JP3512938B2 - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JP3512938B2 JP04597296A JP4597296A JP3512938B2 JP 3512938 B2 JP3512938 B2 JP 3512938B2 JP 04597296 A JP04597296 A JP 04597296A JP 4597296 A JP4597296 A JP 4597296A JP 3512938 B2 JP3512938 B2 JP 3512938B2
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    • C08L71/02Polyalkylene oxides

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反応性ケイ素基を含有す
るオキシアルキレン系重合体とエポキシ樹脂とを含有
し、湿分等の存在下で硬化する一液型の可とう性樹脂性
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来エポキシ樹脂は、各種成形材料、接
着剤、塗料、合板、積層板などの幅広い用途に使用され
ているが、硬化物が脆く、また接着剤などに使用した場
合剥離強度が小さいといった点が問題となる。一方、反
応性ケイ素基を有するオキシアルキレン系重合体は、常
温硬化によりゴム状弾性体となり、良好な接着性を示す
が、通常硬化物の機械強度が低いことから用途が制限さ
れる。そこでエポキシ樹脂硬化物の脆さおよび反応性ケ
イ素基を有するオキシアルキレン系重合体硬化物の強度
不足改善する為、両者を組み合わせた硬化性樹脂組成
物が提案された(特開昭61−247723号公報、特
開昭61−268720号公報)。これらの大半は主剤
と硬化剤からなる2液タイプであり、作業性の点からは
問題が残る。最近、エポキシ樹脂の硬化剤としてケチミ
ンを利用することにより、主剤と硬化剤をあらかじめ混
合した1液タイプが開発されている(特開昭63−27
3629号公報、特開平4−1220号公報、特開平5
−271389号公報)。
【0003】ところが、これら1液タイプでは樹脂組成
物が外部からの水分と遮断された状況下でも増粘、ゲル
化が起こり、十分な貯蔵安定性が得られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は反応性
ケイ素基を含有するオキシアルキレン系重合体、エポキ
シ樹脂、及びケチミン化合物を含有してなる硬化性樹脂
組成物であって十分な貯蔵安定性を有する硬化性樹脂組
成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべく
検討した結果、(a)1分子中に少なくとも1個の反応
性ケイ素基を含有するオキシアルキレン系重合体
(b)エポキシ樹脂を重量比で(a)/(b)=100
/1〜1/100の範囲で含有し、(b)のエポキシ樹
脂100重量部に対して1〜100重量部の(c)ケチ
ミン化合物を含む組成物に、さらに貯蔵安定性を改善す
る添加物として(d)脂肪族ケトンを含有してなる硬化
性樹脂組成物が硬化物物性が低下することなく貯蔵安定
性が優れていることを見い出し、本発明に至った。本発
明はこの組成物にさらに(e)反応性ケイ素基を含有す
るオキシアルキレン系重合体の硬化触媒を含有してなる
硬化性樹脂組成物,及びさらに(f)加水分解性官能基
を有する分子量500以下の反応性ケイ素化合物を含有
してなる硬化性樹脂組成物に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に含有される(a)1分子
中に少なくとも1個の反応性ケイ素基を含有するオキシ
アルキレン重合体の主鎖骨格は、本質的に一般式(1)
で示される繰り返し単位を有するものである。 −R1−O− (1) (式中、R1は2価の有機基) 一般式(1)におけるR1は、炭素数1〜14の、さら
には2〜4の、直鎖状もしくは分岐状アルキレン基が好
ましい。一般式(1)で示される繰り返し単位の具体例
としては、−CH2O−、−CH2CH2O−、−CH2
H(CH3)O−、−CH2CH(C25)O−、−CH
2C(CH32O−、−CH2CH2CH2CH2O−等が
挙げられる。オキシアルキレン重合体の主鎖骨格は、1
種類だけの繰り返し単位からなってもよいし、2種類以
上の繰り返し単位からなってもよい。特にプロピレンオ
キシドを主成分とする重合体から成るのが好ましい。
【0007】(a)成分中に含有される反応性ケイ素基
はケイ素原子に結合した水酸基又は加水分解性基を有し
シロキサン結合を形成することにより架橋しうる基であ
る。代表例としては、一般式(2) −(SiR2 2-aaO)p−SiR3 3-bb (2) (式中、R2およびR3は、いずれも炭素数1〜20のア
ルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜2
0のアラルキル基またはR4SiO−(R4は炭素数1〜
20の1価の炭化水素基であり、3個のR4は同一であ
ってもよく、異なっていてもよい)で示されるトリオル
ガノシロキシ基を示し、R2またはR3が2個以上存在す
るとき、それらは同一であってもよく、異なっていても
よい。Xは水酸基または加水分解性基を示し、Xが2個
以上存在するとき、それらは同一であってもよく、異な
っていてもよい。aは0、1または2を、bは0、1、
2または3を、それぞれ示す。またp個の一般式(3)
で表される基、 −SiR2 2-aaO− (3) におけるaは同一である必要はない。pは0〜19の整
数を示す。但し、(aの和)+b≧1を満足するものと
する。)で表わされる基があげられる。
【0008】上記Xで示される加水分解性基としては、
特に限定されず、従来公知の加水分解性基であればよ
い。具体的には、例えば水素原子、ハロゲン原子、アル
コキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミノ
基、アミド基、酸アミド基、アミノオキシ基、メルカプ
ト基、アルケニルオキシ基等が挙げられる。これらの内
では、水素原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケト
キシメート基、アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、
メルカプト基およびアルケニルオキシ基が好ましく、加
水分解性が穏やかで取扱やすいという観点からアルコキ
シ基が特に好ましい。
【0009】該加水分解性基や水酸基は1個のケイ素原
子に1〜3個の範囲で結合することができ、(aの和)
+bは1〜5の範囲が好ましい。加水分解性基や水酸基
が反応性ケイ素基中に2個以上結合する場合には、それ
らは同一であってもよく、異なっていてもよい。前記反
応性ケイ素基を形成するケイ素原子は1個でもよく、2
個以上であってもよいが、シロキサン結合等により連結
されたケイ素原子の場合には、20個程度あってもよ
い。
【0010】なお、一般式(4) −SiR3 3-bb (4) (式中、R3,X,bは前記と同じ)で表わされる反応
性ケイ素基が、入手が容易である点から好ましい。また
上記一般式(3)、(4)におけるR2およびR3の具体
例としては、たとえばメチル基、エチル基などのアルキ
ル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェ
ニル基などのアリール基、ベンジル基などのアラルキル
基や、 R 4がメチル基、フェニル基などであるR4 3
iOーで示されるトリオルガノシロキシ基等があげられ
る。これらの中ではメチル基が特に好ましい。
【0011】反応性ケイ素基の導入は公知の方法で行え
ばよい。すなわち、例えば以下の方法が挙げられる。 (イ) 分子中に水酸基等の官能基を有するオキシアル
キレン重合体に、この官能基に対して反応性を示す活性
基および不飽和基を有する有機化合物を反応させ、不飽
和基を含有するオキシアルキレン重合体を得る。もしく
は、不飽和基含有エポキシ化合物との共重合により不飽
和基含有オキシアルキレン重合体を得る。ついで得られ
た反応生成物に反応性ケイ素基を有するヒドロシランを
作用させてヒドロシリル化する。 (ロ) (イ)法と同様にして得られた不飽和基を含有
するオキシアルキレン重合体にメルカプト基および反応
性ケイ素基を有する化合物を反応させる。 (ハ) 分子中に水酸基、エポキシ基やイソシアネート
基等の官能基を有するオキシアルキレン重合体にこの官
能基に対して反応性を示す官能基および反応性ケイ素基
を有する化合物を反応させる。以上の方法のなかで、
(イ)の方法、または(ハ)のうち末端に水酸基を有す
る重合体とイソシアネート基および反応性ケイ素基を有
する化合物を反応させる方法が好ましい。
【0012】(a)成分の重合体は直鎖状、または分岐
を有してもよく、その分子量は500〜50,000程
度、より好ましくは1,000〜30,000である。
含有される反応性ケイ素基は重合体1分子中に少なくと
も1個、好ましくは1.1〜5個存在するのがよい。分
子中に含まれる反応性ケイ素基の数が1個未満になる
と、硬化性が不充分になり、また多すぎると網目構造が
あまりに密となるため良好な機械特性を示さなくなる。
【0013】(a)成分の具体例としては、特公昭45
−36319号、同46−12154号、特開昭50−
156599号、同54−6096号、同55−137
67号、同55−13468号、同57−164123
号、特公平3−2450号、米国特許 3,632,5
57、米国特許 4,345,053、米国特許 4,
366,307、米国特許 4,960,844等の各
公報に提案されているもの、また特開昭61−1976
31号、同61−215622号、同61−21562
3号、同61−218632号の各公報に提案されてい
る数平均分子量6,000以上、Mw/Mnが1.6以
下の高分子量で分子量分布が狭いオキシアルキレン系重
合体が例示できるが、特にこれらに限定されるものでは
ない。
【0014】上記の反応性ケイ素基を含有するオキシア
ルキレン重合体は、単独で使用してもよいし2種以上併
用してもよい。また、反応性ケイ素基を有するビニル系
重合体をブレンドしてなるオキシアルキレン重合体も使
用できる。反応性ケイ素基を有するビニル系重合体をブ
レンドしてなるオキシアルキレン重合体の製造方法は、
特開昭59−122541号、同63−112642
、特開平6−172631号等に提案されている。好
ましい具体例は、反応性ケイ素基を有し分子鎖が実質的
に、下記一般式(5)で表される炭素数1〜8のアルキ
ル基を有するアクリル酸エステル単量体単位および(ま
たは)メタアクリル酸エステル単量体単位と、下記一般
式(6)で表される炭素数10以上のアルキル基を有す
るアクリル酸エステル単量体単位および(または)メタ
クリル酸アルキルエステル単量体単位からなる共重合体
に、反応性ケイ素基を含有するオキシアルキレン重合体
をブレンドして製造する方法である。
【0015】 −CH2−C(R6)(COOR5)− (5) (式中、R5は炭素数1〜8のアルキル基、R6は水素原
子またはメチル基を示す) −CH2−C(R6)(COOR7)− (6) (式中、R6は前記に同じ、R7は炭素数10以上のアル
キル基を示す) 前記一般式(5)のR5としては、たとえばメチル基、
エチル基、プロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、
2−エチルヘキシル基などの炭素数1〜8、好ましくは
1〜4、さらに好ましくは1〜2のアルキル基があげら
れる。なお、R 5のアルキル基は単独でもよく、2種以
上混合していてもよい。
【0016】前記一般式(6)のR7としては、たとえ
ばラウリル基、トリデシル基、セチル基、ステアリル
基、炭素数22のアルキル基、ベヘニル基などの炭素数
10以上、通常は10〜30、好ましくは10〜20の
長鎖のアルキル基があげられる。なお、R7のアルキル
基はR5の場合と同様、単独でもよく、2種以上混合し
たものであってもよい。
【0017】該ビニル系共重合体の分子鎖は実質的に
(5)及び式(6)の単量体単位からなるが、ここでい
う実質的にとは該共重合体中に存在する式(5)及び式
(6)の単量体単位の合計が50重量%をこえることを
意味する。式(5)及び式(6)の単量体単位の合計は
好ましくは70重量%以上である。また式(5)の単量
体単位と式(6)の単量体単位の存在比は、重量比で9
5:5〜40:60が好ましく、90:10〜60:4
0がさらに好ましい。
【0018】該共重合体に含有されていてもよい式
(5)及び式(6)以外の単量体単位としては、たとえ
ばアクリル酸、メタクリル酸などのアクリル酸;アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミド、N−メチロールメタクリルアミドなどのアミド
基、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
トなどのエポキシ基、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノエチルメタクリレート、アミノエチ
ルビニルエーテルなどのアミノ基を含む単量体;その他
アクリロニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、ア
ルキルビニルエーテル、塩化ビニル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、エチレンなどに起因する単量体単位が
あげられる。
【0019】該共重合体は、数平均分子量で500〜1
00,000のものが取り扱いの容易さの点から好まし
い。該共重合体が有する反応性ケイ素基は、一般式
(7) −(SiR8 2-aaO)qSiR9 3-bb (7) (式中、R8およびR9は、いずれも炭素数1〜20の置
換もしくは非置換の1価の有機基またはトリオルガノシ
ロキシ基、Xは水酸基または異種もしくは同種の加水分
解性基、aは0、1または2の整数、bは0、1、2ま
たは3の整数で(aの和)+b≧1を満足するものとす
る。qは0〜19の整数)で表される。経済性などの点
から好ましい反応性シリコン官能基は、一般式(8) −SiR9 3ーcc (8) (式中、R9、Xは前記に同じ、cは1、2、または3
の整数)で表される基である。
【0020】該共重合中の反応性ケイ素基の個数は充分
な硬化性を得る点から平均1個以上、さらには1.1個
以上、とくには1.5個以上が好ましく、また見かけ上
反応性ケイ素基1個当りの数平均分子量が300〜4,
000になるように存在することが好ましい。式(7)
における加水分解性基の具体例としては、例えばえばハ
ロゲン原子、水素原子、アルコキシ基、アシルオキシ
基、ケトキシメート基、アミノ基、アミド基、アミノオ
キシ基、メルカプト基、アルケニルオキシ基などがあげ
られる。これらのうちでも加水分解性の緩やかさの点か
らメトキシ基、エトキシ基などのアルコキシ基が好まし
い。
【0021】また式(7)におけるR8およびR9の具体
例としては、例えばメチル基、エチル基などのアルキル
基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニ
ル基などのアリール基、ベンジル基などのアラルキル基
などがあげられる。さらにR 8およびR9はR4 3SiO−
(R4は前記に同じ)で示されるトリオルガノシロキシ
基であってもよい。これらのうちではメチル基がとくに
好ましい。
【0022】さらに、反応性ケイ素官能基を有するビニ
ル系重合体をブレンドしてなるオキシアルキレン重合体
の製造方法としては、他にも、反応性ケイ素基を有する
オキシアルキレン重合体の存在下で(メタ)アクリル酸
エステル系単量体の重合を行う方法が利用できる。この
製造方法は、特開昭59−78223号、特開昭59−
168014号、特開昭60−228516号、特開昭
60−228517号等の各公報に具体的に開示されて
いるが、これらに限定されるものではない。
【0023】本発明に使用される(b)成分のエポキシ
樹脂は、エピクロルヒドリン−ビスフェノ−ルA型エポ
キシ樹脂、エピクロルヒドリン−ビスフェノールF型エ
ポキシ樹脂、テトラブロモビスフェノールAのグリシジ
ルエーテルなどの難燃型エポキシ樹脂、ノボラック型エ
ポキシ樹脂、水添ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールAプロピレンオキシド付加物のグリシジル
エーテル型エポキシ樹脂、p−オキシ安息香酸グリシジ
ルエーテルエステル型エポキシ樹脂、m−アミノフェノ
ール系エポキシ樹脂、ジアミノジフェニルメタン系エポ
キシ樹脂、ウレタン変性エポキシ樹脂、各種脂環式エポ
キシ樹脂、N,N−ジグリシジルアニリン、N,N−ジ
グリシジル−o−トルイジン、トリグリシジルイソシア
ヌレート、ポリアルキレングリコールジグリシジルエー
テル、グリセリンなどのごとき多価アルコールのグリシ
ジルエーテル、ヒダントイン型エポキシ樹脂、石油樹脂
などのごとき不飽和重合体のエポキシ化物などが例示さ
れるが、これらに限定されるものではなく、一般に使用
されているエポキシ樹脂が使用されうる。これらのエポ
キシ樹脂のうちではとくにエポキシ基を少なくとも分子
中に2個含有するものが、硬化に際し反応性が高く、ま
た硬化物が3次元的網目をつくりやすいなどの点から好
ましい。さらに好ましいものとしてはビスフェノールA
型エポキシ樹脂類またはノボラック型エポキシ樹脂など
があげられる。
【0024】これらの(b)エポキシ樹脂と(a)オキ
シアルキレン系重合体の使用割合は、重量比で(a)/
(b)=100/1〜1/100の範囲である。(a)
/(b)の割合が1/100未満になるとエポキシ樹脂
硬化物の衝撃強度や強靱性の改良硬化がえられがたくな
り、(a)/(b)の割合が100/1をこえると、オ
キシアルキレン系重合体硬化物の強度が不十分となる。
(a)成分と(b)成分の好ましい使用割合は、硬化性
樹脂組成物の用途などにより異なるため一概には決めら
れないが、たとえば(b)成分であるエポキシ樹脂硬化
物の耐衝撃性、可撓性、強靱性、剥離強度などを改善す
る場合には、(b)成分100重量部に対して(a)成
分を1〜100重量部、さらに好ましくは5〜100重
量部使用するのがよい。一方、(a)成分であるオキシ
アルキレン系重合体硬化物の強度を改善する場合には
(a)成分100重量部に対して(b)成分を1〜20
0重量部、さらに好ましくは5〜100重量部使用する
のがよい。
【0025】本発明に使用される(c)成分のケチミン
は、下記一般式(9)で表される官能基を有する化合物
である。 R1011C=N− 式(9) (式中、R10およびR11は、それぞれ独立に、水素原
子、置換あるいは非置換の炭素数1〜6のアルキル基お
よびフェニル基から選択される) ケチミンは水分のない状態では安定に存在し、水分によ
って一級アミンとケトンに分解され、生じた一級アミン
が、エポキシ樹脂の室温硬化性硬化剤となる。
【0026】このようなケチミンとしては、下記一般式
(10)表される化合物が例示でき、 (R1011C=N) l −Z 式(10) (式中、R10およびR11はそれぞれ独立に、水素原子、
置換あるいは非置換の炭素数1〜6のアルキル基および
フェニル基から選択され、Zは有機基を示し、1は1、
2または3を示す。)アミン化合物とカルボニル化合物
との縮合反応により得ることが出来る。 ケチミンの合
成には公知のアミン化合物、カルボニル化合物を用いれ
ばよいが、たとえばアミン化合物としてはエチレンジア
ミン、プロピレンジアミン、トリメチレンジアミン、テ
トラメチレンジアミン、1,3−ジアミノブタン、2,
3−ジアミノブタン、ペンタメチレンジアミン、2,4
−ジアミノペンタン、ヘキサメチレンジアミン、p−フ
ェニレンジアミン、p,p’−ビフェニレンジアミンな
どのジアミン;1,2,3−トリアミノプロパン、トリ
アミノベンゼン、トリス(2−アミノエチル)アミン、
テトラ(アミノメチル)メタンなどの多価アミン;ジエ
チレントリアミン、トリチリレントリアミン、テトラエ
チレンペンタミンなどのポリアルキレンポリアミン;ポ
リオキシアルキレン系ポリアミン;γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−
アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノ
エチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン
などのアミノシラン;などが使用されうる。また、カル
ボニル化合物としては、アセトアルデヒド、プロピオン
アルデヒド、n−ブチルアルデヒド、イソブチルアルデ
ヒド、ジエチルアセトアルデヒド、グリオキサール、ベ
ンズアルデヒド等のアルデヒド類;シクロペンタノン、
トリメチルシクロペンタノン、シクロヘキサノン、トリ
メチルシクロヘキサノン等の環状ケトン類;アセトン、
メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイ
ソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチル
ケトン、ジプロピルケトン、ジイソプロピルケトン、ジ
ブチルケトン、ジイソブチルケトン等の脂肪族ケトン
類;アセチルアセトン、アセト酢酸メチル、アセト酢酸
エチル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、マロン
酸メチルエチル、ジベンゾイルイルメタン等のβ−ジカ
ルボニル化合物;などが使用できる。
【0027】ケチミン中にイミノ基が存在する場合に
は、イミノ基をスチレンオキサイド;ブチルグリシジル
エーテル、アリルグリシジルエーテルなどのグリシジル
エーテル;グリシジルエステルなどと反応させてもよ
い。これらのケチミンは、単独で用いてもよく、二種類
以上を併用して用いてもよく、エポキシ樹脂100重量
部に対し、1〜100重量部使用され、その使用量はエ
ポキシ樹脂およびケチミンの種類によって異なる。
【0028】本発明に使用される(d)成分の脂肪族ケ
トンとしては、例えばアセトン、メチルエチルケトン、
メチルプロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メ
チルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジプロピルケ
トン、ジイソプロピルケトン、ジブチルケトン、ジイソ
ブチルケトンなどが使用できる。
【0029】本発明には(e)成分として(a)成分の
一分子中に少なくとも一個の反応性ケイ素基を有するオ
キシアルキレン系重合体の硬化反応を促進する硬化触媒
を使用してよい。この触媒は、従来公知のシラノール縮
合触媒(硬化触媒)を広く使用することができる。その
具体例としては、テトラブチルチタネート、テトラプロ
ピルチタネートなどのチタン酸エステル類;ジブチルス
ズジラウレート、ジブチルスズマレエート、ジブチルス
ズジアセテート、オクチル酸スズ、ナフテン酸スズなど
のスズカルボン酸塩類;ジブチルスズオキサイドとフタ
ル酸エステルとの反応物;ジブチルスズジアセチルアセ
トナート;アルミニウムトリスアセチルアセトナート、
アルミニウムトリスエチルアセトアセテート、ジイソプ
ロポキシアルミニウムエチルアセトアセテートなどの有
機アルミニウム化合物類;ジルコニウムテトラアセチル
アセトナート、チタンテトラアセチルアセトナートなど
のキレート化合物類;オクチル酸鉛;ナフテン酸鉄;ビ
スマス−トリス(2−エチルヘキソエート)などのビス
マス化合物;ブチルアミン、オクチルアミン、ジブチル
アミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリアタノールアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミン、オレイルアミン、シクロヘキシルア
ミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロピルアミ
ン、キシリレンジアミン、トリエチレンジアミン、グア
ニジン、ジフェニルグアニジン、2,4,6−トリス
(ジメチルアミノメチル)フェノール、モルホリン、N
−メチルモルホリン、2−エチル−4−メチルイミダゾ
ール、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセ
ン−7(DBU)などのアミン系化合物、あるいはこれ
らアミン系化合物のカルボン酸などとの塩;過剰のポリ
アミンと多塩基酸とから得られる低分子量ポリアミド樹
脂;過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生成
物;γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β
−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ンなどのアミノ基を有するシランカップリング剤;など
のシラノール縮合触媒、さらには他の酸性触媒、塩基性
触媒などの公知のシラノール縮合触媒が挙げられる。こ
れらの触媒は単独で使用してもよく、2種類以上併用し
てもよい。
【0030】これらのシラノール縮合触媒の使用量は、
オキシアルキレン重合体100重量部に対して0.1〜
20重量部程度が好ましく、1〜10重量部程度が更に
好ましい。オキシプロピレン重合体に対してシラノール
縮合触媒の使用量が少なすぎると、硬化速度が遅くな
り、また硬化反応が充分に進行しにくくなるので、好ま
しくない。一方、オキシアルキレン重合体に対してシラ
ノール縮合触媒の使用量が多すぎると、硬化時に局部的
な発熱や発泡が生じ、良好な硬化物が得られにくくなる
ので、好ましくない。
【0031】本発明に使用してよい(f)成分の反応性
ケイ素化合物は、湿分の存在下で反応する加水分解性官
能基を有する分子量500以下の化合物である。また、
この化合物は官能性の置換基を有することが好ましい。
加水分解性官能基としては、アルコキシ基、アシロキシ
基、ケトキシメート基、アミノ基、アミノオキシ基、ア
ミド基、アルケニルオキシ基などが例示できる。また、
置換基としてはエポキシ含有基、アミノ含有基、アクリ
ル含有基、メルカプト含有基などが例示できる。このよ
うな化合物の例としてシランカップリング剤があげられ
る。これらのシラン化合物は単独で使用してもよく、2
種類以上併用してもよい。
【0032】また本発明の組成物には、更に必要に応じ
て脱水剤、物性調整剤、充填剤、老化防止剤などの各種
添加剤を適宜添加できる。以下、実施例により本発明を
具体的に説明する。
【0033】
【実施例1】1分子あたり平均2個のメチルジメトキシ
シリル基を含有する数平均分子量10,000のプロピ
レンオキシド重合体100重量部、エポキシ樹脂(油化
シェルエポキシ製「エピコート828」)10重量部、
炭酸カルシウム120重量部を減圧下で撹拌混合した。
ここへジブチル錫化合物(三共有機合成製「スタンSB
−65」)2重量部、ケチミン(ヘンケル白水製「バー
サミンK−13」)4.8重量部、ドデシルグリシジル
エーテル(共栄社化学製「エポライトM1230」)3
重量部、ビニルトリメトキシシラン(日本ユニカー製
「NUCシリコーンA171」)3重量部、γ−グリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン(日本ユニカー製
「NUCシリコーンA187」)2重量部、メチルイソ
ブチルケトン4重量部を加え、減圧撹拌して組成物を得
た。
【0034】貯蔵安定性の評価は上記組成物をカートリ
ッジに充填し、50℃×2週間、1ケ月後の粘度、硬化
物引張り物性、引張り剪断接着強さを観察して行った。
試験は全て23±1℃、55±5%RHの状況下で行っ
た。粘度はNo.7のローターを用いBS型粘度計にて
測定した。引張り物性はJIS K 6301に準拠し
た3号型ダンベルを用いた。剪断接着強さはJIS K
6850に準拠し実施した。結果を表1に示す。
【0035】
【実施例2】プロピレンオキシド重合体を1分子あたり
平均3個のメチルジメトキシシリル基を含有する数平均
分子量18,000のものとした以外は実施例1と同様
とした。
【0036】
【実施例3】エポキシ樹脂量を30重量部、ケチミン量
を14.4重量部とした以外は実施例1と同様とした。
【0037】
【実施例4】エポキシ樹脂量を30重量部、ケチミン量
を14.4重量部とした以外は実施例2と同様とした。
【0038】
【比較例1】メチルイソブチルケトンをキシレンとした
以外は実施例1と同様とした。
【0039】
【比較例2】メチルイソブチルケトンをキシレンとした
以外は実施例3と同様とした。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】以上示したように、脂肪族ケトンを系へ
添加することにより、硬化物の引張特性や接着強度、破
壊状態を低下させることなく、貯蔵安定性に優れる硬化
性組成物が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−312381(JP,A) 特開 昭63−273629(JP,A) 特開 平5−271389(JP,A) 特開 平7−33984(JP,A) 特開 平6−49363(JP,A) 特開 平7−145325(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 71/02 - 71/03 C08K 5/00 - 5/59 C08L 63/00 - 63/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)1分子中に少なくとも1個の反応性
    ケイ素基を含有するオキシアルキレン系重合体(b)
    エポキシ樹脂を重量比で(a)/(b)=100/1〜
    1/100の範囲で含有し、(b)のエポキシ樹脂10
    0重量部に対して1〜100重量部の(c)ケチミン化
    合物を含む組成物に、さらに貯蔵安定性を改善する添加
    物として(d)脂肪族ケトンを含有してなる硬化性樹脂
    組成物。
  2. 【請求項2】さらに(e)反応性ケイ素基を含有するオ
    キシアルキレン系重合体の硬化触媒を含有してなる請求
    項1記載の硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】さらに(f)加水分解性官能基を有する分
    子量500以下の反応性ケイ素化合物を含有する請求項
    1または2記載の硬化性樹脂組成物。
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