JP3288436B2 - 実像式変倍ファインダ - Google Patents

実像式変倍ファインダ

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JP3288436B2 JP20806192A JP20806192A JP3288436B2 JP 3288436 B2 JP3288436 B2 JP 3288436B2 JP 20806192 A JP20806192 A JP 20806192A JP 20806192 A JP20806192 A JP 20806192A JP 3288436 B2 JP3288436 B2 JP 3288436B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真用カメラ又はビデ
オカメラ等に用いられる実像式変倍ファインダに関す
る。
【0002】
【従来の技術】上述のカメラ等において、撮像系とファ
インダー系とが別体になったファインダとしては、逆ガ
リレオファインダが知られている。しかし、このファイ
ンダは視野枠の見えが不明瞭であったり、視野枠を形成
するためのハーフミラーによって生じるゴーストやフレ
アーのために、視野自体の見えが悪い等の欠点がある。
【0003】これに対してケプラー型ファインダは、対
物レンズ系で形成された実像を観察するので、逆ガリレ
オファインダの持つ欠点は概ね解消され、見えの良いフ
ァインダが得られる。ケプラー型ファインダに変倍機能
を持たせた光学系として、例えば特開平1−13151
0号公報や特開平4−53914号公報等に記載のもの
が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平1−
131510号公報に記載されたケプラー型ファインダ
は、構成は簡単なものの、中間結像面がポロプリズムの
第1面にあるため、ファインダ部の全長が長くなってし
まう。しかも、ポロプリズムは像を正立させるために少
なくとも4つの反射面が設けられているので、ポロプリ
ズムの第1面と最終面との間の硝路長はかなり長くなっ
てしまう。そのため、第1面を中間結像面とすると、接
眼レンズ系の焦点距離を長く設定せざるを得ない。
【0005】ところが、ファインダ倍率βは、対物レン
ズ系の焦点距離をf0 、接眼レンズ系の焦点距離をfL
とすると、 β=f0 /fL で決定される。そのため、接眼レンズ系の焦点距離を長
く設定すると、ファインダ倍率βが低くなってしまう。
また、ファインダの半画角ωは、中間像の像高をhとす
ると、 tanω=h/f0 で決定される。そのため、高いファインダ倍率と広いフ
ァインダ画角を得るためには、中間像の像高を大きく設
定しなければならず、ファインダ部が大型化してしまう
という問題が生じる。
【0006】さらに、対物レンズ系のバックフォーカス
分だけ対物レンズ系の最終面とポロプリズムの第1面と
の間隔が開いてしまうので、その分ファインダ部の全長
が長くなってしまうという問題も生じる。このような問
題を解決するものとして、特開平4−53914号公報
に記載の実像式変倍ファインダ光学系が挙げられる。し
かし、これでは、近年のカメラレンズに対する広画角化
の要求を満足することはできない。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、低倍端での広画角化を十分に満たすと共に、フ
ァインダ部の全長を短くして小型化を実現し、しかも収
差補正が良好になされ得る実像式変倍ファインダを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明による実
像式変倍ファインダは、物体側から順に配置された、正
の屈折力を有する対物レンズ系と、正の屈折力を有する
接眼レンズ系とにより構成されたケプラー型ファインダ
であって、対物レンズ系は、物体側より順に配設された
負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有す
る第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と
から構成され、変倍時に第1レンズ群が固定であり、第
2レンズ群及び第3レンズ群を広角端よりも望遠端で間
隔を狭くし且つ物体側に位置するように光軸方向に移動
させ、しかも第2レンズ群は、物体側から順に配設され
た少なくとも一枚の正のレンズと、物体側に凹面が向け
られたメニスカス形状の負のレンズとを有すると共に、
以下の条件式を満足するようにしたことを特徴とするも
のである。 −1.65<fα/fG2<−0.5 (1) −15<(Rb+Ra)/(Rb−Ra)<−1.0 (2) 但し、fαは第2レンズ群の負レンズの焦点距離、fG2
は第2レンズ群の焦点距離、Raは前記負のレンズの物
体側に隣接するレンズの接眼側の面の曲率半径、Rbは
負のレンズの物体側の面の曲率半径である。
【0009】実像式変倍ファインダの小型化について
は、第2レンズ群の負のレンズの形状を物体側に凸面が
向けられたメニスカス形状にした方が主点をより物体側
に出せるので好ましいのであるが、画角の広画角化を達
成しようとすると、物体側に凸面を向けたメニスカス形
状では、負のレンズに対して光線の入射角が大きくな
り、特に非点収差、コマ収差の悪化が著しく、ファイン
ダの見えが損なわれることになる。そのため、第2レン
ズ群の負のレンズの形状は物体側に凹面が向けられたメ
ニスカス形状とした方がトータルバランス上好ましい。
よって、本発明では、対物レンズ系の第2レンズ群の負
のレンズは物体側に凹面が向けられたメニスカス形状と
している。
【0010】次に、上述の(1)式は、収差補正と小型
化のバランスをとるための条件式である。(1)式にお
いて、(fα/fG2)がその下限を越えると第2群の主
点位置が接眼レンズ側に寄るため、ファインダの小型化
の上で好ましくない。また、上限を越えると、軸上収差
と軸外収差とのバランスが崩れ、特に非点収差のメリデ
ィオナル方向の高次における曲がりが大きくなる。ま
た、上述の(2)式は収差補正のための条件式である。
即ち、(2)式において、〔(Rb+Ra)/(Rb−
Ra)〕がその下限を越えると、特に広角側から中間倍
率にかけての非点収差のメリディオナル方向全体が大き
くアンダーとなり、その上限を越えると軸外収差(コマ
収差)の補正が難しくなる。
【0011】さらに、収差補正においては、次の条件式
(3)を満たすことがより効果的である。 −1.0<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0 (3) 但し、Rcは第3レンズ群の最も物体側の面の曲率半
径、Rdは最も接眼側の面の曲率半径である。(3)式
は軸上収差をより良好に補正するための条件式である。
即ち、(3)式では、〔(Rd+Rc)/(Rd−R
c)〕がその下限を越えると、低倍端の球面収差が補正
過剰になり、一方で上限を越えると高倍端の球面収差が
補正不足になる。また、本発明による実像式変倍ファイ
ンダでは、(3)式を満足することで軸外収差のバラン
スが崩れないように、第3レンズ群の入射面を非球面と
すると、より効果的である。
【0012】さらに、本発明では、第1レンズ群が固定
配置されてカバーガラスを兼用しており、変倍時には第
2レンズ群及び第3レンズ群を光軸方向に移動させるこ
とで、各レンズ群の間隔が変化することになる。このよ
うに構成すると、ファインダ光学系内へのゴミやホコリ
等の進入を防止するためのカバーガラスを省くことがで
きるから、ファインダ部の全長をより一層短くすること
ができる。
【0013】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。第1実施例 図1(A),(B),(C)は第1実施例による実像式
変倍ファインダの、広角、中間、望遠における各光学系
を光軸方向に展開した状態を示す図、図2(A),
(B),(C)は第1実施例について、広角、中間、望
遠における夫々球面収差、非点収差、歪曲収差の収差曲
線図である。図1(A)において、物体側に対物レンズ
系1が配設され、この対物レンズ系1は、物体側から順
に、負の屈折力を有する第1レンズ群1aと、正の屈折
力を有する第2レンズ群1bと正の屈折力を有する第3
レンズ群1cとから構成されている。しかも、第2レン
ズ群1bは、少なくとも一枚の正のレンズ1b1 と、物
体側に凹面が向けられたメニスカス形状の負のレンズ1
2 とから成っている。また、、第2レンズ群1bは上
述の条件式(1)及び(2)を満足し、第3レンズ群1
cは条件式(3)を満足するものである。
【0014】対物レンズ系1において、第1レンズ群1
aは固定されており、カバーガラスを兼ねている。又、
変倍時には、第2レンズ群1bと第3レンズ群1cの少
なくとも一方が光軸上を進退することで、各レンズ群の
間隔が変化して広角から望遠まで、倍率が変化するよう
になっている。対物レンズ系1の接眼側には、プリズム
2及びプリズム3が配設されて像正立系を構成し、プリ
ズム3の入射面には視野枠4が設けられている。プリズ
ム3の射出側には接眼レンズ5が位置し、更にその射出
側にアイポイントE.Pが位置する。
【0015】次に、第1実施例による実像式変倍ファイ
ンダのデータを示す。 倍率 0.35 〜 0.51 〜 0.72 視野角(2ω) 75.4°〜 52.8°〜 37.
8° 条件式(1) fα/fG2=−0.815 条件式(2) (Rb+Ra)/(Rb−Ra)=−
2.706 条件式(3) (Rd+Rc)/(Rd−Rc)=−
0.182
【0016】r1 =−48.2326 d1 =0.800 n1 =1.58423 ν1
30.49 r2 =6.0674(非球面) d2 =D1 (可変) r3 =13.2058(非球面) d3 =2.200 n2 =1.49241 ν2
57.66 r4 =−10.6707 d4 =1.295 r5 =−4.9116 d5 =1.060 n3 =1.58423 ν3
30.49 r6 =−8.7287 d6 =D2 (可変) r7 =14.4392(非球面) d7 =4.200 n4 =1.49241 ν4
57.66 r8 =−9.9988 d8 =D3 (可変) r9 =24.3721(非球面) d9 =17.704 n5 =1.61405 ν5
54.95 r10=∞ d10=0.500 r11=∞ d11=21.497 n6 =1.67790 ν6
55.33 r12=∞ d12=1.590 r13=13.7487(非球面) d13=3.900 n7 =1.49241 ν7
57.66 r14=−17.3253 d14=18.000 r15(E.P.)
【0017】非球面係数 第2面(r2 ) P =1.0000 A4 =−0.110
13×10-26 =0.15172×10-48 =−0.918
96×10-6 第3面(r3 ) P =1.0000 A4 =0.5451
0×10-46 =0.23592×10-48 =0.0000
0 第7面(r7 ) P =1.0000 A4 =−0.244
87×10-36 =0.35913×10-68 =0.0000
0 第9面(r9 ) P =1.0000 A4 =−0.287
65×10-36 =0.51616×10-68 =0.0000
0 第13面(r13) P =1.0000 A4 =−0.141
83×10-36 =−0.25666×10-68 =0.0000
【0018】ズームデータ(可変間隔)
【表1】
【0019】第2実施例 図3(A),(B),(C)は第2実施例による実像式
変倍ファインダの、広角、中間、望遠における各光学系
を光軸方向に展開した状態を示す図、図4(A),
(B),(C)は広角、中間、望遠における夫々球面収
差、非点収差、歪曲収差の収差曲線図である。次に、第
2実施例による実像式変倍ファインダのデータを示す。 倍率 0.35 〜 0.51 〜 0.72 視野角(2ω) 75.4°〜 53.8°〜 38.
8° 条件式(1) fα/fG2=−1.031 条件式(2) (Rb+Ra)/(Rb−Ra)=−
2.638 条件式(3) (Rd+Rc)/(Rd−Rc)=−
0.453
【0020】r1 =20.6889 d1 =1.000 n1 =1.58423 ν1
30.49 r2 =5.4246(非球面) d2 =D1 (可変) r3 =26.5998(非球面) d3 =2.653 n2 =1.49241 ν2
57.66 r4 =−21.1361 d4 =1.681 r5 =−9.5175 d5 =0.800 n3 =1.58423 ν3
30.49 r6 =−14.8609 d6 =D2 (可変) r7 =27.4691(非球面) d7 =4.372 n4 =1.49241 ν4
57.66 r8 =−10.3284 d8 =D3 (可変) r9 =23.7716(非球面) d9 =22.720 n5 =1.61405 ν5
54.95 r10=∞ d10=1.000 r11=∞ d11=26.041 n6 =1.67790 ν6
55.33 r12=∞ d12=2.000 r13=17.3344(非球面) d13=5.000 n7 =1.49241 ν7
57.66 r14=−21.3472 d14=18.000 r15(E.P.)
【0021】非球面係数 第2面(r2 ) P =1.0000 A4 =0.1217
5×10-36 =−0.16755×10-48 =−0.420
97×10-6 第3面(r3 ) P =1.0000 A4 =0.5447
9×10-36 =−0.74629×10-58 =0.0000
0 第7面(r7 ) P =1.0000 A4 =−0.109
70×10-36 =−0.30370×10-68 =0.0000
0 第9面(r9 ) P =1.0000 A4 =−0.761
27×10-46 =−0.52004×10-78 =0.0000
0 第13面(r13) P =1.0000 A4 =−0.849
29×10-46 =0.51292×10-78 =0.0000
【0022】ズームデータ(可変間隔)
【表2】
【0023】第3実施例 図5(A),(B),(C)は第3実施例による実像式
変倍ファインダの、広角、中間、望遠における各光学系
を光軸方向に展開した状態を示す図、図6(A),
(B),(C)は広角、中間、望遠における夫々球面収
差、非点収差、歪曲収差の収差曲線図である。次に、第
3実施例による実像式変倍ファインダのデータを示す。 倍率 0.35 〜 0.51 〜 0.72 視野角(2ω) 75.4°〜 55.2°〜 39.
4° 条件式(1) fα/fG2=−1.319 条件式(2) (Rb+Ra)/(Rb−Ra)=−
1.533 条件式(3) (Rd+Rc)/(Rd−Rc)=−
0.141
【0024】r1 =917.8037 d1 =0.800 n1 =1.58423 ν1
30.49 r2 =5.0854(非球面) d2 =D1 (可変) r3 =8.5729(非球面) d3 =1.846 n2 =1.46450 ν2
65.94 r4 =−18.2966 d4 =1.508 r5 =−3.8512 d5 =1.500 n3 =1.80100 ν3
34.97 r6 =−5.3377 d6 =D2 (可変) r7 =14.9038(非球面) d7 =3.000 n4 =1.49241 ν4
57.66 r8 =−11.2226 d8 =D3 (可変) r9 =23.8686(非球面) d9 =18.268 n5 =1.61405 ν5
54.95 r10=∞ d10=0.500 r11=∞ d11=21.500 n6 =1.67790 ν6
55.33 r12=∞ d12=1.500 r13=13.5897(非球面) d13=4.215 n7 =1.49241 ν7
57.66 r14=−17.4418 d14=18.000 r15(E.P.)
【0025】非球面係数 第2面(r2 ) P =1.0000 A4 =−0.126
85×10-26 =−0.30505×10-48 =−0.479
16×10-6 第3面(r3 ) P =1.0000 A4 =−0.192
90×10-36 =0.35222×10-48 =0.5999
5×10-5 第7面(r7 ) P =1.0000 A4 =−0.113
43×10-36 =−0.72646×10-68 =−0.123
69×10-7 第9面(r9 ) P =1.0000 A4 =−0.238
48×10-36 =0.67465×10-68 =−0.457
73×10-7 第13面(r13) P =1.0000 A4 =−0.169
50×10-36 =0.33361×10-68 =−0.337
92×10-8
【0026】ズームデータ(可変間隔)
【表3】
【0027】第4実施例 図7(A),(B),(C)は第4実施例による実像式
変倍ファインダの、広角、中間、望遠における各光学系
を光軸方向に展開した状態を示す図、図8(A),
(B),(C)は広角、中間、望遠における夫々球面収
差、非点収差、歪曲収差の収差曲線図である。次に、第
4実施例による実像式変倍ファインダのデータを示す。 倍率 0.35 〜 0.51 〜 0.72 視野角(2ω) 75.4°〜 54.8°〜 38.
7° 条件式(1) fα/fG2=−1.623 条件式(2) (Rb+Ra)/(Rb−Ra)=−
1.205 条件式(3) (Rd+Rc)/(Rd−Rc)=−
0.126
【0028】r1 =−97.0862 d1 =0.800 n1 =1.58423 ν1
30.49 r2 =5.4703(非球面) d2 =D1 (可変) r3 =8.2775(非球面) d3 =2.339 n2 =1.46450 ν2
65.94 r4 =−41.8093 d4 =2.002 r5 =−3.8856 d5 =1.693 n3 =1.58423 ν3
30.49 r6 =−5.3830 d6 =D2 (可変) r7 =13.9753(非球面) d7 =3.949 n4 =1.49241 ν4
57.66 r8 =−10.8464 d8 =D3 (可変) r9 =26.9069(非球面) d9 =18.268 n5 =1.61405 ν5
54.95 r10=∞ d10=0.500 r11=∞ d11=21.500 n6 =1.67790 ν6
55.33 r12=∞ d12=1.500 r13=11.6112(非球面) d13=5.277 n7 =1.49241 ν7
57.66 r14=−21.8367 d14=18.000 r15(E.P.)
【0029】非球面係数 第2面(r2 ) P =1.0000 A4 =−0.123
43×10-26 =−0.20442×10-48 =−0.209
28×10-6 第3面(r3 ) P =1.0000 A4 =−0.668
33×10-36 =0.59615×10-48 =0.0000
0 第7面(r7 ) P =1.0000 A4 =−0.144
18×10-36 =−0.15632×10-58 =0.0000
0 第9面(r9 ) P =1.0000 A4 =−0.244
31×10-36 =0.14385×10-68 =0.0000
0 第13面(r13) P =1.0000 A4 =−0.171
68×10-36 =−0.37573×10-68 =0.0000
【0030】ズームデータ(可変間隔)
【表4】
【0031】但し、上述の各実施例において、r1 ,r
2 ‥‥は各レンズ面の曲率半径、d 1 ,d2 ,‥‥は各
レンズの肉厚又はレンズ間隔、n1 ,n2 ,‥‥は各レ
ンズの屈折率、ν1 ,ν2 ,‥‥は各レンズのアッベ数
である。
【0032】尚、上述の各実施例における非球面形状
は、上述の非球面係数を用いて次の式で表される。但
し、光軸方向の座標をZ,光軸と垂直な方向の座標をY
とする。又、Rは近軸曲率半径、Pは2次の項の非球面
係数、A4 は4次の項の非球面係数、A6 は6次の項の
非球面係数、A8 は8次の項の非球面係数である。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の実像式変倍ファイ
ンダは、対物レンズ系の第2レンズ群が少なくとも一枚
の正のレンズと、物体側に凹面が向けられたメニスカス
形状の負のレンズとによって構成されているから、画角
の広画角化を十分に満たし、ファインダ部の全長を短く
して小型化を達成し得、収差補正も良好になされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実像式変倍ファインダの光学系の
第1実施例を光軸方向に展開した概略構成図であり、
(A)は広角、(B)は中間、(C)は望遠状態を夫々
示す図である。
【図2】第1実施例の実像式変倍ファインダにおける、
球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すものであって、
夫々(A)は広角、(B)は中間、(C)は望遠状態で
の各収差曲線図である。
【図3】本発明の第2実施例による光学系を光軸方向に
展開した概略構成図であり、(A)は広角、(B)は中
間、(C)は望遠状態を夫々示す図である。
【図4】第2実施例の実像式変倍ファインダにおける、
球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すものであって、
夫々(A)は広角、(B)は中間、(C)は望遠状態で
の各収差曲線図である。
【図5】本発明の第3実施例による光学系を光軸方向に
展開した概略構成図であり、(A)は広角、(B)は中
間、(C)は望遠状態を夫々示す図である。
【図6】第3実施例による実像式変倍ファインダにおけ
る、球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すものであっ
て、夫々(A)は広角、(B)は中間、(C)は望遠状
態での各収差曲線図である。
【図7】本発明の第4実施例による光学系を光軸方向に
展開した概略構成図であり、(A)は広角、(B)は中
間、(C)は望遠状態を夫々示す図である。
【図8】第4実施例による実像式変倍ファインダにおけ
る、球面収差、非点収差及び歪曲収差を示すものであっ
て、夫々(A)は広角、(B)は中間、(C)は望遠状
態での各収差曲線図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ系 1a 第1レンズ群 1b 第2レンズ群 1c 第3レンズ群 3 プリズム 4 視野枠 5 接眼レンズ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−58042(JP,A) 特開 平5−341186(JP,A) 特開 平4−53914(JP,A) 特開 平1−257817(JP,A) 特開 平4−238314(JP,A) 特開 昭64−65519(JP,A) 特開 平4−171410(JP,A) 特表 平3−500582(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 9/00 - 17/08 G02B 21/02 - 21/04 G02B 25/00 - 25/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に配置された、正の屈折力
    を有する対物レンズ系と、正の屈折力を有する接眼レン
    ズ系とにより構成された実像式変倍ファインダにおい
    て、 前記対物レンズ系は、物体側より順に配設された負の屈
    折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2
    レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群とから構
    成され、変倍時に前記第1レンズ群が固定であり、前記
    第2レンズ群及び前記第3レンズ群を広角端よりも望遠
    端で間隔を狭くし且つ物体側に位置するように光軸方向
    に移動させ、 しかも前記第2レンズ群は、物体側から順に配設された
    少なくとも一枚の正のレンズと、物体側に凹面が向けら
    れたメニスカス形状の負のレンズとを有すると共に、以
    下の条件式(1)及び(2)を満足するようにしたこと
    を特徴とする実像式変倍ファインダ。 −1.65<fα/fG2<−0.5 (1) −15<(Rb+Ra)/(Rb−Ra)<−1.0 (2) 但し、fαは第2レンズ群の負レンズの焦点距離、fG2
    は第2レンズ群の焦点距離、Raは第2レンズ群の負の
    レンズの物体側に隣接するレンズの接眼側の面の曲率半
    径、Rbは負のレンズの物体側の面の曲率半径である。
  2. 【請求項2】 以下の条件式(3)を満足する請求項1
    に記載の実像式変倍ファインダ。 −1.0<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0 (3) 但し、Rcは前記第3レンズ群の最も物体側の面の曲率
    半径、Rdは前記第3レンズ群の最も接眼側の面の曲率
    半径である。
  3. 【請求項3】 前記第3レンズ群の最も物体側の面を非
    球面とした請求項2に記載の実像式変倍ファインダ。
  4. 【請求項4】 前記第2レンズ群は、物体側から順に配
    設された正のレンズと、物体側に凹面が向けられたメニ
    スカス形状の負のレンズの2枚のレンズからなり、第3
    レンズは1枚の正レンズからなる請求項1〜3の何れか
    に記載の実像式変倍ファインダ。
  5. 【請求項5】 条件式(1)にかえて以下の条件式(1
    −1)を満足する請求項1〜4の何れかに記載の実像式
    変倍ファインダ。 −1.65<fα/f G2 <−1.00 (1−1)
  6. 【請求項6】 条件式(2)にかえて以下の条件式(2
    −1)を満足する請求項1〜5の何れかに記載の実像式
    変倍ファインダ。 −15<(Rb+Ra)/(Rb−Ra)<−1.49 (2−1)
  7. 【請求項7】 条件式(3)にかえて以下の条件式(3
    −1)を満足する請求項2に記載の実像式変倍ファイン
    ダ。 −0.55<(Rd+Rc)/(Rd−Rc)<0 (3−1)
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