JPH05247757A - 複合糸および織物の製造法 - Google Patents

複合糸および織物の製造法

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JPH05247757A
JPH05247757A JP4044949A JP4494992A JPH05247757A JP H05247757 A JPH05247757 A JP H05247757A JP 4044949 A JP4044949 A JP 4044949A JP 4494992 A JP4494992 A JP 4494992A JP H05247757 A JPH05247757 A JP H05247757A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】伸縮復元率(CR)25%以上、捲縮発現伸長
率(TR)25%以上である予め仮撚捲縮加工されたポ
リエステルよりなるコンジュゲート糸と、予め仮撚捲縮
加工されたマルチフィラメント糸とを混繊するに際し、
該マルチフィラメント糸を前記コンジュゲート糸に対し
て5〜20%のオーバーフィードで供給して混繊し、次
いで下記式における撚係数αが6,700〜15,20
0の範囲で加撚することを特徴とする複合糸の製造法。 【数1】 ただし、α:撚係数 D:複合糸のトータル繊度(デニール) 【効果】ソフトでふくらみ感があり、ドレープ性かつ適
度な伸縮性を有する可縫性と縫製品の仕立て映えにすぐ
れた織物を得ることのできる複合糸およびその織物が得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトでふくらみ感が
あり、ドレープ性かつ適度な伸縮性を有する可縫性と縫
製品の仕立て映えにすぐれた織物を得ることのできる複
合糸およびその織物の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステル繊維は他の合成繊維に比べ
着用時のシワがつきにくく、プリーツ性や形態保持性ま
た洗濯によるイージーケア性に優れているため、シャ
ツ、ブラウス、ドレスやボトムなど主としてアウターウ
ェアーとして使用されている。従来、アウターウェアー
の中心的な素材はウール織物であり、風合や可縫性、仕
立て映え面で非常に優れるが、耐洗濯、着用イージーケ
ア性に劣ることからポリエステル繊維と混用して使用さ
れる例も多い。この中において、ポリエステルフィラメ
ントによる織物は、薄地の分野では絹様の質感を追求す
ることによって光沢や風合面で新質感を備え、ニューシ
ルキーポリエステルとしてブラウスやドレスの分野で独
自の領域を築いている。
【0003】一方、スーツやボトム用途はウール織物主
体であり、ポリエステルはウールの質感を目標に過去か
ら研究・開発されてきた。すなわち、ポリエステルの中
肉・厚地織物はウール織物への質感とフィーリングのア
プローチの歴史であるといって過言ではない。ポリエス
テルフィラメントによるウール様質感を有する織物は、
仮撚加工糸による織物を初めとし、ふくらみ感、表面感
をさらにウールらしく見せるために、タスラン加工やカ
チオン可染糸との複合仮撚加工による方法で、外観的質
感は近いものが得られるようになった。しかしながら、
風合面では未だ不満足であった。
【0004】そしてここ数年前から糸加工技術として、
複合仮撚技術に伸度差複合による芯と鞘に糸長差を有す
る構造加工糸概念が導入され、生産技術としても複合延
伸仮撚技術などによってふくらみとソフトさをもった風
合的にもウール織物に一歩近づけることが可能になっ
た。さらに、ウール織物とは一味異なる合成繊維の味を
生かした新しさを求める動きが出て来てから、ポリエス
テルの特長である加撚することによって織物に落ち感の
あるドレープ性を付与することによって、ウール様のソ
フトでふくらみのあるタッチとドレープ性を兼ね備えた
ポリエステルフィラメント織物独自の商品が得られるよ
うになった。
【0005】しかしながら、こうした仮撚加工をベース
とする従来のウーリー加工糸や、新しい方向の伸度差複
合仮撚加工によって得られる2層構造糸や多層構造糸
は、単繊維に付与される捲縮がほぼ均一で各フィラメン
ト糸に単糸長差がないとか、構造加工糸のように芯と鞘
の間に糸長差の有する場合においても芯/鞘構造である
ことから、撚糸工程で加撚し撚数が増加するほど単糸が
均一な撚で集束した構造となり、芯/鞘構造では芯のま
わりに鞘が巻きつき、芯部は緊張し突っ張った構造とな
るため、捲縮加工糸であっても織物で伸縮性(ストレッ
チ性)を得ることが出来なかった。さらに、これら2層
構造糸や多層構造糸は、織物としたときの伸縮性が少な
いため縫製時の可縫性に問題があったり、ミシン糸によ
るパッカリング現象による縫製仕立て映えが良くないと
いった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
の問題を解決し、非常にソフトでふくらみがあり、縫製
性に優れ、腰・ハリとドレープ性のある織物に縫製での
仕立て映えが向上し、着用時に快適な着心地を与える適
度な伸縮性(ストレッチ性)を有する織物を提供するこ
とのできる複合糸およびその織物の製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため次の構成からなる。すなわち、 (1)伸縮復元率(CR)25%以上、捲縮発現伸長率
(TR)25%以上である予め仮撚捲縮加工されたポリ
エステルよりなるコンジュゲート糸と、予め仮撚捲縮加
工されたマルチフィラメント糸とを混繊するに際し、該
マルチフィラメント糸を前記コンジュゲート糸に対して
5〜20%のオーバーフィードで供給して混繊し、次い
で下記式における撚係数αが6,700〜15,200
の範囲で加撚することを特徴とする複合糸の製造法であ
る。
【0008】
【数3】 ただし、α:撚係数 D:複合糸のトータル繊度(デニール) (2)また、伸縮復元率(CR)25%以上、捲縮発現
伸長率(TR)25%以上である予め仮撚捲縮加工され
たポリエステルよりなるコンジュゲート糸と、予め仮撚
捲縮加工されたマルチフィラメント糸とを混繊するに際
し、該マルチフィラメント糸を前記コンジュゲート糸に
対して5〜20%のオーバーフィードで供給して混繊
し、次いで下記式における撚係数αが6,700〜1
5,200の範囲で加撚して得た複合糸を経糸および/
または緯糸として用いて製織することを特徴とする織物
の製造方法。
【0009】
【数4】 ただし、α:撚係数 D:複合糸のトータル繊度(デニール) 以下に本発明の詳細について説明する。従来のフィラメ
ント加工糸織物は、ドレープ性を付与するために糸に加
撚するが、この加撚撚数を増加すると構成するフィラメ
ントが捲縮加工糸であっても撚による密度充填化によっ
て規則的な巻き付き構造になるため、ふくらみが減少
し、風合が硬くなり織物の伸縮性も無くなる。この伸縮
性は、繊度と撚数によって異なるが、中肉・厚地織物に
最も汎用的な加工糸として使用される150デニールク
ラス以上では500T/Mの加撚でほとんど伸縮性が失
われ、糸の伸縮性による織物のストレッチ性が得られな
い。
【0010】また一方、織物にドレープ性を付与するこ
とを目的に加撚しても、織物のソフトなふくらみ感が失
われない複合2層構造加工糸や多層構造加工糸において
も加撚によって織物には伸縮性が得られないのが現状で
ある。そしてこの加撚した糸を使用した織物は縫製にお
いて適度な伸縮性がないため、織物密度が大きいほど縫
目のパッカリング発生による仕立て映えが良くないと
か、着用時の快適性な着心地に欠けるという問題があ
る。
【0011】この点について本発明者らが鋭意検討した
結果によれば、この加撚集束することによるマルチフィ
ラメント構成の糸構造において、加撚撚数を増加しても
糸および織物に伸縮性を付与するためには、撚糸による
繊維群の拘束力に対しても伸縮性を発揮するマルチフィ
ラメントの捲縮発現力と糸構造が重要であることに至っ
た。
【0012】この加撚によっても織物で適度な伸縮性を
得るための糸構造は、糸を構成する複数種のマルチフィ
ラメント糸が、一定長さ間において同一の繊維長でなく
糸長差を有し、かつ、はっきりした芯と鞘に区別されな
い構造であるか、若しくは見掛上芯・鞘構造であっても
実質上は糸長差を有し比較的内側と比較的外側を構成す
る構造であって、比較的内側に位置するマルチフィラメ
ント糸は捲縮伸長率の大きい糸からなる構造である。
【0013】より具体的には、いわゆる芯・鞘構造でな
く糸長差を有した構造であって、比較的内側に位置する
マルチフィラメント糸として、熱収縮特性の異なる(た
とえば高粘度成分と低粘度成分の組合せの)ポリエステ
ル重合体を並列的あるいは芯・鞘構造的に接合したコン
ジュゲート糸からなり、荷重下の熱処理において捲縮発
現力の大きい特性を有する糸と、このコンジュゲート糸
に対して+5〜20%の糸長差をもつ他のマルチフィラ
メント糸からなる糸構造である。
【0014】さらに詳細に説明すると、従来のウーリー
加工糸や伸度差などの複合仮撚加工を施して得られる2
層構造加工糸や多層構造加工糸を観察すると、ウーリー
加工糸の場合、加撚すると撚が多くなるほどマルチフィ
ラメント間に糸長差がないため引揃えられた状態で拘束
され、捲縮が伸ばされて伸縮性が得られず熱水処理にお
いても捲縮は発現しない。
【0015】また、2層構造や多層構造加工糸の場合
は、糸形態は伸度の小さい芯側マルチフィラメント糸に
伸度の高いマルチフィラメント糸がそれぞれ捲縮を有
し、芯が突っ張った状態で鞘側が交互撚状あるいは多層
に包み込んだ形で巻きついている。そのため、加撚して
いくと初めは突っ張った芯側に張力が高くかかって、撚
が入って先に集束し、撚数が多くなるにつれて、外側に
位置する糸長差をもった鞘側マルチフィラメントが巻き
ついた形で撚糸される。
【0016】すなわち、鞘側マルチフィラメントは糸長
差をもって巻きつくため、加撚糸の表層は、空隙を有し
て織物において、従来よりソフトな風合を与えることに
なるけれども、芯糸側は集束して糸の中心部を突走した
形でしかも仮撚捲縮の形態もなく、したがって織物の熱
水処理において捲縮発現がないため伸縮性が得られな
い。
【0017】そこで、本発明者は、加撚された拘束力下
においても捲縮発現力が従来より大巾に大きいものを得
るために鋭意検討した結果、加撚しても伸縮性が得られ
るためには3次元構造捲縮糸を用い、かつ、3次元構造
糸の捲縮発現力を大きくすることと、他の構成糸との間
に糸長差をもたせた糸構造にすることが重要であること
を突きとめたのである。
【0018】上記の糸構造を有する複合糸を得るため
に、前記したように、予め仮撚捲縮加工したコンジュゲ
ート糸と予め仮撚捲縮加工したマルチフィラメント糸と
を混繊し加撚するのである。加撚により撚数が多くなっ
ても、その拘束に打ち勝って捲縮発現し得るため、換言
すれば、荷重下での熱処理において捲縮発現するために
は、まず第1に、コンジュゲート糸の構成が重要であ
る。本発明で用いるコンジュゲート糸は、熱収縮特性の
異なるポリエステル重合体を並列的あるいは芯・鞘的に
複合されたものである。低粘度ポリエステル成分と高粘
度ポリエステル成分よりなるものが好ましく用いられ
る。コンジュゲート糸は、加熱することで3次元捲縮い
わゆるスパイラル捲縮を発現する糸であり、加熱後のC
R、TRは10%以下程度であるが、このコンジュゲー
ト糸を仮撚加工により捲縮を付与すると、さらにCR、
TRが増大したスパイラル捲縮を得ることができ、CR
25%以上、TR25%以上とすることができる。この
コンジュゲート糸を他のマルチフィラメント糸と加撚し
た複合糸は、荷重下で熱処理を行なっても、優れた捲縮
を有するものである。コンジュゲート糸を構成する低粘
度成分の極限粘度(IV)は、0.43〜0.55の範
囲が好ましく、一方の高粘度成分の極限粘度(IV)
は、0.68〜0.85の範囲が好ましい。低粘度成分
の極限粘度(IV)が0.43未満である場合、複合糸
でのコンジュゲート糸の巻縮伸長率の発現が乏しく、ス
トレッチ性が得られにくくなり、また、高粘度成分の極
限粘度(IV)が0.85を越えると、溶融粘度が高く
なり複合紡糸がしにくくなるので好ましくない。
【0019】低粘度成分と高粘度成分の両者間の極限粘
度(IV)の差は0.20〜0.40の範囲が好まし
い。0.20未満である場合、複合糸でのコンジュゲー
ト糸の巻縮伸長率の発現が乏しく、ストレッチ性が得ら
れにくくなり、0.40を越えると、口金から複合糸と
して吐出する際の曲りが大きく、複合紡糸がしにくくな
るので好ましくない。
【0020】また、コンジュゲート糸の複合構成比は、
重量比で40:60〜60:40で構成されることが好
ましい。この範囲外では、得られる糸が、コンジュゲー
ト糸の仮撚加工糸と他のマルチフィラメント糸の仮撚糸
との複合加工糸形態において、コンジュゲート糸と他の
マルチフィラメント糸間の糸長差が大きくなるほど、無
撚状態のときに伸縮復元率(CR)は存在しても、加撚
を施し撚数の増加とともに荷重をかけた状態での熱処理
をしたときの捲縮発現伸長率(TR)が小さくなるので
あるので好ましくない。
【0021】本発明における熱収縮の異なるポリエステ
ル重合体は、主としてポリエチレンテレフタレートから
なるポリエステルで構成されている。主としてポリエチ
レンテレフタレートからなるポリエステルとは、構成成
分の少なくとも80モル%がポリエチレンテレフタレー
トである。イソフタル酸、金属スルフォネート基を有す
るイソフタール酸、ビスフェノール類、ネオペンチルグ
リコールあるいは1,6−シクロヘキサンジオールなど
公知の成分を共重合することが可能である。複合糸の製
糸安定性、巻縮発現性およびコストの点から、ポリエチ
レンテレフタレートであるポリエステルであることが好
ましい。なお、艶消剤、紫外線吸収剤、防汚剤など公知
の化合物を本発明の効果を防げない範囲で添加混合でき
る。
【0022】ここでいう極限粘度(IV)は、温度25
℃においてオルソクロロフェノール(以下OCPとす
る)10mlに対し試料0.8gを溶解し、オストワル
ド粘度計を用いて相対粘度(ηr)を下式により求め、
更にIVを算出する。
【0023】 ηr=(η/ηo)−(t・d/to・do) IV=0.0243ηr+0.2634 ここで、η :ポリマーの溶液の粘度 ηo:溶媒の粘度 t :溶液の落下時間(秒) d :溶液の密度(g/cm3 ) to:OCPの落下時間(秒) do:OCPの密度(g/cm3 ) である。
【0024】本発明において、コンジュゲート糸の仮撚
加工糸は、伸縮復元率(CR)が25%以上、捲縮発現
伸長率(TR)が25%以上の伸縮・捲縮特性を有する
ものを用いる。なお、捲縮形態は、3次元捲縮の位相が
異なるものが好ましい。CR、TRが25%未満では、
十分なストレッチ性が得られないので好ましくない。
【0025】ここでいう伸縮復元率(CR)とは、JI
S L1090(合成繊維マルチフィラメントかさ高加
工糸試験法)により求められるものである。また、発現
捲縮率(TR)とは、次の測定法により求められるもの
である。複合糸を5回巻きにしたカセを作成し、見掛け
繊度の0.02×D(g)(ここで、Dは複合糸のデニ
ール)の初荷重をかけ、150±2℃で5分間の乾熱処
理し、次に見掛け繊度の0.1×D(g)の定荷重をか
けた長さの比によって、下記式のように求められる。
【0026】 TR(%)=100×(L2 −L1 )/L1 ここで L2 :定荷重をかけたときのかせ長さ L1 :初荷重をかけ乾熱処理したときのかせ長さ である。
【0027】第2に、コンジュゲート糸と他のマルチフ
ィラメント糸の糸構造が重要である。複合加工糸の加撚
状態で織物を構成し染色加工で伸縮性を発現させるため
に、他の仮撚を施されたマルチフィラメント糸は、仮撚
が施されたコンジュゲート糸に対して糸長差+5〜20
%を有することが必要である。
【0028】ここでいう複合加工糸を構成する糸の糸長
差とは、次の方法により求められるものである。見掛け
繊度の1/10(g)の荷重をかけ、試長5cm、交絡
が強ければ3cm程度のものをサンプリングする。撚が
入っていたら引っぱらずに解撚する。次に、撚が入らな
いようにビロード板の上で、分解針と先の細いピンセッ
トを使用し、単繊維をほぐす。このとき拡大鏡(実体顕
微鏡)を用い伸ばさないようにする。次に、試長目盛の
入っている測長ガラス板上にグリセリンを薄くぬり、単
繊維のクリンプが自然に伸びた状態になるように、繊維
自身が伸びない張力をかけ目盛りを読む。この時測定し
た複合糸の比較的内層に位置するコンジュゲート糸の長
さL3 (mm)、他のマルチフィラメント糸の長さL4
(mm)とすると、糸長差△Lは、 △L(%)=100×(L4 −L3 )/L3 である。
【0029】糸長差が5%未満では加撚した糸に捲縮発
現による伸縮性が乏しく、また糸長差が20%を越える
と、仮撚加工糸を引揃えて複合混繊し得られる糸の品質
が低下するので好ましくない。さらに糸長差が20%を
越える伸度差の大きい組合せによるものは、コンジュゲ
ート糸の強度が普通の延伸糸より、やや低い傾向にある
ため、加撚した時には芯側(コンジュゲート糸)が先に
撚が入って集束され、複合糸の中心部を緊張し突っ走っ
た状態となる。しかも、コンジュゲート糸は低伸度であ
るため、結局複合糸としての強伸度はコンジュゲート糸
のそうした形態に起因し低くなり、後の製織工程で問題
が発生しやすく好ましくない。そのため、コンジュゲー
ト糸の仮撚加工糸に対して、他のマルチフィラメント糸
の仮撚加工糸を5〜20%のオーバーフィードで供給し
混繊することが重要である。
【0030】また、コンジュゲート糸の仮撚加工糸と他
のマルチフィラメント糸の仮撚加工糸の複合方法として
は、通常のエアー混繊機や通常の仮撚加工機でコンジュ
ゲート糸を単独で仮揃加工し、アウトプット位置で他の
仮撚加工糸をエアーノズルに同時にフィード差をもたせ
て供給して複合加工する方法、および、コンジュゲート
糸の仮撚加工糸と他の仮撚加工糸にフィード差をもたせ
てエアーノズルに供給し複合加工する方法、または、合
撚機を用いる方法、ワインダーでフィード差を与えなが
ら供給糸と同時に撚糸を入れるか若しくはエアー処理後
に加撚するという方法など、いずれでも可能である。
【0031】第3に、コンジュゲート糸の仮撚加工糸と
他のマルチフィラメント糸の仮撚加工糸との構成比率お
よび単糸繊度差が重要である。
【0032】複合糸におけるそれぞれ成分の構成比率
は、それぞれの重量比で65:35〜35:65の範囲
が好ましい。コンジュゲート糸の仮撚加工糸成分が、3
5%未満であると複合糸の加撚状態での荷重下の熱処理
における捲縮発現力が乏しく、65%を越えると他のマ
ルチフィラメント糸の仮撚加工糸の風合効果が乏しくな
って好ましくない。
【0033】また、複合糸の構成単糸繊度も伸縮性と風
合に重要なファクターである。コンジュゲート糸の仮撚
加工糸の単糸繊度は、複合加工糸における構成比率に関
係し、50%以上であれば単糸繊度2d以上10d以
下、50%未満であれば3d以上10d以下とすること
が好ましい。それぞれの場合において、2d未満あるい
は3d未満では、加撚を施した複合糸の荷重下での熱処
理により伸縮性が得られ難くなり、10dを越える場合
には、織物の風合いが固くなるので好ましくない。ま
た、コンジュゲート糸の仮撚加工糸以外のマルチフィラ
メント糸の仮撚加工糸は、主として風合いに寄与し、そ
の単糸繊度は0.01d以上3d以下で、コンジュゲー
ト糸の仮撚加工糸の単糸繊度との差が1d以上で、繊度
がコンジュゲート糸の仮撚加工糸より小さいものを用い
ることが好ましい。
【0034】本発明で用いられるコンジュゲート糸以外
の他のマルチフィラメント糸の仮撚加工糸としては、通
常の製糸方法により得られる通常延伸糸の仮撚加工糸や
延伸仮撚加工糸、さらにナイロン/ポリエステルなど極
細割繊型や海・島型の仮撚糸でもよく、素材も特に限定
されず、ポリエステル、染色性を異にするカチオン可染
型ポリエステル、ナイロンなどの繊維形成性重合体から
得られる合成繊維のいずれでもよい。また、仮撚加工糸
1本に限られることなく、複数本を用いてもよい。本発
明において、撚係数αが6,700〜15,200の範
囲に加撚し複合糸とすることにより、織物としたときの
ハリ・腰や反発性を与え、適度なドレープ性を付与する
ことができる。撚数が少ないほどソフトな風合が得ら
れ、撚数が多いほどシャリ味の風合になる。
【0035】また、本発明の方法により得られる複合糸
は、撚係数αが6,700〜15,200のもとで巻縮
復元率(CR)が10%以上、巻縮発現伸長率(TR)
が5%以上有するものとなる。
【0036】次に、図面を参照しながら、さらに具体的
に説明する。図1は、本発明における混繊方法の一例を
示す工程概略図である。本発明の方法に供される仮撚捲
縮加工糸は、スピンドル方式、フリクション方式など従
来公知の方式によって得られるものでよい。仮撚ヒータ
ー温度は、190〜215℃、撚数は撚係数で22,5
00以上、供給フィード率は、加撚・解撚加工張力の張
力レベルに応じて選定するが、−2〜+4%の範囲で実
施し得ることができる。仮撚捲縮を施されたコンジュゲ
ート糸と、仮撚捲縮を施された他のマルチフィラメント
糸を、図1に示す様な方法により混繊して複合する。す
なわち、コンジュゲート糸の仮撚加工糸1と仮撚加工さ
れた他のマルチフィラメント糸2とを、それぞれ送り出
しローラ3,3′から供給する。その際に、コンジュゲ
ート糸の仮撚加工糸に対して、他のマルチフィラメント
糸の仮撚加工糸を5〜20%のオーバーフィードで供給
する。続いて、ローラ4で引揃え、ローラ4とローラ6
の間に設置された空気交絡ノズル5によりインターレー
ス処理して混繊し巻取装置7で巻き取られる。次いで撚
係数αが6,700〜15,200の範囲で加撚し複合
糸を得る。エアーノズルによる交絡の程度は、複合糸の
形態に応じて、単糸割れ、タルミなどによって高次工程
の通過性を阻害しない程度に、安定な形態となる条件を
選定すればよい。
【0037】図2は本発明の方法により得られた複合糸
(熱処理を施したもの、加撚:1000T/Mすなわち
撚係数:11314)の一例を示すモデル図である。図
3は本発明の方法により得られた加撚前の複合糸の一例
を示すモデル図である。図4は従来の芯・鞘2層構造糸
の一例を示すモデル図である。図5は従来の多層構造糸
の一例を示すモデル図である。本発明の方法により、コ
ンジュゲート糸は、糸の長さ方向に沿って、あまり集束
しない状態で比較的内側に配列し、3次元捲縮の位相を
異する状態で他のマルチフィラメント糸と混繊された形
態を有する複合糸を得ることができ、加撚されて拘束さ
れた状態でも捲縮を大きく発現する糸となる。
【0038】さらに詳述すると、複合加工糸の形態は、
それぞれのマルチフィラメント糸がそれぞれの集束した
形で複合されているのではなく、各単糸は比較的ばらば
らになった(集束されていない)状態で、コンジュゲー
ト糸の仮撚加工糸は比較的内層に配列しているが、複合
糸の内外に位置し、他のマルチフィラメント糸の仮撚加
工糸と混繊されている。また、他のマルチフィラメント
糸の仮撚加工糸は、比較的外層に位置する状態が好まし
い。例えば従来の伸度差複合仮撚加工において伸度差の
高い糸の組合せにおいて得られる2層構造糸(図4参
照)や、多層構造糸(図5参照)の様な芯・鞘構造形
態、交互撚構造形態は、加撚状態での伸縮性が低いので
好ましくない。
【0039】本発明の方法により得られた複合糸は、こ
の単独糸に加撚を施して拘束力を与えた状態でも、C
R、TRの低下が少ない。
【0040】次に本発明の織物の製造方法について説明
する。本発明の織物の製造方法は、製織に用いる複合加
工糸の巻縮発現力として伸縮復元率(CR)と、荷重下
での熱処理による捲縮発現伸長率(TR)が重要であ
る。すなわち、撚係数αが6,700〜15,200の
範囲の加撚のもとで、CR10%以上、TR5%以上有
する複合糸を、経糸および/または緯糸に用い製織する
によって得ることができる。本発明の方法により、ソフ
トでふくらみ感があり、ドレープ性かつ適度な伸縮性を
有する可縫性と縫製品の仕立て映えに優れた織物を得る
ことができる。
【0041】製織方法は特に限定されるものでなく、従
来公知の方法で織物を得ることができ、得られる織物
は、撚係数αが7,100〜15,900の範囲で加撚
された複合糸から構成され、経方向、緯方向あるいは経
および緯方向に3〜22%という優れた伸長率を有する
織物となる。なお、製織における染色工程で、複合糸に
収縮が生じるため、織物の撚係数αは、複合糸より若干
高い値となる。
【0042】
【実施例】
実施例1 ポリエチレンテレフタレート100%からなる低粘度成
分の極限粘度(IV)が0.475で、高粘度成分の極
限粘度(IV)が0.780である成分のポリマーを、
重量複合比50:50で並列型複合紡糸したUY(未延
伸糸)を熱延伸して得たコンジュゲート糸75D−18
Fを、通常の仮撚機(東レエンジニアリング(株)製T
FT−6M)を用いて仮撚加工した。加工条件は、仮撚
数3,500T/M(撚係数30,310)、1stヒ
ーター温度210℃、供給フィード率+2%、スピンド
ル回転数25万rpm(加撚方向S)で、ウーリー加工
糸を得た。得られた加工糸の物性は、CR32.1%、
TR35%、またS方向の1,000T/Mの追撚をダ
ブルツイスターで実施した時の糸は、CR27.3%、
TR31%であった。前記コンジュゲート糸の仮撚糸
と、通常のポリエステルマルチフィラメント糸50D−
72Fの仮撚加工糸(CR32%)とを、通常の混繊機
(愛機製作所(株)製エアー混繊機AT−510型)に
て、コンジュゲート糸の仮撚糸(75D−18F)に対
してマルチフィラメント糸の仮撚糸(50D−96F)
を5%のオーバーフィードで供給し、圧空2.5kg/
cm2 、ノズル1.6mmφ×1穴で交絡処理しつつ、
糸速500m/分で複合加工を実施した。得られた複合
加工糸は、128デニール、沸収率5.0%、CR3
0.7%、TR21.4%であった。また、この複合加
工糸にS方向の追撚1,000T/M(撚係数11,3
14)を実施した糸は、CR20.8%、TR5.8%
であり、加撚糸の荷重下での熱処理でも伸縮性の得られ
る複合糸であった。
【0043】一方、複合加工糸を1,000T/M(撚
係数11,314)を追撚したものを経糸として使用
し、緯糸には複合加工糸2本を400T/M(撚係数
6,400)で合撚し、生機密度を90×70本/2
5.4mmの平織をWJL(ウォータージェットルーム)
で製織した。そして通常の染色仕上加工により、密度1
02×82本/25.4mmに仕上げた。得られた織物
は、経方向6%、緯方向に8%の適度なストレッチ性を
有する加撚織物であるため、風合面でも従来の無撚複合
加工糸織物にないハリ・腰と反発性を有し、タッチもき
わめてソフトでよいものであった。
【0044】比較例1 一方、比較としてレギュラーポリエステルマルチフィラ
メント糸75D−18Fを実施例1のコンジュゲート糸
の仮撚加工条件で同様の仮撚加工を実施した。得られた
糸の物性は、CR33.3%、TR9.6%で、1,0
00T/M(S方向)追撚糸ではCR21%、TR2.
9%であった。
【0045】コンジュゲート糸の代わりに、上記の75
D−18Fのレギュラーポリエステルマルチフィラメン
トを用い、実施例1中のレギュラーポリエステルマルチ
フィラメント50D−72Fの仮撚加工糸と実施例1の
条件で複合加工した。得られた複合加工糸はCR27.
6%、TR3.0%であり、特に、TRが大きく低下し
た。さらに、S方向追撚1,000T/Mを実施した複
合糸では、CR2.4%、TR0.5%と、CR、TR
共に極端に低下し、捲縮発現性の全く悪いものであっ
た。さらに、実施例1と同規格により平織物を製織し、
染色仕上加工を行なった。得られた仕上密度は95×7
5本/25.4mmで、経・緯方向のストレッチ性は全く
無く、風合はソフトであるが、ハリ・腰・ドレープ性に
見劣りするものであった。
【0046】
【発明の効果】本発明の方法により、ソフトでふくらみ
感があり、ドレープ性かつ適度な伸縮性を有する可縫性
と縫製品の仕立て映えにすぐれた織物を得ることのでき
る複合糸およびその織物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における混繊方法の一例を示す工程概略
図である。
【図2】本発明の方法により得られた複合糸の一例を示
すモデル図である。
【図3】本発明の方法により得られた加撚前の複合糸の
一例を示すモデル図である。
【図4】従来の芯・鞘2層構造糸の一例を示すモデル図
である。
【図5】従来の多層構造糸の一例を示すモデル図であ
る。
【符号の説明】
1:コンジュゲート糸の仮撚加工糸 2:マルチフィラメント糸の仮撚加工糸 3,3′:送り出しローラ 5:空気交絡ノズル 7:巻き取り装置 A:コンジュゲート糸の仮撚加工糸 B:マルチフィラメント糸の仮撚加工糸
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 15/00 D 7199−3B // D01F 6/62 303 K 7199−3B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮復元率(CR)25%以上、捲縮発現
    伸長率(TR)25%以上である予め仮撚捲縮加工され
    たポリエステルよりなるコンジュゲート糸と、予め仮撚
    捲縮加工されたマルチフィラメント糸とを混繊するに際
    し、該マルチフィラメント糸を前記コンジュゲート糸に
    対して5〜20%のオーバーフィードで供給して混繊
    し、次いで下記式における撚係数αが6,700〜1
    5,200の範囲で加撚することを特徴とする複合糸の
    製造法。 【数1】 ただし、α:撚係数 D:複合糸のトータル繊度(デニール)
  2. 【請求項2】伸縮復元率(CR)25%以上、捲縮発現
    伸長率(TR)25%以上である予め仮撚捲縮加工され
    たポリエステルよりなるコンジュゲート糸と、予め仮撚
    捲縮加工されたマルチフィラメント糸とを混繊するに際
    し、該マルチフィラメント糸を前記コンジュゲート糸に
    対して5〜20%のオーバーフィードで供給して混繊
    し、次いで下記式における撚係数αが6,700〜1
    5,200の範囲で加撚して得た複合糸を経糸および/
    または緯糸として用いて製織することを特徴とする織物
    の製造方法。 【数2】 ただし、α:撚係数 D:複合糸のトータル繊度(デニール)
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