JP3438595B2 - 開閉体の制御システム - Google Patents

開閉体の制御システム

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JP3438595B2
JP3438595B2 JP19895798A JP19895798A JP3438595B2 JP 3438595 B2 JP3438595 B2 JP 3438595B2 JP 19895798 A JP19895798 A JP 19895798A JP 19895798 A JP19895798 A JP 19895798A JP 3438595 B2 JP3438595 B2 JP 3438595B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防火シャッター等
の防火用開閉体を火災時に自動閉鎖させる開閉体の制御
システムに係り、特に、自動閉鎖時においても障害物感
知を有効にできる開閉体の制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の開閉体の制御装置を示
す構成図である。防火シャッター40等の防火用開閉体
は、火災時に発生する煙や熱を感知する防災盤から防災
信号BS(例えば直流24V信号)が出力されることを
受けて、開閉機Mに連結されたブレーキ41を解放させ
る自動閉鎖装置42を有している。これにより、火災時
にシャッター40に対する商用電源の供給がなくとも、
入力される防災信号BSに基づきブレーキ41を解放で
き、巻取り状態にある防火構造のシャッターカーテン4
0aを自重で下降させ自動的に開口部40bを閉鎖する
ことができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動閉鎖装置
は、防災信号の入力でブレーキを開放させるだけの構成
であるため、一旦下降したシャッターカーテン40aは
そのまま全閉するまで連続的に下降することとなり、途
中停止させることができなかった。このため、シャッタ
ーカーテン40aが自重下降する際に開口部40bに障
害物が有り、この障害物に接触した場合でも停止制御す
ることができず、障害物およびシャッター40の双方に
負荷がかかる問題があった。尚、防災信号BSが出され
ている状況下のシャッターカーテン40aは、障害物の
除去で速やかに再度下降させ開口部40bを閉鎖するこ
とが望ましい。
【0004】ところで、このシャッターカーテン40a
には、開閉中に障害物への接触を検出する障害物感知装
置45が設けられている。図示の如くシャッターカーテ
ン40a下端の座板上に設けられた送信機45aは座板
に対する障害物の接触で座板スイッチが作動すると感知
信号を受信機45bに無線送信し、図示しない制御手段
は感知信号の入力でシャッターカーテン40aの開閉を
停止制御する構成である。しかしながら、この障害物感
知装置45は、通常の開閉時のみ作動する構成であり、
防災信号の入力時、及び商用電源が供給されない状態で
は作動せず、上述した火災時にシャッターカーテン40
aが自重下降している際には障害物に接触しても停止さ
せることはできなかった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、火災時等に供給される防災情報を検出
して開閉体を自動閉鎖させるとともに、障害物感知時に
停止できる開閉体の制御システムを提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の開閉体の制御システムは、防災情報の検出
に基づき開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにお
いて、前記防災情報の検出に基づき前記開閉体を閉鎖さ
せ、該開閉体の閉鎖動作中に開閉体が障害物を感知した
ときには、前記開閉体の移動を停止もしくは速度を低減
させて閉鎖させる手段を備えている。
【0007】また、前記手段は、前記開閉体の閉鎖動作
中に開閉体が障害物を感知したときには、前記開閉体の
移動を少なくとも停止させた後、予め定められた所定の
事象の発生に基づき再度開閉体を閉鎖させる構成として
もよい。
【0008】また、前記手段は、前記障害物感知後にお
ける前記開閉体の閉鎖を電源に基づき電気的に閉鎖制御
する制御手段を含む構成としてもよい。
【0009】また、前記手段は、前記障害物感知後にお
ける前記開閉体の閉鎖を、電源の供給の有無にかかわら
ず機械的に実行する構成とすることもできる。
【0010】また、前記手段は、開閉体の開閉及び障害
物感知動作を有効にできる場合には障害物感知の動作を
有効にした状態で閉鎖制御する一方、無効状態時には前
記開閉体の閉鎖制御を実行せず前記開閉体を自然閉鎖さ
せる制御手段を含む構成とすることができる。
【0011】また、前記手段には、電源を供給する補助
電源が接続され、前記手段は、前記補助電源から供給さ
れる電源に基づき開閉体を閉鎖させる構成としてもよ
い。
【0012】また、防災情報の検出に基づき開放状態に
ある開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにおい
て、前記開閉体を開放状態に保持し、防災情報の検出で
該保持を解除して該開閉体を閉鎖動作させる保持機構
と、前記開閉体に設けられ、該開閉体の閉鎖動作中の障
害物感知に連動して開閉体を停止保持させ、この後予め
定められた所定の事象の発生に基づき前記停止保持を解
除して再度閉鎖させる停止機構と、を備えている。
【0013】また、参考例では、防災情報の検出に基づ
き開放状態にある開閉体を閉鎖させる開閉体の制御シス
テムにおいて、開閉体を開放状態に保持するためのブレ
ーキと、前記ブレーキによる開閉体の開放状態を解除さ
せるブレーキ解除用モータを備えた自動閉鎖装置と、前
記開閉体に対する障害物の感知時に感知信号を出力する
障害物感知装置と、前記防災情報の検出に基づき、前記
自動閉鎖装置を作動して前記ブレーキを解除させて開閉
体を閉鎖させる制御を実行し、該開閉体の閉鎖動作中に
前記障害物感知装置から感知信号が入力されると前記自
動閉鎖装置を停止して前記ブレーキを作動させて開閉体
の閉鎖を少なくとも一時停止状態に保持させる制御を実
行し、この後障害物感知装置が障害物を感知しない状態
となると、再度前記自動閉鎖装置を作動させ前記ブレー
キを解除して開閉体を閉鎖させる制御を実行する制御手
段と、を備えている。
【0014】また、防災情報の検出に基づき開放状態に
ある開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにおい
て、前記開閉体を開放状態に保持し、保持解除の信号入
力で該保持を解除して該開閉体を閉鎖動作させる保持機
構と、開閉体を開閉する開閉機への外部電源供給の有
無、及び、防災情報の有無を検出し、外部電源非供給時
に防災情報の検出時には前記保持機構に保持解除の信号
を出力し開閉体を閉鎖させる電源監視手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0015】また、防災情報の検出に基づき開放状態に
ある開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにおい
て、前記開閉体に対する障害物の感知時に感知信号を出
力し、この後障害物の感知状態が解除されたときに復帰
信号を出力する障害物感知装置と、開閉機に対する電源
供給を制御して前記開閉機を駆動制御する開閉手段と、
前記開閉手段の電源供給を制御し、前記障害物感知装置
から感知信号が出力されたときには、前記開閉体を少な
くとも停止制御させる障害物感知用制御手段と、前記開
閉体を開閉する開閉機に対する電源供給の有無を検出
し、この電源供給を検出しているときには前記障害物感
知用制御手段の動作を有効にした状態で、前記開閉体を
閉鎖制御する電源監視手段と、を具備したことを特徴と
する。
【0016】また、防災情報の検出に基づき開放状態に
ある開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにおい
て、前記開閉体に対する障害物の感知時に感知信号を出
力し、この後障害物の感知状態が解除されたときに復帰
信号を出力する障害物感知装置と、開閉操作に基づき前
記開閉機に対する電源供給を制御して前記開閉機を前記
操作に対応する方向に駆動制御する開閉手段と、前記開
閉手段の電源供給を制御し、前記障害物感知装置から感
知信号が出力されたときには、前記開閉体を少なくとも
停止制御させる障害物感知用制御手段と、前記開閉体を
開閉する開閉機への外部電源供給の有無を検出し、外部
電源非供給時には開閉体を自然閉鎖させ、外部電源供給
時には、前記開閉手段及び障害物感知用制御手段の動作
を有効にした状態で、前記開閉体を閉鎖制御する電源監
視手段と、を具備したことを特徴とする。
【0017】前記参考例の構成で説明する。防災情報
は、火災時などに検出される。開閉体の開閉中に障害物
を感知すると感知信号に基づき、開閉機に対する電源供
給を制御して、開閉体を停止あるいは反転開放させる。
防災情報により制御手段は、外部電源の供給の有無にか
かわらず補助電源の補助用電源に基づき動作する。この
防災情報により自動閉鎖装置のブレーキ解除用モータを
作動させブレーキを解除して開閉体を閉鎖させる。この
閉鎖中、障害物を感知し感知信号が入力されると、ブレ
ーキ解除用モータを停止してブレーキをかけ開閉体の閉
鎖を一時停止させる。この後、障害物の除去などで復帰
信号が入力されると、ブレーキ解除用モータを作動させ
ブレーキを解除して開閉体を再度閉鎖動作させる。開閉
体が開口部を閉鎖することにより所定の防火区画が形成
される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の開閉体の制御シ
ステムの第1実施形態を示す構成図である。同図におい
て、従来技術で説明した構成と同一の構成部には同一の
符号を附して説明を省略する。この実施の形態では、開
閉体として防火用のシャッターを例に説明するが、この
シャッターは、通常時には、開閉スイッチの操作で開閉
機が動作し開閉制御されるが、基本的に巻き取られた開
放状態にあり、この開放状態が保持機構(図示略)で機
械的に保持されている構成である。そして、火災時には
保持機構による開放状態の保持が解除されシャッターカ
ーテンの自重で自然降下して開口部を閉鎖し所定の防火
区画を形成する。
【0019】制御手段1は、補助電源2、障害物感知用
制御手段3、切替手段4で大略構成されている。この制
御手段1は、防災情報の検出に基づきモードが切り換え
られる。防災情報の未検出時(防災信号BSが入力され
ない状態)には通常モードで動作し、外部電源の供給で
図示しない開閉スイッチの操作に基づき開閉機Mを駆動
し開閉体としてのシャッターカーテン40aを同方向に
開閉制御する。開閉途中において障害物感知装置45か
ら感知信号が入力されたときにはシャッターカーテン4
0aの開閉を停止する等の制御を実行する。
【0020】上記外部電源は、一般的には商用電源に相
当するが、この商用電源に限らず、装置外部から供給さ
れる電源(例えば自家発電装置の電源や非常用電源等)
を含んでいる。また、障害物感知装置45が感知する障
害物とは、シャッターカーテン40aの開閉途中にこの
開閉を妨げたり開閉動作に支障のある物体を意味してお
り、全閉鎖時において座板が接触する床面等は障害物で
はない。
【0021】また、後述するように、火災時などに防災
信号BSが外部から入力されたときには火災モードに切
り替わり、シャッターカーテン40aを自重下降させ
る。この際に障害物感知装置45から感知信号が出力さ
れたときにおいてもシャッターカーテン40aを停止制
御可能に構成されている。この停止制御は外部電源が供
給されていない状態でも実行可能とされている。
【0022】図2は、制御手段1の内部構成を示す回路
図である。補助電源2は、外部から供給される防災信号
(DC24V)に基づき、障害物感知用制御手段3、切
替手段4に対し動作用の電源(DC12V)を供給す
る。これにより、外部電源の供給が断たれてもこの補助
電源2によって障害物感知用制御手段3の障害物感知動
作を有効状態に維持できる。この補助電源2が供給する
動作用の電源はDC12Vに限らず、障害物感知用制御
手段3、切替手段4が作動する種類の電源及び電圧に設
定すればよい。
【0023】図中10は、シャッター開閉回路(開閉手
段)であり、開放、閉鎖、停止用の各操作スイッチ1
1,12,13が設けられている。例えば開放スイッチ
11の操作時には、開放用の駆動リレー14aが駆動さ
れ、開閉機Mの電源ラインに設けられたリレー接点(不
図示)を閉じ開閉機Mを開放方向に駆動しシャッターカ
ーテン40aを上昇させる。また、駆動リレー14aの
通電により自己保持用のリレー接点15aが閉じるた
め、一旦開放スイッチ11が押下された後は、この開放
スイッチ11を離しても自己保持用リレー接点15aを
介して駆動リレー14aの通電状態が維持され、シャッ
ターカーテン40aの上昇を継続させることができる
(自己保持回路を構成している)。そして、シャッター
カーテン40aが上限位置に達すると、上限用リミット
スイッチ16aが接点を開いて駆動リレー14aの通電
が断たれ、シャッターカーテン40aはこの上限位置で
停止するようになっている。
【0024】同様に閉鎖スイッチ12の操作で閉鎖用の
駆動リレー14bが駆動され、自己保持用のリレー接点
15bが閉じる。閉鎖時には下限用リミットスイッチ1
6bが作動する。また、停止スイッチ13の操作により
回路が開かれ、開放、閉鎖いずれの状態も停止となる。
【0025】障害物感知装置45は送信機45aがシャ
ッターカーテンの下端部(座板)に設けられ電池を電源
として作動するもので、障害物感知時に座板スイッチの
移動で感知信号を送信し、また、その後の障害物の除去
により座板スイッチの復帰移動時には復帰信号を送信す
る構成となっている。
【0026】障害物感知用制御手段3は、内部にMPU
20、ROMやRAM等のメモリ、タイマ21などを備
え、通常のシャッター開閉時(防災信号BS非入力時)
には、障害物感知装置45からの感知信号、及び復帰信
号の入力に対応してシャッター開閉回路10に設けられ
たリレー接点ry1,ry2を開閉制御しシャッターカ
ーテン40aを制御(詳細は後述)する。また、防災信
号BS供給時には、感知信号、及び復帰信号の入力に対
応して出力端子a1,a2を切り替えて、自重下降時に
おけるシャッターカーテン40aの途中停止を制御す
る。
【0027】リレー接点ry1は常閉接点であり、開
放、閉鎖スイッチ11,12と並列状に、停止スイッチ
13と自己保持用のリレー接点15a,15bの中点と
の間に配置される。リレー接点ry2は常開接点であ
り、開放スイッチ11と並列接続される。
【0028】この障害物感知用制御手段3は、障害物感
知装置45からの感知信号の非入力時には、出力端子a
1,a2を継続的にON(閉じる)状態に維持する。ま
た、感知信号の入力時には、出力端子a1,a2を継続
的にOFF(開く)状態に維持する。この感知信号の入
力後において、復帰信号が入力されたときには、出力端
子a1,a2を再度ON状態に切り替える。
【0029】この出力端子a1,a2は、切替手段4の
駆動リレーRに接続されており、この駆動リレーRの駆
動(通電)中は、同切替手段4内部の常閉のリレー接点
RをON側に切り替え、防災信号BS供給時には出力端
子b1−b3間の電源ラインを形成する。一方、駆動リ
レーRの非駆動(非通電)中は、リレー接点RをOFF
側に復帰させ、出力端子b2−b3間の電源ラインを形
成する。
【0030】この出力端子b1,b2,b3は、防災信
号BS供給時には補助電源2から供給される補助用電源
SLを自動閉鎖装置42に対し、切り替えて供給する。
即ち、自動閉鎖装置42内に設けられたブレーキ解放用
モータMbは、駆動リレーRがONのとき出力端子b1
−b3間の電源ラインの形成によってリレー接点RのO
N側を電気が流れ、このブレーキ解放用モータMbを9
0°回転させブレーキを解放する。一方、駆動リレーR
がOFFのとき出力端子b1−b2間の電源ラインの形
成によってリレー接点RのOFF側を電気が流れ、この
ブレーキ解放用モータMbをさらに90°回転させてブ
レーキを復帰作動させる。このように、本実施形態では
自動閉鎖装置42が開閉体の保持機構を構成している。
【0031】尚、電源ラインb1,b2,b3は、途中
下限リミットスイッチ47の配線を通過して形成されて
おり、シャッターカーテン40aが下限位置まで下降し
たときには、ブレーキ解放用モータMbを復帰作動状態
に切り替える。
【0032】次に、上記構成の装置動作を説明する。 通常時(防災信号BSの非入力時)のシャッター閉鎖
動作 シャッター開閉回路10の閉鎖スイッチ12を操作する
と下降用の駆動リレー14bが通電され開閉機が同閉鎖
方向に駆動されシャッターカーテン40aが下降を開始
する。以後、自己保持用リレー接点15bにより、駆動
リレー14bが通電状態に自己保持され、シャッターカ
ーテン40aは下限位置まで下降を継続する。
【0033】この下降中に、障害物感知装置45が障害
物を感知し、感知信号を出力すると、障害物感知用制御
手段3は、リレー接点ry1を開き、自己保持用リレー
接点15bを開放してシャッターカーテン40aの下降
を停止させる。この後、タイマ21で設定された所定時
間だけry2を閉じて上昇用の駆動リレー14aが通電
され、シャッターカーテン40aを若干反転上昇させた
後、再度ry1を閉じてこれらリレー接点ry1,ry
2を復帰制御する。これにより、障害物に接触したとき
は、所定時間だけ反転上昇制御される。この後、障害物
感知装置45から復帰信号の入力で障害物感知用制御手
段3は、障害物除去と判断し初期状態に復帰して、開放
あるいは閉鎖スイッチ11,12の操作を受け付けて、
同操作方向へのシャッター開閉を許容する。障害物感知
時には、この他、障害物が除去されるまで反転上昇と下
降を数度繰り返し実行した後に停止させる構成とするこ
ともある。
【0034】防災信号BS入力時(図3のフローチャ
ート参照) シャッターカーテン40aが全開の状態で、防災信号B
Sが補助電源2に供給されると(SP1-YES)、補助電
源2は、障害物感知用制御手段3及び切替手段4に作動
用の補助用電源SLを供給する(SP2)。これによ
り、火災で外部電源の供給の有無にかかわらず、障害物
感知用制御手段3、切替手段4が有効に働く(SP
3)。
【0035】障害物感知用制御手段3は、補助用電源S
Lの供給を受けて、通常モードから防災モードに切り替
わり、出力端子b1−b3間の電源ラインの形成によっ
てリレー接点RのON側に電気が流れ、自動閉鎖装置4
2内に設けられたブレーキ解放用モータMbを作動させ
る(SP4)。ここで、障害物感知装置45から感知信
号が入力されていない状態では出力端子a1,a2が閉
じられており駆動リレーRがON状態になっている。対
応して解放状態にあるシャッターカーテン40aは、防
火区画を形成すべく自重で下降し始める(SP5)。
【0036】しかしながら、この下降中に障害物感知装
置45が障害物を感知すると(SP6-YES)、感知信号
が障害物感知用制御手段3に入力される。この障害物感
知用制御手段3が作動すると(SP7)、出力端子a
1,a2を開き、切替手段4内の駆動リレーRをOFF
にする(SP8)。これにより、出力端子b1−b2間
の電源ラインが形成され、リレー接点RはOFF側に切
り替えられ、ブレーキ解放用モータMbは復帰作動(ブ
レーキ復帰状態)となる(SP9)。このように自重下
降時でも障害物が感知されると、ブレーキが作動しシャ
ッターカーテン40aの下降を一時停止させる(SP1
0)。
【0037】この後、障害物が除去等され、障害物感知
装置45から復帰信号が入力されると、障害物感知用制
御手段3は、出力端子a1,a2を閉じ切替手段4の駆
動リレーRをONにさせ(SP11-YES)、自動閉鎖装
置42のブレーキ解放用モータMbを作動させる。これ
により、開口部40bに障害物がなくなると、一時停止
状態にあるシャッターカーテン40aは、再度、自動閉
鎖装置42のブレーキ解放用モータMbが作動して再下
降する(SP3〜SP4〜SP5)。ここで、障害物感
知装置45からの復帰信号の入力、即ち、障害物が解除
されたという事象の発生に基づき、シャッターカーテン
40aは再度下降制御される。シャッターカーテン40
aは、下限リミットスイッチ47が下限位置を検知する
まで降下され、下限位置に達すると(SP12-YES)、
自動閉鎖装置42が復帰し、シャッターカーテン40a
は開口部40bを閉鎖する(SP13)。
【0038】上記実施の形態では、防災モード時に自重
下降中のシャッターカーテン40aは、障害物接触によ
る感知信号を受けて一時停止し、復帰信号の入力を待っ
て再度下降させ開口部40bを閉鎖する構成とした。し
かし、復帰信号の入力が予め定められた期間経過までに
無いときには、強制的にシャッターカーテン40aを下
降させる構成としてもよい。この変形例では、タイマ2
1は感知信号入力でタイマカウントを開始しタイムアッ
プ時に出力端子a1,a2を閉じ切替手段4の駆動リレ
ーRをONさせ自動閉鎖装置42のブレーキ解放用モー
タMbを作動させる構成とする。この構成によれば、復
帰信号が何らかの都合で所定時間以上入力されないとき
においてはシャッターカーテン40aを閉鎖し防火区画
を優先して形成させることができる。
【0039】また、障害物感知装置45は、障害物を感
知している期間中は、制御手段1に継続的に感知信号を
出力する構成とし、制御手段1は、この感知信号が出力
されなくなったことを受けて障害物接触が解除されたと
判断する構成としてもよい。ここで、感知信号の出力の
有無は信号そのものの有無が逆転する構成の他、デジタ
ル値のH/Lの如く、常時いずれかの状態の信号が出力
される構成を含む。このようにして開閉体が障害物に接
触している期間について「予め定められた期間経過した
か否か」を判断する構成は上記のようにタイマ21のタ
イムアップで判断する構成とする他、ディレイ回路を用
い遅延時間に基づき判断したり、保持機構による開閉体
の機械的な停止状態が該当期間経過で自然に解除される
よう構成する等、種々の形態が考えられる。
【0040】また、上記実施の形態では、開閉体として
防火シャッターを例に説明したが、自動閉鎖装置42の
作動で開口部40bを閉鎖させる構成であれば、この開
閉体として防火シャッターに限らず、防火ドアなど他の
開閉体であってもよく、上記実施形態と同様の作用効果
を得ることができる。これら開閉体を開放状態に保持す
る保持機構は、上記実施の形態で説明したブレーキを用
いた自動閉鎖装置42に限らず、押え板や引っ張り機
構、マグネット等により解放状態を保持させておき、防
災信号BSの入力により押え板を外す等で解除する構成
としてもよい。
【0041】また、上記実施の形態では開閉体としての
シャッターが自重降下する構成を例に説明したが、水平
に移動するドア等では保持機構がバネ等で押すあるいは
引っ張りドアを閉鎖方向に付勢する構成であり、この保
持機構についても上記実施形態同様に防災信号BS入力
でバネ力で自然閉鎖され、この閉鎖中に障害物接触した
ときには、上述の如く一時停止制御する構成とすること
ができる。例えばこのドアは、閉鎖方向に働くバネ力を
阻止するため、ドアを押さえたり、閉鎖方向と逆方向に
引っ張ったりする作用のブレーキ機構を設け、障害物接
触でこのブレーキ機構を働かせ、接触解除でブレーキを
解除させてバネ力を復帰させる構成とする。
【0042】また、制御手段1には、防災信号BSとし
てDC24Vが入力される構成としたが、制御手段1は
これに限らず通常の信号入力を受けて防災モードに切り
替わる構成としてもよい。また、制御手段1に対する信
号の入力形態も有線に限らず、受信部を備えて無線入力
される構成としてもよい。さらに、上記実施の形態で
は、防災信号BSは図示しない火災報知手段などから火
災発生時等に制御手段1に対し外部入力される構成とし
て説明したが、シャッターケース内等に予め火災検知用
の検知手段が設けられ、この検知手段の検知信号を防災
信号BSに相当して制御手段1に入力される構成として
もよく、防災信号BSは外部入力されるものに限られる
ものではない。
【0043】また、防災信号BS相当の何らかの電気的
信号の入力構成で説明したが、この信号入力に限らな
い。例えば、シャッターカーテン40aの開放状態の保
持を解除させる機械的な構成であってもよい。例えば、
火災に対応して溶融するヒューズを保持機構に設けてお
き、このヒューズ断でシャッターカーテン40aを自然
下降させる構成とすることもできる。この場合、ヒュー
ズ断をもって防災情報を検出したことになる。
【0044】また、障害物感知用制御手段3は、防災モ
ード時における障害物感知時には、一時停止させる構成
としたが、この防災モード時においても障害物感知時に
は、通常モード時同様に反転上昇させたり、反転上昇と
下降を数度繰り返す構成としてもよい。また、障害物感
知装置45による障害物感知の構成についても、上述し
た送信機45aと受信機45bを備え、障害物への接触
に基づき感知信号を無線送信する構成に限られるもので
はない。例えば他には、シャッターカーテンの下端部に
障害物の接触で移動する座板スイッチを設け、障害物接
触時の座板の移動力でガイドレールの高さ方向に沿って
設けられたテープスイッチを押圧する構成とし、テープ
スイッチから制御手段に対し感知信号を有線出力する構
成としてもよい。この他、開口部に光電管やLED等の
投受光センサを設けたり、画像認識等により障害物を非
接触で感知する構成としてもよい。
【0045】さらに、この障害物感知装置45が作動に
電源が必要な構成(例えば上記投受光センサなど)で
は、防災モード時には、この障害物感知装置45に対し
て補助電源2から補助用電源SLが供給される構成とし
てもよい。さらに、装置に対する外部電源が非供給とな
ったときには、シャッターカーテンを自重降下させる構
成としてもよい。
【0046】次に、本発明の第2実施形態を図4乃至図
6を用いて説明する。図4にはシャッター駆動回路が示
されている。図5には、前記第1実施形態同様のシャッ
ター開閉回路(開閉手段)10が示されている。図6に
は、シャッター開閉回路10の開閉を電源監視して制御
する電源監視手段(以下、リレー制御手段と称す)50
が示されている。これらの図のうち、図4,図5は、第
1実施形態で説明した構成とほぼ同じ構成であり同一構
成部には同一符号を附して説明を省略する。
【0047】図4に示すシャッター駆動回路は、3相交
流を駆動源とし、電源ラインの途中に設けられた上昇
(開放)用のリレー接点OM、あるいは下降(閉鎖)用
のリレー接点CMが閉じることにより開閉機Mに同方向
の電力が印加されるようになっている。これらリレー接
点OM,CMは、前記実施形態同様、上昇用の駆動リレ
ー14a,下降用の駆動リレー14bの通電時に接点が
閉じる。また、BCは開閉機Mに連結されたブレーキで
あり、開閉機Mの回転中はブレーキを解除し、開閉機M
の停止中はブレーキを作動させる。
【0048】図5に示すシャッター開閉回路10は、制
御ラインP1,P2が図4に示す電源ラインに接続され
ている。同図に示すように、障害物感知装置45、及び
障害物感知用制御手段3は、前記第1実施形態と同様の
構成である。このシャッター開閉回路10は、接続線A
1〜A3を介してリレー制御手段50に接続されており
リレー制御手段50による開閉制御が可能となってい
る。
【0049】図6に示すリレー制御手段50は、前記図
4に示すシャッター駆動回路に対する外部電源の通電期
間中であって、防災信号が到来したときにシャッター開
閉回路10を開閉制御してシャッターカーテン40aの
開閉を制御する。このリレー制御手段50は、シャッタ
ー駆動回路に対して電源ラインA4,A5を介して接続
されている。この電源ラインA4,A5間には、外部電
源の通電を監視するための防災信号用補助リレーR1が
設けられている。
【0050】自動閉鎖装置42は、防災信号入力時に、
この防災信号の電源(DC24V)で作動する。この自
動閉鎖装置42は、作動用の電源ラインがリレー制御手
段50を介して供給されている。そして、防災信号用補
助リレーR1で外部電源の通電検知時には、自動閉鎖装
置42への電源ラインに設けられた電源監視用リレー接
点R1が開かれ、自動閉鎖装置42に電源が供給されな
いようになっている。この自動閉鎖装置42への電源ラ
イン上には、防災信号の入力を検知する防災信号用リレ
ーR2が設けられている。
【0051】リレー制御手段50には、シャッターカー
テン40aの下限位置を検出する下限リミットスイッチ
47が設けられている。この下限リミットスイッチ47
が下限位置を検知したときには、下限用リレーRDが作
動し、リレー接点RDを開閉させる。また、電源ライン
A4,A5間には、それぞれ並列に防災信号保持用リレ
ーR3と、閉指令用タイマT1と、閉指令ショット用リ
レーR4と、閉指令解除用ののショット用タイマT2が
設けられている。閉指令用タイマT1は、通電により所
定期間T1をカウント後にリレー接点T1を閉じる。シ
ョット用タイマT2は、T2秒間だけ閉指令用タイマT
1を作動させるために設けられる。防災信号保持用リレ
ーR3には、下限用リレー接点RDと、防災信号用リレ
ー接点R2が接続されている。この防災信号用リレー接
点R2には、防災信号保持用リレーのリレー接点R3が
並列接続されている。
【0052】閉指令用タイマT1には、ショット用タイ
マ接点T2と、防災信号保持用リレー接点R3が接続さ
れている。閉指令ショット用リレーR4と、ショット用
タイマT2の並列接続体には、降下中リレー接点RB
と、閉指令用タイマ接点T1が接続されている。閉指令
用タイマ接点T1には閉指令ショット用リレー接点R4
が並列接続されている。
【0053】シャッター開閉回路10の自己保持用のリ
レー接点15bの両端には、接続線A2,A3を介して
閉指令用タイマ接点T1が設けられている。即ち、閉指
令用タイマT1が作動し閉指令用タイマ接点T1が閉じ
ることにより、シャッターカーテン40aを閉鎖制御す
る。また、接続線A1,A3を介して、シャッター開閉
回路10の下降動作が検知され、シャッターカーテン4
0aの下降中には、下限信号用リレーRDが通電作動
し、上記各下限用リレー接点RDを開閉させる。
【0054】次に、上記構成のリレー制御手段50によ
るシャッター制御動作を図7,図8のフローチャートを
参照して説明する。シャッターカーテン40aが全開の
状態で、シャッターに外部電源が供給されていると、電
源監視リレーR1が作動状態となる(SP1-YES)。一
方、シャッターに外部電源が供給されていないと電源監
視リレーR1が非作動状態となる(SP21-NO )。対
応して電源監視リレー接点R1はOFF(常閉接点が閉
じた状態)でありこの状態で防災信号を受信すると(S
P22-YES)、自動閉鎖装置42は防災信号の供給によ
って作動し、シャッターカーテン40aは自重で閉鎖位
置まで下降する(SP23)。
【0055】前記シャッターに外部電源が供給されてい
る状態で、防災信号を受信したときには(SP24-YE
S)、以下に示す各処理でシャッターカーテンを電気的
に開閉制御する。始めに、この防災信号の受信により、
防災用補助リレーR3が作動する(SP25)。これに
より、閉指令用タイマT1がカウントを開始する(SP
26)。そして所定期間T1 経過しカウントアップする
と(SP27-YES)、閉指令用タイマ接点T1が閉じ
る。これにより、信号線A2,A3を介してシャッター
開閉回路10の自己保持用リレー接点CM部分がこの閉
指令用タイマ接点T1により閉じられた形となる(SP
28)。ここで、閉指令用タイマT1のカウントアッ
プ、即ち、所定時間経過したという事象の発生に基づ
き、リレー制御手段50はシャッターカーテン40aを
再度下降制御する。
【0056】シャッター制御回路10は、この閉指令用
タイマ接点T1を介して下降動作を開始制御する(SP
29)。即ち、下降用のリレー接点CMが閉じて開閉機
Mが同下降方向に回転しシャッターカーテン40aを閉
鎖駆動し始める。 シャッターカーテン40aの下降中
は、接続線A1,A3を介して降下中リレーRBが作動
し、同リレー接点RBを閉じる。これにより、閉指令シ
ョット用リレーR4が作動すると同時に、ショット用タ
イマT2がT2秒間のカウントを開始する。
【0057】ショット用タイマT2がカウントアップす
ると(SP30-YES)、閉指令用タイマT1への通電が
遮断される。以降、シャッター制御回路10は、自己保
持用のリレー接点15bが閉じられた状態を保持し、シ
ャッターの下降が継続する(SP31)。
【0058】シャッターカーテン40aの下降中には、
障害物感知制御が実行可能である。即ち、障害物感知装
置45が障害物を感知すると(SP32-YES)、送信機
45aは障害物の接触に対応して感知信号を受信機45
bに無線送信し、障害物感知用制御手段3は感知信号の
入力で所定の停止制御を実行する(SP33)。
【0059】障害物感知用制御手段3による停止制御
は、例えば、リレー接点ry1,ry3を開き、自己保
持用リレー接点15bを開放してシャッターカーテン4
0aの下降を停止させる(SP34)。同時に降下中リ
レーRBが非通電状態となり、同リレー接点RBが開
く。これにより、閉指令ショット用リレーR4の保持が
解除される。
【0060】この後、障害物感知用制御手段3は、タイ
マ21で設定された所定時間だけry2を閉じて上昇用
の駆動リレー14aが通電され、シャッターカーテン4
0aを若干反転上昇させた後、再度ry1を閉じてこれ
らリレー接点ry1,ry2を復帰制御する(SP3
5)。これにより、障害物に接触したときは、所定時間
だけ反転上昇制御される。上記シャッター停止制御後
は、SP5に移行して、防災信号受信による上記シャッ
ター下降制御が繰り返される。
【0061】一方、SP12にて障害物が感知されなか
った場合には、シャッターカーテン40aは下降を続け
る。そして、シャッターカーテン40aが全閉すると、
下限リミットスイッチ47がこの下限位置を検知し、下
限用リレーRDが作動する(SP38-YES)。同状態
は、図7におけるSP40の処理と同内容である。
【0062】このように、シャッターカーテン40aが
全閉することにより、開閉機Mが停止して、防災信号用
補助リレーR1の保持が解除される。また、降下中リレ
ーRBが非通電状態となり、閉指令ショット用リレーR
4の保持が解除される(SP39)。
【0063】上記実施形態では、電源監視手段50の内
部構成全体がリレーを用いたシーケンス制御を例に説明
したが、これに限ることはなく、マイクロプロセッサを
用いソフトウェアの実行によりシャッターカーテン40
aを閉鎖制御する構成としてもよい。
【0064】ところで、上記実施形態においては、電源
監視手段(リレー制御手段)50が、外部電源供給の有
無、及び防災信号受信の有無で開閉体を開閉制御する構
成とした。このリレー制御手段50は、外部電源が供給
されている状態(SP21-YES)で、防災信号を受信す
ると(SP24-YES)、この外部電源供給に基づきシャ
ッターカーテン40aを閉鎖制御する(SP29)。そ
して、この外部電源供給に基づき、閉鎖制御中の障害物
感知で(SP32-YES)、シャッターカーテン40aを
一時停止させる(SP34)。
【0065】このように、SP21〜SP39に至る電
源監視手段50の閉鎖制御動作は、全て外部電源が供給
されている状態でのみ実行される。したがって、電源監
視手段50が実行する閉鎖制御動作中に、外部電源が非
供給状態となると、上記構成では、シャッターが自動閉
鎖装置42によって途中停止状態のままとなってしま
う。このため、図6に示す電源ラインA4,A5部分に
補助電源からの電源供給が可能な構成とし、外部電源の
供給断時にこの補助電源からの電源供給を受けて、電源
監視手段50の閉鎖制御を継続動作させる構成としても
よい。
【0066】この他、補助電源により、電源監視手段5
0のみを作動させて、補助電源により自動閉鎖装置42
のブレーキモータに保持解除の信号を出力する構成と
し、シャッターカーテン40aを自重下降させる構成と
することもできる。この場合、補助電源は、保持解除信
号程度の小電力で済む。
【0067】また、電源監視手段50は、外部電源の供
給状態と、防災信号の受信状態に基づきシャッターカー
テン40aの閉鎖制御を異なるモードで実行する構成と
することもできる。例えば、前記電源監視手段50の閉
鎖制御を実行中に、外部電源が非供給状態となった時に
は、防災信号の受信の有無に応じて電源監視手段50に
よる前記閉鎖制御を実行、あるいは不実行(動作不能)
状態とする。即ち、外部電源が非供給時の時点で、防災
信号を受信していなかったときには、この電源監視手段
50は非作動状態のままとし、シャッターカーテン40
aを途中停止状態とする。この場合、防災信号が出され
ていないため防火区画を形成する必要がなくこの状態は
問題ない。一方、外部電源が非供給時の時点で、防災信
号を受信していたときには、補助電源の供給を受けて自
動閉鎖装置42に保持解除の信号を出力してシャッター
カーテン40aを自重下降させる。
【0068】他の例としては、外部電源が非供給時とな
ったときには、防災信号の受信の有無にかかわらず、シ
ャッターカーテン40aを自重下降させる構成としても
よい。この構成の場合、前記自動閉鎖装置42を用いな
い。電源監視手段50に対する外部電源の供給が絶たれ
ると、シャッターカーテン40aが自然下降する構成で
ある。
【0069】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
図9は、この実施形態における要部を示す図であり、シ
ャッターカーテン40aの下端部が示されている。この
実施形態では、外部電源供給の有無にかかわらず、防災
信号の受信でシャッターカーテン40aが下降した後の
障害物接触時に、シャッターカーテン40aを機械的に
停止させる構成である。
【0070】図示のように、シャッターカーテン40a
の下端部には座板60が設けられ、座板先端部61が座
板60の他の部位に対して相対的に上下に移動可能に設
けられている。座板60内部には、座板先端部61に対
する障害物の接触で作動する停止機構62が設けられて
いる。略中央位置には、回動レバー63が回転自在に軸
支され、この回転レバー63の両端には、それぞれ所定
長さの連結ロッド64が連結されている。連結ロッド6
4は保持機構65のラッチ部材70を介して停止部材6
6に連結されている。停止部材66やピン部材72は、
ヒューズや合成樹脂など火災時の所定温度で溶融する材
質である。
【0071】回動レバー63は、バネ部材67によって
常時内方に付勢されている。連結ロッド64には、保持
機構65を構成するアーム部材68の一端が軸支され
る。このアーム部材68の他端を軸支しているピン部材
72は、座板先端部61の両端に設けられた上下方向に
所定幅を有するスリット61a内に係合している。
【0072】これにより、同図(b)に示すように、シ
ャッターカーテン40aが下降している間に座板先端部
61が障害物に接触すると、この座板先端部61が上に
持ち上がる。そして、アーム部材68が連結ロッド64
を介してそれぞれガイドレール40c方向に押し出して
シャッターカーテン40aを停止させる。
【0073】図10は、図9のうち保持機構65部分を
示す側断面図である。図10(a),(b)は、それぞ
れ図9(a),(b)の状態に一致している。図10
(a)に示すように、ピン部材72は突出片72aがバ
ネ72bで常時外方に付勢されている。そして、図10
(b)に示すように、座板先端部61が上方に移動する
と、ピン部材72の突出片72aが座板60の係合穴6
0cに係合するようになっている。この係合により、ア
ーム部材68が固定され、停止部材66を突出させた状
態に保持する。これにより、障害物接触時にシャッター
カーテン40aが停止すると、それ以降はシャッターカ
ーテン40aの荷重が障害物に負荷されないようにする
ことができる。
【0074】この後、外部からの熱が加えられると、停
止部材66やピン部材72が溶融して停止状態が保持さ
れなくなり、シャッターカーテン40aは自然下降して
開口部を閉鎖する。即ち、停止部材66は、予め外部か
らの加熱という事象に基づき溶融する作用を有し、シャ
ッターカーテン40aを閉鎖させる。
【0075】上記のように、この第3実施形態の構成に
おいては、障害物感知時、及びシャッターカーテン40
a全閉時には、それぞれシャッターカーテンが停止及び
保持されることになる。ここで、シャッターカーテン4
0aは障害物感知で停止した場合は、全閉状態ではない
ため、上記の所定事象発生後に再降下することとなる。
しかし、シャッターカーテン40aが床面接触等で全閉
になった場合は、前記所定事象が発生してもシャッター
カーテン40aはその位置よりも閉鎖方向に下降しない
こととなる。
【0076】ところで、上記連結ロッド64や保持機構
65全体を合成樹脂など所定温度で溶融する構成として
もよく、この場合でも上記同様に障害物接触で一時停止
するものの、最終的には閉鎖して防火区画を形成でき
る。
【0077】また、保持機構65と係合するストッパ部
材等をガイドレール40c側に設けてもよい。例えばガ
イドレール40cには上下方向に所定間隔で凹溝を設
け、停止部材66がこの凹溝に係合保持される構成とし
てもよい。また、停止機構62は、障害物接触で座板先
端部61が上に持ち上がる力を所定時間保持するギヤ機
構で構成し、所定時間後にこのギヤ機構がバネ力等で初
期位置に復帰する構成としてもよい。この構成によって
も、シャッターカーテン40aは、障害物接触時に一時
停止した後、所定時間経過で再度自然に下降するように
なる。
【0078】上記第3実施形態では、シャッターカーテ
ン40aは、障害物接触時に一時停止する構成とした
が、これに限らない。この他、障害物接触時に速度が低
下させて下降する構成とすることもできる。具体的に
は、障害物接触で停止部材66はガイドレール40cに
接触するが、これらの部材を、これらの間の摩擦力がシ
ャッターカーテン40aの降下力より少なくなるように
構成する。停止はせずこの際の摩擦力によりシャッター
カーテン40aの速度は低下して下降することになる。
【0079】また、第3の実施形態では、シャッターカ
ーテン40aの障害物接触時には、機械的構成のみでこ
のシャッターカーテン40aを停止、あるいは下降速度
を低下させる構成を説明したが、これに限らない。例え
ば、障害物は、光電管等で非接触に感知され、座板先端
部61が除かれた構成とする。そして、障害物感知時に
は、光電管からの感知信号に基づき、座板60内部に設
けられた保持機構65がアーム部材68を図9(b)、
図10(b)に示す状態に移動させる構成とする。この
構成の保持機構65は、上述した構成に加えてモータや
アクチエータを有しており、感知信号によってアーム部
材68、あるいは連結ロッド64等を作動させるように
なっている。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、防災情報の検出に基づ
き、保持機構で開放状態が保持されている開閉体が閉鎖
されるが、この閉鎖中に障害物を感知したときには、開
閉体を停止もしくは速度を低減させる構成であり、対応
して障害物に対する開閉体の負荷を低減化でき、また、
障害物の除去などが行えるようになる。障害物感知後、
障害物感知が解かれるなど、予め設定された所定の事象
の発生を以て再度開閉体が閉鎖できるため、所定の防火
区画を形成できるようになる。上記制御は、防災情報に
基づき供給される電源を用いて制御手段が電気的に実行
したり、あるいは外部電源の供給の有無にかかわらず機
械的な構成で実行することができる。また、電気的な開
閉制御及び障害物感知制御が制御可能であるときにはで
きるだけ制御させる構成とすることにより、防火区画を
形成させながら障害物感知制御も行えるようになる。一
方、供給される電源の供給が断たれたときなど電気的制
御が不能となった場合でも、開閉体が自然閉鎖して所定
の防火区画を形成できる。また、外部電源の供給が断た
れても補助電源に基づき開閉体の閉鎖制御及び障害物感
知制御を継続して実行できるようになる。
【0081】防災情報の検出で開閉体が閉鎖されるが、
閉鎖中に障害物を感知したときには停止機構が開閉体を
停止保持させるが、この停止機構は所定の事象の発生で
再度開閉体を閉鎖させるため、障害物感知させながら、
最終的に開閉体を閉鎖させることができるようになる。
制御手段は、防災情報の検出前後いずれにおいても開閉
制御する構成であり、構成を簡単にできる。そして通常
時には障害物感知時に反転開放制御など開閉機の電源供
給を制御して開閉の制御を実行する一方、防災情報検出
で閉鎖する際の障害物感知時には保持機構による開閉体
の保持を解除する構成に変更されるため、防災モード時
には最小の電力で障害物感知時の停止制御、及び復帰時
の再度の閉鎖を実行できるようになる。外部電源の非供
給時に防災情報が検出された場合には、保持機構による
保持を解除して開閉体を閉鎖させることができる。外部
電源が供給されている期間中に防災情報が検出された場
合には、開閉体を開閉機で電動閉鎖制御する構成とし、
かつ、この閉鎖時に障害物を感知した場合には、障害物
を感知して停止する構成であり、防災情報が検出される
事態となっても外部電源による開閉体の制御が可能な状
態にあるとき、システムが有する機能を有効に活用して
避難や消火などの防災活動を妨げることがない。加え
て、外部電源の非供給時に防災情報が検出された場合に
は、開閉体を自然閉鎖させることができ、最終的に所定
の防火区画を形成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉体の制御システムの第1実施形態
を示す構成図。
【図2】制御手段の内部構成を示す回路図。
【図3】第1実施形態のシステムの開閉体制御動作を示
すフローチャート。
【図4】本発明の開閉体の制御システムの第2実施形態
を示す構成図(その1)。
【図5】本発明の開閉体の制御システムの第2実施形態
を示す構成図(その2)。
【図6】本発明の開閉体の制御システムの第2実施形態
を示す構成図(その3)。
【図7】第2実施形態のシステムの開閉体制御動作を示
すフローチャート(その1)。
【図8】第2実施形態のシステムの開閉体制御動作を示
すフローチャート(その2)。
【図9】第3実施形態の要部を示す図。
【図10】図9の部分側断面図。
【図11】従来の開閉体の制御装置を示す構成図。
【符号の説明】
1…制御手段、2…補助電源、3…障害物感知用制御手
段、4…切替手段、10…シャッター開閉回路、11…
開放スイッチ、12…閉鎖スイッチ、13…停止スイッ
チ、20…MPU、21…タイマ、40a…シャッター
カーテン、40b…開口部、40c…ガイドレール、4
2…自動閉鎖装置、45…障害物感知装置、50…リレ
ー制御手段、60…座板、60c…係合穴、61…座板
先端部、62…停止機構、65…保持機構、68…アー
ム部材、72…ピン部材、M…開閉機、Mb…ブレーキ
解放用モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/80 A62C 2/06 503 A62C 2/24

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防災情報の検出に基づき開閉体を閉鎖さ
    せる開閉体の制御システムにおいて、 前記防災情報の検出に基づき前記開閉体を閉鎖させ、該
    開閉体の閉鎖動作中に開閉体が障害物を感知したときに
    は、前記開閉体の移動を停止もしくは速度を低減させて
    閉鎖させる手段を備え、前記手段は、前記障害物感知後における前記開閉体の閉
    鎖を電源に基づき電気的に閉鎖制御する制御手段を含む
    ことを特徴とする開閉体の制御システム。
  2. 【請求項2】 防災情報の検出に基づき開閉体を閉鎖さ
    せる開閉体の制御システムにおいて、 前記防災情報の検出に基づき前記開閉体を閉鎖させ、該
    開閉体の閉鎖動作中に開閉体が障害物を感知したときに
    は、前記開閉体の移動を停止もしくは速度を低減させて
    閉鎖させる手段を備え、 前記手段は、前記障害物感知後における前記開閉体の閉
    鎖を、電源の供給の有無にかかわらず機械的に実行する
    ことを特徴とする開閉体の制御システム。
  3. 【請求項3】 前記手段は、前記開閉体の閉鎖動作中に
    開閉体が障害物を感知したときには、前記開閉体の移動
    を少なくとも停止させた後、予め定められた所定の事象
    の発生に基づき再度開閉体を閉鎖させる請求項1又は2
    記載の開閉体の制御システム。
  4. 【請求項4】 防災情報の検出に基づき開閉体を閉鎖さ
    せる開閉体の制御システムにおいて、 前記防災情報の検出に基づき前記開閉体を閉鎖させ、該
    開閉体の閉鎖動作中に開閉体が障害物を感知したときに
    は、前記開閉体の移動を停止もしくは速度を低減させて
    閉鎖させる手段を備え、 前記手段は、開閉体の開閉及び障害物感知動作を有効に
    できる場合には障害物感知の動作を有効にした状態で閉
    鎖制御する一方、無効状態時には前記開閉体の閉鎖制御
    を実行せず前記開閉体を自然閉鎖させる制御手段を含む
    ことを特徴とする開閉体の制御システム。
  5. 【請求項5】 前記手段は、開閉体の開閉及び障害物感
    知動作を有効にできる場合には障害物感知の動作を有効
    にした状態で閉鎖制御する一方、無効状態時には前記開
    閉体の閉鎖制御を実行せず前記開閉体を自然閉鎖させる
    制御手段を含む請求項1記載の開閉体の制御システム。
  6. 【請求項6】 前記手段には、電源を供給する補助電源
    が接続され、 前記手段は、前記補助電源から供給される電源に基づき
    開閉体を閉鎖させる請求項または5記載の開閉体の制
    御システム。
  7. 【請求項7】 防災情報の検出に基づき開放状態にある
    開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにおいて、 前記開閉体を開放状態に保持し、保持解除の信号入力で
    該保持を解除して該開閉体を閉鎖動作させる保持機構
    と、 開閉体を開閉する開閉機への外部電源供給の有無、及
    び、防災情報の有無を検出し、外部電源非供給時に防災
    情報の検出時には前記保持機構に保持解除の信号を出力
    し開閉体を閉鎖させる電源監視手段と、 を備えたことを特徴とする開閉体の制御システム。
  8. 【請求項8】 防災情報の検出に基づき開放状態にある
    開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにおいて、 前記開閉体に対する障害物の感知時に感知信号を出力
    し、この後障害物の感知状態が解除されたときに復帰信
    号を出力する障害物感知装置と、 開閉機に対する電源供給を制御して前記開閉機を駆動制
    御する開閉手段と、 前記開閉手段の電源供給を制御し、前記障害物感知装置
    から感知信号が出力されたときには、前記開閉体を少な
    くとも停止制御させる障害物感知用制御手段と、 前記開閉体を開閉する開閉機に対する電源供給の有無を
    検出し、この電源供給を検出しているときには前記障害
    物感知用制御手段の動作を有効にした状態で、前記開閉
    体を閉鎖制御する電源監視手段と、 を具備したことを特徴とする開閉体の制御システム。
  9. 【請求項9】 防災情報の検出に基づき開放状態にある
    開閉体を閉鎖させる開閉体の制御システムにおいて、 前記開閉体に対する障害物の感知時に感知信号を出力
    し、この後障害物の感知状態が解除されたときに復帰信
    号を出力する障害物感知装置と、 開閉操作に基づき前記開閉機に対する電源供給を制御し
    て前記開閉機を前記操作に対応する方向に駆動制御する
    開閉手段と、 前記開閉手段の電源供給を制御し、前記障害物感知装置
    から感知信号が出力されたときには、前記開閉体を少な
    くとも停止制御させる障害物感知用制御手段と、 前記開閉体を開閉する開閉機への外部電源供給の有無を
    検出し、外部電源非供給時には開閉体を自然閉鎖させ、
    外部電源供給時には、前記開閉手段及び障害物感知用制
    御手段の動作を有効にした状態で、前記開閉体を閉鎖制
    御する電源監視手段と、 を具備したことを特徴とする開閉体の制御システム。
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