JP5106066B2 - ウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物及びそれからなる成形品。 - Google Patents

ウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物及びそれからなる成形品。 Download PDF

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本発明は、ポリカーボネート樹脂組成物およびそれから成形されてなるメタリック感を有する成形品に関する。更に詳しくは、ポリカーボネート樹脂の特徴である耐衝撃性、耐熱性、熱安定性等を保持したまま、ウェルド部の外観不良ならびに流動性を改善したポリカーボネート樹脂組成物およびその成形品を提供するものである。
ポリカーボネート樹脂は、耐衝撃性、耐熱性、熱安定性等に優れた熱可塑性樹脂であり、電気、電子、ITE、機械、自動車などの分野で広く用いられている。一方、当該樹脂が有するこれらの優れた性能を活かして、前述の各分野では、意匠面やデザイン上からメタリック外観を備えた材料が求められている場合もある。
ポリカーボネート樹脂組成物にメタリック外観を付与させる手法として、過去より金属微粉(特許文献1)や金属被膜されたガラスフレークまたはマイカ(特許文献2)あるいはアルミニウム粉とパールマイカとを併用(特許文献3)して添加することが提案されてきた。しかしながら、これらの手法を用いることにより、メタリック外観は得られるものの、射出成形時に製品金型内で分流した溶融材料の2つ以上の流れが合流する部分(ウェルド部)において外観不良が発生するという問題があった。具体的には、ウェルド部においてメタリック外観のムラが顕著に現われ、製品としての価値が著しく低下するので、従来からその改善が強く望まれてきた。
特開2000−17169号公報 特開平10−158540号公報 特開平5−93091号公報
一方、製品の用途によっては流動性の良好なポリカーボネート樹脂材料が求められていた。流動性を改善させる手法として、過去より様々な技術が提案されてきたが、いずれも一長一短があり、必ずしも満足できる材料が提案されているわけではない。例えば、ポリカーボネート樹脂の分子量に着目して高い分子量のものと低い分子量のものを併用し、かつどちらかに分岐したポリカーボネート樹脂を用いる方法(特許文献4)、ポリカーボネート樹脂にABS樹脂やMBS樹脂を配合する方法(特許文献5)あるいはポリカーボネート樹脂にABS樹脂やリン酸エステルを配合する方法(特許文献6)などが提案されているが、これらの技術では、ポリカーボネート樹脂が持つ前述の優れた特徴の内いずれか1種以上が大きく損なわれてしまうといった問題を孕んでおり、従来からその改善が強く望まれてきた。また、ポリカーボネート樹脂に脂肪酸を配合することで流動性を改良する方法(特許文献7)が提案されているが、この場合、流動性は向上するものの、脂肪酸によるポリカーボネート樹脂の分解が起こり機械的強度の低下を招く等の根本的問題があった。
特開2001−226576号公報 特開2000−319497号公報 特開2000−103951号公報 特開昭61−162520号公報
本発明は、上記のウェルド部の外観ムラを改善し、かつ高い流動性をも具備しうるポリカーボネート樹脂組成物およびそれからなる成形品を提供することを目的とする。
本発明者らは、かかる課題に鑑み鋭意研究を行った結果、メタリック顔料を添加したポリカーボネート樹脂に、従来メタリック顔料として使用されてきた金属被膜マイカまたはパールマイカとは異なる特定のマイカを配合することにより、驚くべきことにウェルド部の外観ムラが改善され、更に特定の流動性向上剤を追加配合することで高い流動性をも併せ持つポリカーボネート樹脂組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第一の態様は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部、メタリック顔料(B)0.01〜5重量部、およびマイカ(金属被覆マイカおよびパールマイカを除く)(C)0.3〜25重量部からなる、ウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物、ならびにそれからなる成形品を提供するものである。
また、本発明の第二の態様は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部、メタリック顔料(B)0.01〜5重量部、マイカ(金属被覆マイカおよびパールマイカを除く)(C)0.3〜25重量部および流動性向上剤(D)2〜12重量部からなる樹脂組成物であって、当該流動性向上剤(D)が芳香族ビニル系単量体とフェニルメタクリレートとの共重合体であることを特徴とする、ウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物、ならびにそれからなる成形品を提供するものである。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂が本来有する優れた衝撃強度、耐熱性、熱安定性等性能を維持したまま、ウェルド部において外観ムラの少ないメタリック感を有する成形品を得ることができ、更に高い流動性をも具備することができるため、その工業的利用価値は極めて高い。
本発明にて使用されるポリカーボネート樹脂(A)とは、種々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲンとを反応させるホスゲン法、またはジヒドロキシジアリール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反応させるエステル交換法によって得られる重合体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェノールA)から製造されたポリカーボネート樹脂が挙げられる。
上記ジヒドロキシジアリール化合物としては、ビスフェノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル−3−メチルフェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアルカン類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒドロキシジアリールエーテル類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホキシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
これらは単独または2種類以上混合して使用されるが、これらの他に、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル等を混合して使用してもよい。
さらに、上記のジヒドロキシアリール化合物と以下に示すような3価以上のフェノール化合物を混合使用してもよい。3価以上のフェノールとしてはフロログルシン、4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプテン、2,4,6−ジメチル−2,4,6−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ヘプタン、1,3,5−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−ベンゾール、1,1,1−トリ−(4−ヒドロキシフェニル)−エタンおよび2,2−ビス−〔4,4−(4,4′−ジヒドロキシジフェニル)−シクロヘキシル〕−プロパンなどが挙げられる。
ポリカーボネート樹脂(A)の粘度平均分子量は、特に制限はないが、成形加工性、強度の面より通常10000〜100000、より好ましくは15000〜30000、さらに好ましくは17000〜26000の範囲である。また、かかるポリカーボネート樹脂を製造するに際し、分子量調整剤、触媒等を必要に応じて使用することができる。
本発明にて使用されるメタリック顔料(B)とは、金属被膜を備えたガラスフレークや平均粒径が100μm以下のアルミニウム微粉等が挙げられる。
メタリック顔料(B)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対し、0.01〜5重量部である。配合量が0.01重量部未満では、メタリック外観に劣り好ましくない。また、5重量部を超えると、樹脂組成物の熱安定性が低下し、それによって造粒性が低下し射出成形後の製品の外観に劣るといった問題が発生するので好ましくない。好ましくは0.05〜1重量部、より好ましくは0.05〜0.7重量部の範囲である。
本発明にて使用されるマイカ(C)は、金属被覆マイカおよびパールマイカを除くケイ酸塩鉱物であり、形状は薄片状をなす。また、その平均粒子径は10〜70μm、その平均アスペクト比は70〜90のものが好適に使用できる。特に、樹脂用フィラーとして剛性の向上及びソリの防止を目的に使用されているマイカが好適に使用できる。当該マイカ(C)は、樹脂中のメタリック顔料の配向を調整する効果があり、ウェルド部において外観ムラの少ないメタリック感を得る事が出来る。一方、従来から使用されていた金属被覆マイカやパールマイカを本発明のマイカ(C)として使用すると、これら自体がメタリック顔料として作用するためにウェルド部の外観ムラがより一層顕著となるので好ましくない。
マイカ(C)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対し、0.3〜25重量部である。0.3重量部未満ではメタリック顔料(B)の配向を調整する効果が十分でなく、25重量部を超えると金属光沢感に劣るので好ましくない。より好ましくは、0.5〜20重量部、更に好ましくは3.5〜10重量部の範囲である。この範囲では、ウェルド部の外観ムラが一層少ないメタリック感を得る事が出来る。
本発明にて使用される流動性向上剤(D)は、芳香族ビニル系単量体とフェニルメタクリレートとの共重合体である。芳香族ビニル系単量体としては、スチレン、αメチルスチレン、p−tert.ブチルスチレンなどが挙げられ、これらは単独もしくは2種以上で使用することができる。好ましい流動性向上剤(D)としては、スチレン/フェニルメタクリレート共重合体またはスチレン/αメチルスチレン/フェニルメタクリレート共重合体が挙げられる。
また、流動性向上剤(D)の重合方法は、乳化重合、懸濁重合、塊状重合が挙げられ、特に乳化重合が好ましく用いられる。
流動性向上剤(D)は、商業的に入手可能であり、三菱レイヨン社のメタブレンTP003が挙げられる。
流動性向上剤(D)の配合量は、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部に対し、2〜12重量部である。配合量が2重量部未満であると流動性の改善効果に劣り、配合量が12重量部を越えると衝撃強度が低下するので好ましくない。より好ましくは3〜10重量部、更に好ましくは4〜8重量部である。
本発明の各種配合成分(A)、(B)、(C)、所望によっては(D)の配合方法には特に制限はなく、任意の混合機、例えばタンブラー、リボンブレンダー、高速ミキサー等によりこれらを混合し、通常の一軸または二軸押出機等で溶融混練することができる。また、これら配合成分の配合順序や一括混合、分割混合を採用することについても特に制限はない。
また、混合時、必要に応じて他の公知の添加剤、例えば離型剤、紫外線吸収剤、充填剤、帯電防止剤、酸化防止剤、リン系熱安定剤、染顔料、添着剤(エポキシ大豆油、流動パラフィン等)等を配合することができる。
以下に、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により何ら制限されるものではない。なお、部や%は特に断りのない限り重量基準に基づく。
使用した配合成分の詳細は、以下のとおりである。
ポリカーボネート樹脂:
住友ダウ社製 カリバー200−20(粘度平均分子量:19000)
(以下、PCと略記)
メタリック顔料:
東洋アルミニウム社製 アルミペーストG(以下、M−1と略記)
日本板硝子社製 メタシャインMC5090PS(以下、M−2と略記)
マイカ:
山口雲母工業所製 A41(以下、マイカと略記)
流動性向上剤:
スチレン/フェニルメタクリレート共重合体
三菱レイヨン社製 TP003(以下、流動性向上剤と略記)
(樹脂組成物の造粒性評価)
前述の各種配合成分を表1および表2に示す配合比率にて一括してタンブラーに投入し、10分間乾式混合した後、二軸押出機(神戸製鋼所製KTX37)を用いて、溶融温度280℃にて混練し、ポリカーボネート樹脂組成物のペレットを得た。その際に、当該押出機から排出されるストランドの状態を目視にて観察し、以下の基準に基づき造粒性の判定を行った。結果を表1に示す。
造粒性良好: ストランドが切れることなく安定した加工が可能である。
造粒性不良: ストランドが切れやすい等により加工が困難である。
(成形品のウェルド部の外観評価)
上記で得られた各種樹脂組成物のペレットをそれぞれ125℃で4時間乾燥した後に、射出成型機(日本製鋼所製J−100SAII)を用いて設定温度280℃、射出圧力1600kg/cmにて外観評価用試験片(150x90x3.0mm)を作成した。尚、試験片の中央にウェルドが発生するように、当該試験片作成のための金型には長手方向両側にゲートを設けた。ウェルド部の外観を目視にて観察し、以下の基準に基づき外観の判定を行った。結果を表1に示す。
外観良好:ウェルド部でも、一様なメタリック感を得る事が出来る。
外観不良:ウェルド部を境にメタリック感が大幅に異なる。
(アルキメデススパイラルフロー流動性)
上記で得られた各種樹脂組成物のペレットをそれぞれ125℃で4時間乾燥した後に、射出成型機(日本製鋼所製J−100SAII)を用いて溶融温度280℃、射出圧力1600kg/cmの条件下、アルキメデススパイラルフロー金型を使用して、流路厚み1mmでの流動長さを測定した。流動長さが140mm以上を合格とした。
(衝撃強度)
上記で得られた各種樹脂組成物のペレットをそれぞれ125℃で4時間乾燥した後に、射出成型機(日本製鋼所製J−100SAII)を用いてISO294−1に準じた射出成型条件により、ISO3167に準じた試験片を作成し、その試験片を用いてISO179に準じてシャルピー衝撃強度を測定した。シャルピー衝撃強度が5KJ/m2以上を合格とした。
Figure 0005106066
ポリカーボネート樹脂組成物が本発明の構成要件を満足する場合(実施例1〜3)にあっては、全ての評価項目にわたり良好な結果を示した。
一方、ポリカーボネート樹脂組成物が本発明の構成要件を満足しない場合においては、いずれの場合も何らかの欠点を有していた。
比較例1および2は、メタリック顔料の配合量が本発明の定める範囲よりも少ない場合であり、ウェルド部の外観に劣っていた。
比較例3は、マイカが配合されていない場合であり、ウェルド部の外観に劣っていた。
比較例4は、メタリック顔料の配合量が本発明の定める範囲よりも多い場合であり、熱安定性が低下することで造粒性に劣っていた。
比較例5は、マイカの配合量が本発明の定める範囲よりも多い場合であり、ウェルド部の外観に劣っていた。
表1の実施例2に示す配合比率の樹脂組成物に対して、更に流動性向上剤を表2に示す配合比率にて追加配合した。これ以外は実施例2と同じ操作を行い、各種性能の評価を行った。結果を表2に示す。
Figure 0005106066
表2に示すとおり、本発明の構成を満足する場合(実施例4および5)には、全ての評価項目において十分な性能を有していた。
一方、比較例6に示すように、流動性向上剤の配合量が規定量よりも多い場合は、ウェルド部の外観ならびにアルキメデススパイラルフロー流動性は合格するものの、造粒性とシャルピー衝撃強度が劣っていた。

Claims (6)

  1. ポリカーボネート樹脂(A)100重量部、メタリック顔料(B)0.01〜5重量部、およびマイカ(金属被覆マイカおよびパールマイカを除く)(C)0.3〜25重量部からなる、ウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物。
  2. ポリカーボネート樹脂(A)100重量部、メタリック顔料(B)0.01〜5重量部、マイカ(金属被覆マイカおよびパールマイカを除く)(C)0.3〜25重量部および流動性向上剤(D)2〜12重量部からなる樹脂組成物であって、当該流動性向上剤(D)が芳香族ビニル系単量体とフェニルメタクリレートとの共重合体であることを特徴とする、ウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物。
  3. メタリック顔料(B)が、平均粒径が100μm以下のアルミニウム微粉または金属被膜を備えたガラスフレークであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物。
  4. マイカ(金属被覆マイカおよびパールマイカを除く)(C)の配合量が、ポリカーボネート樹脂(A)100重量部あたり、3.5〜10重量部であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物。
  5. 流動性向上剤(D)が、スチレン/フェニルメタクリレート共重合体またはスチレン/αメチルスチレン/フェニルメタクリレート共重合体である請求項2に記載のウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のウェルド部の外観に優れたポリカーボネート樹脂組成物から成形されてなる成形品。
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