND条件である。このような条件が整ったことをエ
ンジン制御部12の図示しないCPUが認識すると、感
光体6の研磨処理がなされる。具体的には、エンジン制
御部12より転写装置9の転写搬送ベルト9aの駆動モ
ータ(ステッピングモータ)にホールド信号を付与する
と共に、感光体6の駆動モータ(ステッピングモータ)
に駆動信号を付与する。これにより、駆動部18に設け
られた転写搬送ベルト9aを回転駆動するための駆動モ
ータがロックされ、感光体6を回転駆動するための駆動
モータが駆動され、その結果、停止する転写搬送ベルト
9aに対して感光体6が摺動回転する。これにより、感
光体6の表面が研磨され、感光体6の表面から残留トナ
ー等の異物が除去される。そして、除去された残留トナ
ー等の異物は転写搬送ベルト9aと感光体6との間の当
接部入り口側に溜り、これが研磨粒子としての機能を果
たすために感光体6が短時間で効率良く研磨される。し
たがって、クリーニングレス方式の画像形成が行なわれ
たとしても、作像状態が安定化し、画像品質の低下が防
止される。この際、感光体6の回転数は、感光体6から
残留トナー等の異物が除去される程度の力で行なわれる
ように設定される。したがって、感光体6の感光層20
の膜削れ量が必要最小限となり、感光体6の耐久性が損
なわれない。また、転写搬送ベルト9aが停止している
ために上流側から下流側に向けての除去された残留トナ
ー等の異物の移動がなく、下流側の画像プロセス部5に
おけるトナーの混色や損傷が防止される。
【0038】次いで、クリーニング手段のための処理と
して、エンジン制御部12の時間管理機能によってエン
ジン制御部12が感光体6の研磨の完了を認識すると、
転写搬送ベルト9aが画像プロセス部5から離反させら
れる。そして、転写搬送ベルト9aが回転駆動され、こ
の時の転写搬送ベルト9aとクリーニング装置43との
摺動によって転写搬送ベルト9aの表面がクリーニング
される。この際、転写搬送ベルト9aが各画像プロセス
部5から離反しているため、感光体6から除去されて転
写搬送ベルト9aに留まる残留トナー等の異物が画像プ
ロセス部5に至ることがなく、トナーの混色や損傷等が
防止される。
【0039】次いで、クリーニング手段の機能が実行さ
れている間、光反射センサ45の出力に基づいて転写搬
送ベルト9aの表面に形成されたマーク44が検出さ
れ、この検出結果に基づいてエンジン制御部12は自ら
のパルス管理機能によって転写搬送ベルト9aの回転位
置を認識する。そして、停止後の転写搬送ベルト9aの
回転位置がエンジン制御部12によりレジストされ、後
の研磨手段のための処理にそのレジスト内容が利用され
る。つまり、次回の研磨手段のための処理に際しては、
感光体6を当接させる転写搬送ベルト9aの位置を変更
するようにする。これにより、転写搬送ベルト9aの辺
摩耗が防止され、転写搬送ベルト9aの部分的な摩耗に
より生ずる転写異常が防止される。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、電子写真プロセ
スを利用したクリーニングレス方式の画像形成を行なう
際、感光体の表面を異物除去に必要な程度研磨するよう
にしたので、感光体表面を削り過ぎることなく感光体表
面から残留トナー等の異物を除去することができる。し
たがって、クリーニングレス方式の画像形成を行なった
としても、それによる画像品質の低下を防止することが
できる。また、感光層の顕著な膜削れによる感光体の静
電容量の増大を抑制することができ、画像形成状態の安
定化を図ることができる。
【0041】請求項2記載の発明は、現像装置における
現像剤担持体の線速を作像時と非作像時とで変更する制
御を行なうことで感光体表面を研磨するようにしたの
で、研磨手段のための特別な構造物を設けることなく情
報処理だけに依存して簡易に感光体を研磨することがで
き、構造の簡単化及び製造の容易化を図ることができ
る。
【0042】請求項3記載の発明は、転写装置として接
触転写部材を備えた接触転写方式の接触転写装置を用
い、接触転写部材の線速を作像時と非作像時とで変更す
る制御を行なうことで感光体表面を研磨するようにした
ので、研磨手段のための特別な構造物を設けることなく
情報処理だけに依存して簡易に感光体を研磨することが
でき、構造の簡単化及び製造の容易化を図ることができ
る。
【0043】請求項4記載の発明は、電子写真プロセス
を利用したクリーニングレス方式の画像形成を行なう
際、非作像時に転写搬送ベルトを停止させたまま電子写
真プロセス部の感光体を回転させる制御を行なうように
したので、転写搬送ベルトと電子写真プロセス部の感光
体表面との間の相対的な摺動によって感光体を削り過ぎ
ることなく感光体表面から残留トナー等の異物を除去す
ることができる。したがって、クリーニングレス方式の
画像形成を行なったとしても、それによる画像品質の低
下を防止することができる。また、感光層の顕著な膜削
れによる感光体の静電容量の増大を抑制することがで
き、画像形成状態の安定化を図ることができる。また、
感光体の研磨処理時には、感光体から除去された残留ト
ナー等の異物は感光体と転写搬送ベルトとの当接部入り
口側に溜るので、このような異物を研磨粒子として機能
させることができ、これによって感光体をより短時間で
研磨することができる。さらに、感光体の研磨時には転
写搬送ベルトが停止しているため、除去された残留トナ
ー等の異物の上流側から下流側への流れを防止すること
ができ、各電子写真プロセス部でのトナーの混色や損傷
を防止することができる。
【0044】請求項5記載の発明は、電子写真プロセス
部の感光体に接触する位置が毎回異なるように転写搬送
ベルトを停止させるようにしたので、転写搬送ベルトの
局所的な摩耗による転写不良を防止し、画像品質の低下
を防止することができる。
【0045】請求項6記載の発明は、感光体の研磨処理
後、転写搬送ベルトと電子写真プロセス部とを離間し、
続いて転写搬送ベルトをクリーニング手段によってクリ
ーニングするようにしたので、感光体と転写搬送ベルト
との当接部入り口側に溜った感光体からの除去異物を他
の電子写真プロセス部に付着させることなくクリーニン
グすることができ、したがって、各電子写真プロセス部
でのトナーの混色や損傷を防止することができる。
【0046】請求項7記載の発明は、一様帯電後の感光
体をその明減衰特性の飽和領域で露光するようにしたの
で、感光体表面の研磨によって感光層が膜削れされ感光
体の静電容量が増大しても、このような変動による画像
品質への影響が飽和露光によって吸収され、画像品質を
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す画像形成装置
の模式図である。
【図2】電気的接続を示すブロック図である。
【図3】感光体における感光層の断面図である。
【図4】光ビームのエネルギー分布(ビームプロファイ
ル)を示すグラフである。
【図5】露光量分布を示すグラフである。
【図6】露光量に対する感光体の明減衰特性を示すグラ
フである。
【図7】本発明の第二の実施の形態を示す画像形成装置
の模式図である。
【図8】その変形例を示す画像形成装置の模式図であ
る。
【図9】本発明の第三の実施の形態を示す画像形成装置
の模式図である。
【図10】転写搬送ベルトの斜視図である。
【図11】現像同時クリーニングの原理を説明するため
の模式図である。
【符号の説明】
1 記録媒体 6 感光体 7 帯電装置 8 現像装置 8a 現像剤担持体 9 転写装置,接触転写装置 9a 接触転写部材(転写ローラ,転写搬送ベル
ト) 20 感光層 44 マーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光層を表面に有する感光体と、 この感光体の表面を一様に帯電する帯電装置と、 一様帯電後の前記感光体を露光して静電潜像を形成する
    イメージ露光装置と、 前記感光体に形成された静電潜像を現像する機能と前記
    感光体上の残留トナーを回収する機能とを併せ持つ現像
    装置と、 前記感光体に形成された静電潜像を現像すると同時に前
    記感光体上の残留トナーを回収する現像装置と、 前記感光体から記録媒体に現像像を転写する転写装置
    と、 前記感光体の表面を異物除去に必要な程度研磨する研磨
    手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 研磨手段は、現像装置における現像剤担
    持体の線速を作像時と非作像時とで変更する制御を行な
    う手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 転写装置として非作像時も接触転写部材
    が感光体に当接する接触転写装置が用いられ、研磨手段
    は、前記接触転写装置における前記接触転写部材の線速
    を作像時と非作像時とで変更する制御を行なう手段であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体を搬送する転写搬送ベルトに沿
    って複数個のクリーニングレス方式の電子写真プロセス
    部が配列されてカラー画像形成を行なう画像形成装置に
    おいて、 非作像時に前記転写搬送ベルトを停止させたまま前記電
    子写真プロセス部の感光体を回転させる制御を行なう研
    磨手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 転写搬送ベルトに設けられたマークの検
    出信号に基づいて前記転写搬送ベルトの回転位置を検出
    する手段を備え、研磨手段は、検出された前記転写搬送
    ベルトの回転位置に基づいて電子写真プロセス部の感光
    体に接触する位置が毎回異なるように前記転写搬送ベル
    トを停止させることを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】 転写搬送ベルトと電子写真プロセス部と
    を接離させる接離機構と、 電子写真プロセス部の感光体の研磨処理後に前記転写搬
    送ベルトと前記電子写真プロセス部とを離間させる処理
    を行なう手段と、 前記転写搬送ベルトと前記電子写真プロセス部との離間
    後に前記転写搬送ベルトをクリーニングする処理を行な
    うベルトクリーニング手段と、 をさらに備えることを特徴とする請求項4記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 一様帯電後の感光体をその明減衰特性の
    飽和領域で露光することを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5又は6記載の画像形成装置。
JP9043805A 1996-12-27 1997-02-27 画像形成装置 Pending JPH10240004A (ja)

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