JP3440123B2 - エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物系樹脂組成物および該組成物の層を含む共押出積層体 - Google Patents
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物系樹脂組成物および該組成物の層を含む共押出積層体Info
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Description
共重合体ケン化物と特定のポリアミド系樹脂とからなる
樹脂組成物、およびその組成物の層を含む共押出積層体
に関するものである。
とポリアミド系樹脂との組成物は、前者に基づく酸素バ
リヤー性、耐油性、耐溶剤性に、後者に基づく耐衝撃性
が付与された性質を有していることから、食品包装用の
フイルム、シート、容器をはじめ、種々の用途に使用さ
れている。殊に、この組成物の層を中間層に配し、少な
くとも一方の外層にポリアミド系樹脂の層を配してなる
共押出積層体は、レトルト殺菌またはボイル殺菌可能な
包装材料としての用途が期待できる。
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物60〜95重量%
と、カプロアミドを主たる構成単位とし、かつメチレン
基数とアミド基数の比が5.2〜6.5である脂肪族共
重合ポリアミド5〜40重量%とからなる樹脂組成物が
示されている。
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物60〜95重量%
と、カプロアミド単位を主たる構成単位とし芳香族およ
び/または脂環族の構成単位を5〜50重量%含有する
ポリアミド5〜40重量%とからなる樹脂組成物が示さ
れている。
チレン−酢酸ビニル共重合体(a)およびポリアミド
(b)を、(a)および(b)の溶剤および周期律表第
I族または第II族金属の水溶性塩を使用して均一に溶解
した後、該溶剤を除去するようにしたエチレン−ビニル
アルコール共重合体組成物の製法が示されている。周期
律表第I族または第II族金属の水溶性塩とは、塩化リチ
ウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、酢酸カルシ
ウム、酢酸マグネシウムなどである。
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物60〜95重量%とポ
リアミド5〜40重量%とよりなり、かつ該ポリアミド
がカプロアミドと少なくとも2種の異なる脂肪族ポリア
ミドを不規則に共重合させて得られた融点が120〜2
00℃の範囲のものであり、さらに末端カルボキシル基
含有量[X]及び末端アミノ基含有量[Y]が [Y]<[X]+0.5×10-5 (ただし、[X],[Y]の単位はmol/g・ポリマ
ー)を満足する樹脂組成物が示されている。末端基量調
整剤として炭素数2〜23のカルボン酸、炭素数2〜2
2のジアミンなどを用いることも示されている。
レン−ビニルアルコール共重合体60〜95重量%とポ
リアミド5〜40重量%とからなり、かつ該ポリアミド
がカプロアミドを主たる構成単位とし、メチレン基数と
アミド基数の比が 5.20≦CH2/NHCO≦6.50 を満足する脂肪族ポリアミドで、かつ末端調整剤を使用
して末端カルボキシル基含有量[X]及び末端アミノ基
含有量[Y]が [Y]<[X]+0.5×10-5 (ただし、[X],[Y]の単位はmol/g・ポリマ
ー)を満足するように調整してなる融点が160〜21
5℃の樹脂組成物が示されている。
度40g/m2・day以上の値を有する樹脂外層
(A)、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂50
〜97重量%と、ポリアミド系樹脂45〜3重量%と、
少なくとも一種の水溶性またはアルコール可溶性の金属
化合物0.005〜5重量%からなる組成物の層
(B)、及び透湿度20g/m2・day以下の値を有
する樹脂内層(C)からなるガスバリヤー性多層包装体
が示されている。ここで水溶性またはアルコール可溶性
の金属化合物とは、具体的には、塩化リチウム、水酸化
リチウム、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム、塩化カ
リウム、水酸化カリウム、塩化カルシウム、硝酸カルシ
ウム、硝酸アルミニウム、塩化第2鉄、塩化亜鉛、ホウ
酸ナトリウム、酢酸ナトリウムなどである。またこの公
報には、酸化防止剤として、2,5−ジ−t−ブチルハ
イドロキノン、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、4,4−チオビス−(6−t−ブチルフェノー
ル)、2,2′−メチレン−ビス−(4−メチル−6−
t−ブチルフェノール)、オクタデシル−3−(3′,
5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート、4,4′−チオビス−(6−t−ブチル
フェノール)等を添加してもよいとの記載もある。
アミド系樹脂層とエチレン−酢酸ビニル共重合体けん化
物層とポリアミド系樹脂層とを備えてなる少なくとも3
層構成を有すると共に、フラット状に製膜されかつ逐次
2軸延伸されてなる多層フイルムにおける前記ポリアミ
ド系樹脂層の少なくとも一層が、ナイロン6樹脂50〜
95重量%と非晶質系ポリアミド系樹脂50〜5重量%
との混合樹脂層である多層フイルムが示されている。
22840号公報)には、(i)エチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物と、(ii)末端カルボキシル基(−C
OOH)の数(A)と末端−CONRR′基(ただし、
Rは炭素数1〜22の炭化水素基、R′は水素原子また
は炭素数1〜22の炭化水素基)の数(B)との比が 100×(B)/[(A)+(B)]≧5 を満足するポリアミド系樹脂とからなる樹脂組成物が示
されている。この公報には、先に引用した特開昭54−
78749号公報および特開昭54−78750号公報
の樹脂組成物のもつ問題点についても言及がある。
共重合体ケン化物とポリアミド系樹脂とからなる樹脂組
成物は、それぞれの樹脂の持つ特性が生かされることが
期待されるが、この樹脂組成物は溶融成形時にゲルを発
生しやすく、ロングラン成形が難しいという成形上の問
題点がある。
ド系樹脂として低融点の共重合ポリアミドや末端調節ポ
リアミドを用いたり、両樹脂の予備混合を溶剤を用いて
行ったり、金属化合物を併用したりするなどの工夫を行
うことにより成形性の問題点を改善しようとするもので
あるが、工業的見地からはなお改良の余地があった。
化物とポリアミド系樹脂とからなる樹脂組成物をナイロ
ン−6と非晶性ポリアミドとのブレンド物と共押出する
ような使い方をするときは、温度230〜250℃とい
うような高温下での成形となるため、ゲルの発生防止や
経時増粘防止の完全化を図る必要がある。
特願平5−164012、特願平5−164013号等
を特許出願した。そして、本出願人は更に研究を続け、
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とポリアミド系
樹脂とからなる樹脂組成物をたとえばナイロン−6と非
晶性ポリアミドとのブレンド物と共押出するような使い
方をするときであっても、先に出願した特願平5−16
4012、特願平5−164013号公報に比べ、ゲル
の発生、経時増粘、ダイスでの滞留をより有効に防止で
きる樹脂組成物を提供すること、およびそのような樹脂
組成物を用いた共押出積層体を提供することを目的とす
るものである。
ビニル共重合体ケン化物系樹脂組成物は、エチレン含量
20〜60モル%、酢酸ビニル単位のケン化度90モル
%以上のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
(A)、カプロアミドを主たる構成単位とし、メチレン
基数とアミド基数の比が 5.20≦CH2/NHCO≦6.50 を満足する脂肪族ポリアミドで、かつ末端調整剤を使用
して末端カルボキシル基含有量[X]および末端アミノ
基含有量[Y]が [Y]<[X]+5 (ただし、[X],[Y]の単位はμeq/g・ポリマ
ー)を満足するように調整してなる末端調整ポリアミド
系樹脂(B)、ヒンダードフェノール系化合物(C)、
炭素数1〜9の脂肪族カルボン酸のアルカリ土類金属塩
(D)及びエチレンビス脂肪酸アマイド、高級脂肪酸金
属塩、高分子エステル、脂肪酸エステル、炭化水素系化
合物から選ばれる少なくとも一つの化合物(E)からな
り、(A)と(B)との割合が重量比で70:30〜9
6:4で、(A)と(B)との合計量に対する(C)の
割合が0.01〜1重量%で、(A)と(B)との合計
量に対する(D)の割合が金属換算で0.5〜15μmo
l/gで(A)と(B)との合計量に対する(E)の割合
が0.01〜1重量%であることを特徴とするものであ
る。
物の層を中間層に配し、少なくとも一方の外層にポリア
ミド系樹脂の層を配してなるものである。
(A)としては、エチレン含量20〜60モル%(好ま
しくは25〜55モル%)、酢酸ビニル単位のケン化度
90モル%以上(好ましくは95モル%以上、更に好ま
しくは98モル%以上)のものが用いられる。エチレン
含量の過少は溶融成形性の低下を招き、エチレン含量の
過多は酸素バリヤー性の低下を招く。ケン化度が上記範
囲よりも小さいときは、酸素バリヤー性の低下を招く。
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A)は、少量
であれば、α−オレフィン、不飽和カルボン酸系化合
物、不飽和スルホン酸系化合物、(メタ)アクリロニト
リル、(メタ)アクリルアミド、ビニルエーテル、塩化
ビニル、スチレンなどの他のコモノマーで「共重合変
性」されていても差し支えない。また、本発明の趣旨を
損なわない範囲で、ウレタン化、アセタール化、シアノ
エチル化など「後変性」されていても差し支えない。
は、カプロアミドを主たる構成単位とし、メチレン基数
とアミド基数の比が 5.20≦CH2/NHCO≦6.50 を満足する脂肪族ポリアミドで、かつ末端調整剤を使用
して末端カルボキシル基含有量[X]および末端アミノ
基含有量[Y]が [Y]<[X]+5 (ただし、[X],[Y]の単位はμeq/g・ポリマ
ー)を満足するように調整したポリアミド系樹脂が用い
られる。
(B)を得るには、まずカプロアミド成分と他の脂肪族
ポリアミドを共重合する。この共重合体中のカプロアミ
ド単位は95〜55重量%、殊に90〜60重量%、な
かんずく90〜65重量%存在することが望ましく、カ
プロアミド単位が余りに少ないときはエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物(A)の改質効果が不足し、カプ
ロアミド単位が余りに多いときはエチレン−酢酸ビニル
共重合体ケン化物(A)に混合して用いたときの溶融成
形時の温度が高くなってロングラン成形にマイナスとな
る。カプロアミド成分と共重合させる他の脂肪族ポリア
ミドとしては、炭素数6〜12のアミノカルボン酸やラ
クタム、炭素数6〜12の二塩基性酸、炭素数4〜10
のジアミンなどがあげられる。
基数とアミド基数の比が 5.20≦CH2/NHCO≦6.50 の範囲内にあることが必要である。より好ましい範囲は
5.20〜6.00、殊に5.30〜5.80である。
そのためには、アミド基濃度が10以上の成分を全共重
合体中に5重量%以上、好ましくは10重量%以上導入
することが必要である。メチレン基数とアミド基数の比
が上記範囲よりも小さいときにはロングラン成形性が損
なわれ、上記範囲よりも多いときは共重合体中のカプロ
アミド単位が不足し、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物(A)の改質効果が不足する。
と、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12、ナイ
ロン610などからなる共重合体があげられ、特に、ナ
イロン6・12、ナイロン6・11、ナイロン6・66
・12、ナイロン6・66・11などの共重合体が好ま
しい。共重合体の融点は160〜215℃、特に165
〜215℃の範囲内にあることが望ましい。
とを持つものであるが、この末端カルボキシル基含有量
[X]および末端アミノ基含有量[Y]が [Y]<[X]+5 (ただし、[X],[Y]の単位はμeq/g・ポリマ
ー)を満足することが要求される。すなわち、分子中の
末端カルボキシル基の含有量が末端調節剤により末端ア
ミノ基の含有量よりも大きくなるように調整されねばな
らない。この場合、末端アミノ基含有量[Y]の絶対値
は70μeq/g・ポリマー以下、殊に50μeq/g・ポ
リマー以下であることが望ましい。末端アミノ基含有量
[Y]が大きいときはロングラン成形性の点で不利とあ
る。一方、末端アミノ基含有量[Y]が少ないことはこ
のましいが、樹脂の製造が困難となるので、10μeq/
g・ポリマー程度にとどめるべきである。なお末端カル
ボキシル基含有量[X]の絶対値は、100μeq/g・
ポリマー以下、殊に70μeq/g・ポリマー以下とする
のが適当である。
2〜23のカルボン酸、炭素数2〜20のジアミンが用
いられる。
しては、脂肪族モノカルボン酸(酢酸、プロピオン酸、
酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、
カプリン酸、ペラルゴン酸、ウンデカン酸、ラウリル
酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ミリトレイン酸、パ
ルメチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、
アラキン酸、ベヘン酸等)、脂環式モノカルボン酸(シ
クロヘキサンカルボン酸、メチルシクロヘキサンカルボ
ン酸等)、芳香族モノカルボン酸(安息香酸、トルイン
酸、エチル安息香酸、フェニル酢酸等)などがあげられ
る。
族ジアミン(エチレンジアミン、トリメチレンジアミ
ン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレンジアミ
ン、デカメチレンジアミン、ドデカメチレンジアミン、
ヘキサデカメチレンジアミン、2,2,4(または2,
4,4−)トリメチルヘキサメチレンジアミン)等)、
脂環式ジアミン(シクロヘキサンジアミン、ビス−
(4,4′−アミノシクロヘキシル)メタン等)、芳香
族ジアミン(キシリレンジアミン等)などが挙げられ
る。
族ジカルボン酸(マロン酸、コハク酸、グルタル酸、ア
ジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ドデカンジオン酸、テトラデカンジオン酸、
ヘキサデカンジオン酸、ヘキサデセンジオン酸、オクタ
デカンジオン酸、オクタデセンジオン酸、エイコサジオ
ン酸、エイコセンジオン酸、ドコサンジオン酸、2,
2,4−トリメチルアジピン酸等)、脂環式ジカルボン
酸(1,4−シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族
ジカルボン酸(テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、キシリレンジカルボン酸等)などのジカルボン酸類
を使用したり併用したりすることもできる。
が、通常カルボキシル基の量がアミノ基の量よりも0.
1〜18meq/mol、好ましくは0.2〜15meq/mol過
剰に用いる。末端調節剤の使用量が余りに少ないときは
ロングラン成形性の改善効果が乏しく、一方余りに多い
ときは重合度の上昇が遅く、製造上好ましくない。
いが、JIS K6810に従って測定する相対粘度で
1.7〜4.0、殊に2.0〜4.0であることが好ま
しい。
合、界面重合、溶液重合、塊状重合、固相重合、あるい
はこれらを組合わせた方法を採用することができる。
ては、N,N′−ヘキサメチレンビス(3,5−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナミド)、1,
1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t
−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキベンジル)ベンゼン、テトラキス[メチレン−3
−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、n−オクタデシル−β−
(4′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェ
ニル)プロピオネート、2,2′−メチレンビス(4−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−メチ
レンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、
4,4′−チオビス(6−t−ブチル−m−クレゾー
ル)、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)、ペンタエリスリチル−テトラキス[3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]などが挙げられる。
リ土類金属塩(D)としては、酢酸、プロピオン酸、酪
酸、吉草酸、カプロン酸、カプリン酸などの脂肪族カル
ボン酸のベリリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム
塩、ストロンチウム塩、バリウム塩があげられ、特に炭
素数2〜4の脂肪族カルボン酸のマグネシウム塩とカル
シウム塩が重要である。
アリルアマイド等のエチレンビス脂肪酸(炭素数16〜
18)アマイド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アル
ミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグ
ネシウム等の高級脂肪酸金属塩、ポリプロピレングリコ
ールのアジペート系縮合物、ポリプロピレングリコール
のセバケート系縮合物、スパームアセチ(日本油脂)、
ヘキストワックス−E(ヘキストジャパン)、ライトー
ル(三和油脂)、木ろう(野田ワックス)等の高分子エ
ステル、ブチルステアレート、ニッサンカスターワック
スA(日本油脂)、TB121(松本油脂製薬)等の脂
肪酸エステル、粘度法による分子量が900〜3000
0のポリエチレン等の低分子量ポリオレフィン、粘度法
による分子量が1000〜20000で酸価が5〜10
0の範囲の変性ポリエチレン、変性ポリプロピレン等の
低分子量ポリオレフィンが挙げられる。
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A)、末端調整ポリ
アミド系樹脂(B)、ヒンダードフェノール系化合物
(C)、炭素数1〜9の脂肪族カルボン酸のアルカリ土
類金属塩(D)、エチレンビス脂肪酸アマイド、高級脂
肪酸金属塩、高分子エステル、脂肪酸エステル、炭化水
素化合物から選ばれる少なくとも一つの化合物(E)か
らなる。
70:30〜96:4の範囲にあることが必要であり、
末端調整ポリアミド系樹脂(B)の割合が過少の場合は
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(A)の耐ボイ
ル性等の改良効果が充分に現れず、末端調整ポリアミド
系樹脂(B)の割合が過多の場合はエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物(A)の有する酵素バリヤー性、そ
の他の特質が損なわれる。
合は、(A)と(B)との合計量に対し0.01〜1重
量%の範囲にあることが必要である。ヒンダードフェノ
ール系化合物(C)の割合が上記範囲よりも少ないとき
は、酸化防止性が不足するため成形中に酸化性ゲルやダ
イス滞留物を生じやすくなる。一方その割合が上記範囲
より多くしても酸化性ゲルの抑制効果は一定限度以上に
は上がらず、またコスト的に不利となり、好ましくは
0.05〜0.8重量%の範囲である。
アルカリ土類金属塩(D)の割合は、(A)と(B)と
の合計量に対し、金属換算で0.5〜15μmol/g、
好ましくは1〜9μmol/gであることが必要であり、
その過少は溶融粘度の上昇を招き、その過多は、かえっ
て成形時にゲルの発生や発泡を生じさせたり、フイルム
の着色や成形性の不安定化を招くことがある。
との合計量に対し、0.01〜1重量%であることが必
要であり、その過少は押出機やダイス内の滞留物の増加
を招き、その過多は成形時にサージイング現象が多くな
り安定したフイルムが得られないなどの問題を招くこと
となり、好ましくは0.1〜1重量%である。
ィラー、着色剤、ブロッキング防止剤、帯電防止剤など
の添加剤を配合することもできる。
ム、シート、容器などの形状に成形される。溶融成形法
としては、押出成形法(ブロー成形法、押出コーティン
グ法を含む)、射出成形法をはじめとする任意の溶融成
形法が採用される。
少なくとも一方の外層にポリアミド系樹脂を配するよう
にして多層共押出成形することにより積層体を得るとき
に特に有用である。ここでポリアミド系樹脂としては、
ナイロン−6、ナイロン−6,6、ナイロン−7、ナイ
ロン−11、ナイロン−12をはじめとする各種のナイ
ロンがあげられるが、ナイロン−6と非晶性ポリアミド
とのブレンド物が特に重要である。ポリアミド系樹脂の
ほか、他の樹脂層を更に上記積層体のうちの少なくとも
一方に配することもできる。上記樹脂組成物は、多層押
出成形する際、ロングラン成形性等の点より、該組成物
の樹脂温度235〜255℃で成形することが好まし
い。
はボイル殺菌可能な包装材料として有用である。
合体ケン化物(A)に配合する樹脂として特殊なポリア
ミド系樹脂である末端調整ポリアミド系樹脂(B)を用
い、かつ助剤としてヒンダードフェノール系樹脂(C)
と炭素数1〜9の脂肪族カルボン酸のアルカリ土類金属
塩(D)、エチレンビス脂肪酸アマイド、高級脂肪酸金
属塩、高分子エステル、脂肪酸エステル、炭化水素化合
物から選ばれた少なくとも一つの化合物(E)を併用し
ている。
いナイロン−6と非晶性ポリアミドとのブレンド物と共
押出するような使い方をするときであっても、成形時の
温度が230〜250℃という高温下での成形となるに
もかかわらず酸化性ゲルの発生や経時増粘が有効に防止
され、ロングラン成形が可能となる。
性ポリアミドとのブレンド物と共押出するとき、層間密
着性も顕著に改善されるので、その共押出により得られ
た包装材料をレトルト殺菌やボイル殺菌に供してもデラ
ミネーションを生じない。
調節剤としての安息香酸で末端調節したもの 末端カルボキシル基含有量[X]38μeq/g 末端アミノ基含有量[Y] 22μeq/g メチレン基数とアミド基数の比(CH2/NHCO):5.35 融点:211℃
20)を末端調節剤としてのステアリン酸で末端調節し
たもの 末端カルボキシル基含有量[X]47μeq/g 末端アミノ基含有量[Y] 17μeq/g メチレン基数とアミド基数の比(CH2/NHCO):5.70 融点:195℃
75/15/10)を末端調節剤としての安息香酸で末
端調節したもの 末端カルボキシル基含有量[X]45μeq/g 末端アミノ基含有量[Y] 38μeq/g メチレン基数とアミド基数の比(CH2/NHCO):5.38 融点:178℃
ン化度99.5モル%、メルトインデックス=3(21
0℃)のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシン
ナミド)(チバ・ガイギー社製の「イルガノックス10
98」) C−2:1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキベンジル)ベ
ンゼン(チバ・ガイギー社製の「イルガノックス133
0」) C−3:ペンタエリスリチル−テトラキス[3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート](チバ・ガイギー社製の「イルガノックス1
010」)
リ土類金属塩(D) D−1:酢酸マグネシウム4水和物 D−2:プロピオン酸カルシウム D−3:酪酸マグネシウム
子量ポリエチレン E−3:ステアリン酸亜鉛 E−4:ステアリン酸マグネシウム E−5:ステアリン酸亜鉛:ステアリン酸カルシウム=
1:0.5(重量比) E−6:ステアリン酸亜鉛:ステアリン酸アルミニウム
=1:0.7(重量比)
成分と(D)成分と(E)成分とを(A)成分に添加
後、二軸押出機または単軸押出機により溶融押出した
後、冷却し、ペレット化した。さらに(B)成分を添加
してヘンシェルミキサーにて予備混合してから、コート
ハンガーダイを備えた押出機に供給して溶融混練し、厚
さ50μmのフイルムを製膜した。押出成形条件は下記
のように設定した。 押出機:40mm径押出機 スクリュー:フルフライト型 押出温度:押出機温度230℃、ダイ温度250℃ ダイ幅:400mm
%と非晶質ポリアミド10重量%とを含有するポリアミ
ド系樹脂Yと、実施例または比較例の樹脂組成物Xと
を、温度250℃に設定したTダイよりY/X/Yの層
構成となるように共押出し、冷却水の循環するチルロー
ルにより冷却してフラット状の3層フイルムを得た。そ
の後、90℃のロール延伸機により3倍に延伸し、さら
に140℃の雰囲気のテンター延伸機により3.5倍延
伸、続いて同テンターにより幅4%程度縮小させつつ2
10℃での雰囲気で熱固定した。得られたフイルムの厚
みはY/X/Y=5/10/5(μm)であった。
250℃、剪断速度122sec-1の条件下で40分間滞
留後の粘度η40と10分間滞留後の粘度η10とを測定
し、そのときの溶融粘度比η40/η10を求めた。
中で空気雰囲気下に加熱劣化させ、その劣化物をギ酸中
で60℃、4時間かけて溶解させ、200メッシュ金鋼
で濾過を行い、130℃、2時間乾燥後のギ酸不溶分よ
りゲル化分率を求めた。ゲル化分率が2%未満の場合を
○、2%以上 2.5%未満の場合を△、2.5%以上
の場合を×と判定した。
ム面上にゲル化物が出現するようになる時間でロングラ
ン成形性を判定した。実施例1の場合を○とし、これよ
りやや劣るものを△、明らかに劣るものを×というよう
に相対評価した。
時間連続成形を行った後、ポリエチレン3kgで置換を行
い、ダイスを解体し、ダイスマニホールド部に滞留物の
融点((A)成分の融点)降下の度合により評価を行っ
た。融点降下5℃未満を○、5℃以上10℃未満を△、
10℃以上を×と判定した。
℃×30分の条件で熱水中に浸漬したときのフイルム外
観及びデラミネーションの有無を評価した。処理前後で
透明性に変化がなくかつデラミネーションを生じない場
合を○とし、それ以外を×と判定した。
蒸気雰囲気中で30分保持したときのフイルム外観及び
デラミネーションの有無を評価した。処理前後で透明性
に変化がなくかつデラミネーションを生じない場合を○
とし、それ以外を×と判定した。
4に示す。(C)成分、(E)成分の配合量は各々
(A)成分と(B)成分の合計量に対するものである。
(D)成分の項の記載は、アルカリ土類金属の種類と、
(A)成分と(B)成分の合計量に対するアルカリ土類
金属の添加量(μmol/g)である。
の高いナイロン−6と非晶性ポリアミドとのブレンド物
と共押出するような使い方をするときであっても、成形
時の温度が230〜250℃という高温下での成形とな
るにもかかわらず酸化性ゲルの発生、経時増粘、ダイス
での滞留が有効に防止され、ロングラン成形が可能とな
る。
性ポリアミドとのブレンド物と共押出するとき、層間密
着性も顕著に改善されるので、その共押出により得られ
た包装材料をレトルト殺菌やボイル殺菌に供してもデラ
ミネーションを生じない。
Claims (5)
- 【請求項1】 エチレン含量20〜60モル%、酢酸ビ
ニル単位のケン化度90モル%以上のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体ケン化物(A)、カプロアミドを主たる構
成単位とし、メチレン基数とアミド基数の比が 5.20≦CH2/NHCO≦6.50 を満足する脂肪族ポリアミドで、かつ末端調整剤を使用
して末端カルボキシル基含有量[X]および末端アミノ
基含有量[Y]が [Y]<[X]+5 (ただし、[X],[Y]の単位はμeq/g・ポリマ
ー)を満足するように調整してなる末端調整ポリアミド
系樹脂(B)、ヒンダードフェノール系化合物(C)、
炭素数1〜9の脂肪族カルボン酸のアルカリ土類金属塩
(D)及びエチレンビス脂肪酸アマイド、高級脂肪酸金
属塩、高分子エステル、脂肪酸エステル、炭化水素系化
合物から選ばれる少なくとも一つの化合物(E)からな
り、(A)と(B)との割合が重量比で70:30〜9
6:4で、(A)と(B)との合計量に対する(C)の
割合が0.01〜1重量%で、(A)と(B)との合計
量に対する(D)の割合が金属換算で0.5〜15μmo
l/gで(A)と(B)との合計量に対する(E)の割合
が0.01〜1重量%であることを特徴とするエチレン
−酢酸ビニル共重合体ケン化物系樹脂組成物。 - 【請求項2】 (E)の化合物がエチレンビス脂肪酸
(炭素16〜18)アマイド、ステアリン酸亜鉛、ステ
アリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、粘度
法による分子量が900〜30000の低分子量ポリオ
レフィンから少なくとも一つ選ばれることを特徴とする
請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2の樹脂組成物の層を中間
層に配し、少なくとも一方の外層にポリアミド系樹脂の
層を配してなる共押出積層体。 - 【請求項4】 ポリアミド系樹脂がナイロン−6と非晶
性ポリアミドとのブレンド物である請求項3記載の共押
出積層体。 - 【請求項5】 共押出積層体がレトルト殺菌またはボイ
ル殺菌可能な包装材料である請求項3または4記載の積
層体。
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