JPH0784184A - 実像式変倍ファインダー光学系 - Google Patents
実像式変倍ファインダー光学系Info
- Publication number
- JPH0784184A JPH0784184A JP23038193A JP23038193A JPH0784184A JP H0784184 A JPH0784184 A JP H0784184A JP 23038193 A JP23038193 A JP 23038193A JP 23038193 A JP23038193 A JP 23038193A JP H0784184 A JPH0784184 A JP H0784184A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- lens group
- image
- optical system
- magnification
- Prior art date
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- Pending
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- Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 広角端における画角が66度以上にも及ぶ広
角化や、変倍比が3以上になる高変倍比化を可能としな
がらも、簡単な装置でコンパクトな実像式変倍ファイン
ダー光学系を提供すること。 【構成】 本発明の装置は、負の屈折力を有する移動可
能な第一レンズ群5と、正の屈折力を有する移動可能な
第二レンズ群6と、変倍時に固定される負の屈折力を有
する第三レンズ群7とが、被写体側から順に配設されて
対物レンズ系1が構成され、又、対物レンズ系1の後方
の空間に2回反射のミラー19と2回反射のプリズム1
8とが配設され、対物レンズ系1による中間結像を正立
正像に変換する像正立正像系11を構成し、更に、入射
面が凸面でフィールドレンズとしての機能を有するプリ
ズム18がルーペレンズ14と共に接眼レンズ系2を構
成している。
角化や、変倍比が3以上になる高変倍比化を可能としな
がらも、簡単な装置でコンパクトな実像式変倍ファイン
ダー光学系を提供すること。 【構成】 本発明の装置は、負の屈折力を有する移動可
能な第一レンズ群5と、正の屈折力を有する移動可能な
第二レンズ群6と、変倍時に固定される負の屈折力を有
する第三レンズ群7とが、被写体側から順に配設されて
対物レンズ系1が構成され、又、対物レンズ系1の後方
の空間に2回反射のミラー19と2回反射のプリズム1
8とが配設され、対物レンズ系1による中間結像を正立
正像に変換する像正立正像系11を構成し、更に、入射
面が凸面でフィールドレンズとしての機能を有するプリ
ズム18がルーペレンズ14と共に接眼レンズ系2を構
成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩カメラ又はビデオ
カメラ等に用いられ、撮影用光学系とは別の光学系から
成る実像式変倍ファインダー光学系に関する。
カメラ等に用いられ、撮影用光学系とは別の光学系から
成る実像式変倍ファインダー光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レンズシャッター方式のコンパク
トカメラ等においては、高い変倍比や広角端の画角のよ
り広いズームレンズが求められており、それに伴ってフ
ァインダーにおいても高い変倍比や広視野のズームファ
インダーが必要とされている。この種のズームファイン
ダーとして、例えば、本発明と同一出願人により提案さ
れた特開平5−53054号公報に記載された装置等が
あり、これらは基本的に対物レンズ群をズーム化するこ
とによって連続的にファインダー倍率を可変にした実像
式の変倍ファインダーである。上記特開平5−5305
4号公報に記載のズームファインダーは、対物レンズ系
が負の屈折力を有する第一レンズ群と、正の屈折力を有
する第二レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時に位置が
固定される第三レンズ群とを備え、広角端における画角
(視野)が55度程度で変倍比が2倍程度或いは広角端
における画角が50度程度で変倍比が3倍程度の良好な
光学特性を有している。
トカメラ等においては、高い変倍比や広角端の画角のよ
り広いズームレンズが求められており、それに伴ってフ
ァインダーにおいても高い変倍比や広視野のズームファ
インダーが必要とされている。この種のズームファイン
ダーとして、例えば、本発明と同一出願人により提案さ
れた特開平5−53054号公報に記載された装置等が
あり、これらは基本的に対物レンズ群をズーム化するこ
とによって連続的にファインダー倍率を可変にした実像
式の変倍ファインダーである。上記特開平5−5305
4号公報に記載のズームファインダーは、対物レンズ系
が負の屈折力を有する第一レンズ群と、正の屈折力を有
する第二レンズ群と、負の屈折力を有し変倍時に位置が
固定される第三レンズ群とを備え、広角端における画角
(視野)が55度程度で変倍比が2倍程度或いは広角端
における画角が50度程度で変倍比が3倍程度の良好な
光学特性を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ズ
ームファインダー光学系において、更に変倍比を高くす
る場合、或いは広角端の画角を広げる等の場合には、特
に広角端での収差補正能力が不足し、全変倍域に亘って
良好な光学特性を維持することが困難となる。そこで、
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、広角
端における画角が66度以上に及ぶ広角化や、変倍比が
3倍以上となる高変倍比化を可能としながらも、簡単な
構成で且つコンパクトな実像式変倍ファインダー光学系
を提供することを目的としている。
ームファインダー光学系において、更に変倍比を高くす
る場合、或いは広角端の画角を広げる等の場合には、特
に広角端での収差補正能力が不足し、全変倍域に亘って
良好な光学特性を維持することが困難となる。そこで、
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、広角
端における画角が66度以上に及ぶ広角化や、変倍比が
3倍以上となる高変倍比化を可能としながらも、簡単な
構成で且つコンパクトな実像式変倍ファインダー光学系
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の実像式変倍ファインダー光学系は、被写体
側から順に、正の屈折力を有する対物レンズ系と、その
対物レンズ系による中間結像を正立正像にするための複
数の反射部材から成る像正立正像系と、正の屈折力を有
する接眼レンズ系とを備えた実像式変倍ファインダー光
学系において、前記対物レンズ系が、少なくとも二枚の
負レンズを含み全体として負の屈折力を有する第一レン
ズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の屈折
力を有する第三レンズ群とから成り、変倍時に前記第
一,第二レンズ群は光軸方向に移動可能であり、前記第
三レンズ群の位置は光軸方向に対して固定されているよ
うにしたことを特徴としている。
に、本発明の実像式変倍ファインダー光学系は、被写体
側から順に、正の屈折力を有する対物レンズ系と、その
対物レンズ系による中間結像を正立正像にするための複
数の反射部材から成る像正立正像系と、正の屈折力を有
する接眼レンズ系とを備えた実像式変倍ファインダー光
学系において、前記対物レンズ系が、少なくとも二枚の
負レンズを含み全体として負の屈折力を有する第一レン
ズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の屈折
力を有する第三レンズ群とから成り、変倍時に前記第
一,第二レンズ群は光軸方向に移動可能であり、前記第
三レンズ群の位置は光軸方向に対して固定されているよ
うにしたことを特徴としている。
【0005】
【作用】第一レンズ群及び第二レンズ群の屈折力を夫々
強化すると、特に低倍端付近でレトロフォーカスタイプ
が強調され、対物レンズ系の低倍端付近でのバックファ
ーカスを長くすることができる。又、変倍時の第一,第
二レンズ群の移動量を少なくすることもできるため、対
物レンズ系におけるバックフォーカスを除いた可動部分
の長さを短くすることができる。又、高倍端付近におい
ては、第一,第二レンズ群が近接し全体として正の屈折
力を有するようになるため、負の屈折力を有する第三レ
ンズ群を備えることによって、テレフォトタイプを構成
し、高倍率端付近での対物レンズ系の全長を短くするこ
とができる。
強化すると、特に低倍端付近でレトロフォーカスタイプ
が強調され、対物レンズ系の低倍端付近でのバックファ
ーカスを長くすることができる。又、変倍時の第一,第
二レンズ群の移動量を少なくすることもできるため、対
物レンズ系におけるバックフォーカスを除いた可動部分
の長さを短くすることができる。又、高倍端付近におい
ては、第一,第二レンズ群が近接し全体として正の屈折
力を有するようになるため、負の屈折力を有する第三レ
ンズ群を備えることによって、テレフォトタイプを構成
し、高倍率端付近での対物レンズ系の全長を短くするこ
とができる。
【0006】更に、全変倍域で対物レンズ系の全長を短
くするため、第二レンズ群の倍率β 2 が中間倍率付近で
|β2 |=1となることが好ましい。即ち、|β2 |=
1の状態で対物レンズ系の全長は最短となるため、|β
2 |=1となる状態を中間倍率付近に設定することで、
第一レンズ群の変倍時の移動距離に極値をもたせること
ができる。これにより、低倍端と高倍端とにおける対物
レンズ系の全長をほぼ一定にすることが可能になると同
時に、全変倍域での第一レンズ群の移動領域を最小にす
ることができるため、対物レンズ系のバックフォーカス
を除いた可動部分の長さをより縮小することができる。
くするため、第二レンズ群の倍率β 2 が中間倍率付近で
|β2 |=1となることが好ましい。即ち、|β2 |=
1の状態で対物レンズ系の全長は最短となるため、|β
2 |=1となる状態を中間倍率付近に設定することで、
第一レンズ群の変倍時の移動距離に極値をもたせること
ができる。これにより、低倍端と高倍端とにおける対物
レンズ系の全長をほぼ一定にすることが可能になると同
時に、全変倍域での第一レンズ群の移動領域を最小にす
ることができるため、対物レンズ系のバックフォーカス
を除いた可動部分の長さをより縮小することができる。
【0007】以下、上記原理に基づき、収差の発生を抑
えた良好な光学特性を有する変倍ファインダー光学系を
得るための条件を述べる。第一レンズ群の屈折力を強く
したまま変倍比を高くしたり、又、広角端の画角を広げ
たりすると、特に広角端付近でのコマ収差の補正能力が
不足するため、前記第一レンズ群中に少なくとも二枚の
負レンズを含ませ、それにより負の屈折力を分散させる
必要が生じる。この場合、前記第一レンズ群中の負レン
ズを夫々メニスカス形状とすることによって、負の屈折
力を無理なく分散させることができ、良好な光学特性が
得られる。又、第一レンズ群中の負レンズのうち一枚
は、最も被写体側に位置し、被写体側に凸面を向けたメ
ニスカス形状を有することが好ましい。これにより、特
に広角端付近でのコマ収差を良好に補正することができ
る。
えた良好な光学特性を有する変倍ファインダー光学系を
得るための条件を述べる。第一レンズ群の屈折力を強く
したまま変倍比を高くしたり、又、広角端の画角を広げ
たりすると、特に広角端付近でのコマ収差の補正能力が
不足するため、前記第一レンズ群中に少なくとも二枚の
負レンズを含ませ、それにより負の屈折力を分散させる
必要が生じる。この場合、前記第一レンズ群中の負レン
ズを夫々メニスカス形状とすることによって、負の屈折
力を無理なく分散させることができ、良好な光学特性が
得られる。又、第一レンズ群中の負レンズのうち一枚
は、最も被写体側に位置し、被写体側に凸面を向けたメ
ニスカス形状を有することが好ましい。これにより、特
に広角端付近でのコマ収差を良好に補正することができ
る。
【0008】第二レンズ群を一枚のレンズで構成する場
合には、非点収差の収差の補正が良好に行えるように、
前記レンズには厚肉の両凸レンズを用いることが好まし
い。この場合、次の条件式を満足することが好ましい。 0.1<|d2 /fT | ・・・・(1) 但し、d2 :第二レンズ群中の両凸レンズの肉厚 fT :対物レンズ系の高倍率時の焦点距離 である。尚、|d2 /fT |のとり得る値が上記条件式
(1)の下限を越えてしまうと、非点収差を良好に補正
できなくなる。
合には、非点収差の収差の補正が良好に行えるように、
前記レンズには厚肉の両凸レンズを用いることが好まし
い。この場合、次の条件式を満足することが好ましい。 0.1<|d2 /fT | ・・・・(1) 但し、d2 :第二レンズ群中の両凸レンズの肉厚 fT :対物レンズ系の高倍率時の焦点距離 である。尚、|d2 /fT |のとり得る値が上記条件式
(1)の下限を越えてしまうと、非点収差を良好に補正
できなくなる。
【0009】又、正の屈折力を有する第二レンズ群で球
面収差及び非点収差が大きくマイナス側に発生するた
め、第三レンズ群の負の屈折力を有するレンズ面でプラ
スの収差を発生させることによって、対物レンズ系全系
としては各収差をキャンセルして良好な光学特性が得ら
れる。しかし、第三レンズ群の屈折力を強化しすぎる
と、第二レンズ群の屈折力までも更に強くしなければな
らなくなり、その結果、収差発生量が大きくなってしま
い、補正が困難になる。そのため、第三レンズ群の屈折
力については次の条件式を満足することが好ましい。 0.7<|f3 /fT | ・・・・(2) 但し、f3 :第三レンズ群の焦点距離 fT :対物レンズ系の高倍率時の焦点距離 である。尚、|d2 /fT |のとり得る値が上記条件式
(2)の下限を越えると、球面収差及び非点収差が大き
くマイナス側へ傾き光学特性が劣化してしまう。
面収差及び非点収差が大きくマイナス側に発生するた
め、第三レンズ群の負の屈折力を有するレンズ面でプラ
スの収差を発生させることによって、対物レンズ系全系
としては各収差をキャンセルして良好な光学特性が得ら
れる。しかし、第三レンズ群の屈折力を強化しすぎる
と、第二レンズ群の屈折力までも更に強くしなければな
らなくなり、その結果、収差発生量が大きくなってしま
い、補正が困難になる。そのため、第三レンズ群の屈折
力については次の条件式を満足することが好ましい。 0.7<|f3 /fT | ・・・・(2) 但し、f3 :第三レンズ群の焦点距離 fT :対物レンズ系の高倍率時の焦点距離 である。尚、|d2 /fT |のとり得る値が上記条件式
(2)の下限を越えると、球面収差及び非点収差が大き
くマイナス側へ傾き光学特性が劣化してしまう。
【0010】又、第三レンズ群の位置は変倍時に光軸方
向に対して固定されているので、対物レンズ系バックフ
ォーカス部に配置される反射部材をプリズムにより構成
する場合には、そのプリズムの入射面を凹面に構成する
ことによって、第三レンズ群を兼用させることができ
る。これにより、第三レンズ群を構成すべきレンズのう
ちの一枚以上のレンズを削減することが可能になるた
め、その分のコスト及びスペースを減少させることがで
きるようになる。更に、上記各レンズ群に非球面を用い
れば、上記各レンズ群を構成しているレンズの枚数を削
減し、対物レンズ系の全長をより短縮することも可能に
なる。
向に対して固定されているので、対物レンズ系バックフ
ォーカス部に配置される反射部材をプリズムにより構成
する場合には、そのプリズムの入射面を凹面に構成する
ことによって、第三レンズ群を兼用させることができ
る。これにより、第三レンズ群を構成すべきレンズのう
ちの一枚以上のレンズを削減することが可能になるた
め、その分のコスト及びスペースを減少させることがで
きるようになる。更に、上記各レンズ群に非球面を用い
れば、上記各レンズ群を構成しているレンズの枚数を削
減し、対物レンズ系の全長をより短縮することも可能に
なる。
【0011】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。図1乃至3は本発明の第一実施例を示して
いる。図1は、本実施例における実像式変倍ファインダ
ー光学系の概念図である。図2は、図1に示した光学系
を光軸方向に沿って展開した図である。図3は、本実施
例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,(b)は中間
倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示している。本実
施例の光学系は、図1乃至2に示したように、二枚の負
レンズから成り全体として負の屈折力を有し光軸L方向
に移動可能な第一レンズ群5と、三枚のレンズから成り
全体として正の屈折力を有し光軸L方向に移動可能な第
二レンズ群6と、一枚の負レンズから成り変倍時にはそ
の位置が固定される第三レンズ群7とが、被写体側から
順に配設されて、対物レンズ系1が構成されている。そ
して、対物レンズ系1の後方の空間に2回反射のミラー
19と2回反射のプリズム18とが配設され、対物レン
ズ系1による中間結像を正立正像に変換する像正立正像
系11を構成している。又、プリズム18の入射面には
凸面が形成され、フィールドレンズとしての働きをして
おり、ルーペレンズ14と共に接眼レンズ系2を構成し
ている。
に説明する。図1乃至3は本発明の第一実施例を示して
いる。図1は、本実施例における実像式変倍ファインダ
ー光学系の概念図である。図2は、図1に示した光学系
を光軸方向に沿って展開した図である。図3は、本実施
例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,(b)は中間
倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示している。本実
施例の光学系は、図1乃至2に示したように、二枚の負
レンズから成り全体として負の屈折力を有し光軸L方向
に移動可能な第一レンズ群5と、三枚のレンズから成り
全体として正の屈折力を有し光軸L方向に移動可能な第
二レンズ群6と、一枚の負レンズから成り変倍時にはそ
の位置が固定される第三レンズ群7とが、被写体側から
順に配設されて、対物レンズ系1が構成されている。そ
して、対物レンズ系1の後方の空間に2回反射のミラー
19と2回反射のプリズム18とが配設され、対物レン
ズ系1による中間結像を正立正像に変換する像正立正像
系11を構成している。又、プリズム18の入射面には
凸面が形成され、フィールドレンズとしての働きをして
おり、ルーペレンズ14と共に接眼レンズ系2を構成し
ている。
【0012】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.40〜1.23倍 視野角(2ω) 55.6〜17.6° r1 =7.702 (非球面) d1 =1.00 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =4.106 d2 =1.79 r3 =20.070 d3 =1.00 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =11.686(非球面) d4 =14.04(低倍端),6.12(中間倍率),1.57 (高倍
端) r5 =-6.738 d5 =1.20 n5 =1.58423 ν5 =30.49 r6 =-8.965 d6 =0.20 r7 =9.453 d7 =2.701 n7 =1.49241 ν7 =57.66 r8 =-11.570 d8 =0.20 r9 =18.143 d9 =1.22 n9 =1.49241 ν9 =57.66 r10=26.104 (非球面) d10=0.71(低倍端),5.63(中間倍率),14.31 (高
倍端)
端) r5 =-6.738 d5 =1.20 n5 =1.58423 ν5 =30.49 r6 =-8.965 d6 =0.20 r7 =9.453 d7 =2.701 n7 =1.49241 ν7 =57.66 r8 =-11.570 d8 =0.20 r9 =18.143 d9 =1.22 n9 =1.49241 ν9 =57.66 r10=26.104 (非球面) d10=0.71(低倍端),5.63(中間倍率),14.31 (高
倍端)
【0013】r11=-64.853(非球面) d11=1.00 n11=1.58423 ν11=30.49 r12=∞ d12=18.67 r13=17.542 d13=26.45 n13=1.52540 ν13=56.25 r14=∞ d14=2.45 r15=17.263 d15=2.76 n15=1.49241 ν15=57.66 r16=-26.878(非球面)
【0014】非球面係数 第1面 E=-0.56267×10-3, F=-0.49752×10-5, G=-0.16489×10-6 第4面 E=-0.17187×10-2, F=0.52017 ×10-5, G=-0.32069×10-5 第10面 E=0.61955 ×10-3, F=0.45334 ×10-5, G=0.46517 ×10-6, H=0.22179 ×10-7 第11面 E=-0.10225×10-3, F=0.13821 ×10-5, G=0.35432 ×10-6 第16面 E=0.61772 ×10-4, F=0.34457 ×10-6, G=-0.53314×10-8
【0015】図4乃至6は本発明の第二実施例を示して
いる。図4は、本実施例における実像式変倍ファインダ
ー光学系のレンズ概念図である。図5は、図4に示した
光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図3は、
本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,(b)
は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示してい
る。本実施例の光学系は、図4乃至5に示したように、
二枚の負レンズから成り全体として負の屈折力を有し光
軸L方向に移動可能な第一レンズ群5と、一枚の負レン
ズと一枚の正レンズとから成り全体として正の屈折力を
有する第二レンズ群6と、第二レンズ群6の後方に入射
面が凹面に形成され第三レンズ群と兼用されているプリ
ズム18とから構成されている。更に、本装置は、視野
枠13及びフィールドレンズ12と、フィールドレンズ
12の後方にルーペレンズ14へ導かれる光束を曲げる
平面のミラー19が設けられている。
いる。図4は、本実施例における実像式変倍ファインダ
ー光学系のレンズ概念図である。図5は、図4に示した
光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図3は、
本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,(b)
は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示してい
る。本実施例の光学系は、図4乃至5に示したように、
二枚の負レンズから成り全体として負の屈折力を有し光
軸L方向に移動可能な第一レンズ群5と、一枚の負レン
ズと一枚の正レンズとから成り全体として正の屈折力を
有する第二レンズ群6と、第二レンズ群6の後方に入射
面が凹面に形成され第三レンズ群と兼用されているプリ
ズム18とから構成されている。更に、本装置は、視野
枠13及びフィールドレンズ12と、フィールドレンズ
12の後方にルーペレンズ14へ導かれる光束を曲げる
平面のミラー19が設けられている。
【0016】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.32〜1.10倍 視野角(2ω) 66.2〜19.8° r1 =11.817(非球面) d1 =1.00 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =4.538 d2 =1.89 r3 =21.537 d3 =1.00 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =13.781(非球面) d4 =15.39(低倍端),3.85(中間倍率),1.68 (高倍
端) r5 =-41.382 d5 =1.20 n5 =1.58423 ν5 =30.49 r6 =-234.801 d6 =0.20 r7 =11.126 (非球面) d7 =3.60 n7 =1.49241 ν7 =57.66
端) r5 =-41.382 d5 =1.20 n5 =1.58423 ν5 =30.49 r6 =-234.801 d6 =0.20 r7 =11.126 (非球面) d7 =3.60 n7 =1.49241 ν7 =57.66
【0017】r8 =-7.780 d8 =1.05 (低倍端) ,9.83(中間倍率),15.41(高倍
端) r9 =-63.694(非球面) d9 =26.25 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=1.00 r11=20.179 d11=2.00 n11=1.49241 ν11=57.66 r12=∞ d12=18.06 r13=21.947 d13=2.76 n13=1.49241 ν13=57.66 r14=-19.840(非球面)
端) r9 =-63.694(非球面) d9 =26.25 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=1.00 r11=20.179 d11=2.00 n11=1.49241 ν11=57.66 r12=∞ d12=18.06 r13=21.947 d13=2.76 n13=1.49241 ν13=57.66 r14=-19.840(非球面)
【0018】非球面係数 第1面 E=-0.70760×10-3, F=0.23979 ×10-4, G=-0.44783×10-6 第4面 E=-0.14394×10-2, F=0.10186 ×10-4, G=-0.94560×10-6 第7面 E=-0.72970×10-3, F=0.49357 ×10-5, G=-0.67089×10-7 第9面 E=-0.11507×10-3, F=-0.86087×10-6, G=0.10904 ×10-6 第14面 E=0.70083 ×10-4, F=-0.33835×10-6, G=0.50147 ×10-8
【0019】図7乃至9は本発明の第三実施例を示して
いる。図7は、本実施例における実像式変倍ファインダ
ー光学系のレンズ概念図である。図8は、図7に示した
光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図9は、
本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,(b)
は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示してい
る。本実施例の光学系は、図7乃至9に示したように、
二枚の負レンズから成り全体として負の屈折力を有し光
軸L方向に移動可能な第一レンズ群5と、一枚の負レン
ズと一枚の正レンズとから成り全体として正の屈折力を
有する第二レンズ群6と、入射面が凹面に形成され第三
レンズ群と兼用されている第一プリズム18aとから構
成されている。更に、本装置では、第二プリズム18b
の入射面には凸面が形成されフィールドレンズとしての
働きをしており、ルーペレンズ14と共に接眼レンズ系
2を構成している。又、本実施例における像正立正像系
11は、第一プリズム18aと第二プリズム18bとか
ら構成されているが、この像正立正像系11は本来像正
立に必要とされる4回反射分の長さよりも長いため、前
記プリズムの構成を変えることによってファインダー光
学系の入射光軸と射出光軸との間の距離を適宜変化させ
ることが可能になり、カメラに配置する際に自由度が増
す。又、上記に示したものとは異なるプリズム構成の一
例を図10に示す。この場合も、対物レンズ系は本実施
例に用いたものと共通である。
いる。図7は、本実施例における実像式変倍ファインダ
ー光学系のレンズ概念図である。図8は、図7に示した
光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図9は、
本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,(b)
は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示してい
る。本実施例の光学系は、図7乃至9に示したように、
二枚の負レンズから成り全体として負の屈折力を有し光
軸L方向に移動可能な第一レンズ群5と、一枚の負レン
ズと一枚の正レンズとから成り全体として正の屈折力を
有する第二レンズ群6と、入射面が凹面に形成され第三
レンズ群と兼用されている第一プリズム18aとから構
成されている。更に、本装置では、第二プリズム18b
の入射面には凸面が形成されフィールドレンズとしての
働きをしており、ルーペレンズ14と共に接眼レンズ系
2を構成している。又、本実施例における像正立正像系
11は、第一プリズム18aと第二プリズム18bとか
ら構成されているが、この像正立正像系11は本来像正
立に必要とされる4回反射分の長さよりも長いため、前
記プリズムの構成を変えることによってファインダー光
学系の入射光軸と射出光軸との間の距離を適宜変化させ
ることが可能になり、カメラに配置する際に自由度が増
す。又、上記に示したものとは異なるプリズム構成の一
例を図10に示す。この場合も、対物レンズ系は本実施
例に用いたものと共通である。
【0020】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.40〜1.23倍 視野角(2ω) 55.6〜17.6° r1 =7.003 d1 =1.00 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =4.535 (非球面) d2 =2.29 r3 =-16.109 d3 =1.00 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =-292.115 (非球面) d4 =15.20(低倍端),5.47(中間倍率),1.09 (高倍
端) r5 =-6.687 d5 =1.20 n5 =1.58423 ν5 =30.49 r6 =-9.692 d6 =0.20 r7 =12.999 (非球面) d7 =2.755 n7 =1.49241 ν7 =57.66
端) r5 =-6.687 d5 =1.20 n5 =1.58423 ν5 =30.49 r6 =-9.692 d6 =0.20 r7 =12.999 (非球面) d7 =2.755 n7 =1.49241 ν7 =57.66
【0021】r8 =-7.694 d8 =2.34 (低倍端),8.24(中間倍率),16.40(高倍
端) r9 =-105.080 (非球面) d9 =28.00 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=1.00 r11=19.362 d11=26.45 n11=1.52540 ν11=56.25 r12=∞ d12=2.24 r13=19.177 d13=2.76 n13=1.49241 ν13=57.66 r14=-22.998(非球面)
端) r9 =-105.080 (非球面) d9 =28.00 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=1.00 r11=19.362 d11=26.45 n11=1.52540 ν11=56.25 r12=∞ d12=2.24 r13=19.177 d13=2.76 n13=1.49241 ν13=57.66 r14=-22.998(非球面)
【0022】非球面係数 第2面 E=0.28206 ×10-3, F=-0.24875×10-5, G=0.36403 ×10-5 第4面 E=-0.61185×10-3, F=-0.31169×10-4, G=0.12400 ×10-5 第7面 E=-0.68835×10-3, F=0.57922 ×10-5, G=0.42358 ×10-7 第9面 E=-0.85919×10-4, F=0.23930 ×10-5, G=-0.11398×10-6 第14面 E=0.70726 ×10-4, F=-0.36789×10-6, G=0.51425 ×10-8
【0023】図11乃至12は本発明の第四実施例を示
している。図11は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図12
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。本実施例の光学系は、第三実施例に示した光学
系とほぼ同様な構成を有している(従って、本実施例に
おける光学系の概念図は省略した)が、特徴的な相違点
は第二レンズ群6を厚肉の両凸レンズ一枚により構成し
たことにある。即ち、本実施例の光学系は、図11に示
したように、第二レンズ群6が厚肉の両凸レンズ一枚に
よって構成され、又、入射面が凹面に形成され第三レン
ズ群を兼用している第一プリズム18aと、入射面が凸
面に形成されフィールドレンズとして働く第二プリズム
18bと、ルーペレンズ14とにより接眼レンズ系2を
構成している。
している。図11は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図12
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。本実施例の光学系は、第三実施例に示した光学
系とほぼ同様な構成を有している(従って、本実施例に
おける光学系の概念図は省略した)が、特徴的な相違点
は第二レンズ群6を厚肉の両凸レンズ一枚により構成し
たことにある。即ち、本実施例の光学系は、図11に示
したように、第二レンズ群6が厚肉の両凸レンズ一枚に
よって構成され、又、入射面が凹面に形成され第三レン
ズ群を兼用している第一プリズム18aと、入射面が凸
面に形成されフィールドレンズとして働く第二プリズム
18bと、ルーペレンズ14とにより接眼レンズ系2を
構成している。
【0024】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.40〜1.23倍 視野角(2ω) 55.6〜17.6° r1 =20.592 d1 =1.20 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =6.443 (非球面) d2 =1.86 r3 =368.778(非球面) d3 =1.20 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =43.056 d4 =16.43(低倍端),6.92(中間倍率),1.47 (高倍
端) r5 =12.669 (非球面) d5 =4.50 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-8.998 d6 =0.80 (低倍端),5.24(中間倍率),13.08(高倍
端)
端) r5 =12.669 (非球面) d5 =4.50 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-8.998 d6 =0.80 (低倍端),5.24(中間倍率),13.08(高倍
端)
【0025】r7 =-47.456(非球面) d7 =28.00 n7 =1.52540 ν7 =56.25 r8 =∞ d8 =1.00 r9 =19.362 d9 =26.45 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=2.24 r11=19.177 d11=2.76 n11=1.49241 ν11=57.66 r12=-22.998(非球面)
【0026】非球面係数 第2面 E=0.12245 ×10-2, F=-0.17973×10-4, G=0.45769 ×10-5 第3面 E=0.12150 ×10-2, F=-0.55689×10-6, G=0.15267 ×10-5 第5面 E=-0.49740×10-3, F=0.86809 ×10-5, G=-0.34565×10-6 第7面 E=-0.88420×10-4, F=-0.16879×10-5, G=0.11588 ×10-6 第12面 E=0.71864 ×10-4, F=-0.50403×10-6, G=0.89500 ×10-8
【0027】図13乃至14は本発明の第五実施例を示
している。図13は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図14
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。
している。図13は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図14
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。
【0028】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.32〜0.94倍 視野角(2ω) 66.2〜22.8° r1 =17.896 d1 =1.20 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =4.826(非球面) d2 =2.68 r3 =-17.180 d3 =1.20 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =-25.619 (非球面) d4 =14.24(低倍端),6.57(中間倍率),1.91 (高倍
端) r5 =13.867 (非球面) d5 =5.00 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-8.069 d6 =1.07 (低倍端),5.69(中間倍率),13.84(高倍
端)
端) r5 =13.867 (非球面) d5 =5.00 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-8.069 d6 =1.07 (低倍端),5.69(中間倍率),13.84(高倍
端)
【0029】r7 =-87.066 ( 非球面) d7 =26.00 n7 =1.52540 ν7 =56.25 r8 =∞ d8 =1.00 r9 =18.933 d9 =26.50 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=2.24 r11=19.128 d11=2.80 n11=1.49241 ν11=57.66 r12=-23.095(非球面)
【0030】非球面係数 第2面 E=0.30070 ×10-3, F=-0.11368×10-5, G=-0.19478×10-6 第4面 E=-0.57415×10-3, F=-0.16758×10-4, G=0.13008 ×10-5 第5面 E=-0.58771×10-3, F=0.10250 ×10-5, G=0.28116 ×10-6 第7面 E=-0.13110×10-3, F=-0.33669×10-5, G=0.11284 ×10-7 第12面 E=0.70926 ×10-4, F=-0.41743×10-6, G=0.65684 ×10-8
【0031】図15乃至16は本発明の第六実施例を示
している。図15は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図16
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。
している。図15は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図16
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。
【0032】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.40〜1.43倍 視野角(2ω) 55.6〜15.2° r1 =8.4806 d1 =1.20 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =5.171(非球面) d2 =2.74 r3 =-15.690 d3 =1.20 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =-292.115(非球面) d4 =16.69(低倍端),6.28(中間倍率),0.80 (高倍
端) r5 =14.540 (非球面) d5 =5.00 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-8.441 d6 =1.13 (低倍端),6.65(中間倍率),17.03(高倍
端)
端) r5 =14.540 (非球面) d5 =5.00 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-8.441 d6 =1.13 (低倍端),6.65(中間倍率),17.03(高倍
端)
【0033】r7 =-49.987 (非球面) d7 =28.00 n7 =1.52540 ν7 =56.25 r8 =∞ d8 =1.00 r9 =19.885 d9 =26.50 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=2.24 r11=18.507 d11=2.80 n11=1.49241 ν11=57.66 r12=-23.987(非球面)
【0034】非球面係数 第2面 E=0.27118 ×10-3, F=-0.70652×10-5, G=0.12213 ×10-5 第4面 E=-0.52069×10-3, F=-0.53258×10-5, G=0.38475 ×10-6 第5面 E=-0.57031×10-3, F=0.32846 ×10-5, G=0.29827 ×10-6 第7面 E=-0.71380×10-4, F=0.59607 ×10-5, G=-0.41489×10-6 第12面 E=0.72163 ×10-4, F=-0.50443×10-6, G=0.89029 ×10-8
【0035】図17乃至18は本発明の第七実施例を示
している。図17は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図18
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。
している。図17は、本実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系を光軸方向に沿って展開した図である。図18
は、本実施例の収差曲線図であり、(a)は低倍端,
(b)は中間倍率,(c)は高倍端での状態を夫々示し
ている。
【0036】以下、本実施例のデータを示す。 ファインダー倍率 0.32〜0.73倍 視野角(2ω) 66.2〜29.4° r1 =6.125 d1 =1.60 n1 =1.58423 ν1 =30.49 r2 =3.169(非球面) d2 =2.48 r3 =-16.449 d3 =1.00 n3 =1.58423 ν3 =30.49 r4 =-292.115(非球面) d4 =7.04 (低倍端),3.38(中間倍率),0.69 (高倍
端) r5 =10.645 (非球面) d5 =3.23 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-5.48 d6 =1.33 (低倍端),3.88(中間倍率),8.10 (高倍
端)
端) r5 =10.645 (非球面) d5 =3.23 n5 =1.49241 ν5 =57.66 r6 =-5.48 d6 =1.33 (低倍端),3.88(中間倍率),8.10 (高倍
端)
【0037】r7 =-105.080 (非球面) d7 =18.00 n7 =1.52540 ν7 =56.25 r8 =∞ d8 =1.00 r9 =17.095 d9 =26.50 n9 =1.52540 ν9 =56.25 r10=∞ d10=2.24 r11=20.695 d11=2.80 n11=1.49241 ν11=57.66 r12=-21.316(非球面)
【0038】非球面係数 第2面 E=0.44033 ×10-3, F=-0.15693×10-3, G=-0.53445×10-5 第4面 E=-0.11511×10-2, F=0.13673 ×10-4, G=-0.43378×10-5 第5面 E=-0.14124×10-2, F=0.23022 ×10-5, G=-0.22588×10-6 第7面 E=-0.33349×10-3, F=-0.14244×10-4, G=0.10502 ×10-5 第12面 E=0.69328 ×10-4, F=-0.29270×10-6, G=0.36801 ×10-8
【0039】但し、上記各実施例において、r1 ,
r2 ,・・・・は各レンズ面の曲率半径、d1 ,d2 ,
・・・・は各レンズの肉厚又はレンズ間隔、n1 ,
n2 ,・・・・は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・
・・は各レンズのアッベ数である。尚、上記各実施例に
おける非球面形状は、上記の非球面係数を用いて次式に
よって示される。
r2 ,・・・・は各レンズ面の曲率半径、d1 ,d2 ,
・・・・は各レンズの肉厚又はレンズ間隔、n1 ,
n2 ,・・・・は各レンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・
・・は各レンズのアッベ数である。尚、上記各実施例に
おける非球面形状は、上記の非球面係数を用いて次式に
よって示される。
【数1】 但し、Zは光軸方向の座標、Yは光軸と垂直な方向の座
標、rは近軸曲率半径、E,F,G,Hは非球面係数で
ある。
標、rは近軸曲率半径、E,F,G,Hは非球面係数で
ある。
【0040】又、上記各実施例における光学要素の硝材
はプラスチックを材料として用い、光学系の製造工程で
の低コスト化を図っているが、コスト的に問題がなけれ
ばガラス材料を用いてもよい。接眼レンズ系も低コスト
化,省スペース化のために、一枚のフィールドレンズ又
はプリズムと一枚の正レンズとにより構成するようにし
ているが、コスト及びスペース的に余裕があるならば、
一枚の正レンズを負レンズと正レンズとの二枚のレンズ
で構成してもよい。これによって、光学特性が更に向上
することは云うまでもない。
はプラスチックを材料として用い、光学系の製造工程で
の低コスト化を図っているが、コスト的に問題がなけれ
ばガラス材料を用いてもよい。接眼レンズ系も低コスト
化,省スペース化のために、一枚のフィールドレンズ又
はプリズムと一枚の正レンズとにより構成するようにし
ているが、コスト及びスペース的に余裕があるならば、
一枚の正レンズを負レンズと正レンズとの二枚のレンズ
で構成してもよい。これによって、光学特性が更に向上
することは云うまでもない。
【0041】更に、本発明の光学系では、プリズムの材
質として低吸湿性の材料を用いているが、このような特
性を有する材料を特に光路長の長いプリズムに用いるこ
とにより、前記プリズムの湿度変化による屈折率変化や
形状変化を抑制することができ、湿度変化による視度変
化や光学性能の劣化を大幅に緩和することが可能にな
る。
質として低吸湿性の材料を用いているが、このような特
性を有する材料を特に光路長の長いプリズムに用いるこ
とにより、前記プリズムの湿度変化による屈折率変化や
形状変化を抑制することができ、湿度変化による視度変
化や光学性能の劣化を大幅に緩和することが可能にな
る。
【0042】
【発明の効果】上述のように、本発明による実像式変倍
ファインダー光学系は、対物レンズ系が、少なくとも二
枚の負レンズを含み全体として負の屈折力を有する第一
レンズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の
屈折力を有する第三レンズ群とから構成され、変倍時に
前記第一,第二レンズ群は光軸方向に移動可能であり、
前記第三レンズ群は光軸方向に対してその位置が固定さ
れているため、広角端における画角が66度以上にも及
ぶ広角化や、変倍比が3以上となる高変倍比化を可能と
しながらも、収差を良好に補正でき、且つ、簡単でコン
パクトな光学系を構成できるという、実用上重要な利点
を有する。
ファインダー光学系は、対物レンズ系が、少なくとも二
枚の負レンズを含み全体として負の屈折力を有する第一
レンズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の
屈折力を有する第三レンズ群とから構成され、変倍時に
前記第一,第二レンズ群は光軸方向に移動可能であり、
前記第三レンズ群は光軸方向に対してその位置が固定さ
れているため、広角端における画角が66度以上にも及
ぶ広角化や、変倍比が3以上となる高変倍比化を可能と
しながらも、収差を良好に補正でき、且つ、簡単でコン
パクトな光学系を構成できるという、実用上重要な利点
を有する。
【図1】本発明による第一実施例の光学系のレンズ概念
図である。
図である。
【図2】図1に示した光学系の光軸方向に沿った展開図
である。
である。
【図3】本発明による第一実施例の収差曲線図であり、
(a)は低倍端,(b)は中間倍率,(c)は高倍端で
の状態を夫々示した図である。
(a)は低倍端,(b)は中間倍率,(c)は高倍端で
の状態を夫々示した図である。
【図4】本発明による第二実施例の光学系のレンズ概念
図である。
図である。
【図5】図4に示した光学系の光軸方向に沿った展開図
である。
である。
【図6】本発明による第三実施例の収差曲線図であり、
(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高倍端
での状態を夫々示した図である。
(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高倍端
での状態を夫々示した図である。
【図7】本発明による第三実施例の光学系のレンズ概念
図である。
図である。
【図8】図7に示した光学系の光軸方向に沿った展開図
である。
である。
【図9】本発明による第三実施例の収差曲線図であり、
(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高倍端
での状態を夫々示した図である。
(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高倍端
での状態を夫々示した図である。
【図10】図7に示した光学系内のプリズム部の別の一
例を示した図である。
例を示した図である。
【図11】本発明による第四実施例の光学系の光軸方向
に沿った展開図である。
に沿った展開図である。
【図12】本発明による第四実施例の収差曲線図であ
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
【図13】本発明による第五実施例の光学系の光軸方向
に沿った展開図である。
に沿った展開図である。
【図14】本発明による第五実施例の収差曲線図であ
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
【図15】本発明による第六実施例の光学系の光軸方向
に沿った展開図である。
に沿った展開図である。
【図16】本発明による第六実施例の収差曲線図であ
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
【図17】本発明による第七実施例の光学系の光軸方向
に沿った展開図である。
に沿った展開図である。
【図18】本発明による第七実施例の収差曲線図であ
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
り、(a)は低倍端,(b)は中間倍率端,(c)は高
倍端での状態を夫々示した図である。
1 対物レンズ系 2 接眼レンズ系 5 第一レンズ群 6 第二レンズ群 7 第三レンズ群 11 像正立系像系 12 フィールドレンズ 13 視野枠 14 ルーペレンズ 18 プリズム 18a 第一プリズム 18b 第二プリズム 19 ミラー L 光軸
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体側から順に、正の屈折力を有する
対物レンズ系と、該対物レンズ系による中間結像を正立
正像にするための複数の反射部材から成る像正立正像系
と、正の屈折力を有する接眼レンズ系とを備えた実像式
変倍ファインダー光学系において、 前記対物レンズ系が、少なくとも二枚の負レンズを含み
全体として負の屈折力を有する第一レンズ群と、正の屈
折力を有する第二レンズ群と、負の屈折力を有する第三
レンズ群とから成り、又、変倍時に、前記第一,第二レ
ンズ群は光軸方向に移動可能であり、前記第三レンズ群
の位置は光軸方向に対して固定されているようにしたこ
とを特徴とする実像式変倍ファインダー光学系。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23038193A JPH0784184A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 実像式変倍ファインダー光学系 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23038193A JPH0784184A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 実像式変倍ファインダー光学系 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784184A true JPH0784184A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16906979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23038193A Pending JPH0784184A (ja) | 1993-09-16 | 1993-09-16 | 実像式変倍ファインダー光学系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784184A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08152558A (ja) * | 1993-11-25 | 1996-06-11 | Asahi Optical Co Ltd | ズームレンズ |
US6256144B1 (en) | 1997-06-02 | 2001-07-03 | Olympus Optical Co., Ltd. | Real image mode variable magnification finder |
JP2005173542A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-30 | Nagano Kogaku Kenkyusho:Kk | ズームレンズ |
JP2006208890A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Canon Inc | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP2011065185A (ja) * | 2010-12-13 | 2011-03-31 | Canon Inc | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
US10996444B2 (en) | 2018-04-18 | 2021-05-04 | Largan Precision Co., Ltd. | Photographing optical lens assembly, imaging apparatus and electronic device |
US11656439B2 (en) | 2013-02-04 | 2023-05-23 | Largan Precision Co., Ltd. | Optical image capturing system |
-
1993
- 1993-09-16 JP JP23038193A patent/JPH0784184A/ja active Pending
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JP4671635B2 (ja) * | 2003-11-18 | 2011-04-20 | マクセルファインテック株式会社 | ズームレンズ |
JP2006208890A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Canon Inc | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
JP4669294B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2011-04-13 | キヤノン株式会社 | ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020709 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040204 |