JP3458941B2 - フィルタユニットの取付構造 - Google Patents

フィルタユニットの取付構造

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JP3458941B2
JP3458941B2 JP03549498A JP3549498A JP3458941B2 JP 3458941 B2 JP3458941 B2 JP 3458941B2 JP 03549498 A JP03549498 A JP 03549498A JP 3549498 A JP3549498 A JP 3549498A JP 3458941 B2 JP3458941 B2 JP 3458941B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフィルタユニット
の取付構造に関するもので、更に詳細には、例えばクリ
ーンルームの天井部に装着されるフィルタユニットの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、クリールームでは、クリーン度
を保持するために、天井裏に配設される空気ダクトと天
井部に設けられる通気口との間にフィルタユニットを介
在させている。そこで、従来では、図11及び図12に
示すように、断面コ字状の5個の枠部材aを天井パネル
bの辺部に装着して通気口cを形成し、通気口cと空気
ダクトdとを接続する接続ダクトe内にフィルタユニッ
トFを取り付けている。
【0003】この場合、枠部材aに固着されるアングル
状の取付金具fを接続ダクトeの外側面に当接し、ボル
ト止めして、接続ダクトeを固定している。また、フィ
ルタユニットFは、通気口c内に挿入される接続ダクト
eの内側面に溶接等にて固着されるアングル状の支持金
具g上に、パッキングhを介在して載置され、支持金具
gに立設される取付ボルトiを、フィルタユニットFの
上部に設けられた取付ブラケットjに貫通すると共に、
その突出部にナットkを螺合してフィルタユニットFを
固定している。また、接続ダクトeは、通気口cに設け
られた枠部材aにボルトvにてねじ止めされると共に、
接続口nに設けられた取付フランジpにパッキングhを
介在して空気ダクトdの接続部の取付フランジqにボル
ト止めされている。なお、接続ダクトeの開口mには蓋
体rが被着されてボルト止めされている。
【0004】また、通気口cの室内側部には、多数の小
孔sを穿設した整流板tが配設されている。この整流板
tは、開口側が拡開する皿状に形成されており、その開
口側に突設された外向きフランジuが上記枠部材aの下
面に当接されると共に、固定ねじvによって固定されて
いる。
【0005】上記のようにして取り付けられるフィルタ
ユニットFの取付部は、クリーン度を保持する必要があ
るため、例えば枠部材aと天井パネルbとの接続部、接
続ダクトeの開口mと蓋体rとの接続部等にそれぞれコ
ーキング材wが充填されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のフィルタユニットの取付構造においては、多く
の部材と工数を必要とするため、取付作業に多くの労力
と時間を要するという問題があった。また、クリーン度
を保持するために、例えば枠部材aと天井パネルbとの
接続部、接続ダクトeの開口mと蓋体rとの接続部等に
それぞれコーキング材wを充填する必要があるので、作
業に手間と熟練を要するばかりか特に天井裏等の現場で
の作業性が低下するという問題があり、シール性の精度
が低下する虞れがあった。更には、フィルタユニットF
の交換が面倒であるという問題もあった。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、十分なクリーン度を保持でき、取付作業を容易に
し、かつフィルタユニットの交換を容易に行えるように
したフィルタユニットの取付構造を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下のように構成する。
【0009】(1)請求項1記載の発明は、連通口を有
する枠本体の下部に、天井パネルの下面に当接する外向
きフランジを有する下部枠と、 上記下部枠の枠本体に
摺動可能に嵌合する枠本体と、この枠本体の上部に、フ
ィルタユニットを載置する外向きフランジを有する上部
枠と、 上記下部枠と上部枠の枠本体同士を連結する連
結部材と、 ダクトと上記フィルタユニットとを接続す
べくフィルタユニットに被着される接続ダクトと、 上
記フィルタユニットを挟持して対峙する上記接続ダクト
と上記上部枠とを固定する固定部材と、を具備し、 上
記下部枠及び上部枠の外向きフランジと上記天井パネル
との間に、それぞれシール部材を介在して天井パネルを
挟持した状態で、下部枠と上部枠の枠本体同士を上記連
結部材にて連結する、ことを特徴とする。
【0010】上記のように構成することにより、連通口
を有する下部枠と上部枠とを摺動嵌合させて、これら下
部枠及び上部枠の外向きフランジと天井パネルとの間
に、それぞれシール部材を介在して天井パネルを挟持し
た状態で、下部枠と上部枠の枠本体同士を連結部材にて
連結することで、天井パネルと上部枠及び下部枠とを気
密に連結することができると共に、容易にフィルタユニ
ットの通気口を形成することができる。
【0011】(2)請求項2記載の発明は、連通口を有
する枠本体の下部に、天井パネルの下面に当接する外向
きフランジを有する下部枠と、 上記下部枠の枠本体に
摺動可能に嵌合する枠本体と、この枠本体の上部に、フ
ィルタユニットを載置する外向きフランジを有する上部
枠と、 上記下部枠と上部枠の枠本体同士を連結する連
結部材と、 ダクトと上記フィルタユニットとを接続す
べくフィルタユニットに被着される接続ダクトと、 上
記フィルタユニットを挟持して対峙する上記接続ダクト
と上記上部枠とを固定する固定部材と、を具備し、 上
記上部枠の外向きフランジ上に、シール部材を介在して
上記フィルタユニットを載置し、 上記フィルタユニッ
トの上面にシール部材を介在して上記接続ダクトを載置
し、 上記接続ダクトに設けられた取付フランジを貫通
する上記固定部材を、上記上部枠の外向きフランジに設
けられた取付部に締結して、接続ダクトと上部枠との間
にフィルタユニットを挟持固定する、ことを特徴とす
る。
【0012】この場合、上記固定部材を、ボルトにて形
成することができ、上記取付部を、上部枠の外向きフラ
ンジの上面に隆起する取付溝、外向きフランジの上面に
固着されるナット、あるいは外向きフランジの側方に固
着されるナットにて形成することができる(請求項3,
4,5)。
【0013】上記のように構成することにより、通気口
を構成する上部枠と接続ダクトとでフィルタユニットを
挟持固定することができるので、天井パネルにてフィル
タユニットを支持することができると共に、連結部を気
密にすることができる。また、固定部材と取付部の締結
を解除することで、フィルタユニットの取り外しを可能
にすることができる。
【0014】(3)請求項6記載の発明は、請求項1又
は2記載のフィルタユニットの取付構造において、 上
記下部枠の下部に内向きフランジを形成し、 上記上部
枠の枠本体の内側面に、下方に向かって開口する係止受
部を形成し、 上記内向きフランジ上に整流板の縁部を
載置すると共に、この整流板の縁部と上記係止受部間に
断面略L字状の押え部材を介在して、上記整流板を固定
する、ことを特徴とする。
【0015】上記のように構成することにより、下部枠
に設けられた内向きフランジと押え部材を用いて、通気
口部に整流板を、気密にかつ容易に取り付けることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。ここでは、クリーンルー
ム用のフィルタユニットの取付構造について説明する。
【0017】図1はフィルタユニットの取付構造を示す
断面図、図2は天井パネルの取付部を示す拡大断面図、
図3はフィルタユニットの取付部を示す拡大断面図であ
る。
【0018】上記フィルタユニットFは、天井パネル1
0を連結する下部枠20と上部枠30によって形成され
る通気口に配設されると共に、通気口と空気ダクト(図
示せず)とを接続する接続ダクト40と上部枠30との
間に挟持固定されている。
【0019】この場合、上記天井パネル10は、一対の
表面板11間に例えば発泡ポリウレタン等の断熱心材1
2を充填したサンドイッチパネルにて形成されている。
この天井パネル10は、通気口を構成する連通口21を
有する下部枠20に設けられた外向きフランジ22と、
連結部材例えば連結ねじ50をもって下部枠20に連結
される上部枠30に設けられた外向きフランジ31との
間に、シール部材例えばパッキング60を介在して挟持
固定されている。
【0020】また、上記フィルタユニットFは、上部枠
30の外向きフランジ31の上面にシール部材例えばパ
ッキング60を介して載置されると共に、フィルタユニ
ットFの上部にシール部材例えばパッキング42を介在
して載置される接続ダクト40に設けられた取付フラン
ジ44と、上部枠30の外向きフランジ31の上面に設
けられた取付部例えば取付溝32とを、固定部材例えば
固定ボルト70によって締結することによって挟持固定
されている。
【0021】また、上記上部枠30,下部枠20及び天
井パネル10にて形成された通気口の室内側には、多数
の小孔81を穿設した整流板80が装着されている。
【0022】この場合、上記下部枠20は、図7に示す
ように、通気口を構成する矩形状の連通口21を有する
枠本体23と、この枠本体23の下端から外方に向かっ
て延在する外向きフランジ22と、枠本体23の下端か
ら内方に向かって延在する内向きフランジ24とを具備
してなる。この下部枠20は、枠本体23を構成する垂
直片25と、この垂直片25の下端から外方側に延在す
る外向きフランジ22と、垂直片25の下端から外向き
フランジ22と反対側に延在する内向きフランジ24と
を有する例えばアルミニウム製の押出形材にて形成され
る4個の形材26同士を直角に接合することによって形
成されている。
【0023】この場合、形材26の端部を45度に切断
して、隣接する形材26同士を当接すると共に、隣接す
る形材26の両外向きフランジ22に跨ってL字状の連
結板27を接着剤等によって接着して形材26同士を連
結する。なおこの場合、外向きフランジ22の中間部に
凸条28を隆起させることによって、凸条28の内側部
に連結板27を位置決めした状態で配設することができ
る。なお、形材26の連結を更に強固にするには、形材
26の当接部を全部あるいは部分溶接すればよい。
【0024】なお、外向きフランジ22及び内向きフラ
ンジ24の先端部には、それぞれ補強のための厚肉部2
2a,24aが形成されている。また、図7では図示し
ないが、外向きフランジ22の凸条28と厚肉部24a
との間にはパッキング60が接着されている。
【0025】一方、上記上部枠30は、上記下部枠20
の枠本体23内に摺動可能に嵌合される矩形状の枠本体
33と、この枠本体33の上端から外方に向かって延在
する外向きフランジ31と、この外向きフランジ31の
上面に隆起する取付溝32と、枠本体33の内側壁面か
ら断面逆L字状に突出する係止受部34とを具備してな
る。この上部枠30は、図4に示すように、枠本体33
を構成する垂直片35と、この垂直片35の上端から外
方側に延在する外向きフランジ31と、外向きフランジ
31の上面に隆起する取付溝32と、垂直片35におけ
る外向きフランジ31と反対側の面に断面逆L字状に突
出する係止受部34とを有する例えばアルミニウム製の
押出形材にて形成される4個の形材36同士を直角に接
合することによって形成されている。なお、取付溝32
には、固定ボルト70のねじのピッチと同じピッチの溝
が設けられている。
【0026】この場合、形材36の端部を45度に切断
して、隣接する形材36同士を当接すると共に、隣接す
る形材36の両外向きフランジ31の下面側にに跨って
L字状の連結板37を接着剤によって接着して形材36
同士を連結する(図5参照)。なおこの場合、外向きフ
ランジ31の下面側の中間部に凸条38を隆起させるこ
とによって、凸条38の内側部に連結板37を位置決め
した状態で配設することができる。なお、形材36の連
結を更に強固にするには、形材36の当接部を全部ある
いは部分溶接すればよい。
【0027】なお、外向きフランジ31の先端部には、
補強のための肉厚部31aが形成されており、この肉厚
部31aと外向きフランジ31の凸条38との間にはパ
ッキング60が接着されている。また、枠本体33(垂
直片35)の外側面の上部側には水平方向に延びる係止
凸条39が設けられており、この係止凸条39に、上記
下部枠20の枠本体23(垂直片25)の上端が係合し
得るようになっている。
【0028】上記説明では、取付部が取付溝32にて形
成される場合について説明したが、取付部は必ずしも取
付溝32である必要はなく、例えば図6(a)に示すよ
うに、外向きフランジ31の上面に溶接等によって固着
されるナット32Aにて形成してもよく、あるいは図6
(b)に示すように、外向きフランジ31の先端側に例
えば溶接等によって固着されるブラケット30aの上面
に溶接等によって固着されるナット32Bにて形成して
もよい。なお、取付部は少なくとも4箇所設けられてい
ればよいので、取付部を上部枠30の対向する2辺に設
けておけば、他の2辺側においてフィルタユニットFを
スライドさせることができ、フィルタユニットFの交換
を容易にすることができる。したがって、取付部を取付
溝32にて形成する場合は、図10に示すように、上部
枠30の対向する2辺の外向きフランジ31の上面にの
み取付溝32を設けておけばよい。
【0029】一方、上記整流板80は、図8に示すよう
に、多数の小孔81を有する開口側が拡開する皿状基部
82と、この基部82の開口縁から外方に延在される取
付フランジ83とで主に構成されている。なお、取付フ
ランジ83の先端縁には、シールパッキング60Aが装
着されている。このように構成される整流板80は、図
9に示すように、連結ねじ50をもって上部枠30に連
結された下部枠20の内向きフランジ24上に取付フラ
ンジ83を載置した状態で、上部枠30に設けられた係
止受部34に一片91が係合する断面略L字状の押え部
材90の他片92を取付フランジ83の上面に押圧する
ことによって通気口部に取り付けられる。
【0030】なお、上記接続ダクト40は、図1及び図
10に示すように、下方に向かって開口する箱状本体4
1の開口部に外向きフランジ42を有すると共に、対向
する2辺における外向きフランジ42の側方に、取付孔
43を穿設する取付フランジ44を具備してなる。ま
た、箱状本体41の頂部中央部に接続口45が設けられ
ており、この接続口45に空気ダクト(図示せず)に接
続するフレキシブルダクト46が接続されている。
【0031】次に、フィルタユニットFの取付手順につ
いて説明する。フィルタユニットFを取り付けるに当た
って、予め工場において、上記形材26,36によって
上部枠30と下部枠20とを形成する。そして、まず天
井部に配設された天井パネル10の辺部下面に、パッキ
ング60を介して下部枠20の外向きフランジ22を当
接する。次に、下部枠20の枠本体23内に上部枠30
の枠本体33を嵌挿すると共に、上部枠30の外向きフ
ランジ31をパッキング60を介して天井パネル10の
上面に当接して、下部枠20の外向きフランジ22と上
部枠30の外向きフランジ31との間に天井パネル10
を挟持する。この状態で、上部枠30の枠本体33の内
方の壁面から連結部材すなわち連結ねじ50を下部枠2
0と上部枠30の枠本体23,33にねじ止めして、下
部枠20と上部枠30を連結固定する。このようにし
て、下部枠20と上部枠30の4辺に天井パネル10を
取り付けて通気口を形成する。なお、図5に示す形材3
6同士の当接部36Aにはコーキングシール(図示せ
ず)が施されている。
【0032】上記のようにして通気口を形成した後、通
気口内に位置する下部枠20の内向きフランジ24上に
整流板80の取付フランジ83を載置し、この状態で、
上部枠30に設けられた係止受部34に一片91が係合
する断面略L字状の押え部材90の他片92を取付フラ
ンジ83の上面に押圧することによって、通気口部に整
流板80を取り付ける。この場合、押え部材90は上部
枠30の枠本体33の4辺にそれぞれ配設されて、整流
板80の4辺を押圧保持している。
【0033】次に、上記上部枠30の外向きフランジ3
1の上面にパッキング60を介してフィルタユニットF
を載置し、フィルタユニットFの上面にパッキング60
を介して接続ダクト40を載置して、接続ダクト40を
上部枠30と対峙させる。そして、接続ダクト40の取
付フランジ44の取付孔43を貫通する固定部材例えば
固定ボルト70を上部枠30に設けられた取付部例えば
取付溝32に締結して、フィルタユニットFを挟持固定
する。その後、接続ダクト40の接続口45と空気ダク
ト(図示せず)とをフレキシブルダクト46にて接続し
て、取付作業を終了する。
【0034】なお、フィルタユニットFを交換する場合
には、固定ボルト70の締結を弛めてフィルタユニット
Fの固定状態を解除した後、フィルタユニットFを側方
に引き出して交換することができる。
【0035】上記実施形態では、クリーンルーム用フィ
ルタユニットFの取付構造について説明したが、勿論ク
リーンルーム以外のフィルタユニットについても同様に
取り付けることができる。また、フィルタユニット以外
の例えば照明ユニットあるいは空調ユニット等について
も適用することが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明は、上
記のように構成されているので、以下のような優れた効
果が得られる。
【0037】(1)請求項1記載の発明によれば、連通
口を有する下部枠と上部枠とを摺動嵌合させて、これら
下部枠及び上部枠の外向きフランジと天井パネルとの間
に、それぞれシール部材を介在して天井パネルを挟持し
た状態で、下部枠と上部枠の枠本体同士を連結部材にて
連結するので、天井パネルと上部枠及び下部枠とを気密
に連結することができると共に、容易にフィルタユニッ
トの通気口を形成することができる。
【0038】(2)請求項2ないし5記載の発明によれ
ば、通気口を構成する上部枠と接続ダクトとでフィルタ
ユニットを挟持固定するので、天井パネルにてフィルタ
ユニットを支持することができると共に、連結部を気密
にすることができる。また、固定部材と取付部の締結を
解除することで、クリーンルームの外部の作業のみにて
フィルタユニットの取り外しを可能にすることができ
る。
【0039】(3)請求項6記載の発明によれば、下部
枠に設けられた内向きフランジと押え部材を用いて、通
気口部に整流板を、気密にかつ容易に取り付けることが
できる。したがって、上記(1)及び(2)に加えて更
に清浄化されたクリーンな空気をクリーンルーム内に効
率よく供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のフィルタユニットの取付構造の一例
を示す断面図である。
【図2】この発明における天井パネルの取付部の拡大断
面図である。
【図3】この発明におけるフィルタユニットの取付部の
拡大断面図である。
【図4】この発明における上部枠の一部を示す断面斜視
図である。
【図5】上記上部枠の一部を示す斜視図である。
【図6】上記上部枠の別の形態を示す断面斜視図であ
る。
【図7】この発明における下部枠の一部を断面で示す斜
視図である。
【図8】この発明における整流板の一部を断面で示す斜
視図である。
【図9】上記整流板の取付状態を示す断面斜視図であ
る。
【図10】上記フィルタユニットと上部枠を示す分解斜
視図である。
【図11】従来のフィルタユニットの取付構造を示す断
面図である。
【図12】従来のフィルタユニットの取付部を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
F フィルタユニット 10 天井パネル 20 下部枠 21 連通口 22 外向きフランジ 23 枠本体 24 内向きフランジ 30 上部枠 31 外向きフランジ 32 取付溝(取付部) 32A,32B ナット(取付部) 33 枠本体 34 係止受部 40 接続ダクト 44 取付フランジ 46 フレキシブルダクト 50 連結ねじ(連結部材) 60 パッキング(シール部材) 70 固定ボルト(固定部材) 80 整流板 81 小孔 83 取付フランジ 90 押え部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 9/00 B01D 46/52 F24F 7/06

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連通口を有する枠本体の下部に、天井パ
    ネルの下面に当接する外向きフランジを有する下部枠
    と、 上記下部枠の枠本体に摺動可能に嵌合する枠本体と、こ
    の枠本体の上部に、フィルタユニットを載置する外向き
    フランジを有する上部枠と、 上記下部枠と上部枠の枠本体同士を連結する連結部材
    と、 ダクトと上記フィルタユニットとを接続すべくフィルタ
    ユニットに被着される接続ダクトと、 上記フィルタユニットを挟持して対峙する上記接続ダク
    トと上記上部枠とを固定する固定部材と、を具備し、 上記下部枠及び上部枠の外向きフランジと上記天井パネ
    ルとの間に、それぞれシール部材を介在して天井パネル
    を挟持した状態で、下部枠と上部枠の枠本体同士を上記
    連結部材にて連結する、ことを特徴とするフィルタユニ
    ットの取付構造。
  2. 【請求項2】 連通口を有する枠本体の下部に、天井パ
    ネルの下面に当接する外向きフランジを有する下部枠
    と、 上記下部枠の枠本体に摺動可能に嵌合する枠本体と、こ
    の枠本体の上部に、フィルタユニットを載置する外向き
    フランジを有する上部枠と、 上記下部枠と上部枠の枠本体同士を連結する連結部材
    と、 ダクトと上記フィルタユニットとを接続すべくフィルタ
    ユニットに被着される接続ダクトと、 上記フィルタユニットを挟持して対峙する上記接続ダク
    トと上記上部枠とを固定する固定部材と、を具備し、 上記上部枠の外向きフランジ上に、シール部材を介在し
    て上記フィルタユニットを載置し、 上記フィルタユニットの上面にシール部材を介在して上
    記接続ダクトを載置し、 上記接続ダクトに設けられた取付フランジを貫通する上
    記固定部材を、上記上部枠の外向きフランジに設けられ
    た取付部に締結して、接続ダクトと上部枠との間にフィ
    ルタユニットを挟持固定する、ことを特徴とするフィル
    タユニットの取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフィルタユニットの取付
    構造において、 上記固定部材を、ボルトにて形成し、 上記取付部を、上記外向きフランジの上面に隆起する取
    付溝にて形成する、ことを特徴とするフィルタユニット
    の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のフィルタユニットの取付
    構造において、 上記固定部材を、ボルトにて形成し、 上記取付部を、上記外向きフランジの上面に固着される
    ナットにて形成する、ことを特徴とするフィルタユニッ
    トの取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のフィルタユニットの取付
    構造において、 上記固定部材を、ボルトにて形成し、 上記取付部を、上記外向きフランジの側方に固着される
    ナットにて形成する、ことを特徴とするフィルタユニッ
    トの取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載のフィルタユニット
    の取付構造において、 上記下部枠の下部に内向きフランジを形成し、 上記上部枠の枠本体の内側面に、下方に向かって開口す
    る係止受部を形成し、 上記内向きフランジ上に整流板の縁部を載置すると共
    に、この整流板の縁部と上記係止受部間に断面略L字状
    の押え部材を介在して、上記整流板を固定する、ことを
    特徴とするフィルタユニットの取付構造。
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