JP2003165016A - タービンブレード取り付け部加工用総形フライス - Google Patents

タービンブレード取り付け部加工用総形フライス

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JP2003165016A
JP2003165016A JP2001362149A JP2001362149A JP2003165016A JP 2003165016 A JP2003165016 A JP 2003165016A JP 2001362149 A JP2001362149 A JP 2001362149A JP 2001362149 A JP2001362149 A JP 2001362149A JP 2003165016 A JP2003165016 A JP 2003165016A
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turbine blade
milling cutter
machining
cutting
blade mounting
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Hiroshi Kanemoto
浩 金本
Hidenori Kumagai
英典 熊谷
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Hitachi Tool Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タービンブレードの翼根又は該タービンブレー
ドを取り付けるタービンディスク側の取り付け部の加工
に用いる総形フライスにおいて、高能率、長寿命の総形
フライスを提供することを目的とする。 【構成】タービンブレードの翼根又は該タービンブレー
ドを取り付けるタービンディスク側の取り付け部の加工
に用いる総形フライスにおいて、該総形フライスを構成
する材料が超硬合金のソリッドであり、該総形フライス
は回転軌跡で凹又は凸状曲線である総形のフォームを有
することを特徴とするタービンブレード取り付け部加工
用総形フライス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、タービンブレードの
翼根又は該タービンブレードを取り付けるタービンディ
スク側の取り付け部の加工に用いるタービンブレード取
り付け部加工用総形フライス総形フライスに関し、その
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】タービンブレードの翼根又は該タービン
ブレードを取り付けるタービンディスク側の取り付け部
のフォームは、例えば特開2000−199402号公
報に記載されているような一般にダブテールと呼ばれ、
凹又は凸がある特殊な輪郭のフォームを有している。ま
た、タービンブレードの翼根又は該タービンブレードを
取り付けるタービンディスク側の取り付け部を切削加工
する工具は、被加工物のフォームに相対する特殊な輪郭
のフォームの総形フライスであって、逃げ面を2番取り
加工で成形した2番取りフライス、又はフォ−ムに沿っ
て刃付けを施した輪郭フライスが用いられており、その
ため、切削により損耗を生じても再研削によって原フォ
−ムが容易に再生できる特徴を有するものである。しか
しながら、タービンブレードの翼根及び該タービンブレ
ードを取り付けるタービンディスク側の取り付け部は、
その用途から加工精度が厳しく、且つ、被削材に超耐熱
鋼といった難削材が用いられている。この種の被削材
は、被削材自体の耐熱性が高いため、切削加工すると一
般鋼より高い切削熱が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に高能率切削を行
うと切削熱は一層増大する傾向にあり、従来の総形フラ
イスでは、加工能率の向上が望めず、工具損耗が激し
く、切れ刃刃先部に溶着からのチッピングや欠損を生じ
易く、加工精度面からの工具寿命も非常に短いという問
題がある。特に、タービンブレード取り付け部のフォー
ムは凹凸がある特殊な輪郭のフォームであるため、これ
に相対して総形フライス側の外径が変化し、各切削部位
で切削速度が変化する。小さい外径部位で切削速度を設
定すると、大きい切削部位で切削速度が高くなりすぎ、
極端に工具寿命が短くなることから、大きい切削部位で
切削速度を設定せざる得なく、外径と切削速度が反比例
することにより、加工能率が一層低下する。最近では、
工具寿命向上を狙って総形フライスを構成する材料に従
来の溶製材の高速度工具鋼を粉末高速度工具鋼に替えて
用い、高い耐熱性の皮膜をコーティングしたものがある
が、耐熱性が十分でなく、高い切削熱が発生する超耐熱
鋼といった難削材の高能率、長寿命切削において、未だ
不十分であった。また、超硬合金等の適用は、形状が複
雑で、更に、比較的大きな外径を有することから検討さ
れていないのが実状である。
【0004】
【本発明の目的】本発明は以上のような背景のもとにな
されたものであり、タービンブレードの翼根又は該ター
ビンブレードを取り付けるタービンディスク側の取り付
け部の加工に用いる総形フライスにおいて、高能率、長
寿命の総形フライスを提供することを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、タービンブレードの翼根又は該タービ
ンブレードを取り付けるタービンディスク側の取り付け
部の加工に用いる総形フライスにおいて、該総形フライ
スを構成する材料が超硬合金のソリッドであり、該総形
フライスは回転軌跡で凹又は凸状曲線である総形のフォ
ームを有することを特徴とするタービンブレード取り付
け部加工用総形フライスである。ここで、タービンブレ
ード取り付け部とは、タービンブレード側の翼根部又は
該タービンブレードを取り付けるタービンディスク側の
取り付け部の両者を意味する。
【0006】総形フライスを構成する材料が超硬合金で
あることから、超耐熱鋼のような被削材に対応できる耐
熱性が得られ、高い切削速度での加工が可能となり、加
工能率が向上すると共に、大幅に耐久性が向上し、工具
寿命が向上した。また、総形フライスを構成する材料が
超硬合金ソリッドであることから、凹又は凸がある特殊
な輪郭のフォームであっても工具側の精度が得やすいと
共に、工具自体の剛性が向上することから、加工能率が
向上することができ、チッピングや欠損等の異常摩耗が
発生しにくく、工具寿命が向上すると共に、安定した加
工精度が得られる。ここで、切れ刃部の材料が超硬合金
であるものとしては、切れ刃部をろう付けしたものや、
切れ刃チップ交換式のように間接的に切れ刃を設けたも
のがあるが、ろう付けタイプはろう付けの技量が必要で
あると共に工数が増し、チップ交換式のものは加工精度
及び切れ味が劣る。本発明のソリッドとは、切れ刃部を
ろう付けしたものや、切れ刃チップ交換式のように間接
的に切れ刃を設けたものではなく、シャンク付きタイプ
やシェルタイプの工具本体に直接切れ刃を設けたものを
指し、容易にシャープな切れ刃を設けることができ、切
れ味が良好で、発生する切削熱を低減することができ
る。また、凹又は凸がある特殊な輪郭のフォーム、特に
総形フライス側で凸になる部分は、切削加工において切
削応力が集中しやすくなるため、凸になる部分の曲率半
径は総形フライスの最大刃径の1/20以上、好ましく
は1/10以上のものに適用することが望ましい。
【0007】
【実施の形態】本発明を適用することにより、タービン
ブレードの翼根又は該タービンブレードを取り付けるタ
ービンディスク側の取り付け部の加工の高能率、長寿命
切削加工が可能になった。ここで、総形フライスを構成
する材料である超硬合金において、WC粒径を2μm以
下としても良く、WC粒径とは平均WC粒径を指す。W
C粒径を小さくすることにより、硬さが高くなり耐摩耗
性が向上すると共に、耐チッピング性が向上するため、
2μm以下とし、好ましくは1.5μm以下が望まし
い。また、超硬合金中のCo量を下げると硬さが高くな
ると共に、耐熱性が向上することから、Co量を10重
量%以下にしても良く、一層の高能率切削が可能となっ
た。ここでCo量が10重量%を超えると超硬合金とい
えど、タービンブレードの翼根又は該タービンブレード
を取り付けるタービンディスク側の取り付け部の高能率
切削において、耐熱性が不十分であるため、Co量を1
0重量%以下とし、好ましくは8重量%以下が望まし
い。更に、超硬合金の硬さが硬くなりすぎると、総形フ
ライス自体の靱性が下がり、タービンブレード取り付け
部加工用の凹又は凸がある特殊な輪郭のフォームの総形
フライスで高能率切削を行うと、切削加工中に生じる切
削応力のアンバランスにより、折損を招く恐れがあるこ
とから、超硬合金のWC粒径が小さい場合はCo量を多
くし、WC粒径が大きい場合はCo量を少なくすること
が望ましく、例えば、WC粒径1μmに対しCo量6重
量%、WC粒径0.6μmに対しCo量10重量%程度
とすると良く、特にWC粒径0.6μm以下の超微粒子
超硬合金の場合は、硬さが得やすいことから、Co量を
14重量%までであれば、十分な性能を得ることができ
る。
【0008】次に、総形フライスの刃長間における刃径
の変化に拘わらず外周二番面の落ち量をほぼ一定として
も良い。ここで外周二番面の落ち量とは、外周切れ刃の
外周二番面が回転軸を中心として切れ刃からの回転角が
等しい位置における切れ刃回転軌道と外周二番面との間
隔であり、再研削による性能低下がなく、且つ再研削に
よる加工形状の維持および再研削自体が容易となり、廃
却までのトータル的な工具寿命が向上する。次に、外周
二番面の回転方向後方に外周三番面を有しても良い。切
れ刃強度及び再研削回数の面から外周二番面幅を大きく
設定することが考えられる。しかしながら外周二番面は
外周すくい面と共に切れ刃稜線を形成し、面粗さ等の精
度が要求される部位であるため、工数が増え、製造コス
トが高くなる。そのため、外周二番面の幅を必要最小限
に設定し、外周二番面の回転方向後方に外周三番面を設
けた。これにより、外周逃げ面幅を一層大きく設定する
ことも可能となり、切れ刃強度が得られ、且つ、外周三
番面は切れ刃稜線に関与しないため、精度もさほど必要
とせず、粗い砥石で高能率に加工ができ、製造コストを
下げることができる。ここで、外周二番面の幅は、総形
フライスの刃径の5%〜15%が望ましく、5%未満で
あると、再研削回数が大幅に減少し、また、実際15%
を超えて再研削を行うと、形状精度は維持できている
が、寸法精度が外れ、必要でない外周二番面を有するこ
とになり、製造コストのみ高くなるからであり、15%
以下とした。また、同様の目的で超硬合金製造過程にお
いて、仮焼結時に刃溝や外周三番面、総形フォームの荒
加工等を行っても良く、刃溝、外周三番面はさほど精度
を必要としないため、最終研磨工程を削減することが可
能であり、総形フォームの荒加工は最終研磨工程を軽減
でき、製造コストを軽減できる。
【0009】次に、本願発明は、タービンブレードの翼
根又は該タービンブレードを取り付けるタービンディス
ク側の取り付け部の仕上げ加工用から荒加工用の総形フ
ライスに適用可能であり、仕上げ加工用は、総形フライ
スの外周切れ刃の回転軌跡がタービンブレード取り付け
部の凹又は凸がある特殊な輪郭のフォームに相対してお
り、総形フライスの回転軌跡形状が被加工物側に転写さ
れ、総形フライスを構成する材料が超硬合金ソリッドで
あることとの相乗効果により、高能率で且つ高精度な仕
上げ加工が可能となる。また、荒加工用は、外周切れ刃
が1刃と次刃とで位相を異なる波形形状を有し、総形フ
ライスの回転軌跡形状がタービンブレード取り付け部の
凹又は凸がある特殊な輪郭のフォームに近似しており、
波形切れ刃により切り屑を細かくし切削抵抗が少なく、
切屑排出を容易にでき、且つ切れ刃損耗が局部に偏るこ
となく、切削条件を高めることが可能となり、高能率に
荒加工ができる。
【0010】次に、特に荒加工用のタービンブレード取
り付け部加工用総形フライスについて、詳細に説明す
る。波形切れ刃を凸略円弧と凹略円弧の連続した波形状
とし、成形したフォーム上に波状切れ刃が起因する食い
込み傷やバリ等の発生が無く、滑らかな加工面を得るこ
とができる。波形切れ刃は切れ刃に垂直方向に刻み込ま
れるのが通常であるが、タービンブレード取り付け部加
工用総形フライスでは、フォ−ムが複雑であると波形切
れ刃を傾斜面に設ける事態が生じ、このときは切削方
向、すなわち工具の回転方向には波形切れ刃の一部が切
れ刃として作用することから、この部分において障害が
発生しやすいため、波形切れ刃は凸略円弧と凹略円弧の
連続した波形状とし、波形切れ刃の凹凸の差である波高
さは隣接する波形切れ刃凸部頂点との間隔の0.01倍
〜0.8倍が望ましく、0.01倍未満では切り屑を十
分に分断することができず、0.8倍を越えると滑らか
に結びづらくなるためである。また、波形切れ刃凸部頂
点部のアールは波形切れ刃凸部頂点部の間隔である波ピ
ッチの0.2倍〜5倍としても良く、0.2倍未満では
円弧が小さすぎて設ける意味が無く、5倍を越えた大き
な値で設けると切れ刃として長くなり過ぎるため、切れ
刃に連なる凸略円弧の半径は該間隔の0.2倍〜5倍と
した。ここで、波形切れ刃凸部頂点部に切削応力が集中
しやすく、特に本発明では総形フライスを構成する材料
に超硬合金ソリッドを用いていることから、波形切れ刃
凸部頂点部のチッピングが懸念されるが、波形切れ刃の
波高さを小さくし、波形切れ刃凸部頂点部のアールを大
きく設定することにより、切削応力を分散することがで
き、耐チッピング性を向上することができるため、好ま
しくは、波形切れ刃凸部頂点部の間隔に対して、波高さ
は0.01倍〜0.5倍が望ましく、凸部頂点部のアー
ルは0.5倍〜5倍、更に好ましくは1倍から5倍が望
ましい。これらの数値とすることにより、波形切れ刃間
隔を小さくして1刃の波形切れ刃と次刃の波形切れ刃と
が位置をずらして重なったラフィング刃様とすることが
でき、このとき波形切れ刃によって切れ刃の輪郭がター
ビンブレード取り付け部のフォ−ムから外れることがあ
ったとしても波形切れ刃の波高さが小さいことから、成
形するフォ−ムの狂いを極小に抑えることができる。
【0011】また、タービンブレード取り付け部加工用
総形フライスの切れ刃のフォ−ムは多岐多様にわたるた
め、その態様について説明する。先ず、切れ刃のフォ−
ムが該フライスの回転軸と直交する平面に対して小さな
角度である場合には、切れ刃の斜面が切削するように作
用し、切屑厚みが薄くなって擦過現象が増し、また波形
切れ刃を刻み込む方向が切削方向とは一致しなくなるた
め、その効果が希薄になって切削抵抗が増加する。従っ
て切れ刃のフォ−ムが30゜以下の角度で傾斜するとき
は、該角度より小さい角度で傾斜する直線部分を凸略円
弧と凹略円弧の間に設けることによって波形切れ刃凸部
頂点の間隔を大きくして本来の波形切れ刃の効果を得る
ことができる。次いで、切れ刃のフォ−ムの曲率が大き
い場合、特に隣接する波形切れ刃間で60度以上湾曲す
るようになると、両波形切れ刃のいずれかは上述の傾斜
面に位置することになり、且つ、湾曲部分が短いからこ
の切れ刃を1部分ずつオフセットして1刃と次刃とで出
入りさせるのである。すなわち、波形切れ刃の効果を得
て切削性を高めるものである。次いで、波形切れ刃のフ
ォ−ムの一部を切れ刃ごとに交互に間引いたものであ
る。特に、傾斜面が急角度の場合は側面で擦過現象が大
きいので切れ刃の一部を間引くことで緩和できる。また
フォ−ムの位置によって切れ刃の直径差が大きい場合に
は小径部分で1刃と次刃の間隔が狭まり、切れ味が低下
するので間引くことで回復する。また外周部分であって
もねじれ角やフォ−ムの都合によって間引いても差し支
えない。
【0012】また、本願発明の総形フライスにおいて、
切れ刃刃先の微小チッピングを抑制する目的で、切れ刃
刃先に0.1mm以下の幅で丸みを有しても良く、寿命
向上に寄与する。ここで、0.1mm以下としたのは、
0.1mmを超えると切削抵抗が大きくなり、溶着から
のチッピングを生じやすくなり、逆効果となるためであ
り、タービンブレード及びタービンディスクの材質が溶
着しやすい材質であることから、好ましくは0.06m
m以下が良く、また、下限値としては0.003mm未
満であると丸みの効果が少なくなるため、0.003m
m以上が良い。更に、本願発明の総形フライスに被覆を
施す場合には、被覆は周期率表第4a族、第5a族、第
6a族の遷移金属、低融点金属、希土類金属、またはA
lの炭化物、窒化物、酸化物、硼化物、硬質窒化硼素、
硬質炭素さらにこれらの固容体または混合体からなる群
のうちから選ばれた1種または2種以上の硬質性膜及び
/又はMoS等の潤滑性膜を1層または2層以上の多層
で0. 2〜20μの厚みで被覆すると、耐摩耗性が向上
でき、更に寿命を長くすることができる。以下、本願発
明を実施例に基づいて説明する。
【0013】(実施例1)実施例1として、図1に本発
明例1の側面図を示し、図2に示すタービンディスク1
側のタービンブレード取り付け部であるダブテール溝2
を加工する一般にダブテールカッタと称する最大刃径が
60mm、4枚刃、外周ねじれ角15°の総形フライス
であり、このダブテールカッタを構成する材料がシャン
クまでWC粒径が1μm、Co量が6重量%の超硬合金
のソリッドであり、形状は回転軌跡で凹及び凸状曲線を
有する総形のフォームであり、特に凸状曲線部はダブテ
ールカッタの最大刃径部となっており、最大刃径部の曲
率半径は最大刃径の1/10の6mmである。また、従
来例2として、本発明例1と同形状でダブテールカッタ
を構成する材料が粉末高速度工具鋼であり、TiAlN
皮膜をPVD法により3μmの膜厚で被覆したものを用
い、本発明例1と比較テストを行った。切削条件は、被
削材にCrを13重量%含む一般に13Cr鋼と呼ばれ
るタービンディスク用の耐熱鋼を用い、荒加工後の片側
削り代0.5mmの中仕上げ溝加工を切削長0.1m毎
に回転数を変化させ、水溶性切削液を用いた。ここで、
1刃送り0.04mm/刃一定としたので、送り速度は
回転数の増加に伴って増加する。その結果を図3に示
す。本発明例1は、回転数を100回転から1000回
転まで変化させて切削を行ったが、1000回転、即ち
送り速度160mm/min、全切削長1mまでチッピ
ングや欠損等の異常摩耗も発生せず、通常摩耗で摩耗幅
も僅かであり、まだ切削可能な状態であり、加工能率及
び工具寿命ともに良好であり、また、十分に仕上げ加工
用として使用できる加工精度であった。従来例2は、回
転数200回転まで切削状態としては良好であったが、
最大刃径部の摩耗が大きくなり、回転数300回転で一
層摩耗が大きくなり、溶着が激しく、溶着から欠損を生
じ、僅か全切削長0.3mmで寿命となった。
【0014】(実施例2)実施例2として、本発明例3
〜19として、本発明例1のダブテールカッタにおい
て、超硬合金のWC粒径及び/又はCo量を変化させた
ものを17種類製作し、その詳細を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1より、本発明例3〜6は、Co量を6
重量%と一定とし、WC粒径を1μmを超える粗粒から
中粒サイズの範囲で変化させたものであり、WC粒径を
本発明例3は2.5μm、本発明例4は2μm、本発明
例5は1.5μm、本発明例6は1.2μmとしたもの
である。次に本発明例7〜12は、WC粒径を1μmと
0.8μmの微粒サイズとし、Co量を変化させたもの
であり、本発明例7〜9は、WC粒径を1μmと一定と
し、Co量を本発明例7は8重量%、本発明例8は10
重量%、本発明例9は12重量%、また、本発明例10
〜12は、WC粒径を0.8μmと一定とし、Co量を
本発明例10は6重量%、本発明例11は8重量%、本
発明例12は10重量%である。次に本発明例13〜1
9は、WC粒径を0.6μmと0.4μmの超微粒サイ
ズとし、Co量を変化させたものであり、本発明例13
〜17は、WC粒径を0.6μmと一定とし、Co量を
本発明例13は6重量%、本発明例14は8重量%、本
発明例15は10重量%、本発明例16は12重量%、
本発明例17は14重量%、また、本発明例18、19
は、WC粒径を0.4μmと一定とし、Co量を本発明
例18は8重量%、本発明例19は12重量%である。
これら17種類のダブテールカッタと本発明例1及び従
来例2と共に、回転数1000回転、送り速度160m
m/min、実施例1と同様の切削加工で寿命テストを
行った。寿命テストの結果も表1に併記する。
【0017】表1より、本発明例1及び3〜20は回転
数1000回転、切削速度で188m/minという高
速切削域において、いずれも切削長4m以上の切削が可
能であり、高能率長寿命切削が可能であったのに対し、
従来例2は切削初期である僅か切削長0.1mで、摩耗
及び溶着が激しく、溶着から欠損を生じ、短寿命であっ
た。本発明例3〜6のWC粒径が中粒から粗粒サイズで
は、WC粒径が小さいほど、寿命が向上しており、本発
明例3がチッピング発生により切削長4mで寿命になっ
たのに対し、本発明例4のWC粒径2μmでは切削長6
mまで、更にWC粒径1.5μmの本発明例5で切削長
7mまで切削可能であり、顕著に寿命が向上した。次
に、本発明例1及び7〜12のWC粒径が微粒サイズで
は、全体的に長寿命であり、特にCo量8重量%以下の
本発明例1及び7、10、11は、切削長8mまで切削
が可能であったが、Co量12重量%の本発明例9は、
摩耗の進行が若干早く、切削長5mで寿命となった。次
に本発明例13〜19のWC粒径が超微粒サイズでは、
前記微粒サイズのものほどCo量増加による寿命減少は
小さく、Co量14重量%の本発明例17でも本発明例
9と同様の切削長5mまで切削可能であり、また、反対
にCo量6重量%の本発明例13では、切削長7m切削
可能であったが、超硬合金自体の硬さが硬くなりすぎた
ためか、微小チッピングを生じていた。
【0018】(実施例3)実施例3として、図4に本発
明例20の外周切れ刃部の軸直角断面図を示し、本発明
例1の外周二番面3の落ち量4をダブテールの凹及び凸
状のフォームの各部位においてほぼ一定としたものであ
る。外周二番面3の落ち量4が該フォームの各部位にお
いてほぼ一定であるため、超硬合金を用いたことにより
切削条件を高くできるだけでなく、再研削後も性能を維
持でき、再研削自体もすくい面側から行えるため、容易
となり、再研削後は、再研削回数によって寸法が僅かに
減寸していくが、フォームの変化がなく、ダブテール溝
の溝幅の寸法精度が満足できる限り、再研削が可能であ
り、廃却までのトータルの工具寿命が大幅に向上した。
【0019】(実施例4)更に、図5は本発明例21の
側面図であり、図6に示すタービンブレード5の翼根部
6側のダブテールフォームを加工するダブテールカッタ
であり、外周二番面の落ち量をダブテールの凹及び凸状
のフォームの各部位においてほぼ一定としたものであ
る。本発明例20のようにダブテール溝を加工するダブ
テールカッタの場合は、寸法精度による制約が発生する
が、本発明例21のように側面切削に使用する場合で
は、再研削回数が一層増加でき、トータルの工具寿命向
上の効果が大きかった。
【0020】(実施例5)実施例5として、図7に本発
明例22の外周切れ刃部の軸直角断面図を示し、本発明
例20のダブテールカッタにおいて、外周二番面3の落
ち量をダブテールの凹及び凸状のフォームの各部位にお
いてほぼ一定とし、該外周二番面3の回転方向後方に外
周三番面7を有したものである。ここで、外周三番面7
は、超硬合金製造過程において、仮焼結時に刃溝8とと
もに荒加工により設けた。刃溝8、外周三番面7はさほ
ど精度を必要としないため、最終研磨工程を削減でき、
また、外周三番面7を設けたことにより、最終刃付け工
程である研磨工程を軽減でき、製造コストを大幅に軽減
できた。なお、本発明例22はダブテール溝中仕上げ加
工用であるため、再研削の回数をできるだけ増やせ、溝
幅の寸法精度が維持できるよう、外周二番面3の幅を最
大刃径の15%の9mmとした。
【0021】(実施例6)実施例6として、本発明例2
3としてダブテール溝の仕上げ加工用のダブテールカッ
タを製作した。これは、本発明例1と同様、WC粒径が
1μm、Co量が6重量%の超硬合金ソリッド製であ
り、外周切れ刃の回転軌跡が最終的に加工したいダブテ
ール溝の凹及び凸状のフォーム及び寸法とほぼ同等に設
計されており、本発明例1で中仕上げ加工した後、片側
0.2mmづつを仕上げ加工するダブテールカッタであ
る。このダブテールカッタを用い、切削条件は、片側削
り代0.2mmの他、実施例1と同様の条件で切削テス
トを行った。その結果、回転数を100回転から100
0回転まで変化させて切削を行ったが、本発明例1と同
様、1000回転、即ち送り速度160mm/min、
全切削長1mまでチッピングや欠損等の異常摩耗も発生
せず、通常摩耗で摩耗幅も非常に僅かであり、まだ十分
に切削可能な状態であり、加工能率及び工具寿命ともに
良好であり、加工精度も形状、寸法、面粗さともに良好
であった。また、実施例5で説明した外周三番面につい
ては、仕上げ加工用になると溝幅の寸法精度が厳しくな
るため、外周二番面の幅を最大刃径の5%の3mm程度
にし、外周三番面を設けることが製造コスト的に有利で
あった。
【0022】(実施例7)実施例7として、図8は本発
明例24であり、ダブテール溝の荒加工用のダブテール
カッタである。このダブテールカッタは、本発明例1の
外周切れ刃およびそれに続く外周二番面に波形状を付与
したものであり、最大刃径部を構成する凸円弧部とこれ
に連なる急斜面と小径部を構成する凹円弧部からなって
いる。ここで、波形切れ刃9の詳細は図9〜図11の通
りである。図9は凸略円弧と凹略円弧の連続した波形状
の波形切れ刃を示し、切れ刃に沿って波高さ10を0.
2mm、波ピッチ11を1〜1.5mmの間隔で設けて
いる。また、図10は急斜面部分で波形切れ刃の底にダ
ブテールフォームの傾斜角αより波形切れ刃の傾斜角θ
が小さいほぼ直線状の部分を設けたものである。更に、
図11は最大刃径部の凸状部の屈曲部であって、曲率が
大きいため切れ刃を出入りさせることによって波形切れ
刃に代えたものである。これを用いて13Cr鋼のブロ
ック材から直接ダブテール溝のフォ−ムに成形荒加工を
行った。切削諸元は一度にダブテール溝のフォ−ム分の
切り込みで、回転数530回転、送り速度127mm/
minである。その結果、溝長さ300mmの加工物1
ケを僅か2.5分程度で荒加工を完成させることができ
た。また、本発明例を用いれば、中仕上げ加工を省き、
荒加工後に直接仕上げ加工することも可能であり、一層
高能率になり、タービンブレード取り付け部加工の加工
コスト低減が可能となった。
【0023】(実施例8)次に、図12に本発明例25
として、本発明の他の実施例であるシェルタイプの側面
仕上げ加工用のダブテールカッタを示し、最大刃径が1
25mm、12枚刃、外周ねじれ角15°、WC粒径が
1μm、Co量が6重量%の超硬合金ソリッド製であ
り、シャンク部となるアーバーを取り付けるために内径
38.1mmの取り付け穴12を設けたものである。こ
のダブテールカッタをアーバーに取り付け、タービンブ
レードの翼根部側のダブテールフォームの側面仕上げ加
工を行った。切削条件は、被削材に13Cr鋼を用い、
荒加工後の片側削り代0.3mmの中仕上げ溝加工を回
転数を200、400、600回転と変化させ、1刃送
りを0.04、0.06mm/刃の2通りで、水溶性切
削液を用いた。その結果、最高条件である回転数600
回転、1刃送り0.06mm/刃、即ち、送り速度で4
32mm/minにおいても、チッピングや欠損等の異
常摩耗も発生せず、通常摩耗で摩耗幅も非常に僅かであ
り、まだ十分に切削可能な状態であり、加工能率及び工
具寿命ともに良好であり、加工精度も形状、寸法、面粗
さともに良好であった。なお、従来例である同形状でダ
ブテールカッタを構成する材料が粉末高速度工具鋼であ
り、TiAlN皮膜をPVD法により3μmの膜厚で被
覆したものと比較して、加工能率で10倍以上、摩耗幅
から判断して工具寿命で5倍以上と高性能であった。
【0024】
【発明の効果】以上のように本願発明によれば、タービ
ンブレード取り付け部加工用総形フライスにおいて、ダ
ブテールのように複雑なフォ−ムであっても、高能率、
長寿命の総形フライスを提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明例1の側面図である。
【図2】図2は、被加工物の形状を示す図である。
【図3】図3は、テスト結果を示す説明図である。
【図4】図4は、本発明例20の軸直角断面図である。
【図5】図5は、本発明例21の側面図である。
【図6】図6は、被加工物の形状を示す図である。
【図7】図7は、本発明例22の軸直角断面図である。
【図8】図8は、本発明例24の側面図である。
【図9】図9は、図8の要部構成を示す拡大図である。
【図10】図10は、図8の他の要部構成を示す拡大図
である。
【図11】図11は、図8の更に他の要部構成を示す拡
大図である。
【図12】図12は、本発明例25の側面図である。
【符号の説明】
1 タービンディスク 2 ダブテール溝 3 外周二番面 4 落ち量 5 タービンブレード 6 翼根部 7 外周三番面 8 刃溝 9 波形切れ刃 10 波高さ 11 波ピッチ 12 取り付け穴 α ダブテールフォ−ムの傾斜角 θ 波形切れ刃の傾斜角

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タービンブレードの翼根又は該タービンブ
    レードを取り付けるタービンディスク側の取り付け部の
    加工に用いる総形フライスにおいて、該総形フライスを
    構成する材料が超硬合金のソリッドであり、該総形フラ
    イスは回転軌跡で凹又は凸状曲線である総形のフォーム
    を有することを特徴とするタービンブレード取り付け部
    加工用総形フライス。
  2. 【請求項2】請求項1記載のタービンブレード取り付け
    部加工用総形フライスにおいて、該超硬合金のWC粒径
    が2μm以下であることを特徴とするタービンブレード
    取り付け部加工用総形フライス。
  3. 【請求項3】請求項1乃至2記載のタービンブレード取
    り付け部加工用総形フライスにおいて、該超硬合金のC
    o量が10重量%以下であることを特徴とするタービン
    ブレード取り付け部加工用総形フライス。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3記載のタービンブレード取
    り付け部加工用総形フライスにおいて、該総形フライス
    の刃長間における刃径の変化に拘わらず外周二番面の落
    ち量がほぼ一定であることを特徴とするタービンブレー
    ド取り付け部加工用総形フライス。
  5. 【請求項5】請求項4記載のタービンブレード取り付け
    部加工用総形フライスにおいて、該外周二番面の回転方
    向後方に外周三番面を有することを特徴とするタービン
    ブレード取り付け部加工用総形フライス。
  6. 【請求項6】請求項4乃至5記載のタービンブレード取
    り付け部加工用総形フライスにおいて、該総形フライス
    の外周切れ刃の回転軌跡が該タービンブレード取り付け
    部の凹又は凸がある輪郭のフォームに相対する仕上げ用
    の総形フライスであることを特徴とするタービンブレー
    ド取り付け部加工用総形フライス。
  7. 【請求項7】請求項4乃至5記載のタービンブレード取
    り付け部加工用総形フライスにおいて、該総形フライス
    の外周切れ刃が1刃と次刃とで位相が異なる波形形状を
    有することを特徴とするタービンブレード取り付け部加
    工用総形フライス。
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