JP3517890B2 - 液晶表示素子用絶縁膜形成用塗布液 - Google Patents
液晶表示素子用絶縁膜形成用塗布液Info
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Description
電膜の絶縁保護膜に関するものである。更に詳しくは、
液晶表示素子の透明導電膜に塗布し、加熱硬化する事に
より、絶縁性、表面硬度に優れた被膜を形成し、液晶表
示素子の信頼性及び生産歩留りを向上させる塗布液に関
するものである。
の絶縁、保護の目的で、酸化物被膜を形成する事が行わ
れている。酸化物被膜の形成方法は、蒸着法、スパッタ
リング法等で代表される気相法と酸化物被膜形成用塗布
液を用いる塗布法が知られているが、生産性、大型基板
への被膜形成の容易さから、塗布法が多く用いられてい
る。塗布液としては、テトラアルコキシシランの加水分
解物及びその他の金属アルコキシドや金属キレート化物
との複合物が知られている。
形成は、透明導電膜の抵抗変化、省エネルギー、ガラス
の変形等の問題から、300℃以下の温度で加熱硬化す
ることが望まれている。テトラアルコキシシランの加水
分解物を塗布液として用いた場合、十分な塗膜硬度を得
る為には、450℃以上の加熱が必要である。この欠点
を改良する目的で、アセチルアセトナート化合物を用い
る事が提案されている(特開平2−48403号)。し
かし、アセチルアセトナート化合物はその配位子である
アセチルアセトンが塗膜中に残存し易く、得られる塗膜
の絶縁性に劣り、且つ液晶素子の絶縁膜として用いた場
合には、その塗膜上に塗布される配向膜形成用ポリイミ
ドまたはポリアミック酸溶液(以下ポリイミド溶液と略
する。)の塗布性に劣るという問題があった。又、特開
平2−258646号には、アルミニウム塩を含むコー
ティング剤が提案されており、低温焼成で高い膜硬度と
絶縁性を有し且つポリイミド溶液の塗布性に優れている
が、形成されたポリイミド配向膜との密着力が十分でな
く、ラビング工程でポリイミド配向膜が剥離する等の問
題があった。
膜の密着力は、化学的結合にはよらず、被塗布基材の凹
凸表面との物理的効果、いわゆるアンカー効果による所
が大きい。上記公知の塗布液を透明導電膜表面に塗布す
ると、本来透明導電膜表面が有していた微小な凹凸が塗
膜によって埋められ平坦化される為、塗膜上に形成され
るポリイミド配向膜の基板への密着力が低下する。
膜上に塗布される材料との密着力を向上させる目的で、
アルコキシシランの加水分解により得られるシリカゾル
とアルコキシシランよりなる塗布液が提案されている
が、ポリイミド溶液の塗布性に劣り、塗膜上でポリイミ
ド溶液がはじかれるという問題がある(特開平3−26
3476号)。一方、アセチルアセトナート化合物と無
機化合物微粒子とからなる塗布液が提案されており(特
開平4−247427号)、ポリイミド配向膜との密着
力が改善されているが、やはりポリイミド溶液の塗布性
に劣り、また残存するアセチルアセトンのため絶縁性に
問題があり、十分満足するものでは無かった。
優れ、且つポリイミド溶液の塗布性及びポリイミド配向
膜の密着性に優れた、液晶表示素子の絶縁被膜として有
用な硬化塗膜を与えうる、絶縁被膜形成用塗布液を提供
せんとするものである。
れるテトラアルコキシシランを有機溶媒中でアルカリ性
触媒の存在下で加水分解して得られる溶液と、下記一般
式〔2〕 R1 nSi(OR2)4-n 〔2〕 (式中、R1はアルキル基、アルケニル基、アリール基
を表し、R2は炭素数1〜5のアルキル基を表し、nは
0から2の整数を表す。)で示されるアルコキシシラン
及び/又は下記一般式〔3〕 Ti(OR3)4 〔3〕 (式中、R3は炭素数1〜5のアルキル基を表す)で示
されるテトラアルコキシチタンを有機溶媒中で酸性触媒
またはアルミニウム塩の存在下で加水分解して得られる
溶液、アルミニウム塩及び析出防止剤とが有機溶媒に均
一に混合されてなることを特徴とする液晶表示素子絶縁
被膜形成用塗布液に関する。。
ンは一般式〔1〕で表され、Rは炭素数1〜5のアルキ
ル基を表すが、好ましくは、メチル基、エチル基であ
る。又、アルコキシシランは一般式〔2〕で表され、R
1 としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ステアリル基、ビニル基、3−クロロプロピル基、
3−ヒドロキシプロピル基、3−グリシドキシピロピル
基、3−アミノピロピル基、3−メタクリルオキシプロ
ピル基、フェニル基等が挙げられる。またR2 は、炭素
数1〜5のアルキル基であるが、好ましくはメチル基及
びエチル基である。nは0、1、2の整数を表す。
ンは、一般式〔3〕で表され、R3は炭素数1〜5のア
ルキル基であるが、好ましくは、エチル基、プロピル
基、ブチル基である。本発明のアルミニウム塩は、被膜
を低温硬化した場合の硬度向上の目的と、硬化塗膜への
ポリイミド溶液の塗布性向上の目的で、用いられるが、
アルミニウム塩としては、塩化アルミニム、硝酸アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、スルファミン酸アルミニウ
ム、酢酸アルミニウム、蓚酸アルミニウム及びそれらの
塩基性塩等が挙げられる。上記アルミニウム塩は、上記
式〔1〕、式〔2〕及び式〔3〕のアルコキシド化合物
の総和に対して、モル比で、0.05〜1.0倍モルの
範囲で用いられる。
ルミニウム塩が塗膜乾燥時に結晶化し塗膜表面に析出す
る事を防ぐ目的で用いられる。析出防止剤としては、エ
チレングリコール、N−メチルピロリドン、ジメチルフ
ォルムアミド、ジメチルアセトアミド及びそれらの誘導
体が、1種以上用いられ、その使用量は、アルミニウム
塩をAl2O3 に換算して、重量比でAl2O3 に対し少
なくとも1以上用いられる。
テトラアルコキシシランの加水分解溶液は、アルカリ触
媒の存在下、有機溶媒中で加水分解する事により得られ
る。一般式〔1〕のテトラアルコキシシランの加水分解
は、テトラアルコキシシランに対して3〜20倍モルの
水を用いて行われる。触媒として用いられるアルカリ
は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、
アルキルアミン等、塩基性を示すものであれば制限は無
いが、液晶表示素子に用いる事を考慮した場合、アンモ
ニア、アルキルアミン等のアミン類が好適である。アル
カリ触媒は、テトラアルコキシシランに対して、1〜2
0モル%の範囲で用いられる。
i02に換算して、Si02分が1〜8重量%の範囲で含
まれる濃度で行われる。反応終了後、必要に応じて濃縮
することは差し支えない。
ては、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
ール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ヘキシレングリコール等のグリコール類、エチル
セロソルブ、ブチルセロソルブ、エチルカルビトール、
ブチルカルビトール、ジエチルセロソルブ、ジエチルカ
ルビトール等のグリコールエーテル類、N−メチルピロ
リドン、ジメチルフォルムアミド等が挙げられ、それら
を1種もしくは2種以上混合して用いられるが、水、テ
トラアルコキシシランの溶解性を考慮し、アルコール
類、グリコール類及びその誘導体類、N−メチルピロリ
ドン等が好ましい。また必要に応じて、反応終了後、反
応に用いた溶媒を上記した溶媒に蒸留置換する事は差し
支えない。
れるが、必要に応じて加熱下に行っても良い。
のテトラアルコキシシランをアルカリ触媒の存在下、有
機溶媒中で加水分解する事により得られる加水分解溶液
は、加水分解生成物として粒子状のシリカを生成する
が、その大きさは動的光散乱法による粒子径が10〜8
0nmの範囲である事が好ましい。本発明の塗布液に含ま
れる一般式〔2〕のアルコキシシラン加水分解物は、上
記アルコキシシランを酸触媒の存在下又は、アルミニウ
ム塩の存在下、有機溶媒中、加水分解することにより得
られる。アルコキシシランの加水分解は、アルコキシシ
ランの全アルコキシド基のモル数に対して、0.5〜
2.5倍モルの水によって行われる。アルミニウム塩が
含水塩である場合には、その水分も上記加水分解に用い
られる水の量に算入される。
分解物との混合は、上記した如く、アルコキシシランの
加水分解時に混合されていても良いし、アルコキシシラ
ンの加水分解終了後混合しても、何方でも良い。加水分
解の際用いられる有機溶媒の例としては、メタノール、
エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール
類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレング
リコール等のグリコール類、エチルセロソルブ、ブチル
セロソルブ、エチルカルビトール、ブチルカルビトー
ル、ジエチルセロソルブ、ジエチルカルビトール等のグ
リコールエーテル類、N−メチルピロリドン、ジメチル
フォルムアミド等が挙げられ、それらを1種もしくは2
種以上混合して用いられるが、転写印刷、スピンコート
等の塗布法を考慮した場合、沸点120℃以上の、グリ
コール類及びグリコールエーテル類が好ましい。
要に応じて加熱下に行っても差し支えない。一般式
〔2〕のアルコキシシランの加水分解溶液は、アルコキ
シシランをSiO2、アルミニウム塩をAl2O3 に換算
し、SiO2+Al2O3 分を固形分として1〜15重量
%の範囲に含む事が好ましい。
るテトラアルコキシチタンは、式〔2〕のアルコキシシ
ランの加水分解時に、アルコキシシランと共存させても
良いが、式〔2〕のアルコキシシランの加水分解溶液を
テトラアルコキシチタンの有機溶媒溶液に加える事によ
って、保存安定性に優れた塗布液とする事ができる。式
〔2〕のアルコキシシランの加水分解溶液には、式
〔1〕のテトラアルコキシシランのアルカリ触媒下での
加水分解溶液が含まれていても問題はない。
分解溶液をテトラアルコキシチタンの有機溶媒溶液に加
えた後、式〔1〕のテトラアルコキシシランの加水分解
溶液を加えても差し支えない。式〔2〕のアルコキシシ
ラン成分を含まない場合には、テトラアルコキシチタン
の有機溶媒溶液に、水、アルミニウム塩、析出防止剤の
混合溶液を加えたのち、式〔1〕のテトラアルコキシシ
ランの加水分解溶液が加えられる。またテトラアルコキ
シチタンを含む塗布液の保存安定性を更に高める目的
で、テトラアルコキシチタンをエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ヘキシレングリコール等のグリコ
ール類と一部エステル交換反応を行った後、上記した方
法によりアルコキシシラン類の加水分解溶液と混合する
ことは好ましい。
が、この混合後、熟成の目的で50℃以上150℃以下
の温度で加熱しても差し支え無い。また、塗布液の高沸
点化、高粘度化の目的で、混合終了後副生する低沸点の
アルコール類を留去する事もできる。本発明の塗布液に
含まれる式〔1〕のテトラアルコキシシラン成分、式
〔2〕のアルコキシシラン成分、式〔3〕のテトラアル
コキシチタン成分、及びアルミニウム塩成分〔Al〕の
組成比はモル比で、〔1〕/〔1〕+〔2〕+〔3〕+
〔Al〕が0.05〜0.9、〔2〕/〔1〕+〔2〕
+〔3〕+〔Al〕が0〜0.95、〔3〕/〔1〕+
〔2〕+〔3〕+〔Al〕が0〜0.95になる。
の総和をSiO2 に、アルミニウム塩をAl2O3 に、
式〔3〕のテトラアルコキシチタンをTiO2に換算
し、SiO2+TiO2+Al2O3 を固形分として、本
発明の塗布液の固形分は、1〜15重量%の範囲が好ま
しい。本発明の液晶表示素子用絶縁膜形成用塗布液は、
ディッピング、スピンコート、転写印刷、刷毛塗り、ロ
ールコート、スプレー等通常使用される塗布法に適用さ
れる事ができ、そしてその塗膜を乾燥後、100℃以上
の温度で加熱する事により、ポリイミド溶液の塗布性及
びポリイミド配向膜の密着性に優れ、絶縁性に優れた高
硬度の硬化被膜を得ることができる。
アルカリ触媒存在下での加水分解溶液に、10〜80nm
の動的光散乱法による粒子径を有する事が好ましい。粒
子径が1 0nm以下では、これを用いて得られる塗布液か
ら得られる液晶表示素子用絶縁硬化被膜表面の凹凸が小
さく、その被膜上に形成されるポリイミド配向膜の密着
力が十分でない。一方、粒子径が80nmを越えても、ポ
リイミド配向膜との密着力はそれ以上向上せず、硬化被
膜の均一性が低下し、さらに塗布液中の異物を濾過する
際に、フィルターの目詰まりが起こり好ましくない。
在下での加水分解に際しては、テトラアルコキシシラン
に対して、3倍モルより少ない水を用いた場合には、得
られる加水分解溶液には粒子形状を有する生成物が生成
せず、一方20倍モルを越えると粒子形状のコントロー
ルが困難になり、しかも反応が不均一になりやすい。
に対して1モル%より少ないと、粒子径が小さくなるば
かりか加水分解溶液の安定性が低下し、ゲル化を引き起
こし好ましくない。一方20モル%を越えると粒子径が
大きく不均一になり、粒子成分の沈降等が起こり好まし
くない。テトラアルコキシシランのアルカリ触媒存在下
での加水分解の際の濃度が、テトラアルコキシシランを
SiO2に換算し、SiO2分が1重量%より少ないと、
粒子成長の速度が遅く経済的で無く、しかも得られる粒
子成分の粒子径が小さい。 一方、8重量%以上では粒
子形状のコントロールが困難になり、しかも部分的にゲ
ル状物が生成し、これを用いた塗布液からは均一な硬化
被膜が得難い。
〔3〕のテトラアルコキシチタンの加水分解の際に用い
られる水は、アルコキシド化合物の全アルコキシド基に
対して、モル比で0.5倍より少ないと、加水分解が不
十分となり、アルコキシド化合物のモノマーが多量に残
り、これを用いて得られる塗布液の成膜性が悪くなり、
得られる硬化被膜の機械的強度も向上しない。反対に
2.5倍より多いと、塗布液の貯蔵安定性が乏しくな
り、塗布液の粘度増加、ゲル化等を引き起こす。
〔1〕、式〔2〕及び式〔3〕のアルコキシド化合物の
総和に対してモル比で0.05倍モルより少ないと、塗
膜を300℃以下の低温で硬化した場合の硬化被膜の機
械的強度が低い上、ポリイミド溶液の塗布性に劣る。一
方、1.0倍より多く用いても、硬化被膜の機械的強
度、配向膜塗布性が向上しないばかりか、硬化被膜の耐
薬品性が低下する。また 析出防止剤は、アルミニウム
塩をAl2O3に換算して、Al2O3に対して重量比で1
倍より少ないと、塗膜乾燥時のアルミニウム塩の結晶析
出防止効果が少なく、アルミニウム塩の結晶化が起こ
り、塗膜が白濁し均一な硬化被膜が得られない。
コキシシランは、式〔1〕、式〔2〕及び式〔3〕のア
ルコキシド化合物及びアルミニウム塩〔Al〕の総和に
対してモル比で〔1〕/〔1〕+〔2〕+〔3〕+〔A
l〕が、0.05より少ないと、ポリイミド配向膜との
密着力に劣る。反対に0.9より多いと得られる硬化被
膜の機械的強度低下し、かつ耐薬品性も劣る。式〔2〕
のアルコキシシラン及び式〔3〕のテトラアルコキシチ
タンは、これらを用いる事により、得られる硬化被膜の
機械的強度、耐薬品性、絶縁性等が向上する。特にテト
ラアルコキシチタンはこれを用いる事により、得られる
硬化被膜の屈折率や誘電率を用途に応じて高くする事が
できる。一方モル比で〔2〕/〔1〕+〔2〕+〔3〕
+〔Al〕及び〔3〕/〔1〕+〔2〕+〔3〕+〔A
l〕が0.95より多くなると、ポリイミド配向膜との
密着力が低下する。
をSiO2に、アルミニウム塩をAl2O3に、式〔3〕
のテトラアルコキシチタンをTiO2に換算し、SiO2
+TiO2+Al2O3 を固形分として、本発明の塗布液
の固形分が、1重量%より少ないと一回の塗布により得
られる塗膜の厚みが薄く、所定の厚みを得るために他数
回の塗布が必要となり効率的で無い。一方、15重量%
を越えると、一回の塗布により得られる塗膜の厚みが厚
くなり均一な被膜を得ることが困難となり、塗布液の貯
蔵安定性が乏しくなり、塗布液の粘度増加、ゲル化等を
引き起こす。
ラン20.8gをエタノール50gに混合した溶液に、
水5.4gとアルカリ触媒として28%アンモニア水溶
液0.6gをエタノール23.2gに溶解、混合した溶
液を、室温で、撹拌しながら混合した。約30分後、液
はコロイド色を呈し始め、粒子状生成物の生成が確認さ
れた。そのまま室温で24時間撹拌を続け、固形分6重
量%のアルカリ触媒加水分解溶液とした(以下、A液と
略称する)。
(以下特に断らないかぎり粒子径とする)、20nmであ
った。 (b)アルコキシシランとして、テトラエトキシシラン
8.6gとメチルトリエトキシシラン7.3gをヘキシ
レングリコール40gに溶解、混合した。これに硝酸ア
ルミ9水和物7.7gと水4.4gと析出防止剤として
エチレングリコール10gをヘキシレングリコール22
gに溶解した溶液を、撹拌しながら室温で加え、均一に
混合し、加水分解を行い固形分6重量%の加水分解溶液
を得た(以下、B液と略称する)。 塗布液:A液50gとB液50gとを室温で混合し、固
形分6重量%の塗布液とした。
9.0gとした以外は同様に操作し、固形分6重量%の
アルカリ触媒加水分解溶液を得た(C液と略称する)。
得られた溶液の粒子径は30nmであった。 塗布液:C液50gと実施例1のB液50gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
した以外は同様操作して、固形分6重量%のアルカリ触
媒加水分解溶液を得た(D液と略称する)。得られた溶
液の粒子径は50nmであった。 塗布液:D液50gと実施例1のB液50gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
トラエトキシシランのみを用いた以外は同様に操作し
て、固形分6重量%の加水分解溶液を得た(E液と略称
する)。 塗布液:実施例1のA液50gとE液50gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
チルトリエトキシシシランのみを用いた以外は同様に操
作して、固形分6重量%の加水分解溶液を得た(F液と
略称する)。 塗布液:実施例1のA液50gとF液50gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
して、テトラブトキシシランを23.6g用いた以外は
同様に操作して、固形分6重量%の加水分解溶液を得た
(G液と略称する)。得られた溶液の粒子径は40nmで
あった。 (h)実施例1の(b)において、アルコキシシランとして、
テトラブトキシシラン9.7gとメチルトリメトキシシ
シラン5.6gを用いた以外は同様に操作して、固形分
6重量%の加水分解溶液を得た(H液と略称する)。 塗布液:G液50gとH液50gとを室温で混合し、固
形分6重量%の塗布液とした。
トラメトキシシラン6.3gとメチルトリメトキシシシ
ラン5.6gを用いた以外は同様に操作して、固形分6
重量%の加水分解溶液を得た(I液と略称する)。 塗布液:実施例1のA 液50gとI液50gとを室温
で混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
トラエトキシラン13.3gをヘキシレングリコール3
0gに溶解、混合した。これに硝酸アルミ9水和物16
gと水3.4gと析出防止剤としてエチレングリコール
10gをヘキシレングリコール17.4gに溶解した溶
液を、撹拌しながら室温で加え、均一に混合し、加水分
解を行い固形分6重量%の加水分解溶液を得た(J液と
略称する)。 塗布液:実施例1のA液50gとJ液50gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
とを室温で混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
6.1gを加え、60℃で減圧下にエタノールを留去
し、溶媒置換を行い、固形分6重量%の25nmの粒子径
を有する粒子状シリカ分散液を得た(K液と略称す
る)。 塗布液:K液50gと実施例1のB液50gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
ングリコール25gに混合、撹拌した。混合液の液温は
25℃から40℃に発熱し、チタン化合物の結晶が析出
し、スラリー状となった。テトラエトキシシラン3.0
gとメチルトリエトキシシラン2.6gをブチルセロソ
ルブ30gに溶解、混合した溶液に、水1.3gと硝酸
アルミニウム9水和物5.6gと析出防止剤としてN−
メチルピロリドン10gをヘキシレングリコール10.
1gに溶解した溶液を、撹拌しながら室温で加えた。こ
の溶液を上記のテトライソプロポキシチタンのプロピレ
ングリコールスラリー溶液に室温で、撹拌しながら加え
た。混合後、溶液は析出物が溶解し、淡黄色の透明溶液
となり、固形分6重量%のチタン含有加水分解溶液を得
た(L液と略称する)。 塗布液:実施例1のA液30gとL液70gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
ングリコール24.9gに混合、撹拌した。混合液の液
温は25℃から40℃に発熱した。テトラエトキシシラ
ン1.4gをブチルセロソルブ20gに溶解、混合した
溶液に、水1.2gと硝酸アルミニウム9水和物5.2
gと析出防止剤としてジメチルホルムアミド10gをヘ
キシレングリコール20gに溶解した溶液を、撹拌しな
がら室温で加えた。この溶液を上記のテトライソプロポ
キシチタンのヘキシレングリコール溶液に室温で、撹拌
しながら加えた。混合後、溶液は淡黄色の透明溶液とな
り、固形分6重量%のチタン含有加水分解溶液を得た
(M液と略称する)。 塗布液:実施例1のA液20gとM液80gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
ングリコール24.9gに混合、撹拌した。混合液の液
温は25℃から40℃に発熱した。この溶液に水1.2
gと硝酸アルミニウム9水和物5.1gと析出防止剤と
してエチレングリコール10gをエタノール40gに溶
解した溶液を、撹拌しながら室温で加え、黄色のチタン
加水分解溶液を得た(N液と略称する)。 塗布液:実施例1のA液20gとN液80gとを室温で
混合し、固形分6重量%の塗布液とした。
gとメチルトリエトキシシラン7.3gをヘキシレング
リコール40gに溶解、混合した。これに硝酸アルミ9
水和物7.7gと水4.4gと析出防止剤としてエチレ
ングリコール10gをヘキシレングリコール22gに溶
解した溶液を、撹拌しながら室温で加え、均一に混合し
加水分解を行い固形分6重量%の塗布液を得た。
gヘキシレングリコール20gに溶解、混合した。これ
に酸触媒として硝酸1.0gと水2.2gとエチレング
リコール5gをヘキシレングリコール15gに溶解した
溶液を、撹拌しながら室温で加え、均一に混合し加水分
解を行い固形分6重量%の加水分解溶液を得た。これに
実施例1のA液50gを加え、固形分6重量%の塗布液
を得た。
gとメチルトリエトキシシラン3.6gををヘキシレン
グリコール20.7gに溶解、混合した。これに酸触媒
として硝酸1.0gと水2.2gとエチレングリコール
5gをヘキシレングリコール15gに溶解した溶液を、
撹拌しながら室温で加え、均一に混合し加水分解を行い
固形分6重量%の加水分解溶液を得た。これに実施例1
のA液50gを加え、固形分6重量%の塗布液を得た。
プロポキシチタン28.4gをイソプロパノール30g
に溶解し、そこへアセチルアセトン22gをイソプロパ
ノール19.6gに溶解した溶液を室温で滴下する事に
よって、アセチルアセトネートチタニウム溶液を得た。
このものは、固形分として、TiO2を6重量%含んでい
る。 (塗布液の製造)上記アセチルアセトネートチタニウム
溶液100gに、比較例2のテトラエトキシシランの固
形分6重量%の加水分解溶液を100g加え、チタン含
有加水分解液とした。この加水分解溶液50gに実施例
1のA液50gを加え、固形分6重量%の塗布液を得
た。
20.8gをエタノール50gに混合した溶液に、水
2.7gとアルカリ触媒として28%アンモニア水溶液
0.6gをエタノール25.9gに溶解、混合した溶液
を、室温で撹拌しながら混合した。そのまま室温で24
時間撹拌を続け、固形分6重量%のアルカリ触媒加水分
解溶液とした。このものの粒子径は、測定できなかっ
た。
50gとを室温で混合し、固形分6重量%の塗布液とし
た。
20.8gをエタノール50gに混合した溶液に、水
5.4gとアルカリ触媒として28%アンモニア水溶液
1.8gをエタノール22gに溶解、混合した溶液を、
室温で撹拌しながら混合した。30分後溶液はコロイド
色を呈し始め、そのまま室温で24時間撹拌を続け、乳
白色の固形分6重量%のアルカリ触媒加水分解溶液とし
た。このものの粒子径は、120nmであった。
50gとを室温で混合し、固形分6重量%の塗布液とし
た。
10.4gをエタノール100gに混合した溶液に、水
54gとアルカリ触媒として28%アンモニア水溶液
0.6gをエタノール35gに溶解、混合した溶液を、
室温で撹拌しながら混合した。30分後溶液はコロイド
色を呈し始め、そのまま室温で24時間撹拌を続け、乳
白色の固形分3重量%のアルカリ触媒加水分解溶液とし
た。このものの粒子径は、180nmであった。
50gとを室温で混合し、固形分4.5重量%の塗布液
とした。
20.8gをエタノール50gに混合した溶液に、水
5.4gとアルカリ触媒として28%アンモニア水溶液
0.03gをエタノール23.8gに溶解、混合した溶
液を、室温で撹拌しながら混合した。そのまま室温で2
4時間撹拌を続け、固形分6重量%のアルカリ触媒加水
分解溶液とした。このものの粒子径は、測定できなかっ
た。
50gとを室温で混合し、固形分6重量%の塗布液とし
た。
た塗布液を、孔径0.4μのメンブランフィルターを用
いて濾過した後、透明導電膜としてITO膜を全面にス
パッタリングにより成膜した厚さ1.1mmのガラス基板
に、スピンコーターを用い回転数4000rpm で20se
c 回転させ、成膜した。ホットプレート上で60℃で3
分乾燥したのち、クリーンオーブンで200℃で30分
加熱し、硬化被膜とし、被膜物性を測定した。尚、実施
例1の塗布液から得られた硬化被膜表面、比較例1から
得られた硬化被膜表面及びITO表面の凹凸を原子間力
走査型トンネル顕微鏡測定した結果を図1に示す。
配向膜(日産化学工業株式会社製商品名サンエバー S
E−150)をスピンコートし、ポリイミド溶液の塗布
性を観察した。塗布後、ホットプレート上で80℃で3
分乾燥後、クリーンオーブンで250℃で60分加熱
し、ポリイミド配向膜の密着性を検討した。被膜につい
て試験した、表−1記載の項目について説明する。
液の濾過を行い、濾過量が100ml以下の場合は×、1
00〜300mlの場合は△、300ml以上の場合は○し
た。 硬度 :加熱硬化後の被膜をJIS K5400 鉛筆
硬度試験法により表面硬度を測定した。
ニウムを蒸着し、LCRを用いて印加電圧1V、周波数
1kHzの条件で測定した。 屈折率:シリコン基板上に塗布液を成膜し、エリプソメ
ーターを用い測定した。 配向膜塗布性:硬化被膜へのポリイミド溶液の塗布性を
目視により観察した。塗布性が良好な場合は○、一部は
じき、ピンホールが発生した場合は△、不良な場合は×
で表す。
イミド配向膜をJIS K5400鉛筆硬度試験法に準
拠し塗膜剥離を測定した。 表−1 塗膜試験例 ■塗布液 ■濾過性■硬度■屈折率 ■誘電率 ■ホ゜リイミト゛ 配向膜 ■ ■ ■ ■ ■ ■塗布性■密着性 ■実施例1 ■ ○ ■9H■1.44■4.2 ■ ○ ■ 9H ■実施例2 ■ ○ ■9H■1.43■4.2 ■ ○ ■ 9H ■実施例3 ■ △ ■8H■1.41■4.4 ■ ○ ■ 9H ■実施例4 ■ ○ ■9H■1.45■4.5 ■ ○ ■ 9H ■実施例5 ■ ○ ■8H■1.42■4.1 ■ ○ ■ 9H ■実施例6 ■ ○ ■9H■1.44■4.2 ■ ○ ■ 9H ■実施例7 ■ ○ ■9H■1.44■4.2 ■ ○ ■ 9H ■実施例8 ■ ○ ■9H■1.46■4.7 ■ ○ ■ 9H ■実施例9 ■ ○ ■9H■1.45■4.2 ■ ○ ■ 8H ■実施例10■ ○ ■8H■1.40■4.5 ■ ○ ■ 9H ■実施例11■ ○ ■9H■1.42■4.2 ■ ○ ■ 9H ■実施例12■ ○ ■9H■1.71■13 ■ ○ ■ 9H ■実施例13■ ○ ■9H■1.90■25 ■ ○ ■ 8H ■実施例14■ ○ ■9H■2.05■33 ■ ○ ■ 8H 比較例1 ■ ○ ■9H■1.43■4.2 ■ ○ ■ 2H ■比較例2 ■ ○ ■5H■1.41■4.3 ■ △ ■ 8H ■比較例3 ■ ○ ■4H■1.42■4.2 ■ × ■比較例4 ■ ○ ■7H■1.74■14 ■ △ ■ 8H ■比較例5 ■ △ ■8H■1.42■4.1 ■ ○ ■ 3H ■比較例6 ■ × ■7H■1.41■4.3 ■ ○ ■ 9H ■比較例7 ■ ○ ■9H■1.43■4.1 ■ ○ ■ 3H 比較例8 ○ ■9H■1.42■4.1 ■ ○ ■ 3H
の塗布性及び密着強度に優れ、機械的強度に優れた絶縁
被膜を形成せしめる。また、被膜を液晶表示素子の絶縁
膜として用いた場合、絶縁性が高く液晶素子の表示性能
に悪影響を及ぼす事が無く、液晶表示素子用の絶縁膜と
して有用である。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式〔1〕 Si(OR)4 〔1〕 (式中、Rは炭素数1〜5のアルキル基を表す)で示さ
れるテトラアルコキシシランを有機溶媒中でアルカリ性
触媒の存在下で加水分解して得られる溶液と、下記一般
式〔2〕 R1 nSi(OR2)4-n 〔2〕 (式中、R1はアルキル基、アルケニル基、アリール基
を表し、R2は炭素数1〜5のアルキル基を表し、nは
0から2の整数を表す。)で示されるアルコキシシラン
及び/又は下記一般式〔3〕 Ti(OR3)4 〔3〕 (式中、R3は炭素数1〜5のアルキル基を表す)で示
されるテトラアルコキシチタンを有機溶媒中で酸性触媒
またはアルミニウム塩の存在下で加水分解して得られる
溶液、アルミニウム塩及び析出防止剤とが有機溶媒に均
一に混合されてなる液晶表示素子絶縁被膜形成用塗布
液。 - 【請求項2】 下記一般式〔1〕 Si(OR)4 〔1〕 (式中、Rは炭素数1〜5のアルキル基を表す)で示さ
れるテトラアルコキシシランを有機溶媒中でアルカリ触
媒存在下で加水分解して得られる溶液中のシリカ粒子の
径が、動的光散乱法により10nm〜80nmの範囲で
ある請求項1記載の液晶表示素子絶縁被膜形成用塗布
液。 - 【請求項3】 アルミニウム塩が、一般式〔1〕 Si(OR)4 〔1〕 (式中、Rは炭素数1〜5のアルキル基を表す)で示さ
れるテトラアルコキシシラン、一般式〔2〕 R1 nSi(OR2)4-n 〔2〕 (式中、R1はアルキル基、アルケニル基、アリール基
を表し、R2は炭素数1〜5のアルコキシシランを表
す)で示されるアルコキシシラン及び一般式〔3〕 Ti(OR3)4 〔3〕 (式中、R3は炭素数1〜5のアルキル基を表す)で示
されるテトラアルコキシチタンのアルコキシド化合物の
総和に対して、モル比で0.05〜1.0倍含まれる請
求項1又は請求項2記載の液晶表示素子絶縁被膜形成用
塗布液。 - 【請求項4】 析出防止剤が、アルミニウム塩をAl2
03に換算し、その換算値に対して重量比で1倍以上含
む請求項1乃至請求項3記載のいずれかの請求項に記載
の液晶表示素子絶縁被膜形成用塗布液。 - 【請求項5】 析出防止剤が、エチレングリコール、N
−メチルピロリドン、ジメチルフォルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド及びそれらの誘導体である請求項1乃至
請求項4記載のいずれかの請求項に記載の液晶表示素子
絶縁被膜形成用塗布液。
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