JP3437937B2 - 燃料電池、燃料電池用セパレータ及びその製造方法 - Google Patents

燃料電池、燃料電池用セパレータ及びその製造方法

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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械強度に優れた
燃料電池、燃料電池用セパレータ及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料電池用セパレータは、黒鉛板
を加工し不浸透化する方法やまた膨張黒鉛粉と樹脂を混
合、成形して製造されていた。しかし、前記の黒鉛板を
使用して燃料電池用セパレータを製造する場合、黒鉛板
の機械強度が小さいため、薄く切削加工する工程でクラ
ックが発生してしまい、また黒鉛粉などの導電材料と樹
脂を混合した成形材料では、成形作業の脱形時に強度不
足によりセパレータが破壊してしまう欠点を有してい
た。
【0003】これらを解決する方法として、粒子径の大
きなりん片状黒鉛の使用や金属線の併用が考えられる
が、りん片状黒鉛と樹脂の混合物を使用した場合、成形
性が悪化し、電気抵抗が高くなる傾向がある。また、膨
張黒鉛粉と金属線及び樹脂混合物の成形体の場合、膨張
黒鉛粉に含まれる酸成分によって、金属線が酸化され電
気抵抗が高くなる問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1、2、3、4
及び記載の発明は、上記問題を解決するものであり、
燃料電池セパレータにおいて、優れたガスの不浸透性、
機械強度、電気特性及び軽量化を確保し、特に機械強度
に優れた、燃料電池用セパレータを提供するものであ
る。また、請求項及び記載の発明は、優れたガスの
不浸透性、機械強度、電気特性及び軽量化を確保し、特
に機械強度に優れ、外観も良好な燃料電池用セパレータ
を安易な工程で安価に、かつ安定に生産できる燃料電池
用セパレータの製造方法を提供するものである。また、
請求項及び記載の発明は、セパレータの優れたガス
の不浸透性、機械強度、電気特性及び軽量化を確保し、
特に機械強度に優れ、高性能な燃料電池を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊維状物質及
び膨張黒鉛をシート状に加工し、これを粉砕した膨張黒
鉛粉が樹脂中に分散され、かつ曲げ強さが30MPa以
上である燃料電池用セパレータに関する。また、本発明
は、前記の膨張黒鉛粉が、密度が0.6g/cm3
1.8g/cm3のシート状に加工しこれを粉砕したも
ので、平均粒径が25μm以上500μm以下、より好
ましくは25μm〜300μmの範囲である前記の燃料
電池用セパレータに関する。また、本発明は、前記の繊
維状物質が、炭素繊維である燃料電池用セパレータに関
する。また、本発明は、燃料電池が、固体高分子型であ
る前記の燃料電池用セパレータに関する。
【0006】また、本発明は、繊維状物質、膨張黒鉛を
シート状に加工し、これを粉砕した膨張黒鉛粉及び熱硬
化性樹脂又は熱可塑性樹脂を含む混合物を成形すること
を特徴とする、膨張黒鉛粉が樹脂中に分散され、かつ曲
げ強さが30MPa以上である燃料電池用セパレータの
製造方法に関する。また、本発明は、使用する樹脂が、
開環重合により硬化反応するジヒドロベンゾオキサジン
環を含むフェノール樹脂である前記の燃料電池用セパレ
ータの製造方法に関する。また、本発明は、前記のセパ
レータ又は前記の製造方法により得られるセパレータを
有してなる燃料電池に関する。さらに、本発明は、固体
高分子型である前記の燃料電池に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の燃料電池用セパレータ
は、繊維状物質及び膨張黒鉛粉が樹脂中に分散した構造
をとることにより、優れた機械特性及びその他の要求特
性を達成することができる。膨張黒鉛粉の原料となる黒
鉛としては、天然黒鉛、キッシユ黒鉛、熱分解黒鉛等の
高度に結晶が発達した黒鉛が好ましいものとして挙げら
れる。得られる特性と経済性のバランスを考慮すると、
天然黒鉛が好ましい。用いる天然黒鉛としては、特に制
限はなく、F48C(日本黒鉛(株)製、商品名)、H−
50(中越黒鉛(株)製、商品名)等の市販品を用いるこ
とができる。
【0008】前記黒鉛を膨張黒鉛にする方法に特に制限
はなく、公知の方法としては、硫酸、硝酸又は前記混合
液の酸成分に過酸化水素を添加したものに、黒鉛を浸漬
して黒鉛層間化合物を生成させ、次いで、水洗してから
急速加熱して、黒鉛結晶のC軸方向を膨張処理する方法
が挙げられる。これにより、膨張した黒鉛が虫状形とな
り方向性のない複雑に絡み合った形態となる。
【0009】膨張黒鉛粉の製造は、前記膨張黒鉛を、密
度が0.6g/cm3〜1.8g/cm3、好ましくは0.7g/cm
3〜1.7g/cm3になるようにロール、プレス等で加圧し
てシート状に加工し膨張黒鉛同士の接触を更に大きく
し、粉砕、分級して製造される。密度が0.6g/cm3
満のシートを使用した場合、電気特性の向上があまり認
められず、また1.8g/cm3を超えるシートを使用した
の場合、製造時に大きな圧力が必要となり、作業性及び
生産性が低下する傾向にある。
【0010】また、膨張黒鉛粉の平均粒径に特に制限は
ないが、粉末樹脂との乾式混合を考慮すると、25μm
以上であることが好ましく、25μm〜500μmの範
囲であることがより好ましく、25μm〜300μmの
範囲であることがさらに好ましく、25μm〜200μ
mの範囲であることが最も好ましい。平均粒径が25μ
m未満の膨張黒鉛粉を使用した場合、成形したセパレー
タの機械的強度が低下する傾向にある。
【0011】本発明において、前記膨張黒鉛粉と共に用
いられる樹脂としては、粉状の熱硬化性樹脂又は熱可塑
性樹脂があり、その構造に特に制限はなく、例えば、固
形エポキシ樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂、レゾー
ルタイプ、ノボラックタイプ等の各種フエノール樹脂、
ポリアミド樹脂、粉状ポリアミドイミド樹脂、フェノキ
シ樹脂等が使用される。これらの樹脂は必要に応じて、
硬化剤、硬化促進剤、硬化触媒等を併用することができ
る。例えば、エポキシ樹脂は、硬化剤と硬化促進剤が併
用して使用される。これらの樹脂の中で、優れた特性バ
ランスを示し、経済性、作業性等にも優れることから、
フエノール樹脂が好ましい。
【0012】フェノール樹脂としては、硬化反応時に発
生ガスが少なく、成形性が良くまた良好な諸特性を有す
る、開環重合により硬化反応するジヒドロベンゾオキサ
ジン環を含むフェノール樹脂が特に好ましいものとして
用いられる。開環重合により硬化するジヒドロベンゾオ
キサジン環を含むフェノール樹脂としては、粉末状の樹
脂が好ましく、一般式(I)
【化1】 に示されるジヒドロベンゾオキサジン環を含む樹脂が成
形性、耐熱性等に優れ、好ましい。この樹脂は、加熱に
より開環重合反応を起こし、触媒や硬化剤を用いること
なく、揮発分を発生させることなく優れた特性を持つ架
橋構造を形成することができる。
【0013】前記ジヒドロベンゾオキサジン環を含む樹
脂としては、一般式(A)
【化2】 (式中、芳香環に結合する水素はヒドロキシル基のオル
ト位の1つを除き、置換基で置換されていてもよい)に
示す化学構造単位と一般式(B)
【化3】 (式中、R1は炭化水素基であり、芳香環に結合する水
素は、置換基で置換されていてもよい)に示す化学構造
単位を含むものが揮発性ガスの発生を抑制する効果が高
いので好ましく、一般式(A)/一般式(B)のモル比
が4/1〜1/9で含むものが耐熱性等の点でより好ま
しい。なお、この比は、用いる材料の比率等により調整
できる。
【0014】上記一般式(A)及び一般式(B)で示さ
れる化学構造単位において、芳香環に結合する水素の代
わりに置換されていてもよい置換基としては特に制限は
ないが、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル
基などの炭素原子数1〜10のアルキル基が好ましいも
のとして挙げられる。また、一般式(A)において、ヒ
ドロキシル基のオルト位の1つは硬化反応のために水素
を持つ。さらに、一般式(B)において、R1で示され
る炭化水素基としては、メチル基、エチル基、シクロヘ
キシル基、フェニル基、置換フェニル基等の炭素原子数
1〜10のものが挙げられる。
【0015】前記各化学構造単位の数は、1分子中に含
まれる一般式(A)の数をm、一般式(B)の数をnと
するときに、mが1以上、nが1以上であればよいが、
数平均でm+nが3〜10であることが、硬化物の特
性、例えば耐熱性等の点で好ましい。
【0016】上記各化学構造単位は、互いに直接結合し
ていてもよく、各種の基を介して結合していてもよい。
前記の基としては、有機基として、アルキレン基、キシ
リレン基等の炭化水素基などが好ましいものとして挙げ
られ、具体的には、
【化4】 で示される基(但し、R2は、水素原子又はメチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、フェニル基、
置換フェニル基等の炭素原子数1〜20の炭化水素基を
示す)、炭素原子数5〜20の鎖状アルキレン基などが
挙げられる。これは、原料として用いるフェノール性水
酸基を有する化合物の種類等により選択できる。
【0017】前記ジヒドロベンゾオキサジン環を含む樹
脂は、例えば、フェノール性水酸基を有する化合物、ホ
ルムアルデヒド類及び第1級アミンから合成することが
できる。これらの材料からジヒドロベンゾオキサジン環
を含む樹脂を合成する方法としては、フェノール性水酸
基を有する化合物と第1級アミンとの混合物を好ましく
は70℃以上に加熱したホルムアルデヒド類中に添加し
て、好ましくは70℃〜110℃、より好ましくは90
℃〜100℃で、好ましくは20分〜120分反応さ
せ、その後好ましくは120℃以下の温度で減圧乾燥す
る方法が挙げられる。
【0018】前記フェノール性水酸基を有する化合物と
しては、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビフェ
ノール等のビスフェノール化合物、トリスフェノール化
合物、テトラフェノール化合物などの低分子フェノール
化合物や、フェノール樹脂を挙げることができる。フェ
ノール樹脂としては、フェノール若しくはキシレノー
ル、t−ブチルフェノール、オクチルフェノール等のア
ルキルフェノールなどの1価のフェノール化合物、レゾ
ルシノール、ビスフェノールA等の多価フェノール化合
物とホルムアルデヒド類を反応させて得られるノボラッ
ク樹脂若しくはレゾール樹脂、フェノール変性キシレン
樹脂、メラミン変性フェノール樹脂、ポリブタジエン変
性フェノール樹脂等が挙げられる。
【0019】前記ホルムアルデヒド類としては、ホルム
アルデヒドの他、ホルマリン、パラホルムアルデヒドや
ヘキサメチレンテトラミンのようなホルムアルデヒドを
発生するものを用いることもできる。第1級アミンとし
ては、メチルアミン、シクロヘキシルアミン等の脂肪族
アミン、アニリン、置換アニリン等の芳香族アミンが挙
げられる。耐熱性の面からは、芳香族アミンが好まし
い。
【0020】これらの配合比に特に制限はないが、例え
ば、フェノール性水酸基を有する化合物のヒドロキシル
基(そのオルト位の少なくとも1つが水素であるもの)
1モルに対し、第1級アミンを0.2〜0.9モル、ホ
ルムアルデヒド類を第1級アミンの2倍モル量以上の比
で反応させることが好ましい。
【0021】粉末状のフェノール樹脂を用いる場合、そ
の粒度分布に特に制限はないが、膨張黒鉛粉等の炭素材
料との混合性(特にドライブレンド法の場合)、成形時
に於ける樹脂の流れ性を考慮すると、数平均粒径で1μ
m〜100μmが好ましく、5μm〜50μmが特に好
ましい。
【0022】本発明で使用する繊維状物質に制限は無い
が、機械強度、電気特性を考慮すると炭素繊維が好まし
く、特に短繊維状炭素繊維が好ましい。短繊維状炭素繊
維は、市販の短繊維や炭素繊維織物、組紐、フェルト等
を短繊維化したものが使用される。また、バインダーを
含浸した短繊維状炭素繊維も使用できる。
【0023】短繊維状炭素繊維の種類に特に制限は無い
が、平均直径が3μm〜20μm及び平均長さが3mm〜
15mmの短繊維が好ましい。直径が3μm未満又は繊維
長さが3mm未満の短繊維を使用した場合、機械強度の向
上効果が図りにくくなり、一方、直径が20μmを超え
る又は繊維長さが15mmを超える短繊維を使用した場合
は、成形性が悪化する傾向にある。
【0024】前記のような短繊維としては、例えば市販
品であるS−231、S−232、S−233、S−2
34、S−331、S−332、S−333、S−33
4(以上、ドナック(株)製、商品名)、A−6000、
A−9000、S−3000(以上、旭化成カーボンフ
ァイバー(株)製、商品名)などがある。
【0025】使用する膨張黒鉛粉と繊維状物質の配合
は、膨張黒鉛粉/繊維状物質=90/10〜50/50
(重量比)の範囲が好ましい。ここで混合する繊維状物
質の配合量が10重量部未満(即ち前記重量比で90/
10を超える)場合、機械強度の向上が得られにくくな
り、一方、配合量が50重量部を超える(即ち前記重量
比で50/50を下回る)場合、成形性が低下する傾向
にある。
【0026】また、前記の膨張黒鉛粉と繊維状物質の総
量と、前記樹脂との配合割合は、膨張黒鉛粉と繊維状物
質の総量/樹脂=85/15〜55/45(重量比)の
範囲で使用することが好ましい。ここで混合する膨張黒
鉛粉と繊維状物質の総量が85/15を超える場合、機
械的強度が低下する傾向があり、一方、55/45未満
の場合、導電性が低下する傾向がある。
【0027】膨張黒鉛粉、繊維状物質及び樹脂の混合方
法に特に制限はなく、樹脂が粉末状の場合、粉末樹脂を
溶媒に溶解して、膨張黒鉛粉と繊維状物質の混合物を配
合し良く混合し、脱溶媒(使用樹脂の反応が進行しない
条件下)後、得られた混合体を最適な大きさに粉砕、分
級する方法や膨張黒鉛粉、繊維状物質及び樹脂を一度に
配合し、乾式で混合する方法(シエイカ−、ミキサ−等
で溶媒なしで混合する方法)などを用いることができ
る。コスト及び作業性を考慮すると乾式混合法が好まし
い。
【0028】得られた上記混合物は、そのまま又は作業
性向上のため予備成形(混合物の体積を減少させるた
め、樹脂が溶融又は硬化しない温度、例えば室温で成
形)し、その後、熱成形することができる。前記熱成形
は通常の圧縮成形で行うことができ、例えば、140℃
〜200℃に昇温したセパレータ成形用金型に、上記混
合物を充填し圧力を加えたまま成形することができる。
なお、成形方法としては、所望のセパレータの形状の金
型等を使用する方法が直接にセパレータを成形できるの
で好ましいが、予め大きめの成形体を作成し、これを切
削して所望の形状と大きさのセパレータにすることもで
きる。
【0029】本発明になる燃料電池用セパレータの大き
さ、厚さ、形状等に特に制限はない。図1に、本発明の
燃料電池用セパレータの一例の斜視図を示す。一般に、
燃料電池用セパレータ1には、反応ガスの流路を確保す
るため、図1に示されるようなリブが設けられている。
2はリブ部、3は溝部である。図1の(a)は両面にリ
ブが設けられているものであり、(b)は片面にリブが
設けられているものである。
【0030】また、本発明にな燃料電池用セパレータ
は、固体高分子型、アルカリ水溶液型、酸水溶液型等種
々の形式の燃料電池用セパレータとして使用可能であ
る。さらに、本発明にな燃料電池用セパレータは、曲
げ強さが30MPa以上、好ましくは35MPa以上、
さらに好ましくは40MPa以上とされ、30MPa未
満であると機械強度が低下する。
【0031】燃料電池は、一般に、電解質層をはさんで
燃料極及び空気極の各電極層が存在し、その両側から挟
むセパレータを単位とするセルを含む。電解質として
は、アルカリ水溶液型の場合は水酸化カリウム等が用い
られ、酸水溶液型の場合はリン酸等が用いられ、固体高
分子型の場合はイオン交換膜等が用いられる。電極の基
材としては、カーボン繊維等のカーボン材などが挙げら
れ、必要に応じて、白金、パラジウム、銀、ニッケル等
の触媒層を表面に設けたものが用いられる。燃料ガスで
ある水素、炭化水素等は、水の分解物や天然ガス、石
油、石炭、メタノール等の原料を必要に応じて水等と反
応させて水素リッチな改質ガスを取り出し、これを用い
ることにより供給される。本発明のセパレータは中で
も、固体高分子型燃料電池用として、特に好適である。
【0032】図2に固体高分子型燃料電池の一例のセル
の構造を表す斜視図を示す。電池の反応を起こす最小単
位のセル4は、固体高分子電解質膜5、燃料極6、空気
極7の各層から構成される3層膜8と、それを両側から
挟むセパレータ9a、9bにより構成されている。この
ように構成されたセル3が図1に示すように数段積み重
ねられ、集合体としてのセルスタック10が得られる。
【0033】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。 実施例1 (1)膨張黒鉛粉の製造 硫酸(濃度99重量%)600gと硝酸(濃度99重量
%)200gを3リットルのガラスビーカに入れた。こ
のものに黒鉛F48C(固定炭素99重量%以上、日本
黒鉛(株)製、商品名)400gを配合し、ガラスはねを
取り付けた撹拌モータ(60rpm)で6分間撹拌し、そ
の後、過酸化水素(濃度35重量%)32gを配合し、
15分間撹拌した。撹拌終了後、減圧濾過で酸化黒鉛と
酸成分を分離し、得られた酸化黒鉛を別容器に移し、5
リットルの水を加え、10分間撹拌し、減圧濾過で洗浄
酸化黒鉛と洗浄水を分離した。
【0034】得られた洗浄酸化黒鉛をホーロー製のバッ
トに移し平らに均し、120℃に昇温した乾燥器で1時
間熱処理して水分を除去した。このものを更に850℃
にの昇温した加熱炉に5分間入れ、密度が0.015g/
cm3の膨張黒鉛を得た。この膨張黒鉛をロールで圧延し
て密度が1.0g/cm3のシートに加工し、得られたシー
トを粗粉砕機(ホソカワミクロン(株)製、ロートプレッ
クス(商品名))で粉砕後、微粉砕機(奈良機械製作所
(株)製、自由粉砕機M−3(商品名))で粉砕し、平均
粒径が130μmの膨張黒鉛粉を得た。
【0035】(2)開環重合するフェノール樹脂(ジヒ
ドロベンゾオキサジン環を含む樹脂)の製造 フェノール1.9kg、ホルマリン(37重量%水溶液)
1.0kg及びしゅう酸4gを5リットルのフラスコに仕
込み、環流温度で6時間反応させた。引き続き、内部を
6666.1Pa(50mmHg)以下に減圧して未反応のフ
ェノール及び水を除去し、フェノールノボラック樹脂を
合成した。得られた樹脂は、軟化点84℃ (環球
法)、3核体〜多核体/2核体比92/18(ゲルパー
ミエーションクロマトグラフィー法によるピーク面積
比)であった。
【0036】次に合成したフェノールノボラック樹脂
1.7kg(ヒドロキシル基16モルに相当)をアニリン
0.93kg(10モルに相当)と混合し、80℃で5時
間攪拌し、均一な混合溶液を調製した。ついで5リット
ルフラスコ中に、ホルマリン1.62kgを仕込み90℃
に加熱し、さらに前記のノボラック/アニリン混合溶液
を30分かけて少しずつ添加した。添加終了後、30分
間、環流温度に保ち、しかる後に100℃で2時間66
66.1Pa(50mmHg)以下に減圧して縮合水を除去
し、反応し得るヒドロキシル基の71モル%がジヒドロ
ベンゾオキサジン化されたジヒドロベンゾオキサジン環
を含む樹脂を得た。すなわち、上記ジヒドロベンゾオキ
サジン環を含む樹脂は、前記一般式(A)と一般式
(B)のモル比を前者/後者で1/2.45で含むもの
である。
【0037】なお、前記フェノールノボラック樹脂にお
いて反応し得るヒドロキシル基の量は、下記のようにし
て算出したものである。すなわち、前記フェノールノボ
ラック樹脂1.7kg(ヒドロキシル基16モルに相当)
をアニリン1.4kg(16モルに相当)及びホルマリン
2.59kgと反応させ、反応し得るヒドロキシル基のす
べてにジヒドロベンゾオキサジン環が導入された樹脂を
合成した。過剰のアニリン及びホルマリンは乾燥中にの
ぞかれ、収量は3.34kgであった。このことから、前
記フェノールノボラック樹脂において、反応し得るヒド
ロキシル基の量は14モル反応し、ジヒドロベンゾオキ
サジン環化したことを示している。前記で得た樹脂を、
粉砕機で微粉化し、反応時発生するガスの少ない粉末フ
ェノール樹脂を製造した。
【0038】(3)燃料電池用セパレータの製造 前記の(1)で製造した膨張黒鉛粉39.2g、短繊維
状炭素繊維A−6000(旭化成カーボンファイバー
(株)製、商品名、平均直径7μm、平均長さ6mm)1
6.8g(膨張黒鉛粉/短繊維炭素繊維(重量比)=7
0/30)及び前記の(2)で製造した開環重合により
反応するフェノール樹脂24g(炭素成分/樹脂=70
/30)を、ビニール袋に計り取り空気を入れて袋を膨
らませた状態で約1分間乾式混合を行った。
【0039】前記混合粉を、180℃に昇温した燃料電
池用セパレータ成形金型に充填し、成形温度180℃及
び成形圧力(ゲージ圧:40kg/cm2)の条件で10分間
成形し、片面に2mm(高さ)のリブ状突起物を形成した
縦140mm及び横180mmの燃料電池用セパレータを得
た。このものを厚さ3mmの鉄板2枚で挟み、200℃に
昇温した乾燥器に入れ60分間熱処理した。
【0040】実施例2 実施例1(1)で製造した膨張黒鉛粉を44.8g及び
実施例1で用いた短繊維状炭素繊維A−6000を1
1.2g(膨張黒鉛粉/短繊維炭素繊維=80/20)
使用した以外は、実施例1(3)と同様の工程を経て燃
料電池用セパレータを作製した。
【0041】実施例3 実施例1(1)で製造した膨張黒鉛粉を50.4g及び
実施例1で用いた短繊維状炭素繊維A−6000を5.
6g(膨張黒鉛粉/短繊維炭素繊維=90/10)使用
した以外は、実施例1(3)と同様の工程を経て燃料電
池用セパレータを作製した。
【0042】比較例1 実施例1(1)で製造した膨張黒鉛粉を56gとし、短
繊維状炭素繊維を全く用いなかった以外は、実施例1
(3)と同様の工程を経て燃料電池用セパレータを作製
した。
【0043】評価 上記実施例1、2、3及び比較例1で作製した燃料電池
用セパレータの外観、成形性及び各セパレータのリブ部
を平らに研磨し厚さ1.5mmの平板を作製し、曲げ強さ
について評価した。その結果を表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】請求項1、2、3、4及び記載の燃料
電池用セパレータは、燃料電池セパレータにおいて、優
れたガスの不浸透性、機械強度、電気特性及び軽量化を
確保し、特に機械強度に優れるものである。また、請求
及び記載の燃料電池用セパレータの製造方法によ
れば、優れたガスの不浸透性、機械強度、電気特性及び
軽量化を確保し、特に機械強度に優れ、外観も良好な燃
料電池用セパレータを安易な工程で安価に、かつ安定に
生産できる。また、請求項及び記載の燃料電池は、
セパレータの優れたガスの不浸透性、機械強度、電気特
性及び軽量化を確保し、特に機械強度に優れ、高性能な
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料電池用セパレータの一例を示す斜
視図であり、(a)は両面にリブが存在するもの、
(b)は片面にリブが存在するものである。
【図2】本発明の燃料電池の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 セパレータ 2 リブ部 3 溝部 4 セル 5 固体高分子電解質膜 6 燃料極 7 空気極 8 3層膜 9a、9b セパレータ 10 セルスタック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 淳 茨城県日立市鮎川町三丁目3番1号 日 立化成工業株式会社 山崎工場内 (56)参考文献 特開 平8−180892(JP,A) 特開 平8−134249(JP,A) 特開 昭63−105473(JP,A) 特開 昭59−42781(JP,A) 特開 昭63−40268(JP,A) 特表 平6−505693(JP,A) 特表2001−511589(JP,A) 国際公開97/002612(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/02,8/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維状物質及び膨張黒鉛をシート状に加
    工し、これを粉砕した膨張黒鉛粉が樹脂中に分散され、
    かつ曲げ強さが30MPa以上である燃料電池用セパレ
    ータ。
  2. 【請求項2】 膨張黒鉛粉が、密度が0.6g/cm3
    〜1.8g/cm3のシート状に加工しこれを粉砕した
    もので、平均粒径が25μm以上500μm以下である
    請求項1記載の燃料電池用セパレータ。
  3. 【請求項3】 膨張黒鉛粉の平均粒径が25μm〜30
    0μmの範囲である請求項2記載の燃料電池用セパレー
    タ。
  4. 【請求項4】 繊維状物質が、炭素繊維である請求項1
    記載の燃料電池用セパレータ。
  5. 【請求項5】 燃料電池が、固体高分子型である請求項
    1〜4のいずれか一項に記載の燃料電池用セパレータ。
  6. 【請求項6】 繊維状物質、膨張黒鉛をシート状に加工
    し、これを粉砕した膨張黒鉛粉及び熱硬化性樹脂又は熱
    可塑性樹脂を含む混合物を成形することを特徴とする
    膨張黒鉛粉が樹脂中に分散され、かつ曲げ強さが30M
    Pa以上である燃料電池用セパレータの製造方法。
  7. 【請求項7】 使用する樹脂が、開環重合により硬化反
    応するジヒドロベンゾオキサジン環を含むフェノール樹
    脂である請求項6記載の燃料電池用セパレータの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれか一項に記載され
    るか又は請求項若しくはに記載される製造方法によ
    り得られるセパレータを有してなる燃料電池。
  9. 【請求項9】 固体高分子型である請求項記載の燃料
    電池。
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