JP3449771B2 - 人形頭髪 - Google Patents

人形頭髪

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JP3449771B2
JP3449771B2 JP01046694A JP1046694A JP3449771B2 JP 3449771 B2 JP3449771 B2 JP 3449771B2 JP 01046694 A JP01046694 A JP 01046694A JP 1046694 A JP1046694 A JP 1046694A JP 3449771 B2 JP3449771 B2 JP 3449771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人形頭髪に関する。さ
らに詳しくは、光沢、触感にすぐれた編みを基本とした
スタイル(以下、ドレッドという)や常態から逸脱した
乱れた雰囲気を特徴としたスタイル(以下、グランジと
いう)のヘアを形成することができ、とくに集束性がよ
く、大小様々なドレッドをうることができる人形頭髪用
ファイバーを用いてなる人形頭髪に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人形頭髪におけるドレッドヘアや
グランジヘアは、たとえば紡績糸や毛糸などによってそ
の特徴が表現されていた。
【0003】しかしながら、よりそのイメージに近いド
レッドヘアやグランジヘアをうるには、前記紡績糸を用
いたばあいには、光沢が不足し、また毛糸を用いたばあ
いには、光沢が不足するとともに、嵩高くなりすぎると
いった問題がある。
【0004】したがって、とくに光沢にすぐれ、嵩高く
なりすぎずに人形用頭に植毛しやすく、きわめてそのイ
メージに近いドレッドヘアやグランジヘアを形成するこ
とができる人形頭髪用ファイバーの開発が待ち望まれて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、前記従来技術に鑑みて、光沢、触感にすぐれたドレ
ッドヘアやグランジヘアを形成することができ、とくに
集束性がよく、大小様々なドレッドをうることができる
とともに、人形用頭に植毛しやすい人形頭髪用ファイバ
ーをうるべく鋭意研究を重ねた結果、ファイバーとして
マルチフィラメントを用い、かかるマルチフィラメント
を撚糸する回数を調整すること、またはマルチフィラメ
ントを撚糸してえられた撚糸ファイバーを双糸する回数
を調整することによって、かかる人形頭髪用ファイバー
がえられ、さらに該人形頭髪用ファイバーを用いること
によって、ドレッド性やグランジ感にすぐれた人形頭髪
を容易にうることができることをようやく見出し、本発
明を完成するにいたった。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
マルチフィラメントを80120回/m撚糸したドレ
ッドヘアまたはグランジヘアを形成する人形頭髪用ファ
イバーが人形用頭に植毛されてなり、該人形頭髪用ファ
イバーに編みが施されたことを特徴とする人形頭髪、
マルチフィラメントを80120回/m撚糸してなる
撚糸ファイバーを20〜200回/m双糸したドレッド
ヘアまたはグランジヘアを形成する人形頭髪用ファイバ
ーが人形用頭に植毛されてなり、該人形頭髪用ファイバ
ーに編みが施されたことを特徴とする人形頭髪に関す
る。
【0007】
【作用および実施例】本発明に使用するドレッドヘアま
たはグランジヘアを形成する人形頭髪用ファイバーは、
前記したように、マルチフィラメントを80120
/m撚糸したことを特徴とするもの、またはマルチフィ
ラメントを80120回/m撚糸してえられた撚糸フ
ァイバーを20〜200回/m双糸したことを特徴とす
るものである。
【0008】本発明に使用する人形頭髪用ファイバーに
用いられるファイバーは、マルチフィラメントであり、
その素材は、通常人形用の頭髪に用いられるものであれ
ばよく、とくに限定がないが、たとえばポリ塩化ビニル
系、ポリ塩化ビニリデン系、ポリアミド系、ポリエステ
ル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、ポリアクリ
ロニトリル系繊維などの合成繊維があげられる。なお、
これらのなかでは、人形頭髪に最適な触感および光沢を
有するという点から、ポリアクリロニトリル系繊維、ポ
リ塩化ビニリデン系繊維などが好ましい。
【0009】前記マルチフィラメントの繊度は、通常人
形用の頭髪に用いられているファイバーの繊度でよく、
とくに限定がないが、あまりにも大きいばあいには、剛
毛となって植毛が困難となったり、撚糸を施したときの
触感や光沢がいちじるしく損なわれる傾向があるので、
約2000デニール(以下、dという)以下、なかんづ
く約1500d以下であることが好ましく、またあまり
にも小さいばあいには、人形用頭に植毛したときに頭髪
の嵩がでなくなり、ドレッドヘアを形成したばあいに頭
皮が露出するおそれが生じる傾向があるので、約200
d以上、なかんづく約500d以上であることが好まし
い。なお、かかる繊度のマルチフィラメントを構成する
モノフィラメントの繊度にはとくに限定がなく、約10
〜100d、なかんづく約20〜50dであることが好
ましく、また用いるモノフィラメントの本数にもとくに
限定がなく、通常7〜70本程度、なかんづく16〜5
0本程度であることが好ましい。
【0010】本発明においては、前記マルチフィラメン
トを特定回数撚糸することによって、すぐれたドレッド
ヘアやグランジヘアを形成することができる人形頭髪用
ファイバーがえられる。
【0011】前記マルチフィラメントを撚糸する方法に
はとくに限定がなく、たとえばイタリー式撚糸機などを
用いたアップツイスター方式や、パーンワインダーなど
を用いたダウンツイスター方式などを採用することがで
きる。
【0012】前記マルチフィラメントを撚糸する回数
は、あまりにも多いばあいには、えられる人形頭髪用フ
ァイバーの外観がわるく、触感が硬い縄状となり、とく
にすぐれたグランジヘアを形成することが困難となるの
で、120回/m以下となるように調整し、またあまり
にも少ないばあいには、人形頭髪用ファイバーの集束性
が損なわれ、櫛通りがきわめてわるくなるので、80
/m以上となるように調整する。
【0013】なお、かかる撚糸の際に用いるマルチフィ
ラメントの本数にはとくに限定がなく、えられた撚糸フ
ァイバーの繊度が後述する範囲程度となるように、前記
撚糸の回数とともに調整することが好ましい。
【0014】かくしてえられる本発明に使用する人形頭
髪用ファイバーである撚糸ファイバーの繊度は、あまり
にも大きいばあいには、剛毛となった植毛が困難となっ
たり、触感や光沢がいちじるしく損なわれる傾向がある
ので、約2000d以下、なかんづく約1500d以下
であることが好ましく、またあまりにも小さいばあいに
は、人形用頭に植毛したときに頭髪の嵩がでなくなり、
ドレッドヘアを形成したばあいに頭皮が露出するおそれ
が生じる傾向があるので、約200d以上、なかんづく
約500d以上であることが好ましい。
【0015】さらに、本発明においては、前記撚糸ファ
イバーを特定回数双糸することによって、すぐれたドレ
ッドヘアやグランジヘアを形成することができる、たと
えば図1に示すような双糸型の人形頭髪用ファイバー1
がえられる。
【0016】前記撚糸ファイバーを双糸する方法にもと
くに限定がなく、たとえば前記マルチフィラメントを撚
糸するばあいに用いられる方法を採用することができ
る。
【0017】前記撚糸ファイバーを双糸する回数は、あ
まりにも多いばあいには、えられる人形頭髪用ファイバ
ーの外観がわるく、触感が硬い縄状となり、とくにすぐ
れたグランジヘアを形成することが困難となるので、2
00回/m以下、好ましくは160回/m以下となるよ
うに調整し、またあまりにも少ないばあいには、人形頭
髪用ファイバーの集束性が損なわれ、櫛通りがきわめて
わるくなるので、20回/m以上、好ましくは30回/
m以上となるように調整する。
【0018】なお、かかる双糸の際に用いる撚糸ファイ
バーの本数にはとくに限定がないが、えられた双糸型の
人形頭髪用ファイバーの繊度が後述する範囲程度となる
ように、前記双糸の回数を調整するとともに、通常2〜
10本程度、なかんづく2〜6本程度とすることが好ま
しい。
【0019】かくしてえられる本発明に使用する双糸型
の人形頭髪用ファイバーの繊度は、あまりにも大きいば
あいには、剛毛となって植毛が困難となったり、触感や
光沢がいちじるしく損なわれる傾向があるので、約20
00d以下、なかんづく約1500d以下であることが
好ましく、またあまりにも小さいばあいには、人形用頭
に植毛したときに頭髪の嵩がでなくなり、ドレッドヘア
を形成したばあいに頭皮が露出するおそれが生じる傾向
があるので、約200d以上、なかんづく約500d以
上であることが好ましい
【0020】前記人形頭髪用ファイバーを人形用頭に植
毛し、該人形頭髪用ファイバーに編みを施すことによっ
て、本発明の人形頭髪をうることができる。
【0021】前記人形頭髪用ファイバーを人形用頭に植
毛する方法にはとくに限定がなく、たとえば通常用いら
れているミシンなどによって植毛すればよい。また、前
記人形用頭にもとくに限定がなく、たとえば通常用いら
れる軟質塩化ビニル製のものなどを用いることができ
る。
【0022】なお、人形頭髪用ファイバーに施す編み数
にはとくに限定がないが、とくにドレッド性にすぐれた
人形頭髪をうるには、2つおよび3つが好ましい。ま
た、かかる編みは人形頭髪における人形頭髪用ファイバ
ー全体に施されていても、一部分に施されていてもよ
く、とくに限定がないほか、その太さも所望のドレッド
ヘアなどに応じて適宜調整すればよい。
【0023】さらに、本発明においては、人形用頭に人
形頭髪用ファイバーを植毛したのち、該人形頭髪用ファ
イバーに編みを施してもよく、編みを施した人形頭髪用
ファイバーを人形用頭に植毛してもよく、とくに限定が
ないが、植毛のしやすさなどを考慮すると、人形用頭に
人形頭髪用ファイバーを植毛したのち、該人形頭髪用フ
ァイバーに編みを施すことが好ましい。
【0024】図2は、本発明の人形頭髪の一実施態様を
示す概略図であり、人形用頭2に植毛された人形頭髪用
ファイバー1全体に細い2つ編みが施されている。また
図3は、本発明の人形頭髪の一実施態様を示す概略図で
あり、人形用頭2に植毛された人形頭髪用ファイバー1
全体に太い2つ編みおよび細い3つ編みが施されてい
る。
【0025】本発明に使用する人形頭髪用ファイバー
は、光沢、触感にすぐれたドレッドヘアやグランジヘア
を形成することができるので、かかる人形頭髪用ファイ
バーを用いることによって、ドレッド性やグランジ感に
すぐれた人形頭髪を容易にうることができる。
【0026】つぎに、本発明の人形頭髪を実施例に基づ
いてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施例の
みに限定されるものではない。
【0027】実施例1 アクリロニトリル50重量%および塩化ビニル50重量
%からなるポリアクリロニトリル系繊維のマルチフィラ
メント(繊度720d/24フィラメント(以下、fと
いう)、モノフィラメントの繊度30d)を、イタリー
式撚糸機を用いたアップツイスター方式によって40回
/m、80回/m、120回/mまたは160回/m撚
糸し、人形頭髪用ファイバーをえた。
【0028】えられた各人形頭髪用ファイバー1を、そ
れぞれ軟質塩化ビニル製の人形用頭2に専用ミシンで植
毛し、かかる人形頭髪用ファイバー1全体に2つ編みを
施して図2に示される人形頭髪を作製した。
【0029】実施例2 実施例1において、ポリアクリロニトリル系繊維のマル
チフィラメントのかわりに塩化ビニリデン85重量%お
よび塩化ビニル15重量%からなるポリ塩化ビニリデン
系繊維のマルチフィラメント(繊度500d/10f、
モノフィラメントの繊度50d)を用いたほかは実施例
1と同様にして人形頭髪用ファイバーをえた。
【0030】えられた各人形頭髪用ファイバーを用い、
実施例1と同様にして図2に示される人形頭髪を作製し
た。
【0031】実施例3 まず、実施例1で用いたものと同じマルチフィラメント
を、イタリー式撚糸機を用いたアップツイスター方式に
よって40回/m、80回/m、120回/mまたは1
60回/m右回りへ撚糸(以下、S撚糸という)し、S
撚糸ファイバーをえた。
【0032】つぎに、えられたS撚糸ファイバー2本を
あわせ、前記と同様にイタリー式撚糸機を用いたアップ
ツイスター方式によって30回/m、70回/m、11
0回/mまたは150回/m左回りへ双糸(以下、Z双
糸をいう)し、図1に示される双糸型の人形頭髪用ファ
イバー1をえた。
【0033】えられた各人形頭髪用ファイバーを用い、
実施例1と同様にして図2に示される人形頭髪を作製し
た。
【0034】比較例1 まず、実施例1で用いたものと同じマルチフィラメント
を、イタリー式撚糸機を用いたアップツイスター方式に
よって10回/mまたは250回/mS撚糸し、S撚糸
ファイバーをえた。
【0035】つぎに、えられたS撚糸ファイバー2本を
あわせ、前記と同様にイタリー式撚糸機を用いたアップ
ツイスター方式によって8回/mまたは200回/mZ
双糸し、双糸型の人形頭髪用ファイバーをえた。
【0036】えられた各人形頭髪用ファイバーを用い、
実施例1と同様にして図2に示される人形頭髪を作製し
た。
【0037】試験例1 実施例1〜3および比較例1でえられた人形頭髪の人形
頭髪用ファイバーについて、光沢、触感、ドレッド性お
よびグランジ感を以下の方法にしたがって調べた。その
結果を表1に示す。
【0038】(イ)光沢 光沢の判定の専門家5名による人形頭髪用ファイバーの
視覚検査を行ない、以下の評価基準に基づいて評価し
た。
【0039】(評価基準) :自然でかなり落ち着いた光沢を有する(4点)。 :自然な光沢を有する(3点)。 :やや光沢が弱いかまたはやや光沢が強い(2点)。 :光沢がないかまたはギラギラした光沢を有する(1
点)。
【0040】なお、表1中に示された評価は、専門家5
名の評価の合計点を求め、以下のA〜Dの評価基準に基
づいて行なわれたものである。
【0041】(評価基準) A:18〜20点 B:14〜17点 C:11〜13点 D:5〜10点 (ロ)触感 触感の判定の専門家5名による人形頭髪用ファイバーの
官能検査を行ない、以下の評価基準に基づいて評価し
た。なお、かかる評価は、比較例1でえられた人形頭髪
用ファイバーの触感と比較して行なった。
【0042】(評価基準) :比較例1の人形頭髪用ファイバーと比較して、きわ
めてソフトで自然な触感を有する(4点)。 :比較例1の人形頭髪用ファイバーと比較して、やや
ソフトな触感を有する(3点)。 :粗硬であり、比較例1の人形頭髪用ファイバーと同
程度の触感である(2点)。 :比較例1の人形頭髪用ファイバーよりもさらに粗硬
である(1点)。
【0043】なお、表1中に示された評価は、(イ)光
沢の試験と同様にして行なわれたものである。
【0044】(ハ)ドレッド性 美容の資格を有する専門家5名による美容評価を行な
い、以下の評価基準に基づいて評価した。
【0045】(評価基準) :ドレッド性にきわめてすぐれ、スタイルがリアルに
仕上がる(4点)。 :ドレッド性にすぐれ、スタイルも無難に仕上がる
(3点)。 :ややドレッド性におとり、スタイルがまとまりにく
い(2点)。 :ドレッド性におとり、スタイリングできない(1
点)。
【0046】なお、表1中に示された評価は、(イ)光
沢の試験と同様にして行なわれたものである。
【0047】(ニ)グランジ感 美容の資格を有する専門家5名による美容評価を行な
い、以下の評価基準に基づいて評価した。
【0048】(評価基準) :きわめてすぐれたグランジ感を有する(4点)。 :グランジ感を有する(3点)。 :ややグランジ感を有する(2点)。 :グランジ感がない(1点)。
【0049】なお、表1中に示された評価は、(イ)光
沢の試験と同様にして行なわれたものである。
【0050】
【表1】
【0051】表1に示された結果から、実施例1〜3で
えられた人形頭髪用ファイバーは、比較例1でえられた
人形頭髪用ファイバーと比較して光沢、触感、ドレッド
性およびグランジ感のいずれにおいてもきわめてすぐれ
たものであることがわかる。
【0052】なお、比較例1において250回/mS撚
糸したのち200回/mZ双糸してえられた人形頭髪用
ファイバーは、撚糸回数および双糸回数が多いことから
ドレッド性にはきわめてすぐれるものの、そのほかの光
沢、触感およびグランジ感がいちじるしくおとるもので
あった。
【0053】
【発明の効果】本発明に使用する人形頭髪用ファイバー
は、光沢、触感にすぐれたドレッドヘアやグランジヘア
を形成することができ、とくに集束性がよく、大小様々
なドレッドをうることができるとともに、人形用頭に植
毛しやすいものであるので、かかる人形頭髪用ファイバ
ーを用いてえられた人形頭髪は、ドレッド性やグランジ
感にすぐれたものであるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用する双糸型の人形頭髪用ファイバ
ーの一実施態様を示す図面である。
【図2】本発明の人形頭髪の一実施態様を示す概略図で
ある。
【図3】本発明の人形頭髪の一実施態様を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 人形頭髪用ファイバー 2 人形用頭
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02G 3/44 A41G 3/00 A63H 3/44 D02G 3/22 - 3/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチフィラメントを80120回/
    m撚糸したドレッドヘアまたはグランジヘアを形成する
    人形頭髪用ファイバーが人形用頭に植毛されてなり、該
    人形頭髪用ファイバーに編みが施されたことを特徴とす
    る人形頭髪。
  2. 【請求項2】 マルチフィラメントを80120回/
    m撚糸してなる撚糸ファイバーを20〜200回/m双
    糸したドレッドヘアまたはグランジヘアを形成する人形
    頭髪用ファイバーが人形用頭に植毛されてなり、該人形
    頭髪用ファイバーに編みが施されたことを特徴とする人
    形頭髪。
  3. 【請求項3】 マルチフィラメントが、ポリアクリロニ
    トリル系繊維のマルチフィラメントである請求項1また
    は2記載の人形頭髪。
  4. 【請求項4】 マルチフィラメントを80〜120回/
    m撚糸した撚糸ファイバーの繊度が200〜2000d
    である請求項1、2または3記載の人形頭髪。
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