JP3509364B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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Description
クROM等に適用して有用な半導体記憶装置に関する。
データ信号読出しを確実に行うために、ダミービット線
を用意して選択ビット線とダミービット線の信号レベル
差を検出する方式が用いられている。具体的には例え
ば、 メモリセルアレイとは別に、出力センスアンプの領域
内にダミーセルとダミービット線を配置する方式、 メモリセルアレイの一方の端にダミーセルとダミービ
ット線を配設して、メモリセルアレイのなかのあるビッ
ト線が選択された時に、これとダミービット線とを対と
して出力ビット線対に接続する方式、等が採用されてい
る。
ット線がメモリセルアレイ領域とは離れた位置に形成さ
れ、しかも位置的な制約から一般にはメモリセルアレイ
とは異なるレイアウトで配設される。従ってビット線と
ダミービット線の負荷容量が大きく異なる結果、高速動
作ができず、誤動作の原因ともなる。
とダミービット線の負荷容量を等しくすることができ
る。しかし、メモリセルアレイの容量が大きくなると、
ワード線の遅延が問題になる。即ちメモリMOSトラン
ジスタのゲートに用いられる多結晶シリコンがそのまま
ワード線として用いられる場合、ダミービット線に近い
位置のビット線が選択される時と遠い側のビット線が選
択される時とでは、ワード線遅延が大きく異なり、これ
により選択ビット線とダミービット線の動きに時間のズ
レが生じ、誤動作の原因になる。
で、選択ビット線とダミービット線の負荷のバランスを
一定に保ち、且つそれらの信号変化の時間ズレをなくし
て、誤動作のない高速読出し動作を可能とした半導体記
憶装置を提供することを目的としている。
憶装置は、複数本ずつのビット線とワード線の交差部に
二値データが書き込まれたメモリセルがマトリクス配列
されたメモリセルアレイと、このメモリセルアレイの各
ビット線に沿うメモリセル配列の一端側にメモリセルの
二値データの中間の信号変化を出力するように設定され
たダミーセルが一列配列されたダミーセルアレイと、出
力ビット線対と、前記出力ビット線対の差信号を検出す
る差動型センス回路と、前記メモリセルアレイの互いに
隣接するビット線のうち一方をメモリセルデータが読み
出される選択状態、他方を非選択状態とし、前記選択状
態のビット線から前記メモリセルのデータを読み出す一
方、前記非選択状態のビット線を前記一端側に配置され
た前記ダミーセルに接続しダミービット線とし、このダ
ミービット線から前記ダミーセルのデータを読み出し
て、前記選択状態のビット線とこれに隣接する前記ダミ
ービット線とを前記出力ビット線対に接続するビット線
選択手段とを有することを特徴としている。
セルは、データが固定的に書き込まれた複数のメモリM
OSトランジスタと選択ゲートMOSトランジスタが直
列接続されたNAND型セルであり、前記ダミーセル
は、前記メモリセルの二値データの出力信号変化の中間
の出力信号変化を示すように設定されたNAND型セル
であることを特徴とする。
モリセルは、直列接続された複数のメモリMOSトラン
ジスタをマスクプログラムによりEタイプ又はDタイプ
として二値データが書き込まれたNAND型セルであ
り、前記ダミーセルは、前記メモリセルのメモリMOS
トランジスタと同数でメモリMOSトランジスタよりチ
ャネル長が長く設定され、ゲートが全て電源に固定され
たEタイプMOSトランジスタと、メモリセルの選択ゲ
ートMOSトランジスタと同数のゲートが接地されたD
タイプMOSトランジスタとを直列接続して構成されて
いることを特徴とする。
を設けることなく、選択ビット線に対して隣接するビッ
ト線がダミービット線として用いられるため、選択ビッ
ト線とダミービット線の配線容量は等しく、且つこれら
を選択するワード線遅延もほぼ等しくなる。従って、ダ
ミーセルを、選択されたメモリセルが“1”データを出
力する時と“0”データを出力する時の信号変化の中間
の出力信号変化を示すように予め設定しておくことによ
り、誤動作のないデータ読出し動作が可能になり、また
選択ビット線とダミービット線の信号が微小な差をもっ
て常に一定のバランスで変化するため、高速動作が可能
になる。
マスクROMに適用したときに大きな効果が得られる。
NAND型マスクROMでは、メモリセルは、直列接続
された複数のメモリMOSトランジスタをマスクプログ
ラムによりEタイプ又はDタイプとして二値データが書
き込まれる。そしてメモリMOSトランジスタのゲート
電極となる多結晶シリコンがそのままワード線として配
設される。これに対してこの発明では、ダミーセルを、
メモリセルのメモリMOSトランジスタと同数で少なく
ともその中の一つがメモリMOSトランジスタよりチャ
ネル長が長く設定され、且つゲートが全て電源に固定さ
れたEタイプMOSトランジスタと、メモリセルをビッ
ト線に接続するための選択ゲートMOSトランジスタと
同数のゲートが接地されたDタイプMOSトランジスタ
とを直列接続したNAND型セル構成とする。これによ
り、ワード線遅延がデータ読出し動作に影響を与えない
状態で、メモリセルとダミーセルの微小な出力信号変化
の差を確実に検出することができる。
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例に係
るマスクROMの模式的構成を示す。メモリセルアレイ
1は、複数本ずつのビット線とワード線の各交差部にメ
モリセルMCをマトリクス状に配列して構成されてい
る。メモリセルMCには、二値データがマスクプログラ
ムされる。図では、互いに隣接する二本のビット線BL
0,BL1とこれらに沿うメモリセルのみを示してい
る。ロウデコーダ2は、メモリセルアレイ1のワード線
の選択の他、ブロック選択、ビット線選択等を行う。
モリセル配列の一端側には、一列のダミーセルDCが配
列されたダミーセルアレイ3が配置されている。これら
ダミーセルDCは、メモリセルMCの二値データの中間
の信号変化を出力するように設定されている。後述する
ように複数本のビット線は、この実施例では飛び飛びに
選択状態、非選択状態とされ、非選択ビット線がダミー
ビット線として用いられる。選択回路4は、ある選択ビ
ット線とこれに隣接する非選択ビット線の一対を選択し
て、出力ビット線対B0,B1に接続するために設けら
れている。出力ビット線対B0,B1には、出力信号差
を検出する差動型センス回路5が設けられている。
ル、例えば図1に斜線で示すメモリセルMC12のデー
タを読み出す場合には、このメモリセルMC12がビッ
ト線BL0に接続され、これに隣接するビット線BL1
は非選択状態とされる。そしてダミーセルアレイ3の中
から、ダミービット線として選ばれた非選択ビット線B
L1に近い斜線で示すダミーセルDC2が選択されてこ
れが非選択ビット線BL1に接続される。
OMに適用した実施例を図2〜図5を参照して説明す
る。図1のメモリセルアレイ1は具体的には、図2に示
すように、4個のメモリセルが1メモリブロックを構成
して、各ビット線に沿って配列されている。図2では、
隣接するビット線BL0,BL1に沿う二つのメモリブ
ロック210 ,211 のみを示しているが、この様なメ
モリブロックが例えば、ビット線方向に64個、ビット
線と交差する方向に124個配置される。
で囲まれた中に、例えば図4(a)に示すようなワード
線WL0 〜WL15で選択される16段のnチャネルメモ
リMOSトランジスタM0 〜M15が直列接続され、これ
らに更に2つのnチャネル選択ゲートMOSトランジス
タが直列に接続されて構成されたNAND型セルであ
る。メモリMOSトランジスタM0 〜M15は、マスクプ
ログラムによりデータに応じてEタイプ、又はDタイプ
(図中、ゲート部に斜線を施して示す)に設定される。
するための選択ゲートMOSトランジスタは、メモリブ
ロック210 について説明すれば、メモリセルMC11
については、EタイプMOSトランジスタS111 とDタ
イプMOSトランジスタS121 の二つである。このメモ
リセルMC11に隣接するメモリセルMC12について
は、DタイプMOSトランジスタS112 とEタイプMO
SトランジスタS122の二つである。これらの選択ゲー
トMOSトランジスタS111 ,S121 , S112,S122
は、相補的に“H”,“L”レベルになる第1の選択ゲ
ート線対SG11,SG12により選択される。即ち、これ
らの選択ゲート線SG11,SG12により、横方向に隣接
する二つのメモリセルMC11,MC12のいずれが選
択されることになる。
とビット線方向に隣接する二つのメモリセルMC13,
MC14についても同様である。即ちメモリセルMC1
3については、Eタイプの選択ゲートMOSトランジス
タS211 とDタイプの選択ゲートMOSトランジスタS
221 が直列接続され、これに隣接するメモリセルMC1
4についてはDタイプの選択ゲートMOSトランジスタ
S212 とEタイプの選択ゲートMOSトランジスタS22
2 が直列接続される。そして相補的に“H”,“L”レ
ベルになる第2の選択ゲート線対SG21,SG22によ
り、いずれか一つが選択される。
選択ゲート線対SG11,SG12と、第2の選択ゲート線
対SG21,SG22は、一方が活性化されたとき他方は非
活性に保持されるようになっている。これにより4個の
メモリセルMC11〜MC14の中の一つが選択され
て、選択ゲートMOSトランジスタS311 ,S312によ
りビット線BL0に接続される。この選択ゲートMOS
トランジスタS311 ,S312 もEタイプとDタイプの組
み合わせであり、相補的に“H”,“L”となる第3の
選択ゲート線対SG31,SG32により選択される。
に沿うメモリブロック211 についても、ほぼ同様に構
成される。但し、メモリブロック211 における第3の
選択ゲート線対SG31,SG32により駆動される選択ゲ
ートMOSトランジスタS321 ,S322 のタイプは、メ
モリブロック210 のそれと逆の関係になっている。こ
れにより、隣接ビット線BL0,BL1の間では、一方
が選択されてメモリセルが接続されたとき、他方にはメ
モリセルが接続されずに非選択となる。
ット線BL0,BL1を選択して出力ビット線B0,B
1に接続する選択回路4の部分の具体構成を、図3に示
す。ローカルビット線BL0と一方の出力ビット線B0
との間に直列接続されたMOSトランジスタQ11,Q1
2、隣接するローカルビット線BL1と他方の出力ビッ
ト線B1の間に直列接続されたMOSトランジスタQ2
1,Q22の部分はカラム選択ゲートを構成している。こ
れらのMOSトランジスタはカラム選択線CSL0,C
SL1により選択駆動される。
ラム選択線CSL0,CSL1はそれぞれ複数本ずつ配
設され、それらの組み合わせによりカラム選択ゲートの
入力が決まる。図3では簡単に、カラム選択線CSL
0,CSL1が共に“H”のときに二つのビット線BL
0,BL1がそれぞれ、出力ビット線B0,B1に接続
されるように示している。
11 に対応するダミーセルDC1,DC2は、図4
(b)に示すような、メモリセルMCと基本的に同じ素
子パラメータをもつ16段のnチャネルのダミーセルM
OSトランジスタDM100〜DM115 ,DM200〜DM21
5 と、これらに直列接続される図3に示すnチャネルの
選択ゲートMOSトランジスタS411 ,S421 ,S412
,S422 を有する。ここまでは基本的にメモリセルと
同様の構成である。
つの特徴を有する。第1は、図4(b)に示したよう
に、16段のMOSトランジスタに加えて、2段のDタ
イプのダミーセルMOSトランジスタDM116 ,DM11
7 ,DM216 ,DM217 が付加されていることである。
これは、選択されたメモリセルとビット線の間に、図2
に示す第3の選択ゲート線対SG31,SG32により駆動
される2段の選択ゲートMOSトランジスタS311 ,S
312 、S321 ,S322 が入ることを考慮して、選択ビッ
ト線とダミービット線に等しい数のトランジスタが接続
されるようにするためである。第2は、16段のMOS
トランジスタDM100 〜DM115 ,DM200 〜DM215
のチャネル長が、メモリセルMCのメモリMOSトラン
ジスタM0 〜M15に比べて少し長く設定されていること
である。
DM100 〜DM115 ,DM200 〜DM215 は全てEタイ
プであって、それらのゲートは電源VDDに固定されてい
る。付加されたDタイプのMOSトランジスタDM116
,DM117 ,DM216 ,DM217 は全てゲートが接地
されている。
の選択ゲート線対SG41,SG42が配設されて、選択ゲ
ートMOSトランジスタS411 ,S421 ,S412 ,S42
2 が選択駆動されるようになっている。即ちビット線B
L0が選択されたときには、ダミーセル対DC1,DC
2うち、DC2が隣接する非選択ビット線BL1に接続
され、ビット線BL1が選択されたときには、DC1が
隣接する非選択ビット線BL0に接続されるようになっ
ている。
図5に示すように構成される。出力ビット線対B0,B
1には、それぞれ電流電圧変換を行うプリセンスアンプ
51a,51bが設けられる。これらのプリセンスアン
プ51a,51bは、ビット線の電流引き込みの有無を
検出するために通常用いられているもので、電源VDDと
出力ビット線B0,B1の間に直列接続されたnチャネ
ルMOSトランジスタQ51,Q52と負帰還用インバータ
I、及び電流供給用のpチャネルMOSトランジスタQ
53により構成されている。
出力電圧の差を検出するために、例えばカレントミラー
型の差動アンプ52が設けられる。この差動アンプ52
の出力は、アドレスA1が入るEORゲート53とイン
バータ54を介してデータ補正して取り出される。即
ち、出力ビット線対B0,B1には、選択ビット線と非
選択ビット線からなるダミービット線とが、メモリセル
アレイのどの番地のメモリセルが選択されたかによって
入れ替わって接続されるので、アドレスの更新により交
互に“1”,“0”となるアドレスA1を利用して、デ
ータ反転を補正して出力する。
Mの読出し動作を説明する。図2において、第1の選択
ゲート線対がSG11=“L”(=0V),SG12=
“H”(=VDD)、第2の選択ゲート線対がSG21=S
G22=“L”であり、且つ第3の選択ゲート線対がSG
31=“H”,SG32=“L”となって、メモリブロック
210 内の一つのメモリセルMC12が選択されてこれ
がビット線BL0に接続される。このとき、隣接ビット
線BL1はメモリセルデータが読み出されず、非選択状
態とされる。またこのとき、図3において、第4の選択
ゲート線対は、SG41=“L”,SG42=“H”とな
り、ダミーセルDC2が選択されてこれが非選択ビット
線BL1につながる。これが、図1に斜線を施して説明
した一つの選択状態である。そしてカラム選択線がCS
L0=CSL1=“H”となった時に、選択ビット線B
L0とダミーセルがつながった非選択ビット線BL1と
が出力ビット線B0,B1に接続される。
(a)に示すワード線WL0 〜WL15のうち、選択ワー
ド線が“L”、残りのワード線が全て“H”となる。こ
れにより、NAND型セルの選択メモリMOSトランジ
スタがDタイプ(これを例えばデータ“1”とする)で
あれば、ビット線の電流引き込みが起こり、Eタイプ
(これをデータ“O”とする)であれば電流引き込みを
生じない。
ミーセルDC側では、図4(b)に示すように、16段
のEタイプMOSトランジスタが全てゲートにVDDが与
えられてオンしており、これに2段のDタイプMOSト
ランジスタが付加されているから、常に一定の電流引き
込みを生じる。このダミーセルDCでの電流引き込み量
は、トランジスタ数がメモリセルと同じで且つEタイプ
MOSトランジスタのチャネル長がメモリセルMCのそ
れより長く設計されていることから、選択メモリセルが
データ“1”の場合より小さい。以上により、ダミービ
ット線となる非選択ビット線BL1の出力信号変化は、
選択ビット線BL0の出力データが“1”の時と“0”
の時の中間になる。
する非選択ビット線BL1の電流引き込みの差を出力ビ
ット線対B0,B1につながる差動センス回路5で検出
すれば、データ“1”,“0”の判別ができる。BL1
が選択ビット線となり、BL0がダミービット線となる
ときは、上の場合とデータが反転するから、図5で説明
したようにこれらを補正して出力することになる。
M回路をより具体的に、128column ×1024row
の場合について、アドレスのデコーダ信号が各回路に入
力される様子を示している。図6に示すように、メモリ
ブロックが縦に64段配列されて、16×64=102
4row となり、横に128ブロック(ビット線数256
本)配列されて、128column なる。図において、ワ
ード線選択を行う信号W0〜W15は、アドレスA7〜
A10のデコード信号である。信号BL0〜BL63
は、アドレスA11〜A16のデコード信号である。ま
た、Axは全てのアドレス信号を意味する。A1・BL
0,/A1・BL0が、図2の選択ゲート線SG32,
SG31に対応し、これにより隣接ビット線の一方が選
択、他方が非選択とされる。即ちアドレスA1により、
読出し可能ビット線が全体の1/2に制限されることに
なる。
ムデコーダ部分を具体的に示している。前述のカラム選
択線CSL0,CSL1に対応して、それぞれアドレス
A4〜A6の8本分、アドレスA2〜A3の4本分のデ
コード信号線が配設されて、カラム選択がなされ、一対
の互いに隣接する選択ビット線と非選択ビット線が出力
ビット線対B0,B1に接続される。図6でのアドレス
A1による隣接ビット線のいずれかを選択する動作に対
応して、同じアドレスA1により、ダミーセル選択がな
され、非選択ビット線に対してダミーセルが接続され
る。
Mでは、専用のダミービット線は設けられず、選択ビッ
ト線に対して隣接するビット線がダミービット線として
用いられる。このため、選択ビット線とダミービット線
の配線容量は等しく、またこれらを選択するワード線遅
延の影響もない。従って、一列だけ配置したダミーセル
を、選択されたメモリセルが“1”データを出力する時
と“0”データを出力する時の信号変化の中間の出力信
号変化を示すように予め設定しておくことにより、誤動
作のないデータ読出し動作が可能になり、また選択ビッ
ト線とダミービット線の信号が微小な差をもって常に一
定のバランスで変化するため、高速動作が可能になる。
また、全てのビット線が選択状態になり、更にその中の
一本を選択して出力する従来の方式と比べて、この実施
例の場合選択状態になるのは全ビット線の1/2である
から、ビット線を通して流れる無駄な貫通電流が抑制さ
れ、消費電力削減が図られる。
なく、NOR型のマスクROMは勿論、マスクROM以
外のPROM,EPROM等にも同様に適用することが
可能である。
別のダミービット線を配設せず、選択ビット線に隣接す
るビット線を非選択状態としてこれをダミービット線と
して用いることにより、負荷バランスを一定に保ち、且
つそれらの信号変化の時間ズレをなくして、誤動作のな
い高速読出し動作を可能とした半導体記憶装置を得るこ
とができる。
式構成を示す。
す。
構成を示す。
セルアレイ、4…選択回路、5…差動型センス回路、B
L…ビット線、WL…ワード線、B0,B1…出力ビッ
ト線、MC…メモリセル、DC…ダミーセル。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数本ずつのビット線とワード線の交
差部に二値データが書き込まれたメモリセルがマトリク
ス配列されたメモリセルアレイと、 このメモリセルアレイの各ビット線に沿うメモリセル配
列の一端側にメモリセルの二値データの中間の信号変化
を出力するように設定されたダミーセルが一列配列され
たダミーセルアレイと、出力ビット線対と、 前記出力ビット線対の差信号を検出する差動型センス回
路と、 前記メモリセルアレイの互いに隣接するビット線のうち
一方をメモリセルデータが読み出される選択状態、他方
を非選択状態とし、前記選択状態のビット線から前記メ
モリセルのデータを読み出す一方、前記非選択状態のビ
ット線を前記一端側に配置された前記ダミーセルに接続
しダミービット線とし、このダミービット線から前記ダ
ミーセルのデータを読み出して、前記選択状態のビット
線とこれに隣接する前記ダミービット線とを前記出力ビ
ット線対に接続するビット線選択手段とを有することを
特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記メモリセルは、二値データが固定的
に書き込まれた複数のメモリMOSトランジスタと選択
ゲートMOSトランジスタが直列接続されたNAND型
セルであり、 前記ダミーセルは、前記メモリセルの二値データの出力
信号変化の中間の出力信号変化を示すように設定された
NAND型セルであることを特徴とする請求項1記載の
半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記メモリセルは、直列接続された複数
のメモリMOSトランジスタをマスクプログラムにより
Eタイプ又はDタイプとして二値データが書き込まれた
NAND型セルであり、 前記ダミーセルは、前記メモリセルのメモリMOSトラ
ンジスタと同数でメモリMOSトランジスタよりチャネ
ル長が長く設定され、ゲートが全て電源に固定されたE
タイプMOSトランジスタと、メモリセルをビット線に
接続するための選択ゲートMOSトランジスタと同数の
ゲートが接地されたDタイプMOSトランジスタとを直
列接続して構成されていることを特徴とする請求項2記
載の半導体記憶装置。
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