JP3514780B2 - 炭素繊維の製造方法 - Google Patents
炭素繊維の製造方法Info
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Description
関する。 【0002】 【従来技術】アクリル繊維は、炭素繊維製造用の前駆体
繊維(以下、プレカーサーと称す。)として広く利用さ
れている。即ち、該繊維を200〜400℃の酸化性雰
囲気中で加熱処理することにより耐炎化繊維に転換し、
これに引き続いて少なくとも1000℃の不活性雰囲気
中で炭化する方法がアクリル系炭素繊維の製造方法とし
て採用されている。この様にして得られた炭素繊維は、
優れた物性により特に複合材料に好適な強化繊維として
幅広く利用されている。 【0003】一方、上記炭素繊維の工業的製造方法にお
いては、前記プレカーサーを耐炎化繊維に転換する耐炎
化工程、さらに後続する炭化工程において単繊維同士で
融着が発生するという障害が存在する。この単繊維同士
の融着が発生すると焼成が均一にできなくなり毛羽や糸
切れの発生原因となり、工程通過性を阻害するばかりで
なく、品質や物性の優れた炭素繊維を製造することがで
きなくなる。また、上記品質と同様大きな問題点として
挙げられることは耐炎化工程で分解揮発したシリコン
が、SiO2 として排ガス工程あるいは炉内の壁面に付
着し、操業性の低下をもたらすことである。 【0004】そこで上記問題点を解決すべく、適用する
油剤についてこれまで多くの改良が提案されてきてい
る。例えば水溶性シリコン系油剤と非水溶性シリコン油
剤を組み合わせて用いる方法(例えば、特公平1−29
913号公報,特公平1−29914号公報等)、脂環
式エポキシ基が付加した油剤を用いる方法(例えば、特
開昭63−135510号公報等)、あるいは前記脂環
式エポキシ基とアミノ変性シリコン系油剤を組み合わせ
て用いる方法(例えば、特開昭63−165585号公
報,特開昭63−3878号公報外)等である。 【0005】しかしながら、上記の手段ではこれらを単
独に、あるいは種々組み合わせたとしても先に述べた問
題を十分に解決することはできず、なお不十分なもので
あった。一方、これとは別に焼成工程における雰囲気の
温度を下げることによって融着を防止することは可能で
あるが、この場合には同時に処理速度を遅くせざるをえ
ず結果として生産効率が低下するため、工業的な生産手
段とはなり得ない。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、耐炎化工
程、炭化工程で耐融着性にすぐれ、炭素繊維の製造に際
して工程通過性が著しく改善された炭素繊維製造用前駆
体繊維を得ようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも9
2重量%のアクリロニトリルを含有するアクリル系重合
体の溶液を紡糸、延伸、乾燥して炭素繊維前駆体糸条を
製造するに際して、該延伸後の水膨潤糸条に25℃にお
ける粘度が50センチストークス以上3,000センチ
ストークス以下で、アミノ当量が1000g/mol以
上10,000g/mol以下である両末端に1級アミ
ノ基を有する下記構造式(1)で示されるアミノ変性シ
リコン系油剤を、糸条に対し0.1以上5.0重量%以
下付与させて炭素繊維前駆体を得、その炭素繊維前駆体
糸条を、前記前駆体糸条のシリコン原子に対応する蛍光
X線強度に対して耐炎化繊維のシリコン原子に対応する
蛍光X線強度の比が0.7以上となるように耐炎化し、
その後、炭素化することを特徴とする炭素繊維の製造方
法にある。 【0008】 【化2】 (但し、mは1以上の整数、R1 ,R2 は炭素数1〜1
0のアルキル基又はアリール基を示す。) 【0009】本発明で用いるシリコン系油剤の基本骨格
は、シロキサン結合−SiO−を有するものであり、こ
のシリコン原子Siに結合する基は水素原子、または/
及びメチル基やフェニル基などがあげられる。これらの
中で、特にジメチルシロキサンが基本骨格として好まし
い。 【0010】本発明に適用されるアミノ変性シリコン系
油剤の粘度は25℃で測定して50センチストークス以
上3,000センチストークス(以下cSt)以下、さ
らに2,000cSt以下のものを用いることが好まし
い。3,000cStを超えると水中に分散させたり、
あるいは溶解性の優れた溶媒を見いだすことが困難にな
り、糸の表面に均一に付与することができなくなる。ま
たこの場合同時に油剤原体の耐熱性も著しく劣るものと
なる。また、50cSt未満では耐炎化工程で容易に分
解,揮発してしまうため、好ましくない。 【0011】アミノ当量は1,000g/mol以上1
0,000g/mol以下が好ましく、1,000g/
mol未満ではシリコン骨格が容易に分解してしまい、
耐熱性は著しく劣るものとなる。10,000g/mo
lを超えると、炭素繊維の物性、特に耐炎化工程での融
着にもとずく、ストランド強度の低下をもたらす。 【0012】油剤の付着量としては、繊維糸条に対し、
0.1以上5.0重量%以下、さらに好ましくは、0.
3重量%以上2.0重量%以下とする。0.1重量%未
満であると耐炎化工程での融着が発生し炭素繊維性能は
著しく劣るものとなる。また5.0重量%を超えると、
部分的に過剰に付着した油剤がもたらすものと思われる
耐炎化工程でトウが束となって切断する現象が見られ
る。 【0013】一方、本発明に使用される両末端アミノ変
性シリコン系油剤は、従来の側鎖にアミノ基を有し、か
つ、両末端が水素,メチル,フェニル基等を有する油剤
に比較し、 耐熱性に優れている。(従来のシリコン系油剤に比較
してゲル化しにくい) 耐炎化工程での分解Si量が少ない。(プレカーサー
と耐炎化糸のSi量を比較した場合、耐炎化糸における
残存Si量が多い事) 従って、耐炎化工程での融着を抑えることが可能。 等の優れた特徴を有している。 【0014】特に、耐炎化工程での分解Si量が少ない
ことは、耐炎化炉内、並びに排気ダクトへのSiO2 の
付着量の低減化が可能なことを意味している。これを判
断する一つの手段としてプレカーサーと耐炎化糸の残存
Si量を測定することが挙げられ、この測定の有力な手
法の一つとして両者の残存Si量を、一般に金属分析等
でよく使用される蛍光X線強度で測定することが挙げら
れる。 【0015】本発明者らは、耐炎化繊維とそれを与える
プレカーサーの蛍光X線強度比が少なくとも0.7以上
必要であることを見出し、かつ、その様な油剤種につい
て種々検討した結果、本発明の油剤を付与すべきことを
見出したのである。この様な優れた特性を発現する詳細
な機構については未解明であるが、上記構造を有するこ
とにより、特に末端における分解反応が抑えられること
が大きな要因の一つと考えられる。即ち、従来の例えば
末端メチル基では温度200℃以上の高温域では容易に
ラジカルを発生して分解してしまうものと思われる。 【0016】本発明に適用される油剤において、耐熱性
は重要な特性であり、前記範囲の粘度や変性量を有する
とともに、耐炎化工程での分解揮発が少ないことが要求
される。これを明らかにするため、炭素繊維前駆体糸条
と該繊維を耐炎化して得られる耐炎化繊維の残存Si量
を蛍光X線にて測定し、その比を耐熱性を表すひとつの
パラメーターとすれば、実際の工程にそくした情報が得
られることとなる。 【0017】本発明で好ましく用いるアクリル繊維は、
アクリロニトリル(以下ANと称す。)を92重量%以
上、好ましくは95重量%以上含有し、8重量%以下、
好ましくは5重量%以下の該ANと共重合性があって耐
炎化反応を促進するビニル基含有化合物(以下ビニル系
モノマーと称す。)と、ANとの共重合体が用いられ
る。耐炎化反応を促進する作用を有するビニル系モノマ
ーの例としては、アクリル酸,メタアクリル酸,イタコ
ン酸,及びこれらのアルカリ金属塩,アンモニウム塩,
等を挙げることができる。 【0018】また、これらの耐炎化促進能を有するビニ
ル系モノマー以外にAN系重合体の紡糸性、または、製
糸性を向上させるために、前記アクリル酸やメタクリル
酸の低級アルキルエステル類,アリルスルホン酸,メタ
リルスルホン酸,スチレンスルホン酸、及びこれらのア
ルカリ金属塩,酢酸ビニルや塩化ビニル等の第3成分を
共重合成分の総量が8重量%以下、特に好ましくは、5
重量%以下となる範囲で共重合させても良い。 【0019】AN系の重合体は公知の乳化懸濁,塊状,
溶液等の公知の重合方法を用いて重合され、さらに、こ
れらも重合体からアクリル繊維を製造するに際しては、
ジメチルホルムアミドやジメチルスルホキサイド,硝
酸,ロダンソーダ水溶液等のポリマー溶液を紡糸原液と
して通常の湿式紡糸法,乾−湿式紡糸法によって紡糸
し、繊維化することができる。 【0020】本発明に適用する油剤は炭素繊維前駆体糸
条に均一に付与せしめるために、乾燥緻密化前の水膨潤
状態の糸条に付与することが必要である。付与の方法と
しては、油剤の分散液や溶液に水膨潤状態の糸条を通し
た後に、ニップロールや圧縮空気を吹きつけることによ
り所定の付着量に調整する方法や、あるいは油剤で湿潤
されたロールに接触させる方法等によって付与すること
もできる。なお、必要に応じて、静電気防止,製糸性向
上のために他の油剤をシリコン系油剤調節時に添加する
こともできる。 【0021】得られた炭素繊維前駆体糸条は、通常20
0〜500℃の温度勾配を有する耐炎化炉で耐炎化処理
を連続的に実施し、さらに窒素雰囲気化、300〜1,
400℃の温度勾配を有する炭素化炉を通過させ、炭素
繊維へと転換される。 【0022】以下、実施例により本発明をさらに具体的
に説明する。なお、明細書中において、炭素繊維の性能
(強度,弾性率)は、JIS−R−7601に準じて測
定したエポキシ樹脂を含浸したストランドの物性であ
り、測定回数n=10の平均から求めた値である。ま
た、油剤成分の付着量は油剤付与後に乾燥緻密化後の繊
維から抽出法(メタノール)により求めた。 【0023】(1)蛍光X線強度の測定 装置 メーカー 理学電機 型式 3080−E 測定方法 縦2cm,横4cm,幅0.5cmのアクリル樹脂製板
にプレカーサーもしくは耐炎化糸を隙間のない様に横方
向に均一に巻く。巻き量の目安として、1.2dpf;
12,000フィラメントで2周巻くのが良い。(すな
わち、測定に付すプレカーサーと耐炎化糸の巻き長は同
一とすることが重要である。)その後、通常の蛍光X線
分析方法により、プレカーサー及び耐炎化糸の含有Si
量(蛍光X線強度cps)の比を下記要領にて計算す
る。 耐炎化糸Si量(cps)/プレカーサー中Si量(c
ps) 【0024】実施例1 アクリロニトリル95重量%,アクリル酸メチル3.5
重量%,メタクリル酸1.5重量%からなる極限粘度
1.80の共重合体を、ジメチルアセトアミド(DMA
C)に溶解してポリマー濃度が21.0重量%,60℃
における粘度が500ポイズの紡糸原液を作成し、紡浴
温度35℃に保たれたDMACの70重量%水溶液の凝
固浴中に孔径0.075mmφ,ホール数12,000
の紡糸口金よりドラフト比0.8で吐出した。凝固糸を
水洗槽の中で脱溶媒と同時に5倍に延伸して水膨潤状態
のアクリル繊維(以下WET糸と称す。)を得た。 【0025】WET糸に下記構造式(1)で示される両
末端にアミノ基の結合した基本骨格を含むジメチルシロ
キサン系のアミノ変性シリコン系油剤を、非イオン系の
界面活性剤で水中に乳化分散させて、付与した。 【0026】 【化3】 (但し、mは1以上の整数、R1 ,R2 は炭素数1〜1
0のアルキル基又はアリール基を示す。) 【0027】ここで適用した油剤成分の25℃における
粘度は500cStであり、アミノ当量は6,900g
/molであった。また繊維に対する付与量は、0.5
±0.1重量%の範囲に設定した。この様にして得られ
た油剤付与後の糸条を130℃の加熱ロールで乾燥緻密
化処理を行い、更に170℃の加熱ロール間で1.7倍
の延伸を施した。この様にして得られた前駆体繊維は、
単糸デニール1.2,強度5.5g/d.伸度10.0
〜11.0%であった。 【0028】この前駆体繊維を230〜270℃の温度
勾配を有する耐炎化炉で耐炎化処理(処理時間40分)
次に、窒素雰囲気下で300〜1,300℃の温度勾配
を有する炭素化炉で焼成して炭素繊維に転換した。な
お、得られた炭素繊維の弾性率が24t/mm2 となる
様に、耐炎化工程、及び炭素化工程の各糸条に付与する
張力を調整した。得られた炭素繊維のストランド強度
を、前駆体繊維,並びに耐炎化糸の蛍光X線による残存
Si量とともに、表1に示す。 【0029】実施例2 25℃における粘度が60cStである実施例1で用い
た構造式(1)の構造を有するアミノ変性シリコン系油
剤を付着する以外は実施例1と同様の紡糸並びに焼成条
件にて炭素繊維を得た。得られた炭素繊維のストランド
強度を、前駆体繊維,並びに耐炎化糸の蛍光X線による
残存Si量とともに、表1に示す。 【0030】比較例1 25℃における粘度が40cStである実施例1で用い
た構造式(1)の構造を有するアミノ変性シリコン系油
剤を付着する以外は実施例1と同様の紡糸並びに焼成条
件にて炭素繊維を得た。得られた炭素繊維のストランド
強度を、前駆体繊維,並びに耐炎化糸の蛍光X線による
残存Si量とともに、表1に示す。 【0031】 【0032】 【0033】比較例2 25℃における粘度が3,500cStで実施例1で用
いた構造式(1)の構造を有するアミノ当量が40,0
00g/molである両末端アミノシリコン系油剤を付
着する以外は実施例1と同様の紡糸並びに、焼成条件に
て炭素繊維を得た。得られた炭素繊維のストランド強度
を、前駆体繊維、並びに耐炎化糸の蛍光X線による残存
Si量とともに表1に示す。 【0034】 【表1】 【0035】表1中、粘度は25℃における測定値、P
/Cは炭素繊維前駆体繊維(プレカーサー)を、OFは
耐炎化繊維(oxidized fiber)を表す。 【0036】 【発明の効果】本発明で規定するアミノシリコン系油剤
を用いることにより特に耐炎化工程での分解Si量を少
なくすることが可能となり、従って、耐炎化工程での耐
融着性に優れたプレカーサーを製造することができ、結
果として焼成工程が著しく改善可能となった。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 少なくとも92重量%のアクリロニトリ
ルを含有するアクリル系重合体の溶液を紡糸、延伸、乾
燥して炭素繊維前駆体糸条を製造するに際して、該延伸
後の水膨潤糸条に25℃における粘度が50センチスト
ークス以上3,000センチストークス以下で、アミノ
当量が1,000g/mol以上10,000g/mo
l以下である両末端に1級アミノ基を有する下記構造式
(1)で示されるアミノ変性シリコン系油剤を、糸条に
対し0.1以上5.0重量%以下付与させて炭素繊維前
駆体を得、その炭素繊維前駆体糸条を、前記前駆体糸条
のシリコン原子に対応する蛍光X線強度に対して耐炎化
繊維のシリコン原子に対応する蛍光X線強度の比が0.
7以上となるように耐炎化し、その後、炭素化すること
を特徴とする炭素繊維の製造方法。 【化1】 (但し、mは1以上の整数、R1,R2は炭素数1〜1
0のアルキル基又はアリール基を示す。)
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JPH05140821A JPH05140821A (ja) | 1993-06-08 |
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ID=18241446
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP33123891A Expired - Lifetime JP3514780B2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 炭素繊維の製造方法 |
Country Status (1)
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- 1991-11-20 JP JP33123891A patent/JP3514780B2/ja not_active Expired - Lifetime
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