JP3384893B2 - 実像式変倍ファインダー光学系 - Google Patents

実像式変倍ファインダー光学系

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JP3384893B2
JP3384893B2 JP28137794A JP28137794A JP3384893B2 JP 3384893 B2 JP3384893 B2 JP 3384893B2 JP 28137794 A JP28137794 A JP 28137794A JP 28137794 A JP28137794 A JP 28137794A JP 3384893 B2 JP3384893 B2 JP 3384893B2
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    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/14Viewfinders
    • G02B23/145Zoom viewfinders

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば35mmレンズシ
ャッタカメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等に使
用可能な実像式変倍ファインダー光学系の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば35mmレンズシャッタカメ
ラ等のコンパクトカメラに対するユーザーの性能向上の
要望は、コンパクトカメラに可変焦点式撮影レンズ(ズ
ームレンズ)を装着すること、さらには、その変倍比
(ズーム比)を拡大すること等、次第にコンパクトカメ
ラを一眼レフレックスカメラ等の高級カメラに接近させ
る方向へとエスカレートして来ている。そして、これら
の要望に沿うように、2.5 倍以上という大きな変倍比を
実現したズームレンズを装着したコンパクトカメラが実
現するようになって来ている。
【0003】一方、コンパクトカメラに用いられるファ
インダーについてであるが、従来は、対物光学系で形成
された虚像を接眼光学系を介して観察するという逆ガリ
レオ式ファインダーが一般的に用いられて来た。しか
し、この逆ガリレオ式ファインダーには、その変倍比を
大きく取ろうとすると、レンズ径が極端に増大してコン
パクト性を著しく損なうという問題が潜在しているた
め、変倍比が大きいズームレンズを装着するコンパクト
カメラでは、ファインダー光学系の全長は長くなるもの
の、変倍比を大きく取ってもレンズ径を小さく保つこと
ができるという利点を具えたケプラー式ファインダーが
用いられるようになって来た。
【0004】このケプラー式ファインダーは、周知の通
り、対物光学系により形成された実像を接眼光学系を介
して観察するというものであるが、変倍比が大きいズー
ムレンズを装着するコンパクトカメラでは、カメラ本体
の厚さも厚くなるという傾向にあるため、光学系の全長
が多少長くなるケプラー式ファインダーを用いた場合で
あっても、このことは、それ程問題にはならない傾向に
もなって来ている。そのため、本出願人は、「実像式変
倍ファインダーおよび倍率遷移可能な実像式変倍ファイ
ンダー」特開平5-341187号公報 )として、先に提案して
いる。
【0005】この提案に係る実像式変倍ファインダー
は、図41および図42に示すように、いずれも正の屈
折力を有する対物光学系I〜IVと接眼光学系Vとの間に正
立正像光学系G1 、G 2を配設し、その対物光学系I〜I
Vを、物体側より順に配置された正の第1レンズ群I、負
の第2レンズ群II、正の第3レンズ群III、正の第4レ
ンズ群IVの4群で構成されている。
【0006】そして、対物光学系I〜IVによる実像を正
立正像光学系G1 、G2 内に結像させると共に、第2レ
ンズ群IIを物体側から接眼側に向って軸上移動させるこ
とにより倍率を増大させ、この倍率増大に伴う視度変化
を第4レンズ群IVの軸上移動により補正するというもの
である。
【0007】この場合、実施例レベルでは、第2レンズ
群を2枚のレンズから構成すると共に他のレンズ群をい
ずれも単レンズから構成し、さらに、視野枠を正立正像
光学系内に配置するという構成を採用している。このよ
うに構成された前記特開平5 -341187 号公報の実像式変
倍ファインダーは、コンパクト化を実現しながら良好な
光学性能を発揮して所期の目的を充分に達している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンパクト
カメラに対する基本的な命題は、如何にしてよりコンパ
クト化を図るかということと、如何にしてより低コスト
を実現するかという点にあるから、実像式変倍ファイン
ダー光学系を開発し且つ提供する際には、常にこれらの
命題の達成を要求されることになる。一方、コンパクト
カメラに対するユーザーの要望は、撮影レンズの分野だ
けに留まらず、画面サイズを通常のフルサイズから、例
えばパノラマサイズに変え得るようにすることや、ファ
インダー視野内に撮影時の各種データを表示し得るよう
にすること等、多方面にも及んで来ている。
【0009】従って、よりコンパクト化を進め且つより
低コストを実現しつつ、多方面に及ぶユーザーの要望を
満たすためには、4群5枚の構成を採る前記特開平5-34
1187号公報に記載の実像式変倍ファインダーの構成をさ
ら簡単化し、しかも、前記公報記載の従来技術では、通
常の視野枠として構成されていたファインダー視野範囲
も、画面サイズの変更に伴って容易に変換することがで
き且つ必要に応じて各種データの表示も可能であるよう
な実像式変倍ファインダー光学系を開発する必要が生じ
る。勿論、撮影距離の変化により生じるパララックスの
補正を行うことも当然に要望される。
【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その第1の目的は、3倍程度の変倍比を具え
且つ良好な光学性能を有しながら、光学系構成のより簡
単化された実像式変倍ファインダー光学系を提供するこ
とにあり、第2の目的は、ファインダー視野フレーム等
を容易に変換することができ且つパララックスの補正も
可能で、しかも、必要に応じて各種データのファインダ
ー視野内への表示も可能であるような実像式変倍ファイ
ンダー光学系を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、物体側から順に配置さ
れた、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を
持ち且つ少なくとも1つの光学面に非球面を用いた単レ
ンズから成る第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レ
ンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ群とから成り且
つ全体として正の屈折力を有する対物光学系と、その後
方に配置された正立正像光学系と、その後方に配置され
た正の屈折力を有する接眼光学系とにより構成され、且
つ、前記対物光学系により形成される実像を前記正立正
像光学系内に結像させるように構成された実像式変倍フ
ァインダー光学系であって、前記第2レンズ群が物体側
から接眼側に向って軸上移動することにより広角端から
望遠端への変倍が行われるように構成され、さらに、こ
のときの変倍に伴って生じるファインダー視度変化を、
前記第4レンズ群の軸上移動により補正するように構成
され、しかも、 1.25 ≦ |fW /f2| ≦ 1.45 但し、fW :広角端における前記対物光学系の焦点距離 f2 :前記第2レンズ群の焦点距離 なる条件式を満たすように構成されていることを特徴と
するものである。
【0012】また、精求項に記載の発明は、前記第2
レンズ群の少なくとも1つの光学面に用いる非球面が、 0.044 < △X( 0.5|f2 | )/ |f2| < 0.06
【0013】
【数2】
【0014】 但し、f2 :前記第2レンズ群の焦点距離 C :近軸曲率半径の逆数 H :光軸からの高さ K :円錐定数 A4、 A6 、A8、A10 :それぞれ4次、6
次、8次、10次の非球面係数 なる条件式を満たすように構成されていることを特徴と
するものである。また、請求項に記載の発明は、前記
接眼光学系が正・負の各1枚の単レンズによって構成さ
れ、しかも、 νd凹 < νd凸 但し、νd凹:接眼光学系を構成する負の単レンズのア
ッベ数 νd凸:接眼光学系を構成する正の単レンズのアッベ数 なる条件式を満たすように構成されていることを特徴と
するものである。
【0015】
【作用】上記のように構成された実像式変倍ファインダ
ー光学系は、3倍程度の高い変倍比を具え且つ変倍に際
して全長が変化せず、しかも、良好な光学性能を有する
実像式変倍ファインダー光学系を実現するに際して、物
体側から順に配置された、4群のレンズ群から成る対物
光学系と、2つの正立プリズムから成る正立正像光学系
と、1群のレンズ群から成る接眼光学系とにより構成
し、第2レンズ群が物体側から接眼側に向って軸上移動
することにより広角端から望遠端への変倍を行い、この
ときの変倍に伴って生じるファインダー視度変化を第4
レンズ群の軸上移動により補正するようにしている。
【0016】この場合、上記従来技術が対物光学系の第
2レンズ群を2枚で構成し、他のレンズ群を単レンズで
構成しているのに対し、本発明では、第2レンズ群をも
単レンズから構成し且つ少なくとも1つの光学面に非球
面を用いることにより、従来技術のものの光学性能を上
回るように、ないしは匹敵させるようにしている。
た、特に、請求項1に記載の発明によれば、上記の構成
に加えて、 1.25 ≦ |f W /f 2 | ≦ 1.45 …(1) 但し、f W :広角端における対物光学系の焦点距離 2 :前記第2レンズ群の焦点距離 なる条件式(1)を満たすように構成することにより、
全系の小型化を図りつつ、所望、例えば3倍強の変倍比
を確保しつつ、上記請求項1に記載の発明の効果を適切
に奏し得る実像式変倍ファインダー光学系を提供するこ
とができる。
【0017】また、請求項2に記載の発明によれば、前
記第2レンズ群の少なくとも1つの光学面に用いる非球
面が、 0.044 < △X(0.5|f 2 |)/ |f 2 | < 0.06
【数3】 但し、f 2 :前記第2レンズ群の焦点距離 C :近軸曲率半径の逆数 H :光軸からの高さ K :円錐定数 A4、A6、A8、A10 :それぞれ4次、6次、8
次、10次の非球面係数 なる条件式を満たすように構成することにより、諸収差
を小さく押さえ且つ良好な見え味を得る実像式変倍ファ
インダー光学系を提供することができる。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、前記接眼
光学系が正・負の各1枚の単レンズによって構成され、
しかも、 ν d凹 < ν d凸 但し、ν d凹 :接眼光学系を構成する負の単レンズのア
ッベ数 ν d凸 :接眼光学系を構成する正の単レンズのアッベ数 なる条件式を満たすように構成することにより、接眼光
学系を介して観察する際の軸上色収差を良好に補正する
実像式変化ファインダー光学系を提供することができ
る。
【0019】
【実施例】以下、図示の複数の実施例に基づいて本発明
に係る実像式変倍ファインダー光学系の構成および作用
を説明するが、以下の説明において使用する記号ω、r
、d、n、νは、 ω :半画角 ri :物体側から数えてi番目の光学面の曲率半径 di :物体側から数えてi番目の面間隔 ni :物体側から数えてi番目のレンズの光学材料の屈
折率 νi :物体側から数えてi番目のレンズの光学材料のア
ッベ数 をそれぞれ表すものとする。
【0020】図1は、本発明の実像式変倍ファインダー
光学系の第1実施例に係る光学系配置図であり、図2
は、本発明の第2実施例に係る光学系配置図であり、図
3は、本発明の第3実施例に係る光学系配置図であり、
図4は、本発明の第4実施例に係る光学系配置図であ
る。
【0021】これら4つの実施例に係る実像式変倍ファ
インダー光学系は、いずれも、物体側から順に配置され
た、両凸形状の第1レンズ群Iと両凹形状の第2レンズ
群IIと両凸形状の第3レンズ群IIIと物体側に凸面を向
けた正の屈折力を持つメニスカス形状の第4レンズ群IV
とから成り、全体として正の屈折力を有する対物光学系
(I〜IV)と、その後方に配置された第1正立プリズム
G1 と第2正立プリズムG2 とから成る正立正像光学系
G1 、G2 と、その後方に配置された正の屈折力を有す
る接眼光学系Vとにより構成されている。
【0022】この場合、4つの実施例とも、対物光学系
I〜IVを構成する4群のレンズ群がいずれも単レンズか
ら構成され、この対物光学系I〜IVにより形成される実
像が前記正立正像光学系G1 、G2 内に結像され、これ
を接眼光学系Vを介してアイポイントE.Pで観察する
ように構成されている。
【0023】そして、このファインダー光学系では、対
物光学系I〜IVを構成する4群のレンズ群が図1の上方
図の状態にあるときに、広角端(短焦点距離端)を実現
し、ズーミングに際して、第2レンズ群IIが物体側から
接眼側に向って軸上移動することにより、広角端から中
間焦点距離を経て望遠端(長焦点距離端)への変倍(倍
率増大)を実現し得るように構成され、さらに、このと
きの変倍に伴って生じるファインダー視度変化を、第4
レンズ群IVの図1の上方図から中間図を経て下方図に至
る軸上移動により補正するように構成されている。
【0024】この場合、第1レンズ群Iと第3レンズ群I
IIとは、第2レンズ群IIの変倍のための移動と第4レン
ズ群IVの補正のための移動の間中、静止状態を保つこと
になる。なお、いずれの実施例とも、第1正立プリズム
G1 と第2正立プリズムG2 とが、例えば互いに図42
に示すような状態に組み合わされた構造の正立プリズム
系として構成されることになるが、便宜上、各図中にお
いてはそれぞれ光学ブロックとして図示してある。
【0025】さて、このような基本構成を有する本発明
の実像式変倍ファインダー光学系では、全系の小型化を
図りつつ、3倍強の変倍比(例えば、図示実施例におい
ては、略0.37倍〜略1.24倍を示し、広角端から望遠端へ
の倍率増大は、約3.2倍である)を確保するために、
第2レンズ群IIの屈折力の範囲を、 1.25 ≦ |fW /f2| ≦ 1.45 …(1) 但し、fW :広角端における対物光学系I〜IVの焦点距
離 f2 :第2レンズ群IIの焦点距離 なる条件式を満たす範囲内に設定するようにしている。
【0026】この場合、第2レンズ群IIの屈折力が条件
式(1)の上限値を超えて強くなると、変倍に伴う収差
変動が大きくなり、第2レンズ群IIを単レンズで構成す
ることが困難になる。また、第2レンズ群IIの屈折力が
条件式(1)の下限値を超えて弱くなると、変倍に伴う
第2レンズ群IIの移動量が大きくなって、対物光学系I
〜IVの正立部前方部分の長さを短く維持できなくなる。
【0027】一方、本発明の実像式変倍ファインダー光
学系では、各実施例とも、それぞれの第2レンズ群IIの
少なくとも1つの光学面、実施例レベルでは前方光学面
(以下、「前面」という)r3 を、非球面として形成す
るように構成している。
【0028】そして、本発明では、諸収差を小さく抑え
且つ良好な見え味を得るために、非球面r3 の形状を、 0.044 < △X( 0.5|f2| )/ |f2| < 0.06 …(2)
【0029】
【数4】
【0030】 但し、f2 :第2レンズ群IIの焦点距離 C :近軸曲率半径の逆数(中心曲率) H :光軸からの高さ K :円錐定数 A4、 A6 、A8、A10 :それぞれ4次、6次、8次、10次
の非球面係数 なる条件式を満たす範囲内に規定する必要があり、本発
明の実像式変倍ファインダー光学系では、そのように構
成されている。
【0031】この場合、非球面r3 の形状が、条件式
(2)の上限値および下限値を超えると、広角側での歪
曲収差と非点収差の補正がいずれも困難になり、さら
に、望遠側での球面収差の補正が困難になる。
【0032】以下、第1実施例および第2実施例の詳細
な構成について説明する。第1実施例の実像式変倍ファ
インダー光学系は、その接眼光学系Vを両凸の単レンズ
のみで構成したことを特徴とするもので、表1〜表3に
掲げるような詳細データ(パラメータ)を有するもので
ある。この場合、図示していないが、第1実施例では、
例えば通常構造の視野フレームが例えば第1正立プリズ
ムG1 と第2正立プリズムG2 との間の軸上間隔d10
光路中に配置されるものとする。
【0033】なお、第1実施例に用いられる対物光学系
I〜IVおよび正立正像光学系G1 、G2 については、前
述した通り、各実施例に共通のものであるのでその詳細
構成の説明は省略する。これは、第2実施例〜第4実施
例についても同様である。
【0034】第1実施例 ω=8.2〜24.1°,|fw/f2| =1.35,ΔX(0.5|f2|)/|f2|=0.049
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】第2実施例の実像式変倍ファインダー光学
系は、第1実施例の場合と同様に、その接眼光学系Vを
両凸の単レンズのみで構成すると共に、第1実施例の第
1正立プリズムG1 と第2正立プリズムG2 との間の軸
上間隔d10の光路中に、透過型液晶視野表示部材FL を
設けるように構成したことを特徴とするもので、表4〜
表6に掲げるような詳細データを有するものである。
【0039】第2実施例 ω=8.2〜24.1°,|fw/f2| =1.34,ΔX(0.5|f2|)/|f2|=0.055
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】そして、第1実施例および第2実施例で
は、いずれも、前述した第2レンズ群IIの前面r3 の他
に、第1レンズ群Iの後方光学面(以下、「後面」とい
う)r2と、第4レンズ群IVの後面r8 と、第2正立プ
リズムG2 の前面r11(第2実施例ではr13)と、接眼
光学系Vの前面r13(第2実施例ではr15)を、それぞ
れ非球面として形成している。なお、これらの非球面形
状は、前述した(2’)式の非球面式を満すような形状
のものとして形成されることになる。
【0044】このように構成された第1実施例および第
2実施例の実像式変倍ファインダー光学系では、第1実
施例の場合には、図5〜図13の各収差図に示すよう
に、また、第2実施例の場合には図14〜図22の各収
差図に示すように、それぞれ広角端、中間焦点距離、望
遠端に亘って、球面収差・非点収差・歪曲収差がいずれ
も良好に且つ充分に補正された光学系となっている。
【0045】ところで、第1実施例および第2実施例の
実像式変倍ファインダー光学系は、このように優秀な結
像性能を有してはいるが、接眼光学系Vをいずれも単レ
ンズで構成しているため、色収差(特に軸上の色収差)
の補正が、対物光学系I〜IVおよび正立正像光学系G1
、G2 で行われることにならざるを得ない。その結
果、接眼光学系Vを介してそのファインダー像を観察す
る際には、対物光学系I〜IVや正立正像光学系G1 、G2
では補正し切れない若干の軸上の色収差が残存する虞
れが生じることも考えられる。
【0046】そのため、第3実施例および第4実施例の
実像式変倍ファインダー光学系では、接眼光学系Vを介
して観察する際の軸上色収差を良好に補正し得るよう
に、接眼光学系Vを、物体側に凸面を向けた負の屈折力
を持つメニスカス形状のレンズおよびその後方に配置さ
れた両凸レンズの2枚のレンズから構成するようにして
いる。
【0047】この場合、接眼光学系Vにおける軸上色収
差を良好に補正するためには、接眼光学系Vを構成する
正・負のレンズのアッベ数を、 νd凹 < νd凸 …(3) 但し、νd凹:接眼光学系Vを構成する負レンズのアッ
ベ数 νd凸:接眼光学系Vを構成する正(両凸)レンズのア
ッベ数 なる条件式を満たすように設定するのが好ましい。この
条件式(3)の関係が崩れると、接眼光学系Vにおける
軸上色収差を良好に補正することが著しく困難になる。
【0048】以下、第3実施例および第4実施例の詳細
な構成について説明する。第3実施例の実像式変倍ファ
インダー光学系は、第1実施例における単レンズ構成の
接眼光学系Vの代りに、その接眼光学系に、前述した2
枚構成から成る接眼光学系Vを採用したことを特徴とす
るもので、表7〜表9に掲げるような詳細データを有す
るものである。
【0049】第3実施例 ω=8.3〜24.6°,|fw/f2| =1.365,ΔX(0.5|f2|)/|f2|=0.049
【0050】
【表7】
【0051】
【表8】
【0052】
【表9】
【0053】また、第4実施例の実像式変倍ファインダ
ー光学系は、2枚構成から成る接眼光学系Vを採用する
と共に、第2実施例の場合と同様に、第1正立プリズム
G1 と第2正立プリズムG2 との間の軸上間隔d10の光
路中に透過型液晶視野表示部材FL を設けるように構成
したことを特徴とするもので、表4に掲げるような詳細
データを有するものである。
【0054】第4実施例 ω=7.8〜24.6°,|fw/f2| =1.371,ΔX(0.5|f2|)/|f2|=0.048
【0055】
【表10】
【0056】
【表11】
【0057】
【表12】
【0058】そして、第3実施例および第4実施例と
も、第1実施例および第2実施例の場合と同様に、第2
レンズ群IIの前面r3 の他に、第1レンズ群Iの後面r2
と、第4レンズ群IVの後面r8 と、第2正立プリズム
G2 の前面r11(第4実施例ではr13)と、接眼光学系
Vを構成する2枚のレンズの内、アイポイントに近い両
凸レンズの前面r15(第4実施例ではr17)を、それぞ
れ非球面として形成している。そして、これらの非球面
形状も、第1実施例および第2実施例の場合と同様に、
(2’)式の非球面式を満すような形状のものとして形
成されることになる。
【0059】さて、第2実施例と第4実施例に配設され
る透過型液晶視野表示部材FL の構造ないし構成である
が、これらの透過型液晶視野表示部材FL は、いずれ
も、そのファインダー視野内に、例えば画面サイズを通
常のフルサイズから例えばパノラマサイズに変更し得る
ような視野可変フレームや、撮影距離の変化により生じ
るパララックスを補正するためのパララックス補正フレ
ーム、または/および、撮影時の各種データ(いずれ
も、図示なし)を表示し得るような構造のものとして構
成される。
【0060】この場合、透過型液晶視野表示部材FL
は、液晶駆動回路により駆動されることになり、必要に
応じて所望のフレームや各種データをファインダー視野
内に表示し得るように構成される。なお、透過型液晶視
野表示部材FL および液晶駆動回路は、それぞれそれ自
体公知の技術により構成されることになるが、その光線
透過性能は、実像式変倍ファインダー光学系内を進行す
るファインダー光束に、無用の収差を生じさせないよう
な性能のものとして構成されるのが好ましいのは勿論で
ある。
【0061】このように構成された第3実施例および第
4実施例の実像式変倍ファインダー光学系では、第3実
施例の場合には図23〜図31の各収差図に示すよう
に、また、第4実施例の場合には図32〜図40の各収
差図に示すように、それぞれ広角端、中間焦点距離、望
遠端に亘って、球面収差・非点収差・歪曲収差がいずれ
も良好に且つ充分に補正された光学系となっている。
【0062】そして、第1実施例〜第4実施例の各収差
図は、いずれも、本発明の実像式変倍ファインダー光学
系の結像性能が如何に優秀であるかを物語っている。以
上、図示の実施例に基づいて説明したが、本発明は、こ
れに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲内において、種々に変形実施することができる。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、発明によれば、3
倍強の高い変倍比を具え且つ良好な光学性能を有する実
像式変倍ファインダー光学系を実現するに当って第1
レンズ群と第3レンズ群とを静止状態に保った状態で、
少なくとも1つの光学面に非球面を用いて構成された第
2レンズ群を変倍のために移動させ且つ第4レンズ群を
その変倍に伴って生じるファインダー視度変化の補正の
ために移動させるという簡単なズーミング機構を採用し
たので、変倍域全域に亘って諸収差を良好に且つ充分に
補正を行いつつ、従来のものに比べて光学系構成をより
簡単化することができ、これによって低コスト化を実現
することができ、しかも、変倍に伴う視度変化の小さ
い、さらに、光学系の全長が変化しない小型の実像式変
倍ファインダー光学系を提供することができる。
【0064】この場合、接眼光学系を単レンズから構成
することも可能にしたので、本発明をこのように構成し
たときには、光学系構成をより簡単化し得るという効果
を奏する。
【0065】また、特に、請求項に記載の発明によれ
ば、上記の構成に加えて、 1.25 ≦ |fW /f2| ≦ 1.45 …(1) 但し、fW :広角端における対物光学系の焦点距離 f2 :前記第2レンズ群の焦点距離 なる条件式(1)を満たすように構成されているので、
全系の小型化を図りつつ、所望、例えば3倍強の変倍比
を確保しつつ、上記の効果を適切に奏し得る実像式変倍
ファインダー光学系を提供することができる。また、請
求項に記載の発明によれば、前記第2レンズ群の少な
くとも1つの光学面に用いる非球面が、 0.044 < △X(0.5|f2|)/ |f2| < 0.06
【0066】
【数5】 但し、f2 :前記第2レンズ群の焦点距離 C :近軸曲率半径の逆数 H :光軸からの高さ K :円錐定数 A4、A6、A8、A10 :それぞれ4次、6次、8
次、10次の非球面係数 なる条件式を満たすように構成されているので、諸収差
を小さく押さえ且つ良好な見え味を得る実像式変倍ファ
インダー光学系を提供することができる。
【0067】また、請求項に記載の発明は、前記接眼
光学系が正・負の各1枚の単レンズによって構成され、
しかも、 νd凹 < νd凸 但し、νd凹:接眼光学系を構成する負の単レンズのア
ッベ数 νd凸:接眼光学系を構成する正の単レンズのアッベ数 なる条件式を満たすように構成することにより、接眼光
学系を介して観察する際の軸上色収差を良好に補正する
実像式変化ファインダー光学系を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第1
実施例に係る光学系配置図であり、上方図は広角端(短
焦点距離端)における各レンズ群の配置を、中間図は中
間焦点距離における各レンズ群の配置を、下方図は望遠
端(長焦点距離端)における各レンズ群の配置をそれぞ
れ示す(以下の各光学系配置図でも同じ)。
【図2】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第2
実施例に係る光学系配置図である。
【図3】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第3
実施例に係る光学系配置図である。
【図4】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第4
実施例に係る光学系配置図である。
【図5】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第1
実施例に係る広角端における球面収差および正弦条件を
示す収差図である。なお、図中における実線「C」
「d」および「F」は 各波長の球面収差を、破線は、
正弦条件をそれぞれ示す。以下の各相当図において同
じ。
【図6】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第1
実施例に係る広角端における非点収差を示す収差図であ
る。なお、図中における実線は各波長のサジタル方向、
破線はメリディオナル方向をそれぞれ示す。以下の各相
当図において同じ。
【図7】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第1
実施例に係る広角端における歪曲収差を示す収差図であ
る。
【図8】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第1
実施例に係る中間焦点距離における球面収差および正弦
条件を示す収差図である。
【図9】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第1
実施例に係る中間焦点距離における非点収差を示す収差
図である。
【図10】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
1実施例に係る中間焦点距離における歪曲収差を示す収
差図である。
【図11】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
1実施例に係る望遠端における球面収差および正弦条件
を示す収差図である。
【図12】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
1実施例に係る望遠端における非点収差を示す収差図で
ある。
【図13】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
1実施例に係る望遠端における歪曲収差を示す収差図で
ある。
【図14】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る広角端における球面収差および正弦条件
を示す収差図である。
【図15】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る広角端における非点収差を示す収差図で
ある。
【図16】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る広角端における歪曲収差を示す収差図で
ある。
【図17】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る中間焦点距離における球面収差および正
弦条件を示す収差図である。
【図18】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る中間焦点距離における非点収差を示す収
差図である。
【図19】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る中間焦点距離における歪曲収差を示す収
差図である。
【図20】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る望遠端における球面収差および正弦条件
を示す収差図である。
【図21】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る望遠端における非点収差を示す収差図で
ある。
【図22】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
2実施例に係る望遠端における歪曲収差を示す収差図で
ある。
【図23】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る広角端における球面収差および正弦条件
を示す収差図である。
【図24】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る広角端における非点収差を示す収差図で
ある。
【図25】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る広角端における歪曲収差を示す収差図で
ある。
【図26】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る中間焦点距離における球面収差および正
弦条件を示す収差図である。
【図27】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る中間焦点距離における非点収差を示す収
差図である。
【図28】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る中間焦点距離における歪曲収差を示す収
差図である。
【図29】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る望遠端における球面収差および正弦条件
を示す収差図である。
【図30】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る望遠端における非点収差を示す収差図で
ある。
【図31】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
3実施例に係る望遠端における歪曲収差を示す収差図で
ある。
【図32】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る広角端における球面収差および正弦条件
を示す収差図である。
【図33】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る広角端における非点収差を示す収差図で
ある。
【図34】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る広角端における歪曲収差を示す収差図で
ある。
【図35】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る中間焦点距離における球面収差および正
弦条件を示す収差図である。
【図36】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る中間焦点距離における非点収差を示す収
差図である。
【図37】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る中間焦点距離における歪曲収差を示す収
差図である。
【図38】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る望遠端における球面収差および正弦条件
を示す収差図である。
【図39】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る望遠端における非点収差を示す収差図で
ある。
【図40】本発明の実像式変倍ファインダー光学系の第
4実施例に係る望遠端における歪曲収差を示す収差図で
ある。
【図41】従来の実像式変倍ファインダーの光学系構成
を示す光学系構成図である。
【図42】図41の実像式変倍ファインダーを斜視的に
示す斜視図である。
【符号の説明】
I 第1レンズ群 II 第2レンズ群 III 第3レンズ群 IV 第4レンズ群 G1 第1正立プリズム G2 第2正立プリズム V 接眼光学系 FL 透過型液晶視野表示部材 E.P アイポイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 13/00 - 15/28 G03B 13/00 - 13/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に配置された、正の屈折力
    を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持ち且つ少なくと
    も1つの光学面に非球面を用いた単レンズから成る第2
    レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、正の屈
    折力を持つ第4レンズ群とから成り且つ全体として正の
    屈折力を有する対物光学系と、その後方に配置された正
    立正像光学系と、その後方に配置された正の屈折力を有
    する接眼光学系とにより構成され、且つ、前記対物光学
    系により形成される実像を前記正立正像光学系内に結像
    させるように構成された実像式変倍ファインダー光学系
    であって、前記第2レンズ群が物体側から接眼側に向っ
    て軸上移動することにより広角端から望遠端への変倍が
    行われるように構成され、さらに、このときの変倍に伴
    って生じるファインダー視度変化を、前記第4レンズ群
    の軸上移動により補正するように構成され、しかも、 1.25 ≦ |fW /f2| ≦ 1.45 但し、fW :広角端における前記対物光学系の焦点距離 f2 :前記第2レンズ群の焦点距離 なる条件式を満たすように構成されていることを特徴と
    する実像式変倍ファインダー光学系。
  2. 【請求項2】 前記第2レンズ群の少なくとも1つの光
    学面に用いる非球面が、 0.044 < △X( 0.5|f2| )/ |f2| < 0.06 【数1】 但し、f2 :前記第2レンズ群の焦点距離 C :近軸曲率半径の逆数 H :光軸からの高さ K :円錐定数 A4、 A6 、A8、A10 :それぞれ4次、6次、8次、10次
    の非球面係数 なる条件式を満たすように構成されていることを特徴と
    する請求項に記載された実像式変倍ファインダー光学
    系。
  3. 【請求項3】 前記接眼光学系が正・負の各1枚の単レ
    ンズによって構成され、しかも、 νd凹 < νd凸 但し、νd凹:接眼光学系を構成する負の単レンズのア
    ッベ数 νd凸:接眼光学系を構成する正の単レンズのアッベ数 なる条件式を満たすように構成されていることを特徴と
    する請求項またはに記載された実像式変倍ファイン
    ダー光学系。
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