JP3483975B2 - スラブバリ取り装置 - Google Patents

スラブバリ取り装置

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JP3483975B2
JP3483975B2 JP05972295A JP5972295A JP3483975B2 JP 3483975 B2 JP3483975 B2 JP 3483975B2 JP 05972295 A JP05972295 A JP 05972295A JP 5972295 A JP5972295 A JP 5972295A JP 3483975 B2 JP3483975 B2 JP 3483975B2
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忠男 山田
幸宏 榊原
学己 牧本
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,圧延素材であるスラブ
のコーナ部を研削するためのスラブバリ取り装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】鉄,ステンレス等の圧延板の製造に当たっ
ては,まず最初に,四角柱状のスラブを加熱して圧延を
行う熱間圧延工程をとるのが通常である。上記熱間圧延
工程においては,スラブを上下一対の圧延ロールにより
圧延するが,スラブのコーナ部にバリ等がある場合に
は,製品の表面品質を悪化させるおそれがある。即ち,
圧延中に上記バリ等がスラブから離脱して上記圧延ロー
ルの圧延面に付着することにより,圧延材の表面を疵
つけ,いわゆるロールマーク等の表面欠陥につながる場
合がある。
【0003】この対策として,上記スラブの全てのコー
ナ部,即ち12か所のコーナ部を圧延前に予め研削する
ことにより,スラブに付着しているバリ等の除去を行っ
ている。従来,上記スラブのコーナ部の研削は,グライ
ンダーを用いて人手により行っていた。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のス
ラブバリ取り作業においては,次の問題がある。即ち,
人手による作業であるため,作業者の熟練度が低い場合
には新たな2次バリを発生させることもあり,必ずしも
安定したスラブ品質を得ることができない。また,生産
性も低いうえ,粉塵等の発生により作業環境も悪い。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,コーナー部の自動研削ができ,研削工程
の生産性が高く,スラブ品質を向上させることができ
る,スラブバリ取り装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,四角柱状のスラブの先端
面及び後端面における各4か所の端面コーナ部と,上記
スラブの左右の各側面における上側コーナ部及び下側コ
ーナ部の合計12か所のコーナ部のうち少なくとも1か
所のコーナ部を研削するスラブバリ取り装置であって,
スラブ搬送装置により所定位置まで搬送された上記スラ
ブの先端面又は後端面の少なくとも一方の上記端面コー
ナ部に回転研削部材を当接させながら移動し,該端面コ
ーナ部を研削するための端面コーナ研削装置と,スラブ
搬送装置により搬送しながら上記スラブにおける左右両
の上記上側コーナ部に回転研削部材を当接させて上記
左右の上側コーナ部を研削するための上側コーナ研削装
置と,スラブ搬送装置により搬送しながら上記スラブ
おける左右両側の上記下側コーナ部に回転研削部材を当
接させて上記左右の下側コーナ部を研削するための下側
コーナ研削装置と,上記スラブを上記上側コーナ研削装
置及び上記下側コーナ研削装置に沿って搬送するための
スラブ搬送装置とよりなり,上記端面コーナ研削装置
は,上記端面コーナ部を研削する回転研削部材と,上記
スラブの端面と回転研削部材との位置関係を把握するた
めの端面検出センサと,上記スラブの上面,下面もしく
は側面と回転研削部材との位置関係を把握するための側
面検出センサとを有すると共に,上記端面検出センサと
上記側面検出センサの2つのセンサを用いて上記位置の
検出をすることによって端面コーナ部と上記回転研削部
材との距離を一定に制御しながら又は検出制御して研削
するよう構成してあり,かつ該端面コーナ研削装置は
上記回転研削部材を上記端面コーナ部に沿って360度
旋回させるための旋回機と,上記先端面側の研削と上記
後端面側の研削の両方に対応できるように水平面上にお
いて180度以上旋回させるための水平旋回機とを有
し,また,上記上側コーナ研削装置は,上記上側コーナ
部を研削する回転研削部材と上記スラブの側面に沿って
接触可能な側面倣いローラと,上記スラブの上面に沿っ
て接触可能な上面倣いローラとを有すると共に,研削時
には上記側面倣いローラをスラブの側面に,また上記上
面倣いローラをスラブの上面にそれぞれ接触させて,ス
ラブに沿った接触状態を保ちつつ回転研削部材とスラブ
の上側コーナ部との距離を一定に制御しながら,左右両
側の上側コーナ部を研削するよう構成してあり,また,
上記下側コーナ研削装置は,上記下側コーナ部を研削す
る回転研削部材と上記スラブの側面に沿って接触可能な
側面倣いローラと,上記スラブの下面に沿って接触可能
な下面倣いローラとを有すると共に,研削時には上記側
面倣いローラをスラブの側面に,また上記下面倣いロー
ラをスラブの下面に接触させてスラブに沿った接触状態
を保ちつつ回転研削部材とスラブの下側コーナ部との距
離を一定に制御しながら,左右両側の下側コーナ部を研
削するよう構成してあることを特徴とするスラブバリ取
り装置にある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記端面コーナ研削装置,上記上側コーナ研削装置,上記
下側コーナ研削装置,及び上記スラブ搬送装置を有する
ことにある。そして,上記端面コーナ研削装置は,上記
回転研削部材を有すると共に,上記端面検出センサ及び
上記側面検出センサを有し,かつ上記旋回機及び上記水
平旋回機を有することにある。また,上記上側コーナ研
削装置及び上記下側コーナ研削装置は,それぞれ上記回
転研削部材を有すると共に,上記上面倣いローラあるい
は下面倣いローラと,側面倣いローラとを有することに
ある。
【0008】上記端面コーナ研削装置は,上記スラブ搬
送装置により構成されるスラブ搬送通路上を横切る架台
に配設され,スラブの厚み方向及び幅方向に移動可能に
配設されている。即ち,上記端面コーナ研削装置直下に
位置するスラブの先端面あるいは後端面の全ての端面コ
ーナ部に上記回転研削部材を当接することができるよう
配設されている。また,上記端面検出センサ及び側面検
出センサとしては,レーザ変位センサ,超音波センサ等
の非接触式センサまたはシリンダセンサ等の接触式セン
サがある。
【0009】また,上記上側コーナ研削装置及び上記下
側コーナ研削装置は,スラブ搬送通路の横に隣接する架
台上にそれぞれ設けられている。そして,上記上側コー
ナ研削装置及び上記下側コーナ研削装置は,それぞれ,
スラブの幅方向及び厚み方向に移動可能に配設されてい
る。即ち,種々のサイズのスラブにおける上側コーナ部
及び下側コーナ部に対して,上記回転研削部材を当接す
ることができるよう配設されている。
【0010】また,上記スラブ搬送装置は,上記端面コ
ーナ研削装置の直下を通り,上記上側コーナ部及び下側
コーナ研削装置の横を通って,前後のスラブヤード等に
連絡されている。また,上記スラブ搬送装置としては,
例えばローラコンベア,移動台車等のように,任意の位
置において停止,発進できる搬送装置がある。
【0011】また,上記端面コーナ研削装置,上記上側
コーナ研削装置,上記下側コーナ研削装置のうち少なく
とも一つは,回転研削部材の研削角度を調整するための
角度調整装置を有することが好ましい。これにより,コ
ーナ部のバリ発生状況に応じて最適な研削角度を設定す
ることができる。
【0012】また,上記回転研削部材は,ワイヤーブラ
シ,砥石,バイトなどがある。このうち特にワイヤーブ
ラシが好ましい。これにより,端面コーナ部における2
次バリの発生及び過研削を確実に防止することができ,
さらにスラブ品質を向上させることができる。
【0013】また,上記上側コーナ研削装置及び上記下
側コーナ研削装置における上記回転研削部材は,ワイヤ
ーブラシであることが好ましい。これにより,上側コー
ナ部及び下側コーナ部における2次バリの発生及び過研
削を確実に防止することができ,さらにスラブ品質を向
上させることができる。
【0014】尚,上記端面コーナ研削装置,上側コーナ
研削装置及び下側コーナ研削装置の配置は,任意に配す
ることができる。
【0015】
【作用】本発明のスラブバリ取り装置を用いた,スラブ
のバリ取り作業は,以下の手順により行う。即ち,ま
ず,上記スラブ搬送装置により端面コーナ研削装置の直
下にスラブ先端面が位置するようスラブを搬送する。次
いで,上記端面コーナ研削装置によりスラブ先端面の端
面コーナ部を研削する。次いで,スラブを搬送しなが
ら,上側コーナ研削装置及び下側コーナ研削装置によっ
て,スラブ側面の上側コーナ部及び下側コーナ部を研削
する。
【0016】次いで,スラブ後端面が端面コーナ研削装
置の直下に位置したところでスラブを停止し,スラブ後
端面の端面コーナ部を研削する。
【0017】尚,上述した研削順序は,一例であって,
その順序を入れ換えても差し支えない。また,研削順序
は,上記各研削装置の配置を入替えることによって実施
することもできる。また,上記各コーナの研削は必ずし
も12コーナ全てを行うことなく,必要とするコーナの
みを研削しても良い。
【0018】以下,各コーナ部の研削手順を詳述する。
上記スラブ先端面における端面コーナ部の研削に当たっ
ては,まず,上記端面コーナ研削装置の端面検出センサ
と側面検出センサとにより,スラブ上面及び端面から回
転研削部材までの距離を検出し,上側の端面コーナ部と
回転研削部材との位置関係を把握する。
【0019】そして,上記回転研削部材を回転させなが
ら上側の端面コーナ部の一端に,適度な切り込み量を確
保して当接させ,他端まで水平方向(図9矢印A1参
照)に移動させる。このとき,回転研削部材は,上記2
つのセンサを用いた位置の検出をすることによって,常
に端面コーナ部との距離が一定になるよう調整されなが
ら移動する。これにより,上側の端面コーナ部は精度良
く研削される。
【0020】次に,上側の端面コーナ部の研削が終了し
た時点で,回転研削部材をスラブから引き離し,上記旋
回機により回転研削部材が一方の側面側の端面コーナ部
に対向するよう90度旋回させる。そして,上記2つの
センサにより,スラブ側面及び端面から回転研削部材ま
での距離を検出し,側面側の端面コーナ部と回転研削部
材の位置関係を把握する。
【0021】そして,側面側の端面コーナ部の一端に,
上記回転研削部材を回転させながら適度な切り込み量を
確保して当接させ,他端まで鉛直方向(図9矢印A2参
照)に移動させる。このときも,回転研削部材は,上記
2つのセンサを用いて位置を検出することによって,常
に端面コーナ部との距離が一定になるよう調整されなが
ら移動する。これにより,一方の側面側の端面コーナ部
は精度良く研削される。
【0022】次に,下側の端面コーナ部及び他方の側面
側の端面コーナ部を順次同様に研削して,先端部におけ
る端面コーナ部の研削が完了する。即ち,スラブ先端面
の4辺の輪郭をなぞるように,回転研削部材による研削
と旋回機による90度の旋回を4回繰り返す(合計36
0度旋回)ことによって,4か所の端面コーナ部は精度
良く研削される。
【0023】次に,スラブ側面における上側コーナ部の
研削に当たっては,まず,スラブ先端部が上記上側コー
ナ研削装置の横に位置するように,スラブを搬送する。
そして,上記回転研削部材を回転させながら,上記側面
倣いローラをスラブの側面に接触させると共に,上記上
面倣いローラをスラブの上面に接触させる。これによ
り,回転研削部材はスラブの上側コーナ部に適度な切り
込み量を確保しつつ当接する。
【0024】次いで,この状態においてスラブを搬送す
る。これにより,回転研削部材は,スラブの長手方向に
対して相対的に移動し,上側コーナ部を研削する。この
とき,上記上面倣いローラ及び側面倣いローラは,スラ
ブに沿った接触状態を保つ。そのため,スラブの曲が
り,膨らみ等があっても,回転研削部材は上記2つの倣
いローラと一体的に変位する。それ故,常に一定の切り
込み量が確保され,上側コーナ部は精度良く研削され
る。
【0025】 次に,スラブ側面における下側コーナ部
の研削に当たっては,上記上側コーナ部の研削と同様の
手順で行う。即ち,まずスラブ先端部が上記下側コーナ
研削装置の横に位置するように,スラブを搬送する。そ
して,上記回転研削部材を回転させながら,上記側面倣
いローラをスラブの側面に接触させると共に,上記下面
倣いローラをスラブの面に接触させる。これにより,
回転研削部材はスラブの下側コーナ部に適度な切り込み
量を確保しつつ当接する。
【0026】次いで,この状態においてスラブを搬送す
る。これにより,回転研削部材は,スラブの長手方向に
対して相対的に移動し,下側コーナ部を研削する。この
とき,上記下面倣いローラ及び側面倣いローラは,スラ
ブに沿った接触状態を保つ。そのため,スラブの曲が
り,膨らみ等があっても,回転研削部材は上記2つの倣
いローラと一体的に変位する。それ故,常に一定の切り
込み量が確保され,下側コーナ部は精度良く研削され
る。
【0027】なお,上側コーナ部の研削と下側コーナ部
の研削とは別個に説明したが,両者を同時に一体的に行
うことも可能である。これにより,上側コーナ部と下側
コーナ部とを同時に研削することができる。
【0028】次に,スラブ後端面における端面コーナ部
の研削に当たっては,まず,スラブ後端面が上記端面コ
ーナ研削装置の直下に位置するようスラブを搬送して停
止する。そして回転研削部材を水平旋回機によって18
0度旋回させ,回転研削部材を後端面側に向ける。次い
で,上述したスラブ先端面側の端面コーナ部を研削する
場合と同様に,4か所の端面コーナ部を順次研削する。
【0029】最後に,スラブを反転して,他方の側面に
おける上側コーナ部及び下側コーナ部を上記上側コーナ
研削装置と下側コーナ研削装置とを用いて上述した手順
によって研削することにより,12か所すべての端面コ
ーナ部の研削が完了する。
【0030】
【効果】上述のごとく,本発明においては,人手に頼ら
ず,上記スラブバリ取り装置により自動的に研削を行う
ことができる。そのため,研削工程について非常に高い
生産性を実現させることができ,作業雰囲気の悪い場所
での人手作業を省略することができる。また,上記側面
検出センサと端面検出センサとを有することにより,上
記回転研削部材とスラブとの距離を常に一定に制御しな
がらまたは検出制御してから研削することができ,端面
コーナ部の研削品質を向上させることができる。
【0031】また,上記上側コーナ研削装置及び下側コ
ーナ研削装置は,それぞれ上面倣いローラ及び下面倣い
ローラと側面倣いローラを有する。そのため,上記回転
研削部材とスラブとの距離を常に一定に制御しながら研
削することができ,上側コーナ部及び下側コーナ部の研
削品質を向上させることができる。従って,本発明にお
いては,コーナー部の自動研削ができ,研削工程の生産
性が高く,スラブ品質を向上させることができる,スラ
ブバリ取り装置を提供することができる。
【0032】
【実施例】 実施例 本発明の実施例にかかるスラブバリ取り装置につき,図
1〜図9を用いて説明する。本例のスラブバリ取り装置
は,図9に示すごとく,四角柱状のスラブ9の先端面9
1及び後端面94における各4か所の端面コーナ部91
1〜914,941〜944と,上記スラブの左右の各
側面92,93における上側コーナ部921,931及
び下側コーナ部922,932の合計12か所のコーナ
部を研削する装置である。
【0033】このスラブバリ取り装置10は,図1に示
すごとく,上記スラブ9の先端面91及び後端面94の
上記端面コーナ部911〜914,941〜944を研
削するための端面コーナ研削装置2と,上記スラブ9の
上側コーナ部921,931を研削するための左右一対
の上側コーナ研削装置3と,上記スラブ9の上記下側コ
ーナ部922,932を研削するための左右一対の下側
コーナ研削装置4と,上記スラブ9を上記上側コーナ研
削装置3及び下側コーナ研削装置4に沿って搬送するた
めのスラブ搬送装置5とよりなる。
【0034】上記端面コーナ研削装置2は,図1〜図
4,図9に示すごとく,上記端面コーナ部911〜91
4,941〜944を研削する回転研削部材21と,上
記スラブ9の端面91,94の位置を検出するための端
面検出センサ281と,上記スラブ9の上面95,下面
96もしくは側面92,93の位置を検出するための側
面検出センサ282とを有する。また,上記回転研削部
材21を端面コーナ部911〜914,941〜944
に沿って360度旋回させるための旋回機240と,上
記先端面91側の研削と上記後端面94側の研削の両方
に対応できるように水平面上において180度以上旋回
させるための水平旋回機250とを有する。
【0035】上記端面コーナ研削装置2における上記回
転研削部材21は,図2,図3に示すごとく,2本の筒
状のワイヤーブラシよりなり,それぞれブラシ駆動モー
タ210に連結されている。また,これらの回転研削部
材21は,角度調整支軸221とブラケット222に装
着されると共に角度調整装置22に連結されている。ま
た,上記回転研削部材21を装着したブラケット222
は,図3に示すごとく,2本のガイドシャフト231及
び1本のスクリューシャフト(図示略)を介して調整ユ
ニット23に対して昇降可能に配設されている。該調整
ユニット23は,上記回転研削部材21の切り込み量を
調整するための上記スクリューシャフト(図示略)に連
結された調整モータ230を有する。
【0036】また,上記調整ユニット23は,図3に示
すごとく,旋回ユニット24に組み込まれた旋回モータ
よりなる旋回機240に連結され,鉛直面上において3
60度旋回可能に配設されている。そして,上記旋回ユ
ニット24は,水平旋回ユニット25に組み込まれた水
平旋回モータよりなる水平旋回機250に連結され,水
平面上において180度以上旋回可能に配設されてい
る。
【0037】また,上記水平旋回ユニット25は,図2
〜図4に示すごとく,2本の昇降ガイドシャフト261
及び昇降スクリューシャフト(図示略)を介して横行ユ
ニット26に対して昇降可能に配設されている。該昇降
ユニット26は,上記水平旋回ユニット25を昇降させ
るための上記昇降スクリューシャフト(図示略)に連結
された昇降モータ260を有する。
【0038】また,上記昇降ユニット26は,図2〜図
4に示すごとく,2本の横行ガイドシャフト271及び
1本の横行スクリューシャフト272(図3)を介して
架台27に対して横行可能に配設されている。該架台2
7は,上記昇降ユニット26を横行させるための上記横
行スクリューシャフト272に連結された横行モータ2
70を有する。
【0039】また,上記側面検出センサ282は,図
2,図3に示すごとく,上記回転研削部材21から延設
されたセンサアーム218の先端に配設されている。ま
た,上記端面検出センサ281は,図2,図3に示すご
とく,上記旋回ユニット24の側壁に配設されている。
【0040】次に,上記上側コーナ研削装置3は,図
1,図5,図6,図9に示すごとく,上記上側コーナ部
921,931を研削する回転研削部材31と上記スラ
ブ9の側面92,93に沿って接触可能な側面倣いロー
ラ381と,上記スラブ9の上面95に沿って接触可能
な上面倣いローラ382とを有する。
【0041】上記回転研削部材31は,図5,図6に示
すごとく,上記端面コーナ研削装置2における回転研削
部材21と同様に,2本の筒状のワイヤーブラシよりな
り,それぞれブラシ駆動モータ310に連結されてい
る。そして,これらの回転研削部材31は,角度調整支
軸321とブラケット322に装着されると共に角度調
整装置32に連結されている。
【0042】また,上記回転研削部材31を装着したブ
ラケット322は,図5,図6に示すごとく,2本の調
整ガイドシャフト331及び1本の調整スクリューシャ
フト332を介して幅倣いユニット33に配設されてい
る。該幅倣いユニット33は,上記回転研削部材31の
切り込み量を調整するための上記調整スクリューシャフ
ト332に連結された調整モータ330を有する。
【0043】また,上記幅倣いユニット33は,図5,
図6に示すごとく,ガイドレール341を介して昇降架
台34に対して横行可能に配設されている。該昇降架台
34は,上記幅倣いユニット33の一端に連結された幅
倣いシリンダ340を有し,その伸縮により上記幅倣い
ユニット33をガイドレール341に沿って横行可能と
してある。
【0044】また,上記昇降架台34は,図5,図6に
示すごとく,4本の昇降ガイドシャフト351及びその
中央の昇降ロッド352を介して基台35に対して昇降
可能に配設されている。上記基台35は,上記昇降架台
34を昇降させるために昇降ロッド352に連結された
上面倣いシリンダ350を有し,その伸縮により昇降架
台34を昇降可能としてある。
【0045】また,図5,図6に示すごとく,上記側面
倣いローラ381と上面倣いローラ382とは,上記幅
倣いユニット33から延設された2本のローラアーム3
27,328の先端にそれぞれ配設されている。
【0046】次に,上記下側コーナ研削装置4は,図
1,図7,図8,図9に示すごとく,上記下側コーナ部
922,932を研削する回転研削部材41と上記スラ
ブ9の側面92,93に沿って接触可能な側面倣いロー
ラ481と,上記スラブ9の下面96に沿って接触可能
な下面倣いローラ482とを有する。
【0047】上記回転研削部材41は,図7,図8に示
すごとく,上記端面コーナ研削装置2における回転研削
部材21と同様に,2本の筒状のワイヤーブラシよりな
り,それぞれブラシ駆動モータ410に連結されてい
る。そして,これらの回転研削部材41は,角度調整支
軸421とブラケット422に装着されると共に角度調
整装置42に連結されている。
【0048】また,上記回転研削部材41を装着したブ
ラケット422は,図7,図8に示すごとく,2本の調
整ガイドシャフト431及び1本の調整スクリューシャ
フト432(図7)を介して幅倣いユニット43に配設
されている。該幅倣いユニット43は,上記回転研削部
材41の切り込み量を調整するための上記調整スクリュ
ーシャフト432に連結された調整モータ430を有す
る。
【0049】また,上記幅倣いユニット43は,図7,
図8に示すごとく,ガイドレール441を介して昇降架
台44に対して横行可能に配設されている。該昇降架台
44は,上記幅倣いユニット43の一端に連結された幅
倣いシリンダ440を有し,その伸縮により上記幅倣い
ユニット43をガイドレール441に沿って横行可能と
してある。
【0050】また,上記昇降架台44は,図7,図8に
示すごとく,4本の昇降ガイドシャフト451及びその
中央の昇降ロッド452を介して基台45に対して昇降
可能に配設されている。上記基台45は,上記昇降架台
44を昇降させるために昇降ロッド452に連結された
上面倣いシリンダ450を有し,その伸縮により昇降架
台44を昇降可能としてある。
【0051】また,図7,図8に示すごとく,上記側面
倣いローラ481と下面倣いローラ482とは,上記幅
倣いユニット43から延設された2本のローラアーム4
27,428の先端にそれぞれ配設されている。
【0052】次に,上記スラブ搬送装置5は,図1に示
すごとく,進退可能な駆動ローラ50を並べたローラコ
ンベアよりなり,図示しない駆動モータに連結されてい
る。そして,スラブ搬送装置5は,図示しない上工程の
スラブヤードと下工程のスラブヤードとに連絡されてい
る。また,上記各研削機は,上記スラブ搬送装置5の前
進方向に向かって,上記端面コーナー研削装置2,上側
コーナー研削装置3,下側コーナー研削装置4の順に並
べられている。
【0053】次に,本例の作用効果につき説明する。本
例のスラブバリ取り装置10を用いた,スラブ9のバリ
取りは,以下の手順により行う。即ち,図1に示すごと
く,上記スラブ搬送装置5により端面コーナ研削装置2
の直下のポジションP1にスラブ先端面91が位置する
ようスラブ9を搬送する。次いで,上記端面コーナ研削
装置2によりスラブ先端面91の端面コーナ部911〜
914を研削する。
【0054】次いで,図1に示すごとく,スラブ9をス
ラブ搬送装置5により左右一対の上側コーナ研削装置3
の間のポジションP2に,スラブ先端面91が位置する
ように,スラブ9を前進させる。そして,スラブ9を前
進させながら左右一対の上側コーナ研削装置3及び下側
コーナ研削装置4によって,スラブ9の両側の側面9
2,93の上側コーナ部921,931及び下側コーナ
部922,932を研削する。
【0055】次いで,スラブ後端面94が端面コーナ研
削装置2の直下のポジションP4に位置したところでス
ラブ9を停止し,スラブ後端面94の端面コーナ部94
1〜944を研削する。
【0056】 以下,各コーナ部の研削手順を詳述す
る。上記スラブ先端面91における端面コーナ部911
〜914の研削に当たっては,図10に示すごとく,ま
ず,上記端面コーナ研削装置2の端面検出センサ281
と側面検出センサ282と,スラブ上面95及び先端
面91から回転研削部材21までの距離を検出してCP
Uにそのデータを送る。CPUは,送られてきたデータ
を基にして,上側の端面コーナ部911と回転研削部材
21との位置関係を把握する。
【0057】次いで,図10に示すごとく,CPUの指
令に従って端面コーナ研削装置2における各モータを駆
動させる。そして,上記回転研削部材21を回転させな
がら上側の端面コーナ部911の一端に,所定の切り込
み量を確保して当接させ,他端まで水平方向(図9矢印
A1)に移動させる。このとき,回転研削部材21は,
上記側面検出センサ282を用いて位置を検出すること
によって,常に端面コーナ部911との距離が一定にな
るよう調整されながら移動する。これにより,上側の端
面コーナ部911は精度良く研削される。
【0058】次に,上側の端面コーナ部911の研削が
終了した時点で,回転研削部材21をスラブ9から引き
離し,上記旋回機240により回転研削部材21が一方
の側面側92の端面コーナ部912に対向するよう90
度旋回させる。そして,上記側面検出センサ282は,
スラブ側面92から回転研削部材21までの距離を検出
してCPUにそのデータを送る。CPUは,送られてき
たデータと,上側の端面コーナ部911の研削時に端面
検出センサ281により得られたデータとを基にして側
面92側の端面コーナ部912と回転研削部材21の位
置関係を把握する。
【0059】そして,CPUの指令に従って(図1
0),側面側の端面コーナ部912の一端に,上記回転
研削部材21を回転させながら適度な切り込み量を確保
して当接させ,他端まで鉛直方向(図9矢印A2)に移
動させる。このときも,回転研削部材21は,上記側面
検出センサ282を用いて位置の検出をすることによっ
て,常に端面コーナ部912との距離が一定になるよう
調整されながら移動する。これにより,一方の側面92
側の端面コーナ部912は精度良く研削される。
【0060】次に,下側の端面コーナ部913及び他方
の側面93側の端面コーナ部914を順次同様に研削し
て,先端面91における端面コーナ部911〜914の
研削が完了する。即ち,スラブ先端面91の4辺の輪郭
をなぞるように(図9矢印A1→A2→A3→A4),
研削と90度の旋回を4回繰り返すことによって,4か
所の端面コーナ部911〜914は精度良く研削され
る。
【0061】次に,スラブ側面92,93における上側
コーナ部921,931及び下側コーナ部922,93
2の研削に当たっては,まず,スラブ先端部の側面が左
右一対の上記上側コーナ研削装置3の間(ポジションP
2)に位置するように,スラブ9を前進させて停止す
る。
【0062】次いで,図10に示すごとく,CPUの指
令に従って,上側コーナ研削装置3における各モータ及
びシリンダを駆動させる。そして,上記回転研削部材3
1を回転させながら,上記側面倣いローラ381をスラ
ブ9の側面92,93にそれぞれ接触させると共に,上
記上面倣いローラ382をスラブ9の上面95にそれぞ
れ接触させる。これにより,左右の回転研削部材31は
スラブのそれぞれの上側コーナ部921,931に適度
な切り込み量を確保しつつ当接する。
【0063】次いで,この状態においてスラブ9を前進
させる。これにより,回転研削部材31は,スラブ9の
長手方向に対して相対的に移動(図9矢印B1,B2)
し,上側コーナ部921,931を研削する。そして,
図1に示すごとく,スラブ9の先端部が,左右一対の上
記下側コーナ研削装置4の間のポジションP3に位置し
た際に,図10に示すごとく,CPUの指令に従って,
下側コーナ研削装置4における各モータ及びシリンダを
駆動させる。
【0064】そして,上記回転研削部材41を回転させ
ながら,上記側面倣いローラ481をスラブの側面9
2,93に接触させると共に,上記下面倣いローラ48
2をスラブの下面96に接触させる。これにより,左右
の回転研削部材41はスラブ9のそれぞれの下側コーナ
部922,932に適度な切り込み量を確保しつつ当接
する。
【0065】次いで,この状態においてスラブ9が前進
することにより,回転研削部材41は,スラブ9の長手
方向に対して相対的に移動し(図9矢印C1,C2),
下側コーナ部922,932を研削する。即ち,スラブ
9の先端部が,ポジションP3を通過した時点から,ス
ラブ9の側面91,92における上側コーナ部921,
932及び下側コーナ部922,932が同時に研削さ
れる。そして,スラブ9の後端が,ポジションP3を通
過した時点において,側面側の研削が完了する。
【0066】次に,スラブ後端面94における端面コー
ナ部941〜944の研削に当たっては,まず,スラブ
後端面94が上記端面コーナ研削装置2の直下のポジシ
ョンP4に位置するようスラブ9を搬送して停止する。
そして,回転研削部材21を上記水平旋回機250によ
って180度旋回させ,回転研削部材21を後端面94
側に向ける。次いで,上述したスラブ先端面91側の端
面コーナ部911〜914を研削する場合と同様に,4
か所の端面コーナ部941〜944を順次研削する(図
9矢印D1→D2→D3→D4)ことにより,12カ所
すべてのコーナ部の研削が完了する。
【0067】上述のごとく,本例においては,人手に頼
らず上記スラブバリ取り装置10により自動的に研削を
行うことができる。そのため,研削工程について非常に
高い生産性を実現させることができ,作業雰囲気の悪い
場所での人手作業を省略することができる。また,上記
端面コーナ研削装置2は,上記端面検出センサ281と
側面検出センサ282とを有する。そのため,上記回転
研削部材21とスラブ9との距離を常に一定に制御しな
がら研削することができ,端面コーナ部911〜91
4,941〜944の研削品質を向上させることができ
る。
【0068】また,上記上側コーナ研削装置3及び下側
コーナ研削装置4は,それぞれ上面倣いローラ382及
び下面倣いローラ482と側面倣いローラ381,48
1を有する。そのため,上記回転研削部材31,41と
スラブ9との距離を常に一定に制御しながら研削するこ
とができ,上側コーナ部921,931及び下側コーナ
部922,932の研削品質を向上させることができ
る。従って,本例においては,スラブバリ取りの生産性
を向上させ,かつスラブ品質を向上させることができ
る。
【0069】尚,本例においては,上側コーナ研削装置
3と下側コーナ研削装置4とを,前後にずらして配置さ
せ,研削タイミングをずらしているが,上側コーナ研削
装置と下側コーナ研削装置とを同一位置の上下に配置す
ることによって,同一タイミングで一体的に研削動作を
行うようにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスラブバリ取り装置の構成の説明図。
【図2】実施例における,端面コーナ研削装置の正面
図。
【図3】実施例における,端面コーナ研削装置の側面
図。
【図4】実施例における,端面コーナ研削装置の平面
図。
【図5】実施例における,上側コーナ研削装置の正面
図。
【図6】実施例における,上側コーナ研削装置の側面
図。
【図7】実施例における,下側コーナ研削装置の正面
図。
【図8】実施例における,下側コーナ研削装置の側面
図。
【図9】実施例における,スラブの斜視図。
【図10】実施例における,制御関係のブロック図。
【符号の説明】
10...スラブバリ取り装置, 2...端面コーナ研削装置, 21,31,41...回転研削部材, 240...旋回機, 250...水平旋回機, 281...端面検出センサ, 282...側面検出センサ, 3...上側コーナ研削装置, 381...側面倣いローラ, 382...上面倣いローラ, 4...下側コーナ研削装置, 481...側面倣いローラ, 482...上面倣いローラ, 5...スラブ搬送装置, 9...スラブ,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧本 学己 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新 製鋼株式会社 周南製鋼所内 (72)発明者 出村 恭昌 北海道芦別市西芦別町1番地 株式会社 三機製作所内 (56)参考文献 特開 平8−90398(JP,A) 特開 平3−121758(JP,A) 実開 昭63−79151(JP,U) 実開 昭63−169247(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24B 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角柱状のスラブの先端面及び後端面に
    おける各4か所の端面コーナ部と,上記スラブの左右の
    各側面における上側コーナ部及び下側コーナ部の合計1
    2か所のコーナ部のうち少なくとも1か所のコーナ部を
    研削するスラブバリ取り装置であって,スラブ搬送装置により所定位置まで搬送された 上記スラ
    ブの先端面又は後端面の少なくとも一方の上記端面コー
    ナ部に回転研削部材を当接させながら移動し,該端面コ
    ーナ部を研削するための端面コーナ研削装置と,スラブ搬送装置により搬送しながら 上記スラブにおける
    左右両側の上記上側コーナ部に回転研削部材を当接させ
    て上記左右の上側コーナ部を研削するための上側コーナ
    研削装置と,スラブ搬送装置により搬送しながら 上記スラブにおける
    左右両側の上記下側コーナ部に回転研削部材を当接させ
    て上記左右の下側コーナ部を研削するための下側コーナ
    研削装置と, 上記スラブを上記上側コーナ研削装置及び上記下側コー
    ナ研削装置に沿って搬送するためのスラブ搬送装置とよ
    りなり, 上記端面コーナ研削装置は,上記端面コーナ部を研削す
    る回転研削部材と,上記スラブの端面と回転研削部材と
    の位置関係を把握するための端面検出センサと,上記ス
    ラブの上面,下面もしくは側面と回転研削部材との位置
    関係を把握するための側面検出センサとを有すると共
    に,上記端面検出センサと上記側面検出センサの2つの
    センサを用いて上記位置の検出をすることによって端面
    コーナ部と上記回転研削部材との距離を一定に制御しな
    がら又は検出制御して研削するよう構成してあり, かつ該端面コーナ研削装置は ,上記回転研削部材を上記
    端面コーナ部に沿って360度旋回させるための旋回機
    と,上記先端面側の研削と上記後端面側の研削の両方に
    対応できるように水平面上において180度以上旋回さ
    せるための水平旋回機とを有し, また,上記上側コーナ研削装置は,上記上側コーナ部を
    研削する回転研削部材と上記スラブの側面に沿って接触
    可能な側面倣いローラと,上記スラブの上面に沿って接
    触可能な上面倣いローラとを有すると共に,研削時には
    上記側面倣いローラをスラブの側面に,また上記上面倣
    いローラをスラブの上面にそれぞれ接触させて,スラブ
    に沿った接触状態を保ちつつ回転研削部材とスラブの上
    側コーナ部との距離を一定に制御しながら,左右両側の
    上側コーナ部を研削するよう構成してあり, また,上記下側コーナ研削装置は,上記下側コーナ部を
    研削する回転研削部材と上記スラブの側面に沿って接触
    可能な側面倣いローラと,上記スラブの下面に沿って接
    触可能な下面倣いローラとを有すると共に,研削時には
    上記側面倣いローラをスラブの側面に,また上記下面倣
    いローラをスラブの下面に接触させてスラブに沿った接
    触状態を保ちつつ回転研削部材とスラブの下側コーナ部
    との距離を一定に制御しながら,左右両側の下側コーナ
    部を研削するよう構成してあることを特徴とするスラブ
    バリ取り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記端面コーナ研削
    装置,上記上側コーナ研削装置,上記下側コーナ研削装
    置のうち少なくとも一つは,回転研削部材の研削角度を
    調整するための角度調整装置を有することを特徴とする
    スラブバリ取り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記端面コー
    ナ研削装置,上記上側コーナ研削装置,上記下側コーナ
    研削装置における上記回転研削部材のうち少なくとも一
    つは,ワイヤーブラシであることを特徴とするスラブバ
    リ取り装置。
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