JPH07136929A - スラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法およびスラブ表面手入れ用のグラインダ研削装置 - Google Patents
スラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法およびスラブ表面手入れ用のグラインダ研削装置Info
- Publication number
- JPH07136929A JPH07136929A JP28305993A JP28305993A JPH07136929A JP H07136929 A JPH07136929 A JP H07136929A JP 28305993 A JP28305993 A JP 28305993A JP 28305993 A JP28305993 A JP 28305993A JP H07136929 A JPH07136929 A JP H07136929A
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- grinder
- grindstone
- grinding
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スラブの形状等を正確に認識することができ、
砥石の脱落による割砕等のトラブルを大幅に減少し、安
全かつ安定にスラブの表面の自動研削を行うことができ
るスラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法、およびこ
の方法を実施する装置を提供する。 【構成】グラインダによってスラブ表面を研削してスラ
ブの表面手入れを行うに際し、スラブの搬送方向と直交
する搬送直交方向の所定位置からスラブまでの距離をス
ラブの全周にわたって計測することによりスラブの形状
および位置を認定し、その認定結果に応じて砥石がスラ
ブより脱落しないように砥石の移動を制御することによ
り前記目的を達成する。
砥石の脱落による割砕等のトラブルを大幅に減少し、安
全かつ安定にスラブの表面の自動研削を行うことができ
るスラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法、およびこ
の方法を実施する装置を提供する。 【構成】グラインダによってスラブ表面を研削してスラ
ブの表面手入れを行うに際し、スラブの搬送方向と直交
する搬送直交方向の所定位置からスラブまでの距離をス
ラブの全周にわたって計測することによりスラブの形状
および位置を認定し、その認定結果に応じて砥石がスラ
ブより脱落しないように砥石の移動を制御することによ
り前記目的を達成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラブ表面をグライン
ダによって研削手入れするスラブ表面手入れ用のグライ
ンダ研削方法、およびこの方法を実行するスラブ表面手
入れ用のグラインダ研削装置に関する。詳しくは、グラ
インダによるスラブ表面手入れ作業を自動的に行うこと
ができ、しかも、台形状スラブやスラブが斜めの状態で
あっても、砥石の脱落による砥石の損傷や割砕等のトラ
ブルを無くし、安全かつ安定に表面手入れを実施できる
スラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法および装置に
関する。
ダによって研削手入れするスラブ表面手入れ用のグライ
ンダ研削方法、およびこの方法を実行するスラブ表面手
入れ用のグラインダ研削装置に関する。詳しくは、グラ
インダによるスラブ表面手入れ作業を自動的に行うこと
ができ、しかも、台形状スラブやスラブが斜めの状態で
あっても、砥石の脱落による砥石の損傷や割砕等のトラ
ブルを無くし、安全かつ安定に表面手入れを実施できる
スラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造法や造塊法によって製造したス
ラブの表面には、製造時に発生した割れ欠陥、気泡性欠
陥、パウダー等の巻き込みに起因するスラグ性欠陥、ハ
ンドリング時に発生した掻き疵等、各種の表面欠陥が存
在する。
ラブの表面には、製造時に発生した割れ欠陥、気泡性欠
陥、パウダー等の巻き込みに起因するスラグ性欠陥、ハ
ンドリング時に発生した掻き疵等、各種の表面欠陥が存
在する。
【0003】これらの各種欠陥を残した状態で、スラブ
を冷間あるいは熱間でロール圧延すると、圧延によって
製造された鋼板表面上にスラブの表面欠陥に起因する各
種の欠陥が生成し、製品の品質を不安定なものにすると
共に、製造歩留まりを低下させる原因となっている。
を冷間あるいは熱間でロール圧延すると、圧延によって
製造された鋼板表面上にスラブの表面欠陥に起因する各
種の欠陥が生成し、製品の品質を不安定なものにすると
共に、製造歩留まりを低下させる原因となっている。
【0004】このため、スラブを圧延する前に、スラブ
の表面に生成してしまった疵等の表面欠陥を除去するの
が一般的である。この疵の除去方法としては、スカーフ
ィング法とグラインダ研削法とが代表的な方法として知
られている。
の表面に生成してしまった疵等の表面欠陥を除去するの
が一般的である。この疵の除去方法としては、スカーフ
ィング法とグラインダ研削法とが代表的な方法として知
られている。
【0005】スカーフィング法とは、気体酸素および可
燃性炭化水素ガスをスラブの表面に吹き付け、鉄の酸化
熱を利用して表面を溶解して疵等を除去する方法であ
る。他方、グラインダ研削法は古くから行われている方
法で、回転する砥石をスラブの表面に接触させ、スラブ
の表面を研削することにより、疵等を除去する方法であ
る。
燃性炭化水素ガスをスラブの表面に吹き付け、鉄の酸化
熱を利用して表面を溶解して疵等を除去する方法であ
る。他方、グラインダ研削法は古くから行われている方
法で、回転する砥石をスラブの表面に接触させ、スラブ
の表面を研削することにより、疵等を除去する方法であ
る。
【0006】ところで、スラブ表面に発生する疵等の欠
陥の状態や発生箇所は、スラブごとに異なるものであり
一様ではない。そのため、グラインダ研削法によってこ
れらの疵等を除去する際には、グラインダ研削装置上に
配置された運転室にオペレータが搭乗し、運転室からス
ラブ表面に発生した疵の位置や状態を観察し、それに応
じて手動操作によって砥石を疵部位に移動して研削を行
うのが一般的であった。
陥の状態や発生箇所は、スラブごとに異なるものであり
一様ではない。そのため、グラインダ研削法によってこ
れらの疵等を除去する際には、グラインダ研削装置上に
配置された運転室にオペレータが搭乗し、運転室からス
ラブ表面に発生した疵の位置や状態を観察し、それに応
じて手動操作によって砥石を疵部位に移動して研削を行
うのが一般的であった。
【0007】しかしながら、今日では機械装置の制御技
術が著しく進歩して、疵発生位置の自動読み取り等を連
動させた自動研削等が可能となった。そのため、疵発生
位置の自動研削装置とグラインダ研削装置とを連動し
て、疵の存在位置情報をグラインダ研削装置に設定して
おくことにより、スラブ表面の疵等の研削を自動的に行
う、グラインダ研削装置の無人運転が可能となった。
術が著しく進歩して、疵発生位置の自動読み取り等を連
動させた自動研削等が可能となった。そのため、疵発生
位置の自動研削装置とグラインダ研削装置とを連動し
て、疵の存在位置情報をグラインダ研削装置に設定して
おくことにより、スラブ表面の疵等の研削を自動的に行
う、グラインダ研削装置の無人運転が可能となった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなグラインダ
によるスラブの表面研削を行う場合、研削動作中は砥石
が常にスラブ上に存在することが極めて重要である。研
削動作中に砥石がスラブから脱落すると、砥石を支持す
る支持アーム等の各種の部材や、スラブを損傷するばか
りでなく、甚だしい場合には、砥石そのものが割砕する
という重大事故が発生してしまう。そのため、グライン
ダ研削装置の自動運転を行う場合には、スラブの位置や
形状の認識を精度よく行うことが要求される。
によるスラブの表面研削を行う場合、研削動作中は砥石
が常にスラブ上に存在することが極めて重要である。研
削動作中に砥石がスラブから脱落すると、砥石を支持す
る支持アーム等の各種の部材や、スラブを損傷するばか
りでなく、甚だしい場合には、砥石そのものが割砕する
という重大事故が発生してしまう。そのため、グライン
ダ研削装置の自動運転を行う場合には、スラブの位置や
形状の認識を精度よく行うことが要求される。
【0009】グラインダ研削装置の自動運転において、
従来より行われているスラブの位置等の認識は、研削作
業を開始する前にスラブの4角に砥石を移動させ、それ
ぞれの角で、搬送方向および搬送方向と直交する方向
(以下、搬送直交方向とする)の座標位置を検出および
読み込ませ、スラブの形状および位置を認識する方法に
よって行われている。
従来より行われているスラブの位置等の認識は、研削作
業を開始する前にスラブの4角に砥石を移動させ、それ
ぞれの角で、搬送方向および搬送方向と直交する方向
(以下、搬送直交方向とする)の座標位置を検出および
読み込ませ、スラブの形状および位置を認識する方法に
よって行われている。
【0010】この方法であれば、略直方体形状のスラブ
の位置および形状は比較的正確に認識することが可能で
ある。ところが、近年の連続鋳造技術の進歩により、連
続鋳造設備での連続的なスラブ幅の変更装置が普及し、
台形状スラブ(テーパスラブ)が高い頻度で製造される
ようになってきた。また、技術の進歩に伴い、1本のス
ラブにおける幅変更量も次第に拡大されている。
の位置および形状は比較的正確に認識することが可能で
ある。ところが、近年の連続鋳造技術の進歩により、連
続鋳造設備での連続的なスラブ幅の変更装置が普及し、
台形状スラブ(テーパスラブ)が高い頻度で製造される
ようになってきた。また、技術の進歩に伴い、1本のス
ラブにおける幅変更量も次第に拡大されている。
【0011】このような台形状スラブのグラインダ研削
を行う場合には、前述の4角を検出してスラブの形状等
を認識する方法では、正確にスラブの形状および位置を
認識することはできず、グラインダ研削装置の自動運転
を安全に行うことが困難であり、自動運転を行う場合に
は、確実に安全な位置で研削を行うために、スラブの端
部より大幅に内側しか研削を行うことができない。
を行う場合には、前述の4角を検出してスラブの形状等
を認識する方法では、正確にスラブの形状および位置を
認識することはできず、グラインダ研削装置の自動運転
を安全に行うことが困難であり、自動運転を行う場合に
は、確実に安全な位置で研削を行うために、スラブの端
部より大幅に内側しか研削を行うことができない。
【0012】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、スラブの位置および形状を直接か
つ正確に認識することができ、砥石の脱落による砥石の
損傷や割砕等のトラブルを大幅に減少して、安全かつ安
定にスラブ表面の自動研削を行うことができるスラブ表
面手入れ用のグラインダ研削方法、およびこの方法を実
行するスラブ表面手入れ用のグラインダ研削を提供する
ことにある。
解決することにあり、スラブの位置および形状を直接か
つ正確に認識することができ、砥石の脱落による砥石の
損傷や割砕等のトラブルを大幅に減少して、安全かつ安
定にスラブ表面の自動研削を行うことができるスラブ表
面手入れ用のグラインダ研削方法、およびこの方法を実
行するスラブ表面手入れ用のグラインダ研削を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のスラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法
は、グラインダによってスラブ表面を研削してスラブの
表面手入れを行うに際し、前記スラブの搬送方向と直交
する搬送直交方向の所定位置からスラブまでの距離を前
記スラブの全周にわたって計測することにより前記スラ
ブの形状および位置を認定し、その認定結果に応じて砥
石がスラブより脱落しないように砥石の移動を制御する
ことを特徴とするスラブ表面手入れ用のグラインダ研削
方法を提供する。
に、本発明のスラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法
は、グラインダによってスラブ表面を研削してスラブの
表面手入れを行うに際し、前記スラブの搬送方向と直交
する搬送直交方向の所定位置からスラブまでの距離を前
記スラブの全周にわたって計測することにより前記スラ
ブの形状および位置を認定し、その認定結果に応じて砥
石がスラブより脱落しないように砥石の移動を制御する
ことを特徴とするスラブ表面手入れ用のグラインダ研削
方法を提供する。
【0014】また、本発明のスラブ表面手入れ用のグラ
インダ研削装置は、グラインダによってスラブ表面を研
削し、スラブの表面手入れを行うスラブ表面手入れ用の
グラインダ研削装置であって、前記スラブの搬送方向と
直交する搬送直交方向に前記スラブを跨ぐように配置さ
れ、前記スラブの搬送方向前後に移動可能な門型台車
と、スラブ表面を研削する砥石、前記砥石をスラブ表面
に押圧する押圧手段、および前記搬送直交方向に前記砥
石を移動する移動手段を有する、前記門型台車に搭載さ
れるグラインダ装置と、前記門型台車の脚部に固定さ
れ、前記搬送直交方向の両側から、前記脚部からスラブ
までの距離を測定する測定手段と、前記測定手段による
測定情報に応じて、前記スラブの形状および位置を演算
し、この演算結果に応じて、前記砥石が前記スラブより
脱落しないように前記門型台車およびグラインダ装置の
動作を制御する演算・制御装置とを有することを特徴と
するスラブ表面手入れ用のグラインダ研削装置を提供す
る。
インダ研削装置は、グラインダによってスラブ表面を研
削し、スラブの表面手入れを行うスラブ表面手入れ用の
グラインダ研削装置であって、前記スラブの搬送方向と
直交する搬送直交方向に前記スラブを跨ぐように配置さ
れ、前記スラブの搬送方向前後に移動可能な門型台車
と、スラブ表面を研削する砥石、前記砥石をスラブ表面
に押圧する押圧手段、および前記搬送直交方向に前記砥
石を移動する移動手段を有する、前記門型台車に搭載さ
れるグラインダ装置と、前記門型台車の脚部に固定さ
れ、前記搬送直交方向の両側から、前記脚部からスラブ
までの距離を測定する測定手段と、前記測定手段による
測定情報に応じて、前記スラブの形状および位置を演算
し、この演算結果に応じて、前記砥石が前記スラブより
脱落しないように前記門型台車およびグラインダ装置の
動作を制御する演算・制御装置とを有することを特徴と
するスラブ表面手入れ用のグラインダ研削装置を提供す
る。
【0015】
【発明の作用】本発明のスラブ表面手入れ用のグライン
ダ研削方法は、スラブの搬送方向と直交する搬送直交方
向の所定位置からスラブまでの距離を前記スラブの全周
にわたって計測することにより、前記スラブの形状およ
び位置を認定し、その結果に応じて砥石がスラブより脱
落しないように砥石の移動を制御する。またこの研削方
法を実行する本発明のスラブ表面手入れ用のグラインダ
研削装置は、スラブの搬送方向前後に移動する門型台車
に、前記搬送方向と直交する搬送直交方向に砥石を移動
するグラインダ装置を搭載したグラインダ研削装置にお
いて、門型台車の脚部にスラブまでの距離を測定する測
定手段を配置して、スラブ端面の全周(搬送方向端面、
および搬送直交方向すなわち幅方向端面)にわたって、
スラブ端面と門型台車の脚部までの距離を測定し、この
距離測定結果に応じてスラブの位置および形状(搬送ロ
ーラ上における平面形状)を認識し、この認識結果に応
じて砥石がスラブから脱落しないように砥石の動作や門
型台車の移動を制御する。
ダ研削方法は、スラブの搬送方向と直交する搬送直交方
向の所定位置からスラブまでの距離を前記スラブの全周
にわたって計測することにより、前記スラブの形状およ
び位置を認定し、その結果に応じて砥石がスラブより脱
落しないように砥石の移動を制御する。またこの研削方
法を実行する本発明のスラブ表面手入れ用のグラインダ
研削装置は、スラブの搬送方向前後に移動する門型台車
に、前記搬送方向と直交する搬送直交方向に砥石を移動
するグラインダ装置を搭載したグラインダ研削装置にお
いて、門型台車の脚部にスラブまでの距離を測定する測
定手段を配置して、スラブ端面の全周(搬送方向端面、
および搬送直交方向すなわち幅方向端面)にわたって、
スラブ端面と門型台車の脚部までの距離を測定し、この
距離測定結果に応じてスラブの位置および形状(搬送ロ
ーラ上における平面形状)を認識し、この認識結果に応
じて砥石がスラブから脱落しないように砥石の動作や門
型台車の移動を制御する。
【0016】このような本発明のスラブ表面手入れ用の
グラインダ研削方法および装置によれば、スラブ端面ま
での距離を、直接かつ全周にわたって連続的に測定して
スラブの位置および形状を認識するので、台形状スラブ
であってもスラブの位置等を正確に認識することがで
き、これに応じて砥石による研削動作や門型台車の移動
を制御することができるので、幅変更量の大きな台形状
スラブやスラブが斜めの状態で搬送された場合であって
も、砥石のスラブからの脱落による砥石の損傷や割砕等
のトラブルを大幅に減少し、安全かつ安定なスラブの表
面の自動研削が可能となる。
グラインダ研削方法および装置によれば、スラブ端面ま
での距離を、直接かつ全周にわたって連続的に測定して
スラブの位置および形状を認識するので、台形状スラブ
であってもスラブの位置等を正確に認識することがで
き、これに応じて砥石による研削動作や門型台車の移動
を制御することができるので、幅変更量の大きな台形状
スラブやスラブが斜めの状態で搬送された場合であって
も、砥石のスラブからの脱落による砥石の損傷や割砕等
のトラブルを大幅に減少し、安全かつ安定なスラブの表
面の自動研削が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明について、添付の図面に示され
る好適実施例をもとに詳細に説明する。
る好適実施例をもとに詳細に説明する。
【0018】図1に本発明のスラブ表面手入れ用のグラ
インダ研削方法を実行する本発明のスラブ表面手入れ用
のグラインダ研削装置(以下、グラインダ研削装置とす
る)をスラブ搬送方向から見た際の一部切り欠き概略図
が、図2に同概略平面図が示される。
インダ研削方法を実行する本発明のスラブ表面手入れ用
のグラインダ研削装置(以下、グラインダ研削装置とす
る)をスラブ搬送方向から見た際の一部切り欠き概略図
が、図2に同概略平面図が示される。
【0019】図1および図2に示されるグラインダ研削
装置10は、搬送ローラ12によって搬送されたスラブ
14の表面に、円筒状の砥石16を回転して押圧するこ
とによって、スラブ表面を研削して疵等を除くもので、
基本的に、スラブ14を跨ぐように配置される門型台車
18と、この門型台車18に搭載されるグラインダ20
と、門型台車18の脚部18aおよび18bのそれぞれ
に固定されるレーザー距離計22および24と、レーザ
ー距離計22および24の計測結果に従ってスラブ14
の形状および位置を算出し、その結果に応じて門型台車
18およびグラインダ20の動作を制御する演算・制御
装置26とより構成される。
装置10は、搬送ローラ12によって搬送されたスラブ
14の表面に、円筒状の砥石16を回転して押圧するこ
とによって、スラブ表面を研削して疵等を除くもので、
基本的に、スラブ14を跨ぐように配置される門型台車
18と、この門型台車18に搭載されるグラインダ20
と、門型台車18の脚部18aおよび18bのそれぞれ
に固定されるレーザー距離計22および24と、レーザ
ー距離計22および24の計測結果に従ってスラブ14
の形状および位置を算出し、その結果に応じて門型台車
18およびグラインダ20の動作を制御する演算・制御
装置26とより構成される。
【0020】門型台車18は、4本の脚部18a,18
b,18cおよび18dと、脚部18の上端に固定され
る、中央に開口を有する長方形の枠体30、および門型
台車18の移動手段(図示省略)とより構成される。こ
のような門型台車18は、スラブ14の搬送方向(図1
紙面奥手方向、図2矢印a右方向)と同方向に延在する
軌条32aおよび32b上に、前記搬送方向と直交する
搬送直交方向(図中矢印b方向)にスラブ14を跨ぐよ
うに配置され、軌条32aおよび32bによって案内さ
れて、スラブ14の搬送方向前後(図中矢印a方向)に
移動可能に構成される。また、脚部18aおよび18b
には、スラブ14の周端面までの距離を測定するレーザ
ー距離計22および24が固定されている。すなわち、
図示例においては、脚部18aおよび18bの位置が搬
送直交方向の所定位置となる。
b,18cおよび18dと、脚部18の上端に固定され
る、中央に開口を有する長方形の枠体30、および門型
台車18の移動手段(図示省略)とより構成される。こ
のような門型台車18は、スラブ14の搬送方向(図1
紙面奥手方向、図2矢印a右方向)と同方向に延在する
軌条32aおよび32b上に、前記搬送方向と直交する
搬送直交方向(図中矢印b方向)にスラブ14を跨ぐよ
うに配置され、軌条32aおよび32bによって案内さ
れて、スラブ14の搬送方向前後(図中矢印a方向)に
移動可能に構成される。また、脚部18aおよび18b
には、スラブ14の周端面までの距離を測定するレーザ
ー距離計22および24が固定されている。すなわち、
図示例においては、脚部18aおよび18bの位置が搬
送直交方向の所定位置となる。
【0021】本発明のグラインダ研削装置10におい
て、門型台車18の移動方法には特に限定はなく、各種
の手段によって自走式としてもよく、あるいは、ラック
アンドピニオン、ねじ伝動、チェーンやワイヤを利用し
た巻き掛け伝動等、各種の機械的手段等、公知の手段が
いずれも利用可能である。なお、移動速度には特に限定
はなく、作業時間とグラインダ20の研削能力との兼ね
合いで適宜決定すればよいが、通常、10〜40m/m
in程度である。
て、門型台車18の移動方法には特に限定はなく、各種
の手段によって自走式としてもよく、あるいは、ラック
アンドピニオン、ねじ伝動、チェーンやワイヤを利用し
た巻き掛け伝動等、各種の機械的手段等、公知の手段が
いずれも利用可能である。なお、移動速度には特に限定
はなく、作業時間とグラインダ20の研削能力との兼ね
合いで適宜決定すればよいが、通常、10〜40m/m
in程度である。
【0022】門型台車18の枠体30には、グラインダ
20が搭載されている。グラインダ20は円筒状の砥石
16を回転させてスラブ14に押圧することにより、ス
ラブ14表面を研削して傷等を除去するものであり、前
述の円筒状の砥石16と、この砥石16の回転手段34
と、砥石16を下降してスラブ14の表面に押圧し、ま
た上昇してスラブ14から離す押圧手段としてのシリン
ダ36と、グラインダ20全体を搬送直交方向(矢印b
方向)に移動する移動手段38とを有する。
20が搭載されている。グラインダ20は円筒状の砥石
16を回転させてスラブ14に押圧することにより、ス
ラブ14表面を研削して傷等を除去するものであり、前
述の円筒状の砥石16と、この砥石16の回転手段34
と、砥石16を下降してスラブ14の表面に押圧し、ま
た上昇してスラブ14から離す押圧手段としてのシリン
ダ36と、グラインダ20全体を搬送直交方向(矢印b
方向)に移動する移動手段38とを有する。
【0023】本発明のグラインダ研削装置10は、門型
台車18の移動、およびグラインダ20の移動手段38
によって、砥石16を平面(x−y)方向に自在に移動
可能とし、スラブ14に生成した疵がいかなる位置であ
っても、砥石16の研削によってその疵を除去すること
を可能としたものである。また、例えば、図3に示され
るように砥石16を移動することにより、スラブ14の
表面全面を研削することも可能である。
台車18の移動、およびグラインダ20の移動手段38
によって、砥石16を平面(x−y)方向に自在に移動
可能とし、スラブ14に生成した疵がいかなる位置であ
っても、砥石16の研削によってその疵を除去すること
を可能としたものである。また、例えば、図3に示され
るように砥石16を移動することにより、スラブ14の
表面全面を研削することも可能である。
【0024】本発明のグラインダ研削装置10におい
て、シリンダ36はエアシリンダであっても油圧シリン
ダであってもよい。また、砥石16の押圧手段は、図示
例のシリンダ36に限定はされず、所望する砥石押付力
(通常、500〜1000kg程度)が得られるもので
あれば、ギヤやリンク機構を利用した機械的な手段を利
用するものであってもよい。また、移動手段38にも特
に限定はなく、門型台車18と同様、自走式、ねじ伝動
や巻き掛け伝動等の機械的手段等、公知の各種の手段が
いずれも利用可能である。なお、移動速度には特に限定
はなく、作業時間とグラインダ20の研削能力との兼ね
合いで適宜決定すればよいが、通常、10〜20m/m
in程度である。
て、シリンダ36はエアシリンダであっても油圧シリン
ダであってもよい。また、砥石16の押圧手段は、図示
例のシリンダ36に限定はされず、所望する砥石押付力
(通常、500〜1000kg程度)が得られるもので
あれば、ギヤやリンク機構を利用した機械的な手段を利
用するものであってもよい。また、移動手段38にも特
に限定はなく、門型台車18と同様、自走式、ねじ伝動
や巻き掛け伝動等の機械的手段等、公知の各種の手段が
いずれも利用可能である。なお、移動速度には特に限定
はなく、作業時間とグラインダ20の研削能力との兼ね
合いで適宜決定すればよいが、通常、10〜20m/m
in程度である。
【0025】前述のように、門型台車18の脚部18a
および18bには、それぞれレーザー距離計22および
24が固定されている。レーザー距離計22および24
は、門型台車18の脚部18aおよび18bからスラブ
14の周端面までの搬送直交方向(矢印b方向)の距離
を測定するものである。本発明のグラインダ研削装置1
0においては、門型台車18(あるいはスラブ14)を
移動して、図4に示されるように、搬送直交方向の両側
より、脚部18aおよび18bからスラブ14まで距離
をスラブ14の全周に渡って連続的に測定し、その測定
結果よりスラブ14の位置および形状(搬送ローラ12
上における平面形状)を認識して、これに応じて門型台
車18の移動やグラインダ20の動作を制御する。
および18bには、それぞれレーザー距離計22および
24が固定されている。レーザー距離計22および24
は、門型台車18の脚部18aおよび18bからスラブ
14の周端面までの搬送直交方向(矢印b方向)の距離
を測定するものである。本発明のグラインダ研削装置1
0においては、門型台車18(あるいはスラブ14)を
移動して、図4に示されるように、搬送直交方向の両側
より、脚部18aおよび18bからスラブ14まで距離
をスラブ14の全周に渡って連続的に測定し、その測定
結果よりスラブ14の位置および形状(搬送ローラ12
上における平面形状)を認識して、これに応じて門型台
車18の移動やグラインダ20の動作を制御する。
【0026】グラインダ研削装置によるスラブ表面手入
れは、回転する砥石をスラブ14に500〜1000k
g程度の押付力で押圧することによってスラブ表面を研
削して、疵等を除去する。従って、この研削作業におい
ては、スラブ研削動作中には常に砥石がスラブ上に存在
することが極めて重要であり、仮にスラブ研削動作中に
砥石がスラブ上より外れると、砥石が急激に下方に落ち
て、砥石を支持する支持アーム等の各種の部材や、スラ
ブを損傷するばかりでなく、甚だしい場合には、砥石そ
のものが割砕するという重大事故が発生してしまう。と
ころが、従来の自動運転を行うグラインダ研削装置で
は、スラブの4角の位置を認識してスラブの位置および
形状を認識しているため、特に台形状スラブ等の場合に
はスラブの形状および位置を正確に認識することができ
ず、グラインダ研削装置の自動運転を安全に行うことが
困難であったのは前述とおりである。
れは、回転する砥石をスラブ14に500〜1000k
g程度の押付力で押圧することによってスラブ表面を研
削して、疵等を除去する。従って、この研削作業におい
ては、スラブ研削動作中には常に砥石がスラブ上に存在
することが極めて重要であり、仮にスラブ研削動作中に
砥石がスラブ上より外れると、砥石が急激に下方に落ち
て、砥石を支持する支持アーム等の各種の部材や、スラ
ブを損傷するばかりでなく、甚だしい場合には、砥石そ
のものが割砕するという重大事故が発生してしまう。と
ころが、従来の自動運転を行うグラインダ研削装置で
は、スラブの4角の位置を認識してスラブの位置および
形状を認識しているため、特に台形状スラブ等の場合に
はスラブの形状および位置を正確に認識することができ
ず、グラインダ研削装置の自動運転を安全に行うことが
困難であったのは前述とおりである。
【0027】これに対し、本発明のグラインダ研削装置
10においては、門型台車18の脚部18にレーザー距
離計22および24等の測定手段を配置し、門型台車1
8(あるいはスラブ14)を移動して、搬送直交方向の
両側より、脚部18aおよび18bからスラブ14まで
距離を測定し、形状および位置を認識する。従って、図
4に示されるようにスラブ14が搬送方向に対して斜め
に搭載されていても、あるいは台形状であっても、脚部
18aおよび18bからスラブ14端面までの距離を、
スラブ14の全周に渡って連続的に測定することができ
る。そのため、その測定結果よりスラブ14の位置およ
び形状を正確に認識することができ、これに応じて門型
台車18の移動やグラインダ20の動作を制御するの
で、砥石16の脱落による割砕等のトラブルを大幅に減
少し、安全かつ安定なスラブの表面の自動研削が可能と
なる。
10においては、門型台車18の脚部18にレーザー距
離計22および24等の測定手段を配置し、門型台車1
8(あるいはスラブ14)を移動して、搬送直交方向の
両側より、脚部18aおよび18bからスラブ14まで
距離を測定し、形状および位置を認識する。従って、図
4に示されるようにスラブ14が搬送方向に対して斜め
に搭載されていても、あるいは台形状であっても、脚部
18aおよび18bからスラブ14端面までの距離を、
スラブ14の全周に渡って連続的に測定することができ
る。そのため、その測定結果よりスラブ14の位置およ
び形状を正確に認識することができ、これに応じて門型
台車18の移動やグラインダ20の動作を制御するの
で、砥石16の脱落による割砕等のトラブルを大幅に減
少し、安全かつ安定なスラブの表面の自動研削が可能と
なる。
【0028】本発明のグラインダ研削装置10におい
て、測定手段は図示例のレーザー距離計22および24
に限定はされず、超音波距離計等の非接触方式もしく
は、ロール付きのタッチアーム等による接触方式等の公
知の各種の距離測定手段がいずれも利用可能である。
て、測定手段は図示例のレーザー距離計22および24
に限定はされず、超音波距離計等の非接触方式もしく
は、ロール付きのタッチアーム等による接触方式等の公
知の各種の距離測定手段がいずれも利用可能である。
【0029】また、距離測定手段の分解能等の測定能力
にも特に限定はなく、スラブ14のサイズ、グラインダ
20の移動速度や砥石16の径、幅の大きさ及び演算・
制御装置26の応答性等に応じて適宜決定すればよい。
具体的には、最大測定距離が500〜2500mm程
度、好ましくは1000〜2000mm程度;最小測定
距離が500〜1500mm程度、好ましくは500〜
1000mm程度;分解能は5〜30mm程度、好まし
くは5〜10mm程度;一回当りの測定時間が20〜2
00ms程度、好ましくは20〜50ms程度; であ
るのが好ましい。
にも特に限定はなく、スラブ14のサイズ、グラインダ
20の移動速度や砥石16の径、幅の大きさ及び演算・
制御装置26の応答性等に応じて適宜決定すればよい。
具体的には、最大測定距離が500〜2500mm程
度、好ましくは1000〜2000mm程度;最小測定
距離が500〜1500mm程度、好ましくは500〜
1000mm程度;分解能は5〜30mm程度、好まし
くは5〜10mm程度;一回当りの測定時間が20〜2
00ms程度、好ましくは20〜50ms程度; であ
るのが好ましい。
【0030】レーザー距離計22および24による距離
の測定結果は、演算・制御装置26に送られる。演算・
制御装置26は、この測定結果を座標変換する等の手段
によって、スラブ14の形状および位置を認識および確
定して、その結果に応じて砥石16がスラブ14から脱
落することがないように、門型台車18の移動、グライ
ンダ20のシリンダ36による砥石16の昇降、グライ
ンダ20の移動を制御し、スラブ14の表面研削を行
う。この演算・制御装置26の作用については、後に詳
述する。
の測定結果は、演算・制御装置26に送られる。演算・
制御装置26は、この測定結果を座標変換する等の手段
によって、スラブ14の形状および位置を認識および確
定して、その結果に応じて砥石16がスラブ14から脱
落することがないように、門型台車18の移動、グライ
ンダ20のシリンダ36による砥石16の昇降、グライ
ンダ20の移動を制御し、スラブ14の表面研削を行
う。この演算・制御装置26の作用については、後に詳
述する。
【0031】本発明のグラインダ研削装置10は基本的
に上記構成を有するものであるが、以下、その作用につ
いて詳述する。
に上記構成を有するものであるが、以下、その作用につ
いて詳述する。
【0032】製造されたスラブ14は搬送ローラ12に
よって搬送され、表面研削に供される所定位置に停止さ
れる。なお、スラブ14が表面研削に供される位置に、
スラブ昇降装置を配置し、スラブ14を搬送ローラ12
より上昇(離した)した状態で研削を行うように構成し
てもよい。
よって搬送され、表面研削に供される所定位置に停止さ
れる。なお、スラブ14が表面研削に供される位置に、
スラブ昇降装置を配置し、スラブ14を搬送ローラ12
より上昇(離した)した状態で研削を行うように構成し
てもよい。
【0033】次いで、スラブ14の先端から後端(ある
いはその逆)まで門型台車18を移動して、レーザー距
離計22および24によって、脚部18aおよび18b
からスラブ14まで距離をスラブ14の全周に渡って連
続的に測定する。この測定結果は順次演算・制御装置2
6に転送される。本発明のグラインダ研削装置10にお
いては、搬送直交方向の両側2方向からではあるがスラ
ブ14の全長に渡って空通しすることで、スラブ14の
全周に渡って連続的に距離測定ができるのは前述のとお
りである。
いはその逆)まで門型台車18を移動して、レーザー距
離計22および24によって、脚部18aおよび18b
からスラブ14まで距離をスラブ14の全周に渡って連
続的に測定する。この測定結果は順次演算・制御装置2
6に転送される。本発明のグラインダ研削装置10にお
いては、搬送直交方向の両側2方向からではあるがスラ
ブ14の全長に渡って空通しすることで、スラブ14の
全周に渡って連続的に距離測定ができるのは前述のとお
りである。
【0034】なお、この距離測定の際の門型台車18の
移動速度には特に限定はなく、レーザー距離計22等の
分解能や一回当りの測定時間等に応じて適宜決定すれば
よいが、例えば、分解能が10mm、一回当りの測定時
間が25msのレーザ距離計であれば、門型台車18の
移動速度は24m/min程度とすればよい。
移動速度には特に限定はなく、レーザー距離計22等の
分解能や一回当りの測定時間等に応じて適宜決定すれば
よいが、例えば、分解能が10mm、一回当りの測定時
間が25msのレーザ距離計であれば、門型台車18の
移動速度は24m/min程度とすればよい。
【0035】演算・制御装置26においては、先ず、こ
の距離測定結果を座標変換して、スラブ14の形状およ
び位置を認識・確定する。例えば、図5に示されるよう
に、測定開始点等の原点Oからの移動距離lを横軸(x
軸)、各移動距離lにおけるレーザー距離計22および
24による測定値すなわち脚部18aおよび18bから
の距離wを縦軸(y軸)として、座標変換することによ
り、スラブ14の形状および位置を認識・確定する。
の距離測定結果を座標変換して、スラブ14の形状およ
び位置を認識・確定する。例えば、図5に示されるよう
に、測定開始点等の原点Oからの移動距離lを横軸(x
軸)、各移動距離lにおけるレーザー距離計22および
24による測定値すなわち脚部18aおよび18bから
の距離wを縦軸(y軸)として、座標変換することによ
り、スラブ14の形状および位置を認識・確定する。
【0036】次いで演算・制御装置26は、スラブ14
の形状および位置を認識・確定結果に応じて、門型台車
18の移動、シリンダ36による砥石16の昇降、グラ
インダ20の移動等を制御して、スラブ14の表面研削
を行う。この制御方法には特に限定はないが、例えば、
下記の方法が例示される。
の形状および位置を認識・確定結果に応じて、門型台車
18の移動、シリンダ36による砥石16の昇降、グラ
インダ20の移動等を制御して、スラブ14の表面研削
を行う。この制御方法には特に限定はないが、例えば、
下記の方法が例示される。
【0037】例えば、図5に示されるように、座標 (x
a , ya ) の位置に疵があり、図5矢印Aに示されるよ
うに砥石16を移動して、スラブ14表面を研削して疵
を除去する場合には、砥石16はスラブ14端面との交
点である座標 (x1 , y1)および (x2 , y1)を結ぶ直
線上を移動するので、砥石16をスラブ14から脱落す
ることなく研削を行うためには、グラインダ20の移動
装置38によって砥石16を座標位置y1 に移動し、座
標位置x1 およびx2 より内側のみで砥石16をスラブ
14に押圧すればよい。
a , ya ) の位置に疵があり、図5矢印Aに示されるよ
うに砥石16を移動して、スラブ14表面を研削して疵
を除去する場合には、砥石16はスラブ14端面との交
点である座標 (x1 , y1)および (x2 , y1)を結ぶ直
線上を移動するので、砥石16をスラブ14から脱落す
ることなく研削を行うためには、グラインダ20の移動
装置38によって砥石16を座標位置y1 に移動し、座
標位置x1 およびx2 より内側のみで砥石16をスラブ
14に押圧すればよい。
【0038】つまり、先のレーザー距離計22および2
4による測定において、研削を行う座標 (xa , ya )
に対応して、原点Oから近い側のスラブ14の端面まで
の距離(すなわち門型台車18の移動距離)をlmin 、
原点Oから遠い側のスラブ14の端面までの距離をl
max 、レーザー距離計22による距離の測定値をwとす
ると、演算・制御装置26は、グラインダ20の移動装
置38によって砥石16をwのy座標位置に移動し、門
型台車18を矢印A方向に移動しつつ、lmin 以上のx
座標位置で砥石16を降下・押圧し、lmax 以下のx座
標位置で砥石16を上昇するように装置の各動作を制御
すれば、砥石16はスラブ14から脱落することはな
い。
4による測定において、研削を行う座標 (xa , ya )
に対応して、原点Oから近い側のスラブ14の端面まで
の距離(すなわち門型台車18の移動距離)をlmin 、
原点Oから遠い側のスラブ14の端面までの距離をl
max 、レーザー距離計22による距離の測定値をwとす
ると、演算・制御装置26は、グラインダ20の移動装
置38によって砥石16をwのy座標位置に移動し、門
型台車18を矢印A方向に移動しつつ、lmin 以上のx
座標位置で砥石16を降下・押圧し、lmax 以下のx座
標位置で砥石16を上昇するように装置の各動作を制御
すれば、砥石16はスラブ14から脱落することはな
い。
【0039】また、この研削に続いて、矢印A点線で示
されるように連続的に研削を行う際には(図3参照)、
その研削位置のlmax におけるレーザー距離計22によ
る測定値wに応じて、移動装置38によって砥石16を
この測定値w(以内)のy座標位置に移動して押圧し、
先と同様に砥石16を移動すれば、砥石16はスラブ1
4から脱落することはない。
されるように連続的に研削を行う際には(図3参照)、
その研削位置のlmax におけるレーザー距離計22によ
る測定値wに応じて、移動装置38によって砥石16を
この測定値w(以内)のy座標位置に移動して押圧し、
先と同様に砥石16を移動すれば、砥石16はスラブ1
4から脱落することはない。
【0040】従って、砥石16の座標を (xj ,yj )
とし、x軸方向(搬送方向)の安全定数をK1 、y軸方
向(搬送直交方向)の安全定数をK2 とすれば、レーザ
ー距離計22による測定値から得られたスラブ14の形
状および位置に応じて、常に下記の各式 xj ≧lmin +K1 xj ≦lmax −K1 yj ≧w+K2 を満たすように、砥石16のスラブ14への押圧等を演
算・制御装置26によって制御すれば、砥石16がスラ
ブ14から脱落する事故が発生することなく、安全かつ
安定してスラブ14の自動表面研削を実現することがで
きる(上記各式において、K1 は互いに異なる数値でも
よい)。
とし、x軸方向(搬送方向)の安全定数をK1 、y軸方
向(搬送直交方向)の安全定数をK2 とすれば、レーザ
ー距離計22による測定値から得られたスラブ14の形
状および位置に応じて、常に下記の各式 xj ≧lmin +K1 xj ≦lmax −K1 yj ≧w+K2 を満たすように、砥石16のスラブ14への押圧等を演
算・制御装置26によって制御すれば、砥石16がスラ
ブ14から脱落する事故が発生することなく、安全かつ
安定してスラブ14の自動表面研削を実現することがで
きる(上記各式において、K1 は互いに異なる数値でも
よい)。
【0041】なお、以上の例は、砥石16が通過するス
ラブ14の周端面までの距離が、レーザー距離計22に
よって測定される例であるのでレーザー距離計22によ
る測定値wを用いているが、砥石16が通過する周端面
までの距離がレーザー距離計24によって測定される場
合には、これによる測定値を利用して、同様の制御を行
えばよい。また、上記の例においては、砥石16の搬送
直交方向の位置を固定して門型台車18を移動すること
によって研削を行う例であるが、搬送方向に門型台車1
8を固定して、グラインダ20の移動装置38によって
砥石16を移動して研削を行ってもよく、またこの場合
も同様に制御を行えばよい。
ラブ14の周端面までの距離が、レーザー距離計22に
よって測定される例であるのでレーザー距離計22によ
る測定値wを用いているが、砥石16が通過する周端面
までの距離がレーザー距離計24によって測定される場
合には、これによる測定値を利用して、同様の制御を行
えばよい。また、上記の例においては、砥石16の搬送
直交方向の位置を固定して門型台車18を移動すること
によって研削を行う例であるが、搬送方向に門型台車1
8を固定して、グラインダ20の移動装置38によって
砥石16を移動して研削を行ってもよく、またこの場合
も同様に制御を行えばよい。
【0042】上記各式において、安全定数K1 およびK
2 は、砥石16(門型台車18)の移動速度、スラブ1
4や砥石16のサイズ(特に研削幅)、レーザー距離計
の精度等に応じて決定されるものであり、特に限定はな
いが、安全定数K1 は通常5〜50mm程度、好ましく
は5〜15mm程度、他方、安全定数K2 は通常5〜3
0mm程度、好ましくは5〜15mm程度である。な
お、この安全定数K1 およびK2 を小さくするにしたが
って、スラブ14のより端部近傍までの研削が可能とな
るのは当然のことである。
2 は、砥石16(門型台車18)の移動速度、スラブ1
4や砥石16のサイズ(特に研削幅)、レーザー距離計
の精度等に応じて決定されるものであり、特に限定はな
いが、安全定数K1 は通常5〜50mm程度、好ましく
は5〜15mm程度、他方、安全定数K2 は通常5〜3
0mm程度、好ましくは5〜15mm程度である。な
お、この安全定数K1 およびK2 を小さくするにしたが
って、スラブ14のより端部近傍までの研削が可能とな
るのは当然のことである。
【0043】また、砥石16の移動は一定速度で行って
もよいが、より安全に研削を行うためには、スラブ14
の端部近傍では砥石の移動速度を減速するのが好まし
い。すなわち、上述の例においては、門型台車18が座
標 (x1 ,y1)に近付いた時点で門型台車18の移動速
度を減速し、砥石16がスラブ14に押圧された後に門
型台車18の移動速度を通常の速度とし、さらに門型台
車18が座標 (x2,y1)に近付いた時点で、再度門型
台車18の移動速度を減速し、砥石16を上昇する。減
速の程度には特に限定はなく、5〜15m/min程
度、好ましくは10m/min程度とすればよい。
もよいが、より安全に研削を行うためには、スラブ14
の端部近傍では砥石の移動速度を減速するのが好まし
い。すなわち、上述の例においては、門型台車18が座
標 (x1 ,y1)に近付いた時点で門型台車18の移動速
度を減速し、砥石16がスラブ14に押圧された後に門
型台車18の移動速度を通常の速度とし、さらに門型台
車18が座標 (x2,y1)に近付いた時点で、再度門型
台車18の移動速度を減速し、砥石16を上昇する。減
速の程度には特に限定はなく、5〜15m/min程
度、好ましくは10m/min程度とすればよい。
【0044】制御装置18は、このようにして決定され
たスラブ14の形状や、疵の位置等に応じて、門型台車
18の移動、シリンダ36による砥石16の昇降、グラ
インダ20の移動等を制御して、スラブ14の表面研削
を行う。
たスラブ14の形状や、疵の位置等に応じて、門型台車
18の移動、シリンダ36による砥石16の昇降、グラ
インダ20の移動等を制御して、スラブ14の表面研削
を行う。
【0045】以上、本発明のスラブ表面手入れ用のグラ
インダ研削方法および装置について詳細に説明したが、
本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよ
いのはもちろんである。
インダ研削方法および装置について詳細に説明したが、
本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよ
いのはもちろんである。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のス
ラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法および装置によ
れば、スラブの位置および形状を正確に認識し、これに
応じて砥石による研削動作や門型台車の移動を制御する
ので、たとえ研削を行うスラブが幅変更量の大きな台形
状スラブであっても、砥石がスラブから脱落することに
よる砥石の損傷や割砕等のトラブルを大幅に減少し、安
全かつ安定なスラブ表面の自動研削が可能となる。
ラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法および装置によ
れば、スラブの位置および形状を正確に認識し、これに
応じて砥石による研削動作や門型台車の移動を制御する
ので、たとえ研削を行うスラブが幅変更量の大きな台形
状スラブであっても、砥石がスラブから脱落することに
よる砥石の損傷や割砕等のトラブルを大幅に減少し、安
全かつ安定なスラブ表面の自動研削が可能となる。
【図1】 本発明のスラブ表面手入れ用のグラインダ研
削装置の一例をスラブ搬送方向より見た際の概略図であ
る。
削装置の一例をスラブ搬送方向より見た際の概略図であ
る。
【図2】 図1に示されるスラブ表面手入れ用のグライ
ンダ研削装置の概略平面図である。
ンダ研削装置の概略平面図である。
【図3】 図1に示されるスラブ表面手入れ用のグライ
ンダ研削装置によるスラブの全面研削を説明するための
概念図である。
ンダ研削装置によるスラブの全面研削を説明するための
概念図である。
【図4】 図1に示されるスラブ表面手入れ用のグライ
ンダ研削装置におけるスラブ周端面までの距離の測定を
説明するための概念図である。
ンダ研削装置におけるスラブ周端面までの距離の測定を
説明するための概念図である。
【図5】 本発明のスラブ表面手入れ用のグラインダ研
削方法および装置の動作制御を説明するための概念図で
ある。
削方法および装置の動作制御を説明するための概念図で
ある。
10 スラブ表面手入れ用のグラインダ研削装置(グラ
インダ研削装置) 12 搬送ローラ 14 スラブ 16 砥石 18 門型台車 18a,18b,18c,18d 脚部 20 グラインダ 22,24 レーザー距離計 26 演算・制御装置 30 枠体 32a,32b 軌条 34 回転手段 36 シリンダ 38 移動手段
インダ研削装置) 12 搬送ローラ 14 スラブ 16 砥石 18 門型台車 18a,18b,18c,18d 脚部 20 グラインダ 22,24 レーザー距離計 26 演算・制御装置 30 枠体 32a,32b 軌条 34 回転手段 36 シリンダ 38 移動手段
Claims (2)
- 【請求項1】グラインダによってスラブ表面を研削して
スラブの表面手入れを行うに際し、前記スラブの搬送方
向と直交する搬送直交方向の所定位置からスラブまでの
距離を前記スラブの全周にわたって計測することにより
前記スラブの形状および位置を認定し、その認定結果に
応じて砥石がスラブより脱落しないように砥石の移動を
制御することを特徴とするスラブ表面手入れ用のグライ
ンダ研削方法。 - 【請求項2】グラインダによってスラブ表面を研削し、
スラブの表面手入れを行うスラブ表面手入れ用のグライ
ンダ研削装置であって、 前記スラブの搬送方向と直交する搬送直交方向に前記ス
ラブを跨ぐように配置され、前記スラブの搬送方向前後
に移動可能な門型台車と、 スラブ表面を研削する砥石、前記砥石をスラブ表面に押
圧する押圧手段、および前記搬送直交方向に前記砥石を
移動する移動手段を有する、前記門型台車に搭載される
グラインダ装置と、 前記門型台車の脚部に固定され、前記搬送直交方向の両
側から、前記脚部からスラブまでの距離を測定する測定
手段と、 前記測定手段による測定情報に応じて、前記スラブの形
状および位置を演算し、この演算結果に応じて、前記砥
石が前記スラブより脱落しないように前記門型台車およ
びグラインダ装置の動作を制御する演算・制御装置とを
有することを特徴とするスラブ表面手入れ用のグライン
ダ研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5283059A JP2812653B2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | スラブ表面手入れ用のグラインダ研削方法およびスラブ表面手入れ用のグラインダ研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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