JP3500042B2 - 電子部品の接続構造及び接続方法 - Google Patents

電子部品の接続構造及び接続方法

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JP3500042B2 JP16144697A JP16144697A JP3500042B2 JP 3500042 B2 JP3500042 B2 JP 3500042B2 JP 16144697 A JP16144697 A JP 16144697A JP 16144697 A JP16144697 A JP 16144697A JP 3500042 B2 JP3500042 B2 JP 3500042B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車輌の自動
変速機のケース内部に設けられる油圧制御用のソレノイ
ドバルブを回路体に接続するための接続構造及び接続方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌の自動変速機においては、油圧制御
用の複数のソレノイドバルブが変速機ケース下部のオイ
ルパンの内部に分散配置されており、それぞれのソレノ
イドバルブの端子には、ワイヤハーネス等の電線が接続
されて電力が供給されるようになっている。
【0003】図8及び図9は、ソレノイドバルブと電線
との従来の接続構造を示し、複数のソレノイドバルブ1
が自動変速機のベース2上に取り付けられている。それ
ぞれのソレノイドバルブ1は端子3、3を有しており、
各端子3と電線4の導体5とが半田付け等によって接続
され、電線4は束ねられて車体側のワイヤハーネスに連
結される。図8において、6はアースを行うためのねじ
締め型ターミナルである。
【0004】図10及び図11は、半田付け等を省略す
ると共に、ワンタッチによって接続するための従来の接
続構造を示し、ベースプレート7とカバー8との間に形
成した隙間に、分岐回路を形成するブスバー9が配索さ
れている。このブスバー9の所定位置に雌端子部10が
穿孔によって形成されており、この雌端子部10にソレ
ノイドバルブのピン端子(図示省略)を嵌合することに
よってブスバー9とソレノイドバルブとが接続されるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8及
び図9に示す接続構造では、ソレノイドバルブ1と接続
される電線4の引き回し及び電線の半田付けを必要と
し、接続作業の工程数が多く、繁雑で、時間を要してい
る。
【0006】図10及び図11の接続構造では、接続が
ワンタッチで可能なため、作業性が良好であるが、ソレ
ノイドバルブの取付位置精度が悪いと雌端子部10とソ
レノイドバルブのピン端子の接触が不安定であり、信頼
性に劣る問題を有している。
【0007】以上のことは、ソレノイドバルブ以外の電
子部品においても同様であり、接続作業が簡単で、しか
も信頼性のある接続が可能な構造が臨まれているところ
である。
【0008】そこで、本発明は、簡単な作業で接続がで
き、しかも高い信頼性のある電子部品の接続構造及び接
続方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の接続構造は、電子部品を回路体に
取り付けることにより、回路体の電極部と電子部品の端
子とが接触する電子部品の接続構造であって、前記端子
が回路体への取付方向へのばね力を有する形状に形成さ
れ、前記回路体に係合するロック突起を有したロック部
材が前記電子部品から突出しており、このロック部材が
挿入される取付穴が前記回路体に形成されると共に、ロ
ック部材の挿入状態での電子部品の回転により前記ロッ
ク突起と相互に係合して抜け止めを行う係合溝が前記取
付穴に設けられていることを特徴とする。
【0010】この構造では、ロック部材を取付穴に挿入
した状態で、電子部品を回転させることによって、ロッ
ク突起と係合部とが係合するため、電子部品が回路体に
装着される。この装着状態では、電子部品の端子が回路
体の電極部と接触して導通する。従って、電線の引き回
しや半田付けが不要となり、簡単な接続が可能となる。
【0011】また、端子は、回路体への取付方向へのば
ね力を有しており、電子部品を回路体に装着することに
よって取付方向に撓み、そのばね力がロック突起と係合
部とが係合状態を維持するように作用する。このため電
子部品が不用意に脱落することがなく、安定した装着を
行うことができる。これと共に、端子はばね力によって
電極部に圧接するため、端子と電極部とが確実に接触
し、接触の信頼性が向上する。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載の電子部
品の接続構造であって、前記電極部と接触する小突起が
前記端子に形成されていることを特徴とする。
【0013】端子に形成された小突起が電極部と接触す
るため、接触面積が小さく、電子部品の回転の際の抵抗
力が小さくなり、電子部品の回転を容易に行うことがで
きる。又、電極部の表面に食い込み易く、電子部品の回
転に伴う電極部表面の酸化皮膜の削除を良好に行うこと
ができる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の電子部品の接続構造であって、前記電極部は電子
部品の回転軌跡に沿った円弧状パターンに形成されてい
ることを特徴とする。
【0015】電極部が円弧状パターンに形成されるた
め、電子部品の回転の際には、端子が常に電極部に接触
した状態となっている。このため、端子が電極部から外
れることがなく、安定した接触を行うことができる。
【0016】又、電子部品を回転させるとき、端子が電
極部を摺動するため、電極部表面の酸化皮膜を削除す
る。このため、端子は酸化されていない電極部の新たな
表面と接触し、端子と電極部との導通が良好となり、信
頼性のある接続を行うことができる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれか一項に記載の電子部品の接続構造であって、
前記係合部が前記取付孔の内部に設けられて前記ロック
部材が回路体の内部で係合し、前記電極部が取付孔への
前記電子部品の挿入側に設けられていることを特徴とす
る。
【0018】この接続構造では、電子部品のロック部材
を取付孔に挿入すると、回路体の内部で係合部と係合
し、電子部品の端子は、取付孔への電子部品の挿入側で
電極部と接触する。
【0019】請求項5の接続方法は、電子部品の端子に
回路体への取付方向のばね力を付与し、電子部品から突
出したロック部材を回路体の取付穴に挿入して前記端子
と回路体の電極部とを接触させ、電子部品を回転して端
子を電極部に摺動させると共に、ロック部材のロック突
起を取付穴の係合溝に係合させた後、電子部品を小さな
角度で戻し回転させることを特徴とする。
【0020】ロック部材を取付穴に挿入した状態で、電
子部品を回転させることによってロック突起と係合部と
が係合するため、簡単な操作で電子部品を回路体に装着
することができる。又、電子部品の回転の際には、端子
が電極部を摺動するため、電極部表面の酸化皮膜の削除
ができる。さらに、ロック突起と係合部との係合の後、
電子部品を戻し回転させることにより、端子は削り取ら
れた酸化皮膜の削り屑と接触することなく、電極部の新
たな表面と接触することができ、電極部と良好な導通状
態となり、接続の信頼性が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、本発明を車輌の自
動変速機に適用した一実施形態を示し、図1は全体の斜
視図、図2は接続前の断面図であり、11は回路体、1
2は電子部品としてのソレノイドバルブである。
【0022】回路体11は、絶縁性板状の本体21を有
し、この本体21が自動変速機のベース13(図2、図
5、図7参照)上に配置されている。この回路体11に
おけるソレノイドバルブ12装着部位には、取付穴14
が貫通状態で形成されている。
【0023】取付穴14は、中央部分の円形状の穴部1
5と、穴部15の外周側に90度間隔で連通した角穴状
のスリット部16とを有した形状となっている。スリッ
ト部16を後述するソレノイドバルブ12のロック部材
17が挿通することにより、図5に示すようにロック部
材17が取付穴14に挿入される。
【0024】取付穴14を形成するための壁部18は、
図1及び図2に示すようにストッパ部19と、ストッパ
部19よりも肉薄となっている係合部20とを有し、こ
れらが隣接するスリット部16の間にそれぞれ設けられ
ている。ストッパ部19は、ロック部材17のロック突
起22が当接することによって、ロック部材17の回転
を停止させるものであり、係合部20はロック部材17
のロック突起22が下面に係合することによって、ロッ
ク部材17の抜け止めを行うものである。
【0025】さらに、回路体11の本体21表面には、
電極部23が形成されている。電極部23は、取付穴1
4の周囲に配置されており、ソレノイドバルブ12の端
子24が接触することによって端子24と導通する。こ
の実施形態における電極部23は、図1及び図4に示す
ようにソレノイドバルブ12の回転軌跡に沿った円弧状
にパターン形成されるものである。このように電極部2
3が円弧状に形成されることにより、ソレノイドバルブ
12の回転中及び回転後においても、ソレノイドバルブ
12の端子24が電極部23から外れることがなく、端
子24と電極部23との確実な接触を確保することがで
きる。電極部23としては、印刷回路であっても良く、
ブスバー、その他の構造であっても良い。
【0026】電子部品としてのソレノイドバルブ12
は、円柱状の本体部25と、本体部25の下面から突出
したロック部材17と、本体部25の側面に設けられた
端子24とを備えている。
【0027】本体部25は、絶縁性樹脂によって形成さ
れており、その内部には、図2に示すようにコイル26
が設けられている。又、本体部25の下面からは、ベー
ス27が突出している。このベース27は、ロック部材
17を貫通してさらに下方に延びている。
【0028】本体部25の下面から突出するロック部材
17は、円形リング状に形成されている。このロック部
材17の外径は、回路体11の取付穴14の穴部15に
挿入可能なように設定されており、穴部15への挿入状
態でソレノイドバルブ12を回転させることによって取
付穴14内で一体的に回転する。又、ロック部材17の
外周部分には、ロック突起22が形成されている。
【0029】ロック突起22は、90度間隔を有してロ
ック部材17の外周部分に形成されており、それぞれが
対応した取付穴14のスリット部16に挿入される。こ
のロック突起22は、ロック部材17よりも高くなるよ
うに上方に延びており、図5に示すように、その上端部
分が取付穴14の係合部20の下面と係合することがで
きる。この場合、各ロック突起22の上端部分における
ソレノイドバルブ12の回転方向θ側には、テーパ部2
8が切り欠き状に形成されており、ソレノイドバルブ1
2の回転に伴う係合部20との係合を円滑に行うことが
可能となっている。
【0030】端子24は、本体部25内のコイル26に
電力を供給する。この実施形態のソレノイド12は、2
極によって作動するものであり、このため端子24も2
極構成となっている。この2極構成の端子24は、図1
及び図4に示すように隣接位置に併設されている。
【0031】各端子24は、図2に示すように本体部2
5に埋設されることによって本体部25に取り付けられ
る基端側の取付部24aと、本体部25の側方に突出し
た先端側の接触部24bとが連設されることによって形
成されている。このように接触部24bが本体部25の
側方に突出していても、端子24が隣接位置に設けられ
ているため、本体部25の一側から突出するだけであ
り、ソレノイドバルブ12全体の横方向の長さを少なく
することができ、取付スペースを小さくできるメリット
がある。
【0032】端子24の接触部24bは、下方側、すな
わち回路体11側にU字形に湾曲されており、湾曲され
た先端部分が回路体11の電極部23に臨んでいる。回
路体11側への湾曲によって、端子24には回路11
への取付方向へのばね力が付与されており、このばね力
によって接触部24bが高い接触圧で電極部23に接触
することができる。このような接触構造によって、端子
24と電極部23とが確実に導通するため、接続の信頼
性を向上させることができる。又、端子24のばね力
は、ロック突起22を係合部20に係合させるように作
用する。このためロック突起22が係合部20から外れ
ることがなく、ソレノイドバルブ12の不用意な脱落を
防止することができる。
【0033】この端子24の接触部24bにおける回路
体11側の面には、小突起29が形成されている。小突
起29は、ビード、インデント等の形状に成形されてお
り、この小突起29が回路体11の電極部23と接触す
る。
【0034】なお、各端子24は、図2に示すようにコ
イル26に通電を行うための接続ピン30を有してお
り、この接続ピン30にコイル26からの導線31が連
結されている。
【0035】さらに、それぞれの端子24は本体部25
の側面から突出しているフード32内に収容されてお
り、これにより端子24の相互接触が防止されている。
【0036】次に、この実施形態による接続操作を説明
する。
【0037】図1及び図2に示すように、回路体11の
取付穴14にロック部材17が臨むようにソレノイドバ
ルブ12を移動させ、ロック突起22とスリット部16
とを位置合わせした後、ロック部材17の全体を取付穴
14内に挿入する。この挿入によってソレノイドバルブ
12の本体部25下面が回路体11の上面に当接すると
共に、端子24が撓み、その小突起29が電極部23と
接触する。
【0038】この状態で、ソレノイドバルブ12を図2
及び図4で示すθ方向に一定角度回転させる。ロック部
材17はソレノイドバルブ12の回転と一体的に回転
し、そのロック突起22が図4の破線位置から実線位置
に移動してストッパ部19に当接し、ソレノイドバルブ
12の回転が停止すると共に、ロック突起22が係合部
20の下面に係合する。この係合によってソレノイドバ
ルブ12が回路体11に係止される。
【0039】ソレノイドバルブ12の回転では、その小
突起29が電極部23と接触している端子24は図4の
破線位置から実線位置に移動する。このような小突起2
9が接触した状態では、電極部23との接触面積が小さ
いため、回転の抵抗力が小さく、ソレノイドバルブ12
を容易に回転させることができる。
【0040】端子24の移動と共に小突起29は、端子
24のばね力によって電極部23に接触した状態で電極
部23を摺動する。この摺動によって小突起29は、電
極部23表面の酸化皮膜を削除するため、小突起29は
酸化されていない電極部23の新たな表面と接触するこ
とができ、端子と電極部との導通が良好となり、信頼性
のある接続を行うことができる。
【0041】さらに、端子24の小突起29は図6のB
で示す範囲で電極部23と接触することができる。この
ため位置ずれの許容範囲が大きく、安定した接触状態と
することができる。
【0042】以上のロック突起22とストッパ部19と
の当接による回転停止及びロック突起22と係合部20
との係合の後、ソレノイドバルブ12を小さな角度で反
対方向に戻し回転させる。この戻し回転により、端子2
4の小突起29は除去された酸化皮膜の削り屑と接触す
ることなく、電極部の新たな表面と常に接触することが
でき、端子24と電極部23とを良好に導通させること
ができる。
【0043】以上の実施形態では、ロック部材17を取
付穴14に挿入した状態で、ソレノイドバルブ12を回
転させるだけで、ソレノイドバルブ12の装着及び電極
部23との導通を行うことができる。従って、電線の引
き回しや半田付け等が不要となり、簡単な接続が可能と
なる。
【0044】また、端子24は、ソレノイドバルブ12
の回路体11への装着によって取付方向に撓み、ばね力
でロック突起22と係合部20とが係合状態を維持する
ように作用するため、ソレノイドバルブ12が振動等に
より回転して挿入位置に移動することがないので不用意
に脱落することがなく、安定した装着を行うことができ
る。
【0045】しかも、端子24はばね力によって電極部
23に接圧するため、端子と電極部とが確実に接触し、
接触の信頼性が向上する。
【0046】なお、本発明では、複数の端子24を90
度、或いは180度等の角度で離隔して配置しても良
い。又、ソレノイドバルブ12以外の電子部品の接続に
同様に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ロック部材を取付穴に挿入した状態で、電子部
品を回転させることによって、ロック突起と係合部とが
係合すると共に、電子部品の端子が回路体の電極部と接
触して導通するため、電線の引き回しや半田付け等が不
要となり、簡単な接続が可能となる。又、端子は、その
ばね力でロック突起と係合部とが係合状態を維持するよ
うに作用するため、電子部品が不用意に脱落することが
なく、安定した装着を行うことができると共に、電極部
に接触するため、接触の信頼性が向上する。
【0048】請求項2の発明によれば、接触面積の小さ
な小突起が電極部と接触するため、回転の際の抵抗力が
小さくなり、電子部品の回転を容易に行うことができ
る。又、電極部の表面に食い込み易く、電子部品の回転
に伴う電極部表面の酸化皮膜の削除を良好に行うことが
できる。
【0049】請求項3の発明によれば、電極部が円弧状
パターンに形成されるため、端子が常に電極部に接触し
た状態となり、端子が電極部から外れることがなく、安
定した接触を行うことができる。又、電子部品を回転さ
せるとき、端子が電極部を摺動するため、電極部表面の
酸化皮膜を削除するため、端子が酸化されていない電極
部の新たな表面と接触でき、端子と電極部との導通が良
好となる。
【0050】請求項4の発明によれば、端子は電極部に
対して電子部品の取付孔への挿入方向側から押圧される
ので、電子部品を回路体へ取り付けることにより電極部
に端子が確実に接続される。
【0051】請求項5の発明によれば、簡単な操作で電
子部品を回路体に装着することができる。又、電子部品
を戻し回転させるため、端子は削り取られた酸化皮膜の
削り屑と接触することなく、電極部の新たな表面と接触
することができ、電極部との良好な導通状態となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体斜視図である。
【図2】ソレノイドバルブの接続前の断面図である。
【図3】ソレノイドバルブの正面図である。
【図4】ソレノイドバルブを接続する操作の平面図であ
る。
【図5】ソレノイドバルブを接続した状態の断面図であ
る。
【図6】図5のA部拡大断面図である。
【図7】ソレノイドバルブの回路体への装着状態を示す
側面図である。
【図8】従来の接続構造を示す平面図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】別の従来の接続構造を示す平面図である。
【図11】図10の部分拡大平面図である。
【符号の説明】
11 回路体 12 ソレノイドバルブ 14 取付穴 17 ロック部材 20 係合部 22 ロック突起 23 電極部 29 小突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 秀則 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−254461(JP,A) 特開 平8−222188(JP,A) 実開 平5−90378(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/16 H01R 33/00 - 33/975

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を回路体に取り付けることによ
    り、回路体の電極部と電子部品の端子とが接触する電子
    部品の接続構造であって、 前記端子が回路体への取付方向へのばね力を有する形状
    に形成され、前記回路体に係合するロック突起を有した
    ロック部材が前記電子部品から突出しており、このロッ
    ク部材が挿入される取付穴が前記回路体に形成されると
    共に、ロック部材の挿入状態での電子部品の回転により
    前記ロック突起と相互に係合して抜け止めを行う係合部
    が前記取付穴に設けられていることを特徴とする電子部
    品の接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子部品の接続構造であ
    って、 前記電極部と接触する小突起が前記端子に形成されてい
    ることを特徴とする電子部品の接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電子部品の
    接続構造であって、 前記電極部は電子部品の回転軌跡に沿った円弧状パター
    ンに形成されていることを特徴とする電子部品の接続構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
    記載の電子部品の接続構造であって、前記係合部が前記
    取付孔の内部に設けられて前記ロック部材が回路体の内
    部で係合し、前記電極部が取付孔への前記電子部品の挿
    入側に設けられていることを特徴とする電子部品の接続
    構造。
  5. 【請求項5】 電子部品の端子に回路体への取付方向の
    ばね力を付与し、電子部品から突出したロック部材を回
    路体の取付穴に挿入して前記端子と回路体の電極部とを
    接触させ、電子部品を回転して端子を電極部に摺動させ
    ると共に、ロック部材のロック突起を取付穴の係合部に
    係合させた後、電子部品を小さな角度で戻し回転させる
    ことを特徴とする電子部品の接続方法。
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