JP3922783B2 - 複合金銀糸およびその製造法 - Google Patents
複合金銀糸およびその製造法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3922783B2 JP3922783B2 JP01285598A JP1285598A JP3922783B2 JP 3922783 B2 JP3922783 B2 JP 3922783B2 JP 01285598 A JP01285598 A JP 01285598A JP 1285598 A JP1285598 A JP 1285598A JP 3922783 B2 JP3922783 B2 JP 3922783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- gold
- silver
- film
- composite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は複合金銀糸に関し、さらに詳しくは落ち着いた光沢感および柔軟性に優れた複合金銀糸およびその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、メタリックな光沢を持つ金銀糸は、多用化する女性のファッションの中でラメ・ファッションとして、シルキ−なプリント地やバルキ−な無地のニット地などの素材のイメ−ジを大きく変えるものとして、洋装、和装のアウタ−ウェア−やパ−ティ−用ドレス等のファッションに、また華やかな装飾糸としてカ−テンや応接セットなどインテリア繊維製品にも多く使用されている。
このような金銀糸として、例えば特開平7−197340号公報には、芯糸の外周に、表層に金属層を形成したフイルムのスリット糸をほぼ隙間なく捲回被覆させたものが提案されている。また特開平8−92834号公報には、細幅にスリットした平箔糸と任意の糸条とを撚り合わせたものや、蛇腹撚り、羽衣撚り、ブリアンスター撚りなど光沢斑を押さえた構造のものが提案されている。
【0003】
図2は従来技術による代表的な複合金銀糸の顕微鏡写真図である。この複合金銀糸は、マルチフィラメント2に金銀糸用フィルム1がS方向またはZ方向の単一方向に螺旋状に規則正しく捲回された撚糸であり、該金銀糸用フイルム1は鏡面部分を大部分保ったままでマルチフィラメント2と規則正しく撚り合わされている。
しかしながら、このような複合金銀糸を用いて得られる織編物は、金銀糸用フイルム面が折れ曲がりや凹凸が規則正しいため鏡面反射し、金属光沢が強く表現の単調な製品となりやすく、また柔軟性に劣るという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、落ち着いた光沢感および優れた柔軟性を有する複合金銀糸およびその製造法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願で特許請求される発明は以下の通りである。
(1)金銀糸用フィルムのスリット糸とマルチフィラメントからなる複合金銀糸であって、金銀糸用フィルムのスリット糸は該フイルムの長手方向にランダムに捻れており、かつマルチフィラメントの単糸と交絡した収束部を有することを特徴とする複合金銀糸。
(2)金銀糸用フィルムのスリット糸およびマルチフィラメントを甘撚りもしくはカバリングしまたはインターレース加工して複合糸とした後、該複合糸に仮撚加工を施すことを特徴とする(1)に記載の複合金銀糸の製造法。
(3)金銀糸用フィルムのスリット糸およびマルチフィラメントを引き揃え仮撚り後、該複合糸に甘撚りをかけるかまたインターレース加工することを特徴とする(1)に記載の複合金銀糸の製造法。
【0006】
本発明に用いられる金銀糸用フィルムとしては特に制限はなく、公知の製法で得られるすべてのものを用いることができる。例えば、ポリエステル、ポリアミドや塩化ビニ−ル等の各種フィルムに、金、銀、アルミニウム、ニッケル、錫等の金属、合金または金属化合物の金属層を、蒸着、スパッタリング、イオンビーム、イオンプレーティングやコーティングなどの公知の方法で形成し、さらに該金属層を保護するために、ポリマーコーティングや各種フイルムをラミネ−ト加工し、該積層フイルムをスリットして糸条にしたものが用いられる。該積層フィルムのスリット幅は通常0.15〜2mmの範囲とされる。またこの際に用いられる積層フィルムの厚さは6〜20μm程度のものが好ましい。フィルム厚さが薄すぎると加工時の切断が起こりやすく、厚すぎると布帛にしたときの柔軟性が劣る場合がある。
【0007】
本発明に用いられるマルチフィラメントとしても特に制限はなく、例えばシルク、キュプラ、ビスコースレーヨン、アセテート、ポリエステル、ポリアミド、アクリル等、各種のマルチフィラメントや極細糸を、単独でまたは複合(混繊、合糸)して用いることができる。これらのうち特にキュプラフィラメントは優れた柔軟性を有する点で好ましい。マルチフィラメントのデニールは希望に応じて適宜選定すればよく、例えば単糸デニ−ルとしては0.8〜3デニ−ル、フィラメント数30〜200本、トータルでは50〜200デニール程度のものが好ましい。また上記マルチフィラメントをチーズ染色、綛染色などの公知の方法で先染めしたものを用いてもよい。
【0008】
本発明の複合金銀糸は、金銀糸用フィルムが該フイルムの長手方向にランダムに捻れており、かつマルチフィラメントの単糸と交絡した収束部を有する。
ここで、「金銀糸用フィルムが該フイルムの長手方向にランダムに捻れている」とは、S、Z方向が複雑に入り乱れ、その撚り周期も不規則(ランダム)となっており、フイルム面には不規則な折れ曲がりや凹凸が多く、鏡面部分が著しく極小化して存在することをいう。金銀糸用フィルムをこのような構造で配置することにより、これまでにはない落ち着いた光沢感を得ることができる。
【0009】
また「マルチフィラメントの単糸と交絡した収束部を有する」とは、部分的にマルチフィラメントを構成する単糸とフイルムが絡み合ったり、巻き付いたりして相互に入り乱れて全体として容易に分離せずに一体化していることをいう。
該マルチフィラメントの単糸と該フイルムの絡み合ったり、巻き付いている収束部は、30〜500個所/mの範囲で存在するのが好ましく、より好ましくは70〜400個所/mである。該収束部が少なすぎると両素材が着用時の摩耗等の物理応力で分離しやすく、糸切れ、スナッギング等の欠点が出やすくなり、また多すぎると加工時の糸切れが多くなり、複合金銀糸が硬くなり布帛にした時の柔軟性に欠ける場合がある。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例を示す複合金銀糸の電子顕微鏡写真図である。この複合金銀糸は、金銀糸用フイルム1とマルチフイラメント2からなり、金銀糸用フイルム1は、収束部3でマルチフィラメント2の単糸と交絡して収束している。このため、金銀糸用フイルム1は複雑に捻れ、折れ曲がりや凹凸が多く、その鏡面部分は著しく極小化して存在する。本発明の複合金銀糸はこのような特異な構造を有するため、従来の金銀糸では実現できなかった落ち着いた光沢感および優れた柔軟性を得ることができる。
【0011】
本発明における複合金銀糸は、例えばつぎのようにして製造することができるが、本発明の上記構造が得られるのであれば、これらの方法に限定されるものではない。
マルチフィラメントとフィルムのスリット糸を、500t/m以下で甘撚りやカバリングするまたは乱流空気によって混繊(いわゆるインターレース交絡)する方法で複合した後、仮撚加工を行うことにより複合金銀糸を得る。また、マルチフィラメントとフィルムのスリット糸を引き揃え仮撚り後に、500t/m以下の撚糸とするかまたはインターレースをかける方法で得ることもできる。
【0012】
インターレースによる交絡数は、通常30〜150ケ/mとされ、好ましくは50〜100ケ/mである。交絡数が少なすぎると製編織等の二次加工において両者の糸条が分離することがあり、また交絡数が多すぎると交絡による効果が向上せず、逆に糸切れ等の問題が出やすくなる場合がある。
また仮撚加工における撚数は、通常500〜2800t/mとされ、好ましくは1000〜2500t/mとされる。撚数が少なすぎると捲縮伸長率が小さく膨らみに欠け、また撚数が多すぎると糸切れが増加する場合がある。仮撚温度は、ベースフィルムのガラス転移点温度を最下限とし、またその融点より10℃低い温度を上限とすることが、金銀糸用フイルムのランダムな捻れ構造を固定化する点で好ましい。
【0013】
【実施例】
以下、本発明を実施例により詳述するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、例中の評価方法および評価基準等は以下の通りである。
1)収束度合:ROTHSCHILD社製のエンタングルメントテスターR2040を用いてピンドロップ法による複合金銀糸の収束度合を調べた。すなわち、走行する複合金銀糸に針を差し込み、該糸に交絡部または巻き付け部があるとピンに荷重が掛かって一定荷重以上になると感知してピンが糸から抜けるようになっており、糸長方向の収束部分の長さをはかることができる。この結果から、糸長方向での2g以上の荷重で収束している1mあたりの収束部分の数を測定した。
【0014】
2)光沢感:試作した金銀糸を用いて丸編地を編成し、定法により染色仕上した後、当該編地を24時間、20℃×65%RHの環境下に放置した後、外観を官能評価した。尚、官能検査は5人の検査員の判定結果を総合して下記のランク付けをした。
○:良好、 △:やや良、 ×:不良
3)柔軟性:試作した金銀糸を用いて丸編地を編成し、定法により染色仕上した後、当該編地を24時間、20℃×65%RHの環境下に放置した後、手触り法にて官能評価した。尚、官能検査は5人の検査員の判定結果を総合して下記のランク付けをした。
○:良好、 △:やや良、 ×:不良
【0015】
また例中で使用した金銀糸用フィルムおよびマルチフィラメントは以下の通りである。
i)金銀糸用フィルム:6μmまたは12μm厚の透明な2軸延伸ポリエステルフイルムの片面に、均一なアルミニウム金属蒸着層を形成し、その表面に腐食防止剤添加樹脂膜をグラビアコーティングで被覆して乾燥し、幅0.3mmにスリットしてものを使用した。以下、6μm厚のスリットフイルムをSF6、12μm厚のスリットフィルムをSF12と記す。
ii)マルチフィラメント:旭化成工業社製の登録商標「ベンベルグ」連紡75d/54fおよび旭化成工業社製の登録商標「テック」75d/36fAZTのポリエステル繊維を使用した。以下、前者をB/B糸、後者をT糸と記す。
【0016】
実施例1〜3
表1に示す糸構成および下記条件でインターレース加工した後、仮撚加工を施して収束度合100個/m、80個/mおよび100個/mのそれぞれの複合金銀糸を製造した。
インターレース加工:阿波製MK−IIノズルを用い、フィ−ド率1.45%、エアー圧力1.5kg/平方cmにて交絡させた。
仮撚加工:村田機械社製の「マッハクリンパ−33H」を用いて糸速200m/分、撚数:S撚り2560t/m、DR(延伸比0.3%)、ヒーター温度は第1ヒーターを170℃、第2ヒーターを150℃とした。
【0017】
実施例4
実施例2と同様の糸構成で、公知のダブルツイスター撚糸機で引き揃え撚糸500t/mを製造した後、実施例2と同様の条件で仮撚加工を施して収束度合400個/mの複合金銀糸を製造した。
実施例5
実施例2と同様の糸構成で、各糸を引き揃えて実施例2と同様の条件で仮撚加工を施し、その後にインターレース加工を施して収束度合70個/mの複合金銀糸を製造した。
【0018】
実施例6
実施例2と同様の糸構成で、各糸を引き揃えて実施例2と同様の条件で仮撚加工を施し、その後にダブルツイスターで70個/mの甘撚りをかけて複合金銀糸を製造した。
比較例1、2
表1に示したそれぞれの糸構成で、公知のダブルツイスター機を用いて1000t/mのそれぞれの複合撚糸を製造した。
【0019】
<試験例>
実施例1〜6および比較例1、2で得られたそれぞれの複合金銀糸を用いて、26Gのスム−ス組織による丸編物を作製し、常法により染色仕上げした。得られた編物の光沢感および柔軟性の評価結果を表1に示した。
表1から、本発明の複合金銀糸によれば、落ち着いた光沢感と柔軟性に優れた良好な編物が得られることがわかった。一方、比較例1、2の複合金銀糸を用いた編物は、金銀糸特有のギラギラした光沢を放ち、かつ風合いもフイルムタッチで硬いものであった。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】
本発明の複合金銀糸は、落ち着いた光沢感および優れた柔軟性を有しているため、金属光沢の少ない複雑な表現を有する製品を得ることができ、また例えば肌に直接ふれても感触の滑らかな極めて心地よいニット製品等を得ることができる。
また本発明の製造法によれば、落ち着いた光沢感および優れた柔軟性を有する複合金銀糸を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複合金銀糸の電子顕微鏡写図である。
【図2】従来技術による複合金銀糸の電子顕微鏡写真図である。
【符号の説明】
1…金銀糸用フイルム、2…マルチフイラメント、3…収束部。
Claims (3)
- 金銀糸用フィルムのスリット糸とマルチフィラメントからなる複合金銀糸であって、金銀糸用フィルムのスリット糸は該フイルムの長手方向にランダムに捻れており、かつマルチフィラメントの単糸と交絡した収束部を有することを特徴とする複合金銀糸。
- 金銀糸用フィルムのスリット糸およびマルチフィラメントを甘撚りもしくはカバリングしまたはインターレース加工して複合糸とした後、該複合糸に仮撚加工を施すことを特徴とする請求項1に記載の複合金銀糸の製造法。
- 金銀糸用フィルムのスリット糸およびマルチフィラメントを引き揃え仮撚り後、該複合糸に甘撚りをかけるかまたインターレース加工することを特徴とする請求項1に記載の複合金銀糸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01285598A JP3922783B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 複合金銀糸およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01285598A JP3922783B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 複合金銀糸およびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217738A JPH11217738A (ja) | 1999-08-10 |
JP3922783B2 true JP3922783B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=11817024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01285598A Expired - Lifetime JP3922783B2 (ja) | 1998-01-26 | 1998-01-26 | 複合金銀糸およびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3922783B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7069714B2 (en) * | 2003-03-20 | 2006-07-04 | Daniele De Boni | Metal covered composite yarn, particularly for ornamental purposes |
EP4242363A1 (en) * | 2022-03-11 | 2023-09-13 | Calik Denim Tekstil San. Ve Tic. A.S. | Glittering composite yarn and fabric with glittering composite yarn |
-
1998
- 1998-01-26 JP JP01285598A patent/JP3922783B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11217738A (ja) | 1999-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6381940B1 (en) | Multi-component yarn and method of making the same | |
US7178323B2 (en) | Multi-component yarn, method of making and method of using the same | |
US6074751A (en) | Composite textured yarn, a process for its production, woven or knitted fabrics made thereof, and an apparatus for producing it | |
JP7521255B2 (ja) | ポリエステル仮撚糸および編織物 | |
JP3922783B2 (ja) | 複合金銀糸およびその製造法 | |
JPS5927409B2 (ja) | 交絡複合糸およびその製造方法 | |
JP3145783B2 (ja) | 先より被覆弾性糸およびしぼ織編物 | |
JP3102515B2 (ja) | 多層複合糸 | |
JP3235680B2 (ja) | ダブルカバリング弾性糸 | |
JP3226797B2 (ja) | モワレ防止ソフト織物芯地 | |
JP7367407B2 (ja) | 複合仮撚加工糸及びそれからなる織編物 | |
JP2935044B2 (ja) | 仮撚被覆弾性糸およびその製造方法 | |
JPH05247757A (ja) | 複合糸および織物の製造法 | |
JP4592167B2 (ja) | 杢調嵩高加工糸とその製造方法 | |
JPH02145826A (ja) | カサ高毛羽系の製造方法 | |
JP4553473B2 (ja) | 嵩高複合加工糸とその製造方法 | |
JP2015221953A (ja) | 織編物 | |
JPH04202821A (ja) | 複合捲縮糸 | |
AU2004214548B2 (en) | Multi-component Yarn and Method of Making the Same | |
JP3129946B2 (ja) | カットパイル織編物およびその製造方法 | |
JPH0726241B2 (ja) | パンテイストッキング | |
JPH03249231A (ja) | 複合交絡糸 | |
JPH0673629A (ja) | 鞘芯複合仮撚捲縮糸 | |
JPH0921027A (ja) | 混繊糸 | |
JPH09157979A (ja) | 捲縮糸およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050121 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20050121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302 Year of fee payment: 6 |