JP3193286B2 - スイッチ装置及びスイッチ装置への電線接続方法 - Google Patents
スイッチ装置及びスイッチ装置への電線接続方法Info
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- JP3193286B2 JP3193286B2 JP02545996A JP2545996A JP3193286B2 JP 3193286 B2 JP3193286 B2 JP 3193286B2 JP 02545996 A JP02545996 A JP 02545996A JP 2545996 A JP2545996 A JP 2545996A JP 3193286 B2 JP3193286 B2 JP 3193286B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路体を内設する
スイッチ装置及びスイッチ装置への電線接続方法に関す
るものである。
スイッチ装置及びスイッチ装置への電線接続方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車にはパワーウィンドウ、パワーシ
ート等の操作制御の必要な電装部品が設けられ、これら
の電装部品には手元操作を行うためのスイッチ装置が電
線を介して接続される。図7は従来のスイッチ装置の一
部分を切り欠いた側面図である。スイッチ装置1のケー
ス3には第一、第二及び第三の移動体5、7、9が配設
されており、このうち中央部の第一の移動体5は前後方
向(図7における左右方向)への移動が可能で、また左
右の第二及び第三の移動体7、9は上下方向(図7にお
ける上下方向)への移動が可能となっている。
ート等の操作制御の必要な電装部品が設けられ、これら
の電装部品には手元操作を行うためのスイッチ装置が電
線を介して接続される。図7は従来のスイッチ装置の一
部分を切り欠いた側面図である。スイッチ装置1のケー
ス3には第一、第二及び第三の移動体5、7、9が配設
されており、このうち中央部の第一の移動体5は前後方
向(図7における左右方向)への移動が可能で、また左
右の第二及び第三の移動体7、9は上下方向(図7にお
ける上下方向)への移動が可能となっている。
【0003】そして、各移動体5、7、9の図7におけ
る下方には、各移動体5、7、9の移動に応じて切換操
作される第一、第二、第三のスイッチが設けられている
(図7では第一のスイッチ11のみを示す)。スイッチ
11には圧縮コイルバネ13及びこれにより付勢された
圧子15が設けられており、その圧子15が略V字状を
なす可動コンタクト17に圧接している。可動コンタク
ト17の下方向(図7における下方向)には回路体19
が設けられ、回路体19は可動コンタクト17と対向す
る一方の面に固定接点21を形成している。そして、可
動コンタクト17は、操作ノブ23をスライド操作する
ことで、所定の固定接点21に選択的に接触し、パワー
シート等の制御部へ操作信号を送出する。
る下方には、各移動体5、7、9の移動に応じて切換操
作される第一、第二、第三のスイッチが設けられている
(図7では第一のスイッチ11のみを示す)。スイッチ
11には圧縮コイルバネ13及びこれにより付勢された
圧子15が設けられており、その圧子15が略V字状を
なす可動コンタクト17に圧接している。可動コンタク
ト17の下方向(図7における下方向)には回路体19
が設けられ、回路体19は可動コンタクト17と対向す
る一方の面に固定接点21を形成している。そして、可
動コンタクト17は、操作ノブ23をスライド操作する
ことで、所定の固定接点21に選択的に接触し、パワー
シート等の制御部へ操作信号を送出する。
【0004】ところで、回路体19の他方の面(図7中
下方の面)には、導体であるバスバー25が導電パター
ンを形成している。固定接点21は、回路体19に穿設
されたスルーホール等を介して所定のバスバー25と接
続される。図8は回路体のバスバー形成面を示す平面
図、図9は図8に示したタブの拡大斜視図である。この
種の回路体19には、半田付けによらず、電線を直接バ
スバー25に接続可能としたものがある。即ち、バスバ
ー25の端部には、このバスバー25を折り曲げること
によって形成されたタブ31が設けられ、タブ31には
U字状に切り込まれた刃部33が形成されている。刃部
33は、図9に示すように、電線35の導体37より幅
が小さく形成され、電線35が圧入された際、絶縁被覆
39を破り、導体37と接触するようになっている。
下方の面)には、導体であるバスバー25が導電パター
ンを形成している。固定接点21は、回路体19に穿設
されたスルーホール等を介して所定のバスバー25と接
続される。図8は回路体のバスバー形成面を示す平面
図、図9は図8に示したタブの拡大斜視図である。この
種の回路体19には、半田付けによらず、電線を直接バ
スバー25に接続可能としたものがある。即ち、バスバ
ー25の端部には、このバスバー25を折り曲げること
によって形成されたタブ31が設けられ、タブ31には
U字状に切り込まれた刃部33が形成されている。刃部
33は、図9に示すように、電線35の導体37より幅
が小さく形成され、電線35が圧入された際、絶縁被覆
39を破り、導体37と接触するようになっている。
【0005】この種の回路体19を内設したスイッチ装
置1では、不図示の圧接装置を用いることによって、ケ
ース3に内設した回路体19、或いはケース3から取り
出された回路体19におけるタブ31に電線35を圧接
し、半田付けを行わず、しかも、コネクタ等を用いるこ
となく電線35をスイッチ装置1に直接接続することが
できた。このため、スイッチ装置1に対する電線35の
接続を、少ない部品数で且つ容易に行うことができた。
置1では、不図示の圧接装置を用いることによって、ケ
ース3に内設した回路体19、或いはケース3から取り
出された回路体19におけるタブ31に電線35を圧接
し、半田付けを行わず、しかも、コネクタ等を用いるこ
となく電線35をスイッチ装置1に直接接続することが
できた。このため、スイッチ装置1に対する電線35の
接続を、少ない部品数で且つ容易に行うことができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たスイッチ装置1では、回路体19に設けられたタブ3
1へ電線35を圧接するのに、専用の圧接装置が必要と
なるため、設備コストが増大するとともに、圧接装置に
よる圧接作業工数の増える問題があった。また、バスバ
ー25の配設にあたって、耐熱性樹脂からなる絶縁配線
板等を回路体9に使用しなければならず、材料コストが
増大する問題もあった。更に、タブ31は金属板をプレ
ス加工で打ち抜くことで形成していたが、タブ31の接
触性を良好にするには、刃部33の構造を複雑な形状と
しなければならず、このような形状とすることは、タブ
方式の場合金型の制約上実現が困難であり、従来のタブ
方式では、満足できる接触性が得られないのが現状であ
った。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、専用
の圧接装置を用いた圧接作業が不要になるとともに、バ
スバーの絶縁配線板も不要となり、しかも、良好な接触
性が得られるスイッチ装置及びスイッチ装置への電線接
続方法を提供し、電線接続作業性の向上、材料コストの
低減、接触信頼性の向上を図ることを目的とする。
たスイッチ装置1では、回路体19に設けられたタブ3
1へ電線35を圧接するのに、専用の圧接装置が必要と
なるため、設備コストが増大するとともに、圧接装置に
よる圧接作業工数の増える問題があった。また、バスバ
ー25の配設にあたって、耐熱性樹脂からなる絶縁配線
板等を回路体9に使用しなければならず、材料コストが
増大する問題もあった。更に、タブ31は金属板をプレ
ス加工で打ち抜くことで形成していたが、タブ31の接
触性を良好にするには、刃部33の構造を複雑な形状と
しなければならず、このような形状とすることは、タブ
方式の場合金型の制約上実現が困難であり、従来のタブ
方式では、満足できる接触性が得られないのが現状であ
った。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、専用
の圧接装置を用いた圧接作業が不要になるとともに、バ
スバーの絶縁配線板も不要となり、しかも、良好な接触
性が得られるスイッチ装置及びスイッチ装置への電線接
続方法を提供し、電線接続作業性の向上、材料コストの
低減、接触信頼性の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るスイッチ装置の構成は、ケースと、外部
電線の接続される回路体とを具備したスイッチ装置にお
いて、前記回路体の一部分にスイッチ接点を形成し、前
記電線の圧接される圧接刃を該回路体に一体又は別体で
設け、前記回路体及び前記圧接刃のうち少なくとも該回
路体を二種類の樹脂を用いる二色成形により前記ケース
と一体形成し且つ回路体部分にメッキ層を被着して前記
回路体を形成し、前記ケースに嵌着自在にカバーを設
け、前記電線を保持する電線保持部を該カバーに形成す
るとともに、該カバーを前記ケースに嵌着した時に前記
圧接刃に対向する位置で且つ前記圧接刃への所定圧入深
さで前記電線を位置決めする電線位置決め部を該カバー
に形成したことを特徴とするものである。また、本発明
に係るスイッチ装置への電線接続方法は、外部電線と、
ケースに内設された回路体とを接続するスイッチ装置へ
の電線接続方法であって、前記回路体に圧接刃を設け、
前記回路体及び前記圧接刃を二種類の樹脂を用いる二色
成形により前記ケースと一体形成し且つ該回路体及び圧
接刃にメッキ層を被着して導電性を付与し、該圧接刃の
突出する側のケース面にカバーを嵌着自在に設け、前記
電線を保持する電線保持部を該カバーに設けるととも
に、該カバーを前記ケースに嵌着した時に前記圧接刃に
対向する位置で且つ前記圧接刃への所定圧入深さで前記
電線を位置決めする電線位置決め部を該カバーに形成
し、前記電線保持部に前記電線を保持した後、前記カバ
ーを前記ケースに嵌着することで、前記圧接刃に前記電
線を圧接して前記電線を前記回路体に接続することを特
徴とするものである。
の本発明に係るスイッチ装置の構成は、ケースと、外部
電線の接続される回路体とを具備したスイッチ装置にお
いて、前記回路体の一部分にスイッチ接点を形成し、前
記電線の圧接される圧接刃を該回路体に一体又は別体で
設け、前記回路体及び前記圧接刃のうち少なくとも該回
路体を二種類の樹脂を用いる二色成形により前記ケース
と一体形成し且つ回路体部分にメッキ層を被着して前記
回路体を形成し、前記ケースに嵌着自在にカバーを設
け、前記電線を保持する電線保持部を該カバーに形成す
るとともに、該カバーを前記ケースに嵌着した時に前記
圧接刃に対向する位置で且つ前記圧接刃への所定圧入深
さで前記電線を位置決めする電線位置決め部を該カバー
に形成したことを特徴とするものである。また、本発明
に係るスイッチ装置への電線接続方法は、外部電線と、
ケースに内設された回路体とを接続するスイッチ装置へ
の電線接続方法であって、前記回路体に圧接刃を設け、
前記回路体及び前記圧接刃を二種類の樹脂を用いる二色
成形により前記ケースと一体形成し且つ該回路体及び圧
接刃にメッキ層を被着して導電性を付与し、該圧接刃の
突出する側のケース面にカバーを嵌着自在に設け、前記
電線を保持する電線保持部を該カバーに設けるととも
に、該カバーを前記ケースに嵌着した時に前記圧接刃に
対向する位置で且つ前記圧接刃への所定圧入深さで前記
電線を位置決めする電線位置決め部を該カバーに形成
し、前記電線保持部に前記電線を保持した後、前記カバ
ーを前記ケースに嵌着することで、前記圧接刃に前記電
線を圧接して前記電線を前記回路体に接続することを特
徴とするものである。
【0008】このように構成されたスイッチ装置では、
回路体に圧接刃が設けられ、ケースにカバーが嵌着自在
に設けられ、カバーに電線を位置決め保持する電線位置
決め部、電線保持部が設けられることにより、カバーを
ケースに嵌着することで、カバーに保持された電線が圧
接刃に圧接されることとなる。そして、圧接刃を回路体
と別体で形成したスイッチ装置では、圧接刃が単体で製
作可能となり、圧接刃の設計自由度が高められるととも
に、回路体の仕様に合わせて要・不要場所に選択的な後
付けが可能となる。また、スイッチ装置への電線接続方
法では、電線保持部に電線を保持した後、カバーをケー
スに嵌着することで、電線が圧接刃に圧接され、専用の
圧接装置を使用せずに、カバーの組付けと同時に電線が
回路体に接続される。
回路体に圧接刃が設けられ、ケースにカバーが嵌着自在
に設けられ、カバーに電線を位置決め保持する電線位置
決め部、電線保持部が設けられることにより、カバーを
ケースに嵌着することで、カバーに保持された電線が圧
接刃に圧接されることとなる。そして、圧接刃を回路体
と別体で形成したスイッチ装置では、圧接刃が単体で製
作可能となり、圧接刃の設計自由度が高められるととも
に、回路体の仕様に合わせて要・不要場所に選択的な後
付けが可能となる。また、スイッチ装置への電線接続方
法では、電線保持部に電線を保持した後、カバーをケー
スに嵌着することで、電線が圧接刃に圧接され、専用の
圧接装置を使用せずに、カバーの組付けと同時に電線が
回路体に接続される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスイッチ装置
及びスイッチ装置への電線接続方法の好適な実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
スイッチ装置の分解斜視図、図2は図1に示したケース
及びカバー部分の拡大斜視図、図3は図1に示した圧接
刃の拡大斜視図、図4は図1に示した電線位置決め部の
拡大斜視図、図5は圧接刃と電線との圧接状態を示す断
面図である。スイッチ装置41にはボタン保持ベース部
43が設けられ、ボタン保持ベース部43にはボタン部
45が揺動自在に設けられている。ボタン保持ベース部
43の下方(図1中下方)には、不図示のラバー接点を
有する成形ゴム板47が設けられる。
及びスイッチ装置への電線接続方法の好適な実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明による
スイッチ装置の分解斜視図、図2は図1に示したケース
及びカバー部分の拡大斜視図、図3は図1に示した圧接
刃の拡大斜視図、図4は図1に示した電線位置決め部の
拡大斜視図、図5は圧接刃と電線との圧接状態を示す断
面図である。スイッチ装置41にはボタン保持ベース部
43が設けられ、ボタン保持ベース部43にはボタン部
45が揺動自在に設けられている。ボタン保持ベース部
43の下方(図1中下方)には、不図示のラバー接点を
有する成形ゴム板47が設けられる。
【0010】成形ゴム板47の下方には樹脂材からなる
ケース49が設けられ、ケース49は同じく樹脂材から
なるカバー51とヒンジ部53(図2参照)を介して一
体に成形されている。カバー51は、ヒンジ部53を介
して回動されることで、ケース49の下面に不図示のロ
ック手段によって嵌着されるようになっている。
ケース49が設けられ、ケース49は同じく樹脂材から
なるカバー51とヒンジ部53(図2参照)を介して一
体に成形されている。カバー51は、ヒンジ部53を介
して回動されることで、ケース49の下面に不図示のロ
ック手段によって嵌着されるようになっている。
【0011】図2に示すように、カバー51のケース4
9側の内面には半円形状の凹部を複数並設した電線保持
部55が形成され、電線保持部55は凹部に嵌入された
電線57を保持する。カバー51は、電線保持部55に
電線57を保持した状態で、ケース49に嵌着される。
ケース49には切欠部59が形成され、切欠部59は嵌
着したカバー51とケース49との間から電線57を導
出する。
9側の内面には半円形状の凹部を複数並設した電線保持
部55が形成され、電線保持部55は凹部に嵌入された
電線57を保持する。カバー51は、電線保持部55に
電線57を保持した状態で、ケース49に嵌着される。
ケース49には切欠部59が形成され、切欠部59は嵌
着したカバー51とケース49との間から電線57を導
出する。
【0012】ケース49には、圧接刃63が樹脂材によ
り一体形成されている。また、ケース49のラバー接点
側の面には後述の方法によって形成されたメッキ層65
により回路体61が構成されている。回路体61にはメ
ッキ層65を所定のパターン形状で被着することによっ
て形成されたスイッチ接点64が設けられ、スイッチ接
点64はラバー接点と対向配置される。
り一体形成されている。また、ケース49のラバー接点
側の面には後述の方法によって形成されたメッキ層65
により回路体61が構成されている。回路体61にはメ
ッキ層65を所定のパターン形状で被着することによっ
て形成されたスイッチ接点64が設けられ、スイッチ接
点64はラバー接点と対向配置される。
【0013】メッキ層65は、ケース49に被着される
ことで回路体61を形成するとともに、上述の圧接刃6
3にも同時に被着される。従って、圧接刃63は、表面
にメッキ層65が被着されることにより、導電性を有し
たものとなるとともに、このメッキ層65を介して回路
体61と電気的導通状態に接続される。
ことで回路体61を形成するとともに、上述の圧接刃6
3にも同時に被着される。従って、圧接刃63は、表面
にメッキ層65が被着されることにより、導電性を有し
たものとなるとともに、このメッキ層65を介して回路
体61と電気的導通状態に接続される。
【0014】圧接刃63は、ケース49に形成された圧
接刃挿通開口67(図4参照)に間隙を有して貫通した
状態で形成され、ケース49の下面側(カバー51側)
へ刃部63aの先端が突出される。圧接刃63は、圧接
刃挿通開口67に隙間を有して貫通されることで、メッ
キ層65が圧接刃挿通開口67を介してケース49の表
裏面側に亘って連続面で形成可能となる。
接刃挿通開口67(図4参照)に間隙を有して貫通した
状態で形成され、ケース49の下面側(カバー51側)
へ刃部63aの先端が突出される。圧接刃63は、圧接
刃挿通開口67に隙間を有して貫通されることで、メッ
キ層65が圧接刃挿通開口67を介してケース49の表
裏面側に亘って連続面で形成可能となる。
【0015】カバー51には電線位置決め部69が形成
され、電線位置決め部69は凹部69aの形成された一
対の支持壁69bを有している。電線57は、凹部69
aに嵌入することで、ケース49の下面側から突出され
た圧接刃63と対向する位置で、且つ圧接刃63へ所定
深さで圧入できる高さに位置決めされるようになってい
る。従って、図4に示すように、電線位置決め部69に
位置決めされた電線57は、カバー51が嵌着されるこ
とにより、ケース49側から突出した圧接刃63に圧入
され、絶縁被覆57aが切り裂かれることによって、導
体57bが刃部63aと電気的に導通することとなる。
され、電線位置決め部69は凹部69aの形成された一
対の支持壁69bを有している。電線57は、凹部69
aに嵌入することで、ケース49の下面側から突出され
た圧接刃63と対向する位置で、且つ圧接刃63へ所定
深さで圧入できる高さに位置決めされるようになってい
る。従って、図4に示すように、電線位置決め部69に
位置決めされた電線57は、カバー51が嵌着されるこ
とにより、ケース49側から突出した圧接刃63に圧入
され、絶縁被覆57aが切り裂かれることによって、導
体57bが刃部63aと電気的に導通することとなる。
【0016】また、電線位置決め部69には一対の支持
壁69bの間に刃部収納部71(図5参照)が形成さ
れ、刃部収納部71はカバー51が嵌着された際、圧接
刃63の先端を収納するようになっている。従って、圧
接刃63の先端が刃部収納部71に収納されることで、
電線57は刃部63aの奥深くまで圧入されることとな
る。
壁69bの間に刃部収納部71(図5参照)が形成さ
れ、刃部収納部71はカバー51が嵌着された際、圧接
刃63の先端を収納するようになっている。従って、圧
接刃63の先端が刃部収納部71に収納されることで、
電線57は刃部63aの奥深くまで圧入されることとな
る。
【0017】ここで、回路体61と圧接刃63とのメッ
キ方法について説明する。ケース49と一体形成される
回路体61及び圧接刃63は、二種類の樹脂の特性を生
かした所謂、二色成形により形成される。即ち、二色成
形では、先ず、無電解メッキ用の触媒(パラジウム等)
を含有した合成樹脂材(ポリエステルスルホン等)を射
出成形して、回路体61部分及び圧接刃63を一体成形
する。その後、触媒を含まない合成樹脂を射出成形して
絶縁部73(図2参照)を形成し、回路体61及び圧接
刃63の表面のみを露出させる。
キ方法について説明する。ケース49と一体形成される
回路体61及び圧接刃63は、二種類の樹脂の特性を生
かした所謂、二色成形により形成される。即ち、二色成
形では、先ず、無電解メッキ用の触媒(パラジウム等)
を含有した合成樹脂材(ポリエステルスルホン等)を射
出成形して、回路体61部分及び圧接刃63を一体成形
する。その後、触媒を含まない合成樹脂を射出成形して
絶縁部73(図2参照)を形成し、回路体61及び圧接
刃63の表面のみを露出させる。
【0018】露出した回路体61及び圧接刃63は、ク
ロム酸等の処理液により粗面化し、メッキ層65の密着
性を良好なものとする。次いで、回路体61及び圧接刃
63に銅による無電解メッキを施し、電気的導通路とな
るメッキ層65を完成させる。なお、回路体61及び圧
接刃63は、メッキ層65の外側に更に後工程でリン青
銅等のメッキを施すことにより、所望の厚みを得ること
ができ、大電流への適用も可能となる。また、特に圧接
刃63の銅メッキ層の外側に錫によるメッキ層を形成す
れば、防錆性が高められ、電線57の導体との接触性を
常に良好に保持できるようになる。
ロム酸等の処理液により粗面化し、メッキ層65の密着
性を良好なものとする。次いで、回路体61及び圧接刃
63に銅による無電解メッキを施し、電気的導通路とな
るメッキ層65を完成させる。なお、回路体61及び圧
接刃63は、メッキ層65の外側に更に後工程でリン青
銅等のメッキを施すことにより、所望の厚みを得ること
ができ、大電流への適用も可能となる。また、特に圧接
刃63の銅メッキ層の外側に錫によるメッキ層を形成す
れば、防錆性が高められ、電線57の導体との接触性を
常に良好に保持できるようになる。
【0019】なお、圧接刃63へのメッキは、上述のよ
うに圧接刃63が圧接刃挿通開口67に間隙を有して挿
通されることで、圧接刃63と圧接刃挿通開口67との
間隙を介して被着が良好に行えることとなる。
うに圧接刃63が圧接刃挿通開口67に間隙を有して挿
通されることで、圧接刃63と圧接刃挿通開口67との
間隙を介して被着が良好に行えることとなる。
【0020】次に、このように構成されるスイッチ装置
41への電線接続方法を説明する。スイッチ装置41に
おいて、電線57を接続するには、先ず、所定の電線5
7を電線保持部55の所定位置に保持する。この際、電
線57の圧接部分は、電線保持部55の近傍に設けられ
た電線位置決め部69により圧接刃63に対向する位置
に位置決めされる。次いで、電線57の保持されたカバ
ー51をケース49側に回動して、カバー51をケース
49の下面に嵌着する。
41への電線接続方法を説明する。スイッチ装置41に
おいて、電線57を接続するには、先ず、所定の電線5
7を電線保持部55の所定位置に保持する。この際、電
線57の圧接部分は、電線保持部55の近傍に設けられ
た電線位置決め部69により圧接刃63に対向する位置
に位置決めされる。次いで、電線57の保持されたカバ
ー51をケース49側に回動して、カバー51をケース
49の下面に嵌着する。
【0021】カバー51をケース49に嵌着すると、ケ
ース49の下面から突出した圧接刃63に電線57が圧
入され、電線57は絶縁被覆57aが切り裂かれること
によって、導体57bが刃部63aと電気的に導通す
る。従って、電線57は、圧接刃63と導通すること
で、メッキ層65を介して回路体61の所定の配線パタ
ーンと導通し、所定のスイッチ接点64と接続を完了す
る。
ース49の下面から突出した圧接刃63に電線57が圧
入され、電線57は絶縁被覆57aが切り裂かれること
によって、導体57bが刃部63aと電気的に導通す
る。従って、電線57は、圧接刃63と導通すること
で、メッキ層65を介して回路体61の所定の配線パタ
ーンと導通し、所定のスイッチ接点64と接続を完了す
る。
【0022】上述のスイッチ装置41にれば、ケース4
9に圧接刃63を一体成形し、メッキ層65によりケー
ス49に回路体61を構成するとともに、このメッキ層
65を圧接刃63に被着することで圧接刃63と回路体
61とを導通接続し、ケース49とカバー51とをヒン
ジ部53により一体形成し、カバー51には電線57を
位置決め保持する電線位置決め部69、電線保持部55
を設けたので、カバー51をケース49に嵌着するのみ
で電線57を回路体61に接続することができ、電線5
7を圧接するための専用の圧接装置を用いることなく、
電線57をスイッチ装置41に接続することができる。
9に圧接刃63を一体成形し、メッキ層65によりケー
ス49に回路体61を構成するとともに、このメッキ層
65を圧接刃63に被着することで圧接刃63と回路体
61とを導通接続し、ケース49とカバー51とをヒン
ジ部53により一体形成し、カバー51には電線57を
位置決め保持する電線位置決め部69、電線保持部55
を設けたので、カバー51をケース49に嵌着するのみ
で電線57を回路体61に接続することができ、電線5
7を圧接するための専用の圧接装置を用いることなく、
電線57をスイッチ装置41に接続することができる。
【0023】また、メッキ層65により回路体61を形
成できるので、絶縁配線板が不要となり、材料コストを
低減することができる。
成できるので、絶縁配線板が不要となり、材料コストを
低減することができる。
【0024】更に、圧接刃63を樹脂材により成形した
ので、従来の板金による圧接刃では製作が不可能であっ
た十分な接触性を考慮した刃部形状の形成が可能とな
る。接触性を考慮した刃部63aの形状としては、例え
ば、刃部63aの厚み方向に所望の傾斜面63b(図3
参照)を有した形状等があげられる。
ので、従来の板金による圧接刃では製作が不可能であっ
た十分な接触性を考慮した刃部形状の形成が可能とな
る。接触性を考慮した刃部63aの形状としては、例え
ば、刃部63aの厚み方向に所望の傾斜面63b(図3
参照)を有した形状等があげられる。
【0025】次に、本発明によるスイッチ装置の他の実
施の形態を図6に基づき説明する。図6は本発明による
スイッチ装置の他の実施の形態による圧接刃の製造手順
を示す説明図で、(A)は圧接刃接合前の状態、(B)
は圧接刃接合後の状態、(C)はメッキ処理後の状態を
示すものである。この実施の形態によるスイッチ装置で
は、回路体61のみが上述した二色成形によって一体成
形されている。ケース49の圧接刃挿通開口67の縁部
には凹部形状の圧接刃係合部82が形成され、圧接刃係
合部82には樹脂材からなるケース49と一体成形され
た係合ピン83が立設されている。圧接刃係合部82に
は圧接刃85が嵌合可能に設けられ、圧接刃85には係
合ピン83の貫通する位置決め孔87が穿設されてい
る。従って、圧接刃85は、位置決め孔87に挿入され
た係合ピン83の先端が溶着されることにより圧接刃係
合部82に固設される。なお、圧接刃85の固設は、係
合ピン83の先端を溶着する他、インサート成形によっ
ても行うことができる。
施の形態を図6に基づき説明する。図6は本発明による
スイッチ装置の他の実施の形態による圧接刃の製造手順
を示す説明図で、(A)は圧接刃接合前の状態、(B)
は圧接刃接合後の状態、(C)はメッキ処理後の状態を
示すものである。この実施の形態によるスイッチ装置で
は、回路体61のみが上述した二色成形によって一体成
形されている。ケース49の圧接刃挿通開口67の縁部
には凹部形状の圧接刃係合部82が形成され、圧接刃係
合部82には樹脂材からなるケース49と一体成形され
た係合ピン83が立設されている。圧接刃係合部82に
は圧接刃85が嵌合可能に設けられ、圧接刃85には係
合ピン83の貫通する位置決め孔87が穿設されてい
る。従って、圧接刃85は、位置決め孔87に挿入され
た係合ピン83の先端が溶着されることにより圧接刃係
合部82に固設される。なお、圧接刃85の固設は、係
合ピン83の先端を溶着する他、インサート成形によっ
ても行うことができる。
【0026】圧接刃85は、無電解メッキ用の触媒(パ
ラジウム等)を含有した合成樹脂材(ポリエステルスル
ホン等)により形成されている。従って、圧接刃85が
所定の圧接刃係合部82に固設された後、回路体61及
び圧接刃85に上述同様の無電解メッキを施すことによ
り、電気的導通路となるメッキ層65が完成される。ま
た、圧接刃係合部82と圧接刃85との電気的導通は、
圧接刃係合部82及び圧接刃85の互いの接触面に電気
接触面であるメッキ層65を予め完成しておき、係合ピ
ン83の溶着により圧接刃係合部82と圧接刃85とを
固着し、メッキ層65同士を接触させることで、電気的
導通を図るものであってもよい。なお、その他の構造、
カバー51、電線保持部55、電線位置決め部69は上
述のスイッチ装置41と同様に形成される。
ラジウム等)を含有した合成樹脂材(ポリエステルスル
ホン等)により形成されている。従って、圧接刃85が
所定の圧接刃係合部82に固設された後、回路体61及
び圧接刃85に上述同様の無電解メッキを施すことによ
り、電気的導通路となるメッキ層65が完成される。ま
た、圧接刃係合部82と圧接刃85との電気的導通は、
圧接刃係合部82及び圧接刃85の互いの接触面に電気
接触面であるメッキ層65を予め完成しておき、係合ピ
ン83の溶着により圧接刃係合部82と圧接刃85とを
固着し、メッキ層65同士を接触させることで、電気的
導通を図るものであってもよい。なお、その他の構造、
カバー51、電線保持部55、電線位置決め部69は上
述のスイッチ装置41と同様に形成される。
【0027】このように構成される他の実施の形態によ
るスイッチ装置によれば、圧接刃85が別体で形成され
るので、圧接刃85の形状の設計自由度を向上させるこ
とができる。また、圧接刃85を後付けとすることによ
り、回路体61の仕様に合わせて要・不要場所に選択的
に圧接刃85を後付けすることができるようになる。更
に、複数の電線サイズに対応させて多種サイズの圧接刃
85を保有し、回路体61の仕様に合わせて所望のサイ
ズの圧接刃85を選択的に後付けすることも可能にな
る。なお、圧接刃85を別体で形成したものでは、圧接
刃85のみに予め無電解メッキを施すことが可能とな
り、メッキの密着性をより良好なものにすることができ
る。
るスイッチ装置によれば、圧接刃85が別体で形成され
るので、圧接刃85の形状の設計自由度を向上させるこ
とができる。また、圧接刃85を後付けとすることによ
り、回路体61の仕様に合わせて要・不要場所に選択的
に圧接刃85を後付けすることができるようになる。更
に、複数の電線サイズに対応させて多種サイズの圧接刃
85を保有し、回路体61の仕様に合わせて所望のサイ
ズの圧接刃85を選択的に後付けすることも可能にな
る。なお、圧接刃85を別体で形成したものでは、圧接
刃85のみに予め無電解メッキを施すことが可能とな
り、メッキの密着性をより良好なものにすることができ
る。
【0028】なお、上述の実施の形態では、圧接刃6
3、85を回路体61と一体成形、又は別体の樹脂材で
形成したが、本発明によるスイッチ装置は、圧接刃を金
属により形成し、これを回路体61にインサート成形
し、或いは上述した係合ピン83を介して固設するもの
であってもよい。
3、85を回路体61と一体成形、又は別体の樹脂材で
形成したが、本発明によるスイッチ装置は、圧接刃を金
属により形成し、これを回路体61にインサート成形
し、或いは上述した係合ピン83を介して固設するもの
であってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るスイッチ装置によれば、回路体に圧接刃を設け、ケー
スにカバーを嵌着自在に設け、カバーには電線を位置決
め保持する電線位置決め部、電線保持部を設けたので、
カバーをケースに嵌着するのみで電線を回路体に接続す
ることができ、電線を圧接するための専用の圧接装置を
用いることなく、電線をスイッチ装置に接続することが
できる。この結果、スイッチ装置の組立てにおける圧接
作業工数、設備コストを大幅に低減することができる。
そして、圧接刃を回路体と別体で形成し、回路体に圧接
刃の係合される圧接刃係合部を形成したスイッチ装置に
よれば、圧接刃の形状の設計自由度を向上させることが
できるとともに、回路体の仕様に合わせて要・不要場所
に選択的に圧接刃を後付けすることができ、更には、複
数の電線サイズに対応させて多種サイズの圧接刃を保有
し、回路体の仕様に合わせて所望のサイズの圧接刃を選
択的に後付けすることも可能になる。また、スイッチ装
置への電線接続方法では、電線保持部に電線を保持した
後、カバーをケースに嵌着することで、圧接刃に電線を
圧接し、電線を回路体に接続できるので、専用の圧接装
置を使用せずに、カバーの組付けと同時に電線の接続を
行うことができ、電線の接続作業を極めて容易に行うこ
とができる。
るスイッチ装置によれば、回路体に圧接刃を設け、ケー
スにカバーを嵌着自在に設け、カバーには電線を位置決
め保持する電線位置決め部、電線保持部を設けたので、
カバーをケースに嵌着するのみで電線を回路体に接続す
ることができ、電線を圧接するための専用の圧接装置を
用いることなく、電線をスイッチ装置に接続することが
できる。この結果、スイッチ装置の組立てにおける圧接
作業工数、設備コストを大幅に低減することができる。
そして、圧接刃を回路体と別体で形成し、回路体に圧接
刃の係合される圧接刃係合部を形成したスイッチ装置に
よれば、圧接刃の形状の設計自由度を向上させることが
できるとともに、回路体の仕様に合わせて要・不要場所
に選択的に圧接刃を後付けすることができ、更には、複
数の電線サイズに対応させて多種サイズの圧接刃を保有
し、回路体の仕様に合わせて所望のサイズの圧接刃を選
択的に後付けすることも可能になる。また、スイッチ装
置への電線接続方法では、電線保持部に電線を保持した
後、カバーをケースに嵌着することで、圧接刃に電線を
圧接し、電線を回路体に接続できるので、専用の圧接装
置を使用せずに、カバーの組付けと同時に電線の接続を
行うことができ、電線の接続作業を極めて容易に行うこ
とができる。
【図1】本発明によるスイッチ装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示したケース及びカバー部分の拡大斜視
図である。
図である。
【図3】図1に示した圧接刃の拡大斜視図である。
【図4】図1に示した電線位置決め部の拡大斜視図であ
る。
る。
【図5】圧接刃と電線との圧接状態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明によるスイッチ装置の他の実施の形態に
よる圧接刃の製造手順を示す説明図である。
よる圧接刃の製造手順を示す説明図である。
【図7】従来のスイッチ装置の一部分を切り欠いた側面
図である。
図である。
【図8】回路体のバスバー形成面を示す平面図である。
【図9】図8に示したタブの拡大斜視図である。
41 スイッチ装置 49 ケース 51 カバー 55 電線保持部 57 電線 61 回路体 63 圧接刃 64 スイッチ接点 65 電気接触面(メッキ層) 69 電線位置決め部 82 圧接刃係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−96805(JP,A) 特開 昭63−231885(JP,A) 特開 平5−182561(JP,A) 実開 平4−69818(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/02 H01H 23/00 H01H 23/30 H01R 4/24
Claims (2)
- 【請求項1】 ケースと、外部電線の接続される回路体
とを具備したスイッチ装置において、 前記回路体の一部分にスイッチ接点を形成し、前記電線
の圧接される圧接刃を該回路体に一体又は別体で設け、
前記回路体及び前記圧接刃のうち少なくとも該回路体を
二種類の樹脂を用いる二色成形により前記ケースと一体
形成し且つ回路体部分にメッキ層を被着して前記回路体
を形成し、前記ケースに嵌着自在にカバーを設け、前記
電線を保持する電線保持部を該カバーに形成するととも
に、該カバーを前記ケースに嵌着した時に前記圧接刃に
対向する位置で且つ前記圧接刃への所定圧入深さで前記
電線を位置決めする電線位置決め部を該カバーに形成し
たことを特徴とするスイッチ装置。 - 【請求項2】 外部電線と、ケースに内設された回路体
とを接続するスイッチ装置への電線接続方法であって、 前記回路体に圧接刃を設け、前記回路体及び前記圧接刃
を二種類の樹脂を用いる二色成形により前記ケースと一
体形成し且つ該回路体及び圧接刃にメッキ層を被着して
導電性を付与し、該圧接刃の突出する側のケース面にカ
バーを嵌着自在に設け、前記電線を保持する電線保持部
を該カバーに設けるとともに、該カバーを前記ケースに
嵌着した時に前記圧接刃に対向する位置で且つ前記圧接
刃への所定圧入深さで前記電線を位置決めする電線位置
決め部を該カバーに形成し、前記電線保持部に前記電線
を保持した後、前記カバーを前記ケースに嵌着すること
で、前記圧接刃に前記電線を圧接して前記電線を前記回
路体に接続することを特徴とするスイッチ装置への電線
接続方法 。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02545996A JP3193286B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | スイッチ装置及びスイッチ装置への電線接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02545996A JP3193286B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | スイッチ装置及びスイッチ装置への電線接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09219132A JPH09219132A (ja) | 1997-08-19 |
JP3193286B2 true JP3193286B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=12166622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02545996A Expired - Fee Related JP3193286B2 (ja) | 1996-02-13 | 1996-02-13 | スイッチ装置及びスイッチ装置への電線接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193286B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101670510B (zh) * | 2009-09-24 | 2011-07-20 | 成都联创精密机械有限公司 | 成型胎模定位工装 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4925319B2 (ja) * | 2007-07-30 | 2012-04-25 | パナソニック株式会社 | 加熱送風装置 |
JP7359727B2 (ja) * | 2020-03-23 | 2023-10-11 | 矢崎総業株式会社 | 電線圧接コネクタ |
-
1996
- 1996-02-13 JP JP02545996A patent/JP3193286B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101670510B (zh) * | 2009-09-24 | 2011-07-20 | 成都联创精密机械有限公司 | 成型胎模定位工装 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |