JP3506796B2 - 実像式変倍ファインダー - Google Patents
実像式変倍ファインダーInfo
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Description
ラやスチルビデオカメラに用いられる実像式変倍ファイ
ンダーに関するものである。
うに、撮影光学系とは別にファインダー光学系を用いる
場合、虚像式ファインダーが広く知られている。しか
し、虚像式ファインダーでは、変倍比が大きくなると前
玉径が大きくなってしまい、さらに、このタイプのファ
インダー光学系は視野枠の見えが不明瞭であるといった
問題を生じる。これに対して、実像式ファインダーは、
入射瞳を前方に配することができるため、前玉径を小さ
くすることができる。また、対物レンズによって結像さ
れた像を接眼レンズで観察するので、上記虚像式ファイ
ンダーの欠点はおおむね解消され、視野枠の見えの良い
ファインダーが実現される。
式カメラの多くはこの実像式ファインダー光学系を採用
している。また、近年では、その変倍比が大きくなって
きている。
ンダーとして2群ズームタイプ、又は、3群ズームタイ
プのものが提案されている。しかし、変倍比を大きくし
ていくと、レンズの変倍作用が大きくなるため、各群の
屈折力が強くなってしまう。特に、変倍を行う群の屈折
力が特に強くなる。こうなると、ズーミングの際の収差
変動が大きくなり、変倍を行う群での収差発生量は特に
大きくなる。2群、3群ズームタイプのものでは群数が
少ないため、屈折力が強くなった群で発生した収差の補
正が困難であった。これらの問題は、ズーム群数を4群
とし、変倍作用と収差補正の効果をうまく各レンズ群に
分散させることによっておおむね解消される。さらに、
この4群ズームタイプの中、第1群を負レンズで構成す
ると対物レンズのバックフォーカスが長くとれるため、
対物レンズ系内に像反転部材の一部を有する場合には、
非常に有利となる。
して、対物レンズの群構成が負、正、負、正の4群ズー
ムタイプのものが、特開平3−4217号、特開平4−
179908号、特開平6−109974号、特開平6
−118303号等に記載されている。
217号に記載のものは、変倍比が2.75倍と比較的
高変倍であるが、対物レンズのレンズ枚数が多く、大型
化を招いている。また、特開平4−179908号、特
開平6−109974号、特開平6−118303号に
記載のものは、レンズ枚数が少なく小型化にはなってい
るが、変倍比は2倍と物足りない。
みてなされたものであり、その目的は、変倍比が3倍以
上と高変倍でありながら、対物レンズの全長が短く、さ
らに、収差も良好に補正された見えの良い実像式変倍フ
ァインダーを提供することである。
の発明の実像式変倍ファインダーは、物体側から順に、
正の屈折力を有する対物レンズと、該対物レンズによっ
て結像する像の上下左右を反転させる像反転光学系と、
正の屈折力を有する接眼レンズとからなる実像式変倍フ
ァインダーにおいて、前記対物レンズは、負の屈折力を
有する第1群、正の屈折力を有する第2群、負の屈折力
を有する第3群、正の屈折力を有する第4群で構成さ
れ、前記各群は1枚のレンズからなり、前記各群の群間
隔を変化させて変倍を行うことを特徴とするものであ
る。
物体側から順に、正の屈折力を有する対物レンズと、該
対物レンズによって結像する像の上下左右を反転させる
像反転光学系と、正の屈折力を有する接眼レンズとから
なる実像式変倍ファインダーにおいて、前記対物レンズ
は、負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第
2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する
第4群で構成され、前記各群の群間隔を変化させて変倍
を行い、以下の条件式を満足することを特徴とするもの
である。 1.35<|f1 /f2 |×mT <2.4 ・・・(1) ただし、f1 :第1群の焦点距離、 f2 :第2群の焦点距離、 mT :望遠端におけるファインダー倍率 である。
物体側から順に、正の屈折力を有する対物レンズと、該
対物レンズによって結像する像の上下左右を反転させる
像反転光学系と、正の屈折力を有する接眼レンズとから
なる実像式変倍ファインダーにおいて、前記対物レンズ
は、負の屈折力を有する単レンズからなる第1群、2枚
のレンズからなり全体として正の屈折力を有する第2
群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第
4群で構成され、前記各群の群間隔を変化させて変倍を
行うことを特徴とするものである。
物体側から順に、正の屈折力を有する対物レンズと、該
対物レンズによって結像する像の上下左右を反転させる
像反転光学系と、正の屈折力を有する接眼レンズとから
なる実像式変倍ファインダーにおいて、前記対物レンズ
は、負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第
2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する
第4群で構成され、変倍の際、前記4つの群の中の3つ
の群が可動であることを特徴とするものである。
のその作用について説明する。本発明のように、高変倍
比を持つ実像式ファインダーでは、以上のように、対物
レンズが負、正、負、正の4群ズームタイプとすること
が望まれる。
ってくると、変倍作用を持つレンズ群に強い屈折力を持
たせなければならず、そこでの収差発生量が大きくな
る。このような高変倍のファインダーを2群又は3群で
構成しようとすると、変倍を行う群で発生した収差を他
の群で補正し切れなくなる。しかし、本発明のように、
ズーム群を4群で構成すると、変倍を行う群以外の群で
の収差補正が十分に可能となるため、諸収差が良好に補
正され、しかも、変倍の際の収差変動も小さく、全変倍
域において見えの良いファインダーが得られる。
的簡単な構成であるため、対物レンズ系の全長を短く抑
えることができる。
ーでは、変倍比が大きくなるにつれ望遠端のコマ収差の
補正が難しくなってくる。そこで、対物レンズの第1群
又は第2群の少なくとも1面を非球面とするとよい。
収差の発生が抑えられる。望遠端では、第1群と第2群
の群間隔が狭く、第1群、第2群のどの面を非球面にし
ても同じような効果が得られ、特に、この望遠端でのコ
マ収差補正には有効である。また、広角端での画角を広
くとり、対物レンズの全長を短くすると、第1群での屈
折力が強くなり、諸収差の悪化を招く。しかし、非球面
を導入し、かつ、第1群の第1レンズにそれを用いれ
ば、広角端での軸外の光線を補正できる。このように、
非球面の効果をうまく用いれば、例えば、第1群を屈折
力の強いレンズ1枚で構成しても、性能の良いファイン
ダーが得られる。
を満足することによっても、うまく屈折力と収差補正の
バランスをとることができるため、第1群の屈折力をあ
る程度抑え、諸収差を良好にすることができる上、広画
角で、対物レンズの全長の短い、高変倍のファインダー
が実現される。 1.35<|f1 /f2 |×mT <2.4 ・・・(1) ただし、f1 :第1群の焦点距離、 f2 :第2群の焦点距離、 mT :望遠端におけるファインダー倍率 である。
と、第1群の屈折力が強くなるため、この群での収差発
生量が大きくなり、他の面で補正し切れなくなる。ま
た、条件式(1)の上限の2.4を越えると、広角端で
広画角を維持し、対物レンズの全長を抑えることができ
なくなる。
2群が変倍作用を持ち、第3群で視度補正を行ってい
る。このとき、第2群は変倍比が大きくなるにつれて屈
折力が強くなり、収差発生量が大きくなる。そこで、以
下の条件式(2)を満足することが望ましい。 0.2<f2 /fT <0.64 ・・・(2) ただし、f2 :第2群の焦点距離、 fT :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
と、第2群の屈折力が弱くなりすぎ、高変倍のファイン
ダーが実現し得なくなる。また、下限の0.2を越える
と、屈折力が強くなりすぎ、第2群での収差発生量が過
大となる。特に、レンズ周辺部では光線が強く曲げられ
るため、広角端での画面周辺におけるコマ収差、望遠端
における高次の球面収差の発生量が大きくなる。
を良くするためには、屈折力を分散させるため、第2群
を2枚以上のレンズで構成としてもよい。第2群を2枚
以上のレンズで構成することによって、レンズ1枚の屈
折力は弱くさせて収差発生量を小さくできる上、第2群
全体としては強い屈折力を持たせられるため、高変倍の
ファインダーを実現しやすくなる。
定するものである。 0<|f3 /fT |<1 ・・・(3) ただし、f3 :第3群の焦点距離、 である。
の補正に効いている。条件式(3)の上限の1を越える
と、歪曲収差が広角端でアンダー側に、望遠端ではオー
バー側に大きくなるので好ましくない。また、非点収差
に関しては、条件式(3)の上限の1を越えるとアンダ
ー側に出るため、像面湾曲が大きくその補正が困難とな
る。
左右を反転させる像反転プリズム等を含んだ構成として
も、含んでいない構成としてもよい。このようなプリズ
ムを含んだ構成にした場合、プリズムを含まないときの
空気間隔がプリズムに置き換わったことになるので、そ
の分の光路長を長くとることができる。例えば、第4群
がプリズムと一体になった構成だと、対物レンズのバッ
クフォーカスが長くとれるため、複数の反射面を入れる
には有利である。
各群全てが移動可能となるため、特に高変倍の対物レン
ズの場合、変倍作用や視度補正の作用が行いやすくな
る。また、第4群が単レンズで構成されている場合、プ
リズムと一体構成となっている場合に比べて、レンズの
屈折面が1面増えるため、収差補正のための自由度が増
し、より性能の良いファインダーが得られる。さらに、
バックフォーカスをより長くしたいときには、第4群の
後にレンズ作用を持たないプリズムを置くことによって
達成される。しかし、この場合、第4群がプリズムと一
体となっているものに比べて部品点数が多くなってしま
うが、性能の面では有利である。
は、第1群、第2群間隔、第2群、第3群間隔、第3
群、第4群間隔を変化させて、4つの群の中、少なくと
も2つの群が動くことによって変倍と視度補正を行って
いる。
つの群を可動としているため、2つの群が移動する場合
に比べて、変倍の際の収差変動がうまく吸収できるた
め、高変倍を実現しやすくなる。
実施例1〜6について説明する。各実施例の数値データ
は後記するが、図1は本発明の実施例1の広角端
(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の断面図であ
る。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正の第2レ
ンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4レンズ群
G4 からなり、各レンズ群は1枚構成で、第1群G1 は
両凹レンズL1 、第2群G2 は両凸レンズL2 、第3群
G3 は物体側に凸の負メニスカスレンズL3 からなり、
第4群G4 はプリズムP1 と一体形成となっており、そ
の入射面r7 がレンズの作用を持っている。対物レンズ
による像は第2プリズムP2 の入射面近傍に結像し、P
2 の入射面r9 はフィールドレンズの役割をしている。
ズーミングは、第2群G2 と第3群G3 を動かすことに
よって行い、第1群G1 と第4群G4は固定されてい
る。接眼レンズはL4 である。非球面は、L1 、L2 、
L3 、P1 の物体側の面、L4 の像側の面の計5面に用
いられている。
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、第1群G1 、第3群G3 、第4
群G4 がそれぞれ1枚のレンズから、第2群G2 が2枚
のレンズで構成されており、第1群G1 は両凹レンズL
1 、第2群G2 は2枚の両凸レンズL2 とL3 、第3群
G3 は物体側に凸の負メニスカスレンズL4 からなり、
第4群G4 はプリズムP1 と一体形となっており、その
入射面r9 がレンズの作用を持っている。対物レンズに
よる像は、第2プリズムP2 の入射面r11近傍に結像
し、P2 の入射面r11はフィールドレンズの役割をして
いる。ズーミングは、第2群G2 と第3群G3 を動かす
ことによって行い、第1群G1 と第4群G4 は固定され
ている。接眼レンズはL5 である。非球面は、L1 、L
2 、L4 、P1 の物体側の面、L5 の像側の面の計5面
に用いられている。
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、第1群G1 は2枚のレンズ、第
2群G2 、第3群G3 、第4群G4 は1枚のレンズで構
成されており、第1群G1 は物体側に凸の2枚の負メニ
スカスレンズL1 とL2 、第2群G2 は両凸レンズ
L3 、第3群G3 は両凹レンズL4 、第4群G4 は両凸
レンズL5 からなり、対物レンズによる像は、第1プリ
ズムP1 の入射面近傍に結像し、P1 の入射面r11はフ
ィールドレンズの役割をしている。ズーミングは、第2
群G2 と第3群G3 を動かすことによって行い、第1群
G1 と第4群G4 は固定されている。接眼レンズはL6
である。非球面は、L1 、L2 、L6 の像側の面、
L3 、L4 の物体側の面の計5面に用いられている。
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、各群は1枚のレンズで構成され
ており、第1群G1 は両凹レンズL1 、第2群G2 は両
凸レンズL2 、第3群G3 は物体側に凸の負メニスカス
レンズL3 、第4群G4 は物体側に凸の正メニスカスレ
ンズL4 からなっている。第4群G4 の後には、レンズ
作用を持たない像反転のためのプリズムP1 が位置して
いる。対物レンズによる像は、第2プリズムP2 の入射
面近傍に結像し、P2 の入射面r11はフィールドレンズ
の役割をしている。ズーミングは、第2群G2 、第3群
G3 、第4群G4 を動かして行われ、第1群G1 は固定
されている。接眼レンズはL5 である。非球面は、
L1 、L2 、L3 、L4 の物体側の面、L5 の像側の面
の計5面に用いられている。
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、各群は1枚のレンズで構成され
ており、第1群G1 は物体側に凹の負メニスカスレンズ
L1 、第2群G2 は両凸レンズL2 、第3群G3 は両凹
レンズL3 、第4群G4 は両凸レンズL4 からなってい
る。対物レンズによる像は、第1プリズムP1 の入射面
近傍に結像し、P1 の入射面r9 はフィールドレンズの
役割をしている。ズーミングは、第2群G2 と第3群G
3 を動かすことによって行い、第1群G1 と第4群G4
は固定されている。接眼レンズはL5 である。非球面
は、L1 、L2 、L3 の物体側の面、L4 、L5 の像側
の面の計5面に用いられている。
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、第1群G1 、第3群G3 、第4
群G4 がそれぞれ1枚のレンズから、第2群G2 が2枚
のレンズで構成されており、第1群G1 は両凹レンズL
1 、第2群G2 は2枚の両凸レンズL2 とL3 、第3群
G3 は両凹レンズL4、第4群G4 は両凸レンズL4 か
らなっている。対物レンズによる像は、第1プリズムP
1 の入射面近傍に結像し、P1 の入射面r11はフィール
ドレンズの役割をしている。ズーミングは、第2群G2
と第3群G3 を動かすことによって行い、第1群G1 と
第4群G4 は固定されている。接眼レンズはL6 であ
る。非球面は、L1 、L2 の物体側の面、L3 、L4 、
L6 の像側の面の計5面に用いられている。
示すが、記号は上記の外、ωは射出半画角(°)、E.
P.はアイポイント(mm)、mはファインダー倍率、
r1、r2 …は各レンズ面の曲率半径(mm)、d1 、
d2 …は各レンズ面間の間隔(mm)、nd1、nd2…は
各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのア
ッベ数である。なお、非球面形状は、光軸上光の進行方
向をx、光軸に直交する方向をyとしたとき、次の式で
表される。 x=(y2 /r)/[1+{1−P(y/r)2 }1/2 ] +A4y4 +A6y6 +A8y8 +A10 y10 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6、
A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面
係数である。
。
。
。
。
。
。
端での収差図をそれぞれ図7〜図9に示す。各収差図に
おいて、(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)
は歪曲収差を示す。図7〜図9と同様な実施例2の収差
図を図10〜図12に、実施例3の収差図を図13〜図
15に、実施例4の収差図を図16〜図18に、実施例
5の収差図を図19〜図21に、実施例6の収差図を図
22〜図24にそれぞれ示す。
(3)に対応する値を次の表に示す。 。
の例としては、実施例1、2、4については、図25
(a)に示すように、ダハミラーaとペンタプリズムb
の組み合わせによる構成、又は、図25(c)に示すよ
うに、2つのプリズムe、fからなるポロプリズムの何
れでもよい。なお、同図(a)のダハミラーaの代わり
にダハプリズムを用いてもよい。さらに、同図(c)の
プリズムe、fはミラーを用いて構成してもよい。これ
らの像反転光学系の特徴は、同図(a)の場合は、像面
cがダハミラーaとペンタプリズムbの間に形成され、
同図(c)の場合は、像面が2つのプリズムe、fの間
に設けられた視野枠gの上に形成されることである。実
施例3、5、6については、像反転光学系は一体形成さ
れた1つのプリズムなので、図25(b)に示すような
ポロプリズムdが用いられる。
によれば、比較的簡単な構成で、変倍比の大きい、小型
で、しかも収差性能の良い実像式変倍ファインダーを得
ることができる。
広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の断面図
である。
す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
屈折力を有する第4群で構成され、前記各群は1枚のレ
ンズからなり、前記各群の群間隔を変化させて変倍を行
い、以下の条件式を満足することを特徴とする実像式変
倍ファインダー。1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 f 2 :第2群の焦点距離、 m T :望遠端におけるファインダー倍率 である。 - 【請求項2】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
屈折力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を
変化させて変倍を行い、以下の条件式を満足することを
特徴とする実像式変倍ファインダー。1.35<|f1
/f2 |×mT <2.4 ・・・(1)
ただし、f1 :第1群の焦点距離、 f2 :第2群の焦点距離、 mT :望遠端におけるファインダー倍率 である。 - 【請求項3】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する単レンズからな
る第1群、2枚のレンズからなり全体として正の屈折力
を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折
力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を変化
させて変倍を行い、以下の条件式を満足することを特徴
とする実像式変倍ファインダー。1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 f 2 :第2群の焦点距離、 m T :望遠端におけるファインダー倍率 である。 - 【請求項4】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
屈折力を有する第4群で構成され、変倍の際、前記4つ
の群の中の3つの群が可動であり、以下の条件式を満足
することを特徴とする実像式変倍ファインダー。1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 f 2 :第2群の焦点距離、 m T :望遠端におけるファインダー倍率 である。 - 【請求項5】 前記第1群乃至第4群の各群は、レンズ
1枚乃至2枚で構成されていることを特徴とする請求項
2又は4記載の実像式変倍ファインダー。 - 【請求項6】 前記第1群又は第2群の少なくとも1面
が非球面であることを特徴とする請求項1から4の何れ
か1項記載の実像式変倍ファインダー。 - 【請求項7】 前記第2群が以下の条件式(2)を満足
することを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載
の実像式変倍ファインダー。 0.2<f2 /fT <0.64 ・・・(2) ただし、f2 :第2群の焦点距離、 fT :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。 - 【請求項8】 前記第2群は2枚以上のレンズで構成さ
れていることを特徴とする請求項5記載の実像式変倍フ
ァインダー。 - 【請求項9】 前記第3群が以下の条件式(3)を満足
することを特徴とする請求項7記載の実像式変倍ファイ
ンダー。 0<|f3 /fT |<1 ・・・(3) ただし、f3 :第3群の焦点距離、である。 - 【請求項10】 前記第4群が像反転プリズムと一体で
あることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載
の実像式変倍ファインダー。 - 【請求項11】 物体側から順に、正の屈折力を有する
対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
屈折力を有する第4群で構成され、前記各群は1枚のレ
ンズからなり、前記各群の群間隔を変化させて変倍を行
い、前記第4群が単レンズで構成され、以下の条件式
(2)を満足することを特徴とする実像式変倍ファイン
ダー。 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 2 :第2群の焦点距離、 f T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。 - 【請求項12】 物体側から順に、正の屈折力を有する
対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
屈折力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を
変化させて変倍を行い、前記第4群が単レンズで構成さ
れ、以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴
とする実像式変倍ファインダー。 1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 f 2 :第2群の焦点距離、 m T :望遠端におけるファインダー倍率 f T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。 - 【請求項13】 物体側から順に、正の屈折力を有する
対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する単レンズからな
る第1群、2枚のレンズからなり全体として正の屈折力
を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折
力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を変化
させて変倍を行い、前記第4群が単レンズで構成され、
以下の条件式(2)を満足することを特徴とする実像式
変倍ファインダー。 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 2 :第2群の焦点距離、 f T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。 - 【請求項14】 物体側から順に、正の屈折力を有する
対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
屈折力を有する第4群で構成され、変倍の際、前記4つ
の群の中の3つの群が可動であり、前記第4群が単レン
ズで構成され、以下の条件式(2)を満足することを特
徴とする実像式変倍ファインダー。 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 2 :第2群の焦点距離、 f T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
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