JP3470736B2 - ポリカーボネート樹脂組成物及びその成形品 - Google Patents

ポリカーボネート樹脂組成物及びその成形品

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JP3470736B2
JP3470736B2 JP15942995A JP15942995A JP3470736B2 JP 3470736 B2 JP3470736 B2 JP 3470736B2 JP 15942995 A JP15942995 A JP 15942995A JP 15942995 A JP15942995 A JP 15942995A JP 3470736 B2 JP3470736 B2 JP 3470736B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリカーボネート樹脂組
成物及びその成形品に関し、さらに詳しくは、メタリッ
ク調の外観を有し、かつ透明性に優れた成形品を与える
ポリカーボネート樹脂組成物、及びこの組成物を成形し
てなる上記特性を有する成形品に関するものである。
【従来の技術】
【0002】従来、ポリカーボネート樹脂は耐衝撃性や
強度などの機械的物性,電気特性,透明性などに優れ、
エンジニアリングプラスチックとして、自動車,電気・
電子分野,OA機器分野など、様々な分野において幅広
く使用されている。そして、メタリック調の外観を呈す
る成形品を得るために、ポリカーボネート樹脂に金属粉
を配合することもよく行われている。例えば、熱可塑性
樹脂に、粒径30μm以下の金属粉を配合し、金属光沢
を有する成形品を得る技術(特公昭57−4018号公
報)、含有する金属粒子の径を10〜1000μm、平
均形状比(最短径/最長径)を0.125〜1の範囲に規
定し、ウエルドラインを目立たなくさせる技術(特公平
4−27932号公報)などが開示されている。しかし
ながら、これらの技術においては、メタリック調の外観
はある程度得られるものの、ポリカーボネート樹脂本来
の特性である透明性が損なわれるのを免れないという欠
点がある。他方、ポリカーボネート樹脂に顔料及びオル
ガノポリシロキサンを配合した組成物が提案されている
(特開平6−322250号公報)。しかしながら、こ
の組成物は、ポリカーボネート樹脂の分子量低下及び色
調の変化を抑制し、機械物性の良好な着色成形品を与え
るものであって、メタリック調の外観を有し、かつ透明
性に優れる成形品を与えるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、メタリック調の外観を有し、かつ透明性に優
れる成形品を与えるポリカーボネート樹脂組成物、及び
この組成物を成形してなる上記特性を有する成形品を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の割合の
ポリカーボネート樹脂と芳香族ポリエステル樹脂とから
なる樹脂成分に対し、樹脂皮膜を施す方法により表面が
改質されたアルミニウム粉末及び特定のオルガノポリシ
ロキサンを、それぞれ所定の割合で配合した組成物によ
り、その目的を達成しうることを見出した。本発明は、
かかる知見に基づいて完成したものである。すなわち、
本発明は(A)ポリカーボネート樹脂,(B)芳香族ポ
リエステル樹脂,(C)樹脂皮膜を施す方法により表面
が改質されたアルミニウム粉末及び(D)二価炭化水素
基を介してケイ素原子に結合したオルガノキシシリル基
を有するオルガノポリシロキンを含有し、かつ(A)成
分と(B)成分との割合が重量比50:50〜95:5
(%)、(C)成分の含有量が(A)成分と(B)成分
との合計量100重量部当たり0.01〜10重量部、
及び(D)成分の含有量が(C)成分100重量部当た
り0.01〜10重量部であることを特徴とするポリカ
ーボネート樹脂組成物、並びにこのポリカーボネート樹
脂組成物からなる成形品を提供するものである。
【0005】本発明の樹脂組成物を構成する(A)成分
のポリカーボネート系樹脂としては様々なものがあり、
好ましくは一般式(III)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R5 及びR6 はそれぞれ水素原
子,ハロゲン原子(塩素,臭素,フッ素,ヨウ素)又は
炭素数1〜8のアルキル基(例えば、メチル基,エチル
基,n−プロピル基,イソプロピル基,n−ブチル基,
イソブチル基,アミル基,イソアミル基,ヘキシル基な
ど)であり、それらはたがいに同一でも異なっていても
よい。またR5 が複数ある場合は複数のR5 は同一でも
異なっていてもよく、R6が複数ある場合は複数のR6
は同一でも異なっていてもよい。a及びbはそれぞれ1
〜4の整数である。そして、Yは、単結合,炭素数1〜
8のアルキレン基又は炭素数2〜8のアルキリデン基
(例えば、メチレン基,エチレン基,プロピレン基,ブ
チレン基,ペンチレン基,ヘキシレン基,エチリデン
基,イソプロピリデン基など),炭素数5〜15のシク
ロアルキレン基又は炭素数5〜15のシクロアルキリデ
ン基(例えば、シクロペンチレン基,シクロヘキシレン
基,シクロペンチリデン基,シクロヘキシリデン基な
ど),又は−S−,−SO−,−SO 2 −,−O−,−
CO−結合若しくは式(IV) あるいは(IV')
【0008】
【化3】
【0009】で表される結合を示す。〕で表される構造
単位を含む重合体を挙げることができる。このポリカー
ボネート系樹脂は、一般式(V)
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R5 ,R6 ,Y,a及びbは前記
と同じである。)で表される二価フェノールとホスゲン
又は炭酸ジエステル化合物とを反応させることによって
容易に製造することができるものである。すなわち、例
えば、塩化メチレンなどの溶媒中において、公知の酸受
容体や分子量調節剤の存在下、二価フェノールとホスゲ
ンのようなカーボネート前駆体との反応により、あるい
は二価フェノールとジフェニルカーボネートのようなカ
ーボネート前駆体とのエステル交換反応などによって製
造される。
【0012】ここで、前記一般式(V)で表わされる二
価フェノールとしては、様々なものがあるが、特に、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン〔ビ
スフェノールA〕が好適である。ビスフェノールA以外
の二価フェノールとしては、例えば、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)メタン;ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン;ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ナフチルメタン;ビス(4−ヒドロキシフェニル)−
(4−イソプロピルフェニル)メタン;ビス(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)メタン;ビス
(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン;
1−ナフチル−1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)エタン;1−フェニル−1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)エタン;1,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)エタン;2−メチル−1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン;2,2−ビス(3,5−
ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;1−エ
チル−1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン;2,2−ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン;2,2−ビス(3,5−ジブロモ
−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;2,2−ビス
(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン;
2,2−ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロパン;2,2−ビス(3−フルオロ−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン;1,1−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ブタン;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ブタン;1,4−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ブタン;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
ペンタン;4−メチル−2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ペンタン;2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ヘキサン;4,4−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)ヘプタン;2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)ノナン;1,10−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)デカン;1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン;2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,1,3,3,
3−ヘキサフルオロプロパンなどのジヒドロキシジアリ
ールアルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン;1,1−ビス(3,5−ジクロロ
−4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン;1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロデカンなどのジ
ヒドロキシジアリールシクロアルカン類、ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン;ビス(3,5−ジメチル
−4−ヒドロキシフェニル)スルホン;ビス(3−クロ
ロ−4−ヒドロキシフェニル)スルホンなどのジヒドロ
キシジアリールスルホン類、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)エーテル;ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロ
キシフェニル)エーテルなどのジヒドロキシジアリール
エーテル類、4,4’−ジヒドロキシベンゾフェノン;
3,3’,5,5’−テトラメチル−4,4’−ジヒド
ロキシベンゾフェノンなどのジヒドロキシジアリールケ
トン類、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルフィド;
ビス(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)スルフィ
ド;ビス(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)スルフィドなどのジヒドロキシジアリールスルフィ
ド類、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシドな
どのジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4’
−ジヒロキシジフェニルなどのジヒドロキシジフェニル
類、9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレ
ンなどのジヒドロキシアリールフルオレン類などが挙げ
られる。また、該一般式(V)で表される二価フェノー
ル類以外に、ヒドロキノン,レゾルシノール,メチルヒ
ドロキノンなどのジヒドロキシベンゼン類、1,5−ジ
ヒドロキシナフタレン;2,6−ジヒドロキシナフタレ
ンなどのジヒドロキシナフタレン類などが挙げられる。
これらの二価フェノールは、それぞれ単独で用いてもよ
く、二種以上を組合わせて用いてもよい。
【0013】また、炭酸ジエステル化合物としては、ジ
フェニルカーボネートなどのジアリールカーボネートや
ジメチルカーボネート,ジエチルカーボネートなどのジ
アルキルカーボネートが挙げられる。そして、分子量調
節剤としては、通常、ポリカーボネートの重合に用いら
れるものでよく、各種のものを用いることができる。具
体的には、一価フェノールとして、例えば、フェノー
ル,p−クレゾール,p−tret−ブチルフェノール,p
−tret−オクチルフェノール,p−クミルフェノール,
ブロモフェノール,トリブロモフェノール,ノニルフェ
ノールなどが、また脂肪族アルコールとして、メタノー
ル,ブタノールなど、さらにはメルカプタン,フタル酸
イミドなどが挙げられる。
【0014】本発明において用いられるポリカーボネー
ト系樹脂は、前記二価フェノール一種を用いたホモポリ
マーであってもよくし、二種以上を組み合わせて用いた
コポリマーであってもよい。また、多官能性芳香族化合
物を前記二価フェノールと併用して得られる熱可塑性ラ
ンダム分岐ポリカーボネート樹脂であってもよい。さら
に、数平均重合度n=5以上のシロキサンブロックから
なるポリカーボネート−ポリオルガノシロキサン共重合
体であってもよい。本発明におけるポリカーボネート系
樹脂は、機械的強度及び成形加工性の点から、その粘度
平均分子量が10,000〜100,000のものが好まし
く、特に、20,000〜40,000のものが好適であ
る。本発明においては、この(A)成分のポリカーボネ
ート系樹脂は一種用いてもよく、二種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
【0015】次に、(B)成分の芳香族ポリエステル樹
脂としては、様々なものを用いることできる。例えば、
特に二官能性カルボン酸とアルキレングリコールを重合
して得られるポリエステル樹脂が好適である。ここで、
二官能性カルボン酸としては、例えば、テレフタル酸,
イソフタル酸,ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジ
カルボン酸が挙げられる。これらの中では、テレフタル
酸が好ましく、また本発明の効果を損なわない範囲で他
の二官能性カルボン酸を併用することもできる。この他
の二官能性カルボン酸としては例えば、シュウ酸,マロ
ン酸,アジピン酸,スベリン酸,アゼライン酸,セバシ
ン酸,デカンジカルボン酸等の脂肪族カルボン酸及びそ
れらのエステル形成性誘導体が挙げられる。これらの他
のジカルボン酸の配合割合は、全ジカルボン酸に対して
一般に20モル%以内が好ましい。次に、アルキレング
リコールとしては、特に制限はないが、例えば、エチレ
ングリコール;プロピレン−1,2−グリコール;プロ
ピレン−1,3−グリコール;ブチレン−1,4−グリ
コール;ブチレン−2,3−グリコール;ヘキサン−
1,6−ジオール;オクタン−1,8−ジオール;ネオ
ペンチルグリコールまたはデカン−1,10−ジオール
などの炭素数2〜15の脂肪族ジオール,ポリエチレン
グリコールなどを用いることができる。また、二種以上
のグリコール成分を組み合わせて用いてもよい。このよ
うな二官能性カルボン酸とアルキレングリコールを重合
して得られるポリエステル樹脂としては、特にポリエチ
レンテレフタレート及びポリブチレンテレフタレートが
好適である。
【0016】この(B)成分の芳香族ポリエステル樹脂
は、チタン,ゲルマニウム,アンチモンなどを含有する
重縮合触媒の存在下又は不存在下で、通常の方法で製造
することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレー
トは、通常テレフタル酸とエチレングリコールとをエス
テル化反応させるか、又はジメチルテレフタレートのよ
うなテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレング
リコールとをエステル交換反応させ、テレフタル酸のグ
リコールエステル及び/又はその低重合体を製造する第
1段階の反応と、次いで、該グリコールエステル及び/
又はその低重合体をさらに重合させて重合度の高いポリ
マーとする第2段階反応、いわゆる重合反応とによって
製造される。本発明においては、この(B)成分の芳香
族ポリエステル樹脂は一種用いてもよく、二種以上を組
み合わせて用いてもよい。本発明の樹脂組成物において
は、上記(A)成分のポリカーボネート系樹脂と(B)
成分の芳香族ポリエステル樹脂との配合割合は、重量比
で50%:50%〜95%:5%の範囲にあることが必
要である。(A)成分の配合量が前記範囲より少ないと
ポリカーボネート系樹脂本来の特性が失われ、また
(B)成分の配合量が前記範囲より少ないと耐溶剤性な
どの向上効果が充分に発揮されない。ポリカーボネート
系樹脂本来の特性を維持し、かつ耐溶剤性などの物性を
より向上させる点から、(A)成分と(B)成分との配
合割合は、重量比で60%:40%〜80%:20%の
範囲が好ましい。
【0017】本発明の樹脂組成物においては、(C)成
分として表面が改質されたアルミニウム粉末が用いられ
る。このアルミニウム粉末としては、例えば湿式ボール
ミル法,乾式ボールミル法,アトマイズ法などで微粉化
されたものや、アルミニウム箔などを裁断して微粉化さ
れたものなどを用いることができる。また、このアルミ
ニウム粉末には、製造時に用いられる揮発性の炭化水素
や脂肪酸系潤滑剤などを含んでいてもよい。このアルミ
ニウム粉末は、メタリック調の外観を付与する効果に優
れる点から、平均粒径が30〜1000μm、好ましく
は300〜700μmの範囲にあるものが好適である。
上記アルミニウム粉末の表面改質方法については特に制
限はなく、例えば界面活性剤やカップリング剤を用いて
処理する方法、あるいは樹脂皮膜を施す方法などを用い
ることができる。ここで、界面活性剤としては、例えば
脂肪族又は環式化合物のカルボン酸塩,硫酸エステル
塩,スルホン酸塩,リン酸エステルなどが挙げられ、ま
た、カップリング剤としては、例えばシラン系,チタネ
ート系,アルミニウム系,クロム系,ジルコニウム系,
ボラン系カップリング剤などを用いることができる。さ
らに、樹脂皮膜を施すのに用いられる樹脂としては、例
えばウレタン系,エポキシ系,アクリル系,ビニル系,
フッ素系,メラミン系樹脂などを挙げることができる。
本発明で用いられるアルミニウム粉末は、これらの表面
改質方法の中から適当に選ばれた一種又は複数の方法で
表面改質処理が施されたものである。また、この表面が
改質されたアルミニウム粉末は着色されていてもよい。
【0018】本発明の樹脂組成物においては、この
(C)成分の表面が改質されたアルミニウム粉末は、前
記(A)成分のポリカーボネート系樹脂と(B)成分の
芳香族ポリエステル樹脂との合計量100重量部に対
し、0.01〜10重量部の割合で配合すべきである。こ
の配合量が0.01重量部未満では得られる成形品はメタ
リック調の外観が得られにくく、また10重量部を超え
ると透明性が低下する。メタリック調の外観及び透明性
のバランスの面から、この(C)成分の好ましい配合量
は0.5〜8重量部の範囲であり、特に1〜5重量部の範
囲が好適である。本発明の樹脂組成物において、(D)
成分として用いられる二価炭化水素基を介してケイ素原
子に結合したオルガノキシシリル基を有するオルガノポ
リシロキサン(以下、オルガノポリシロキサンと略
す。)としては、種々のものがあり、具体的には、二価
炭化水素基を介してケイ素原子に結合のオルガノキシシ
リル基を含有し、直鎖状,環状,網状及び一部分岐を有
する直鎖状のオルガノポリシロキサンが挙げられる。特
に、二価炭化水素基を介してケイ素原子に結合のオルガ
ノキシシリル基を含有する直鎖状オルガノポリシロキサ
ンが好ましい。このような二価炭化水素基を介してケイ
素原子に結合したオルガノキシシリル基を含有する直鎖
状オルガノポリシロキサンとしては、一般式(I)
【0019】
【化5】
【0020】〔式中、R1 は一価炭化水素基を示し、A
は一価炭化水素基又は一般式(II) −R2 SiR3 x (OR4)(3-x) ・・・(II) (式中、R2 は二価炭化水素基を示し、R3 及びR4
それぞれ一価炭化水素基を示し、xは0,1又は2であ
る。)で表されるオルガノキシシリル基含有一価炭化水
素基を示す。ただし、Aの内、少なくとも1個はオルガ
ノキシシリル基含有一価炭化水素基である。また、mは
1〜300の整数、nは0〜300の整数を示し、m+
nは0〜300の整数である。〕で表される化合物を好
ましく挙げることができる。ここで、一般式(I)にお
いて、R1 で示される一価炭化水素基としては、具体的
には、メチル基,エチル基,プロピル基,ブチル基,ペ
ンチル基,ヘキシル基などのアルキル基、ビニル基,ア
リル基,ブテニル基,ペンテニル基,ヘキセニル基など
のアルケニル基、フェニル基,トリル基,キシリル基な
どのアリール基、ベンジル基,フェネチル基などのアラ
ルキル基、クロロメチル基,クロロプロピル基,3,
3,3−トリフルオロプロピル基などの置換アルキル基
などが例示される。そして、Aで示される一価炭化水素
基は、上記と同じである。
【0021】一方、一般式(II)において、R2 で示され
る二価炭化水素基としては、具体的には、メチルメチレ
ン基,エチレン基,メチルエチレン基,プロピレン基,
ブチレン基などのアルキレン基が例示される。また、R
3 及びR4 で示される一価炭化水素基は、上記と同じで
あり、オルガノキシシリル基含有一価炭化水素基として
は、具体的には、トリメトキシシリルエチレン基,トリ
エトキシシリルエチレン基,ジメトキシフェノキシシリ
ルプロピレン基,トリメトキシシリルプロピレン基,ト
リメトキシシリルブチレン基,メチルジメトキシシリル
プロピレン基,ジメチルメトキシシリルプロピレン基な
どが例示される。また、このオルガノポリシロキサンの
分子量については特に制限はないが、一般式(I)にお
けるm及びnがそれぞれ1〜300の整数及び0〜30
0の整数であって、m+nが1〜300の整数であるこ
とが望ましい。このような(D)成分のオルガノポリシ
ロキサンは、様々な手法によって得られる。例えば、白
金系触媒の存在下、ケイ素原子結合水素原子を有するオ
ルガノポリシロキサン及びオルガノキシシリル基と脂肪
族不飽和炭化水素結合を有する炭化水素化合物とを付加
反応させることによって製造することができる。また、
白金系触媒の存在下、脂肪族不飽和炭化水素結合を有す
る炭化水素基含有オルガノポリシロキサンとケイ素原子
結合水素原子を有するオルガノキシシランとを付加反応
させることによって製造することができる。
【0022】この(D)成分のオルガノポリシロキサン
は一種用いてもよく、二種以上組み合わせて用いてもよ
い。本発明の樹脂組成物においては、この(D)成分の
オルガノポリシロキサンは、前記(C)成分の表面が改
質されたアルミニウム粉末100重量部に対して、0.0
1〜10重量部の割合で配合すべきである。この配合量
が0.01重量部未満では成形品のメタリック調外観の向
上効果が充分に発揮されず、また10重量部を超えると
成形品が白濁し、透明性が低下するとともに、混練作業
性が低下する(具体的には、スクリューが滑り、吐出が
困難となる)。メタリック調外観の向上効果,透明性,
混練作業性などの面から、この(D)成分の配合量は0.
05〜7重量部の範囲が好ましく、特に0.1〜5重量部
の範囲が好適である。本発明のポリカーボネート樹脂組
成物には、前記(A),(B),(C)及び(D)成分
以外に、本発明の目的が損なわれない範囲で、各種の無
機質充填剤,添加剤又はその他の合成樹脂,エラストマ
ーなどを配合することができる。先ず、ポリカーボネー
ト樹脂組成物の機械的強度,耐久性又は増量を目的とし
て配合される上記の無機質充填剤としては、例えば、硫
酸カルシウム,ケイ酸カルシウム,酸化チタン,シリ
カ,アスベスト,タルク,クレー,マイカ,カーボン繊
維,チタン酸カリウムウイスカー,鉱物繊維,石英粉な
どが挙げられる。また、上記の添加剤としては、例え
ば、ヒンダードフェノール系,亜リン酸エステル系,リ
ン酸エステル系,アミン系などの酸化防止剤、ベンゾト
リアゾール系,ベンゾフェノン系などの紫外線吸収剤、
ヒンダードアミン系などの光安定剤、脂肪族カルボン酸
エステル系,パラフィン系,シリコーンオイル,ポリエ
チレンワックスなどの内部滑剤、離型剤、常用の難燃
剤、難燃助剤、帯電防止剤、着色剤などが挙げられる。
【0023】ここで、前記のヒンダードフェノール系酸
化防止剤としては、BHT(2,6−ジ第三ブチル−p
−クレゾール),チバガイギー社製の「イルガノックス
1076」(商品名)及び「イルガノックス1010」
(商品名),エチル社製の「エチル330」(商品
名),住友化学(株)製の「スミライザーGM」(商品
名)などが好ましく用いられる。その他の合成樹脂とし
ては、例えば、ポリアミド,ポリアリレート,ポリエチ
レン,ポリプロピレン,ポリメチルメタクリレート,ポ
リスチレン,ABS樹脂,AS樹脂及び前記(A)成分
であるポリカーボネート以外のポリカーボネートなどの
各樹脂を挙げることができる。また、エラストマーとし
ては、例えば、イソブチレン−イソプレンゴム,スチレ
ン−ブタジエンゴム,エチレン−プロピレンゴム,アク
リル系エラストマー,コアシエル型のエラストマーであ
るMBS,MASなどが挙げられる。本発明のポリカー
ボネート樹脂組成物は、前記(A),(B),(C),
(D)成分及び必要に応じて用いられる各種添加成分を
配合し、混練することによって調製することができる。
この配合、混練は、通常用いられている方法、例えば、
リボンブレンダー,ヘンシェルミキサー,バンバリーミ
キサー,ドラムタンブラー,単軸スクリュー押出機,2
軸スクリュー押出機,コニーダ,多軸スクリュー押出機
などを用いて行うことができる。なお、混練に際しての
加熱温度は、通常250〜300℃の範囲で選ばれる。
このようにして得られたポリカーボネート樹脂組成物
は、既知の種々の成形方法、例えば、射出成形,中空成
形,押出成形,圧縮成形,カレンダー成形,回転成形な
どの方法によって、本発明の成形品を製造することがで
きる。
【0024】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。なお、成形品の物性は次に示す要領で
評価した。 (1)引張試験 JIS K−7113に準拠して引張試験を行い、強度
及び弾性率を求めた。 (2)メタリック調外観 評価サンプル:射出成形により作成した80mm角,厚
さ3.2mmの平板 (イ)目視による透明感 目視により、次の基準に従い、透明感を評価した。 ◎:透明感に非常に優れる ○:透明感に優れる △:透明感にやや劣る ×:透明感に劣る (ロ)成形品明度 測色法においてJIS K7105(CIE1976
(規格)L* * * 色差式より算出した。L* 値を明
度の指標に用いた。
【0025】また、組成物の調製に用いた各成分は次の
とおりである。 (A)ポリカーボネート樹脂:タフロンA3000,出
光石油化学(株)製,粘度平均分子量29000 (B)ポリエチレンテレフタレート樹脂:ダイヤナイト
MA−523V,三菱レイヨン(株)製 (C)C−1:表面改質アルミニウム粉末(試作品),
平均粒径500μm,表面処理にアクリル系の樹脂コー
ティングを実施 C−2:表面未処理アルミニウム粉末,アストロフレー
ク#40,平均粒径500μm,日本防湿(株)製 (D)オルガノポリシロキサン D−1:製造例1で得られたもの,メトキシ基含有量2
1.4重量%,粘度20cSt D−2:製造例2で得られたもの,メトキシ基含有量1
1.4重量%,粘度85cSt
【0026】製造例1 〔分子の側鎖にアルコキシシリル基を有するポリジメチ
ルシロキサンの製造〕攪拌機,還流機,温度計を備えた
1リットル丸底フラスコに、ヘキサメチルジシロキサン
151g,オクタメチルシクロテトラシロキサン482
g,テトラメチルシクロテトラシロキサン167g及び
活性白土3.0gを仕込み、マントルヒーターにて60℃
で8時間加熱、攪拌した。冷却後、濾過し、無色透明の
油状物760gを得た。得られた油状物の構造は、NM
R測定により以下のように決定された。
【0027】
【化6】
【0028】次いで、攪拌機,還流機,温度計を備えた
500ミリリットル丸底フラスコに、上記の油状物24
7g,ビニルトリメトキシシラン153g及び塩化白金
酸の3重量%アルコール溶液0.15gを仕込み、マント
ルヒーターにて80℃で4時間加熱、攪拌した。120
℃,30mmHgで減圧蒸留し、過剰のビニルトリメト
キシシランを除去した後、濾過し、淡褐色透明の油状物
363gを得た。得られた油状物の構造は、NMR測定
により以下のように決定された(D−1)。
【0029】
【化7】
【0030】このもののメトキシ基含有量は21.4重量
%で、粘度は20cStであった。製造例2 〔分子の側鎖にアルコキシシリル基を有するポリジメチ
ルシロキサンの製造〕攪拌機,還流機,温度計を備えた
1リットル丸底フラスコに、ヘキサメチルジシロキサン
28g,オクタメチルシクロテトラシロキサン700
g,テトラメチルシクロテトラシロキサン72g及び活
性白土3.0gを仕込み、マントルヒーターにて60℃で
8時間加熱、攪拌した。冷却後、濾過し、無色透明の油
状物744gを得た。得られた油状物の構造は、NMR
測定により以下のように決定された。
【0031】
【化8】
【0032】次いで、攪拌機,還流機,温度計を備えた
500ミリリットル丸底フラスコに、上記の油状物31
6g,ビニルトリメトキシシラン84g及び塩化白金酸
の3重量%アルコール溶液0.15gを仕込み、マントル
ヒーターにて80℃で4時間加熱、攪拌した。120
℃,30mmHgで減圧蒸留し、過剰のビニルトリメト
キシシランを除去した後、濾過し、淡褐色透明の油状物
367gを得た。得られた油状物の構造は、NMR測定
により以下のように決定された(D−2)。
【0033】
【化9】
【0034】このもののメトキシ基含有量は11.4重量
%で、粘度は85cStであった。 実施例1〜3 第1表に示す配合に従い、ポリカーボネート樹脂(A)
及びポリエチレンテレフタレート樹脂(B)を120℃
で6時間乾燥処理したのち、表面改質アルミニウム粉末
(C−1)及びオルガノポリシロキサン(D−1)をド
ライブレンドして、ベント付き二軸押出機にてシリンダ
ー温度280℃で溶融混練し、ペレット化した。次に、
得られたペレットをシリンダー温度280℃で成形し、
評価用のサンプルを作成した。このものの物性を第2表
に示す。
【0035】実施例4 実施例1において、オルガノポリシロキサンをD−2に
変更した以外は、実施例1と同様に実施した。結果を第
2表に示す。
【0036】比較例1及び2 オルガノポリシロキサンを用いず、第1表に示す配合組
成にて、実施例1〜3と同様に実施した。結果を第2表
に示す。
【0037】比較例3 実施例1において、アルミニウム粉末を表面未処理品
(C−2)に変更した以外は、実施例1と同様に実施し
た。結果を第2表に示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】実施例2と比較例2との比較から分かるよ
うに、同一の表面改質アルミニウム粉末添加量におい
て、オルガノポリシロキサンを添加した場合、添加しな
いものに比べて、透明感の指標であるL値が5以上向上
している。また、実施例1と比較例3との比較から分か
るように、アルミニウム粉末として表面改質したものを
用いた場合、表面末処理のものに比べて、L値が約5向
上している。
【0041】
【発明の効果】本発明のポリカーボネート樹脂組成物
は、メタリック調の外観を有し、かつ透明性に優れる成
形品を与えることができ、例えば自動車,雑貨,OA機
器,装飾品などの分野において好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 尚 千葉県市原市姉崎海岸1番地1 出光石 油化学株式会社内 (72)発明者 中里 照彦 千葉県市原市姉崎海岸1番地1 出光石 油化学株式会社内 (72)発明者 古川 晴彦 千葉県市原市千種海岸2番地2 東レ・ ダウコーニング・シリコーン株式会社 研究開発本部内 (56)参考文献 特開 昭61−47745(JP,A) 特開 平6−322250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 69/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリカーボネート樹脂,(B)芳香
    族ポリエステル樹脂,(C)樹脂皮膜を施す方法により
    表面が改質されたアルミニウム粉末及び(D)二価炭化
    水素基を介してケイ素原子に結合したオルガノキシシリ
    ル基を有するオルガノポリシロキンを含有し、かつ
    (A)成分と(B)成分との割合が重量比50:50〜
    95:5(%)、(C)成分の含有量が(A)成分と
    (B)成分との合計量100重量部当たり0.01〜1
    0重量部、及び(D)成分の含有量が(C)成分100
    重量部当たり0.01〜10重量部であることを特徴と
    するポリカーボネート樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(D)成分のオルガノキシシリル基を有す
    るオルガノポリシロキサンが、一般式(I) 【化1】 〔式中、Rは一価炭化水素基を示し、Aは一価炭化水
    素基又は一般式(II) −RSiR (OR(3−x) ・・・(II) (式中、Rは二価炭化水素基を示し、R及びR
    それぞれ一価炭化水素基を示し、xは0,1又は2であ
    る。)で表されるオルガノキシシリル基含有一価炭化水
    素基を示す。ただし、Aの内少なくとも1個はオルガノ
    キシシリル基含有一価炭化水素基である。mは1〜30
    0の整数、nは0〜300の整数を示し、m+nは1〜
    300の整数である。〕で表されるオルガノポリシロキ
    サンである請求項1記載のポリカーボネート樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のポリカーボネート樹
    脂組成物からなる成形品。
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JP5106066B2 (ja) * 2007-10-22 2012-12-26 住化スタイロンポリカーボネート株式会社 ウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物及びそれからなる成形品。

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