JP3477183B2 - ダイヤモンド被覆切削工具 - Google Patents

ダイヤモンド被覆切削工具

Info

Publication number
JP3477183B2
JP3477183B2 JP2001182454A JP2001182454A JP3477183B2 JP 3477183 B2 JP3477183 B2 JP 3477183B2 JP 2001182454 A JP2001182454 A JP 2001182454A JP 2001182454 A JP2001182454 A JP 2001182454A JP 3477183 B2 JP3477183 B2 JP 3477183B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diamond
cutting edge
coated
chamfer
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001182454A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002370107A (ja
Inventor
益生 斎藤
浩 劉
博之 羽生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OSG Corp
Original Assignee
OSG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OSG Corp filed Critical OSG Corp
Priority to JP2001182454A priority Critical patent/JP3477183B2/ja
Publication of JP2002370107A publication Critical patent/JP2002370107A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3477183B2 publication Critical patent/JP3477183B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/12Cross section of the cutting edge
    • B23C2210/123Bevelled cutting edges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/12Cross section of the cutting edge
    • B23C2210/126Rounded cutting edges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2226/00Materials of tools or workpieces not comprising a metal
    • B23C2226/31Diamond
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2228/00Properties of materials of tools or workpieces, materials of tools or workpieces applied in a specific manner
    • B23C2228/10Coating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダイヤモンド被覆切
削工具に係り、特に、切削性能を改善して加工面粗さを
向上させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンドミルやバイト、タップ、ドリルな
どの切削工具として、超硬合金等の工具基材の表面にダ
イヤモンド被膜がコーティングされているダイヤモンド
被覆切削工具が提案されている。特許第2592761
号公報に記載されている工具はその一例で、ダイヤモン
ド被膜はCVD(化学気相成長)法によってコーティン
グされているが、このようにして設けられたダイヤモン
ド被膜は面粗さが荒く、それに起因して加工面粗さも荒
くなるため、切れ刃を残して逃げ面に研削加工を行って
面粗さを良くすることにより加工面粗さを改善してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに逃げ面に研削加工を施しても、ダイヤモンド被覆切
削工具の切れ刃の刃先は丸みを帯びているため切れ味が
悪く、必ずしも十分に満足できる加工面粗さが得られな
かった。また、マージンおよび逃げ面の全域に研削加工
が施されているため、加工が面倒で製造コストが高くな
るという問題があった。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、ダイヤモンド被覆切
削工具の切削性能を簡便な手法で改善して加工面粗さを
更に向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、工具基材の表面にダイヤモンド被膜
がコーティングされ、切れ刃の刃先が刃直角断面におい
て略円弧形状を成しているとともに、マージンは無しか
略零で刃先に略連続して逃げ角αが正の逃げ面が形成さ
れているダイヤモンド被覆切削工具において、前記逃げ
面には、逃げ角αが正の範囲で元の逃げ角αより小さ
くなるように、前記刃先側に前記ダイヤモンド被膜を完
全に除去することがないように部分的にチャンファが設
けられていることを特徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明のダイヤモンド被覆
切削工具において、前記チャンファは、前記ダイヤモン
ド被膜よりも優れた面粗さとなるように研削加工によっ
て設けられていることを特徴とする。
【0007】 第3発明は、工具基材の表面にダイヤモ
ンド被膜がコーティングされ、切れ刃の刃先が刃直角断
面において略円弧形状を成しているとともに、所定のす
くい角γですくい面が設けられているダイヤモンド被覆
切削工具において、前記すくい面には、すくい角γ
元のすくい角γより小さくなるように、前記刃先側に
記ダイヤモンド被膜を完全に除去することがないように
部分的にチャンファが設けられていることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の効果】第1発明のダイヤモンド被覆切削工具に
おいては、逃げ角αC が正の範囲で元の逃げ角αより小
さくなるように逃げ面の刃先側に部分的にチャンファが
設けられているため、刃先の円弧形状部分の少なくとも
一部が除去されて刃先が鋭くなり、切れ味が良くなって
加工面粗さが向上する。また、チャンファは、逃げ角α
C が正となる範囲で刃先側に部分的に設けられるため、
加工面と逃げ面(チャンファ部分を含む)との接触に起
因する切削抵抗の増加を抑制しつつ、面倒なチャンファ
の研削加工領域が小さくなって製造コストが節減され
る。
【0009】第2発明では、チャンファが研削加工によ
って設けられてダイヤモンド被膜よりも優れた面粗さが
得られるようになっているため、チャンファと加工面と
の接触に拘らず加工面粗さが良好に維持される。
【0010】第3発明のダイヤモンド被覆切削工具にお
いては、すくい角γC が元のすくい角γより小さくなる
ようにすくい面の刃先側に部分的にチャンファが設けら
れているため、刃先の円弧形状部分の少なくとも一部が
除去されて切れ味が良くなり、加工面粗さが向上する。
また、チャンファは、刃先側に部分的に設けられるた
め、すくい角γの減少による切削抵抗の増加や切れ味の
低下を抑制しつつ、面倒なチャンファの研削加工領域が
小さくなって製造コストが節減される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のダイヤモンド被覆切削工
具は、エンドミルやバイト、タップ、ドリルなど各種の
切削工具に好適に適用され、工具基材としては超硬合金
が好適に用いられる。ダイヤモンド被膜のコーティング
には、マイクロ波プラズマCVD法やホットフィラメン
トCVD法、高周波プラズマCVD法等のCVD法が好
適に用いられるが、イオンビーム法などの他のコーティ
ング法を採用することもできる。超硬合金を使用する場
合、Co(コバルト)が析出してダイヤモンド被膜の密
着性(付着強度)が損なわれる恐れがあるため、ダイヤ
モンド被膜のコーティングに先立って酸処理を施し、表
面付近のCoを除去したり、Coの析出を防止する中間
層を設けたりするなどの前処理を施すことが望ましい。
【0012】チャンファは、例えばダイヤモンド砥石に
よる研削加工によりダイヤモンド被膜よりも優れた面粗
さ(例えば最大高さRy が0.5μm以下)が得られる
ように設けられるが、他の加工手段を採用することもで
きる。チャンファの形状は、例えば刃直角断面において
略直線状になるように設けられるが、凹形状や凸形状な
ど種々の形状を採用できる。
【0013】第1発明では、切れ刃の逃げ面側にチャン
ファが設けられ、第3発明では切れ刃のすくい面側にチ
ャンファが設けられているが、逃げ面側およびすくい面
側の両方にチャンファを設けることもできる。第3発明
では、所定のマージンを有する場合にも適用され得、そ
のマージンにチャンファを設けることもできる。
【0014】第3発明のすくい角γは負の場合を含めて
適宜定められるが、すくい角γを正とするとともに、チ
ャンファのすくい角γC についても正となる範囲で設定
することが望ましい。
【0015】また、チャンファは切削工具が備えている
総ての切れ刃に設けることが望ましいが、例えば研削加
工が容易な直線状の切れ刃に適用するだけでも差し支え
ない。
【0016】上記チャンファは、好適には切れ刃の刃直
角断面において工具基材の2辺の延長線で挟まれた範囲
内で、その2辺の交点を中心とする円弧形状部分の角度
範囲θが40°以下、更に望ましくは10°以下になる
ように設けられる。
【0017】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ
詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例であるダイ
ヤモンド被覆切削工具としての4枚刃のエンドミル10
を示す図で、軸心と直角な方向から見た正面図であり、
超硬合金にて構成されている工具基材12には、シャン
クおよび刃部14が軸方向に一体に設けられている。刃
部14には、切れ刃として外周刃16および底刃18が
設けられているとともに、その刃部14の表面にはダイ
ヤモンド被膜20がコーティングされている。ダイヤモ
ンド被膜20は、本実施例ではマイクロ波プラズマCV
D法によりダイヤモンド粒子を結晶成長させることによ
り、例えば5〜20μm程度の範囲内の略一定の膜厚で
形成されているが、超硬合金に含有されているCoの析
出でダイヤモンド被膜20の密着性(付着強度)が損な
われることがないように、ダイヤモンド被膜20のコー
ティングに先立って酸処理により表面付近のCoを除去
する前処理を施している。図1の斜線部はダイヤモンド
被膜20を表している。
【0018】上記外周刃16は、軸心まわりに所定のね
じれ角で捩じれたねじれ刃で、底刃18は、外周刃16
から連続して軸心に向かって略直線状に設けられてい
る。図2は、底刃18の刃直角断面を示す図で、刃物角
(図2におけるEの範囲の角度に相当)は鋭角であり、
マージン無しで刃先21から連続して設けられた逃げ面
22およびすくい面24を有するとともに、その逃げ角
α、すくい角γは何れも正であるが、すくい角γについ
ては負とすることもできる。また、ダイヤモンド被膜2
0をコーティングした状態では、刃先21が略円弧形状
を成しているが、逃げ面22にチャンファ26が設けら
れることにより、工具基材12の2辺の延長線で挟まれ
た領域Eの範囲内で、その2辺の交点Sを中心とする円
弧形状部分の角度範囲θが40°以下、望ましくは10
°以下とされている。チャンファ26は、ダイヤモンド
砥石による研削加工がダイヤモンド被膜20の表層部に
施されることにより、チャンファ26部分の逃げ角αC
が正の範囲で元の逃げ角αより小さくなるように、逃げ
面22の刃先21側に部分的に略直線状に設けられてい
るとともに、チャンファ26の面粗さはダイヤモンド被
膜20の面粗さ(実施例では最大高さRy で1.5〜
4.5μm)より優れており、例えば最大高さR y
0.1〜0.2μm程度である。なお、図2の破線はチ
ャンファ26が設けられる前のダイヤモンド被膜20の
外形状である。
【0019】このような本実施例のエンドミル10にお
いては、逃げ角αC が正の範囲で元の逃げ角αより小さ
くなるように逃げ面22の刃先21側に部分的にチャン
ファ26が設けられ、刃先21の円弧形状部分の角度範
囲θが40°以下とされているため、底刃18の切れ味
が良くなって加工面粗さが向上する。
【0020】また、チャンファ26がダイヤモンド砥石
による研削加工で設けられており、面粗さが最大高さR
y で0.1〜0.2μm程度とされているため、加工面
とチャンファ26との接触に拘らず加工面粗さの悪化が
防止され、加工面粗さが良好に維持される。
【0021】また、チャンファ26は、逃げ角αC が正
となる範囲で刃先21側に部分的に設けられているた
め、加工面と逃げ面(チャンファ26部分を含む)22
との接触に起因する切削抵抗の増加を抑制しつつ、面倒
なチャンファ26の研削加工領域が小さくなって製造コ
ストが節減される。
【0022】図3は、上記底刃18の別の態様を示す図
で、図2に相当する図であり、交点Sを中心とする円弧
形状部分の角度範囲θが略0°、すなわち10°以下と
なるように、ダイヤモンド砥石による研削加工で逃げ面
22およびすくい面24の双方にチャンファ28、30
が設けられている。チャンファ28は、そのチャンファ
28部分の逃げ角αC が正の範囲で元の逃げ角αより小
さくなるように、逃げ面22の刃先32側に部分的に略
直線状に設けられている一方、チャンファ30は、その
チャンファ30部分のすくい角γC が元のすくい角γよ
り小さくなるように、すくい面24の刃先32側に部分
的に略直線状に設けられている。
【0023】この場合は、円弧形状部分の角度範囲θが
略0°で、刃先32が尖っているため、一層優れた切れ
味が得られるようになって加工面粗さが更に向上する。
また、すくい面24側のチャンファ30は、刃先32側
に部分的に設けられるため、すくい角γの減少による切
削抵抗の増加や切れ味の低下を抑制しつつ、面倒なチャ
ンファ30の研削加工領域が小さくなって製造コストが
節減される。
【0024】因みに、φ8、6枚刃のエンドミルについ
て、上記図2、図3に示すように円弧形状部分の角度範
囲θ≒40°、0°となるようにチャンファが設けられ
た底刃を備えている2種類の本発明品(No1、No2)
と、従来のダイヤコート品(No3)とを用意し、工具表
面粗さ(ダイヤモンド被膜の面粗さ)、チャンファ表面
粗さ、以下の加工条件で切削加工を行った場合の底刃に
よる切削加工部の加工面粗さを調べたところ、図4に示
すように本発明品(No1、No2)では優れた加工面粗さ
が得られた。上記角度範囲θ≒40°は35°〜40°
の範囲内で、θ≒0°は10°以下である。なお、70
0mの切削加工を行って耐久性(刃先の摩耗)を調べた
ところ、本発明品(No1、No2)と従来のダイヤコート
品(No3)との差は殆どなかった。 《加工条件》 ・工具回転数 20000min-1 ・送り速度 0.05mm/t ・加工の種類 正面切削 ・被削材 A7075(アルミニウム合金)
【0025】図5は、φ12、2枚刃のエンドミルにつ
いて、同じく円弧形状部分の角度範囲θ≒40°、0°
となるようにチャンファが設けられた底刃を備えている
2種類の本発明品と、従来のダイヤコート品と、ダイヤ
モンド被膜を備えていないノンコート品とを用いて、種
々の加工条件で切削加工を行った場合のビビリの発生状
況を調べた結果で、本発明品によれば従来のダイヤコー
ト品に比べてビビリが低減され、切れ味が向上している
ことが分かる。特にθ≒0°の場合には、ノンコート品
と同程度の切れ味が得られる。 《加工条件》 ・工具回転数 12000min-1 ・送り速度 0.02〜0.16mm/t ・切り込み 軸方向aa=18mm 径方向ar=0.12、0.6、1.2mm ・加工の種類 側面切削 ・切削方向 ダウンカット ・切削油剤 エアブロー ・被削材 A7075(アルミニウム合金)
【0026】図6は、φ3、2枚刃のエンドミルについ
て、円弧形状部分の角度範囲θ≒0°すなわち10°以
下となるようにチャンファが設けられた底刃を備えてい
る本発明品と、従来のダイヤコート品とを用いて、種々
の加工条件で銅に対して切削加工を行った場合の底刃に
よる切削加工部の加工面粗さ(最大高さRy ;μm)を
調べた結果で、総ての条件下で本発明品の方が優れた加
工面粗さが得られた。 《加工条件》 ・切削速度 100m/min(10610min-1) 188m/min(20000min-1) ・送り速度 0.0075、0.015、0.03mm/t ・切り込み 軸方向aa=0.001D(0.003mm) 0.005D(0.015mm) 径方向ar=0.8D(2.4mm) ・加工の種類 正面切削 ・切削油剤 水溶性 ・被削材 C1100(銅)
【0027】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であ
り、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良
を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエンドミル(ダイヤモ
ンド被覆切削工具)を示す図で、軸心と直角方向から見
た正面図である。
【図2】図1のエンドミルの底刃の刃直角断面を示す図
である。
【図3】本発明の別の実施例を示す図で、図2に対応す
る図である。
【図4】アルミニウム合金に切削加工を行って加工面粗
さを調べた結果を示す図である。
【図5】種々の加工条件でアルミニウム合金に切削加工
を行ってビビリの発生状況を調べた結果を示す図であ
る。
【図6】種々の加工条件で銅に切削加工を行って加工面
粗さを調べた結果を示す図である。
【符号の説明】
10:エンドミル(ダイヤモンド被覆切削工具) 1
2:工具基材 18:底刃(切れ刃) 20:ダイ
ヤモンド被膜 21、32:刃先 22:逃げ面
24:すくい面 26、28、30:チャンファ
S:交点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−90413(JP,A) 特開 平4−343610(JP,A) 特開2000−280103(JP,A) 特開 平4−69101(JP,A) 特開 平4−210315(JP,A) 実開 昭63−110313(JP,U) 実開 平5−53804(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 27/14 B23B 27/20 B23B 51/00 B23C 5/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具基材の表面にダイヤモンド被膜がコ
    ーティングされ、切れ刃の刃先が刃直角断面において略
    円弧形状を成しているとともに、マージンは無しか略零
    で刃先に略連続して逃げ角αが正の逃げ面が形成されて
    いるダイヤモンド被覆切削工具において、 前記逃げ面には、逃げ角αが正の範囲で元の逃げ角α
    より小さくなるように、前記刃先側に前記ダイヤモンド
    被膜を完全に除去することがないように部分的にチャン
    ファが設けられていることを特徴とするダイヤモンド被
    覆切削工具。
  2. 【請求項2】 前記チャンファは、前記ダイヤモンド被
    膜よりも優れた面粗さとなるように研削加工によって設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載のダイヤ
    モンド被覆切削工具。
  3. 【請求項3】 工具基材の表面にダイヤモンド被膜がコ
    ーティングされ、切れ刃の刃先が刃直角断面において略
    円弧形状を成しているとともに、所定のすくい角γです
    くい面が設けられているダイヤモンド被覆切削工具にお
    いて、 前記すくい面には、すくい角γが元のすくい角γより
    小さくなるように、前記刃先側に前記ダイヤモンド被膜
    を完全に除去することがないように部分的にチャンファ
    が設けられていることを特徴とするダイヤモンド被覆切
    削工具。
JP2001182454A 2001-06-15 2001-06-15 ダイヤモンド被覆切削工具 Expired - Lifetime JP3477183B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001182454A JP3477183B2 (ja) 2001-06-15 2001-06-15 ダイヤモンド被覆切削工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001182454A JP3477183B2 (ja) 2001-06-15 2001-06-15 ダイヤモンド被覆切削工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002370107A JP2002370107A (ja) 2002-12-24
JP3477183B2 true JP3477183B2 (ja) 2003-12-10

Family

ID=19022552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001182454A Expired - Lifetime JP3477183B2 (ja) 2001-06-15 2001-06-15 ダイヤモンド被覆切削工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3477183B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019065949A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 三菱マテリアル株式会社 ダイヤモンド被覆回転切削工具

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006027232A1 (de) * 2006-06-09 2007-12-13 EMUGE-Werk Richard Glimpel GmbH & Co. KG Fabrik für Präzisionswerkzeuge Gewindeerzeugungswerkzeug mit Kantenübergang
JP2008290237A (ja) * 2008-05-23 2008-12-04 Toshihisa Nokimori 切削工具及びその製造方法
JP5899905B2 (ja) * 2010-12-26 2016-04-06 三菱マテリアル株式会社 炭素膜被覆ドリルおよびその製造方法
JP5851802B2 (ja) * 2011-03-30 2016-02-03 富士重工業株式会社 炭素繊維強化樹脂複合材用ドリル
JP5966564B2 (ja) * 2011-06-08 2016-08-10 三星ダイヤモンド工業株式会社 スクライビングホイール及びスクライブ方法
JP5838858B2 (ja) * 2012-02-28 2016-01-06 三菱マテリアル株式会社 耐摩耗性に優れたダイヤモンド被覆超硬合金製ドリル
JP6853240B2 (ja) * 2016-04-25 2021-03-31 京セラ株式会社 切削工具
CN109699176B (zh) * 2017-08-22 2020-06-26 住友电工硬质合金株式会社 旋转切削工具及其制造方法
WO2024004075A1 (ja) * 2022-06-29 2024-01-04 住友電工ハードメタル株式会社 ドリル及び切削方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890413A (ja) * 1981-11-18 1983-05-30 Nachi Fujikoshi Corp エンドミル
JPS63110313U (ja) * 1987-01-08 1988-07-15
JP2513911B2 (ja) * 1990-07-07 1996-07-10 株式会社日研工作所 穴ぐりバイトのインサ―トチップ
JPH04210315A (ja) * 1990-08-10 1992-07-31 Nachi Fujikoshi Corp 回転切削工具
JPH04343610A (ja) * 1991-05-17 1992-11-30 Kobe Steel Ltd スクウェアエンドミル
JP2556520Y2 (ja) * 1991-12-26 1997-12-03 京セラ株式会社 仕上げバイトのチップ
JP2000280103A (ja) * 1999-03-29 2000-10-10 Ngk Spark Plug Co Ltd 切削工具及びホルダ付工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019065949A1 (ja) 2017-09-29 2019-04-04 三菱マテリアル株式会社 ダイヤモンド被覆回転切削工具
US11878353B2 (en) 2017-09-29 2024-01-23 Mitsubishi Materials Corporation Diamond-coated rotary cutting tool

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002370107A (ja) 2002-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4121449B2 (ja) スローアウェイチップ及びバイト
JP2003334716A (ja) スローアウェイチップ及び切削工具
KR20030007691A (ko) 드릴비트
EP3375550B1 (en) Cutting tool and method for manufacturing same
JP3477183B2 (ja) ダイヤモンド被覆切削工具
US11865630B2 (en) Rotary tool
CN109070233B (zh) 切削工具
JP3477182B2 (ja) ダイヤモンド被覆切削工具
WO2019073752A1 (ja) 回転切削工具
JP7137107B2 (ja) ボールエンドミル
JP2000334614A (ja) 非鉄金属用ボールエンドミル
KR102548078B1 (ko) 회전 절삭 공구
JPH07204921A (ja) エンドミル
JP2003165016A (ja) タービンブレード取り付け部加工用総形フライス
JP2004074329A (ja) ボールエンドミル
JP5214408B2 (ja) 刃先交換式エンドミル及びスローアウェイチップ
JPH0557519A (ja) 高硬度材切削用エンドミル
JP2002187012A (ja) Cbnボールエンドミル
JPH05345212A (ja) エンドミル
JP2003165015A (ja) コーナーラジラスエンドミル
JP3019298B1 (ja) 表面被覆ドリル
JP2022111374A (ja) リーマの製造方法
JP2004338005A (ja) 底面仕上げ用エンドミル
JP2000094210A (ja) スローアウェイ式穴明け工具
JP2001341022A (ja) 高硬度材穴あけ用ドリル

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3477183

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150926

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term