JP3372220B2 - 燃料電池、燃料電池用セパレータ及びその製造法 - Google Patents
燃料電池、燃料電池用セパレータ及びその製造法Info
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Description
池用セパレータ及びその製造法に関する。
ロックから削り出す方法、天然りん片状黒鉛を強酸及び
酸化剤で処理後、熱処理して得られる膨張黒鉛、膨張黒
鉛シート等を高圧力下で成形する方法、前記成形体に液
状熱硬化性樹脂を含浸、硬化する方法などで製造されて
いた。
性能のセパレータが得られなかったり、製造工程が多く
コスト高となったり、重量の大きいものとなるという欠
点があった。これらを解決するものとして、国際公開番
号WO97/02612明細書では、特定の粒子径の膨
張黒鉛粉末を熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂に分散させ
た燃料電池用セパレータが記載されている。しかしなが
ら、この明細書に具体的に記載される汎用タイプの、フ
ェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を使用してセパレータを
製造した場合、反応時に発生する縮合水やガスが原因
で、内部ボイドや表面膨れが発生し、技術的にも課題が
残り性能の安定した燃料電池用セパレータを供給できな
いという欠点が依然としてあった。
発明は、上記問題に鑑み、電気抵抗、ガス透過性、液膨
潤性、機械的強度等のセパレータ特性において問題がな
く、成形性の良好な燃料電池用セパレータを提供するも
のである。また、請求項3記載の発明は、電気抵抗、ガ
ス透過性、液膨潤性、機械的強度等のセパレータ特性に
おいて問題がなく、成形性の良好な燃料電池用セパレー
タを簡易な工程で安価に、かつ安定に生産できる燃料電
池用セパレータの製造法を提供するものである。さら
に、請求項4及び5記載の発明は、セパレータの電気抵
抗、ガス透過性、液膨潤性、機械的強度等の特性が優
れ、高性能な燃料電池を提供するものである。
ート状に加工し、これを粉砕した膨張黒鉛粉が、反応時
に開環重合より硬化するジヒドロベンゾオキサジン環を
含むフェノール樹脂硬化物中に分散されてなる燃料電池
用セパレータに関する。また、本発明は、燃料電池が、
固体高分子型である前記の燃料電池用セパレータに関す
る。
工し、これを粉砕した膨張黒鉛粉と反応時に開環重合す
るジヒドロベンゾオキサジン環を含むフェノール樹脂と
を含有する混合物を熱成形することを特徴とする燃料電
池用セパレータの製造法に関する。
てなる燃料電池に関する。さらに、本発明は、固体高分
子型である前記の燃料電池に関する。
は、機械強度、電気比抵抗、ガス不透過性等に優れるこ
とから膨張黒鉛粉が用いられる。
ようにして製造することができる。膨張黒鉛粉の原料と
なる黒鉛としては、天然黒鉛、キツシユ黒鉛、熱分解黒
鉛等の高度に結晶が発達した黒鉛が好ましいものとして
挙げられる。得られる特性と経済性のバランスからは天
然黒鉛が好ましい。用いる天然黒鉛としては、特に制限
はなく、F48C(日本黒鉛(株)製、商品名)、H−5
0(中越黒鉛(株)製、商品名)等の市販品を用いること
ができる。
は、硫酸、硝酸、硫酸と硝酸との混液などが挙げられ、
これらに過酸化水素を添加して処理することができる。
膨張黒鉛とするための処理法としては、例えば、前記黒
鉛を前記酸成分の溶液に浸漬処理して、黒鉛層間化合物
を生成させ、ついで、水洗してから急速加熱して、黒鉛
結晶のC軸方向を膨張処理する方法が挙げられる。これ
により、虫状形で圧縮特性を有する膨張黒鉛を得ること
ができる。
形、ロール等でシート状に加工し、最適密度に調整した
後、粉砕した膨張黒鉛粉が用いられる。本発明において
は、反応時に開環重合により硬化するジヒドロベンゾオ
キサジン環を含むフェノール樹脂を用いることにより、
硬化反応時に発生するガスが少なくでき、また、良好な
諸特性を有するセパレータを、作業性、成形性よく製造
することができる。
一例の斜視図を示す。一般に、燃料電池用セパレータ1
には、反応ガスの流路を確保するため、図1に示される
ようなリブが設けられている。2はリブ部、3は溝部で
ある。図1の(a)は両面にリブが設けられているもの
であり、(b)は片面にリブが設けられているものであ
る。なお、本発明によれば、このような形状のものも、
あらかじめ成形品を製造しこれに溝を掘る機械加工をす
る必要なく、所望の形状を有する金型を用いて直接良好
な形状のセパレータを成形することができる。
ベンゾオキサジン環を含むフェノール樹脂としては、粉
末状の樹脂が好ましい。前記ジヒドロベンゾオキサジン
環は、一般式(I)
環を含む樹脂は成形性、耐熱性等に優れる。また、この
樹脂は、加熱により開環重合反応を起こし、触媒や硬化
剤を用いることなく、揮発分を発生させることなく優れ
た特性を持つ架橋構造を形成することができる。
脂としては、一般式(A)
ト位の1つを除き、置換基で置換されていてもよい)に
示す化学構造単位と一般式(B)
素は、置換基で置換されていてもよい)に示す化学構造
単位を含むものが揮発性ガスの発生を抑制する効果が高
いので好ましく、一般式(A)/一般式(B)のモル比
が4/1〜1/9で含むものが耐熱性等の点でより好ま
しい。なお、この比は、用いる材料の比率等により調整
できる。
れる化学構造単位において、芳香環に結合する水素の代
わりに置換されていてもよい置換基としては特に制限は
ないが、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル
基などの炭素原子数1〜10のアルキル基が好ましいも
のとして挙げられる。また、一般式(A)において、ヒ
ドロキシル基のオルト位の1つは硬化反応のために水素
を持つ。また、一般式(B)において、R1で示される
炭化水素基としては、メチル基、エチル基、シクロヘキ
シル基、フェニル基、置換フェニル基等の炭素原子数1
〜10のものが挙げられる。
まれる一般式(A)の数をm、一般式(B)の数をnと
するときに、mが1以上、nが1以上であればよいが、
数平均でm+nが3〜10であることが、硬化物の特
性、例えば耐熱性等の点で好ましい。
ていてもよく、各種の基を介して結合していてもよい。
前記の基としては、有機基として、アルキレン基、キシ
リレン基等の炭化水素基などが好ましいものとして挙げ
られ、具体的には、
プロピル基、イソプロピル基、フェニル基、置換フェニ
ル基等の炭素原子数1〜20の炭化水素基を示す)で示
される基、炭素原子数5〜20の鎖状アルキレン基など
が挙げられる。これは、原料として用いるフェノール性
水酸基を有する化合物の種類等により選択できる。
脂は、例えば、フェノール性水酸基を有する化合物、ホ
ルムアルデヒド類及び第1級アミンから合成することが
できる。これらの材料からジヒドロベンゾオキサジン環
を含む樹脂を合成する方法としては、フェノール性水酸
基を有する化合物と第1級アミンとの混合物を好ましく
は70℃以上に加熱したホルムアルデヒド類中に添加し
て、好ましくは70〜110℃、より好ましくは90〜
100℃で、好ましくは20分〜120分反応させ、そ
の後好ましくは120℃以下の温度で減圧乾燥する方法
が挙げられる。
しては、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビフェ
ノール等のビスフェノール化合物、トリスフェノール化
合物、テトラフェノール化合物などの低分子フェノール
化合物や、フェノール樹脂を挙げることができる。フェ
ノール樹脂としては、フェノール若しくはキシレノー
ル、t−ブチルフェノール、オクチルフェノール等のア
ルキルフェノールなどの1価のフェノール化合物、レゾ
ルシノール、ビスフェノールAなどの多価フェノール化
合物とホルムアルデヒド類を反応させて得られるノボラ
ック樹脂若しくはレゾール樹脂、フェノール変性キシレ
ン樹脂、メラミン変性フェノール樹脂、ポリブタジエン
変性フェノール樹脂等が挙げられる。
アルデヒドの他、ホルマリン、パラホルムアルデヒド
や、ヘキサメチレンテトラミンのようなホルムアルデヒ
ドを発生するものを用いることもできる。第1級アミン
としては、メチルアミン、シクロヘキシルアミン等の脂
肪族アミン、アニリン、置換アニリン等の芳香族アミン
が挙げられる。耐熱性の面からは、芳香族アミンが好ま
しい。
ば、フェノール性水酸基を有する化合物のヒドロキシル
基(そのオルト位の少なくとも1つが水素であるもの)
1モルに対し、第1級アミンを0.2〜0.9モル、ホ
ルムアルデヒド類を第1級アミンの2倍モル量以上の比
で反応させることが好ましい。
の粒度分布に特に制限はないが、膨張黒鉛粉等の炭素材
料との混合性(特にドライブレンド法の場合)、成形時
に於ける樹脂の流れ性を考慮すると、数平均粒径で1μ
m〜100μmが好ましく、5μm〜50μmが特に好
ましい。
混合した後、金型等で成形し硬化させることができる。
成形不良、生産性を考慮すると、成形温度は160〜1
90℃が好ましい。また、樹脂のゲル化時間は、180
℃での熱板法により、50秒〜250秒であるものが好
ましく、60秒〜180秒であるものがより好ましい。
さらに200〜250℃程度の温度で後硬化させること
もできる。
炭素材料/フェノール樹脂=95/5〜30/70(重
量比)の範囲が好ましく、20/80〜50/50の範
囲がより好ましい。ここで混合する炭素材料の量が95
/5を超える場合、機械的強度が急激に低下する傾向が
あり、一方、30/70未満の場合、導電性が低下する
傾向がある。
に制限はなく、粉末状のフェノール樹脂を溶媒に溶解し
て、炭素材料と良く混合し、粉末状のフェノール樹脂が
反応しない条件下で脱溶媒し、得られた混合体を適当な
大きさに粉砕して成形に使用する方法や、炭素材料と粉
末状のフェノール樹脂をドライブレンドする方法(シエ
イカー、ミキサー等で溶媒無しで混合する方法)が用い
られる。コスト、作業性を考慮するとドライブレンド法
が好ましい。
とができる。熱成形の方法に特に制限はなく、所望のセ
パレータの形状の金型等を使用して、圧縮成形、押し出
し成形などで簡便に成形できる。また、予め成形体を作
成し、これを切削して所望の形状と大きさのセパレータ
にすることもできる。セパレータの大きさ、厚さ、形状
等に特に制限はなく、例えば、図1に示すような、ガス
が通過する溝部とリブ部を両面に有する形状のものを使
用することができる。
固体高分子型、アルカリ水溶液型、酸水溶液型等種々の
形式の燃料電池用セパレータとして使用可能である。
燃料極及び空気極の各電極層が存在し、その両側から挟
むセパレータを単位とするセルを含む。電解質として
は、アルカリ水溶液型の場合は水酸化カリウム等が用い
られ、酸水溶液型の場合はリン酸等が用いられ、固体高
分子型の場合はイオン交換膜等が用いられる。電極の基
材としては、カーボン繊維等のカーボン材などが挙げら
れ、必要に応じて、白金、パラジウム、銀、ニッケル等
の触媒層を表面に設けたものが用いられる。燃料ガスで
ある水素、炭化水素等は、水の分解物や天然ガス、石
油、石炭、メタノールなどの原料を必要に応じ水素と反
応させて水素リッチな改質ガスを取り出し、これを用い
ることにより供給される。本発明のセパレータは中で
も、固体高分子型燃料電池用として、特に好適である。
の構造を表す斜視図を示す。電池の反応を起こす最小単
位のセル4は、固体高分子電解質膜5、燃料極6、空気
極7の各層から構成される3層膜8と、それを両側から
挟むセパレータ9a、9bにより構成されている。この
ように構成されたセル3が図1に示すように数段積み重
ねられ、集合体としてのセルスタック10が得られる。
重量%を意味する。 実施例1 (1) 膨張黒鉛粉末の製造 硫酸(濃度99%)600gと硝酸(濃度99%)20
0gを3リットルのガラスフラスコに入れた。このもの
に黒鉛F48C(固定炭素99%以上、日本黒鉛(株)
製、商品名)400gを配合し、ガラスはねを取り付け
た攪拌モータ(60rpm)で5分攪拌し、その後、過酸
化水素(濃度35%)32gを添加し、15分攪拌し
た。攪拌終了後、減圧濾過で酸化黒鉛と酸成分を分離
し、得られた酸化黒鉛を別容器に移し、5リットルの水
を加え、10分間攪拌し、減圧濾過で洗浄酸化黒鉛と洗
浄水を分離した。
トに移し平らにならし、110℃に昇温した乾燥器で1
時間熱処理し水分を乾燥させた。このものを更に800
℃に昇温した加熱炉に5分入れ、膨張黒鉛を得た。この
膨張黒鉛をロールで圧延して密度が1.0g/cm3のシー
トに加工し、得られたシートを粗粉砕機(ホソカワミク
ロン(株)製、ロートプレックス(商品名))で粉砕後、
微粉砕機(奈良機械製作所(株)製、自由粉砕機Mー3
(商品名))で粉砕し、平均粒子径150μmの膨張黒
鉛粉末を得た。
ヒドロベンゾオキサジン環を含む樹脂の製造 フェノール1.9kg、ホルマリン(37%水溶液)1.
0kg及びしゅう酸4gを5リットルのフラスコに仕込
み、環流温度で6時間反応させた。引き続き、内部を6
666.1Pa(50mmHg)以下に減圧して未反応のフェ
ノール及び水を除去し、フェノールノボラック樹脂を合
成した。得られた樹脂は、軟化点84℃(環球法)、3
核体〜多核体/2核体比92/18(ゲルパーミエーシ
ョンクロマトグラフィー法によるピーク面積比)であっ
た。
1.7kg(ヒドロキシル基16モルに相当)をアニリン
0.93kg(10モルに相当)と混合し、80℃で5
時間攪拌し、均一な混合溶液を調製した。ついで5リッ
トルフラスコ中に、ホルマリン1.62kgを仕込み90
℃に加熱し、さらに前記のノボラック/アニリン混合溶
液を30分かけて少しずつ添加した。添加終了後、30
分間、環流温度に保ち、しかる後に100℃で2時間6
666.1Pa(50mmHg)以下に減圧して縮合水を除去
し、反応し得るヒドロキシル基の71モル%がジヒドロ
ベンゾオキサジン化されたジヒドロベンゾオキサジン環
を含む樹脂を得た。すなわち、上記ジヒドロベンゾオキ
サジン環を含む樹脂は、前記一般式(A)と一般式
(B)のモル比を前者/後者で1/2.45で含むもの
である。
いて反応し得るヒドロキシル基の量は、下記のようにし
て算出したものである。すなわち、前記フェノールノボ
ラック樹脂1.7kg(ヒドロキシル基16モルに相当)
をアニリン1.4(16モルに相当)、ホルマリン2.
59kgと反応させ、反応し得るヒドロキシル基のすべて
にジヒドロベンゾオキサジン環が導入された樹脂を合成
した。過剰のアニリン及びホルマリンは乾燥中にのぞか
れ、収量は3.34kgであった。このことから、前記フ
ェノールノボラック樹脂において、反応し得るヒドロキ
シル基の量は14モル反応し、ジヒドロベンゾオキサジ
ン環化したことを示している。
製した粉末フェノール樹脂16g(比率80/20)
を、ビニール袋に計り取り空気を入れ袋を膨らませた状
態で30秒間ドライブレンドを行った。前記ブレンド品
を、180℃に昇温した燃料電池用セパレータ成形用金
型に均一に充填し、前記温度に昇温した圧縮成型機で、
圧力50kgf/cm2(ゲージ圧力)、成形時間10分(ガ
ス抜き1回)の条件成形し、図1の(b)に示すような
形状の、外観良好の片面に2mm(高さ)のリブ状突起物
を形成した縦140mm、横180mmの、燃料電池用セパ
レータを製造した。このものを厚さ3mmの鉄板2枚で挟
み、200℃に昇温した乾燥機に入れ30分間熱処理し
た。
例1(2)で製造した粉末フェノール樹脂を50g使用
した以外は、実施例1(3)と同様に行い外観良好の片
面に2mm(高さ)のリブ状突起物を形成した縦140m
m、横180mmの、燃料電池用セパレータを製造した。
用のレゾール型フェノール樹脂(旭有機材(株)製、商品
名RM−210)16gを使用して、実施例1(3)と
同様に行い外観良好の片面に2mm(高さ)のリブ状突起
物を形成した縦140mm、横180mmの、燃料電池用セ
パレータを製造したが、外観に膨れが発生した。
パレータのリブ部を平らに研磨し厚さ1.5mmの平板を
作製し、外観、内部状態、曲げ強さ及び電気抵抗につい
て評価した。結果を表1に示す。
ータは、電気抵抗、ガス透過性、液膨潤性、機械的強度
等のセパレータ特性において優れた外観形状や内部状態
も良好な優れた成形品状態のものである。請求項3記載
の燃料電池用セパレータの製造法によれば、電気抵抗、
ガス透過性、液膨潤性、機械的強度等のセパレータ特性
において優れた外観形状や内部状態も良好な優れた成形
品状態のセパレータを簡易な工程で安価に、かつ安定に
生産できる。請求項4及び5記載の燃料電池は、セパレ
ータの電気抵抗、ガス透過性、液膨潤性、機械的強度等
のセパレータ特性において優れた外観形状や内部状態も
良好な優れた成形品状態のものであり、高性能な燃料電
池である。
視図であり、(a)は両面にリブが存在するもの、
(b)は片面にリブが存在するものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 膨張黒鉛をシート状に加工し、これを粉
砕した膨張黒鉛粉が、反応時に開環重合より硬化するジ
ヒドロベンゾオキサジン環を含むフェノール樹脂硬化物
中に分散されてなる燃料電池用セパレータ。 - 【請求項2】 燃料電池が、固体高分子型である請求項
1記載の燃料電池用セパレータ。 - 【請求項3】 膨張黒鉛をシート状に加工し、これを粉
砕した膨張黒鉛粉と反応時に開環重合するジヒドロベン
ゾオキサジン環を含むフェノール樹脂とを含有する混合
物を熱成形することを特徴とする燃料電池用セパレータ
の製造法。 - 【請求項4】 請求項1若しくは2に記載されるか又は
請求項3に記載される製造法により得られるセパレータ
を有してなる燃料電池。 - 【請求項5】 固体高分子型である請求項4記載の燃料
電池。
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