JPH11324211A - 天井パネル及び天井設備機器の取付構造 - Google Patents

天井パネル及び天井設備機器の取付構造

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JPH11324211A
JPH11324211A JP10184375A JP18437598A JPH11324211A JP H11324211 A JPH11324211 A JP H11324211A JP 10184375 A JP10184375 A JP 10184375A JP 18437598 A JP18437598 A JP 18437598A JP H11324211 A JPH11324211 A JP H11324211A
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JP
Japan
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ceiling
equipment
mounting
ceiling panel
mounting frame
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JP10184375A
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English (en)
Inventor
Naomiki Sakurada
直幹 桜田
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Nippon Light Metal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ等の固定部材を用いることなく天井パネ
ルを強固に、かつ取付作業を容易にし、かつ天井設備機
器の交換を容易に行えるようにする。 【解決手段】 天井パネル10と天井設備機器例えば蛍
光灯20とを取り付ける方形状の取付枠30を具備する
天井パネル及び天井設備機器の取付構造において、取付
枠30に、蛍光灯20の筐体21を載置する段部33
と、天井パネル10の側端部と当接する外向きフランジ
32と、上方に開口する取付凹溝37を設け、段部33
にパッキングPを介して蛍光灯20の筐体21を載置
し、外向きフランジ32をパッキングPを介して天井パ
ネル10の側端部に当接すると共に、天井パネル10の
側端部上面を押圧する押え部材60を、取付凹溝37に
螺合する固定ボルト70にて押圧固定して、外向きフラ
ンジ32と押え部材60とで天井パネル10を挟持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は天井パネル及び天
井設備機器の取付構造に関するもので、更に詳細には、
例えばクリーンルームの天井部を構成する天井パネルと
例えば照明機器や空調機器等の天井設備機器とを取り付
ける天井パネル及び天井設備機器の取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、クリールームでは、クリーン度
を保持するために、天井裏に配設される空気ダクトと天
井部に設けられる通気口との間に空調機器例えばフィル
タユニットを介在させている。そこで、従来では、図1
2及び図13に示すように、断面コ字状の5個の枠部材
aを天井パネルbの辺部に装着して通気口cを形成し、
通気口cと空気ダクトdとを接続する接続ダクトe内に
フィルタユニットFを取り付けている。
【0003】この場合、枠部材aに固着されるアングル
状の取付金具fを接続ダクトeの外側面に当接し、ボル
ト止めして、接続ダクトeを固定している。また、フィ
ルタユニットFは、通気口c内に挿入される接続ダクト
eの内側面に溶接等にて固着されるアングル状の支持金
具g上に、パッキングhを介在して載置され、支持金具
gに立設される取付ボルトiを、フィルタユニットFの
上部に設けられた取付ブラケットjに貫通すると共に、
その突出部にナットkを螺合してフィルタユニットFを
固定している。なお、接続ダクトeの開口mには蓋体r
が被着されてボルト止めされている。
【0004】一方、通気口cの室内側部には、天井設備
補助部材例えば多数の小孔sを穿設した整流板tが配設
されている。この整流板tは、開口側が拡開する皿状に
形成されており、その開口側に突設された外向きフラン
ジuが上記枠部材aの下面に当接されると共に、固定ね
じvによって固定されている。
【0005】上記のようにして取り付けられるフィルタ
ユニットFの取付部は、クリーン度を保持する必要があ
るため、例えば枠部材aと天井パネルbとの接続部、接
続ダクトeの開口mと蓋体rとの接続部、接続ダクトe
と整流板tとの接続部等にそれぞれコーキング材wが充
填されている。
【0006】また、上記フィルタユニット以外の天井設
備機器例えば蛍光灯のような照明機器においても、天井
部に組み込まれた上記枠aに、照明機器の筐体をボルト
止め等にて固定している。また、照明機器の室内側面に
は、例えばガラス製あるいはプラスチック製の透明ある
いは半透明性のカバーが上記整流板tと同様に取り付け
られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の天井パネル及び天井設備機器の取付構造におい
ては、多くの部材と工数を必要とするため、取付作業に
多くの労力と時間を要するという問題があった。また、
クリーン度を保持するために、例えば枠部材aと天井パ
ネルbとの接続部、接続ダクトeの開口mと蓋体rとの
接続部、あるいは接続ダクトeと整流板tとの接続部等
にそれぞれコーキング材wを充填する必要があるので、
作業に手間と熟練を要するばかりか特に天井裏等の現場
での作業性が低下するという問題があった。更には、フ
ィルタユニットFや照明機器等の交換が面倒であるとい
う問題もあった。
【0008】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、ねじ等の固定部材を用いることなく天井パネルを強
固に、かつ取付作業を容易にし、かつ天井設備機器の交
換を容易に行えるようにした天井パネル及び天井設備機
器の取付構造を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は以下のように構成する。
【0010】(1)請求項1記載の発明は、天井パネル
と照明機器、空調機器等の天井設備機器とを取り付ける
方形状の取付枠を具備する天井パネル及び天井設備機器
の取付構造において、 上記取付枠に、上記天井設備機
器の筐体を載置する段部と、上記天井パネルの側端部と
当接する外向きフランジと、上方に開口する取付凹溝を
設け、 上記段部に上記天井設備機器の筐体を載置し、
上記外向きフランジを上記天井パネルの側端部に当接
すると共に、天井パネルの側端部上面を押圧する押え部
材を、上記取付凹溝に係合する固定部材にて押圧固定し
てなる、ことを特徴とする。
【0011】このように構成することにより、取付枠の
段部に天井設備機器を載置することができると共に、外
向きフランジと押え部材とで天井パネルを挟持固定する
ことができる。
【0012】(2)請求項2記載の発明は、請求項1記
載の天井パネル及び天井設備機器の取付構造において、
上記取付枠における段部の下方に、方形状の天井設備
補助部材を載置する内向きフランジと、この内向きフラ
ンジと上記段部間に位置して、内方に開口する係止凹溝
とを更に設け、 上記内向きフランジ上に上記天井設備
補助部材を載置すると共に、上記係止凹溝に係合する押
え部材をもって天井設備補助部材を固定してなる、こと
を特徴とする。
【0013】このように構成することにより、取付枠の
段部に載置された天井設備機器の補助部材を、内向きフ
ランジと押え部材とで挟持固定することができる。
【0014】(3)請求項3記載の発明は、請求項1及
び2記載の天井パネル及び天井設備機器の取付構造にお
いて、 上記取付枠の段部と天井設備機器の筐体との間
にシール部材を介在し、 上記取付枠の外向きフランジ
と天井パネルとの間にシール部材を介在し、 かつ、上
記取付枠の内向きフランジと天井設備補助部材との間に
シール部材を介在してなる、ことを特徴とする。
【0015】このように構成することにより、取付枠と
天井パネルとをシール性をもたせて取り付けることがで
きると共に、取付枠と天井設備機器の筐体及び天井設備
補助部材とをシール性をもたせて取り付けることができ
る。
【0016】(4)請求項4記載の発明は、天井パネル
と照明機器、空調機器等の天井設備機器とを取り付ける
方形状の取付枠を具備する天井パネル及び天井設備機器
の取付構造において、 上記取付枠に、上記天井設備機
器の筐体を載置する段部と、上記天井パネルの側端部と
当接する外向きフランジと、上方に開口する取付凹溝を
設け、 上記段部に上記天井設備機器の筐体を載置する
と共に、筐体の上端部に係合する押え部材を、上記取付
溝に係合する締結部材にて押圧固定し、 上記外向きフ
ランジを上記天井パネルの側端部に当接すると共に、天
井パネルの側端部上面を押圧する押え部材を、上記取付
凹溝に係合する固定部材にて押圧固定してなる、ことを
特徴とする。
【0017】このように構成することにより、取付枠の
段部に載置される天井設備機器を、取付溝に係合する締
結部材にて締結される押え部材によって押圧固定するこ
とができると共に、外向きフランジと押え部材とで天井
パネルを挟持固定することができる。
【0018】(5)請求項5記載の発明は、請求項4記
載の天井パネル及び天井設備機器の取付構造において、
上記取付枠における段部の下方に、方形状の天井設備
補助部材を載置する内向きフランジと、この内向きフラ
ンジと段部間に位置して、内方に開口する係止凹溝とを
更に設け、 上記内向きフランジ上に上記天井設備補助
部材を載置すると共に、上記係止凹溝に係合する押え部
材をもって天井設備補助部材を固定してなる、ことを特
徴とする。
【0019】このように構成することにより、取付枠の
段部に押圧固定される天井設備機器の補助部材を、内向
きフランジと押え部材とで挟持固定することができる。
【0020】(6)請求項6記載の発明は、請求項3及
び4記載の天井パネル及び天井設備機器の取付構造にお
いて、 上記取付枠の段部と天井設備機器の筐体との間
にシール部材を介在し、 上記取付枠の外向きフランジ
と天井パネルとの間にシール部材を介在し、 かつ、上
記取付枠の内向きフランジと天井設備補助部材との間に
シール部材を介在してなる、ことを特徴とする。
【0021】このように構成することにより、取付枠と
天井パネルとをシール性をもたせて取り付けることがで
きると共に、取付枠と天井設備機器の筐体及び天井設備
補助部材とをシール性をもたせて取り付けることができ
る。
【0022】(7)請求項7記載の発明は、天井パネル
と照明機器、空調機器等の天井設備機器とを取り付ける
方形状の取付枠を具備する天井パネル及び天井設備機器
の取付構造において、 上記取付枠を、下部取付枠と上
部取付枠とで構成し、 上記下部取付枠に、上記天井パ
ネルの側端部と当接する外向きフランジと、上方に開口
する取付凹溝と、枠内方に突出する段部を設け、 上記
上部取付枠に、上記取付凹溝と上記天井パネルの側端部
上面を覆う水平基部と、この水平基部の一端から枠内方
に向かって屈曲される天井設備機器受部と、水平基部の
他端部から起立する起立部の上部から枠内方に突出する
載置突起を設け、 上記外向きフランジを上記天井パネ
ルの側端部に当接し、天井パネルの側端部上面及び上記
取付凹溝上に上記上部取付枠の水平基部を載置すると共
に、取付凹溝に係合する固定部材にて水平基部を押圧固
定し、 上記上部取付枠の天井設備機器受部上に上記天
井設備機器の筐体を載置し、 かつ、上記上部取付枠の
載置部上に、防塵板を載置してなる、ことを特徴とす
る。
【0023】このように構成することにより、下部取付
枠の外向きフランジと上部取付枠の水平基部とで天井パ
ネルを挟持固定することができると共に、上部取付枠の
天井設備機器受部上に天井設備機器を載置することがで
き、かつ天井設備機器の上方を防塵版で覆うことができ
る。
【0024】(8)請求項8記載の発明は、請求項7記
載の天井パネル及び天井設備機器の取付構造において、
上記下部取付枠における段部の下方に、内向きフラン
ジと、この内向きフランジの上方に位置して、内方に開
口する係止凹溝を更に設け、上記内向きフランジ上に天
井設備補助部材を載置すると共に、上記係止凹溝に係合
する押え部材にて天井設備補助部材を固定してなる、こ
とを特徴とする。
【0025】このように構成することにより、上部取付
枠の天井設備機器受部上に載置された天井設備機器の補
助部材を、内向きフランジと押え部材とで挟持固定する
ことができる。
【0026】(9)請求項9記載の発明は、請求項7及
び8記載の天井パネル及び天井設備機器の取付構造にお
いて、 上記下部取付枠の外向きフランジと天井パネル
との間にシール部材を介在し、 上部取付枠の天井設備
機器受部と天井設備機器の筐体との間にシール部材を介
在し、 上記下部取付枠の内向きフランジと天井設備補
助部材との間にシール部材を介在し、 かつ、上記天井
パネルと上部取付枠の水平基部との間にシール部材を介
在させると共に、下部取付枠の段部と上記上部取付枠の
天井設備機器受部との間にシール部材を介在してなる、
ことを特徴とする。
【0027】このように構成することにより、取付枠を
構成する下部取付枠と上部取付枠とをシール性をもたせ
て連結することができ、この取付枠と天井パネルとをシ
ール性をもたせて取り付けることができると共に、取付
枠と天井設備機器の筐体及び天井設備補助部材とをシー
ル性をもたせて取り付けることができる。
【0028】(10)請求項10記載の発明は、天井パ
ネルと照明機器、空調機器等の天井設備機器とを取り付
ける方形状の取付枠を具備する天井パネル及び天井設備
機器の取付構造において、 上記取付枠に、上記天井設
備機器の筐体を載置する内向きフランジと、上記天井パ
ネルの側端部と当接する外向きフランジと、上方に開口
する取付凹溝を設け、 上記内向きフランジに上記天井
設備機器の筐体を載置し、 上記外向きフランジを上記
天井パネルの側端部に当接すると共に、天井パネルの側
端部上面を押圧する押え部材を、上記取付凹溝に係合す
る固定部材にて押圧固定してなる、ことを特徴とする。
【0029】このように構成することにより、更に簡単
な取付構造で、取付枠の内向きフランジに天井設備機器
を載置することができると共に、外向きフランジと押え
部材とで天井パネルを挟持固定することができる。
【0030】(11)請求項11記載の発明は、請求項
10記載の天井パネル及び天井設備機器の取付構造にお
いて、 上記取付枠の内向きフランジと天井設備機器の
筐体との間にシール部材を介在し、 上記取付枠の外向
きフランジと天井パネルとの間にシール部材を介在して
なる、ことを特徴とする。
【0031】このように構成することにより、取付枠と
天井パネルとをシール性をもたせて取り付けることがで
きると共に、取付枠と天井設備機器の筐体及び天井設備
補助部材とをシール性をもたせて取り付けることができ
る。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施形態を図
面に基づいて詳細に説明する。ここでは、クリーンルー
ム用の天井パネル及び天井設備機器の取付構造について
説明する。
【0033】◎第一実施形態 図1は天井パネル及び天井設備機器の取付構造の第一実
施形態を示す断面図、図2は、図1の要部拡大断面図で
ある。第一実施形態は、天井パネル10と、天井設備機
器例えば蛍光灯のような照明機器20(以下に蛍光灯と
いう)の取付構造の一例を示すものである。
【0034】上記天井パネル10と蛍光灯20は、方形
状に形成される取付枠30を介して取り付けられてい
る。すなわち、天井パネル10は、取付枠30に設けら
れた外向きフランジ32上に載置されると共に、上面が
押え部材60によって押圧固定され、蛍光灯20は、取
付枠30の内方に設けられた段部33に載置されてい
る。また、蛍光灯20の照射側に配設される方形状の透
明性のカバー22(天井設備補助部材)が取付枠30に
設けられた内向きフランジ34上に載置されると共に、
押え部材65にて固定されている。
【0035】上記取付枠30は、アルミニウム製押出形
材にて形成される4個の枠部材31の端部を45度に切
断して、隣接する枠部材31同士を当接し、コーキング
材にてシールを行うと共に、アングル状のコーナー金具
35によって連結してなる(図4参照)。この場合、枠
部材31は、図3及び図4に示すように、内側面に段部
33を有する断面略L字状の中空基部36の下端外側面
に外向きフランジ32を突設し、反対側の下端内側面に
内向きフランジ34を突設し、また、中空基部36の上
端に、上方に向かって開口する取付凹溝37を突設し、
かつ、中空基部36の段部33と内向きフランジ34と
の間に、内方に向かって開口する係止凹溝38を設けた
アルミニウム製の中空押出形材にて形成されている。
【0036】なお、外向きフランジ32、内向きフラン
ジ34及び段部33の上面の先端部には、それぞれ膨隆
凸条32a,34a,33aが立設されて、これら膨隆
凸条32a,34a,33aと中空基部36との間にシ
ール部材例えばパッキングPを配設するための溝部39
が形成されている。また、上記取付凹溝37の対向する
内壁面には、取付凹溝37に係合すなわち螺合する固定
部材例えば固定ボルト70のねじピッチと同じピッチの
細溝37aが設けられている。このように取付凹溝37
の対向する内壁面に細溝37aを設けることにより、固
定ボルト70の取付凹溝37の螺合を強固にすることが
できる。
【0037】また、中空基部36の外側面には、中空基
部36のほぼ全域に渡って長手方向に沿う凹溝36aが
形成されており、この凹溝36aに、上記コーナー金具
35が嵌挿されるようになっている。なお、コーナー金
具35は、隣接する枠部材31の凹溝36a内に嵌挿さ
れた状態で外方よりコーナー金具35を貫通して枠部材
31に螺合する皿ねじ71によって固定されている。な
おこの場合、枠部材31の中空基部36の一部に肉厚部
37Aを形成することにより、枠部材31の強度を向上
させることができると共に、皿ねじ71の螺合を強固に
することができる。
【0038】上記天井パネル10の押え部材60は、図
3に示すように、取付凹溝37の上面に取り付けられる
取付片61と、天井パネル10の側端部上面を押圧する
押圧片62とを有する略クランク状のアルミニュウム製
押出形材のピース部材にて形成されており、取付片61
の中心部に穿設された取付孔63を貫通する固定部材例
えば固定ボルト70を、上記取付凹溝37に螺合するこ
とによって、押え部材60の押圧片62を天井パネル1
0に押圧固定している。この押え部材60は、天井パネ
ル10の側端部の複数箇所例えば2箇所に取り付けられ
る。
【0039】なお、天井パネル10は、例えば一対のア
ルミニウム製表面板11と、これら表面板11間に介在
される例えば発泡ポリウレタン等の断熱性心材12とで
構成されている。
【0040】また、上記カバー22を固定する押え部材
65は、図3に示すように、取付枠30に設けられた係
止凹溝38内に挿入係合する係止片66と、カバー22
の側端部上面を押圧する押圧片67とを有する略クラン
ク状のアルミニュウム製押出形材のピース部材にて形成
されている。このように形成される押え部材65を用い
てカバー22を取り付けるには、取付枠30の内向きフ
ランジ34上にシール部材例えばパッキングPを介して
カバー22を載置した状態で、押え部材65の押圧片6
7をカバー22の上面に接触させつつ係止片66を係止
凹溝38内に挿入係合させて、内向きフランジ34と押
え部材65とでカバー22を挟持固定することができ
る。
【0041】次に、天井パネル10と蛍光灯20の取付
手順について説明する。まず、工場等で4個の枠部材3
1を枠組みして取付枠30を形成する。また、天井パネ
ル10を、図示しない吊りボルト等の吊持部材によって
天井部に位置決めした状態で吊持する。次に、取付枠3
0の外向きフランジ32上にパッキングPを敷設した
後、このパッキングPを介して外向きフランジ32を天
井パネル10の側端部下面に当接する。次に、押え部材
60の取付孔63を貫通する固定ボルト70を取付凹溝
37に螺合すると共に、押え部材60を押圧して、天井
パネル10を外向きフランジ32と押え部材60とで挟
持固定する。したがって、天井パネル10と取付枠30
とを隙間無く強固に固定することができる。なお、天井
パネル10の側端部と取付枠30との隙間に、コーキン
グ材Cを充填することにより、天井パネル10の取付部
のシール性を向上させることができる。
【0042】一方、取付枠30の内向きフランジ34上
にパッキングPを敷設した後、このパッキングPを介し
て内向きフランジ34上にカバー22の側端部を載置す
る。次に、ピース状の押え部材65の押圧片67をカバ
ー22の上面に接触させつつパッキングPの弾力を利用
してカバー22を押圧して、係止片66を係止凹溝38
内に挿入係合させて、内向きフランジ34と押え部材6
5とでカバー22を挟持固定する。そして、取付枠の段
部33上にシール部材例えばパッキングPを敷設した
後、段部33上に、蛍光灯20の筐体21を載置して取
付作業は終了する。
【0043】なお、上記説明では、天井パネル10を取
り付けた後に、蛍光灯20を取り付ける場合について説
明したが、カバー22及び蛍光灯20を取り付けた後
に、天井パネル10を取り付けるようにしてもよい。
【0044】◎第二実施形態 図5は、この発明の天井パネル及び天井設備機器の取付
構造の第二実施形態の要部を示す断面図、図6はその断
面斜視図である。
【0045】第二実施形態は、取付枠30を、天井パネ
ル10を載置する下部取付枠40と、天井パネル10を
押圧固定すると共に、天井設備例えば蛍光灯20を載置
する上部取付枠50とで構成した場合である。
【0046】この場合、下部取付枠40は、上記第一実
施形態の取付枠30と同様に形成されているので、同一
部分に同一符号を付して説明は省略する。
【0047】上部取付枠50は、下部取付枠40及び取
付枠30と同様に、4個のアルミニウム製押出形材から
なる枠部材51の端部を45度に切断して、隣接する枠
部材51同士を当接し、コーキング材にてシールを行う
と共に、アングル状のコーナー金具(図示せず)によっ
て連結してなる。枠部材51は、下部取付枠40の取付
凹溝37と天井パネル10の側端部上面を覆う水平基部
52と、この水平基部52の内方側の一端から枠内方に
向かって略L字状に屈曲する天井設備機器受部53(以
下に受部という)と、水平基部52の外方側の他端部か
ら起立する起立部54と、この起立部54の上部から枠
内方に水平状に突出する載置突起55とを具備するアル
ミニウム製押出形材にて形成されている。
【0048】この場合、水平基部52には、下部取付枠
40の取付凹溝37に螺合する固定ボルト70の取付孔
(図示せず)が穿設されている。また、水平基部52の
外方側に下面には、下方に向かって開口する凹溝52a
が設けられており、この凹溝52a内に、シール部材例
えばパッキングPが配設されるようになっている。ま
た、受部53の内方側先端部には、膨隆凸条53aが立
設されて、この膨隆凸条53aと受部53基端部との間
にシール部材例えばパッキングPを配設するための溝部
56が形成されている。
【0049】なお、第二実施形態において、その他の部
分は、上記第一実施形態と同じであるので、同一部分に
は同一符号を付して、説明は省略する。
【0050】次に、第二実施形態の天井パネル10と蛍
光灯20の取付手順について説明する。まず、工場等で
4個の枠部材を枠組みして下部取付枠40と上部取付枠
50を形成する。また、現場において、天井パネル10
を図示しない吊りボルト等の吊持部材によって天井部に
位置決めした状態で吊持する。次に、下部取付枠40の
外向きフランジ32上にパッキングPを敷設した後、こ
のパッキングPを介して外向きフランジ32を天井パネ
ル10の側端部の下面に当接する。また、段部33の溝
部39内にパッキングPを敷設する。次に、上部取付枠
50の水平基部52に穿設された取付孔(図示せず)を
貫通する固定ボルト70を取付凹溝37に螺合すると共
に、水平基部52を押圧して、天井パネル10を外向き
フランジ32と水平基部52とで挟持固定する一方、上
部取付枠50の受部53を下部取付枠40の段部33上
にパッキングPを介して載置する。なお、この際、水平
基部52の下面側の凹溝52a内に配設されたパッキン
グPが水平基部52と天井パネル10との間に介在され
る。
【0051】一方、下部取付枠40の内向きフランジ3
4上にパッキングPを敷設した後、このパッキングPを
介して内向きフランジ34上にカバー22の側端部を載
置する。次に、ピース状の押え部材65の押圧片67を
カバー22の上面に接触させつつパッキングPの弾力を
利用してカバー22を押圧して、係止片66を係止凹溝
38内に挿入係合させて、内向きフランジ34と押え部
材65とでカバー22を挟持固定する。次に、上部取付
枠の受部53上にシール部材例えばパッキングPを敷設
した後、受部53上に、蛍光灯20の筐体21を載置す
る。そして、上部取付枠50の載置突起55上に防塵板
80を載置して取付作業は終了する。
【0052】なお、天井パネル10の端部と下部及び上
部取付枠40、50との隙間に、コーキング材Cを充填
することにより、天井パネル10の取付部のシール性を
向上させることができる。
【0053】なお、上記説明では、天井パネル10を取
り付けた後に、蛍光灯20を取り付ける場合について説
明したが、カバー22及び蛍光灯20を取り付けた後
に、天井パネル10を取り付けるようにしてもよい。
【0054】◎第三実施形態 図7は、この発明の天井パネル及び天井設備機器の取付
構造の第三実施形態の一部を示す断面図、図8は第三実
施形態の取付構造の概略平面図、図9はその要部を示す
断面斜視図である。
【0055】第三実施形態は、上記蛍光灯20に代えて
空調機器例えばフィルタユニット25を天井部に組み込
むようにした場合である。すなわち、上記第一実施形態
と同様に形成される取付枠30を用いて、天井パネル
を、外向きフランジ32と押え部材60とで挟持固定
し、取付枠30に設けられた段部33に載置されたフィ
ルタユニット25の筐体26を、この筐体26の上端部
に係合する押え部材90と、この押え部材90を筐体2
6に押圧すべく取付枠30に設けられた取付凹溝37に
螺合する締結部材例えば締結ボルト72とをもって固定
し、かつ取付枠30に設けられた内向きフランジ34上
に載置される天井設備補助部材例えば多数の小孔27a
を有する整流板27を、係止凹溝38に挿入係合する上
記第一実施形態と同様の押え部材65をもって固定する
ようにした場合である。
【0056】この場合、フィルタユニット25の筐体2
6を押圧固定する押え部材90は、図9に示すように、
締結ボルト72を貫挿する貫通孔91を有する胴部92
と、この胴部92の上端から側方に延びる押え部93と
で構成されている。この押え部材90は、押え部93が
フィルタユニット25の筐体26の上端部{具体的には
フィルタユニット25とダクト100とを接続する接続
ダクト101の肩部}に係合した状態で、胴部92を貫
挿する締結ボルト72を取付凹溝37に螺合することに
よって、押え部93が筐体26側に押圧固定される。し
たがって、段部33と押え部材90とで筐体26を挟持
固定することができる。この押え部材90は、筐体26
の各辺部に例えば2個ずつ配設される(図8参照)。な
お、フィルタユニット25の筐体26は、上記第一実施
形態の蛍光灯20の筐体21と同様に、取付枠30の段
部33上にパッキングPを介して載置されている。ま
た、整流板27も、上記第一及び第二実施形態のカバー
22と同様に、取付枠30の内向きフランジ34上にパ
ッキングPを介して載置されている。なお、筐体26と
接続ダクト101との間にはパッキングPが介在されて
いる。
【0057】なお、第三実施形態において、その他の部
分は、上記第一実施形態と同じであるので、同一部部に
は同一符号を付して、説明は省略する。
【0058】次に、天井パネル10とフィルタユニット
25の取付手順について説明する。まず、上記第一実施
形態で説明したように、工場等で4個の枠部材31を枠
組みして取付枠30を形成する。また、天井パネル10
を図示しない吊りボルト等の吊持部材によって天井部に
位置決めした状態で吊持する。次に、取付枠30の外向
きフランジ32上にパッキングPを敷設した後、このパ
ッキングPを介して外向きフランジ32を天井パネル1
0の側端部下面に当接する。次に、押え部材60の取付
孔63を貫通する固定ボルト70を取付凹溝37に螺合
すると共に、押え部材60を押圧して、天井パネル10
を外向きフランジ32と押え部材60とで挟持固定す
る。なお、天井パネル10の端部と取付枠30との隙間
に、コーキング材Cを充填することにより、天井パネル
10の取付部のシール性を向上させることができる。
【0059】一方、取付枠30の内向きフランジ34上
にパッキングPを敷設した後、このパッキングPを介し
て内向きフランジ34上にカバー22の側端部を載置す
る。次に、ピース状の押え部材65の押圧片67をカバ
ー22の上面に接触させつつパッキングPの弾力を利用
してカバー22を押圧して、係止片66を係止凹溝38
内に挿入係合させて、内向きフランジ34と押え部材6
5とでカバー22を挟持固定する。次に、取付枠の段部
33上にパッキングPを敷設した後、段部33上に、フ
ィルタユニット25の筐体26を載置する。次に、締結
ボルト72を貫挿させた押え部材90の押え部93を筐
体26の上端部に係合させた状態で、締結ボルト72を
取付枠30の取付凹溝37に螺合(締結)し、押え部材
90を押圧固定して、段部33と押え部材90とで筐体
26を挟持する。この押え部材90の押圧固定を筐体2
6の各辺の複数箇所(例えば2箇所)行うことによって
フィルタユニット25が強固に取り付けられる。
【0060】なお、フィルタユニット25の点検や交換
を行う場合には、締結ボルト72を弛めて筐体26を取
り外すことができる。
【0061】◎第四実施形態 図10は、この発明の天井パネル及び天井設備機器例え
ばフィルタユニットの取付構造の第四実施形態の一部を
示す断面図、図11は図10の要部を示す断面斜視図で
ある。
【0062】第四実施形態は、取付枠110を、上部側
に取付凹溝113を有すると共に、下部側に外向きフラ
ンジ111及び内向きフランジ112を有する断面略逆
T字状に形成し、天井設備機器例えばフィルタユニット
25の筐体26を内向きフランジ112上に載置するよ
うにした場合である。この場合、取付枠110は、上記
第一実施形態における取付枠30と同様に、4個のアル
ミニウム製押出形材からなる枠部材114の端部を45
度に切断して、隣接する枠部材114同士を当接し、コ
ーキング材(図示せず)にてシールを行うと共に、アン
グル状のコーナー金具(図示せず)によって連結してな
る。
【0063】また、外向きフランジ111と取付凹溝1
13は、上記第一実施形態と同様な形状をしており、外
向きフランジ111を、シール部材例えばパッキングP
を介して天井パネル10の側端部下面に当接すると共
に、天井パネル10の側端部上面を押圧する上記押え部
材60を、取付凹溝113に係合する固定部材例えば固
定ボルト70にて押圧することにより、取付枠110と
押え部材60を天井パネル10に挟持固定する。このよ
うにして天井パネル10に固定された取付枠110の内
向きフランジ112上に、シール材例えばパッキングP
を介してフィルタユニット25の筐体26を載置するこ
とができる。
【0064】上記のように構成することにより、更に簡
単な取付構造で、取付枠110の内向きフランジ112
上に、フィルタユニット25の筐体26を載置すること
ができると共に、構成部材の削減を図ることができる。
また、外向きフランジ111と天井パネル10との間、
及び内向きフランジ112とフィルタユニット25の筐
体26との間にパッキングPを介在するので、取付枠1
10と天井パネル10とをシール性を持たせて取り付け
ることができると共に、取付枠110とフィルタユニッ
ト25の筐体26とをシール性を持たせて取り付けるこ
とができる。
【0065】なお、第四実施形態において、その他の部
分は、上記第一又は第三実施形態と同じであるので、同
一部分には同一符号を付して、説明は省略する。
【0066】なお、上記実施形態では、天井設備機器が
蛍光灯20とフィルタユニット25の場合について説明
したが、蛍光灯20以外の照明機器やフィルタユニット
25以外の空調機器にも適用できることは勿論であり、
また照明機器や空調機器以外の天井設備機器例えば空気
調和機等においても同様に取り付けることができる。
【0067】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明は、上
記のように構成されているので、以下のような優れた効
果が得られる。
【0068】(1)請求項1記載の発明によれば、取付
枠の段部に天井設備機器を載置することができると共
に、外向きフランジと押え部材とで天井パネルを挟持固
定することができるので、ねじ等の固定部材を用いるこ
となく、天井パネルを隙間無く強固に取り付けることが
できると共に、天井パネル及び天井設備機器の取付を容
易に行うことができ、かつ天井設備機器の交換を容易に
することができる。
【0069】(2)請求項2記載の発明によれば、上記
(1)に加えて取付枠の段部に載置された天井設備機器
の補助部材を、内向きフランジと押え部材とで挟持固定
することができる。
【0070】(3)請求項3記載の発明によれば、取付
枠と天井パネルとをシール性をもたせて取り付けること
ができると共に、取付枠と天井設備機器の筐体及び天井
設備補助部材とをシール性をもたせて取り付けることが
できるので、上記(1),(2)に加えて更に気密性の
向上を図ることができる。
【0071】(4)請求項4記載の発明によれば、取付
枠の段部に載置される天井設備機器を、取付溝に係合す
る締結部材にて締結される押え部材によって押圧固定す
ることができると共に、外向きフランジと押え部材とで
天井パネルを挟持固定することができるので、ねじ等の
固定部材を用いることなく、天井パネル及び天井設備機
器を隙間無く強固に取り付けることができると共に、天
井パネル及び天井設備機器の取付を容易に行うことがで
きる。
【0072】(5)請求項5記載の発明によれば、上記
(4)に加えて取付枠の段部に押圧固定される天井設備
機器の補助部材を、内向きフランジと押え部材とで挟持
固定することができる。
【0073】(6)請求項(6)記載の発明によれば、
取付枠と天井パネルとをシール性をもたせて取り付ける
ことができると共に、取付枠と天井設備機器の筐体及び
天井設備補助部材とをシール性をもたせて取り付けるこ
とができるので、上記(4),(5)に加えて更に気密
性の向上を図ることができる。
【0074】(7)請求項7記載の発明によれば、下部
取付枠の外向きフランジと上部取付枠の水平基部とで天
井パネルを挟持固定することができると共に、上部取付
枠の天井設備機器受部上に天井設備機器を載置すること
ができ、かつ天井設備機器の上方を防塵板で覆うことが
できる。したがって、ねじ等の固定部材を用いることな
く、天井パネル及び天井設備機器を隙間無く強固に取り
付けることができると共に、天井パネル及び天井設備機
器の取付を容易に行うことができ、かつ天井設備機器を
塵埃等から保護することができる。
【0075】(8)請求項8記載の発明によれば、上記
(7)に加えて上部取付枠の天井設備機器受部上に載置
された天井設備機器の補助部材を、内向きフランジと押
え部材とで挟持固定することができる。
【0076】(9)請求項9記載の発明によれば、取付
枠を構成する下部取付枠と上部取付枠とをシール性をも
たせて連結することができ、この取付枠と天井パネルと
をシール性をもたせて取り付けることができると共に、
取付枠と天井設備機器の筐体及び天井設備補助部材とを
シール性をもたせて取り付けることができるので、上記
(7),(8)に加えて更に気密性の向上を図ることが
できる。
【0077】(10)請求項10記載の発明によれば、
更に簡単な取付構造で、取付枠の内向きフランジに天井
設備機器を載置することができると共に、外向きフラン
ジと押え部材とで天井パネルを挟持固定することができ
るので、上記(1)に加えて更に構成部材の削減を図る
ことができる。
【0078】(11)請求項11記載の発明によれば、
取付枠と天井パネルとをシール性をもたせて取り付ける
ことができると共に、取付枠と天井設備機器の筐体及び
天井設備補助部材とをシール性をもたせて取り付けるこ
とができるので、上記(10)に加えて更に気密性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の天井パネル及び天井設備機器の取付
構造の第一実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】第一実施形態における取付枠と押え部材の取付
状態を示す分解斜視図である。
【図4】上記取付枠の要部を示す斜視図である。
【図5】この発明の天井パネル及び天井設備機器の取付
構造の第二実施形態の一部を示す断面図である。
【図6】第二実施形態の要部を示す断面斜視図である。
【図7】この発明の天井パネル及び天井設備機器の取付
構造の第三実施形態の一部を示す断面図である。
【図8】第三実施形態の概略平面図である。
【図9】第三実施形態における取付枠と押え部材の取付
状態を示す分解斜視図である。
【図10】この発明の天井パネル及び天井設備機器の取
付構造の第四実施形態の一部を示す断面図である。
【図11】第四実施形態における取付枠と押え部材の取
付状態を示す分解斜視図である。
【図12】従来の天井パネル及び天井設備機器の取付構
造を示す断面図である。
【図13】従来のフィルタユニットの取付部を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
10 天井パネル 20 蛍光灯(天井設備機器) 21,26 筐体 22 カバー(天井設備補助部材) 27 整流板(天井設備補助部材) 30 取付枠 32 外向きフランジ 33 段部 34 内向きフランジ 37 取付凹溝 38 係止凹溝 40 下部取付枠 50 上部取付枠 52 水平基部 53 受部(天井設備機器受部) 54 起立部 55 載置突起 60,65,90 押え部材 70 固定ボルト(固定部材) 72 締結ボルト(締結部材) 80 防塵板 110 取付枠 111 外向きフランジ 112 内向きフランジ 113 取付凹溝 P パッキング(シール部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI E04B 5/57 E

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井パネルと照明機器、空調機器等の天
    井設備機器とを取り付ける方形状の取付枠を具備する天
    井パネル及び天井設備機器の取付構造において、 上記取付枠に、上記天井設備機器の筐体を載置する段部
    と、上記天井パネルの側端部と当接する外向きフランジ
    と、上方に開口する取付凹溝を設け、 上記段部に上記天井設備機器の筐体を載置し、 上記外向きフランジを上記天井パネルの側端部に当接す
    ると共に、天井パネルの側端部上面を押圧する押え部材
    を、上記取付凹溝に係合する固定部材にて押圧固定して
    なる、ことを特徴とする天井パネル及び天井設備機器の
    取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の天井パネル及び天井設備
    機器の取付構造において、 上記取付枠における段部の下方に、方形状の天井設備補
    助部材を載置する内向きフランジと、この内向きフラン
    ジと上記段部間に位置して、内方に開口する係止凹溝と
    を更に設け、 上記内向きフランジ上に上記天井設備補助部材を載置す
    ると共に、上記係止凹溝に係合する押え部材をもって天
    井設備補助部材を固定してなる、ことを特徴とする天井
    パネル及び天井設備機器の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2記載の天井パネル及び天
    井設備機器の取付構造において、 上記取付枠の段部と天井設備機器の筐体との間にシール
    部材を介在し、 上記取付枠の外向きフランジと天井パネルとの間にシー
    ル部材を介在し、 かつ、上記取付枠の内向きフランジと天井設備補助部材
    との間にシール部材を介在してなる、ことを特徴とする
    天井パネル及び天井設備機器の取付構造。
  4. 【請求項4】 天井パネルと照明機器、空調機器等の天
    井設備機器とを取り付ける方形状の取付枠を具備する天
    井パネル及び天井設備機器の取付構造において、 上記取付枠に、上記天井設備機器の筐体を載置する段部
    と、上記天井パネルの側端部と当接する外向きフランジ
    と、上方に開口する取付凹溝を設け、 上記段部に上記天井設備機器の筐体を載置すると共に、
    筐体の上端部に係合する押え部材を、上記取付溝に係合
    する締結部材にて押圧固定し、 上記外向きフランジを上記天井パネルの側端部に当接す
    ると共に、天井パネルの側端部上面を押圧する押え部材
    を、上記取付凹溝に係合する固定部材にて押圧固定して
    なる、ことを特徴とする天井パネル及び天井設備機器の
    取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の天井パネル及び天井設備
    機器の取付構造において、 上記取付枠における段部の下方に、方形状の天井設備補
    助部材を載置する内向きフランジと、この内向きフラン
    ジと段部間に位置して、内方に開口する係止凹溝とを更
    に設け、 上記内向きフランジ上に上記天井設備補助部材を載置す
    ると共に、上記係止凹溝に係合する押え部材をもって天
    井設備補助部材を固定してなる、ことを特徴とする天井
    パネル及び天井設備機器の取付構造。
  6. 【請求項6】 請求項3及び4記載の天井パネル及び天
    井設備機器の取付構造において、 上記取付枠の段部と天井設備機器の筐体との間にシール
    部材を介在し、 上記取付枠の外向きフランジと天井パネルとの間にシー
    ル部材を介在し、 かつ、上記取付枠の内向きフランジと天井設備補助部材
    との間にシール部材を介在してなる、ことを特徴とする
    天井パネル及び天井設備機器の取付構造。
  7. 【請求項7】 天井パネルと照明機器、空調機器等の天
    井設備機器とを取り付ける方形状の取付枠を具備する天
    井パネル及び天井設備機器の取付構造において、 上記取付枠を、下部取付枠と上部取付枠とで構成し、 上記下部取付枠に、上記天井パネルの側端部と当接する
    外向きフランジと、上方に開口する取付凹溝と、枠内方
    に突出する段部を設け、 上記上部取付枠に、上記取付凹溝と上記天井パネルの側
    端部上面を覆う水平基部と、この水平基部の一端から枠
    内方に向かって屈曲される天井設備機器受部と、水平基
    部の他端部から起立する起立部の上部から枠内方に突出
    する載置突起を設け、 上記外向きフランジを上記天井パネルの側端部に当接
    し、天井パネルの側端部上面及び上記取付凹溝上に上記
    上部取付枠の水平基部を載置すると共に、取付凹溝に係
    合する固定部材にて水平基部を押圧固定し、 上記上部取付枠の天井設備機器受部上に上記天井設備機
    器の筐体を載置し、 かつ、上記上部取付枠の載置部上に、防塵板を載置して
    なる、ことを特徴とする天井パネル及び天井設備機器の
    取付構造。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の天井パネル及び天井設備
    機器の取付構造において、 上記下部取付枠における段部の下方に、内向きフランジ
    と、この内向きフランジの上方に位置して、内方に開口
    する係止凹溝を更に設け、 上記内向きフランジ上に天井設備補助部材を載置すると
    共に、上記係止凹溝に係合する押え部材にて天井設備補
    助部材を固定してなる、ことを特徴とする天井パネル及
    び天井設備機器の取付構造。
  9. 【請求項9】 請求項7及び8記載の天井パネル及び天
    井設備機器の取付構造において、 上記下部取付枠の外向きフランジと天井パネルとの間に
    シール部材を介在し、 上部取付枠の天井設備機器受部と天井設備機器の筐体と
    の間にシール部材を介在し、 上記下部取付枠の内向きフランジと天井設備補助部材と
    の間にシール部材を介在し、 かつ、上記天井パネルと上部取付枠の水平基部との間に
    シール部材を介在させると共に、下部取付枠の段部と上
    記上部取付枠の天井設備機器受部との間にシール部材を
    介在してなる、ことを特徴とする天井パネル及び天井設
    備機器の取付構造。
  10. 【請求項10】 天井パネルと照明機器、空調機器等の
    天井設備機器とを取り付ける方形状の取付枠を具備する
    天井パネル及び天井設備機器の取付構造において、 上記取付枠に、上記天井設備機器の筐体を載置する内向
    きフランジと、上記天井パネルの側端部と当接する外向
    きフランジと、上方に開口する取付凹溝を設け、 上記内向きフランジに上記天井設備機器の筐体を載置
    し、 上記外向きフランジを上記天井パネルの側端部に当接す
    ると共に、天井パネルの側端部上面を押圧する押え部材
    を、上記取付凹溝に係合する固定部材にて押圧固定して
    なる、ことを特徴とする天井パネル及び天井設備機器の
    取付構造。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の天井パネル及び天井
    設備機器の取付構造において、 上記取付枠の内向きフランジと天井設備機器の筐体との
    間にシール部材を介在し、 上記取付枠の外向きフランジと天井パネルとの間にシー
    ル部材を介在してなる、ことを特徴とする天井パネル及
    び天井設備機器の取付構造。
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