JP3437378B2 - 瓦棒取付構造 - Google Patents
瓦棒取付構造Info
- Publication number
- JP3437378B2 JP3437378B2 JP16250496A JP16250496A JP3437378B2 JP 3437378 B2 JP3437378 B2 JP 3437378B2 JP 16250496 A JP16250496 A JP 16250496A JP 16250496 A JP16250496 A JP 16250496A JP 3437378 B2 JP3437378 B2 JP 3437378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- sides
- frame
- mounting bracket
- decorative cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
長く配し、その上下側をそれぞれ係止させながら接続さ
せて葺く横葺金属屋根において、屋根板に直交して縦方
向に取付ける化粧瓦棒である。
隔のタルキ間にわたして縦に長い板を並べて葺く縦葺金
属屋根において、各屋根板の隣接する各側端を上方に折
り曲げて立ち上げ、その両側の屋根板の立上げ部を同時
にカバーし接続するのに使用されているものである。こ
の両側の屋根板の立上げ部間には心木を入れて両者を間
隔づけるとともに、この瓦棒部分を高く突出するように
している。
属屋根に使用されるものであり、その施工は各屋根板の
側端を立上げ加工しなければならず、手間が掛かり、ま
た両側屋根板の立上げ部間あるいは上部キャップ内に納
める心木として曲がらない素性の良い木を選択する必要
があり、さらに腐蝕防止剤を塗布加工するので取付に手
間が掛かり、かつコストが掛かる。その上この心木とキ
ャップを止めるための釘打ち作業を要する。さらにまた
瓦棒は、両側屋根板の接続として使用するため、位置が
タルキ上の接続位置に定まってしまい、任意の位置に瓦
棒を配する等の変化に富んだ屋根を作出することができ
ない。そしてタルキピッチに合わせて瓦棒が位置するこ
とは、瓦棒間隔がかなり広いことになり、強風時にはこ
の瓦棒が上下動し、音を発する欠点を有している。
り付けを行なうことができず、そして横に長く屋根板を
配して葺く横葺金属屋根に瓦棒を取り付けることもでき
なかった。
においても瓦棒を取付できるようにし、それも屋根施工
時のみならず施工後においても可能としたものである。
さらに施工は、瓦棒取付金具を屋根板に挟着し、その上
に化粧キャップを押して係合させるだけでワンタッチ取
付けができるようにしたものである。
ゝ下り傾斜させて、中心をやゝ突にしてあり、両側辺の
ほぼ中央に内方向への下向きの係止段を形成した背面板
の前方に、上辺および両側辺からなる同一輪郭形状のわ
ずかの長さの枠部が接続されており、この枠内の背面板
下部には、前方に突出するように屋根板の軒先側接続部
を挟持するための挟持部を固定してある瓦棒取付金具
と、この瓦棒取付金具の前方枠上に被せられて取付けら
れる枠と同一形状の長寸の化粧キャップが、側面の係合
段が瓦棒取付金具の係止段と係合し固着されるようにし
た瓦棒取付構造である。
−26280号と同一構造である。
棒の施工において化粧キャップは瓦棒取付金具上におき
上方より押すことにより、瓦棒取付金具の上辺の中心の
突部を支点として両側辺が弾性に抗して押され、係止段
に側面の係合段が係合し、簡単にしかも堅固に固着され
る。
れ変化に富んだデザインを楽しむこともできる。
形状であり、上辺aは中心1cより両側辺1bの上端1
dへ向いやゝ下り傾斜しており、両側辺も下端が広がる
ように外側へやゝ傾斜している。この両側辺の中央は、
内方へ折曲され下向きの係合段1eとなっており、この
係合段1eは望ましくは内方向がやゝ上方へ上がった形
状としてある。この背面板1の前方(矢印方向)には、
同一輪郭形状のわずかの長さの枠Bが接続されている。
の挟持部Cが突出している。瓦棒取付金具Aの枠B上に
は、ほぼ同一形状の補強部材Dが係合しており、この補
強部材Dは側面にて瓦棒取付金具Aの枠Bにビス止めさ
れる(ビス2)。そして両側面の下端は、化粧キャップ
Eの下端のために内方にわずか折り返されて係止部3と
なっている。
部材Dとほぼ同一形状の化粧キャップEが被せられてい
る。
具Aの枠Bの上面の中心突部1cが支点となり弾性を有
して、その側面の係止部4が補強部材Dの係止部5に係
合し、そして下端6が、外側より補強部材Dの下端係止
部3に係合して固定されている。
る背面板に重ねておいた化粧キャップを、上辺の中央突
部より押圧することで、上辺の中心の突部を支点として
両側面が弾性に抗して押され、背面板の側辺の係止段に
化粧キャップの側面の係合段が係合し簡単にしかも堅固
にワンタッチ取付けができる。また、瓦棒取付金具は、
前方に突出する挟持部で屋根板の軒先側接続部を挟持し
て屋根板に固定できるので、屋根施工時のみならず施工
後においても取付け可能である。さらに、この化粧キャ
ップの側面に形成した係合段が、瓦棒側面に線として表
われるので、変化に富んだデザインを楽しむことができ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 上辺の中心より両側へやゝ下り傾斜し、
両側辺のほぼ中央に内方向へ下向きの係止段が形成され
たハウス形状の背面板の前方に、上辺および両側辺から
なる同一輪郭形状のわずかの幅を有する枠が付設されて
おり、この背面板の下部には前方に突出する挟持部が固
定されて瓦棒取付金具が構成されてなり、前記枠と同一
断面形状で長寸の化粧キャップの先端が前記枠上に被せ
られ、前記瓦棒取付金具の挟持部が屋根板の軒先側接続
部を挟持し、前記化粧キャップの側面に形成されている
内方向にやゝ上向きの係合段が、瓦棒取付金具の係止段
に係合して固着されるようになっている瓦棒取付構造。 - 【請求項2】 化粧キャップとほぼ同一断面形状の補強
部材が、化粧キャップの内側に被着され、かつ側面にて
瓦棒取付金具に止着され、この補強部材の下端が化粧キ
ャップ下端の係止部となっている請求項1に記載の瓦棒
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16250496A JP3437378B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 瓦棒取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16250496A JP3437378B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 瓦棒取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09324505A JPH09324505A (ja) | 1997-12-16 |
JP3437378B2 true JP3437378B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=15755882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16250496A Expired - Lifetime JP3437378B2 (ja) | 1996-06-04 | 1996-06-04 | 瓦棒取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3437378B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-04 JP JP16250496A patent/JP3437378B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09324505A (ja) | 1997-12-16 |
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Legal Events
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