JP3456790B2 - 半導体装置の製造方法及び選択エッチング用シリコン基板カセット - Google Patents

半導体装置の製造方法及び選択エッチング用シリコン基板カセット

Info

Publication number
JP3456790B2
JP3456790B2 JP09242195A JP9242195A JP3456790B2 JP 3456790 B2 JP3456790 B2 JP 3456790B2 JP 09242195 A JP09242195 A JP 09242195A JP 9242195 A JP9242195 A JP 9242195A JP 3456790 B2 JP3456790 B2 JP 3456790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon substrate
cassette
silicon
electrode
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09242195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08288252A (ja
Inventor
俊治 片山
尚子 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP09242195A priority Critical patent/JP3456790B2/ja
Priority to US08/551,597 priority patent/US5705027A/en
Priority to DE19548938A priority patent/DE19548938C2/de
Priority to KR1019960011466A priority patent/KR100218870B1/ko
Publication of JPH08288252A publication Critical patent/JPH08288252A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3456790B2 publication Critical patent/JP3456790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25FPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
    • C25F3/00Electrolytic etching or polishing
    • C25F3/02Etching
    • C25F3/12Etching of semiconducting materials
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • H01L21/3063Electrolytic etching
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/911Differential oxidation and etching

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコン基板上のエッ
チング残渣を選択的に除去する半導体装置の製造方法及
びかかる製造方法に用いる選択エッチング用シリコン基
板カセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のMOS型半導体装置は一般に次の
構成をなしている。図19に示すように、101はp型
Si基板、102は素子分離酸化膜、103はゲート酸
化膜、104はゲート電極、105a,105bはn+
不純物拡散層、106は層間絶縁膜、107は層間絶縁
膜106を開孔し不純物拡散層105aの一部を露出し
た開孔部、108は低抵抗多結晶シリコン膜、109は
レジストパターン、110はキャパシタ下部電極、11
1は低抵抗多結晶シリコン膜108の残、112はキャ
パシタ誘電体膜、113はキャパシタ上部電極、114
は層間絶縁膜、115は層間絶縁膜114を開孔し不純
物拡散層105bの一部を露出した開孔部、116はビ
ット線電極である。
【0003】上記半導体装置は、まず図14および図2
0に示すように、p型単結晶シリコン基板101の主表
面上の所定領域にLOCOS法を用いて素子分離のため
の分離酸化膜(厚いシリコン酸化膜)102を形成し、
次に、熱酸化法を用いて、全面にゲート酸化膜層(図示
せず)を形成し、そのゲート酸化膜層上にCVD法を用
いて低抵抗多結晶シリコン層(図示せず)を堆積させ
る。そして、リソグラフィー技術およびドライエッチン
グ技術を用いて、パターニングすることにより、ゲート
酸化膜103およびゲート電極104を形成する。ゲー
ト電極104をマスクとして、50keV,4×1015
cm−2の条件下でAsイオンを注入することによっ
て、1対のn+不純物拡散層(ソース/ドレイン領域)
105a,105bを自己整合的に形成する。この後、
熱処理を施すことにより、n+不純物拡散層105a,
106bが電気的に活性化される。
【0004】次に、図15および図21に示すように、
全面にCVD法を用いて層間絶縁膜106を形成し、次
に、層間絶縁膜106の不純物拡散層105a上に位置
する領域に、リソグラフィー技術およびドライエッチン
グ技術を用いて開孔部107を形成する。これにより、
+不純物拡散層105aの一部が露出される。
【0005】更に、図16および図22に示すように、
CVD法を用いて露出されたn+不純物拡散層105a
に電気的に接続し、層間絶縁膜106上に延びるように
リン(P)がドープされた低抵抗多結晶シリコン層10
8を形成した後、低抵抗多結晶シリコン層108上にリ
ソグラフィー技術を用いてレジストパターン109を形
成する。次に、図17および図23に示すように、反応
性イオンエッチング(RIE:Reactive Io
n Etching)に代表される異方性ドライエッチ
ング技術を用いて、レジストパターン109を転写し、
キャパシタ下部電極110を形成する。この異方性ドラ
イエッチングにより、段差部にサイドウォールとして低
抵抗多結晶シリコン残111が形成されてしまう。
【0006】次に、図18および図24に示すように、
キャパシタ下部電極110上にキャパシタ誘電体膜11
2を形成する。このキャパシタ誘電体膜112は、熱酸
化膜等の単層膜、シリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シ
リコン酸化膜などの構成を有する多層膜またはTa
などによって構成される。その後、CVD法を用いて
低抵抗多結晶シリコン膜層(図示せず)を形成した後、
リソグラフィー技術およびドライエッチング技術を用い
てキャパシタ上部電極113を形成する。
【0007】次に、図19および図25に示すように、
CVD法を用いて、全面に層間絶縁膜114を形成す
る。そして、リソグラフィー技術およびドライエッチン
グ技術を用いて層間絶縁膜106および114のn+
純物拡散層105bの上方に位置する領域に開孔部11
5を形成する。これにより、n+不純物拡散層105b
の一部および低抵抗多結晶シリコン残111が露出され
る。最後に、CVD法を用いて、露出されたn+不純物
拡散層105bに電気的に接続し、層間絶縁膜114上
に延びるように低抵抗多結晶シリコン膜(図示せず)を
形成し、リソグラフィー技術およびドライエッチング技
術を用いてビット線電極116を形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の方法で
は、図23に示すように、この低抵抗多結晶シリコン残
111が線状に残るため、かかる低抵抗多結晶シリコン
残渣上に作製された隣接するキャパシタ下部電極110
間で高抵抗ショートが発生し、また、図25に示すよう
に、層間絶縁膜114上に作製されたビット線116
で、1本置きに高抵抗ショートが発生するという問題が
あった。
【0009】上記半導体製造工程中に発生するエッチン
グ残渣の除去方法としては、異方性エッチングを行った
後に、基板をアルカリエッチング溶液等に浸すことによ
り、エッチング残渣を湿式除去する方法が知られている
が、かかる通常の湿式エッチングは等方性エッチングで
あるため、エッチング残渣以外の部分も同様にエッチン
グされ、特に超微細加工技術を用いる半導体記憶装置等
においては、パターンサイズが変わり、特性上不具合が
生じる。
【0010】そこで本発明は、エッチング残渣除去前に
必要な部分に陽極酸化を行い保護膜を形成し、その後、
かかる部分を保護しながら、通常の等方性エッチングで
残渣部分のみを除去する選択的化学エッチング方法(特
開昭61−34947号公報)を活用し、上記半導体製
造工程中に発生したエッチング残渣を複数枚のシリコン
基板において同時にかつ容易に選択的に除去する選択的
化学エッチング方法及びかかる複数枚処理に適したシリ
コン基板カセットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者らは鋭意
研究の結果、上記MOS型半導体装置においては、第1
エッチング工程における残渣として層間絶縁膜上に残る
シリコンはシリコン基板とは非導通である一方、キャパ
シタ電極を含め、他の部分はシリコン基板に対して導通
状態にあり、上記選択的エッチング方法を採用すると、
単にシリコン基板のいずれかの部分に正電位を印加する
だけで、第2のエッチング工程で採用される化学的エッ
チングに対し基板及びこれと電気的に接続された部分を
保護することができる一方、層間絶縁膜上に残ったシリ
コンを化学的エッチングにより選択的に除去することが
できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、本発明はシリコン基板上にゲート電
極及び該ゲート電極間を渡る不純物拡散層を形成する工
程と、ゲート電極及び不純物拡散層上に層間絶縁膜を形
成した後に層間絶縁膜の不純物拡散層上に開孔部を設け
る工程と、層間絶縁膜上及び上記開孔部を通じて該開孔
部底域にある上記不純物拡散層上にシリコン膜を形成す
る工程と、レジストパターンを用いて層間絶縁膜上のシ
リコンを異方性エッチングすることにより残るシリコン
膜をキャパシタ下部電極として形成する第1のエッチン
グ工程と、化学的エッチング溶液に上記シリコン基板を
浸す工程と、シリコン基板に正電位を印加する工程と、
シリコン基板及びこれと電気的に接続されている部分の
上記化学的エッチング溶液との接触表面を陽極酸化して
不動態膜を形成する工程と、層間絶縁膜上に残ったシリ
コンの非導電状態のエッチング残渣を等方性エッチング
により除去する第2のエッチング工程からなる半導体装
置の製造方法にある。
【0013】特に、上記シリコンの非導電状態の残渣は
通常多結晶シリコンで構成される。
【0014】また、本発明においては、化学的エッチン
グ溶液に対して該シリコン基板を数V〜数10Vの正電
位に印加し、化学的エッチング溶液としてはKOH、N
aOH、LiOH、CsOH、NHOH、エチレンジ
アミンピロカテコール、ヒドラジン、またはコリンのい
ずれかの溶液を用い、化学的エッチング溶液の温度とし
ては、60〜70℃であることが好ましい。
【0015】特に、多結晶シリコンの化学的エッチング
溶液としては5規定のKOH溶液が適している。
【0016】更に、本発明は2以上のシリコン基板上エ
ッチング残渣の同時に処理する方法として用いるのが好
ましい。この場合、本発明方法は、上記選択エッチング
に用いる導電性材料からなるカセットであって、該カセ
ット上に複数のシリコン基板を一定の間隔をおいて取り
外し可能な状態で対向配置でき、該カセットに電源正極
を接続することにより該カセットを通じて上記シリコン
基板にその周囲から正電位を印加できるシリコン基板カ
セットを用いて実施されるのが好ましい。
【0017】したがって、本発明は上記複数のシリコン
基板を同時に処理することができるシリコン基板カセッ
トを提供するものでもある。
【0018】上記カセットからの通電は、上記のように
シリコン基板を取り外し可能に配置した係合部を介して
シリコン基板の周囲から行ってもよいが、カセット上に
一定の間隔を置いてシリコン基板と接触して配置するこ
とが可能な複数の平面状のシリコン基板印加用電極を対
向配置し、該基板印加用電極により該基板印加用電極を
通じて該電極に接触して配置されたシリコン基板にその
裏面から通電するようにしてもよい。
【0019】接地電極は上記カセットの外部に配置する
ことをもできるが、カセットにおいて上記シリコン基板
と平行になるように設けることができる。この場合、平
面状の接地電極は絶縁物をもって上記導電性カセット上
に取り付けられている。
【0020】シリコン基板上の残渣は基板上面に存在す
るため、上記接地電極に対してシリコン基板の上面が対
向するように配置するのが肝要である。したがって、シ
リコン基板と接地電極を交互に平行配置するか接地電極
を挟むようにシリコン基板の上面を対向配置するように
してもよい。
【0021】上記カセットはカセット上に対向配置され
たシリコン基板印加用電極の電極間に、該電極と平行に
なるように平面状の接地電極が取り付けられているシリ
コン基板カセットでもよい。
【0022】また、上記カセット上は、一定間隔で平行
に平面状の接地電極が取り付けられ、該接地電極の両側
にシリコン基板を接触して配置することが可能な平面状
のシリコン基板印加用電極がそれぞれ対向配置されてい
るシリコン基板カセットでもよい。
【0023】
【作用】本発明によれば、シリコン基板上にゲート電極
及び該ゲート電極間を渡る不純物拡散層を形成する工程
と、ゲート電極及び不純物拡散層上に層間絶縁膜を形成
した後に層間絶縁膜の不純物拡散層上に開孔部を設ける
工程と、層間絶縁膜上及び上記開孔部を通じて該開孔部
底域にある上記不純物拡散層上にシリコン膜を形成する
工程と、レジストパターンを用いて層間絶縁膜上のシリ
コンを異方性エッチングすることにより残るシリコン膜
をキャパシタ下部電極として形成する第1のエッチング
工程からなる従来の半導体装置の製造工程(図1〜4、
6、7)に加えて、化学的エッチング溶液に上記シリコ
ン基板を浸す工程と、シリコン基板に正電位を印加する
工程と、シリコン基板及びこれと電気的に接続されてい
る部分の上記化学的エッチング溶液との接触表面を陽極
酸化して不動態膜を形成する工程と、層間絶縁膜上に残
ったシリコンの非導電状態のエッチング残渣を等方性エ
ッチングにより除去する第2のエッチング工程とを行う
ことにより(図5)、シリコン基板表面を不動態膜で保
護しながら層間絶縁膜上のシリコン残渣(図23)を選
択的に除去でき、従来上記シリコン残渣に起因して発生
していた隣接するキャパシタ下部電極間やビット線間で
の短絡を防止することが可能となる。
【0024】上記層間絶縁膜上のシリコン残渣は通常多
結晶シリコンであるが、かかる多結晶シリコンに対して
も上記方法を用いることにより、残渣を選択的に除去可
能であり、残渣に起因して発生する短絡を防止すること
ができる。
【0025】上記シリコン残渣の選択的エッチング工程
においては、シリコン基板に印加する正電位を、数V〜
数10Vとすることにより、シリコン基板及びこれと電
気的に接続されている部分とエッチング溶液との接触表
面を良好に陽極酸化して不動態膜を形成することがで
き、シリコン基板表面等の必要な素子部分のエッチング
を防止することができる。
【0026】上記シリコン残渣は、KOH、NaOH、
LiOH、CsOH、NH4OH、エチレンジアミンピ
ロカテコール、ヒドラジン、またはコリンのいずれかの
溶液を用いることにより、特に5規定のKOH溶液を用
いることにより良好に除去することができる。また上記
化学的エッチング溶液の温度を、60〜70℃とするこ
とで、良好なエッチング速度を得ることができる。
【0027】また、本発明によれば、化学的エッチング
溶液中で、導電性シリコン基板の一部にのみ通電するこ
とによりシリコン基板及びこれと電気的に接続されてい
る部分とエッチング溶液との接触表面を良好に陽極酸化
して不動態膜を形成して保護することができる一方、層
間絶縁膜上の非導電性シリコンは選択的に除去できるた
め、複数のシリコン基板を同時に化学的エッチング溶液
に浸して通電することにより、複数のシリコン基板上の
エッチング残渣の選択的除去を1回のエッチング工程で
同時に行うことができる。
【0028】特に上記複数のシリコン基板の同時エッチ
ング処理を行うにあたっては、本発明による導電性シリ
コン基板カセットであって、該カセット上に複数のシリ
コン基板を一定の間隔をおいて取り外し可能な状態で対
向配置できるように構成され、該カセット本体に正電位
を印加することにより、カセット上に配置した1または
2以上のシリコン基板にもその周囲から同時に正電位を
印加することができるシリコン基板カセット(図8)を
用いることにより、複数のシリコン基板への通電が容易
となる。
【0029】また、上記カセットにおいて、対向配置さ
れるシリコン基板と交互にかつ平行となるように平面状
の接地電極を絶縁物をもって上記カセット上に取り付け
る(図9)ことにより、シリコン残渣のエッチングの面
内均一性を向上させることができる。
【0030】特に、シリコン基板を上記接地電極が挟
み、かつシリコン基板表面が接地電極に対向するように
配置(図10)することにより、シリコン残渣のエッチ
ングの面内均一性の向上が図れるとともに、エッチング
に必要な接地電極の枚数を従来の2分の1に削減するこ
とができる。
【0031】更に、本発明によれば、非導電材料からな
るカセット上に一定の間隔を置いてシリコン基板と接触
して配置することが可能な複数の平面状のシリコン基板
印加用電極を対向配置し、該基板印加用電極を通じて該
電極に接触して配置されたシリコン基板にその裏面から
正電位を印加することにより(図11)、該基板印加用
電極とシリコン基板との接触面積が広くなり、より均一
なシリコン基板への通電が可能となり残渣エッチングの
面内均一性の向上が図れる。
【0032】上記カセットにおいては、対向配置される
基板印加用電極と交互にかつ平行となるように平面状の
接地電極を取り付ける(図12)ことにより、または基
板印加用電極が上記接地電極を挟み、かつ基板印加用電
極上のシリコン基板表面が接地電極に対向するように配
置(図13)することにより、シリコン残渣のエッチン
グの面内均一性の向上が図れるとともに、後者において
はエッチングに必要な接地電極の枚数を従来の2分の1
に削減することができる。
【0033】
【実施例】
(実施例1)図1〜図7は本発明による半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。図中、1はSi基板、
2は素子分離酸化膜、3はゲート酸化膜、4はゲート電
極、5a,5bは不純物拡散層、6は層間絶縁膜、7は
層間絶縁膜6を開孔し不純物拡散層5aの一部を露出し
た開孔部、8はポリシリコン膜、9はレジストパター
ン、10はキャパシタ下部電極、11は低抵抗多結晶シ
リコン膜8の残、12はキャパシタ誘電体膜、13はキ
ャパシタ上部電極、14は層間絶縁膜、15は層間絶縁
膜14を開孔し不純物拡散層5bの一部を露出した開孔
部、17は化学的エッチング液、18は直流電圧電源、
19は接地電極、20は化学的エッチング液17と直流
電圧電源18と接地電極19とを備えた湿式除去装置で
ある。
【0034】まず、図1に示すように、p型単結晶シリ
コン基板1の主表面上の所定領域にLOCOS法を用い
て素子分離のための分離酸化膜(厚いシリコン酸化膜)
2を形成する。次に、熱酸化法を用いて、全面にゲート
酸化膜層(図示せず)を形成し、そのゲート酸化膜層上
にCVD法を用いて低抵抗多結晶シリコン層(図示せ
ず)を堆積させる。
【0035】そして、リソグラフィー技術およびドライ
エッチング技術を用いて、パターニングすることによ
り、ゲート酸化膜3およびゲート電極4を形成する。ゲ
ート電極4をマスクとして、50KeV、4×1015
−2の条件下でAsをイオン注入することによって、
1対のn+不純物拡散層(ソース/ドレイン領域)5
a,5bを自己整合的に形成する。この後、熱処理を施
すことにより、n+不純物拡散層5a,5bが電気的に
活性化される。
【0036】次に、図2に示すように、全面にCVD法
を用いて層間絶縁膜6を形成する。更に、層間絶縁膜6
の不純物拡散層5a上に位置する領域に、リソグラフィ
ー技術およびドライエッチング技術を用いて開孔部7を
形成する。これによりn+不純物拡散層5aの一部が露
出される。
【0037】次に、図3に示すように、CVD法を用い
て露出されたn+不純物拡散層5aに電気的に接続し、
層間絶縁膜6上に延びるようにリン(P)がドープされ
た低抵抗多結晶シリコン層8を形成した後、低抵抗多結
晶シリコン層8上にリソグラフィー技術を用いてレジス
トパターン9を形成する。
【0038】次に、図4に示すように、RIEに代表さ
れる異方性ドライエッチング技術を用いて、レジストパ
ターン9を転写し、キャパシタ下部電極10を形成す
る。この異方性ドライエッチングにより、段差部にサイ
ドウォールとして低抵抗多結晶シリコン残11が形成さ
れてしまう。
【0039】次に、図5に示すように、化学的エッチン
グ液17と直流電圧電源18と接地電極19とを備えた
湿式除去装置20を用いてシリコン基板1に直流電圧を
印加した状態で化学的エッチングすることにより低抵抗
多結晶シリコン残11を選択的に除去する。化学的エッ
チング液の代表的なものとしては、KOH、NaOH、
LiOH、CsOH、NH4OH、エチレンジアミンピ
ロカテコール、ヒドラジンまたはコリンがある。
【0040】化学的エッチング液に60℃に昇温した5
規定KOHを用いた場合、シリコン基板1に数V〜数1
0Vの直流電圧を印加することで、キャパシタ下部電極
10もシリコン基板と同電位となり、シリコン基板1お
よびキャパシタ下部電極10の表面には電気化学的なエ
ッチングを停止する不動態化層が形成される。一方、低
抵抗多結晶シリコン残11は、シリコン基板と導通して
いないか、あるいは高抵抗体により導通しているため、
電圧が印加されないか、あるいは印加されても電圧がキ
ャパシタ下部電極10部より降圧していることから不動
態化層は形成されない。従って、不動態化層が形成され
たシリコン基板1およびキャパシタ下部電極10はエッ
チングされないのに対し、低抵抗多結晶シリコン残11
は、KOHによるアルカリエッチングにより化学的に選
択除去される。
【0041】次に、図6に示すように、キャパシタ下部
電極10上にキャパシタ誘電体膜12を形成する。この
キャパシタ誘電体膜12は、熱酸化膜等の単層膜、シリ
コン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜などの構
成を有する多層膜またはTa25などによって構成され
る。CVD法を用いて低抵抗多結晶シリコン膜層(図示
せず)を形成した後、リソグラフィー技術およびドライ
エッチング技術を用いてキャパシタ上部電極13を形成
する。
【0042】次に、CVD法を用いて、全面に層間絶縁
膜14を形成する。そして、リソグラフィー技術および
ドライエッチング技術を用いて層間絶縁膜6および14
のn+不純物拡散層5bの上方に位置する領域に開孔部
15を形成する。これにより、n+不純物拡散層5bの
一部が露出される。CVD法を用いて、露出されたn+
不純物拡散層5bに電気的に接続し、層間絶縁膜14上
に延びるように低抵抗多結晶シリコン膜(図示せず)を
形成し、リソグラフィー技術およびドライエッチング技
術を用いてビット線電極16を形成する。
【0043】(実施例2)図1〜図7および図8は、本
発明の第2の実施例による半導体装置の製造方法を示す
工程断面図である。図8中、17は化学的エッチング
液、18は直流電圧電源、19は接地電極、21はシリ
コン基板、22はシリコン基板21の主表面、23は導
電性を有するシリコン基板カセット、24は化学的エッ
チング液17と直流電圧電源18と接地電極19と導電
性を有するシリコン基板カセット23とを備えた湿式除
去装置である。
【0044】図1〜図7は、第1の実施例で述べた通り
である。本実施例では、図8に示すように導電性を有す
るシリコン基板カセット23に複数のシリコン基板21
をセットし、導電性を有するシリコン基板カセット23
がシリコン基板21の側面で電気的に接続した状態で、
化学的エッチング液17と直流電圧電源18と接地電極
19と導電性を有するシリコン基板カセット23とを備
えた湿式除去装置24を用いてシリコン基板カセット2
3に直流電圧を印加しながら化学的エッチングすること
により図4に示されている低抵抗多結晶シリコン残11
を選択的に除去する。
【0045】化学的エッチング液に60℃に昇温した5
規定KOHを用いた場合、シリコン基板カセット23に
数V〜数10Vの直流電圧を印加することで、シリコン
基板21にも電圧が印加され、さらに、図4に示されて
いるキャパシタ下部電極10もシリコン基板21と同電
位となり、シリコン基板21およびキャパシタ下部電極
10の表面には電気化学的なエッチングを停止する不動
態化層が形成される。低抵抗多結晶シリコン残11には
電圧が印加されないか、あるいは、印加されてもキャパ
シタ下部電極10部より降圧していることから不動態化
層は形成されず、KOHによるアルカリエッチングによ
り化学的に除去されるのに対し、不動態化層が形成され
たシリコン基板21およびキャパシタ下部電極10はエ
ッチングされない。
【0046】このように、本実施例では、導電性を有す
るシリコン基板カセットを用いることで、複数のシリコ
ン基板21に対して同時にかつ簡便に低抵抗多結晶シリ
コン残11の除去が可能である。
【0047】(実施例3)図1〜図7および図9は、本
発明の第3の実施例による半導体装置の製造方法を示す
工程断面図である。図9中、17は化学的エッチング
液、18は直流電圧電源、21はシリコン基板、22は
シリコン基板21の主表面、23は導電性を有するシリ
コン基板カセット、25はシリコン基板21の主表面2
2から所定の距離を隔ててかつ平行にシリコン基板カセ
ット23に固定された接地電極、26は導電性を有する
シリコン基板カセット23に電気的に絶縁して接地電極
25を固定するための絶縁物、27は化学的エッチング
液17と直流電圧電源18と接地電極25と導電性を有
するシリコン基板カセット23と固定のための絶縁物2
6とを備えた湿式除去装置である。
【0048】図1〜図7は、第1の実施例で述べた通り
である。本実施例では、図9に示すように、シリコン基
板21を導電性を有するシリコン基板カセット23にシ
リコン基板21の主表面22が同じ向きになるようにセ
ットし、導電性を有するシリコン基板カセット23がシ
リコン基板21の側面で電気的に接続した状態で、化学
的エッチング液17と直流電圧電源18と接地電極25
と導電性を有するシリコン基板カセット23とを固定の
ための絶縁物26とを備えた湿式除去装置27を用いて
シリコン基板カセット23に直流電圧を印加しながら化
学的エッチングすることにより図4に示されている低抵
抗多結晶シリコン残11を選択的に除去する。
【0049】化学的エッチング液に60℃に昇温した5
規定KOHを用いた場合、シリコン基板カセット23に
数V〜数10Vの直流電圧を印加することで、シリコン
基板21に電圧が印加され、図4に示されているキャパ
シタ下部電極10もシリコン基板21と同電位となり、
シリコン基板21およびキャパシタ下部電極10の表面
には電気化学的なエッチングを停止する不動態化層が形
成される。低抵抗多結晶シリコン残11には電圧が印加
されないか、あるいは、印加されてもキャパシタ下部電
極10部より降圧しているため、不動態化層は形成され
ず、KOHによるアルカリエッチングにより化学的に除
去されるのに対し、不動態化層が形成されたシリコン基
板21およびキャパシタ下部電極10はエッチングされ
ない。
【0050】このように、本実施例では、導電性を有す
るシリコン基板カセットを用いることで、複数のシリコ
ン基板21に対して簡便に低抵抗多結晶シリコン残11
の除去が可能であり、かつ、接地状態の接地電極25を
シリコン基板21に対して平行に位置させることでエッ
チングの均一性が向上する。
【0051】(実施例4)図1〜図7および図10は、
本発明の第4の実施例による半導体装置の製造方法を示
す工程断面図である。図10中、17は化学的エッチン
グ液、18は直流電圧電源、21はシリコン基板、22
はシリコン基板21の主表面、23は導電性を有するシ
リコン基板カセット、25はシリコン基板21の主表面
22から所定の距離を隔ててかつ平行にシリコン基板カ
セット23に固定された接地電極、26は導電性を有す
るシリコン基板カセット23に電気的に絶縁して接地電
極25を固定するための絶縁物、27は化学的エッチン
グ液17と直流電圧電源18と接地電極25と導電性を
有するシリコン基板カセット23と固定のための絶縁物
26とを備えた湿式除去装置である。
【0052】図1〜図7は、第1の実施例で述べた通り
である。図10に示すように、シリコン基板21を導電
性を有するシリコン基板カセット23にシリコン基板2
1の主表面22が互いに向き合うようにセットし、導電
性を有するシリコン基板カセット23がシリコン基板2
1の側面で電気的に接続した状態で、化学的エッチング
液17と直流電圧電源18と接地電極25と導電性を有
するシリコン基板カセット23と固定のための絶縁物2
6とを備えた湿式除去装置27を用いてシリコン基板カ
セット23に直流電圧を印加しながら化学的エッチング
することにより図4に示されている低抵抗多結晶シリコ
ン残11を選択的に除去する。
【0053】化学的エッチング液に60℃に昇温した5
規定KOHを用いた場合、シリコン基板カセット23に
数V〜数10Vの直流電圧を印加することで、シリコン
基板21に電圧が印加され、図10に示されているキャ
パシタ下部電極10もシリコン基板21と同電位とな
り、シリコン基板21およびキャパシタ下部電極10の
表面には電気化学的なエッチングを停止する不動態化層
が形成される。低抵抗多結晶シリコン残11には電圧が
印加されないか、あるいは、印加されてもキャパシタ下
部電極10部より降圧していることから不動態化層は形
成されず、KOHによるアルカリエッチングにより化学
的に除去されるのに対し、不動態化層が形成されたシリ
コン基板21およびキャパシタ下部電極10はエッチン
グされない。
【0054】このように、本実施例では、導電性を有す
るシリコン基板カセットを用いることで、複数のシリコ
ン基板21に対して簡便に低抵抗多結晶シリコン残11
の除去が可能であり、かつ、エッチングの均一性が向上
でき、また接地電極25がシリコン基板21の枚数の半
分の数で処理できる。
【0055】(実施例5)図1〜図7および図11は、
本発明の第5の実施例による半導体装置の製造方法を示
す工程断面図である。図11中、17は化学的エッチン
グ液、18は直流電圧電源、19は接地電極、21はシ
リコン基板、22はシリコン基板21の主表面、28は
シリコン基板カセット、29はシリコン基板21の裏面
に接触するようにシリコン基板カセット28に固定され
た電極、30は化学的エッチング液17と直流電圧電源
18と接地電極19とシリコン基板カセット28と電極
29とを備えた湿式除去装置である。
【0056】図1〜図7は、第1の実施例で述べた通り
である。図11に示すように、シリコン基板カセット2
8にシリコン基板21をセットし、電極29がシリコン
基板21の裏面に電気的に接続した状態で、化学的エッ
チング液17と直流電圧電源18と接地電極19とシリ
コン基板カセット28と電極29とを備えた湿式除去装
置30を用いてシリコン基板カセット28に固定された
電極29に直流電圧を印加しながら化学的エッチングす
ることにより図4に示されている低抵抗多結晶シリコン
残11を選択的に除去する。
【0057】化学的エッチング液に60℃に昇温した5
規定KOHを用いた場合、電極29に数V〜数10Vの
直流電圧を印加することで、シリコン基板21に電圧が
印加され、図4に示されているキャパシタ下部電極10
もシリコン基板21と同電位となり、シリコン基板21
およびキャパシタ下部電極10の表面には電気化学的な
エッチングを停止する不動態化層が形成される。低抵抗
多結晶シリコン残11には電圧が印加されないか、ある
いは、印加されてもキャパシタ下部電極10部より降圧
していることから不動態化層は形成されず、KOHによ
るアルカリエッチングにより化学的に除去されるのに対
し、不動態化層が形成されたシリコン基板21およびキ
ャパシタ下部電極10はエッチングされない。
【0058】このように、本実施例では、シリコン基板
カセット28に固定された電極29からシリコン基板2
1裏面に電圧を印加するので、シリコン基板の主表面2
2に印加される電圧の均一性が向上し、エッチングの制
御性を向上できる。
【0059】(実施例6)図1〜図7および図12は、
本発明の第6の実施例による半導体装置の製造方法を示
す工程断面図である。図12中、17は化学的エッチン
グ液、18は直流電圧電源、21はシリコン基板、22
はシリコン基板21の主表面、28は非導電性シリコン
基板カセット、19はシリコン基板21の主表面22か
ら所定の距離を隔ててかつ平行に非導電性シリコン基板
カセット28に固定された接地電極、29はシリコン基
板21の裏面に接触するように非導電性シリコン基板カ
セット28に固定された電極、30は化学的エッチング
液17と直流電圧電源18と接地電極19と非導電性シ
リコン基板カセット28と電極29とを備えた湿式除去
装置である。
【0060】図1〜図7は、第1の実施例で述べた通り
である。図12に示すように、非導電性シリコン基板カ
セット28にシリコン基板21をシリコン基板の主表面
22が同じ向きになるようにセットし、電極29がシリ
コン基板21の裏面に電気的に接続した状態で、化学的
エッチング液17と直流電圧電源18と接地電極19と
非導電性シリコン基板カセット28と電極29とを備え
た湿式除去装置30を用いて非導電性シリコン基板カセ
ット28に固定された電極29に直流電圧を印加しなが
ら化学的エッチングすることにより図4に示されている
低抵抗多結晶シリコン残11を選択的に除去する。
【0061】化学的エッチング液に60℃に昇温した5
規定KOHを用いた場合、電極29に数V〜数10Vの
直流電圧を印加することで、シリコン基板21に電圧が
印加され、図4に示されているキャパシタ下部電極10
もシリコン基板21と同電位となり、シリコン基板21
およびキャパシタ下部電極10の表面には電気化学的な
エッチングを停止する不動態化層が形成される。低抵抗
多結晶シリコン残11には電圧が印加されないか、ある
いは、印加されてもキャパシタ下部電極10部より降圧
していることから不動態化層は形成されず、KOHによ
るアルカリエッチングにより化学的に除去されるのに対
し、不動態化層が形成されたシリコン基板21およびキ
ャパシタ下部電極10はエッチングされない。
【0062】このように、本実施例では、非導電性シリ
コン基板カセット28に固定された接地電極19をシリ
コン基板21に対して平行に位置するので、エッチング
の均一性が向上し、さらに、非導電性シリコン基板カセ
ット28に固定された電極29からシリコン基板21に
電圧を印加するので、シリコン基板の主表面22に印加
される電圧の均一性が向上し、エッチングの制御性と安
定性とを向上できる。
【0063】(実施例7)図1〜図7および図13は、
本発明の第7の実施例による半導体装置の製造方法を示
す工程断面図である。図13中、17は化学的エッチン
グ液、18は直流電圧電源、21はシリコン基板、22
はシリコン基板21の主表面、28は非導電性シリコン
基板カセット、19はシリコン基板21の主表面22か
ら所定の距離を隔ててかつ平行に非導電性シリコン基板
カセット28に固定された接地電極、29はシリコン基
板21の裏面に接触するように非導電性シリコン基板カ
セット28に固定された電極、30は化学的エッチング
液17と直流電圧電源18と接地電極19と非導電性シ
リコン基板カセット28と電極29とを備えた湿式除去
装置である。
【0064】図1〜図7は、第1の実施例で述べた通り
である。図13に示すように、非導電性シリコン基板カ
セット28にシリコン基板21をセットし、シリコン基
板の主表面22が互いに向き合うようにセットし、電極
29がシリコン基板21の裏面に電気的に接続した状態
で、化学的エッチング液17と直流電圧電源18と接地
電極19と非導電性シリコン基板カセット28と電極2
9とを備えた湿式除去装置30を用いて非導電性シリコ
ン基板カセット28に固定された電極29に直流電圧を
印加しながら化学的エッチングすることにより図4に示
されている低抵抗多結晶シリコン残11を選択的に除去
する。
【0065】化学的エッチング液に60℃に昇温した5
規定KOHを用いた場合、電極29に数V〜数10Vの
直流電圧を印加することで、シリコン基板21に電圧が
印加され、図4に示されているキャパシタ下部電極10
もシリコン基板21と同電位となり、シリコン基板21
およびキャパシタ下部電極10の表面には電気化学的な
エッチングを停止する不動態化層が形成される。低抵抗
多結晶シリコン残11には電圧が印加されないか、ある
いは、キャパシタ下部電極10部より降圧していること
から不動態化層は形成されず、KOHによるアルカリエ
ッチングにより化学的に除去されるのに対し、不動態化
層が形成されたシリコン基板21およびキャパシタ下部
電極10はエッチングされない。
【0066】このように、本実施例では、非導電性シリ
コン基板カセット28に固定された接地電極19をシリ
コン基板21に対して平行に位置するので、エッチング
の均一性が向上し、さらに、非導電性シリコン基板カセ
ット28に固定された電極29からシリコン基板21に
電圧を印加するので、シリコン基板の主表面22に印加
される電圧の均一性が向上し、エッチングの制御性と安
定性とを向上でき、かつ、接地電極19がシリコン基板
21の枚数の半分の数で処理できる。
【0067】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、単にシリコン基板の一部に通電するのみでシリ
コン基板上に作製した素子表面を保護しながら層間絶縁
膜上に残ったシリコンの非導電状態のエッチング残渣を
選択的に除去し、半導体装置の回路の短絡を防止するこ
とができるため、エッチング処理の操作性に優れ、特に
複数シリコン基板を同時にエッチング処理することが容
易であり、量産性の向上に貢献することができる。
【0068】また複数シリコン基板を同時にエッチング
処理する場合には、本発明にかかる導電性シリコン基板
カセットを用いることにより、カセット本体に電源正極
を接続するだけでカセット上に導電状態で配置されたす
べてのシリコン基板にその周囲から正電位を印加するこ
とができ、大量のシリコン基板の同時エッチング処理が
容易となり、半導体素子の量産性向上を図ることができ
る。
【0069】上記シリコン基板カセットにあっては、接
地電極をシリコン基板に対向するように配置することに
より、エッチングの面内均一性が向上し、半導体素子の
製造歩留りの向上を図ることができる。
【0070】更に、本発明にかかる非導電性シリコン基
板カセットを用い、該カセット上に配置した平面状のシ
リコン基板印加用電極を通じて該電極に接触して配置し
たシリコン基板にその裏面から正電位を印加することに
より、更に加えて接地電極をシリコン基板に対向するよ
うに配置することにより、エッチングの面内均一性が向
上し、半導体素子の製造歩留りの向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図2】 この発明の第1の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図3】 この発明の第1の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図4】 この発明の第1の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図5】 この発明の第1の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図6】 この発明の第1の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図7】 この発明の第1の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図8】 この発明の第2の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図9】 この発明の第3の実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程別断面図である。
【図10】 この発明の第4の実施例による半導体装置
の製造方法を示す工程別断面図である。
【図11】 この発明の第5の実施例による半導体装置
の製造方法を示す工程別断面図である。
【図12】 この発明の第6の実施例による半導体装置
の製造方法を示す工程別断面図である。
【図13】 この発明の第7の実施例による半導体装置
の製造方法を示す工程別断面図である。
【図14】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
断面図である。
【図15】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
断面図である。
【図16】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
断面図である。
【図17】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
断面図である。
【図18】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
断面図である。
【図19】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
断面図である。
【図20】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
平面図である。
【図21】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
平面図である。
【図22】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
平面図である。
【図23】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
平面図である。
【図24】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
平面図である。
【図25】 従来の半導体装置の製造方法を示す工程別
平面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 素子分離酸化膜、3 ゲート酸
化膜、4 ゲート電極、5a 5b 不純物拡散層、6
層間絶縁膜、7 開孔部、8 ポリシリコン膜、9
レジストパターン、10 キャパシタ下部電極、11
低抵抗多結晶シリコン膜8の残、12 キャパシタ誘電
体膜、13 キャパシタ上部電極、14 層間絶縁膜、
15 開孔部、16 ビット線、17 化学的エッチン
グ液、18 直流電圧電源、19 接地電極、20 湿
式除去装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−34947(JP,A) 特開 昭62−115767(JP,A) 特開 昭58−40830(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304,21/306 H01L 21/3063,21/308

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上にゲート電極及び該ゲー
    ト電極間を渡る不純物拡散層を形成する工程と、該ゲー
    ト電極及び該不純物拡散層上に層間絶縁膜を形成した後
    に該層間絶縁膜の該不純物拡散層上に開孔部を設ける工
    程と、該層間絶縁膜上及び該開孔部を通じて開孔部底域
    にある該不純物拡散層上に、該シリコン基板と電気的に
    接続されたシリコン膜を形成する工程と、レジストパタ
    ーンを用いて該層間絶縁膜上の該シリコンを異方性エッ
    チングすることにより残る該シリコン膜をキャパシタ下
    部電極として形成する第1のエッチング工程と、 化学的エッチング溶液に該シリコン基板を浸し、該シリ
    コン基板に正電位を印加する工程と、該シリコン基板及
    びこれと電気的に接続されている部分の該化学的エッチ
    ング溶液との接触表面を陽極酸化して不動態膜を形成す
    る工程と、該層間絶縁膜上に残ったシリコンの非導電状
    態にある第1エッチング工程の残渣を等方性エッチング
    により除去する第2のエッチング工程からなる半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記層間絶縁膜上のシリコン残渣が多結
    晶シリコンであることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記第2のエッチング工程において、シ
    リコン基板に印加する正電位が、化学的エッチング溶液
    に対して数V〜数10Vであることを特徴とする請求項
    1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記第2のエッチング工程に用いる化学
    的エッチング溶液が、KOH、NaOH、LiOH、C
    sOH、NHOH、エチレンジアミンピロカテコー
    ル、ヒドラジン、またはコリンのいずれかの溶液からな
    る請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記第2のエッチング工程に用いる化学
    的エッチング溶液の温度が、60〜70℃であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記第2のエッチング工程に用いる化学
    的エッチング溶液が、5規定のKOH溶液であることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記第2のエッチング工程を、2以上の
    シリコン基板に対し、1回の工程で行うことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 シリコン基板上の化学的エッチング液と
    接触する導電状態の表面を陽極酸化して化学的エッチン
    グに対し保護する一方、層間絶縁膜上に残ったシリコン
    の非導電状態の残渣を選択的にエッチングする方法に用
    いるシリコン基板カセットであって、 上記カセットが導電性材料からなり、該カセット上に複
    数のシリコン基板を一定の間隔をおいて取り外し可能に
    対向配置でき、かつ該カセットに電源正極を接続するこ
    とにより該カセットを通じて上記シリコン基板にその周
    囲から正電位を印加可能に構成してなり、 対向配置されるシリコン基板の間に、該シリコン基板と
    平行になるように平面状の接地電極が絶縁物をもって上
    記カセット上に取り付けられていることを特徴とするシ
    リコン基板カセット。
  9. 【請求項9】 シリコン基板上の化学的エッチング液と
    接触する導電状態の表面を陽極酸化して化学的エッチン
    グに対し保護する一方、層間絶縁膜上に残ったシリコン
    の非導電状態の残渣を選択的にエッチングする方法に用
    いるシリコン基板カセットであって、 上記カセットが導電性材料からなり、該カセット上に複
    数のシリコン基板を一定の間隔をおいて取り外し可能に
    対向配置でき、かつ該カセットに電源正極を接続するこ
    とにより該カセットを通じて上記シリコン基板にその周
    囲から正電位を印加可能に構成してなり、 上記カセット上に一定間隔で平行に平面状の接地電極が
    絶縁物をもって取り付けられ、該接地電極の両側にシリ
    コン基板が平行に取り外し可能な状態で対向配置できる
    ことを特徴とするシリコン基板カセット。
  10. 【請求項10】 シリコン基板上の化学的エッチング液
    と接触する導電状態の表面を陽極酸化して保護する一
    方、層間絶縁膜上に残ったシリコンの非導電状態のエッ
    チング残渣を選択的にエッチングする方法に用いるシリ
    コン基板カセットであって、 該カセットが非導電材料からなり、該カセット上に一定
    の間隔を置いてシリコン基板と接触して配置することが
    可能な複数の平面状のシリコン基板印加用電極が対向配
    置され、該基板印加用電極により該基板印加用電極を通
    じて該電極に接触して配置されたシリコン基板にその裏
    面から正電位が印加できることを特徴とするシリコン基
    板カセット。
  11. 【請求項11】 上記カセット上に対向配置されたシリ
    コン基板印加用電極の電極間に、該電極と平行になるよ
    うに平面状の接地電極が取り付けられていることを特徴
    とする請求項10記載のシリコン基板カセット。
  12. 【請求項12】 上記カセット上に一定間隔で平行に平
    面状の接地電極が取り付けられ、該接地電極の両側にシ
    リコン基板を接触して配置することが可能な平面状のシ
    リコン基板印加用電極がそれぞれ対向配置されているこ
    とを特徴とする請求項10記載のシリコン基板カセッ
    ト。
JP09242195A 1995-04-18 1995-04-18 半導体装置の製造方法及び選択エッチング用シリコン基板カセット Expired - Fee Related JP3456790B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09242195A JP3456790B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 半導体装置の製造方法及び選択エッチング用シリコン基板カセット
US08/551,597 US5705027A (en) 1995-04-18 1995-11-01 Method of removing etching residues
DE19548938A DE19548938C2 (de) 1995-04-18 1995-12-28 Verfahren zum selektiven Entfernen eines Ätzrestes
KR1019960011466A KR100218870B1 (ko) 1995-04-18 1996-04-16 반도체 장치의 제조방법 및 선택 에칭용 실리콘 기판 카셋트

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09242195A JP3456790B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 半導体装置の製造方法及び選択エッチング用シリコン基板カセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08288252A JPH08288252A (ja) 1996-11-01
JP3456790B2 true JP3456790B2 (ja) 2003-10-14

Family

ID=14053963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09242195A Expired - Fee Related JP3456790B2 (ja) 1995-04-18 1995-04-18 半導体装置の製造方法及び選択エッチング用シリコン基板カセット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5705027A (ja)
JP (1) JP3456790B2 (ja)
KR (1) KR100218870B1 (ja)
DE (1) DE19548938C2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6197654B1 (en) * 1998-08-21 2001-03-06 Texas Instruments Incorporated Lightly positively doped silicon wafer anodization process
JP5621381B2 (ja) 2010-07-28 2014-11-12 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置及びその製造方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DD47530A (ja) *
US3882000A (en) * 1974-05-09 1975-05-06 Bell Telephone Labor Inc Formation of composite oxides on III-V semiconductors
US4542579A (en) * 1975-06-30 1985-09-24 International Business Machines Corporation Method for forming aluminum oxide dielectric isolation in integrated circuits
JPS52136590A (en) * 1976-05-11 1977-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd Production of semiconductor device
US4026741A (en) * 1976-06-16 1977-05-31 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Technique for preparation of stoichiometric III-V compound semiconductor surfaces
US4305760A (en) * 1978-12-22 1981-12-15 Ncr Corporation Polysilicon-to-substrate contact processing
US4227975A (en) * 1979-01-29 1980-10-14 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Selective plasma etching of dielectric masks in the presence of native oxides of group III-V compound semiconductors
JPS5696863A (en) * 1979-12-29 1981-08-05 Sumitomo Electric Ind Ltd Manufacture of semiconductor device
JPS5710926A (en) * 1980-06-25 1982-01-20 Toshiba Corp Manufacture of semiconductor device
JPS6134947A (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JPS61137329A (ja) * 1984-12-10 1986-06-25 Yokogawa Electric Corp 半導体の微細加工方法
JPS6334947A (ja) * 1986-07-29 1988-02-15 Nec Kyushu Ltd ウエ−ハ搬送用治具
US4818334A (en) * 1988-03-15 1989-04-04 General Electric Company Method of etching a layer including polysilicon
US5188988A (en) * 1988-07-27 1993-02-23 Texas Instruments Incorporated Passivation oxide conversion wherein an anodically grown oxide is converted to the sulfide
JPH0247046U (ja) * 1988-09-28 1990-03-30
US5030590A (en) * 1989-06-09 1991-07-09 Applied Materials, Inc. Process for etching polysilicon layer in formation of integrated circuit structure
JPH04157427A (ja) * 1990-10-22 1992-05-29 Hitachi Ltd 陽極酸化装置
US5129982A (en) * 1991-03-15 1992-07-14 General Motors Corporation Selective electrochemical etching
US5549006A (en) * 1994-05-24 1996-08-27 Kulite Semiconductor Products, Inc. Temperature compensated silicon carbide pressure transducer and method for making the same
US5534460A (en) * 1995-04-27 1996-07-09 Vanguard International Semiconductor Corp. Optimized contact plug process

Also Published As

Publication number Publication date
DE19548938A1 (de) 1996-10-24
KR960039181A (ko) 1996-11-21
DE19548938C2 (de) 2002-09-12
JPH08288252A (ja) 1996-11-01
KR100218870B1 (ko) 1999-09-01
US5705027A (en) 1998-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4466172A (en) Method for fabricating MOS device with self-aligned contacts
TWI270110B (en) Method for fabricating semiconductor device and semiconductor device
JPH11214634A (ja) Esd保護回路及びその形成方法
JPH10261767A (ja) 半導体装置の製造方法
EP0018175A2 (en) Process for producing an electrode on a semiconductor device
JP2002359354A (ja) 強誘電体メモリ素子及びその製造方法
US5340761A (en) Self-aligned contacts with gate overlapped lightly doped drain (goldd) structure
JP4526607B2 (ja) 突き合せコンタクトを有する半導体素子の製造方法
TW413854B (en) Manufacturing method for semiconductor device with effective hydrogen passivation
JP3456790B2 (ja) 半導体装置の製造方法及び選択エッチング用シリコン基板カセット
JP2614016B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3298509B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2935083B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP3424091B2 (ja) 半導体素子の製造方法
JPH0821687B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH11102970A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100259075B1 (ko) 반도체 소자 및 그의 제조 방법
JP3045413B2 (ja) 半導体装置およびその製法
JPH0621364A (ja) 半導体装置
JP3536469B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP3045414B2 (ja) 半導体装置およびその製法
JP2009218573A (ja) 半導体処理中の電解腐食を防止するための方法および装置
JP2658535B2 (ja) アクティブマトリクス液晶ディスプレイパネルの製造方法
US5221634A (en) Method of making semiconductor device employing self diffusion of dopant from contact member for augmenting electrical connection to doped region in substrate
KR940022925A (ko) 반도체 장치내의 고립 영역 제조 방법

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090801

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees