JP3506796B2 - 実像式変倍ファインダー - Google Patents

実像式変倍ファインダー

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JP3506796B2
JP3506796B2 JP05444695A JP5444695A JP3506796B2 JP 3506796 B2 JP3506796 B2 JP 3506796B2 JP 05444695 A JP05444695 A JP 05444695A JP 5444695 A JP5444695 A JP 5444695A JP 3506796 B2 JP3506796 B2 JP 3506796B2
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高頭英泰
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/144Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only
    • G02B15/1445Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being negative
    • G02B15/144511Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective having four groups only the first group being negative arranged -+-+

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズシャッターカメ
ラやスチルビデオカメラに用いられる実像式変倍ファイ
ンダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、レンズシャッター式カメラのよ
うに、撮影光学系とは別にファインダー光学系を用いる
場合、虚像式ファインダーが広く知られている。しか
し、虚像式ファインダーでは、変倍比が大きくなると前
玉径が大きくなってしまい、さらに、このタイプのファ
インダー光学系は視野枠の見えが不明瞭であるといった
問題を生じる。これに対して、実像式ファインダーは、
入射瞳を前方に配することができるため、前玉径を小さ
くすることができる。また、対物レンズによって結像さ
れた像を接眼レンズで観察するので、上記虚像式ファイ
ンダーの欠点はおおむね解消され、視野枠の見えの良い
ファインダーが実現される。
【0003】現在、変倍機能の付いたレンズシャッター
式カメラの多くはこの実像式ファインダー光学系を採用
している。また、近年では、その変倍比が大きくなって
きている。
【0004】従来より、2倍程度の変倍比を持つファイ
ンダーとして2群ズームタイプ、又は、3群ズームタイ
プのものが提案されている。しかし、変倍比を大きくし
ていくと、レンズの変倍作用が大きくなるため、各群の
屈折力が強くなってしまう。特に、変倍を行う群の屈折
力が特に強くなる。こうなると、ズーミングの際の収差
変動が大きくなり、変倍を行う群での収差発生量は特に
大きくなる。2群、3群ズームタイプのものでは群数が
少ないため、屈折力が強くなった群で発生した収差の補
正が困難であった。これらの問題は、ズーム群数を4群
とし、変倍作用と収差補正の効果をうまく各レンズ群に
分散させることによっておおむね解消される。さらに、
この4群ズームタイプの中、第1群を負レンズで構成す
ると対物レンズのバックフォーカスが長くとれるため、
対物レンズ系内に像反転部材の一部を有する場合には、
非常に有利となる。
【0005】実際、2倍以上の変倍比を持たせたものと
して、対物レンズの群構成が負、正、負、正の4群ズー
ムタイプのものが、特開平3−4217号、特開平4−
179908号、特開平6−109974号、特開平6
−118303号等に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この中、特開平3−4
217号に記載のものは、変倍比が2.75倍と比較的
高変倍であるが、対物レンズのレンズ枚数が多く、大型
化を招いている。また、特開平4−179908号、特
開平6−109974号、特開平6−118303号に
記載のものは、レンズ枚数が少なく小型化にはなってい
るが、変倍比は2倍と物足りない。
【0007】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、変倍比が3倍以
上と高変倍でありながら、対物レンズの全長が短く、さ
らに、収差も良好に補正された見えの良い実像式変倍フ
ァインダーを提供することである。
【0008】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明の実像式変倍ファインダーは、物体側から順に、
正の屈折力を有する対物レンズと、該対物レンズによっ
て結像する像の上下左右を反転させる像反転光学系と、
正の屈折力を有する接眼レンズとからなる実像式変倍フ
ァインダーにおいて、前記対物レンズは、負の屈折力を
有する第1群、正の屈折力を有する第2群、負の屈折力
を有する第3群、正の屈折力を有する第4群で構成さ
れ、前記各群は1枚のレンズからなり、前記各群の群間
隔を変化させて変倍を行うことを特徴とするものであ
る。
【0009】第2の発明の実像式変倍ファインダーは、
物体側から順に、正の屈折力を有する対物レンズと、該
対物レンズによって結像する像の上下左右を反転させる
像反転光学系と、正の屈折力を有する接眼レンズとから
なる実像式変倍ファインダーにおいて、前記対物レンズ
は、負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第
2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する
第4群で構成され、前記各群の群間隔を変化させて変倍
を行い、以下の条件式を満足することを特徴とするもの
である。 1.35<|f1 /f2 |×mT <2.4 ・・・(1) ただし、f1 :第1群の焦点距離、 f2 :第2群の焦点距離、 mT :望遠端におけるファインダー倍率 である。
【0010】第3の発明の実像式変倍ファインダーは、
物体側から順に、正の屈折力を有する対物レンズと、該
対物レンズによって結像する像の上下左右を反転させる
像反転光学系と、正の屈折力を有する接眼レンズとから
なる実像式変倍ファインダーにおいて、前記対物レンズ
は、負の屈折力を有する単レンズからなる第1群、2枚
のレンズからなり全体として正の屈折力を有する第2
群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する第
4群で構成され、前記各群の群間隔を変化させて変倍を
行うことを特徴とするものである。
【0011】第4の発明の実像式変倍ファインダーは、
物体側から順に、正の屈折力を有する対物レンズと、該
対物レンズによって結像する像の上下左右を反転させる
像反転光学系と、正の屈折力を有する接眼レンズとから
なる実像式変倍ファインダーにおいて、前記対物レンズ
は、負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第
2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折力を有する
第4群で構成され、変倍の際、前記4つの群の中の3つ
の群が可動であることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】以下、本発明において上記の構成をとった理由
のその作用について説明する。本発明のように、高変倍
比を持つ実像式ファインダーでは、以上のように、対物
レンズが負、正、負、正の4群ズームタイプとすること
が望まれる。
【0013】一般に、ファインダーの変倍比が大きくな
ってくると、変倍作用を持つレンズ群に強い屈折力を持
たせなければならず、そこでの収差発生量が大きくな
る。このような高変倍のファインダーを2群又は3群で
構成しようとすると、変倍を行う群で発生した収差を他
の群で補正し切れなくなる。しかし、本発明のように、
ズーム群を4群で構成すると、変倍を行う群以外の群で
の収差補正が十分に可能となるため、諸収差が良好に補
正され、しかも、変倍の際の収差変動も小さく、全変倍
域において見えの良いファインダーが得られる。
【0014】また、各群は、レンズ1枚乃至2枚と比較
的簡単な構成であるため、対物レンズ系の全長を短く抑
えることができる。
【0015】しかしながら、高変倍の実像式ファインダ
ーでは、変倍比が大きくなるにつれ望遠端のコマ収差の
補正が難しくなってくる。そこで、対物レンズの第1群
又は第2群の少なくとも1面を非球面とするとよい。
【0016】このような構成にすると、球面収差とコマ
収差の発生が抑えられる。望遠端では、第1群と第2群
の群間隔が狭く、第1群、第2群のどの面を非球面にし
ても同じような効果が得られ、特に、この望遠端でのコ
マ収差補正には有効である。また、広角端での画角を広
くとり、対物レンズの全長を短くすると、第1群での屈
折力が強くなり、諸収差の悪化を招く。しかし、非球面
を導入し、かつ、第1群の第1レンズにそれを用いれ
ば、広角端での軸外の光線を補正できる。このように、
非球面の効果をうまく用いれば、例えば、第1群を屈折
力の強いレンズ1枚で構成しても、性能の良いファイン
ダーが得られる。
【0017】また、第2の発明のように、以下の条件式
を満足することによっても、うまく屈折力と収差補正の
バランスをとることができるため、第1群の屈折力をあ
る程度抑え、諸収差を良好にすることができる上、広画
角で、対物レンズの全長の短い、高変倍のファインダー
が実現される。 1.35<|f1 /f2 |×mT <2.4 ・・・(1) ただし、f1 :第1群の焦点距離、 f2 :第2群の焦点距離、 mT :望遠端におけるファインダー倍率 である。
【0018】条件式(1)の下限の1.35を越える
と、第1群の屈折力が強くなるため、この群での収差発
生量が大きくなり、他の面で補正し切れなくなる。ま
た、条件式(1)の上限の2.4を越えると、広角端で
広画角を維持し、対物レンズの全長を抑えることができ
なくなる。
【0019】本発明の対物レンズは、変倍の際、主に第
2群が変倍作用を持ち、第3群で視度補正を行ってい
る。このとき、第2群は変倍比が大きくなるにつれて屈
折力が強くなり、収差発生量が大きくなる。そこで、以
下の条件式(2)を満足することが望ましい。 0.2<f2 /fT <0.64 ・・・(2) ただし、f2 :第2群の焦点距離、 fT :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
【0020】条件式(2)の上限の0.64を越える
と、第2群の屈折力が弱くなりすぎ、高変倍のファイン
ダーが実現し得なくなる。また、下限の0.2を越える
と、屈折力が強くなりすぎ、第2群での収差発生量が過
大となる。特に、レンズ周辺部では光線が強く曲げられ
るため、広角端での画面周辺におけるコマ収差、望遠端
における高次の球面収差の発生量が大きくなる。
【0021】また、ある程度の屈折力を付けたまま収差
を良くするためには、屈折力を分散させるため、第2群
を2枚以上のレンズで構成としてもよい。第2群を2枚
以上のレンズで構成することによって、レンズ1枚の屈
折力は弱くさせて収差発生量を小さくできる上、第2群
全体としては強い屈折力を持たせられるため、高変倍の
ファインダーを実現しやすくなる。
【0022】以下の条件式(3)は第3群の屈折力を規
定するものである。 0<|f3 /fT |<1 ・・・(3) ただし、f3 :第3群の焦点距離、 である。
【0023】この条件式(3)は、歪曲収差と非点収差
の補正に効いている。条件式(3)の上限の1を越える
と、歪曲収差が広角端でアンダー側に、望遠端ではオー
バー側に大きくなるので好ましくない。また、非点収差
に関しては、条件式(3)の上限の1を越えるとアンダ
ー側に出るため、像面湾曲が大きくその補正が困難とな
る。
【0024】本発明では、対物レンズの各群が像の上下
左右を反転させる像反転プリズム等を含んだ構成として
も、含んでいない構成としてもよい。このようなプリズ
ムを含んだ構成にした場合、プリズムを含まないときの
空気間隔がプリズムに置き換わったことになるので、そ
の分の光路長を長くとることができる。例えば、第4群
がプリズムと一体になった構成だと、対物レンズのバッ
クフォーカスが長くとれるため、複数の反射面を入れる
には有利である。
【0025】また、プリズムを含まない構成にすると、
各群全てが移動可能となるため、特に高変倍の対物レン
ズの場合、変倍作用や視度補正の作用が行いやすくな
る。また、第4群が単レンズで構成されている場合、プ
リズムと一体構成となっている場合に比べて、レンズの
屈折面が1面増えるため、収差補正のための自由度が増
し、より性能の良いファインダーが得られる。さらに、
バックフォーカスをより長くしたいときには、第4群の
後にレンズ作用を持たないプリズムを置くことによって
達成される。しかし、この場合、第4群がプリズムと一
体となっているものに比べて部品点数が多くなってしま
うが、性能の面では有利である。
【0026】また、本発明の対物レンズは、変倍の際に
は、第1群、第2群間隔、第2群、第3群間隔、第3
群、第4群間隔を変化させて、4つの群の中、少なくと
も2つの群が動くことによって変倍と視度補正を行って
いる。
【0027】また、第4の発明では、4つの群の中の3
つの群を可動としているため、2つの群が移動する場合
に比べて、変倍の際の収差変動がうまく吸収できるた
め、高変倍を実現しやすくなる。
【0028】
【実施例】以下に、本発明の実像式変倍ファインダーの
実施例1〜6について説明する。各実施例の数値データ
は後記するが、図1は本発明の実施例1の広角端
(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の断面図であ
る。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正の第2レ
ンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4レンズ群
4 からなり、各レンズ群は1枚構成で、第1群G1
両凹レンズL1 、第2群G2 は両凸レンズL2 、第3群
3 は物体側に凸の負メニスカスレンズL3 からなり、
第4群G4 はプリズムP1 と一体形成となっており、そ
の入射面r7 がレンズの作用を持っている。対物レンズ
による像は第2プリズムP2 の入射面近傍に結像し、P
2 の入射面r9 はフィールドレンズの役割をしている。
ズーミングは、第2群G2 と第3群G3 を動かすことに
よって行い、第1群G1 と第4群G4は固定されてい
る。接眼レンズはL4 である。非球面は、L1 、L2
3 、P1 の物体側の面、L4 の像側の面の計5面に用
いられている。
【0029】図2は本発明の実施例2の図1と同様な断
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、第1群G1 、第3群G3 、第4
群G4 がそれぞれ1枚のレンズから、第2群G2 が2枚
のレンズで構成されており、第1群G1 は両凹レンズL
1 、第2群G2 は2枚の両凸レンズL2 とL3 、第3群
3 は物体側に凸の負メニスカスレンズL4 からなり、
第4群G4 はプリズムP1 と一体形となっており、その
入射面r9 がレンズの作用を持っている。対物レンズに
よる像は、第2プリズムP2 の入射面r11近傍に結像
し、P2 の入射面r11はフィールドレンズの役割をして
いる。ズーミングは、第2群G2 と第3群G3 を動かす
ことによって行い、第1群G1 と第4群G4 は固定され
ている。接眼レンズはL5 である。非球面は、L1 、L
2 、L4 、P1 の物体側の面、L5 の像側の面の計5面
に用いられている。
【0030】図3は本発明の実施例3の図1と同様な断
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、第1群G1 は2枚のレンズ、第
2群G2 、第3群G3 、第4群G4 は1枚のレンズで構
成されており、第1群G1 は物体側に凸の2枚の負メニ
スカスレンズL1 とL2 、第2群G2 は両凸レンズ
3 、第3群G3 は両凹レンズL4 、第4群G4 は両凸
レンズL5 からなり、対物レンズによる像は、第1プリ
ズムP1 の入射面近傍に結像し、P1 の入射面r11はフ
ィールドレンズの役割をしている。ズーミングは、第2
群G2 と第3群G3 を動かすことによって行い、第1群
1 と第4群G4 は固定されている。接眼レンズはL6
である。非球面は、L1 、L2 、L6 の像側の面、
3 、L4 の物体側の面の計5面に用いられている。
【0031】図4は本発明の実施例4の図1と同様な断
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、各群は1枚のレンズで構成され
ており、第1群G1 は両凹レンズL1 、第2群G2 は両
凸レンズL2 、第3群G3 は物体側に凸の負メニスカス
レンズL3 、第4群G4 は物体側に凸の正メニスカスレ
ンズL4 からなっている。第4群G4 の後には、レンズ
作用を持たない像反転のためのプリズムP1 が位置して
いる。対物レンズによる像は、第2プリズムP2 の入射
面近傍に結像し、P2 の入射面r11はフィールドレンズ
の役割をしている。ズーミングは、第2群G2 、第3群
3 、第4群G4 を動かして行われ、第1群G1 は固定
されている。接眼レンズはL5 である。非球面は、
1 、L2 、L3 、L4 の物体側の面、L5 の像側の面
の計5面に用いられている。
【0032】図5は本発明の実施例5の図1と同様な断
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、各群は1枚のレンズで構成され
ており、第1群G1 は物体側に凹の負メニスカスレンズ
1 、第2群G2 は両凸レンズL2 、第3群G3 は両凹
レンズL3 、第4群G4 は両凸レンズL4 からなってい
る。対物レンズによる像は、第1プリズムP1 の入射面
近傍に結像し、P1 の入射面r9 はフィールドレンズの
役割をしている。ズーミングは、第2群G2 と第3群G
3 を動かすことによって行い、第1群G1 と第4群G4
は固定されている。接眼レンズはL5 である。非球面
は、L1 、L2 、L3 の物体側の面、L4 、L5 の像側
の面の計5面に用いられている。
【0033】図6は本発明の実施例6の図1と同様な断
面図である。対物レンズは、負の第1レンズ群G1 、正
の第2レンズ群G2 、負の第3レンズ群G3 、正の第4
レンズ群G4 からなり、第1群G1 、第3群G3 、第4
群G4 がそれぞれ1枚のレンズから、第2群G2 が2枚
のレンズで構成されており、第1群G1 は両凹レンズL
1 、第2群G2 は2枚の両凸レンズL2 とL3 、第3群
3 は両凹レンズL4、第4群G4 は両凸レンズL4
らなっている。対物レンズによる像は、第1プリズムP
1 の入射面近傍に結像し、P1 の入射面r11はフィール
ドレンズの役割をしている。ズーミングは、第2群G2
と第3群G3 を動かすことによって行い、第1群G1
第4群G4 は固定されている。接眼レンズはL6 であ
る。非球面は、L1 、L2 の物体側の面、L3 、L4
6 の像側の面の計5面に用いられている。
【0034】以下に、上記実施例1〜6の数値データを
示すが、記号は上記の外、ωは射出半画角(°)、E.
P.はアイポイント(mm)、mはファインダー倍率、
1、r2 …は各レンズ面の曲率半径(mm)、d1
2 …は各レンズ面間の間隔(mm)、nd1、nd2…は
各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのア
ッベ数である。なお、非球面形状は、光軸上光の進行方
向をx、光軸に直交する方向をyとしたとき、次の式で
表される。 x=(y2 /r)/[1+{1−P(y/r)2 1/2 ] +A44 +A66 +A88 +A10 10 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6
A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面
係数である。
【0035】実施例1 ω=26〜17.3〜 8.7°,E.P.=18.5 ,m= 0.4〜1.2 r1 = -22.041(非球面) d1 = 1 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 16.124 d2 = (可変) r3 = 8.28 (非球面) d3 = 3.86 nd2 =1.52542 νd2 =55.78 r4 = -11.116 d4 = (可変) r5 = 17.485(非球面) d5 = 1 nd3 =1.58423 νd3 =30.49 r6 = 7.104 d6 = (可変) r7 = 14.85 (非球面) d7 = 14 nd4 =1.52542 νd4 =55.78 r8 = ∞ d8 = 1 r9 = 13.146 d9 = 29.5 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r10= ∞ d10= 1.25 r11= 14.857 d11= 2.2 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r12= -42.24 (非球面) 非球面係数 第1面 P = 1 A4 = 0.24707×10-3 A6 =-0.27623×10-4 A8 = 0.18475×10-5 A10=-0.52885×10-7 第3面 P = 1 A4 =-0.66779×10-3 A6 = 0.12628×10-4 A8 =-0.10052×10-5 A10= 0.27947×10-7 第5面 P = 1 A4 =-0.14709×10-3 A6 =-0.27763×10-5 A8 =-0.38184×10-6 A10= 0 第7面 P = 1 A4 =-0.26235×10-3 A6 = 0.49323×10-4 A8 =-0.20084×10-5 A10= 0 第12面 P = 1 A4 = 0.63147×10-4 A6 = 0.74991×10-7 A8 = 0.12626×10-7 A10=-0.20455×10-9
【0036】実施例2 ω=25.1〜16.1〜 7.2°,E.P.=18.5 ,m= 0.4〜1.4 r1 = -10.388(非球面) d1 = 1 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 14.199 d2 = (可変) r3 = 15.467(非球面) d3 = 2.75 nd2 =1.52542 νd2 =55.78 r4 = -11.766 d4 = 0.79 r5 = 10.828 d5 = 3.15 nd3 =1.58423 νd3 =30.49 r6 = -16.052 d6 = (可変) r7 = 17.748(非球面) d7 = 1 nd4 =1.52542 νd4 =55.78 r8 = 4.52 d8 = (可変) r9 = 80.406(非球面) d9 = 15.29 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r10= ∞ d10= 1 r11= 13.146 d11= 29.5 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r12= ∞ d12= 1.25 r13= 14.857 d13= 2.2 nd7 =1.52542 νd7 =55.78 r14= -42.24 (非球面) 非球面係数 第1面 P = 1 A4 = 0.58479×10-3 A6 =-0.40529×10-4 A8 = 0.36668×10-5 A10=-0.1191 ×10-6 第3面 P = 1 A4 =-0.74546×10-3 A6 = 0.18434×10-4 A8 =-0.10038×10-5 A10= 0.21474×10-7 第7面 P = 1 A4 = 0.79196×10-4 A6 = 0.5395 ×10-5 A8 =-0.60921×10-6 A10= 0.26508×10-7 第9面 P = 1 A4 =-0.13704×10-3 A6 = 0.11275×10-3 A8 =-0.10214×10-4 A10= 0.35211×10-6 第14面 P = 1 A4 = 0.63147×10-4 A6 = 0.74991×10-7 A8 = 0.12626×10-7 A10=-0.20455×10-9
【0037】実施例3 ω=26〜17.3〜 7.4°,E.P.=18.5 ,m= 0.4〜1.4 r1 = 31.136 d1 = 1 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 20.519(非球面) d2 = 1.51 r3 = 52.297 d3 = 1 nd2 =1.58423 νd2 =30.49 r4 = 6.928(非球面) d4 = (可変) r5 = 7.312(非球面) d5 = 3.64 nd3 =1.52542 νd3 =55.78 r6 = -9.723 d6 = (可変) r7 = -37.525(非球面) d7 = 0.99 nd4 =1.58423 νd4 =30.49 r8 = 7.156 d8 = (可変) r9 = 16.678 d9 = 1.96 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r10= -15.735 d10= 14 r11= 13.146 d11= 29.5 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r12= ∞ d12= 1.25 r13= 14.857 d13= 2.2 nd7 =1.52542 νd7 =55.78 r14= -42.24 (非球面) 非球面係数 第2面 P = 1 A4 = 0.36313×10-3 A6 = 0.11097×10-4 A8 = 0.23735×10-6 A10= 0 第4面 P = 1 A4 =-0.93547×10-3 A6 =-0.20921×10-4 A8 = 0.32443×10-7 A10= 0 第5面 P = 1 A4 =-0.83901×10-3 A6 =-0.59683×10-5 A8 =-0.14057×10-6 A10= 0.20676×10-8 第7面 P = 1 A4 = 0.29147×10-5 A6 = 0.36996×10-5 A8 =-0.69614×10-6 A10= 0 第14面 P = 1 A4 = 0.63147×10-4 A6 = 0.74991×10-7 A8 = 0.12626×10-7 A10=-0.20455×10-9
【0038】実施例4 ω=26〜17.3〜 7.4°,E.P.=18.5 ,m= 0.4〜1.4 r1 = -36.226(非球面) d1 = 1 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 9.374 d2 = (可変) r3 = 5.936(非球面) d3 = 4.15 nd2 =1.52542 νd2 =55.78 r4 = -10.801 d4 = (可変) r5 = 17.529(非球面) d5 = 1 nd3 =1.58423 νd3 =30.49 r6 = 5.196 d6 = (可変) r7 = 5.914(非球面) d7 = 1.23 nd4 =1.52542 νd4 =55.78 r8 = 6.907 d8 = (可変) r9 = ∞ d9 = 13.5 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r10= ∞ d10= 1 r11= 13.146 d11= 29.5 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r12= ∞ d12= 1.25 r13= 14.857 d13= 2.2 nd7 =1.52542 νd7 =55.78 r14= -42.24 (非球面) 非球面係数 第1面 P = 1 A4 =-0.76816×10-5 A6 =-0.1938 ×10-4 A8 = 0.25926×10-5 A10=-0.10536×10-6 第3面 P = 1 A4 =-0.74945×10-3 A6 =-0.98716×10-5 A8 =-0.59624×10-6 A10= 0.72904×10-8 第5面 P = 1 A4 =-0.93827×10-3 A6 =-0.28038×10-5 A8 = 0.13164×10-510= 0 第7面 P = 1 A4 = 0.30441×10-3 A6 =-0.21674×10-4 A8 = 0.184 ×10-6 A10= 0 第14面 P = 1 A4 = 0.63147×10-4 A6 = 0.74991×10-7 A8 = 0.12626×10-7 A10=-0.20455×10-9
【0039】実施例5 ω=27.4〜20.4〜13.3°,E.P.=16.5 ,m=0.37〜0.76 r1 = -7.874(非球面) d1 = 1 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = -185.034 d2 = (可変) r3 = 15.217(非球面) d3 = 5.04 nd2 =1.49241 νd2 =57.66 r4 = -6.5257 d4 = (可変) r5 = -5.618(非球面) d5 = 1 nd3 =1.49241 νd3 =57.66 r6 = 8.275 d6 = (可変) r7 = 6.758 d7 = 1.93 nd4 =1.49241 νd4 =57.66 r8 = -7.23 (非球面) d8 = 14 r9 = 9.044 d9 = 29.5 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r10= ∞ d10= 1.5 r11= 12.2 d11= 2.1 nd6 =1.49241 νd6 =57.66 r12= -69.944(非球面) 非球面係数 第1面 P = 1 A4 = 0.11241×10-2 A6 =-0.28423×10-4 A8 = 0.14734×10-5 A10=-0.34773×10-7 第3面 P = 1 A4 =-0.17877×10-2 A6 =-0.25309×10-5 A8 =-0.66392×10-6 A10= 0 第5面 P = 1 A4 = 0.18495×10-2 A6 =-0.1832 ×10-3 A8 = 0.87773×10-4 A10= 0 第8面P = 1 A4 = 0.10147×10-2 A6 = 0.29369×10-3 A8 =-0.33838×10-4 A10= 0 第12面 P = 1 A4 = 0.12938×10-3 A6 =-0.14813×10-5 A8 = 0.41663×10-7 A10= 0
【0040】実施例6 ω=25.1〜16.1〜 7.2°,E.P.=18.6 ,m= 0.4〜1.4 r1 = -9.063(非球面) d1 = 1 nd1 =1.58423 νd1 =30.49 r2 = 12.526 d2 = (可変) r3 = 10.216(非球面) d3 = 3.2 nd2 =1.52542 νd2 =55.78 r4 = -11.986 d4 = 0.8 r5 = 21.096 d5 = 2.31 nd3 =1.52542 νd3 =55.78 r6 = -15.568(非球面) d6 = (可変) r7 = -19.001 d7 = 1 nd4 =1.58423 νd4 =30.49 r8 = 6.416(非球面) d8 = (可変) r9 = 21.74 d9 = 1.89 nd5 =1.52542 νd5 =55.78 r10= 16.491 d10= 13.5 r11= 14.004 d11= 29.5 nd6 =1.52542 νd6 =55.78 r12= ∞ d12= 1.1 r13= 19.488 d13= 2.1 nd7 =1.52542 νd7 =55.78 r14= -24.966(非球面) 非球面係数 第1面 P = 3.8427 A4 = 0.10679×10-2 A6 =-0.47304×10-6 A8 = 0.74103×10-6 A10= 0.50363×10-7 第3面 P = 0.6951 A4 =-0.73111×10-3 A6 = 0.24091×10-4 A8 =-0.15714×10-5 A10= 0.33787×10-7 第6面 P = 2.1661 A4 = 0.12261×10-3 A6 =-0.17182×10-5 A8 =-0.32823×10-6 A10= 0.90569×10-8 第8面 P = 0.1756 A4 =-0.81369×10-4 A6 = 0.6473 ×10-4 A8 =-0.13979×10-4 A10= 0.88415×10-6 第14面 P = 1.7564 A4 = 0.35714×10-4 A6 = 0.19063×10-5 A8 =-0.67149×10-7 A10= 0.93791×10-9
【0041】以上の実施例1の広角端、中間状態、望遠
端での収差図をそれぞれ図7〜図9に示す。各収差図に
おいて、(a)は球面収差、(b)は非点収差、(c)
は歪曲収差を示す。図7〜図9と同様な実施例2の収差
図を図10〜図12に、実施例3の収差図を図13〜図
15に、実施例4の収差図を図16〜図18に、実施例
5の収差図を図19〜図21に、実施例6の収差図を図
22〜図24にそれぞれ示す。
【0042】なお、実施例1〜6の前記条件式(1)〜
(3)に対応する値を次の表に示す。
【0043】ところで、各実施例に用いる像反転光学系
の例としては、実施例1、2、4については、図25
(a)に示すように、ダハミラーaとペンタプリズムb
の組み合わせによる構成、又は、図25(c)に示すよ
うに、2つのプリズムe、fからなるポロプリズムの何
れでもよい。なお、同図(a)のダハミラーaの代わり
にダハプリズムを用いてもよい。さらに、同図(c)の
プリズムe、fはミラーを用いて構成してもよい。これ
らの像反転光学系の特徴は、同図(a)の場合は、像面
cがダハミラーaとペンタプリズムbの間に形成され、
同図(c)の場合は、像面が2つのプリズムe、fの間
に設けられた視野枠gの上に形成されることである。実
施例3、5、6については、像反転光学系は一体形成さ
れた1つのプリズムなので、図25(b)に示すような
ポロプリズムdが用いられる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、比較的簡単な構成で、変倍比の大きい、小型
で、しかも収差性能の良い実像式変倍ファインダーを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の実像式変倍ファインダーの
広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の断面図
である。
【図2】実施例2の図1と同様な断面図である。
【図3】実施例3の図1と同様な断面図である。
【図4】実施例4の図1と同様な断面図である。
【図5】実施例5の図1と同様な断面図である。
【図6】実施例6の図1と同様な断面図である。
【図7】実施例1の広角端での収差図である。
【図8】実施例1の中間状態での収差図である。
【図9】実施例1の望遠端での収差図である。
【図10】実施例2の広角端での収差図である。
【図11】実施例2の中間状態での収差図である。
【図12】実施例2の望遠端での収差図である。
【図13】実施例3の広角端での収差図である。
【図14】実施例3の中間状態での収差図である。
【図15】実施例3の望遠端での収差図である。
【図16】実施例4の広角端での収差図である。
【図17】実施例4の中間状態での収差図である。
【図18】実施例4の望遠端での収差図である。
【図19】実施例5の広角端での収差図である。
【図20】実施例5の中間状態での収差図である。
【図21】実施例5の望遠端での収差図である。
【図22】実施例6の広角端での収差図である。
【図23】実施例6の中間状態での収差図である。
【図24】実施例6の望遠端での収差図である。
【図25】各実施例に用いられる像反転光学系の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 …第1レンズ群 G2 …第2レンズ群 G3 …第3レンズ群 G4 …第4レンズ群 L1 〜L6 …レンズ P1 、P2 …プリズム a…ダハミラー b…ペンタプリズム d…ポロプリズム e、f…プリズム g…視野枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 15/16 G02B 25/00 G03B 13/02

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
    物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
    右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
    眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
    折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
    屈折力を有する第4群で構成され、前記各群は1枚のレ
    ンズからなり、前記各群の群間隔を変化させて変倍を行
    い、以下の条件式を満足することを特徴とする実像式変
    倍ファインダー。1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 2 :第2群の焦点距離、 T :望遠端におけるファインダー倍率 である。
  2. 【請求項2】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
    物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
    右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
    眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
    折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
    屈折力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を
    変化させて変倍を行い、以下の条件式を満足することを
    特徴とする実像式変倍ファインダー。1.35<|f1
    /f2 |×mT <2.4 ・・・(1)
    ただし、f1 :第1群の焦点距離、 f2 :第2群の焦点距離、 mT :望遠端におけるファインダー倍率 である。
  3. 【請求項3】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
    物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
    右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
    眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する単レンズからな
    る第1群、2枚のレンズからなり全体として正の屈折力
    を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折
    力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を変化
    させて変倍を行い、以下の条件式を満足することを特徴
    とする実像式変倍ファインダー。1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 2 :第2群の焦点距離、 T :望遠端におけるファインダー倍率 である。
  4. 【請求項4】 物体側から順に、正の屈折力を有する対
    物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下左
    右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する接
    眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおいて、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
    折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
    屈折力を有する第4群で構成され、変倍の際、前記4つ
    の群の中の3つの群が可動であり、以下の条件式を満足
    することを特徴とする実像式変倍ファインダー。1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 2 :第2群の焦点距離、 T :望遠端におけるファインダー倍率 である。
  5. 【請求項5】 前記第1群乃至第4群の各群は、レンズ
    1枚乃至2枚で構成されていることを特徴とする請求項
    2又は4記載の実像式変倍ファインダー。
  6. 【請求項6】 前記第1群又は第2群の少なくとも1面
    が非球面であることを特徴とする請求項1から4の何れ
    か1項記載の実像式変倍ファインダー。
  7. 【請求項7】 前記第2群が以下の条件式(2)を満足
    することを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載
    の実像式変倍ファインダー。 0.2<f2 /fT <0.64 ・・・(2) ただし、f2 :第2群の焦点距離、 fT :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
  8. 【請求項8】 前記第2群は2枚以上のレンズで構成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載の実像式変倍フ
    ァインダー。
  9. 【請求項9】 前記第3群が以下の条件式(3)を満足
    することを特徴とする請求項記載の実像式変倍ファイ
    ンダー。 0<|f3 /fT |<1 ・・・(3) ただし、f3 :第3群の焦点距離、である。
  10. 【請求項10】 前記第4群が像反転プリズムと一体で
    あることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載
    の実像式変倍ファインダー。
  11. 【請求項11】 物体側から順に、正の屈折力を有する
    対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
    左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
    接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
    て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
    折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
    屈折力を有する第4群で構成され、前記各群は1枚のレ
    ンズからなり、前記各群の群間隔を変化させて変倍を行
    い、前記第4群が単レンズで構成され、以下の条件式
    (2)を満足することを特徴とする実像式変倍ファイン
    ダー。 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 2 :第2群の焦点距離、 T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
  12. 【請求項12】 物体側から順に、正の屈折力を有する
    対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
    左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
    接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
    て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
    折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
    屈折力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を
    変化させて変倍を行い、前記第4群が単レンズで構成さ
    れ、以下の条件式(1)、(2)を満足することを特徴
    とする実像式変倍ファインダー。 1.35<|f 1 /f 2 |×m T <2.4 ・・・(1) 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 1 :第1群の焦点距離、 2 :第2群の焦点距離、 T :望遠端におけるファインダー倍率 T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
  13. 【請求項13】 物体側から順に、正の屈折力を有する
    対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
    左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
    接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
    て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する単レンズからな
    る第1群、2枚のレンズからなり全体として正の屈折力
    を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の屈折
    力を有する第4群で構成され、前記各群の群間隔を変化
    させて変倍を行い、前記第4群が単レンズで構成され、
    以下の条件式(2)を満足することを特徴とする実像式
    変倍ファインダー。 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 2 :第2群の焦点距離、 T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
  14. 【請求項14】 物体側から順に、正の屈折力を有する
    対物レンズと、該対物レンズによって結像する像の上下
    左右を反転させる像反転光学系と、正の屈折力を有する
    接眼レンズとからなる実像式変倍ファインダーにおい
    て、 前記対物レンズは、負の屈折力を有する第1群、正の屈
    折力を有する第2群、負の屈折力を有する第3群、正の
    屈折力を有する第4群で構成され、変倍の際、前記4つ
    の群の中の3つの群が可動であり、前記第4群が単レン
    ズで構成され、以下の条件式(2)を満足することを特
    徴とする実像式変倍ファインダー。 0.2<f 2 /f T <0.64 ・・・(2) ただし、f 2 :第2群の焦点距離、 T :対物レンズの望遠端での焦点距離、 である。
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