JPH05345212A - エンドミル - Google Patents

エンドミル

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Publication number
JPH05345212A
JPH05345212A JP18049092A JP18049092A JPH05345212A JP H05345212 A JPH05345212 A JP H05345212A JP 18049092 A JP18049092 A JP 18049092A JP 18049092 A JP18049092 A JP 18049092A JP H05345212 A JPH05345212 A JP H05345212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
cutting
end mill
angle
cutting edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18049092A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Okanishi
良祐 岡西
Kazuyoshi Sasaki
一良 佐々木
Yoshito Kuroda
誉人 黒田
Keiji Ishikawa
圭二 石川
Osamu Goto
理 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tool Engineering Ltd filed Critical Hitachi Tool Engineering Ltd
Priority to JP18049092A priority Critical patent/JPH05345212A/ja
Publication of JPH05345212A publication Critical patent/JPH05345212A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/02Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
    • B23C5/10Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/04Angles
    • B23C2210/0407Cutting angles
    • B23C2210/0421Cutting angles negative
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2210/00Details of milling cutters
    • B23C2210/20Number of cutting edges
    • B23C2210/205Number of cutting edges six

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低硬度材から高硬度材まで種々の被削材に対
応でき、かつ高精度・高能率加工に適当なエンドミルを
提供する。 【構成】 工具本体の外周にねじれを有する複数の切れ
刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の工具軸直
角断面における外周切れ刃のすくい角を−29°〜0゜
の範囲に設定し、かつ該刃部の芯厚を工具刃径に対して
70〜90%の範囲に設定するとともに、マージンまた
は切り刃の後方側に所定の逃げ角を有する第1・第2の
逃げ面を有し、上記マージン幅を0.05mm以下とし
たエンドミルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフライス盤やマシニング
センター等の工作機械に用いるエンドミルに関する。
【0002】
【従来の技術】フライス盤またはマシニングセンター等
の工作機械を用いて、鋼材をはじめ一般材料を切削する
この種の回転削工具として最も一般的な形状は、外周切
れ刃に正のすくい角を設け、かつ該刃部の心厚を工具刃
径に対して60%前後にすることにより、チップポケッ
トを広く設け、切削性を向上させたものである。このエ
ンドミルの逃げ面は、エキセントリックリリーフ、コー
ンケーブリリーフ等の逃げ面が使用され、エキセントリ
ックは2段逃げ、コーンケーブは凹円弧状の逃げ面とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、従来
例では、すくい角が正角な為、逃げ面側を厚くすること
により刃先強度を向上させても限界があった。すくい角
が正のため、切削力の作用する方向が切り刃に食い込む
ようになるため、切り刃は衝撃力が作用した場合チッピ
ング・欠け等を生じ易かった。また、マージンをもうけ
切り刃に厚みをもたせた場合でも、工具自体の剛性が不
十分であるため、負荷の大きな切削では、振動が激しく
なり、チッピング・欠け等を生じ、良好な切削性能が得
られていなかった。
【0004】また、硬さがHRC50を越える被削材に
なると、負荷の大きな切削切削と同様、損耗が激しい上
に、非常にチッピング・欠けを生じ易く、切削条件を抑
えたところではもはや対応できない状態であった。
【0005】
【本発明の目的】そのため、本願発明は以上の問題を解
消するためになされたものであり、すくい角を負とする
ことにより切削力の作用する方向を変えるとともに、逃
げ面をより強度のある形状としたものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、工具本体の外周にねじれを有する複数の
切れ刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の工具
軸直角断面における外周切れ刃のすくい角を−29°〜
0゜の範囲に設定し、かつ該刃部の芯厚を工具刃径に対
して70〜90%の範囲に設定するとともに、マージン
または切り刃の後方側に所定の逃げ角を有する第1・第
2の逃げ面を有し、上記マージン幅を0.05mm以下
としたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本願発明を適用することにより、刃先強度と工
具自体の剛性を兼ね備え、かつ外周切れ刃のすくい角と
該刃部の心厚を設定することにより、チップポケットの
形状がほぼ決定され、このチップポケットとのバランス
が非常に良好となり、工具に対する切り屑の離れ具合、
切り屑の形状が良好となった。さらに、切削抵抗が軽減
され、切削音が非常に静かになり、長寿命・高精度・高
能率な加工が可能となる。さらに、ここで刃数を増やす
ことにより一層高能率化を計ることができる。
【0008】尚、マージン幅を0.05mm以下とした
のは、被削材に応じて適弁選択されるものであり、切削
比抵抗の小さい炭素鋼、構造用鋼等では、マージン幅は
0でも良いが、切削比抵抗の大きいダイス鋼・工具鋼ま
たは調質によりHRC50前後と高硬度な場合には0〜
0.05mmもうけ、刃先強度を増したほうがより性能
が安定する。
【0009】また、第1逃げ角を1°〜10゜、第2逃
げ角を5°〜20°、切り刃に0.002〜0.03m
mの切り刃処理としたのは、第1逃げ角を大きく採ると
相対的に刃物角が減少し、刃先強度が低下するため1°
〜10゜とした。また第2逃げ角も同様であるが、小さ
く採ると逃げ面が被削材に接触するため5°〜20°と
した。また切り刃処理は切削時の衝撃力を緩和し、耐チ
ッピング性を向上させるため加工後未処理でも可能であ
るが、0.002〜0.03mm採ると性能が安定す
る。切り刃処理は余り大きく採りすぎると振動・ビビリ
易くなるため上記範囲とした。
【0010】なお、工具に硬質膜をコーティングした超
微粒子超硬合金を用いることにより、一層の効果を上げ
ることはいうまでもない。特に、超微粒子超硬と硬質膜
の密着性が良く、硬質膜の摩擦抵抗が小さく、耐溶着性
に優れる特徴を生かすとともに、すくい角を負とする事
により切り屑をすくい面が受ける形となるため、硬質膜
のチッピング・剥離等が起きにくくなる。
【0011】
【実施例】図1〜図3に本発明の一実施例を示す。工具
材料に超微粒子超硬合金を用い、かつ硬質膜としてTi
Nコーティングを施した工具刃径8mm、6枚刃、右刃
右ねじれのエンドミルである。軸直角における外周切れ
刃のすくい角を−20゜、第1逃げ角10゜、第2逃げ
角15゜とし、該刃部の心厚を工具刃形の85%すなわ
ち6.8mmに、外周切れ刃のねじれ角を50゜にした
ものである。
【0012】表1は被削材に合金工具鋼SKD61の調
質材、硬さHRC55のものを用いて、マージン幅・逃
げ角等を変えて合金工具鋼SKD61の調質材、硬さH
RC55のものを用いた切り込み限界テストの結果であ
る。切削速度40m/min、送り速度0.04mm/
刃とし、単位長さ(1m)切削後、径方向の切り込み量
を大きくしていき、工具の損傷状態・被削材の加工面の
状態を調査したものであり、本発明例でも、マージン幅
が0では径方向切り込み量=4mm(0.5D)ではチ
ッピング・欠けが生じ、またマージンを設けると、工具
刃形の50%の切り込みにおいても問題なく切削でき、
また被削材の加工面も良好であった。
【0013】
【表1】 区分 マージン幅(mm) 刃先処理 径方向切り込み量(mm) 0.1D 0.2D 0.3D 0.4D 0.5D 本発明 0 なし ○ ○ ○ × × 本発明 0 丸 ○ ○ ○ ○ × 本発明 0.01 なし ○ ○ ○ ○ × 本発明 0.02 なし ○ ○ ○ ○ × 本発明 0.04 丸 ○ ○ ○ ○ ○ 本発明 0.05 なし ○ ○ ○ ○ ○ 比較例 0.1 なし ○ ○ △ △ × 注) ○:安定した切削状態 △:不安定な切削(チッピング有り) ×:切削不可能(欠け)
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、すくい角
を負とし、かつ逃げ面側の肉厚をより多くするような逃
げ角・マージン等を検討することにより、焼き入れした
ダイス鋼のようなHRC50を越えるような高硬度材ま
で幅広く切削でき、かつ、刃先強度と工具自体の剛性を
兼ね備え底るため、高精度が得られ、工具寿命が大幅に
向上し、かつ安定性があり、工具の信頼性を向上すると
いう効果がある。
【0015】さらに、本発明をボール、テーパエンドミ
ル等に適用することも可能であり前者は高速倣い加工、
後者はリブ溝加工用としても効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示し、その側面図を
示す。
【図2】図2は図1の正面図を示す。
【図3】図3は図1の刃部の軸直角断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 外周切れ刃 3 シャンク部 4 芯厚 5 刃溝 θa ねじれ角 θb すくい角 m マージン幅 θc1 第1にげ角 θc2 第2にげ角
フロントページの続き (72)発明者 石川 圭二 大阪市淀川区野中北1丁目13番20号 日立 ツール株式会社大阪工場内 (72)発明者 後藤 理 大阪市淀川区野中北1丁目13番20号 日立 ツール株式会社大阪工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体の外周にねじれを有する複数の
    切れ刃が形成されたエンドミルにおいて、該刃部の工具
    軸直角断面における外周切れ刃のすくい角を−29°〜
    0゜の範囲に設定し、かつ該刃部の芯厚を工具刃径に対
    して70〜90%の範囲に設定するとともに、マージン
    または切り刃の後方側に所定の逃げ角を有する第1・第
    2の逃げ面を有し、上記マージン幅を0.05mm以下
    としたことを特徴とするエンドミル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンドミルにおいて、第
    1逃げ角を1°〜10゜、第2逃げ角を5°〜20°、
    また、上記切り刃に0.002〜0.03mmの切り刃
    処理を施したことを特徴とするエンドミル。
JP18049092A 1992-06-15 1992-06-15 エンドミル Pending JPH05345212A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18049092A JPH05345212A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 エンドミル

Applications Claiming Priority (1)

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JP18049092A JPH05345212A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 エンドミル

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JPH05345212A true JPH05345212A (ja) 1993-12-27

Family

ID=16084152

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JP18049092A Pending JPH05345212A (ja) 1992-06-15 1992-06-15 エンドミル

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6220797B1 (en) 1998-06-18 2001-04-24 Sumitomo Metal Minning Co. Surface treated steel cutting tool
JP2006110683A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Mitsubishi Materials Kobe Tools Corp エンドミル
JP2007021610A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Nidec Nissin Corp テーパ刃エンドミルおよびそれを用いたテーパ穴形成方法
JP2008200817A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Mitsubishi Materials Corp エンドミル
CN108655424A (zh) * 2018-03-09 2018-10-16 深圳市浪石科技有限公司 一种特殊结构刀具
KR102019084B1 (ko) * 2019-02-08 2019-09-06 주식회사 와이지-원 강성을 보강한 플랫 릴리프를 구비한 엔드밀

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